JP2000287075A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JP2000287075A
JP2000287075A JP11093485A JP9348599A JP2000287075A JP 2000287075 A JP2000287075 A JP 2000287075A JP 11093485 A JP11093485 A JP 11093485A JP 9348599 A JP9348599 A JP 9348599A JP 2000287075 A JP2000287075 A JP 2000287075A
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JP11093485A
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Koichi Matsumura
孝一 松村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションの種類や、プリントサイズ
或いはプリントモードに応じて描画解像度の切り替えを
制御する画像処理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 描画解像度に基づいて入力画像データか
ら中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づい
て前記中間画像データから出力画像データを生成する際
に、プリントアプリケーションの種類を判別し(S71
0)、大伸ばしが選択された場合には描画解像度を30
0dpiに切り替え(S711)、ポストカードが選択
された場合には描画解像度を600dpiに切り替え
(S712)、切り替えた描画解像度に基づき入力画像
データから中間画像データを描画し、プリンタへデータ
転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムスキャナ
などの画像入力装置から入力された画像データを、所定
の印刷装置に出力する画像処理方法及び装置、詳しく
は、予め登録された画像テンプレートを選択し、所定の
フォトスロットやテキストスロットに画像やテキストを
入力し、印刷出力する画像処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置に関連する技術とし
て、以下のようなものが存在する。
【0003】まず、特開平7−68843号公報には、
印刷データの印刷解像度を切換えて当該印刷データを印
刷するページプリンタにおいて、当該印刷データに含ま
れるフォントデータ又はイメージデータの比率を検索す
る検索手段と、この検索手段により印刷データに含まれ
るフォントデータ又はイメージデータが所定の比率以上
の場合に当該印刷データの印刷解像度の低い第1の印刷
解像度に切換え、当該フォントデータ又はイメージデー
タが所定の比率未満の場合に当該印刷データの印刷解像
度の高い第2の印刷解像度に切換える印刷解像度切換え
手段とを備えることを特徴とするページプリンタが記載
されている。
【0004】次に、特開平8−139953号公報に
は、外部装置から入力した入力情報を解析して中間情報
を生成する生成手段と、生成された中間情報に対してバ
ンドサイズのレンダリングを実行できるか否かを判断す
る判断手段と、判断手段により、生成された中間情報に
対してバンドサイズのレンダリングを実行できないと判
断すると階調を落としてレンダリングを実行する制御手
段とを有することを特徴とする印刷装置が記載されてい
る。
【0005】そして、特開平10−105348号公報
には、所定のアプリケーションプログラムから異なる属
性の描画オブジェクトを含むプリントジョブを組み込ま
れるプリンタドライバにより、プリンタが処理可能な異
なる解像度の印刷制御情報に変換処理するプリンタドラ
イバにおいて、プリントジョブを解析して各ページの描
画オブジェクトの属性を検出する検出手段と、検出手段
により検出された属性に基づいてプリンタドライバが描
画すべき解像度モードをページ毎に切り換える制御手段
とを有することを特徴とするプリンタドライバが記載さ
れている。
【0006】次に、入力された画像を配置し、必要に応
じてテキスト情報を加えて出力する印刷装置では、以下
のような画像処理が行なわれている。
【0007】インクジェットプリンタなどに代表される
2値面積階調プリンタでは、解像度特性の向上が目覚し
く、特に階調再現能力を向上させるためにプリンタが有
する印字解像度より低い解像度で多値中間画像を一旦生
成する。その画素を1単位とし、プリンタの解像度で面
積階調を得る手法が実装されている。一般的に、この中
間解像度は人間の眼球視覚特性を考慮して300dpi
程度に設定されている。この中間解像度はテキストデー
タが含まれない自然画像をプリントする場合は十分であ
る。また、テキストが含まれる場合でも、文字サイズが
所定サイズ以上、例えば12ポイント以上ではこの中間
解像度で十分である。
【0008】一方、デジタルプリント装置においては、
所望のプリント結果を用途によって分類し、テキストス
ロットの情報と共に予め登録しておくことで画像やテキ
ストのレイアウトを簡略化する構成が実装されている。
ここで、レイアウトデータはテンプレート構成で分類さ
れ記憶される。テンプレートの分類には例えば、A4サ
イズ大伸ばしやポストカード、名刺等といったプリント
の用途毎に分類されている。これらの分類はプリントア
プリケーションと呼ばれる。
【0009】このプリントアプリケーションは、主にプ
リント用紙サイズや画像の大きさ、テキストのサイズ等
の違いにより分類される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の背景に基づいて
従来例における構成の問題点について考察すれば以下の
通りである。
【0011】ポストカードや名刺など比較的にプリント
