JP2000287252A - 無線基地局インタフェースシステム - Google Patents
無線基地局インタフェースシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速データ通信を可能とした無線基地局イン
タフェースシステムを得る。 【解決手段】 移動局11が高速データ通信の発信操作
を行った時、連続したタイムスロットが占有できない場
合、CPUはB3’が空いていれば、B4’のタイムス
ロットを同期チャネルから通話チャネルヘ切り替える命
令を送出する。無線基地局2は、これまでB4’タイム
スロットを使用して送られていた同期信号が停止する
と、無線基地局2内部の同期タイミングを保持するカウ
ンタ回路を、それまでの同期位相を持続するように自走
動作させる。無線基地局インタフェース回路からの命令
により、移動局11からの64kbpsデータを、無線
基地局2はB3’とB4’との連続したタイムスロット
に割り付けて発呼を成立させる。セレクタはこの64k
bpsデータを時分割スイッチ上の64kbps伝送速
度を有するB3タイムスロットに直接接続することがで
きる。
タフェースシステムを得る。 【解決手段】 移動局11が高速データ通信の発信操作
を行った時、連続したタイムスロットが占有できない場
合、CPUはB3’が空いていれば、B4’のタイムス
ロットを同期チャネルから通話チャネルヘ切り替える命
令を送出する。無線基地局2は、これまでB4’タイム
スロットを使用して送られていた同期信号が停止する
と、無線基地局2内部の同期タイミングを保持するカウ
ンタ回路を、それまでの同期位相を持続するように自走
動作させる。無線基地局インタフェース回路からの命令
により、移動局11からの64kbpsデータを、無線
基地局2はB3’とB4’との連続したタイムスロット
に割り付けて発呼を成立させる。セレクタはこの64k
bpsデータを時分割スイッチ上の64kbps伝送速
度を有するB3タイムスロットに直接接続することがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線基地局インタフ
ェースシステムに関し、特に時分割多元接続方式のディ
ジタルコードレス交換機システムにおける無線基地局イ
ンタフェースシステムに関する。
ェースシステムに関し、特に時分割多元接続方式のディ
ジタルコードレス交換機システムにおける無線基地局イ
ンタフェースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、TDMA(タイムディビジョ
ンマルティプルアクセス;時分割多元接続)方式のディ
ジタル無線通信を、用いたディジタルコードレス交換機
システムに関し、PHS(パーソナルハンディホンシス
テム)のように、1チャネル32kbpsの通信方式に
おいて、2チャネル使用した64kbps高速データ通
信によるサービス機能を、実現しようとした場合の無線
基地局−交換機間の無線基地局インタフェースシステム
の改良に関する。
ンマルティプルアクセス;時分割多元接続)方式のディ
ジタル無線通信を、用いたディジタルコードレス交換機
システムに関し、PHS(パーソナルハンディホンシス
テム)のように、1チャネル32kbpsの通信方式に
おいて、2チャネル使用した64kbps高速データ通
信によるサービス機能を、実現しようとした場合の無線
基地局−交換機間の無線基地局インタフェースシステム
の改良に関する。
【0003】PHSを使用するディジタルコードレス交
換機システムに接続される各無線基地局は、電波干渉を
避けるため、主装置(交換機)から各無線基地局に例え
ば5msec毎に同期信号を送出し、それによって各無
線基地局が同期をとるという方式がある。1台の無線基
地局には例えば最大3台の移動局を接続できるため、無
線基地局と交換機にある無線基地局インタフェース回路
間は図5に示すように、1フレーム当たりB1’,B
2’,B3’,B4’チャネル(Bチャネル;通話チャ
ネル)の各32kbpsのタイムスロットと、D(制御
データ)チャネルの16kbpsのタイムスロットとの
伝送容量をもつフレームにて接続(インタフェース)さ
れる。
換機システムに接続される各無線基地局は、電波干渉を
避けるため、主装置(交換機)から各無線基地局に例え
