JP2000286818A - マルチキャリア伝送における不均一誤り保護方法並びにその符号器及び復号器 - Google Patents

マルチキャリア伝送における不均一誤り保護方法並びにその符号器及び復号器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャリア伝送における不均一誤り保護
方法並びにその符号器及び復号器に関し、伝送データ毎
に異なる伝送品質を与えて伝送効率を向上させ、更に、
マルチキャリア伝送におけるピーク電力の抑圧をも同時
に可能とする。 【解決手段】 複数の搬送波により符号語を伝送するマ
ルチキャリア伝送システムにおいて、入力される情報ビ
ット信号に対して、複数種類(#1〜#m)の符号部1
−1により、1マルチキャリアシンボル時間毎に、複数
の搬送波の変調信号点で構成される符号語の最小符号距
離の異なる符号化を行い、該複数種類(#1〜#m)の
符号部1−1のうちの一つを選択し、該符号部1−1か
ら出力される符号ビット信号を、それぞれ、マッピング
部1−2により、複素信号へマッピングし、マルチキャ
リア変調信号の最小符号距離を順次変化させ、伝送デー
タ毎に誤り保護強度を可変とする符号化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャリア伝
送における不均一誤り保護方法並びにその符号器及び復
号器に関し、複数の搬送波周波数を用いた伝送におい
て、伝送データ毎に異なる伝送品質を与える符号化を行
い、高効率伝送を実現する不均一誤り保護方法並びにそ
の符号器及び復号器に関する。
【0002】広帯域無線通信において、マルチパスによ
る周波数選択性フェージングが伝送品質を劣化させる大
きな要因となっており、耐マルチパス周波数選択性フェ
ージングに優れた伝送技術として、マルチキャリア変調
による伝送が知られている。
【0003】マルチキャリア変調による伝送は、図19
の(a)に示すように、伝送帯域を複数の搬送波周波数
f1〜fN(以下、サブキャリアという。)に分割し、
それぞれを変調して伝送する技術であり、周波数ダイバ
ーシチ効果がえられることで周波数選択性フェージング
による伝送劣化を補償し、高品質無線伝送を可能とする
ものである。
【0004】また、サブキャリアf1〜fNが互いに直
交する場合には、図19(b)に示すように、各被変調
波のスペクトルを重ね合わせても、受信側で各被変調信
号を特性劣化なく分離して取り出すことができるため、
狭帯域化を図ることも可能である。この直交周波数分割
多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Mult
iplex )技術もマルチキャリア変調による伝送技術の一
形態である。
【0005】
【従来の技術】マルチキャリア変調による伝送の問題点
の一つに、送信信号のピーク包絡線電力(PEP:Peak
Envelope Power )又はピーク対平均電力比の増大化が
ある。ピーク電力の大きい伝送システムは、その線形性
を補償するために、広範囲なレベルの線形増幅器を必要
とするが、このような線形増幅器は高価で且つ電力効率
が低く、また、廉価な増幅器を用いた場合は、その飽和
領域によって非線形歪みが発生し、特性が劣化するとい
う問題があり、このことがマルチキャリア変調による伝
送システムの実用化へ向けてのボトルネックとなってい
た。
【0006】このピーク電力の増大に対する解決策とし
ては、(1)マルチキャリア変調における入力信号パタ
ーンの制限、又は(2)マルチキャリアの被変調出力信
号のレベル制限によるものに大別される。
【0007】前者は、符号化処理において、ピーク電力
が大となる信号パターンの発生を禁止するものであり、
送信信号のピーク電力は常に一定レベル以下となり、伝
送特性の劣化は一切生じない。更に、伝送に使用する信
号パターンとして、その最小符号距離の大きい符号を用
いることにより、受信特性(BER:ビット誤り率)を
向上させることが可能となる。
【0008】後者は、非線形歪みが生じるような大きな
ピーク電力を生ずる信号パターンの発生確率が小さいこ
とを利用し、例えば、或るスレッショルド値を超えるピ
ーク電力が発生した場合に、それをスレッショルド値で
強制的にカットするもの、即ちクリッピング等を行うも
のである。この手法は、当然、非線形歪みによるサイド
ローブレベルの増大、つまりはキャリア間干渉をもたら
し、伝送特性の劣化を引き起こす。
【0009】また、スレッショルド値を超えるピーク電
力が発生する場合に、送信信号の包絡線レベル全体を下
げ、スレッショルド値に正規化する手法もあるが、これ
は結局、送信信号全体のS/N比を劣化させてしまうた
め、同様に伝送特性の劣化を生ずる。
【0010】従って、広帯域かつ高品質の無線伝送の実
現のためには、前者の手法がより望まれる。また、高速
・広帯域無線通信には、画像や音声等の複数のメディア
を取り扱うマルチメディア移動アクセスの実現が望まれ
ている。
【0011】これらのマルチメディアは、それぞれ、伝
送システムに対する伝送品質の要求が異なる。一般に、
伝送品質は、符号化手法にも依存するが、例えば、音声
等の伝送はビット誤り率(BER)が10-2程度でよい
のに対し、画像伝送はビット誤り率(BER)が10-5
以下が望まれる。
【0012】また、パケット通信において、パケットに
関する制御情報部と各マルチメディア情報が格納される
データ情報部とでは、要求されるビット誤り率が異な
る。これは制御情報部の誤りにより、パケットの誤配送
等が発生し、ネットワーク全体に対する予期せぬトラフ
ィック負荷の増大を招くことがあり、それを防ぐため、
制御情報部に要求されるビット誤り率(BER)は十分
低い値が要求される。
【0013】これらの要求に応えるため、ビット誤りに
対する保護強度の異なる複数種類の符号化手段を用いる
ことにより、異なる伝送品質を提供し、効率の良い伝送
を行う技術として、不均一誤り保護(UEP:Unequal
Error Protection)の技術が知られている。
【0014】しかし、従来の不均一誤り保護(UEP)
は、マルチキャリア変調による伝送を対象としたもので
はなく、マルチキャリア伝送における不均一誤り保護、
つまり、一まとまりのマルチキャリアシンボルを一符号
語と見なした符号化を対象とした不均一誤り保護は、従
来技術として存在しない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した無
線伝送における問題や要求に鑑み、周波数選択性フェー
ジングに対して高品質な無線伝送を可能とするマルチキ
ャリア伝送において、伝送データ毎に異なる伝送品質を
与えて伝送効率を向上させ、更にはマルチキャリア伝送
におけるピーク電力の抑圧をも同時に可能とする不均一
誤り保護方法並びにその符号器及び復号器を提供するこ
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチキャリア
伝送における不均一誤り保護方法は、(1)複数の搬送
波により符号語を伝送するマルチキャリア伝送システム
において、1マルチキャリアシンボル時間毎に、複数の
搬送波の変調信号点で構成される符号語の最小符号距離