サイズが小さいプリントアプリケーションでは、画像サ
イズが小さいと共に比較的細かい文字が使用される。例
えば、8ポイント等である。このようなプリントアプリ
ケーションではテンプレートに予め小さいフォントサイ
ズが指定されたテキストスロットが設定される。
【0012】8ポイント程度の小さいフォントサイズを
300dpi程度の中間解像度で描画処理を行なうと文
字の線がかすれたり、文字の輪郭が滑らかでなく印字さ
れ、プリント品質が低下する。また、視覚特性を考慮す
ると経験上600dpi程度の中間描画解像度が必要と
なる。この事実は、大きいサイズのプリントに比べて小
さいサイズのプリントを鑑賞する場合、人間はより近い
距離で観察する特性があることからも説明がつく。
【0013】一方、プリントサイズや入力される文字の
サイズに依らず、常に600dpiの高い中間解像度で
描画処理を行なうことの問題点はメモリ容量を多く必要
とし、解像度が高いために描画処理するデータ量が多く
なり、時間がかかる、ということである。
【0014】更には、サイズが大きいプリント、例えば
A3サイズ(297×420mm)程度のプリントの場
合は必要な解像度の考え方が変わる。それは大きいサイ
ズのプリントの場合、人間はより離れて観察する特性が
あることより、通常の視覚特性をカバーする300dp
i程度の中間解像度は冗長であり、プリント、サイズが
大きいために生じる描画データを記憶するメモリ容量が
多く必要となるだけでなく、データ容量が多いので処理
時間が非常に長くかかることとなる。
【0015】また、インクジェット方式を利用した2値
プリンタでは、ヘッドノズルの特性のバラツキから生じ
るヘッド主走査方向のすじむらを抑えるために、ヘッド
幅を所定数で分割し、分割されたヘッド幅毎に紙を断続
的に送り、所定の印字マスクパターンを相互に切換えて
すじむらを目立たなくする手法、いわゆるマルチパス印
字方式が提案され実装されている。このマルチパス方式
はパス数を増やすほどすじむらを減らすことが可能であ
るが、印字速度がそれに乗じて遅くなるという欠点があ
る。
【0016】これらを使用するユーザの用途によって、
複数のモードを設定し、例えば標準モードや高精細モー
ドと称して選択する構成も提案されている。この標準モ
ードでは少ない数のパス数で高速印字が行なわれ、一方
高精細モードでは多いパス数で低速印字が行なわれる。
【0017】プリント画像を生成する多値画像処理は描
画解像度が同一であっても、上述の標準モードではプリ
ンタの印字品位が低下してすじむらが生じ、高精細モー
ドに比べて劣っている。また上述の中間描画解像度を生
成する処理はCPUにとって負荷の大きい処理であり、
プリント速度がマルチパス展開を行なうプリンタ側で追
従しない場合がある。特に標準モードで、その問題が生
じる場合がある。
【0018】特開平10−105348号公報に記載さ
れている、所定のアプリケーションプログラムから異な
る属性の描画オブジェクトを含むプリントジョブを組み
込まれるプリンタドライバによりプリンタが処理可能な
異なる解像度の印刷制御情報に変換処理する方法では、
描画オブジェクトとしてテキストを検出した場合に、常
に描画解像度を変更する構成であると、例えば細かい文
字を入れることが少ない大伸ばしプリントアプリケーシ
ョンなどの場合でも、冗長に描画解像度が高くなってし
まい、プリント速度が遅くなるという問題がある。
【0019】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、アプリケーションの種類や、プリントサ
イズ或いはプリントモードに応じて描画解像度の切り替
えを制御する画像処理方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、描画解像度に基づいて入力画像データか
ら中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づい
て前記中間画像データから出力画像データを生成する画
像処理装置において、アプリケーションの種類を選択す
る選択手段と、前記選択手段で選択されたアプリケーシ
ョンの種類に応じて前記描画解像度の切り替えを制御す
る制御手段と、前記制御手段により切り替えた描画解像
度に基づいて入力画像データから中間画像データを描画
する描画手段とを有することを特徴とする。
【0021】また、本発明は、描画解像度に基づいて入
力画像データから中間画像データを描画し、印刷装置の
解像度に基づいて前記中間画像データから出力画像デー
タを生成する画像処理装置において、プリントサイズを
指定する指定手段と、前記指定手段で指定されたプリン
トサイズに応じて前記描画解像度の切り替えを制御する
制御手段と、前記制御手段により切り替えた描画解像度
に基づいて入力画像データから中間画像データを描画す
る描画手段とを有することを特徴とする。
【0022】更に、本発明は、描画解像度に基づいて入
力画像データから中間画像データを描画し、印刷装置の
解像度に基づいて前記中間画像データから出力画像デー
タを生成する画像処理装置において、指定されたプリン
トモードに応じて前記描画解像度の切り替えを制御する
制御手段と、前記制御手段により切り替えた描画解像度
に基づいて入力画像データから中間画像データを描画す
る描画手段とを有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0024】[第1の実施形態]図1は、実施形態にお
ける画像プリント装置の構成を示すブロック図である。
図1において、101はCPUを含むシステムコントロ
ーラであり、シーケンス制御及び演算を行なう。102
はROMであり、システムコントローラ101の制御手
順(プログラム)と所定の制御データを記憶している。
103はRAMであり、システムコントローラ101が
使用するワークエリアや各種テーブル等を含むメモリで
ある。104はキーボード、105は入力された画像や
レイアウトされたプリント画像を表示するCRTであ
る。