ば5msec毎に同期信号を送出し、それによって各無
線基地局が同期をとるという方式がある。1台の無線基
地局には例えば最大3台の移動局を接続できるため、無
線基地局と交換機にある無線基地局インタフェース回路
間は図5に示すように、1フレーム当たりB1’,B
2’,B3’,B4’チャネル(Bチャネル;通話チャ
ネル)の各32kbpsのタイムスロットと、D(制御
データ)チャネルの16kbpsのタイムスロットとの
伝送容量をもつフレームにて接続(インタフェース)さ
れる。
【0004】従来、各無線基地局は例えば最大3台の移
動局を接続することから、各32kbpsのデータB
1’〜B4’の内、B1’〜B3’の3チャネルを通話
のタイムスロットに使用し、残ったタイムスロット、例
えばB4’を上述の無線基地局間の同期信号用のタイム
スロットに使用している。このB1’〜B3’の圧縮さ
れた32kbpsのデータは、無線基地局インタフェー
ス回路を介して符号則変換して、同じく交換機の時分割
スイッチのB1〜B3の64kbpsのPCM(パルス
符号変調;ディジタル信号)回路とそれぞれ接続されて
いる。
動局を接続することから、各32kbpsのデータB
1’〜B4’の内、B1’〜B3’の3チャネルを通話
のタイムスロットに使用し、残ったタイムスロット、例
えばB4’を上述の無線基地局間の同期信号用のタイム
スロットに使用している。このB1’〜B3’の圧縮さ
れた32kbpsのデータは、無線基地局インタフェー
ス回路を介して符号則変換して、同じく交換機の時分割
スイッチのB1〜B3の64kbpsのPCM(パルス
符号変調;ディジタル信号)回路とそれぞれ接続されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、移動局が各3
2kbpsの2チャネルを使用して64kbpsの高速
データ通信を行おうとした場合、図5に示す伝送フレー
ムにおいて、同一フレーム内のB1’〜B3’のどの2
つのB(通話)チャネルのタイムスロットを使用して
も、交換機内にて無線基地局インタフェース回路を介し
て時分割スイッチヘ接続した場合、2つのBチャネル
(B1〜B3)のタイムスロットに分かれる問題が生じ
る。すなわち、2つに分かれたBチャネル(B1’〜B
3’)を1つのタイムスロットにまとめるためには、無
線基地局インタフェース回路にてのタイムスロットの位
相保証や、タイミング入れ替えあるいはデータ結合が必
要になり、複雑な構成が必要になるという問題がある。
2kbpsの2チャネルを使用して64kbpsの高速
データ通信を行おうとした場合、図5に示す伝送フレー
ムにおいて、同一フレーム内のB1’〜B3’のどの2
つのB(通話)チャネルのタイムスロットを使用して
も、交換機内にて無線基地局インタフェース回路を介し
て時分割スイッチヘ接続した場合、2つのBチャネル
(B1〜B3)のタイムスロットに分かれる問題が生じ
る。すなわち、2つに分かれたBチャネル(B1’〜B
3’)を1つのタイムスロットにまとめるためには、無
線基地局インタフェース回路にてのタイムスロットの位
相保証や、タイミング入れ替えあるいはデータ結合が必
要になり、複雑な構成が必要になるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、高速データ通信を可能と
した無線基地局インタフェースシステムを提供すること
である。すなわち、32kbpsを2チャネル使用した
64kbpsにて高速データ通信を行う場合、無線基地
局と交換機の無線基地局インタフェース回路との間の同
一フレーム内の連続したBチャネルのタイムスロット
と、時分割スイッチ上の64kbpsPCMのタイムス
ロットを直接接続できるようにすることである。また、
無線基地局インタフェース回路にタイムスロットの位相
保証や、タイミング入れ替えあるいはデータ結合の制御
回路を設ける必要をなくすことにより、無線基地局イン
タフェース回路を簡単にすることである。
した無線基地局インタフェースシステムを提供すること
である。すなわち、32kbpsを2チャネル使用した
64kbpsにて高速データ通信を行う場合、無線基地
局と交換機の無線基地局インタフェース回路との間の同
一フレーム内の連続したBチャネルのタイムスロット