の異なる符号化を行い、最小符号距離を順次変化させ、
複数の符号語の系列から成るデータフレーム内における
誤り保護強度を可変にしたものである。
【0017】また、(2)前記最小符号距離の異なる符
号化において、マルチキャリア変調信号の送信ピーク電
力が所定値以下となる符号を用いて符号化を行うもので
ある。
【0018】また、本発明のマルチキャリア伝送におけ
る不均一誤り保護を行う符号器は、(3)複数の搬送波
により符号語を伝送するマルチキャリア伝送システムの
符号器において、入力される情報ビット信号に対して、
1マルチキャリアシンボル時間毎に、複数の搬送波の変
調信号点で構成される符号語の最小符号距離の異なる符
号化を行う複数種類の符号部と、該複数種類の符号部の
うちの一つを選択し、該符号部から出力される符号ビッ
ト信号を出力するセレクタ部と、該各符号部から出力さ
れる各符号ビット信号を、それぞれ、複素信号へマッピ
ングするマッピング部とを備え、最小符号距離を順次変
化させ、複数の符号語の系列から成るデータフレーム内
における誤り保護強度を可変とする符号化を行う構成を
有するものである。
【0019】また、(4)前記符号器は、符号化のタイ
ミング信号を生成するタイミング生成部と、入力される
情報ビット信号をシリアル・パラレル変換し、前記複数
種類の符号部へ出力するシリアル・パラレル変換部とを
備えたものである。
【0020】また、(5)前記符号器は、前記タイミン
グ信号を基に前記複数種類の符号部のうちの一つをアク
ティブ状態にする信号を発生するデコード部とを備えた
ものである。
【0021】また、本発明のマルチキャリア伝送におけ
る不均一誤り保護された符号の復号化を行う復号器は、
(6)複数の搬送波により伝送された符号語を復号する
マルチキャリア伝送システムの復号器において、1マル
チキャリアシンボル時間毎に、複数の搬送波の変調信号
点で構成される符号語の最小符号距離の異なる符号の復
号化を行う複数種類の復号部を有し、該複数種類の復号
部は、複数の搬送波の受信データ信号に対して、伝送さ
れた符号語を最尤推定する構成を有するものである。
【0022】また、(7)前記複数種類の復号部を有
し、符号語を最尤推定する復号器は、復号化のタイミン
グ信号を生成するタイミング生成部と、1マルチキャリ
アシンボル時間毎に、複数の搬送波の変調信号点で構成
される符号語の最小符号距離の異なる符号化を行う複数
種類の符号部と、前記複数種類の符号部に最尤推定のデ
ータ制御信号を出力するとともにタイミング制御信号を
発生するタイミング制御部と、前記複数種類の符号部の
うちの一つを選択し、該符号部から出力される符号ビッ
ト信号を出力するセレクタ部と、該各符号部から出力さ
れる各符号ビット信号を、それぞれ、複素信号へマッピ
ングするマッピング部と、複数の搬送波の変調信号の受
信データと前記マッピング部の出力との符号距離を計算
する符号距離計算部と、該符号距離計算部により計算し
た符号距離の最小符号距離を求めて保持する符号距離比
較部及び最小距離メモリ部と、前記最小符号距離となっ
た最尤推定のデータ制御信号を記憶し、該記憶した最尤
推定のデータ制御信号を、前記タイミング生成部からの
タイミング信号によって出力するタイミングメモリ部と
を備えたものである。
【0023】また、(8)前記復号器は、前記タイミン
グ信号を基に前記複数種類の符号部のうちの一つをアク
ティブ状態にする信号を発生するデコード部を備えたも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の符号器の基本構成
の説明図である。符号器は、#1〜#mの種類の異なる
m個の符号部1−1とマッピング部1−2とから構成さ
れ、伝送する情報ビット信号を入力し、該情報ビット信
号を各符号部#1〜符号部#mにより符号化し、各符号
部#1〜符号部#mからの符号ビット信号を、マッピン
グ部1−2により各サブキャリア毎の変調用のマッピン
グ信号として出力する。
【0025】ここで、伝送品質としてm種類の異なる伝
送品質により情報ビット信号を伝送するものとする。図
2の(a)に符号器に入力される情報ビット信号のデー
タフレームフォーマットを示す。m種類の伝送品質によ
り情報ビット信号を伝送する場合、情報ビット信号のデ
ータフレームは、m個のデータサブフレームFD1 〜F
m により構成される。図2の(a)においてv1 〜v
m は、各データサブフレームFD1 〜FDm のビット数
を表し、その総ビット数Vは、(式1)に示すようにそ
の総計値となる。
【0026】V=Σi=1 m {vi }・・・(式1) ここで、「Σi=1 m { }」の記号は、指標iの{ }
内の式又は値について、指標iが1からmまでのものを
合計したものを意味するものとし、以下の式においても
同様である。
【0027】図1に示す符号器には、図2の(a)に示
す情報ビット信号のデータフレームが入力され、符号器
の#1〜#mのm種の符号部1−1の入出力信号は、各
データサブフレームFD1 〜FDm の区間毎に、対応す
る符号部#1〜#mに切替えられ、各符号部#1〜#m
は要求される伝送品質に応じた符号化を行い、各データ
サブフレームFD1 〜FDm 毎にビット誤りに対する保
護強度の異なる不均一誤り保護を与える符号化を行う。
【0028】また、各符号部1−1は、マルチキャリア
シンボル単位での符号化を行い、n個のサブキャリア分
の符号ビット信号を出力する。マッピング部1−2は、
各データサブフレームFD1 〜FDm の区間毎に決めら
れた変調方式により変調するためのn個のサブキャリア
分のマッピング信号を生成する。ここでマッピング信号
は、複素信号(Ich/Qch)である。
【0029】図1に示す符号器から出力される符号ビッ
ト信号の符号フレームフォーマットを、図2の(b)に
示す。符号フレームフォーマットは、m個の符号サブフ
レームFC1 〜FCm により構成される。
【0030】図2の(b)においてw1 〜wm は、各符
号サブフレームFC1 〜FCm のビット数であり、Wは
その総ビット数である。符号サブフレームFCi のビッ
ト数wi は(式2)により、また、その総ビット数Wは
(式3)により表される。
【0031】 wi =n×Bi ×δi (1≦i≦m) ・・・(式2) W=Σi=1 m {wi } ・・・(式3) ここで、Bi はi番目の符号サブフレームFCi におけ
るサブキャリア変調指数(ビット/シンボル)、δi
その符号サブフレームFCi を構成するシンボル数を表
している。
【0032】また、#1〜#mの各符号部の符号化率を
i とした場合、符号サブフレームFCi のビット数w
i とデータサブフレームFDi のビット数vi は、以下
の式(4)に示す関係を有する。 Ri =vi /wi (1≦i≦m) ・・・(式4)
【0033】n個のサブキャリアによるマルチキャリア
伝送システムは、シングルキャリアによる伝送の速度を
1/nとしたチャネルをn個有し、そのn個のチャネル
により並列に伝送することを意味し、この1シンボル時
間(OFDMの場合は、1FFTシンボル時間と呼
ぶ。)で生成されるn次元の信号空間を1つの符号語と
して扱う。
【0034】ここで、符号c(i) が表すn次元の符号空