【0025】106は画像入力スキャナであり、画像を
光学的に読み取り、電気信号に変換した画像データを出
力する。107は中間描画データメモリであり、プリン
ト画像データの中間描画結果を記憶する。108はプリ
ントデータフレームメモリであり、画像中間描画メモリ
107のデータをプリンタ解像度に伸長した結果を記憶
する。109は2値化回路であり、1画素当たり連続階
調、例えば8ビット精度の多値画像データを2値化す
る。これは、誤差拡散法などによりインクジェットプリ
ンタ対応のドット印字有無の2値プリンタで階調表現を
面積階調で行なうためである。
【0026】110はインクジェットプリンタである。
ここで、本実施形態では主走査方向(ヘッド走査方向)
1200dpi、副走査方向(紙送り方向)1200d
piの2値プリンタとする。111はテキストラスタラ
イザであり、システムコントローラ101から入力され
るフォント種情報、フォントサイズ情報、キャラクタコ
ードをフォントベクトルデータベース112に与え、所
定文字のアウトラインベクトルデータを得る。更に、シ
ステムコントローラ101から入力される中間描画解像
度情報に基づいて所定解像度でテキストを描画する機能
を有する。
【0027】テキスト描画結果は画像情報としてシステ
ムコントローラ101を介して画像描画メモリ107に
書き込まれる。112は各フォント種類、フォントサイ
ズ、キャラクタコード毎にテキストを形成するアウトラ
インデータをベクトルデータ形式で記憶するフォントベ
クトルデータベース(ROM)である。
【0028】図2は、プリントアプリケーションのレイ
アウト定義を示すデータテーブルである。尚、このデー
タテーブルはROM102に記憶されている。
【0029】図示するように、このデータテーブルに
は、プリントアプリケーションとして大伸ばし、ポスト
カードの2つが定義されており、各プリントアプリケー
ション毎にテンプレートID領域201、プリント用紙
サイズ領域202、描画解像度領域203、イメージス
ロット(位置,サイズ)領域204、テキストスロット
(位置,フォント,フォントサイズ)領域205を有
し、所定のデータが記憶されている。
【0030】図3は、プリントアプリケーションとして
大伸ばしを選択した場合のプリント用紙内に定義された
画像レイアウト領域とテキスト領域を示す図である。図
3において、301はプリント用紙の外形、302は画
像レイアウト領域、303はテキスト領域である。尚、
画像レイアウト領域302とテキスト領域303は、図
2に示すプリントアプリケーションの大伸ばしのイメー
ジスロット領域204に記憶されている位置とサイズ、
テキストスロット領域205に記憶されている位置によ
って定義されるものである。
【0031】図4は、プリントアプリケーションとして
ポストカードを選択した場合のプリント用紙内に定義さ
れた画像レイアウト領域とテキスト領域を示す図であ
る。図4において、401はプリント用紙の外形、40
2は画像レイアウト領域、403はテキスト領域であ
る。尚、画像レイアウト領域402テキスト領域403
は図2に示すプリントアプリケーションのポストカード
のイメージスロット領域204に記憶されている位置と
サイズ、テキストスロット領域205に記憶されている
位置によって定義されるものである。
【0032】図5は、大伸ばしを選択した場合の画像描
画解像度とプリンタ解像度との対応を示す図である。図
5において、501は300dpiの描画解像度の画素
単位を示すものである。502は1200dpiのプリ
ンタ解像度の画素単位を示すものである。
【0033】図6は、ポストカードを選択した場合の画
像描画解像度とプリンタ解像度との対応を示す図であ
る。図6において、601は600dpiの描画解像度
の画素単位を示すものである。602は1200dpi
のプリンタ解像度の画素単位を示すものである。
【0034】次に、プリントアプリケーションの種類に
応じて画像描画解像度を切り替える動作について説明す
る。尚、第1の実施形態では、プリントアプリケーショ
ンとして選択された大伸ばしかポストカードかに応じて
描画解像度を切り替えるものである。
【0035】図7は、第1の実施形態における描画解像
度切替処理を示すフローチャートである。本システムが
起動すると、システムコントローラ101は動作を開始
し、ステップS701において、作成するプリントのア
プリケーションの種類が選択される。ここでは、大伸ば
しとポストカードの2つのプリントアプリケーションか
ら選択可能である。この選択処理は、ROM102に記
憶されている、図2に示すプリントアプリケーションの
テンプレートデータテーブルからプリント用紙サイズ、
イメージスロットの位置とサイズ、テキストスロットの
位置とフォントを各々読み込み、CRTモニタ106に
表示し、ユーザが表示された結果を確認し何れかを選択
し、その旨キーボード105より入力することによって
行なわれる。
【0036】次に、ステップS702において、選択さ
れたプリントアプリケーションに対応する用紙サイズと
描画解像度値に基づいて画像描画メモリ107にワーク
エリアを確保する。ここで、確保する容量について説明
する。
【0037】まず、大伸ばしプリントアプリケーショ
ン;テンプレートID番号(temp#01)が選択さ
れた場合は、用紙サイズが210×297mm、描画解
像度が300×300dpiであるので、データ容量は
以下のようになる。
【0038】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(描画解像度)2) =(210×297)/(25.4)2)×3002 =8.7×106画素 ここで、本来メモリ容量はプリンタが必要な色チャネル
数分を確保する必要があるが、本実施形態では、説明を
簡約化するために、単に画素容量として考えることとす
る。
【0039】一方、ポストカードプリントアプリケーシ
ョン;テンプレートID番号(temp#02)が選択
された場合は、用紙サイズが100×150mm、描画