と、時分割スイッチ上の64kbpsPCMのタイムス
ロットを直接接続できるようにすることである。また、
無線基地局インタフェース回路にタイムスロットの位相
保証や、タイミング入れ替えあるいはデータ結合の制御
回路を設ける必要をなくすことにより、無線基地局イン
タフェース回路を簡単にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による無線基地局
インタフェースシステムは、ディジタルコードレス交換
機システムにおける無線基地局インタフェースシステム
であって、移動局が高速データ通信を行う場合に、交換
機と無線基地局との間のインタフェース上の2つの通話
チャネルを同時に使用することを特徴とする。
インタフェースシステムは、ディジタルコードレス交換
機システムにおける無線基地局インタフェースシステム
であって、移動局が高速データ通信を行う場合に、交換
機と無線基地局との間のインタフェース上の2つの通話
チャネルを同時に使用することを特徴とする。
【0008】そして、前記通話チャネルがすでに使用中
のため1つの前記通話チャネルのみが使用可能であった
場合、通常同期信号に使用しているチャネルを前記通話
チャネルに切り替えることを特徴とする。また、前記デ
ィジタルコードレス交換機システムはパーソナルハンデ
ィホンシステムであることを特徴とする。さらに、前記
通話チャネルは32kbpsであることを特徴とし、ま
た、前記高速データ通信は64kbpsであることを特
徴とする。さらにはまた、前記同期信号に使用している
チャネルを前記通話チャネルに切り替えた場合に、前記
同期信号により制御されているカウンタ回路を自走させ
ることを特徴とする。
のため1つの前記通話チャネルのみが使用可能であった
場合、通常同期信号に使用しているチャネルを前記通話
チャネルに切り替えることを特徴とする。また、前記デ
ィジタルコードレス交換機システムはパーソナルハンデ
ィホンシステムであることを特徴とする。さらに、前記
通話チャネルは32kbpsであることを特徴とし、ま
た、前記高速データ通信は64kbpsであることを特
徴とする。さらにはまた、前記同期信号に使用している
チャネルを前記通話チャネルに切り替えた場合に、前記
同期信号により制御されているカウンタ回路を自走させ
ることを特徴とする。
【0009】本発明の作用は次の通りである。ディジタ
ル交換機の時分割スイッチに、64kbpsの伝送速度
を有するB1,B2,B3チャネル(Bチャネル)の3
つのタイムスロットの伝送路と、無線基地局に、32k
bpsの伝送速度を有するB1’,B2’,B3’,B
4’チャネル(Bチャネル)の4つのタイムスロットの
伝送路とを接続する。
ル交換機の時分割スイッチに、64kbpsの伝送速度
を有するB1,B2,B3チャネル(Bチャネル)の3
つのタイムスロットの伝送路と、無線基地局に、32k
bpsの伝送速度を有するB1’,B2’,B3’,B
4’チャネル(Bチャネル)の4つのタイムスロットの
伝送路とを接続する。
【0010】また、上述のB1〜B3のタイムスロット
と、B1’〜B3’のタイムスロットとを符号則変換し
て交換する機能と、各無線基地局が同期をとるために必
要な主装置(交換機)からの定期的な同期信号を、B
1’〜B4’のいずれか1つのタイムスロットを使用し
て無線基地局へ送る機能を持った無線基地局インタフェ
ース回路とを有する(図6(a)参照)。さらに、1チ
ャネル32kbpsのTDMA方式にて、移動局と無線
接続するエアーインタフェース機能を持った無線基地局
とから、構成されるディジタルコードレス交換機システ
ムにおいて、無線基地局に移動局からの32kbpsを
2チャネル使用した64kbpsデータを、例えばB
1’とB2’あるいはB3’とB4’の同一フレーム内
の連続したタイムスロットに乗せる機能を有する。
と、B1’〜B3’のタイムスロットとを符号則変換し
て交換する機能と、各無線基地局が同期をとるために必
要な主装置(交換機)からの定期的な同期信号を、B
1’〜B4’のいずれか1つのタイムスロットを使用し
て無線基地局へ送る機能を持った無線基地局インタフェ
ース回路とを有する(図6(a)参照)。さらに、1チ
ャネル32kbpsのTDMA方式にて、移動局と無線
接続するエアーインタフェース機能を持った無線基地局