間Cn は、1マルチキャリアシンボルが生成する信号空
間ベクトルSにおいて、出力符号系列ベクトルS(c
(i) )={S1 (c(i) ),S2 (c(i) ),・・・,
n (c(i) )}∈S ・・・(式5)にマッピングさ
れる。ここで、Sk (c(i) )は符号c(i) におけるk
(1≦k≦n)番目のキャリアの複素信号点、iは入力
情報である。
【0035】情報データiは、各キャリアの変調指数を
Mとすると、キャリア毎に2M 個のビットパターンが存
在し、n個のキャリアを用いた場合に合計で2nM個のビ
ットパターン、つまり符号語が存在することとなる。
【0036】このとき、異なる2つの符号の符号距離Δ
ijは、以下の(式6)のように表される。 Δd2 ij=|c(i) −c(j) |2 =Σk=1 n {|Sk (c(i) )−Sk (c(j ) )|2 }・・・・(式6)
【0037】よって、出力符号の最小符号距離(電力
値)d2 min は、以下の(式7)によって表される。 d2 min =min{Δd2 ij} ・・・(式7) 各キャリアにおける変調信号の最小信号点間距離(電力
値)をd2 とすると、全符号{Cn }を伝送符号として
用いる場合は、d2 min =d2 となる。
【0038】本発明は、1シンボル時間に生成される出
力符号として、符号空間Cn におけるm種の異なる部分
集合を用いることにより、それぞれ最小符号距離の異な
るシンボルを生成するものである。
【0039】つまり、全符号空間Cn の最小符号距離を
2 min (Cn )とし、その部分集合Cp (⊆Cn )の
最小符号距離をd2 min (Cp )とした場合、d2 min
(C n )≦d2 min (Cp )を満たす任意の部分符号空
間Cp (⊆Cn )を、各入力情報毎に選択することによ
り、異なる伝送品質を提供するものである。
【0040】全符号空間Cn を用いたときの符号化率を
R(Cn )とし、部分集合Cp を用いたときの符号化率
をR(Cp )とすると、各々の符号化率は、当然、R
(Cn)≧R(Cp )となる。
【0041】また、各サブフレームの符号化率Ri は、
1マルチキャリアシンボル時間における入力ビット数D
i と出力ビット数Ci との比により表される。即ち、 Ri =Di /Ci (1≦i≦m) ・・・(式8) として表すことができる。
【0042】図1に示す#1〜#mの符号部による出力
符号のそれぞれの最小符号距離をd 2 min (i) 、符号化
率をRi (1≦i≦m)とすると、前記各符号サブフレ
ームFC1 〜FCm における平均符号化率R* は、以下
の(式9)のように表される。 R* =V/W=(1/W)・Σi=1 m {wi i } ・・・(式9)
【0043】なお、#1〜#mの各符号部1−1におい
て、誤り訂正を行わない符号部の個数やその装置の位置
(サブデータフレームの位置)には制約はなく、任意に
設定することができる。
【0044】また、誤り訂正を行わないため、その符号
器の符号化率は、Ri =1で、d2 min =d2 となる。
このような符号部は、実際には入力情報をそのままスル
ーで出力する。
【0045】また、本発明において、変調指数も異なる
最小符号距離を与える変数として扱うことができる。こ
れは、異なる符号サブフレームFCi ,FCj の要求品
質、例えばビット誤り率(BER)をqi ,qj (1≦
i,j≦m)とし、qi ≦q j と仮定すると、不均一誤
り保護は、異なる最小符号距離を与えること、つまりd
2 min (i) ≧d2 min (j) となる符号化を行うことと等
価であり、送信電力が一定である場合、変調指数によっ
て最小符号距離が異なることを利用できるためである。
【0046】例えば、多相位相変調(M-ary PSK,
MPSK)を用いる場合、変調指数Mが2となるQPS
Kから、変調指数Mが3となる8PSKに変更すると、
伝送速度は3/2倍になる一方で、QPSKの最小信号
点間距離d2 に対し、8PSKの場合はその最小信号点
間距離は図3に示すように0.736d2 となる。
【0047】図3は多相位相変調(MPSK)における
信号点間距離を示し、QPSKの信号点は図の○印の点
で、その信号点間距離はd2 、8PSKの信号点は図の
○と×印の点で、その信号点間距離は0.736d2
なる。
【0048】よって、同一の符号化率の誤り訂正を行っ
た場合、伝送品質としてはQPSKより8PSKによる
変調方式を用いた方が、最小信号点間距離が小さくなる
ため伝送品質が劣化する。
【0049】すなわち、符号化率Ri は、 Ri =Rc ・Rm ・・・(式10) で決定される。
【0050】ここで、Rc は誤り訂正における符号化率
であり、Rm は変調指数より算出される符号化率であ
る。伝送品質qi を満足する最小符号距離d2 min (i)
さえ与えられれば、前記誤り訂正及び変調方式の組合せ
には制約がない。つまり、変調指数による符号化率Rm
を一定とし、誤り訂正の符号化率Rc を変化させてもよ
いし、その逆でもよいし、その双方を変化させてもよ
い。
【0051】更に、同一サブフレームにおける1マルチ
キャリアシンボル内で、サブキャリア毎に異なる変調方
式を用いても、前記の最小符号距離d2 min (i) が所定
値以上あり、要求される伝送品質を満たす限り、サブキ
ャリア毎の変調方式については何ら制約がない。
【0052】本発明は、n個のサブキャリアによる1マ
ルチキャリアシンボルを、n次元信号空間として捉え、
この信号空間で符号化を行う一種の符号化変調方式と見
なすことができる。
【0053】そして、n次元信号空間で符号化を行う際
に、前述したマルチキャリア伝送における問題点の一つ
となるピーク包絡線電力が所定値以下の符号を採用する
ことにより、ピーク電力抑圧と不均一誤り保護(UE
P)とを同時に図ることが可能となる。
【0054】つまり、ピーク電力抑圧符号は、全符号空
間Cn のうち、各サブキャリアの信号点の電力の総和が
所定値を超えない符号の部分集合であり、その部分集合
をC r (⊂Cn )とすると、図1に示す符号器において
符号化に用い得る符号として、全符号空間Cn を部分集
合Cr に置き換える(Cr ←Cn )ことにより、実現す
ることができる。
【0055】ピーク電力抑圧符号としては、相補系列符
号(Complementary 符号)がよく知られており、マルチ
キャリア変調への適用が研究されている。この符号は、
自己相関が高いコードで多相位相変調への適用が可能で
ある。
【0056】また、この符号は、N個のサブキャリアに
よる符号に対して、符号化率R=(log2N+1)/N、
最小符号距離d2 min =(N/2)・d2 及びピーク電
力低減量Pgain=(2/N)・Pを提供する。
【0057】ここで、PはN個のサブキャリアにおける
ピーク電力である。例えば、4個のサブキャリア(N=
4)では、符号化率Rは3/4、最小符号距離d2 min
は2d2 、ピーク電力低減量Pgainは(1/2)・Pで
あり、8個のサブキャリア(N=4)では、符号化率R
は1/2、最小符号距離d2 min は4d2 、ピーク電力
低減量Pgainは(1/4)・Pとなる。
【0058】図4は本発明の第1の実施の形態の符号器