解像度が600×600dpiであるので、データ容量
は以下のようになる。
【0040】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(描画解像度)2) =(100×150)/(25.4)2)×6002 =8.37×106画素 次に、ステップS703において、選択されたプリント
アプリケーションに対応する用紙サイズとプリンタ解像
度値に基づいてプリントデータフレームメモリ108に
ワークエリアを確保する。ここで、確保する容量につい
て説明する。
【0041】まず、大伸ばしプリントアプリケーショ
ン;テンプレートID番号(temp#01)が選択さ
れた場合は、用紙サイズが210×297mm、プリン
タ解像度が1200×1200dpiであるので、デー
タ容量は以下のようになる。
【0042】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(プリンタ解像度)2) =(210×297)/(25.4)2)×12002 =139.2×106画素 ここで、本来メモリ容量はプリンタで必要な色チャネル
数分を確保する必要があるが、本実施形態では、単に画
素容量として考えることとする。
【0043】一方、ポストカードプリントアプリケーシ
ョン;テンプレートID番号(temp#02)が選択
された場合は、用紙サイズが100×150mm、プリ
ンタ解像度が1200×1200dpiであるので、デ
ータ容量は以下のようになる。
【0044】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(プリンタ解像度)2) =(100×150)/(25.4)2)×12002 =33.48×106画素 次に、ステップS704において、画像入力スキャナ1
04より画像データを読み込み、RAM103に記憶す
る。そして、ステップS705では、ステップS704
で入力した画像データをCRTモニタ106に表示す
る。この表示は、ステップS701で選択したプリント
アプリケーションに依存し、表示位置及びサイズはプリ
ントアプリケーション;テンプレートテーブルデータに
より、適正位置にサイズを縮小し、所定解像度、例えば
解像度72dpiで表示される。
【0045】次に、ステップS706において、テキス
トが入力されるのを待ち、ユーザがテキストの入力を行
なうとステップS707へ進み、キーボード104から
入力されたテキストをRAM103に一時記憶する。
尚、テキストスロットの位置・サイズは図2に示すテン
プレートテーブルで指定済みである。また、フォントの
種類とサイズは同様に指定されている。
【0046】次に、ステップS708において、入力さ
れたテキストをCRTモニタ106に表示する。CRT
モニタ106には、入力されたテキストが解像度72d
piで表示される。そして、入力されたテキストのフォ
ント情報とキャラクタコードをRAM103に記憶す
る。
【0047】次に、ステップS709において、プリン
ト指示を受け付ける。プリント内容を修正する場合はス
テップS701、S704或いはS706に戻り、プリ
ントアプリケーションの切り替え、画像再入力、或いは
テキストの再入力・修正などを行なう。
【0048】次に、プリント内容が確定し、プリント処
理を行なう処理に関して説明する。まず、ステップS7
10において、選択されたプリントアプリケーションを
判別する。ここで、大伸ばしであればステップS711
へ進み、描画解像度を300dpiに設定する。また、
ポストカードであればステップS712へ進み、描画解
像度を600dpiに設定する。
【0049】次に、ステップS713において、プリン
トアプリケーションに応じて画像描画メモリ107に画
像データを描画処理する。ステップS711或いはステ
ップS712で指定された描画解像度の単位で順次描画
アドレスを生成し、入力画像データの描画処理を行な
う。具体的には、大伸ばしプリントアプリケーションの
場合は縦横各300dpiの解像度で、ステップS70
4で入力した画像データをイメージスロットのサイズ値
に応じて変倍し、画像描画メモリ107の所定のアドレ
スに画像データを書き込む。イメージスロットに相当す
る部分のメモリアドレスについて描画解像度の単位で描
画処理アドレスを順次発生させる。
【0050】ここで、ステップS704で入力した画像
データの画像ピクセル数とプリントアプリケーションの
イメージスロットのサイズと描画解像度(大伸ばしプリ
ントアプリケーシヨンの場合は300dpi、ポストカ
ードプリントアプリケーションの場合は600dpiで
決定される描画ピクセル数)に応じて変倍処理として拡
大或いは縮小処理が行なわれることは言うまでもない。
【0051】また、変倍処理の補間アルゴリズムは単に
入力画像データの隣接画像データをコピーする方法や画
素位置情報に基づいて補間演算により求める方法などい
くつか考えられるが、ここでは本件の要旨と異なるので
詳細な説明は省略する。
【0052】次に、ステップS714において、テキス
ト描画を行なう。ステップS706〜S707で入力
し、RAM103に記憶されたフォント、サイズ、キャ
ラクタコードを再び読み出し、フォントベクトルデータ
ベース112に与える。
【0053】更に、描画解像度は、ステップS711或
いはステップS712で指定された描画解像度とする。
大伸ばしプリントアプリケーションの場合は300dp
iを、ポストカードプリントアプリケーションの場合は
600dpiをテキストラスタライザ111に与える。
これにより、テキストラスタライザ111はフォントベ
クトルデータベース112より、該当する文字データの
アウトラインベクトルデータを得る。そして、そのアウ
トラインベクトルデータに所定解像度毎にテキスト描画
アドレスを入力値として与えてテキストデータを画像デ
ータとして生成する。生成されたテキスト画像データは
プリントアプリケーションテンプレートデータで指定さ
れる位置に相当する画像描画メモリ107の所定アドレ