とから、構成されるディジタルコードレス交換機システ
ムにおいて、無線基地局に移動局からの32kbpsを
2チャネル使用した64kbpsデータを、例えばB
1’とB2’あるいはB3’とB4’の同一フレーム内
の連続したタイムスロットに乗せる機能を有する。
【0011】さらにまた、B1’〜B4’のいずれかの
タイムスロット(例えばB4’)を、使用して送られる
同期信号が停止した時、それまでの同期タイミングにて
同期を保持する機能を有する。さらにまた、無線基地局
インタフェース回路に、B4’のタイムスロットを同期
チャネルと通話チャネルとに切り替え・制御する機能
と、B1’とB2’あるいはB3’と通話チャネルに切
り替えたB4’との同一フレーム内の連続した32kb
psの2チャネルのタイムスロットを、B1〜B3のタ
イムスロットに64kbpsにて接続できる機能を有す
る。
タイムスロット(例えばB4’)を、使用して送られる
同期信号が停止した時、それまでの同期タイミングにて
同期を保持する機能を有する。さらにまた、無線基地局
インタフェース回路に、B4’のタイムスロットを同期
チャネルと通話チャネルとに切り替え・制御する機能
と、B1’とB2’あるいはB3’と通話チャネルに切
り替えたB4’との同一フレーム内の連続した32kb
psの2チャネルのタイムスロットを、B1〜B3のタ
イムスロットに64kbpsにて接続できる機能を有す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明による無線基地
局インタフェースシステムが関連するPHSを使用した
ディジタルコードレス電子交換機システムの実施例の構
成を示すブロック図である。
図面を参照して説明する。図1は本発明による無線基地
局インタフェースシステムが関連するPHSを使用した
ディジタルコードレス電子交換機システムの実施例の構
成を示すブロック図である。
【0013】図1において、本発明の関連するディジタ
ルコードレス電子交換機システムは、システムの中核を
なす交換機1、交換機1に有線接続された無線基地局2
〜n、無線基地局2〜nにTDMA(タイムディビジョ
ンマルティプルアクセス;時分割多元接続)方式にて、
無線接続される移動局11〜13,21〜23,……に
て構成される。
ルコードレス電子交換機システムは、システムの中核を
なす交換機1、交換機1に有線接続された無線基地局2
〜n、無線基地局2〜nにTDMA(タイムディビジョ
ンマルティプルアクセス;時分割多元接続)方式にて、
無線接続される移動局11〜13,21〜23,……に
て構成される。
【0014】図2は交換機1の構成を示したブロック図
であり、交換機1は交換機1の中核をなす時分割スイッ
チ41、無線基地局2〜nとの送受信インタフェースを
なす無線基地局インタフェース回路32〜3n、交換機
1全体を制御するCPU42、CPU42の制御プログ
ラム及び交換機1内の制御データ等を格納するメモリー
43にて構成される。図3は無線基地局インタフェース
回路32〜3nの構成を示したブロック図である。
であり、交換機1は交換機1の中核をなす時分割スイッ
チ41、無線基地局2〜nとの送受信インタフェースを
なす無線基地局インタフェース回路32〜3n、交換機
1全体を制御するCPU42、CPU42の制御プログ
ラム及び交換機1内の制御データ等を格納するメモリー
43にて構成される。図3は無線基地局インタフェース
回路32〜3nの構成を示したブロック図である。
【0015】図3において、無線基地局インタフェース
回路32〜3nは、時分割スイッチ41及びCPU42
に接続する上位インタフェース部51、B1〜B3のタ
イムスロットと、B1’〜B3’のタイムスロットとを
符号則変換して接続するBチャネル符号則変換部52と
を有する。また、B1’〜B3’のタイムスロットへの
信号送受信を行うBチャネル送受信部53と、Dチャネ
ル(制御データチャネル)を制御するDチャネル制御部
54と、B1’〜B3’のタイムスロットを同期用/通
話用に切り替える同期−通話チャネル切り替え制御部
(変換部)55とを有する。さらに、無線基地局2〜n
とインタフェースするフレームフォーマット部56と、
Bチャネル符号則変換部52のバイパスを制御するセレ
クタ57とを有して構成される。