の構成を示す図である。符号器40は、m種類の誤り保
護が可能な符号化を行う機能を有し、タイミング生成部
4−1、シリアル・パラレル変換(S/P)部4−2、
デコード部4−3、m個の符号部4−4、セレクタ部4
−5及びマッピング部4−6とから構成される。
【0059】符号器40には情報ビット信号とデータフ
レームタイミング信号とが入力され、符号器40から情
報ビット信号を符号化したn個のサブキャリア分のマッ
ピング信号を出力する。
【0060】タイミング生成部4−1は、入力されたデ
ータフレームタイミング信号から、符号タイミング信号
を生成し、該符号タイミング信号を、シリアル・パラレ
ル変換(S/P)部4−2、デコード部4−3、セレク
タ部4−5及びマッピング部4−6へ出力する。
【0061】また、タイミング生成部4−1は、データ
フレーム単位にて動作し、1データフレーム間のデータ
フレームフォーマットに従い、m種類の符号タイミング
信号を周期的に出力する。ここで、符号タイミング信号
のビット数(S)は、m種類のタイミング信号値を出力
するために必要なビット数である。
【0062】シリアル・パラレル変換(S/P)部4−
2は、符号タイミング信号により、前述の(式8)に示
す符号化率Ri に対応するように、出力ビット数を変化
させながらシリアル・パラレル変換を行い、情報ビット
信号を各符号部4−4へ出力する。
【0063】デコード部4−3は、符号タイミング信号
により、m種の符号化信号を生成し、各符号部4−4へ
出力する。各符号化信号は、各符号部4−4の符号化動
作を有効とする場合にのみアクティブ状態となる信号と
して生成される。
【0064】各符号部4−4は、マルチキャリアシンボ
ル単位でDi (i=1〜m)ビットの入力信号を前述の
(式8)に示す符号化率に従う符号化を行い、1マルチ
キャリアシンボル分の符号データをCi (i=1〜m)
ビットの符号化データ信号として出力する。
【0065】また、各符号部4−4は、それぞれ符号化
信号によりアクティブ状態とされた場合にのみ動作す
る。セレクタ部4−5は、各符号部4−4から入力され
るm種の符号化データ信号を、符号タイミング信号によ
り順次選択し、マッピング部4−6へ出力する。ここ
で、セレクタ部4−5から順次出力されるビット数Ci
は、選択された符号部から出力される符号化データ信号
のビット数となる。
【0066】マッピング部4−6は、セレクタ部4−5
から出力されるCi ビットの符号化データ信号を、符号
タイミング信号に従い、n個のサブキャリアの変調信号
へマッピングする。これにより、n個のサブキャリア分
のマッピング信号が生成され、n個の各サブキャリア
は、それぞれのマッピング信号により変調され、マルチ
キャリア変調信号が出力される。
【0067】図5は本発明の第2の実施の形態の符号器
の構成を示す図である。この符号器50もまた第1の実
施の形態の符号器と同様にm種類の誤り保護が可能な符
号化を行う機能を有する。
【0068】符号器50は、タイミング生成部5−1、
S/P変換部5−2、m個の符号部5−4、セレクタ部
5−5及びマッピング部5−6とから構成される。この
第2の実施の形態の符号器50の構成は、第1の実施の
形態の符号器40におけるデコード部4−3を具備しな
い構成ものである。
【0069】符号器50には、前述の第1の実施の形態
の符号器40と同様に情報ビット信号とデータフレーム
タイミング信号が入力され、符号器50は、情報ビット
信号を符号化してn個のサブキャリア分のマッピング信
号を出力する。
【0070】タイミング生成部5−1は、入力されたデ
ータフレームタイミング信号から、符号タイミング信号
を生成し、該符号タイミング信号をシリアル・パラレル
変換(S/P)部5−2、セレクタ部5−5及びマッピ
ング部5−6へ出力し、その動作は、前述した第1の実
施の形態の符号器40におけるものと同一であるので重
複した説明は省略する。
【0071】シリアル・パラレル変換(S/P)部5−
2も前述の第1の実施の形態の符号器40と同様に、符
号タイミング信号により、所定の符号化率Ri に対応す
るように出力ビット数を変化させながらシリアル・パラ
レル変換を行い、各符号部5−4へ情報ビット信号を出
力する。
【0072】各符号部5−4は、前述の第1の実施の形
態の符号器40と同様に、マルチキャリアシンボル単位
でDi (i=1〜m)ビットの入力信号を前述の(式
8)に示す符号化率に従う符号化を行い、1マルチキャ
リアシンボル分の符号データをCi (i=1〜m)ビッ
トの符号化データ信号として出力する。
【0073】但し、前述の第1の実施の形態の符号器4
0においては、デコード部4−3からの符号化信号によ
りアクティブ状態となった符号部のみが符号化を行うの
に対し、第2の実施の形態の符号器50の各符号部5−
4は、常時アクティブ状態にあり、全ての符号部5−4
において常時、符号化の動作が実行される。
【0074】セレクタ部5−5及びマッピング部5−6
は、前述の第1の実施の形態の符号器4におけるものと
同様に動作し、各符号部5−4から入力されるm種の符
号化データ信号を符号タイミング信号により順次選択
し、1マルチキャリアシンボル分のデータであるCi
ットの符号化データ信号を、n個のサブキャリアの変調
信号へマッピングする。
【0075】第2の実施の形態の符号器50は、第1の
実施の形態の符号器40におけるデコード部4−3が不
要となり、回路規模の縮小化及び簡略化を図ることがで
きる。一方、第1の実施の形態の符号器40は、デコー
ド部4−3の符号化信号により、一つの符号部のみをア
クティブ状態とし、他の符号部の符号化動作を停止させ
るため、符号部4−4全体の消費電力を削減することが
できる。
【0076】次に、本発明の復号器について説明する。
前述の符号化アルゴリズムにより生成された1シンボル
区間の信号であるDi ビット数の情報信号を、Ci ビッ
ト数のn個のサブキャリアの受信信号系列から最尤復号
する。
【0077】ここで、マルチキャリア伝送の受信信号系
列ベクトルrを、 r={r1 ,r2 ,・・・,rn } ・・・(式11)
とすると、 符号c(i) に対する尤度関数λ(c(i) )は、以下の
(式12)により表される。 λ(c(i) )=Σm=1 n {Sm (c(i) )−rm } ・・・(式12)
【0078】そして、尤度関数λ(c(i) )の最小値i
^を与える符号c(i) を、(式13)により算出し、最
小値i^を復号データとする。 i^=min{λ(c(i) )} ・・・(式13)
【0079】図6は本発明の符号器の基本構成を示し、
マルチキャリア変調された図2の(b)に示す符号フレ
ームを受信し、その#1〜#nのn個の受信データ信号
から、m種類の復号部6−1によりその復号を行う。
【0080】復号器の入出力信号(即ち、受信データ信
号及び復号データ信号)は、各符号サブフレーム区間毎
に順次対応する#1〜#mのm種の復号部6−1に割り
振られる。なお、受信データ信号は複素信号(Ich/Q
ch)である。
【0081】図7は本発明の第1の実施の形態の復号器
の構成を示す図である。復号器70は、m種類の誤り保
護が行われたデータ信号の復号化を行う機能を有し、タ