スに画像データとして書き込まれる。
【0054】次に、ステップS715において、画像描
画メモリ107に書き込まれた画像データをプリンタ解
像度、即ち、1200×1200dpiの解像度に拡大
処理する。ここで、プリントアプリケーションが大伸ば
しの場合には、描画解像度が300×300dpiであ
るので、縦横各々4倍に補間処理が行なわれる。図5に
画素間の補間対応を示す。一方、プリントアプリケーシ
ョンがポストカードの場合には、描画解像度が600×
600dpiであるので、縦横各々2倍に補間処理が行
なわれる。図6に画素間の補間対応を示す。
【0055】尚、ここで、補間処理を行なわず、単純に
プリント描画データを縦横各々必要回数分コピーする方
法も考えられる。
【0056】次に、ステップS716において、拡大処
理されたプリントデータをフレームメモリ108に記憶
する。そして、ステップS717において、プリントデ
ータメモリ108の内容を順次2値化回路109で2値
化しインクジェットプリンタ110に転送する。
【0057】ここで、インクジェットプリンタ110は
バンド単位のプリンタであるので、ヘッドノズル数とパ
ス展開数に応じてバンド単位で必要データ分順次データ
処理し、プリントを行なう方法も考えられる。この場
合、ステップS713以降、或いはステップS715以
降を順次バンド単位で処理を行なう方法も考えられる。
尚、実際のプリント動作と画像処理シーケンスは逐次リ
アルタイムで行なわれるように構成されることはいうま
でもない。
【0058】第1の実施形態によれば、画像描画解像度
をプリントアプリケーションの種類により切り替えるこ
とにより、ポストカードのような細かい文字を含むプリ
ントアプリケーションの場合、文字の再現性を改善させ
ることが可能となる。また、大伸ばしのように、視覚的
に差が生じないのに高い描画解像度を使用することで生
じるプリント処理速度がかかることとメモリ容量が冗長
に必要となることを防止できる。
【0059】[第2の実施形態]次に、図面を参照しな
がら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0060】第1の実施形態では、プリントアプリケー
ションの種類により画像描画解像度を切り替えている
が、第2の実施形態では指定されるプリントサイズによ
り画像描画解像度を切り替えるものである。
【0061】尚、第2の実施形態における装置構成は第
1の実施形態と同様であり、説明は省略する。
【0062】通常、A4サイズでプリントを行なう場
合、人間の視覚特性から所定明視距離(通常25センチ
程度)で観察を満足するためには300dpiが必要で
ある。これより大きいサイズ、例えばA3サイズ(29
7×420mm)のプリントであれば、人の眼球の分解
角度を一定と仮定すると、観察距離を約1.4倍として
考えることができる。その場合、中間画像描画解像度と
しては、約1.4分の1で画質を満足することが理論的
には可能である。
【0063】そこで、A4サイズより大きいプリントが
指定された場合には、中間描画解像度をその分低下させ
ることができる。
【0064】図8は、プリントサイズ毎のレイアウト定
義を示すデータテーブルを示す図である。尚、このデー
タテーブルはROM102に記憶されている。
【0065】図示するように、このデータテーブルに
は、プリントアプリケーションとして大伸ばし(A4サ
イズ)、大伸ばし(A3サイズ)の2つが定義されてお
り、各アプリケーション毎にテンプレートID領域80
1、プリント用紙サイズ領域802、描画解像度領域8
03、イメージスロット(位置,サイズ)領域804、
テキストスロット(位置,フォント,フォントサイズ)
領域805を有し、所定のデータが記憶されている。
【0066】図9は、プリントアプリケーションとして
大伸ばし(A4)を選択した場合のプリント用紙内に定
義された画像レイアウト領域とテキスト領域を示す図で
ある。図9において、901はプリント用紙の外形、9
02は画像レイアウト領域、903はテキスト領域であ
る。尚、画像レイアウト領域902とテキスト領域90
3は、図8に示すプリントアプリケーションの大伸ばし
(A4)のイメージスロット領域804に記憶されてい
る位置とサイズ、テキストスロット領域805に記憶さ
れている位置によって定義されるものである。
【0067】図10は、プリントアプリケーションとし
て大伸ばし(A3)を選択した場合のプリント用紙内に
定義された画像レイアウト領域とテキスト領域を示す図
である。図10において、1001はプリント用紙の外
形、1002は画像レイアウト領域、1003はテキス
ト領域である。尚、画像レイアウト領域1002とテキ
スト領域1003は、図8に示すプリントアプリケーシ
ョンの大伸ばし(A3)のイメージスロット領域804
に記憶されている位置とサイズ、テキストスロット領域
805に記憶されている位置によって定義されるもので
ある。
【0068】図11は、大伸ばし(A4)を選択した場
合の画像描画解像度とプリンタ解像度との対応を示す図
である。図11において、1101は300dpiの描
画解像度の画素単位を示すものである。1102は12
00dpiのプリンタ解像度の画素単位を示すものであ
る。
【0069】図12は、大伸ばし(A3)を選択した場
合の画像描画解像度とプリンタ解像度との対応を示す図
である。図12において、1201は200dpiの描
画解像度の画素単位を示すものである。1202は12
00dpiのプリンタ解像度の画素単位を示すものであ
る。
【0070】次に、プリントアプリケーションの種類に
応じて画像描画解像度を切り替える動作について説明す
る。尚、第2の実施形態では、プリントアプリケーショ
ンとして選択されたプリントサイズに応じて描画解像度
を切り替えるものである。
【0071】図13は、第2の実施形態における描画解
像度切替処理を示すフローチャートである。本システム
が起動すると、システムコントローラ101は動作を開
始し、ステップS1301において、作成するプリント
サイズのアプリケーションが選択される。ここでは、A
4サイズとA3サイズの大伸ばしの2つから選択可能で
ある。この選択処理は、ROM102に記憶されてい
る、図8に示すプリントアプリケーションのテンプレー
トデータテーブルからプリント用紙サイズ、イメージス
ロットの位置とサイズ、テキストスロットの位置とフォ
ントを各々読み込み、CRTモニタ106に表示し、ユ
ーザが表示された結果を確認し何れかを選択し、その旨
キーボード105より入力することによって行なわれ
る。
【0072】次に、ステップS1302において、選択
されたプリントアプリケーションに対応する用紙サイズ
と描画解像度値に基づいて画像描画メモリ107にワー
クエリアを確保する。ここで、確保する容量について説
明する。
【0073】まず、大伸ばし(A4)プリントアプリケ
ーションが選択された場合は、用紙サイズが210×2
97mm、描画解像度が300×300dpiであるの
で、データ容量は以下のようになる。
【0074】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(描画解像度)2) =(210×297)/(25.4)2)×3002 =8.7×106画素 ここで、本来メモリ容量はプリンタが必要な色チャネル
数分を確保する必要があるが、本実施形態では、説明を
簡約化するために、単に画素容量として考えることとす
る。
【0075】一方、大伸ばし(A3)プリントアプリケ
ーションが選択された場合は、用紙サイズが297×4
20mm、描画解像度が200×200dpiであるの
で、データ容量は以下のようになる。
【0076】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(描画解像度)2) =(297×420)/(25.4)2)×2002 =7.73×106画素 次に、ステップS1303において、選択されたプリン
トアプリケーションに対応する用紙サイズと描画解像度
値に基づいてプリントデータフレームメモリ108にワ
ークエリアを確保する。ここで、確保する容量について
説明する。
【0077】まず、大伸ばし(A4)プリントアプリケ
ーションが選択された場合は、用紙サイズが210×2
97mm、プリンタ解像度が1200×1200dpi
であるので、データ容量は以下のようになる。
【0078】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(描画解像度)2) =(210×297)/(25.4)2)×12002 =139.2×106画素 ここで、本来メモリ容量はプリンタで必要な色チャネル
数分を確保する必要があるが、本実施形態では、単に画
素容量として考えることとする。
【0079】一方、大伸ばし(A3)プリントアプリケ
ーションが選択された場合は、用紙サイズが297×4
20mm、プリンタ解像度が1200×1200dpi
であるので、データ容量は以下のようになる。。
【0080】 データ容量=(用紙サイズ/(25.42))×(描画解像度)2) =(297×420)/(25.4)2)×12002 =278.4×106画素 次に、ステップS1304〜S1309までの処理は、
第1の実施形態における図7に示すステップS704〜
S709までの処理と同様であり、説明は省略する。
【0081】次に、ステップS1310において、選択
されたプリントサイズを判別する。ここで、大伸ばし
(A4サイズ)であればステップS1311へ進み、描
画解像度を300dpiに設定する。また、大伸ばし
(A3サイズ)であればステップS1312へ進み、描
画解像度を200dpiに設定する。
【0082】次に、ステップS1313において、プリ
ントアプリケーションに応じて画像描画メモリ107に
画像データを描画処理する。ステップS1311或いは
ステップS1312で指定された描画解像度の単位で順
次描画アドレスを生成し、入力画像データの描画処理を
行なう。具体的には、大伸ばし(A4サイズ)の場合は
縦横各300dpiの解像度で、ステップS1304で
入力した画像データをイメージスロットのサイズ値に応
じて変倍し、画像描画メモリ107の所定のアドレスに
画像データを書き込む。イメージスロットに相当する部
分のメモリアドレスについて描画解像度の単位で描画処
理アドレスを順次発生させる。
【0083】ここで、ステップS1304で入力した画
像データの画像ピクセル数と大伸ばしアプリケーション
のイメージスロットサイズと描画解像度(A4サイズの
プリントアプリケーションの場合は300dpi、A3
サイズの場合は200dpiで決定される描画ピクセル
数)に応じて変倍処理として拡大或いは縮小処理が行な
われることは言うまでもない。
【0084】また、変倍処理の補間アルゴリズムは単に
入力画像データの隣接画像データをコピーする方法や画
素位置情報に基づいて補間演算により求める方法などい
くつか考えられるが、ここでは本件の要旨と異なるので
詳細の説明は省略する。
【0085】次に、ステップS1314において、テキ
スト描画を行なう。ステップS1306〜S1307で
入力し、RAM103に記憶されたフォント、サイズ、
キャラクタコードを再び読み出し、フォントベクトルデ
ータベース112に与える。更に、描画解像度は、ステ
ップS1311或いはステップS1312で指定された
描画解像度とする。A4サイズのプリントアプリケーシ
ョンの場合は300dpiを、A3サイズの場合は20
0dpiをテキストラスタライザ111に与える。これ
により、テキストラスタライザ111はフォントベクト
ルデータベース112より、該当する文字データのアウ
トラインベクトルデータを得る。そして、そのアウトラ
インベクトルデータに所定解像度毎にテキスト描画アド
レスを入力値として与えてテキストデータを画像データ
として生成する。生成されたテキスト画像データはプリ
ントアプリケーションデータテンプレートで指定される
位置に相当する画像描画メモリ107の所定アドレスに
画像データとして書き込まれる。
【0086】次に、ステップS1315〜S1317ま
での処理は、第1の実施形態における図7に示すステッ
プS715〜S717までの処理と同様であり、説明は
省略する。
【0087】第2の実施形態によれば、プリントサイズ
に応じた最適解像度で描画を行なうことにより、演算速
度を落とさず、かつ、メモリ容量を低く抑えて視覚上の
画像品質を落とすことなく、高品位の画像プリントを得
ることが可能となる。
【0088】[第3の実施形態]次に、図面を参照しな
がら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。
【0089】第1及び第2の実施形態では、それぞれプ
リントアプリケーションの種類及びプリントサイズによ
り描画解像度を切り替えているが、第3の実施形態では
プリントモードにより描画解像度を切り替えるものであ
る。
【0090】尚、第3の実施形態における装置構成は第
1及び第2の実施形態と同様であり、説明は省略する。
【0091】第3の実施形態におけるプリントモードに
応じて画像描画解像度を切り替える動作について説明す
る。
【0092】図14は、第3の実施形態における描画解
像度切替処理を示すフローチャートである。ステップS
1401〜S1409までの処理は、第1及び第2の実
施形態における図7に示すステップS701〜S709
及び図13に示すステップS1301〜S1309と同
様であり、説明は省略する。
【0093】次に、ステップS1410において、プリ
ントモードが指定されるのを待ち、標準モードが指定さ
れたならばステップS1411へ進み、描画解像度を3
00dpiに設定する。また、高精細モードが指定され
たならばステップS1412へ進み、描画解像度を60
0dpiに設定する。そして、ステップS1413へ進
み、前述した実施形態と同様に、画像データの描画処理
を行ない、以下同様にプリンタへデータ転送を行なう。
【0094】尚、ステップS1402で確保した画像描
画メモリ領域とステップS1403で確保したプリント
メモリ領域は、指定されたプリントモードによって解像
度が変更された場合、再確保処理が必要となるが、説明
は省略する。
【0095】第3の実施形態によれば、プリントアプリ
ケーションに依存せず描画解像度を切り替えることが可
能となり、大伸ばしでも入力画像が非常に高精細である
場合やポストカードであっても、文字データが含まれて
いなかったり、小さいサイズフォントが指定されていな
かった場合には、各々のプリントアプリケーションで指
定される描画解像度を変更することが可能となる。
【0096】所定の解像度より高い解像度を指定する場
合には、プリント処理時間とメモリ容量はより多量に必
要となるが、より高精細のプリントが得られる。逆に所
定の解像度より低い描画解像度を指定した場合には、よ
り短時間に少ないメモリ容量でプリント結果を得ること
が可能となる。
【0097】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0098】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0099】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0100】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0101】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0102】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションの種類や、プリントサイズ或いはプリ
ントモードに応じて描画解像度の切り替えを制御するこ
とで、描画する中間画像データのデータ量を最適化で
き、高品位な画像を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における画像プリント装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】プリントアプリケーションのレイアウト定義を
示すデータテーブルである。
【図3】プリントアプリケーションとして大伸ばしを選
択した場合のプリント用紙内に定義された画像レイアウ
ト領域とテキスト領域を示す図である。
【図4】プリントアプリケーションとしてポストカード
を選択した場合のプリント用紙内に定義された画像レイ
アウト領域とテキスト領域を示す図である。
【図5】大伸ばしを選択した場合の画像描画解像度とプ
リンタ解像度との対応を示す図である。
【図6】ポストカードを選択した場合の画像描画解像度
とプリンタ解像度との対応を示す図である。
【図7】第1の実施形態における描画解像度切替処理を
示すフローチャートである。
【図8】プリントサイズ毎のレイアウト定義を示すデー
タテーブルを示す図である。
【図9】プリントアプリケーションとして大伸ばし(A
4)を選択した場合のプリント用紙内に定義された画像
レイアウト領域とテキスト領域を示す図である。
【図10】プリントアプリケーションとして大伸ばし
(A3)を選択した場合のプリント用紙内に定義された
画像レイアウト領域とテキスト領域を示す図である。
【図11】大伸ばし(A4)を選択した場合の画像描画
解像度とプリンタ解像度との対応を示す図である。
【図12】大伸ばし(A3)を選択した場合の画像描画
解像度とプリンタ解像度との対応を示す図である。
【図13】第2の実施形態における描画解像度切替処理
を示すフローチャートである。
【図14】第3の実施形態における描画解像度切替処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 システムコントローラ 102 ROM 103 RAM 104 キーボード 105 CRTモニタ 106 画像入力スキャナ 107 画像描画メモリ 108 プリントデータフレームメモリ 109 2値化回路 110 インクジェットプリンタ 111 テキストラスタライザ 112 フォントベクトルデータベース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画解像度に基づいて入力画像データか
    ら中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づい
    て前記中間画像データから出力画像データを生成する画
    像処理装置において、 アプリケーションの種類を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択されたアプリケーションの種類に応
    じて前記描画解像度の切り替えを制御する制御手段と、 前記制御手段により切り替えた描画解像度に基づいて入
    力画像データから中間画像データを描画する描画手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 描画解像度に基づいて入力画像データか
    ら中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づい
    て前記中間画像データから出力画像データを生成する画
    像処理装置において、 プリントサイズを指定する指定手段と、 前記指定手段で指定されたプリントサイズに応じて前記
    描画解像度の切り替えを制御する制御手段と、 前記制御手段により切り替えた描画解像度に基づいて入
    力画像データから中間画像データを描画する描画手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 描画解像度に基づいて入力画像データか
    ら中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づい
    て前記中間画像データから出力画像データを生成する画
    像処理装置において、 指定されたプリントモードに応じて前記描画解像度の切
    り替えを制御する制御手段と、 前記制御手段により切り替えた描画解像度に基づいて入
    力画像データから中間画像データを描画する描画手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、アプリケーションの種
    類として、画像及び文字サイズが大きいレイアウトか、
    画像及び文字サイズが小さいレイアウトかを選択するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記プリントサイズと描画解像度は反比
    例の関係にあることを特徴とする請求項2に記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記プリントモードとは、プリント速度
    と画像品質が異なる複数の印刷方法を示すことを特徴と
    する請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に、画像を読み取り、画像データを入
    力する画像読取手段を有することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記中間画像データを2値化する
    2値化手段と、前記2値化された画像データを印刷する
    印刷手段とを有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 描画解像度に基づいて入力画像データか
    ら中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づい
    て前記中間画像データから出力画像データを生成する画
    像処理方法において、 アプリケーションの種類を選択する選択工程と、 前記選択工程で選択されたアプリケーションの種類に応
    じて前記描画解像度の切り替えを制御する制御工程と、 前記制御工程で切り替えた描画解像度に基づいて入力画
    像データから中間画像データを描画する描画工程とを有
    することを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 描画解像度に基づいて入力画像データ
    から中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づ
    いて前記中間画像データから出力画像データを生成する
    画像処理方法において、 プリントサイズを指定する指定工程と、 前記指定工程で指定されたプリントサイズに応じて前記
    描画解像度の切り替えを制御する制御工程と、 前記制御工程で切り替えた描画解像度に基づいて入力画
    像データから中間画像データを描画する描画工程とを有
    することを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 描画解像度に基づいて入力画像データ
    から中間画像データを描画し、印刷装置の解像度に基づ
    いて前記中間画像データから出力画像データを生成する
    画像処理方法において、 指定されたプリントモードに応じて前記描画解像度の切
    り替えを制御する制御工程と、 前記制御工程で切り替えた描画解像度に基づいて入力画
    像データから中間画像データを描画する描画工程とを有
    することを特徴とする画像処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513233A (ja) * 2004-09-07 2008-05-01 ディマティックス インコーポレイテッド プリントシステムおよびプリント方法における可変解像度
JP2011118933A (ja) * 2011-03-07 2011-06-16 Seiko Epson Corp 印刷設定提案方法

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