回路32〜3nは、時分割スイッチ41及びCPU42
に接続する上位インタフェース部51、B1〜B3のタ
イムスロットと、B1’〜B3’のタイムスロットとを
符号則変換して接続するBチャネル符号則変換部52と
を有する。また、B1’〜B3’のタイムスロットへの
信号送受信を行うBチャネル送受信部53と、Dチャネ
ル(制御データチャネル)を制御するDチャネル制御部
54と、B1’〜B3’のタイムスロットを同期用/通
話用に切り替える同期−通話チャネル切り替え制御部
(変換部)55とを有する。さらに、無線基地局2〜n
とインタフェースするフレームフォーマット部56と、
Bチャネル符号則変換部52のバイパスを制御するセレ
クタ57とを有して構成される。
【0016】図4は移動局11〜1m,21〜2p等−
無線基地局2〜n−無線基地局インタフェース回路32
〜3n−主装置1間の信号シーケンスを示す。また、図
5は無線基地局2〜nと無線基地局インタフェース回路
32〜3nとの間の伝送データのフレームフォーマット
を示す。更に、図6は32kbpsデータ通信及び64
kbpsデータ通信において無線基地局インタフェース
回路32〜3nを介した時のタイムスロットの交換状態
を示す。
無線基地局2〜n−無線基地局インタフェース回路32
〜3n−主装置1間の信号シーケンスを示す。また、図
5は無線基地局2〜nと無線基地局インタフェース回路
32〜3nとの間の伝送データのフレームフォーマット
を示す。更に、図6は32kbpsデータ通信及び64
kbpsデータ通信において無線基地局インタフェース
回路32〜3nを介した時のタイムスロットの交換状態
を示す。
【0017】本発明の実施例の動作を図1〜6により説
明する。まず、移動局からの発信動作について説明す
る。図1において、例えば移動局11が32kbps
を、2チャネル使用した64kbps高速データ通信の
発信操作を行うと、移動局11は無線基地局2に対して
リンクを確立するため、TDMA方式のエアー(無線)
インタフェースにて、チャネル確立要求を送出する(図
4参照)。
明する。まず、移動局からの発信動作について説明す
る。図1において、例えば移動局11が32kbps
を、2チャネル使用した64kbps高速データ通信の
発信操作を行うと、移動局11は無線基地局2に対して
リンクを確立するため、TDMA方式のエアー(無線)
インタフェースにて、チャネル確立要求を送出する(図
4参照)。
【0018】無線基地局2はチャネル確立要求を受信す
ると、図5に示す無線基地局2と無線基地局インタフェ
ース回路32との間の16kbpsの伝送速度を有する
Dチャネル(制御チャネル)を使用して、無線基地局イ
ンタフェース回路32へBチャネル割り当て要求を送出
する(図4参照)。この要求を受信すると、無線基地局
インタフェース回路32内部のDチャネル制御部54
と、上位インタフェース部51を介してCPU42とへ
送出する(図4参照)。
ると、図5に示す無線基地局2と無線基地局インタフェ
ース回路32との間の16kbpsの伝送速度を有する
Dチャネル(制御チャネル)を使用して、無線基地局イ
ンタフェース回路32へBチャネル割り当て要求を送出
する(図4参照)。この要求を受信すると、無線基地局
インタフェース回路32内部のDチャネル制御部54
と、上位インタフェース部51を介してCPU42とへ
送出する(図4参照)。
【0019】CPU42はこれを受信すると、基地局イ
ンタフェース回路32のBチャネル(B1’〜B3’)
の空き状態をメモリー43から読み出して、B1’とB
2’との連続したチャネルが空いていれば、B1’とB
2’との連続したBチャネルに、移動局11からの64
kbpsを割り当てる命令を、無線基地局インタフェー
ス回路32のDチャネル制御部54へ送出する(図4参
照)。
ンタフェース回路32のBチャネル(B1’〜B3’)
の空き状態をメモリー43から読み出して、B1’とB
2’との連続したチャネルが空いていれば、B1’とB
2’との連続したBチャネルに、移動局11からの64
kbpsを割り当てる命令を、無線基地局インタフェー
ス回路32のDチャネル制御部54へ送出する(図4参
照)。
【0020】しかし、上述のB1’あるいはB2’のど
ちらか1チャネルでも使用されていて、連続したタイム