イミング生成部7−1、デコード部7−2、タイミング
制御部7−3、m個の符号部7−4、セレクタ部7−
5、マッピング部7−6、符号距離計算部7−7、符号
距離比較部7−8、最小距離メモリ部7−9、タイミン
グメモリ部7−10及びパラレル・シリアル変換(P/
S)部7−11により構成される。
【0082】復号器70にはn個のサブキャリア分の受
信データ信号#1〜#n及び符号フレームタイミング信
号が入力され、復号器70はそれらの信号から、受信デ
ータの復号化を行い、復号データ信号を出力する。
【0083】タイミング生成部7−1は、入力された符
号フレームタイミング信号から、復号タイミング信号を
生成し、該復号タイミング信号をデコード部7−2、タ
イミング制御部7−3、セレクタ部7−5、マッピング
部7−6、タイミングメモリ部7−10及びパラレル・
シリアル変換(P/S)部7−11へ出力する。
【0084】また、タイミング生成部7−1は、符号フ
レーム単位にて動作し、1符号フレーム間の符号フレー
ムフォーマットに従い、m種類の復号タイミング信号を
周期的に出力する。ここで、復号タイミング信号のビッ
ト数(S)は、m種類の信号値を出力するために必要な
ビット数である。
【0085】デコード部7−2は、復号タイミング信号
により、m種の符号化信号を生成し、各符号部7−4へ
出力する。各符号化信号は、各符号部7−4の符号化動
作を有効とする場合にのみアクティブ状態となる信号と
して生成される。
【0086】タイミング制御部7−3は、前述の符号器
における符号部の入力ビット数と同じビット数であるD
i (i=1〜m)ビットのデータ制御信号を、復号タイ
ミング信号に従って順次変化させながら、各符号部7−
4及びタイミングメモリ部7−10に出力する。
【0087】また、タイミング制御部7−3は、マルチ
キャリアシンボル単位にて動作し、1マルチキャリアシ
ンボル時間にDi (i=1〜m)ビットの信号が取り得
る値全てのデータ制御信号を周期的に出力する。
【0088】更に、タイミング制御部7−3は、データ
制御信号の変化時にアクティブとなるタイミング制御信
号を生成し、該タイミング制御信号を符号距離計算部7
−7、符号距離比較部7−8及び最小距離メモリ部7−
9へ送出し、データ制御信号の変化タイミングを通知す
る。
【0089】符号部7−4は、タイミング制御部7−3
から入力されるデータ制御信号に対して前述の(式8)
に示す符号化率により、前述の符号器における符号部と
同様の符号化を行う。なお、C1 〜Cm は各符号部から
出力される符号化データ信号のビット数である。
【0090】セレクタ部7−5では、各符号部7−4か
ら入力されるm種類の符号化データ信号を復号タイミン
グ信号に従って選択し、符号ビット信号として出力す
る。ここで、セレクタ部7−5から出力されるビット数
i は、選択された符号化データ信号のビット数であ
る。
【0091】マッピング部7−6は、セレクタ部7−5
から出力される1マルチキャリアシンボル分のデータで
あるCi ビットの符号ビット信号を、復号タイミング信
号に従い、n個サブキャリアの変調信号へマッピングす
る。これにより、n個のサブキャリア分のマッピング信
号が生成され、符号器における場合と同様に、n個の各
サブキャリアによるマルチキャリア変調信号が出力され
る。
【0092】符号距離計算部7−7は、受信データ信号
とマッピング信号との符号距離の計算を、タイミング制
御信号に同期して行う。該計算による符号距離を示す符
号距離信号は、符号距離比較部7−8及び最小距離メモ
リ部7−9に入力される。
【0093】符号距離比較部7−8は、符号距離計算部
7−7から出力される符号距離信号と、最小距離メモリ
部7−9に保持された前回までの比較により判定した最
小距離信号との比較を、タイミング制御信号に同期して
行う。
【0094】符号距離比較部7−8の出力であるメモリ
タイミング信号は、現在入力されている符号距離信号が
過去の最小距離信号よりも小さい場合にアクティブとな
る信号である。
【0095】最小距離メモリ部7−9は、メモリタイミ
ング信号がアクティブになったときに、符号距離計算部
7−7から入力される符号距離信号を、最小距離データ
として格納する。
【0096】この最小距離データは、タイミング制御信
号に同期して最小距離信号として符号距離比較部7−8
に出力される。また、1マルチキャリアシンボル間隔毎
に最小距離データのクリアを行うことにより、1マルチ
キャリアシンボル区間での最小距離を格納する。
【0097】タイミングメモリ部7−10には、タイミ
ング制御部7−3から出力されるデータ制御信号が、符
号部7−4への入力と共に入力され、該データ制御信号
を、前述のメモリタイミング信号がアクティブとなった
ときに、タイミングメモリ部7−10に取り込んで格納
する。
【0098】このタイミングメモリ部7−10に格納さ
れたデータは、復号タイミング信号に同期して、1マル
チキャリアシンボル間隔でパラレル・シリアル変換(P
/S)部7−11へ出力された後クリアされる。この動
作により、受信データ信号との符号距離が最も小さい最
尤復号データが、復号データ信号として出力される。
【0099】パラレル・シリアル変換(P/S)部7−
11は、復号タイミング信号に同期して、タイミングメ
モリ部7−10から出力される最尤復号データのビット
数を変化させながらパラレル・シリアル変換を行い、復
号データ信号として出力する。
【0100】図8は本発明の第2の実施の形態の復号器
の構成を示す図である。この第2の実施の形態の復号器
も同様に、m種類の誤り保護が行われたデータ信号の復
号化を行う機能を有し、タイミング生成部8−1、タイ
ミング制御部8−3、m個の符号部8−4、セレクタ部
8−5、マッピング部8−6、符号距離計算部8−7、
符号距離比較部8−8、最小距離メモリ部8−9、タイ
ミングメモリ部8−10及びパラレル・シリアル変換
(P/S)部8−11により構成される。
【0101】第2の実施の形態の復号器80は、前述の
第1の実施の形態の復号器70と同様に、n個のサブキ
ャリア分の受信データ信号#1〜#n及び符号フレーム
タイミング信号が入力され、受信データ信号を復号して
復号データ信号を出力する。
【0102】この第2の実施の形態の復号器80の構成
は、前述の図7に示す第1の実施の形態の復号器70に
設けたデコード部7−2を省いたもので、前述の第1の
実施の形態の復号器70においては、デコード部7−2
からの符号化信号によりアクティブ状態になった符号部
7−4のみが符号化を行うのに対し、第2の実施の形態
の復号器80の各符号部8−4は、常時アクティブ状態
となり、全ての符号部8−4において常時、符号化の動
作が実行される。
【0103】そのため、第2の実施の形態の復号器80
は、第1の実施の形態の復号器70におけるデコード部
7−2が不要となり、回路規模の縮小化及び簡略化を図
ることができる。一方、第1の実施の形態の復号器70
は、デコード部7−2の符号化信号により、一つの符号
部のみをアクティブ状態とし、他の符号部の符号化動作
を停止させるため、符号部7−4全体の消費電力を削減
することができる。
【0104】デコード部7−2を省いたほかは、第2の