スロットが占有できない場合、CPU42はB3’が空
いていれば、B4’のタイムスロットを同期チャネルか
ら通話チャネルヘ切り替える命令を送出する。また、B
3’とB4’との連続したBチャネルに、移動局11か
らの64kbpsデータを割り当てる命令を、無線基地
局インタフェース回路32のDチャネル制御部54へ送
出する。
ちらか1チャネルでも使用されていて、連続したタイム
スロットが占有できない場合、CPU42はB3’が空
いていれば、B4’のタイムスロットを同期チャネルか
ら通話チャネルヘ切り替える命令を送出する。また、B
3’とB4’との連続したBチャネルに、移動局11か
らの64kbpsデータを割り当てる命令を、無線基地
局インタフェース回路32のDチャネル制御部54へ送
出する。
【0021】無線基地局インタフェース回路32のDチ
ャネル制御部54がこの連続したBチャネル割り当て命
令(B3’とB4’)と、同期−通話チャネル切り替え
命令とを受けると、セレクタ57と同期−通話チャネル
切り替え制御部55を制御する。同期−通話チャネル切
り替え制御部55は、主装置1から、例えば5msec
毎に送られ、B4’のタイムスロットを使用して、無線
基地局2へ送っていた同期信号を停止させて、B4’の
タイムスロットを通話チャネルとして使用するために開
放する。
ャネル制御部54がこの連続したBチャネル割り当て命
令(B3’とB4’)と、同期−通話チャネル切り替え
命令とを受けると、セレクタ57と同期−通話チャネル
切り替え制御部55を制御する。同期−通話チャネル切
り替え制御部55は、主装置1から、例えば5msec
毎に送られ、B4’のタイムスロットを使用して、無線
基地局2へ送っていた同期信号を停止させて、B4’の
タイムスロットを通話チャネルとして使用するために開
放する。
【0022】Dチャネル制御部54は図5に示す16k
bps伝送速度を有するDチャネルを使用して無線基地
局2へ、B3’とB4’との同一フレームの連続したタ
イムスロットに移動局11からの64kbpsデータを
割り当てるように命令を送る。無線基地局2は、これま
でB4’タイムスロットを使用して送られていた同期信
号が停止すると、無線基地局2内部の同期タイミングを
保持するカウンタ回路を、それまでの同期位相を持続す
るように自走動作させる。また、先の無線基地局インタ
フェース回路32からの命令により、移動局11からの
64kbpsデータを、無線基地局2はB3’とB4’
との連続したタイムスロットに、割り付けて発呼を成立
させる。
bps伝送速度を有するDチャネルを使用して無線基地
局2へ、B3’とB4’との同一フレームの連続したタ
イムスロットに移動局11からの64kbpsデータを
割り当てるように命令を送る。無線基地局2は、これま
でB4’タイムスロットを使用して送られていた同期信
号が停止すると、無線基地局2内部の同期タイミングを
保持するカウンタ回路を、それまでの同期位相を持続す
るように自走動作させる。また、先の無線基地局インタ
フェース回路32からの命令により、移動局11からの
64kbpsデータを、無線基地局2はB3’とB4’
との連続したタイムスロットに、割り付けて発呼を成立
させる。
【0023】無線基地局2からのB3’とB4’(ある
いはB1’とB2’)の同一フレーム内の連続したタイ
ムスロットに乗った64kbpsデータは、無線基地局
インタフェース回路32内部にて、Dチャネル制御部5
4にて制御される。また、セレクタ57はこの64kb
psデータを、Bチャネル符号則変換部52を回避させ
て、上位インタフェース部51を介して、時分割スイッ
チ41上の64kbps伝送速度を有するB3タイムス
ロット(B1’とB2’のタイムスロットを、使用した
64kbpsデータ通信の場合はB1のタイムスロッ
ト)に直接接続することができる(図6(b)参照)。
いはB1’とB2’)の同一フレーム内の連続したタイ
ムスロットに乗った64kbpsデータは、無線基地局
インタフェース回路32内部にて、Dチャネル制御部5
4にて制御される。また、セレクタ57はこの64kb
psデータを、Bチャネル符号則変換部52を回避させ
て、上位インタフェース部51を介して、時分割スイッ
チ41上の64kbps伝送速度を有するB3タイムス
ロット(B1’とB2’のタイムスロットを、使用した
64kbpsデータ通信の場合はB1のタイムスロッ
ト)に直接接続することができる(図6(b)参照)。
【0024】次に、移動局11への着信動作について説
明する。交換機1に接続されている局線あるいは内線
(図示せず)から移動局11へ64kbpsデータ通信
を行うと、CPU42は交換機1に接続されるすべての
無線基地局2〜nへ、移動局11への着信要求を同報す
る(図4参照)。無線基地局2は予め移動局11の位置
情報を認識しているので、無線基地局2は移動局11に
対して着信要求を送る(図4参照)。移動局11はこれ
を受信し、着信可能であれば無線基地局2に対してリン
クを確立するため、チャネル確立要求を送出する(図4
参照)。以降の動作は、上述の移動局11からの発信に
ついて説明した動作と、同様に移動局11への着呼を成
立させる。
明する。交換機1に接続されている局線あるいは内線
(図示せず)から移動局11へ64kbpsデータ通信
を行うと、CPU42は交換機1に接続されるすべての
無線基地局2〜nへ、移動局11への着信要求を同報す
る(図4参照)。無線基地局2は予め移動局11の位置
情報を認識しているので、無線基地局2は移動局11に
対して着信要求を送る(図4参照)。移動局11はこれ
を受信し、着信可能であれば無線基地局2に対してリン
クを確立するため、チャネル確立要求を送出する(図4
参照)。以降の動作は、上述の移動局11からの発信に
ついて説明した動作と、同様に移動局11への着呼を成
立させる。
【0025】移動局11への着信動作の場合も、図6
(b)に示すとおり、無線基地局2からの同一フレーム
内の連続したタイムスロットに乗った64kbpsデー
タと、時分割スイッチ41の64kbps伝送速度を有
するタイムスロットとを無線基地局インタフェース回路
32を介して直接接続することができる。
(b)に示すとおり、無線基地局2からの同一フレーム
内の連続したタイムスロットに乗った64kbpsデー
タと、時分割スイッチ41の64kbps伝送速度を有
するタイムスロットとを無線基地局インタフェース回路
32を介して直接接続することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、3
2kbpsチャネルを2チャネル使用した64kbps
高速データ通信を行う場合、無線基地局と無線基地局イ
ンタフェース回路間の連続したBチャネルのタイムスロ
ットと、時分割スイッチ上の64kbpsPCMのタイ
ムスロットを直接接続できるという効果がある。すなわ
ち、無線基地局インタフェース回路にタイムスロットの
位相保証や、タイミング入れ替えあるいはデータ結合の
制御回路を設ける必要がなくなり、無線基地局インタフ
ェース回路を簡単にすることができる効果がある。
2kbpsチャネルを2チャネル使用した64kbps
高速データ通信を行う場合、無線基地局と無線基地局イ
ンタフェース回路間の連続したBチャネルのタイムスロ
ットと、時分割スイッチ上の64kbpsPCMのタイ
ムスロットを直接接続できるという効果がある。すなわ
ち、無線基地局インタフェース回路にタイムスロットの
位相保証や、タイミング入れ替えあるいはデータ結合の
制御回路を設ける必要がなくなり、無線基地局インタフ
ェース回路を簡単にすることができる効果がある。
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】交換機の詳細ブロック図である。
【図3】無線基地局インタフェース回路の詳細ブロック
図である。
図である。
【図4】移動局−基地局−基地局伝送装置間の信号シー
ケンスである。
ケンスである。
【図5】伝送データのフレームフォーマットである。
【図6】タイムスロットの交換図である。