実施の形態の復号器80の構成は、第1の実施の形態の
復号器70と同様であるので、その動作についての重複
した説明は省略する。
【0105】図9は本発明の第1の実施の形態の符号器
の第1の実施例の説明図である。同図は、4個のサブキ
ャリアによるマルチキャリア伝送システムにおいて、2
種類の誤り保護を行う実施例を示し、タイミング生成部
9−1、シリアル・パラレル変換(S/P)部9−2、
デコード部9−3、2個の符号部9−4、セレクタ部9
−5及びマッピング部9−6により構成される。
【0106】符号器90には、情報ビット信号とデータ
フレームタイミング信号とが入力され、該符号器90か
ら4個のサブキャリア分のマッピング信号#1〜#4が
出力される。この構成により、各サブキャリアがQPS
K変調され、サブキャリア数が4であるマルチキャリア
変調用の符号器を実現することができる。
【0107】この第1の実施例における第1(#1)及
び第2(#2)の符号部9−4は、マルチキャリアシン
ボル単位の入力信号に対して、それぞれ第1の符号化率
1=1/2及び第2の符号化率R2 =1(誤り訂正な
し)の異なる二つの符号化率により符号化を行い、1マ
ルチキャリアシンボル分のデータである8ビットの符号
化データ信号を出力する。
【0108】第1(#1)の符号部は、図10の表1の
表に示す入力と出力の関係に従って符号化を行う。ま
た、第2の(#2)符号部は、入力データをそのまま出
力する。第1(#1)の符号部により生成される符号の
符号距離(電力値、以後すべて電力値で表す。)は4d
2 となり、符号部#2の出力信号の符号距離はd2 とな
る。
【0109】これにより、2種類の符号距離を有する信
号、即ち、誤り保護に関して種類の異なる2種類の信号
を生成することができる。これらの伝送品質は、S/N
改善比で漸近値6dB(4倍)となる。
【0110】図9に示す符号器90の各機能部は、図4
に示した構成のものと同様に動作する。但し、符号部9
−4に入出力されるビット数及びセレクタ9−5から出
力されるビット数は図9に記したビット数となる。
【0111】図11は本発明の第2の実施の形態の符号
器の第1の実施例の説明図である。同図は、図9に示し
た実施例と同様に、4個のサブキャリアによるマルチキ
ャリア伝送システムにおいて、2種類の誤り保護を行う
実施例を示し、タイミング生成部11−1、シリアル・
パラレル変換(S/P)部11−2、2個の符号部11
−4、セレクタ部11−5及びマッピング部11−6に
より構成される。
【0112】図11に示す第2の実施の形態の符号器の
実施例は、図9に示す第1の実施の形態の実施例におけ
るデコード部9−3を省いたもので、その動作は、第1
(#1)及び第2(#2)の各符号部11−4が常時動
作するほかは、図9に示す第1の実施の形態の実施例に
おける動作と同様である。
【0113】図12は本発明の第1の実施の形態の符号
器の第2の実施例の説明図である。同図は、第1の実施
例と同様に4個のサブキャリア伝送システムにおける2
種類の誤り保護を行う実施例を示し、タイミング生成部
12−1、シリアル・パラレル(S/P)変換部12−
2、デコード部12−3、2個の符号部12−4、セレ
クタ部12−5及びマッピング部12−6により構成さ
れる。
【0114】符号器120には、情報ビット信号とデー
タフレームタイミング信号が入力され、該符号器120
は4個のサブキャリア分のマッピング信号#1〜#4を
出力する。この構成により、各サブキャリアがQPSK
変調され、サブキャリア数が4であるマルチキャリア変
調用の符号器を実現することができる。
【0115】この第2の実施例における第1(#1)及
び第2(#2)の符号部12−4は、ともに相補符号
(Complementary Code)により符号化を行う。第1(#
1)及び第2(#2)の符号部の符号化率R1 ,R2
は、それぞれR1 =1/2及びR 2 =3/4である。
【0116】この場合、第1(#1)の符号部により生
成される符号の符号距離は4d2 となり、第2(#2)
の符号部により生成される符号の符号距離は2d2 とな
る。これらの伝送品質は、S/N改善比で漸近値3dB
(2倍)となる。
【0117】ここで、第1(#1)符号部から出力され
る信号及び第2(#2)の符号部から出力される信号
は、ピーク電力を抑圧する信号となっているため、2種
類の異なる誤り保護強度を有する信号を生成するととも
に、ピーク電力を抑圧した信号を生成することができ
る。
【0118】なお、ピーク電力低減量は最大値、つまり
最も低減量の小さい電力値となる符号により決定される
ため、この実施例におけるピーク電力低減量Pgaimは、
ga im=1/2Pとなる。
【0119】符号部12−4を除く他の機能部は、前述
の図9に示した実施例と同様に動作する。但し、第1
(#1)の符号部には4ビット、第2の(#2)符号部
には6ビットの情報ビットが入力され、それぞれ8ビッ
トの符号化データ信号を出力する。
【0120】図13は本発明の第2の実施の形態の符号
器の第2の実施例の説明図である。同図は、前述の実施
例と同様に4個のサブキャリア伝送システムにおける2
種類の誤り保護を行う場合を示し、タイミング生成部1
3−1、シリアル・パラレル(S/P)変換部13−
2、2個の符号部13−4、セレクタ部13−5及びマ
ッピング部13−6により構成される。
【0121】符号器130には、情報ビット信号とデー
タフレームタイミング信号が入力され、該符号器130
は、4個のサブキャリア分のマッピング信号を出する。
この構成により、各サブキャリアがQPSK変調され、
サブキャリア数が4であるマルチキャリア変調用の符号
器を実現することができる。
【0122】図13に示す実施例は、図12に示す実施
例のデコード部12−3を省き、回路の簡略化を図った
ものである。各機能部は、前述の図12の実施例と同様
に動作し、2種類の誤り保護及びピーク電力抑圧を可能
にする信号を得ることができる。但し、符号部13−4
は符号化信号が入力されないため常に動作状態となる。
【0123】図14は、本発明の第1の実施の形態の復
号器の第1の実施例の説明図である。この復号器の実施
例は、前述の第1及び第2の実施の形態の符号器の第1
の実施例により符号化が行われた信号の最尤復号を行う
復号器の例である。
【0124】図14に示すように復号器140は、タイ
ミング生成部14−1、デコード部14−2、タイミン
グ制御部14−3、2個の符号部14−4、セレクタ部
14−5、マッピング部14−6、符号距離計算部14
−7、符号距離比較部14−8、最小距離メモリ部14
−9、タイミングメモリ部14−10及びパラレル・シ
リアル(P/S)変換部14−11により構成される。
【0125】復号器140には、4個のサブキャリア分
の受信データ信号#1〜#4及び符号フレームタイミン
グ信号が入力され、該復号器140は、それらの信号か
ら受信データの復号化を行い、復号データ信号を出力す
る。
【0126】符号部14−4を除く各機能部は、前述の
図7に示したものと同様に動作する。但し、符号部14
−4の入出力ビット数は図14に示すように、第1(#
1)の符号部には4ビット、第2(#2)の符号部には
8ビットのデータ制御信号が入力され、第1(#1)及
び第2(#2)の符号部から共に8ビットの符号化デー
タ信号が出力される。また、符号部14−4は、図9の
符号部と同様の動作を行う。
【0127】図15は本発明の第2の実施の形態の復号
器の第1の実施例の説明図である。この復号器の実施例
も、前述の第1及び第2の実施の形態の符号器の第1の
実施例により符号化が行われた信号の最尤復号を行う復
号器の例である。
【0128】図15に示すように復号器150は、タイ
ミング生成部15−1、タイミング制御部15−3、2
個の符号部15−4、セレクタ部15−5、マッピング
部15−6、符号距離計算部15−7、符号距離比較部
15−8、最小距離メモリ部15−9、タイミングメモ
リ部15−10及びパラレル・シリアル(P/S)変換
部15−11により構成される。
【0129】復号器150には、4個のサブキャリア分
の受信データ信号#1〜#4及び符号フレームタイミン
グ信号が入力され、該復号器150は、それらの信号か
ら受信データの復号化を行い、復号データ信号を出力す
る。各機能部は、図14に示す実施例の復号器140と
同様に動作する。但し、符号部15−4は符号化信号が
入力されないため常に動作する。
【0130】図16は本発明の第1の実施の形態の復号
器の第2の実施例の説明図である。この復号器の実施例
は、前述の第1及び第2の実施の形態の符号器の第2の
実施例により符号化が行われた信号の最尤復号を行う復
号器の例である。
【0131】図16に示すように復号器160は、タイ
ミング生成部16−1、デコード部16−2、タイミン
グ制御部16−3、2個の符号部16−4、セレクタ部
16−5、マッピング部16−6、符号距離計算部16
−7、符号距離比較部16−8、最小距離メモリ部16
−9、タイミングメモリ部16−10及びパラレル・シ
リアル(P/S)変換部16−11により構成される。
【0132】復号器160には、4個のサブキャリア分
の受信データ信号及び符号フレームタイミング信号が入
力され、該復号器160は、それらの信号から受信デー
タの復号化を行い、復号データ信号を出力する。
【0133】符号部16−4を除く各機能部は、前述の
実施例の復号器と同様に動作する。但し、符号部16−
4の入出力ビット数は図16に示すように、第1(#
1)の符号部には4ビット、第2(#2)の符号部には
6ビットのデータ制御信号が入力され、第1(#1)及
び第2(#2)の符号部から共に8ビットの符号化デー
タ信号が出力される。また、符号部16−4は、前述の
図12の符号部と同様の動作を行う。
【0134】図17は本発明の第2の実施の形態の復号
器の第2の実施例の説明図である。この復号器の実施例
も、前述の第1及び第2の実施の形態の符号器の第2の
実施例により符号化が行われた信号の最尤復号を行う復
号器の例である。
【0135】図17に示すように復号器170は、タイ
ミング生成部17−1、タイミング制御部17−3、2
個の符号部17−4、セレクタ部17−5、マッピング
部17−6、符号距離計算部17−7、符号距離比較部
17−8、最小距離メモリ部17−9、タイミングメモ
リ部17−10及びP/S部17−11により構成され
る。
【0136】復号器170には、4個のサブキャリア分
の受信データ信号#1〜#4及び符号フレームタイミン
グ信号が入力され、該復号器170は、それらの信号か
ら受信データの復号化を行い、復号データ信号を出力す
る。各機能部は、図16に示す実施例の復号器160と
同様に動作する。但し、符号部17−4は符号化信号が
入力されないため常に動作する。
【0137】図18は本発明の符号化によるS/N比対
ビット誤り率(BER)特性を示す図である。同図は、
第1又は第2の実施の形態の第2の実施例の符号化を行
った場合のS/N比対ビット誤り率(BER)特性を示
し、図の(a)はAWGNチャネル下のS/N比対ビッ
ト誤り率(BER)特性、図の(b)はフェージング環
境下におけるS/N比対ビット誤り率(BER)特性を
示している。
【0138】図中のCODE1及びCODE2は、それ
ぞれ第1(#1)の符号部(符号化率R1 =1/2)及
び第2(#2)の符号部(R2 符号化率=3/4)によ
る符号化を行った場合のS/N比対ビット誤り率(BE
R)特性を示している。
【0139】同図に示すように、種類の異なる2つの符
号部CODE1及びCODE2により、2種類の誤り率
特性を得ることができることが分かる。図の(a)に示
すAWGNチャネル下で、受信特性が約2桁(@ S/
N=7dB)異なる伝送品質が提供され、図の(b)に
示すフェージング環境下で、受信特性が約1桁(@S/
N=15dB)5dB以上異なる伝送品質が提供され
る。
【0140】また、本発明における各符号部による符号
化は、1マルチキャリアシンボル毎に独立したものであ
るため、メモリの増大及び処理遅延を伴うインターリー
ブ処理を必要としない。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数(n個)のサブキャリアによるマルチキャリア伝送
システムにおいて、1マルチキャリアシンボル時間毎
に、n個の信号点で構成される符号語の識別能力、即
ち、最小符号距離の異なる符号化を行い、最小符号距離
を順次変化させることにより、1データフレーム内にお
いて異なる伝送品質を与え、効率の良い伝送を行うこと
ができる。
【0142】また、前述の符号化において、伝送に使用
する符号にピーク電力抑圧符号を採用することにより、
異なる伝送品質を与えながら、同時にピーク電力を抑圧
することができる。
【0143】また、前述の符号化を行う符号器を、タイ
ミング生成部、シリアル・パラレル変換部(S/P
部)、デコード部、任意の個数の符号部、セレクタ部及
びマッピング部により構成することにより、符号部の個
数を増減するだけで、要求される伝送品質の種類の数に
応じた符号化を行うことができる。また、前述の符号器
において、デコード部を除くことでより簡易な回路構成
とすることができる。
【0144】また、受信側において、前述の最小符号距
離の拡大された符号データを、最尤復号することによ
り、フェージング環境下において、インターリーブ機能
を要せずに、受信特性が1桁以上異なる伝送品質を提供
することが可能となる。
【0145】また、前述の最尤復号を行う復号器を、タ
イミング生成部、デコード部、タイミング制御部、任意
の個数の符号部、セレクタ部、マッピング部、符号距離
計算部、符号距離比較部、最小距離メモリ部、タイミン
グメモリ部及びパラレル・シリアル変換部(P/S部)
により構成することにより、符号部の個数を増減するだ
けで、要求される伝送品質の種類の数に応じた復号化を
行うことができる。また、前述の復号器において、デコ
ード部を除くことでより簡易な回路構成とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号器の基本構成の説明図である。
【図2】本発明の符号器に入力される情報ビット信号の
データフレームフォーマット及び符号器から出力される
符号フレームフォーマットの図である。
【図3】多相位相変調(MPSK)における信号点間距
離の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の符号器の構成図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態の符号器の構成図で
ある。
【図6】本発明の復号器の基本構成の説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の復号器の構成図で
ある。
【図8】本発明の第2の実施の形態の復号器の構成図で
ある。
【図9】本発明の第1の実施の形態の符号器の第1の実
施例の説明図である。
【図10】本発明の符号器の第1の実施例の第1の符号
部の入出力信号マッピング表である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の符号器の第1の
実施例の説明図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態の符号器の第2の
実施例の説明図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の符号器の第2の
実施例の説明図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態の復号器の第1の
実施例の説明図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態の復号器の第1の
実施例の説明図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態の復号器の第2の
実施例の説明図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態の復号器の第2の
実施例の説明図である。
【図18】本発明の符号化によるS/N比対ビット誤り
率(BER)特性を示す図である。
【図19】マルチキャリア変調の説明図である。
【符号の説明】
1−1 #1〜#mの種類の異なるm個の符号部 1−2 #1〜#nのサブキャリアの複素信号へのマッ
ピング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J065 AB01 AC02 AD03 AE02 AE06 5K022 DD13 DD19 DD22 DD32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の搬送波により符号語を伝送するマ
    ルチキャリア伝送システムにおいて、1マルチキャリア
    シンボル時間毎に、複数の搬送波の変調信号点で構成さ
    れる符号語の最小符号距離の異なる符号化を行い、最小
    符号距離を順次変化させ、複数の符号語の系列から成る
    データフレーム内における誤り保護強度を可変にしたこ
    とを特徴とするマルチキャリア伝送における不均一誤り
    保護方法。
  2. 【請求項2】 前記最小符号距離の異なる符号化におい
    て、マルチキャリア変調信号の送信ピーク電力が所定値
    以下となる符号を用いて符号化を行うことを特徴とする
    請求項1に記載のマルチキャリア伝送における不均一誤
    り保護方法。
  3. 【請求項3】 複数の搬送波により符号語を伝送するマ
    ルチキャリア伝送システムの符号器において、 入力される情報ビット信号に対して、1マルチキャリア
    シンボル時間毎に、複数の搬送波の変調信号点で構成さ
    れる符号語の最小符号距離の異なる符号化を行う複数種
    類の符号部と、 該複数種類の符号部のうちの一つを選択し、該符号部か
    ら出力される符号ビット信号を出力するセレクタ部と、 該各符号部から出力される各符号ビット信号を、それぞ
    れ、複素信号へマッピングするマッピング部とを備え、 最小符号距離を順次変化させ、複数の符号語の系列から
    成るデータフレーム内における誤り保護強度を可変とす
    る符号化を行う構成を有することを特徴とする、マルチ
    キャリア伝送における不均一誤り保護を行う符号器。
  4. 【請求項4】 前記符号器は、符号化のタイミング信号
    を生成するタイミング生成部と、入力される情報ビット
    信号をシリアル・パラレル変換し、前記複数種類の符号
    部へ出力するシリアル・パラレル変換部とを備えたこと
    を特徴とする請求項3記載のマルチキャリア伝送におけ
    る不均一誤り保護を行う符号器。
  5. 【請求項5】 前記符号器は、前記タイミング信号を基
    に前記複数種類の符号部のうちの一つをアクティブ状態
    にする信号を発生するデコード部とを備えたことを特徴
    とする請求項4記載のマルチキャリア伝送における不均
    一誤り保護を行う符号器。
  6. 【請求項6】 複数の搬送波により伝送された符号語を
    復号するマルチキャリア伝送システムの復号器におい
    て、1マルチキャリアシンボル時間毎に、複数の搬送波
    の変調信号点で構成される符号語の最小符号距離の異な
    る符号の復号化を行う複数種類の復号部を有し、 該複数種類の復号部は、複数の搬送波の受信データ信号
    に対して、伝送された符号語を最尤推定する構成を有す
    ることを特徴とするマルチキャリア伝送における不均一
    誤り保護された符号の復号化を行う復号器。
  7. 【請求項7】 前記複数種類の復号部を有し、符号語を
    最尤推定する復号器は、復号化のタイミング信号を生成
    するタイミング生成部と、1マルチキャリアシンボル時
    間毎に、複数の搬送波の変調信号点で構成される符号語
    の最小符号距離の異なる符号化を行う複数種類の符号部
    と、前記複数種類の符号部に最尤推定のデータ制御信号
    を出力するとともにタイミング制御信号を発生するタイ
    ミング制御部と、前記複数種類の符号部のうちの一つを
    選択し、該符号部から出力される符号ビット信号を出力
    するセレクタ部と、該各符号部から出力される各符号ビ
    ット信号を、それぞれ、複素信号へマッピングするマッ
    ピング部と、複数の搬送波の変調信号の受信データと前
    記マッピング部の出力との符号距離を計算する符号距離
    計算部と、該符号距離計算部により計算した符号距離の
    最小符号距離を求めて保持する符号距離比較部及び最小
    距離メモリ部と、前記最小符号距離となった最尤推定の
    データ制御信号を記憶し、該記憶した最尤推定のデータ
    制御信号を、前記タイミング生成部からのタイミング信
    号によって出力するタイミングメモリ部とを備えたこと
    を特徴とする請求項6記載のマルチキャリア伝送におけ
    る不均一誤り保護符号の復号化を行う復号器。
  8. 【請求項8】 前記復号器は、前記タイミング信号を基
    に前記複数種類の符号部のうちの一つをアクティブ状態
    にする信号を発生するデコード部を備えたことを特徴と
    する請求項7記載のマルチキャリア伝送における不均一
    誤り保護された符号の復号化を行う復号器。
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