1 交換機 2〜n 無線基地局 11〜1m,21〜2p 移動局 32〜3n 無線基地局インタフェース回路 41 時分割スイッチ 42 CPU 43 メモリー 51 上位インタフェース部 52 Bチャネル符号則変換部 53 Bチャネル送信部 54 Dチャネル制御部 55 同期−通話チャネル切り換え制御部 56 フレームフォーマット部 57 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/02 H04L 11/02 D 29/04 13/00 303Z H04Q 7/22 H04Q 7/04 A 7/24 7/26 7/30 Fターム(参考) 5K028 AA06 BB06 CC02 CC05 DD01 DD02 HH02 LL02 LL22 MM16 NN04 RR01 RR02 SS12 TT01 5K030 GA04 HA02 HB01 HB15 HC09 JL01 JT01 JT09 KA13 KA21 LA15 LC05 5K034 AA10 CC05 DD03 EE03 EE09 FF10 FF13 JJ11 PP01 5K047 AA15 BB01 BB05 BB11 CC06 DD01 HH11 KK03 KK16 MM56 5K067 AA11 AA21 BB04 BB21 CC05 DD25 DD51 DD57 EE02 EE10 EE16 EE71 FF02 GG01 GG11 HH11 HH21 JJ12
Claims (6)
- 【請求項1】 ディジタルコードレス交換機システムに
おける無線基地局インタフェースシステムであって、移
動局が高速データ通信を行う場合に、交換機と無線基地
局との間のインタフェース上の2つの通話チャネルを同
時に使用することを特徴とする無線基地局インタフェー
スシステム。 - 【請求項2】 前記通話チャネルがすでに使用中のため
1つの前記通話チャネルのみが使用可能であった場合、
通常同期信号に使用しているチャネルを前記通話チャネ
ルに切り替えることを特徴とする請求項1記載の無線基
地局インタフェースシステム。 - 【請求項3】 前記ディジタルコードレス交換機システ
ムは、パーソナルハンディホンシステムであることを特
徴とする請求項1あるいは2記載の無線基地局インタフ
ェースシステム。 - 【請求項4】 前記通話チャネルは32kbpsである
ことを特徴とする請求項1,2あるいは3記載の無線基
地局インタフェースシステム。 - 【請求項5】 前記高速データ通信は64kbpsであ
ることを特徴とする請求項1,2,3あるいは4記載の
無線基地局インタフェースシステム。 - 【請求項6】 前記同期信号に使用しているチャネルを
前記通話チャネルに切り替えた場合に、前記同期信号に
より制御されているカウンタ回路を自走させることを特
徴とする請求項1,2,3,4あるいは5記載の無線基
地局インタフェースシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089640A JP2000287252A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 無線基地局インタフェースシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089640A JP2000287252A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 無線基地局インタフェースシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000287252A true JP2000287252A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13976384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11089640A Withdrawn JP2000287252A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 無線基地局インタフェースシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000287252A (ja) |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11089640A patent/JP2000287252A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050406 |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |