JP2000286508A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置

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JP2000286508A
JP2000286508A JP11086847A JP8684799A JP2000286508A JP 2000286508 A JP2000286508 A JP 2000286508A JP 11086847 A JP11086847 A JP 11086847A JP 8684799 A JP8684799 A JP 8684799A JP 2000286508 A JP2000286508 A JP 2000286508A
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JP
Japan
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layer
optical waveguide
active layer
semiconductor
semiconductor device
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JP11086847A
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English (en)
Inventor
Keizo Takemasa
敬三 武政
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリア注入効率が向上し高温動作に適し製
造容易な半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 半導体レーザ100は,光導波路120
を備えている。光導波路120は,下部クラッド層13
0とコア層140と第1上部クラッド層150と第2上
部クラッド層160とが順次積層された構成となってい
る。かかる光導波路120では,第1上部クラッド層1
50とコア層140とを含むチャネル部120aが形成
されており,該チャネル部120aの側方は,下部埋め
込み層180と上部埋め込み層190とにより埋め込ま
れている。コア層140は,下部クラッド層130側か
ら,InGaAsPからなる下部SCH層141とホー
ル停止層143とAlInGaAsからなる活性層14
5と電子停止層147とInGaAsPからなる上部S
CH層149とが順次積層された構成となっている。か
かる半導体レーザ100では,チャネル部120aのA
l組成比率が小さいために,チャネル部120a側面の
Al自然酸化膜の生成が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体装置の製造
方法および半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,光通信技術や光エレクトロニクス
技術の発展に伴い,光源装置として用いられる半導体レ
ーザの開発が進められている。かかる状況において,一
般に光通信で使用される1.3μmや1.55μmの波
長領域では,InP(インジウムリン)基板上に形成さ
れる半導体レーザが光源装置として用いられている。
【0003】従来,InP基板上に形成される半導体レ
ーザでは,活性層にInGaAsP(インジウムガリウ
ムヒ素リン)/InGaAsP−QW(Quantum
Well;量子井戸)構造を採用した構成が一般的で
あった。ところが,かかる組成の活性層は,井戸層−バ
リア(障壁)層間での電子側のバンドオフセットが小さ
いため,特に高温での動作時に,活性層からの電子の溢
れ出しが生じキャリアの注入効率が低下しレーザ特性が
悪化するという問題が生じる。
【0004】かかる問題は,”C.E.Zah,R.
B.Bhat,B.Pathak,F.Favire,
W.Lin,M.C.Wang,N.C.Andrea
dakis,D.M.Hwang,M.A.Koza,
T.P.Lee・Z.Wang,D.Darby,D.
C.Flanders and J.J.Hsieh著
「High−performance uncoole
d 1.3μm AlxGayIn1−x−yAs/I
nP strained−layer quantum
well lasers for subscrib
er loopapplication」IEEE J
ounal of Quantum Electoro
n.,vol.30,pp.511〜523,199
4”に開示された半導体レーザにおいて,一応の解決が
図られている。
【0005】本文献の半導体レーザの活性層には,電子
側のバンドオフセットがInGaAsP/InGaAs
P−QW構造よりも大きいAlGaInAs(アルミニ
ウムガリウムインジウムヒ素)/AlGaInAs−Q
W構造が採用されている。本文献によれば,活性層をA
lGaInAsから形成するかかる構成により,活性層
からの電子の溢れ出しが抑制されて,高温状態における
レーザ特性の改善が実現される。
【0006】しかし,上記文献の半導体レーザでは,S
CH層(Separate Confinement
Heterostructure;光閉じ込め層)がA
lGaInAsから形成されるとともにクラッド層がA
lInAsから形成されており,SCH層及びクラッド
層でのAl組成比率が大きい。したがって,上記文献の
半導体レーザの構成を埋め込み導波路型レーザに適用す
るには,埋め込み層の成長前にAl自然酸化膜の生成防
止又は除去のための特別な処理が必要となる。
【0007】かかる特別な処理としては,”Tawee
Tanbun−Ek,S.N.G.Chu,P.W.
Wisk,R.Pawelek,and A.M.Se
rgent著「High Performance B
uried Heterostructure 1.5
5μm Wavelength AlGaInAs/I
nP Multiple Quantum Well
Lasers Grown Entirely MOV
PE Technique」10th Interna
tional Conference on Indi
um Phosphide and Related
Materials,pp702,1998”におい
て,NHS(硫化アンモニウム)等による前処理が開
示されている。
【0008】本文献記載の前処理では,メサエッチング
終了後に,ウェハをNHS溶液中に浸しメサストライ
プ側面にS(硫黄)からなる酸化防止膜を形成し,埋め
込み層の成長前に,該ウェハを高温処理してメサストラ
イプ側面の該酸化防止膜を除去する。しかし,かかる前
処理は,長時間(1時間程度)ウェハをNHS溶液に
浸す必要があるために,工業性・実用性に乏しい。さら
に,埋め込み層成長前にウェハの高温処理が必要である
ために,処理工程数の増加による製造コストの上昇を招
く。
【0009】そこで,従来,活性層がAlGaInAs
からなる半導体レーザでは,Al自然酸化膜の生成が問
題とならない,リッジ導波路型レーザが主流となってい
る。しかし,リッジ導波路型レーザは,レーザ発振のし
きい値電流が比較的大きく放熱性が悪く,又ジャンクシ
ョンダウンでの組立が難しいという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように,
従来の半導体装置及びその製造方法では,高温動作の適
性を確保すると製造容易性及び動作信頼性の維持が困難
であった。本発明は,従来の半導体装置の製造方法およ
び半導体装置が有する上記その他の問題点に鑑みてなさ
れたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1に記載の発明は,光導波路を備える半導体
装置の製造方法において,下部クラッド層を形成する第
1工程と,非アルミニウム化合物からなる第1光導波層
及び第2光導波層とAlGaInAs系の材料からなり
第1光導波層と第2光導波層との間に介在する活性層と
を含むコア層を,下部クラッド層上に積層する第2工程
と,コア層上に上部クラッド層を積層し,下部クラッド
層とコア層と上部クラッド層とを含む層構造を形成する
第3工程と,層構造に上部クラッド層側から少なくとも
活性層を貫通するメサエッチングを施して少なくとも上
部クラッド層と活性層とを含む光導波路のチャネル部を
形成する第4工程と,チャネル部の側部に埋め込み層を
形成する第5工程とを含む構成を採用する。
【0012】ここで,埋め込み層は,埋め込み型光導波
路においてチャネル部を構成するコア層での幅方向の光
波閉じ込め効果を向上させるものであり,一般にコア層
よりも低屈折率の材料から形成される。また,チャネル
部は,光導波路において光波の伝搬経路を形成するため
の部分である。さらに,光導波層(第1光導波層及び第
2光導波層)は,活性層で発生・増幅した光波が伝搬可
能でありコア層での高さ方向の光波閉じ込め効果を向上
させるものである。尚,光導波層には,例えば,活性層
とクラッド層との間で屈折率構造を形成する活性層より
屈折率が小さくクラッド層より屈折率が大きい層である
SCH層(光閉じ込め層)がある。
【0013】かかる構成を有する請求項1に記載の発明
によれば,活性層をAlGaInAs系の材料から形成
するとともに第1光導波層及び第2光導波層を設けるこ
とにより,高温動作時等における活性層へのキャリア注
入効率とコア層への光波閉じ込め効果との向上が図られ
た半導体装置において,第1光導波層と第2光導波層と
が非アルミニウム化合物から形成される。したがって,
請求項1に記載の発明によれば,チャネル部に含まれる
Al組成比率が低減し,埋め込み層の形成前のチャネル
部側面について,Al自然酸化膜の生成を抑制すること
ができる。
【0014】尚,かかる構成を有する請求項1に記載の
発明では,埋め込み層を利用してチャネル部への電流狭
窄構造を形成することにより,活性層へのキャリア注入
効率の一層の向上を図ることができる。かかる電流狭窄
構造は,例えば,埋め込み層内にサイリスタ構造や光導
波路への印加電圧が逆方向バイアスとなるダイオード構
造を形成したり,或いは埋め込み層を一部に含むサイリ
スタ構造を形成する等により実現することができる。
【0015】また,請求項2に記載の発明は,第1工程
は,活性層と第1光導波層又は第2光導波層の少なくと
も一方との間に介在し電子又はホールのいずれかに対し
て移動障壁となるキャリア停止層を形成する第6工程を
含む構成を採用する。かかる構成を有する請求項2に記
載の発明によれば,活性層から光導波層へのキャリア
(電子又はホール)の溢れ出しが抑制されて,活性層へ
のキャリア注入効率の一層の向上が可能となる。
【0016】また,請求項3に記載の発明によれば,第
1導電型の半導体からなる下部クラッド層と上部クラッ
ド層上に積層されたコア層と第2導電型の半導体からな
りコア層上に積層された第1上部クラッド層とを有する
光導波路を備える半導体装置において,AlGaInA
s系の材料からなりコア層に含まれる活性層と,非アル
ミニウム化合物からなりコア層において第1上部クラッ
ド層又は下部クラッド層の少なくとも一方と活性層との
間に介在する光導波層と,少なくとも第1上部クラッド
層とコア層とを含む光導波路のチャネル部と,第2導電
型の半導体からなりチャネル部の側部に形成される下部
埋め込み層と,第1導電型の半導体からなりチャネル部
の側部において下部埋め込み層上に積層される上部埋め
込み層と,第2導電型の半導体からなり上部埋め込み層
上及びチャネル部上に積層される第2上部クラッド層
と,を備える構成が採用される。
【0017】かかる構成を有する請求項3に記載の発明
では,チャネル部に含まれるAl組成比率を低減するこ
とにより,チャネル部側面にAl自然酸化膜が生成しづ
らい半導体装置を提供することができる。したがって,
チャネル部側面に生成した酸化アルミニウムによる弊害
を抑制することができる。
【0018】さらに,請求項3に記載の発明では,チャ
ネル下方に位置する第1導電型の下部クラッド層とチャ
ネル側部に位置する第2導電型の下部埋め込み層及び第
1導電型の上部クラッド層とチャネル上方に位置する第
2上部クラッド層とから,サイリスタ構造が形成され
る。したがって,請求項3に記載の発明によれば,チャ
ネル部への電流狭窄構造が実現されてチャネル部への電
流注入効率が向上し,半導体装置の発光特性・増幅特性
・レーザ特性が向上する。
【0019】また,請求項4に記載の発明は,光導波層
を組成する非アルミニウム化合物がInGaAsPであ
る構成を採用する。InGaAsPは,上記従来の半導
体装置において光導波層に相当するSCH層に用いられ
ていたAlGaInAsよりも光吸収係数が小さい。し
たがって,請求項4に記載の発明によれば,光導波層で
の吸収による光損失が低減され,活性層で発生・増幅し
た光を効率的に装置外部に取り出すことができる。
【0020】ここで,InGaAsPとAlGaInA
s系の物質とでは,InGaAsPの方が伝導帯上端の
エネルギが小さく,また荷電子帯下端のエネルギ差が小
さい。したがって,請求項4に記載の発明においては,
活性層内に捕らえられなかった電子が室温動作等の高温
状態での動作時にバンドオフセットの効果で光導波層に
到達し易く,又活性層内に捕らえられなかったホールが
荷電子帯のエネルギ差を越えて光導波層に到達し易い。
この様な活性層からのキャリアの漏洩は,キャリアの注
入効率の低下による発光・増幅特性の劣化を生じさせ
る。
【0021】そこで,コア層には,例えば,請求項5に
記載の発明のように,更に活性層と光導波層との間に介
在し電子又はホールのいずれかに対して移動障壁となる
キャリア停止層を含む構成を採用することが好適であ
る。かかる構成を有する請求項5に記載の発明において
は,活性層と光導波層との間での電子又はホールの移動
をキャリア停止層が抑制する。したがって,特に高温動
作時に問題となる活性層から光導波層へのホールのオー
バーフロウを抑制したり,活性層から光導波層への電子
の流れを断ち切ることができる。即ち,請求項5に記載
の発明によれば,注入キャリアが活性層を突き抜ける或
いは活性層から溢れ出す確率が減少し,発光・増幅特性
の向上と高温動作での劣化防止とを図ることが可能とな
る。
【0022】尚,ホールのオーバーフロウを抑制するキ
ャリア停止層には,InGaAsPからなる光導波層よ
りも荷電子帯上端のエネルギが低い電位障壁層,例えば
n−InPからなる層などを適用することができる。ま
た,電子の溢れ出しを抑制するキャリア停止層には,A
lGaInAsからなる活性層よりも伝導体下端のエネ
ルギが高い電位障壁層,例えばp−AlInAsからな
る層などを適用することができる。
【0023】以上説明した各請求項に記載の発明の構成
は,特に,請求項6に記載の発明のように,活性層が量
子井戸型の活性層である構成において,大きな効果を発
揮する。量子井戸構造は,材料本来の特性とは異なる電
子物性を人為的に設計・変更可能であり,光学装置の特
性改善に有効な微細構造である。かかる量子井戸構造の
活性層は,単一量子井戸(Single Quwant
um Well;以下,「SQW」という。)構造でも
多重量子井戸(Multiplexing Quwan
tum Well;以下,「MQW」という。)構造で
も非常に薄いため,光波閉じ込め効果が弱い。
【0024】したがって,量子井戸型の活性層を持つ半
導体装置では,しばしば,SCH層を設けることによっ
て,屈折率構造による光波閉じ込めの向上が図られる。
そこで,上記請求項1〜5に記載の発明において光導波
層としてSCH層を適用することにより,コア層での光
の吸収の低減と活性層へのキャリアの注入効率の向上と
が図られ高温動作に適した高性能の半導体レーザや光増
幅器を提供することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,本発明を適用可能な半導体レーザの製造方法
及び半導体レーザを例示して,添付図面を参照しながら
詳細に説明する。尚,以下の説明及び添付図面において
は,同一の機能及び構成を有する構成要素については,
同一符号を付することにより重複説明を省略する。
【0026】まず,図1及び図2を参照しながら,本実
施の形態にかかる半導体レーザ100の構成について説
明する。ここで,図1は,半導体レーザ100の概略構
成を示す見取図である。また,図2は,半導体レーザ1
00のバンド構造についての説明図である。
【0027】図1に示すように,本実施の形態にかかる
半導体レーザ100は,n−InPからなる基板110
上に形成された例えば約1.3μmの発振波長を持つワ
ンチップ状のレーザ素子である。かかる半導体レーザ1
00は,SCH構造(Separate Confin
ement Heterostructure;分離閉
じ込めヘテロ構造)により光波閉じ込め効果の向上が図
られたBH構造(Burried−Hetero st
ructure:埋め込みヘテロ)の光導波路120を
備えている。
【0028】半導体レーザ100において,光導波路1
20は,下部クラッド層130とコア層140と第1上
部クラッド層150と第2上部クラッド層160とを順
次積層することにより形成されている。本実施の形態に
おいて,かかる光導波路120には,下部クラッド層1
30とコア層140と第1上部クラッド層150とから
メサストライプ構造のチャネル部120aが形成されて
いる。
【0029】さらに,半導体レーザ100では,チャネ
ル部120aの両側が第1埋め込み層180と第2埋め
込み層190とにより埋め込まれており,光導波路12
0における幅方向の光波閉じ込め効果の向上及び安定な
モード特性が実現されている。さらにまた,チャネル部
120aの最上面(第1上部クラッド層150上面)と
第2埋め込み層190上面とは,略同一の平面を成して
おり,該平面上に第2上部クラッド層160が形成され
ている。
【0030】以上説明した概略構成を有する半導体レー
ザ100では,下部クラッド層130がn−InPから
形成されており,第1上部クラッド層150及び第2上
部クラッド層160がp−InPから形成されている。
また,下部埋め込み層180がp−InPから形成され
ており,上部埋め込み層190がn−InPから形成さ
れている。
【0031】即ち,半導体レーザ100では,下部埋め
込み層180が下部クラッド層130と逆極性の半導体
から形成されており,上部埋め込み層190が下部埋め
込み層180と逆極性の半導体から形成されており,第
2上部クラッド層160が上部埋め込み層150と逆極
性の半導体から形成されている。したがって,チャネル
部120a側方には,下部クラッド層130と下部埋め
込み層180と上部埋め込み層190と第2上部クラッ
ド層160とから成るサイリスタ構造が形成される。結
果として,本実施の形態に係る半導体レーザ100で
は,チャネル部120a側部での電流パスの形成が防止
されて,コア層140への集中的な電流注入が可能とな
る。
【0032】また,半導体レーザ100において,コア
層140は,下部クラッド層130側から上部クラッド
層150側へ向かって,下部SCH層141とホール停
止層143と活性層145と電子停止層147と上部S
CH層149とを順次積層することにより構成されてい
る。図2に示すように,かかるコア層140において,
活性層145は,ホール停止層143側から電子停止層
147側に向かって,バリア層145aと井戸層145
bとバリア層145cとを順次積層するSQW(単一量
子井戸)構造となっている。
【0033】活性層145において,井戸層145b
は,例えば約1.4μmのバンドギャップ波長を持つA
lGaInAsから,量子論レベルの厚さ(非常に薄
い)に形成されている。一方,バリア層145a及びバ
リア層145cは,例えば約1.0μmのバンドギャッ
プ波長を持つAlGaInAsから,量子論レベルの厚
さに形成されている。
【0034】また,光導波層に相当する下部SCH層1
41は,例えば1.2〜1.0μmのバンドギャップ波
長を持つInGaAsPから,下部クラッド層130よ
りも大きな屈折率を持つように形成されている。さら
に,光導波層に相当する上部SCH層149は,例えば
1.2〜1.0μmのバンドギャップ波長を持つInG
aAsPから,上部クラッド層150よりも大きな屈折
率を持つように形成されている。
【0035】光導波路120には,活性層145で発生
・増幅した光が下部クラッド層130と下部SCH層1
41との境界及び上部クラッド層150と上部SCH層
149との境界で全反射を起こす屈折率構造(SCH構
造)が形成される。光導波路120においては,かかる
構成によって,積層方向におけるコア層140への光波
閉じ込め効果が向上し,伝搬損失の低減が図られる。
【0036】さらに,本実施の形態において,下部SC
H層141及び上部SCH層149は,AlGaInA
sよりも光吸収係数の小さいInGaAsPから形成さ
れている。したがって,本実施の形態にかかる半導体レ
ーザ100においては,コア層140での吸収による光
損失が低減される。
【0037】尚,半導体レーザ100において,バリア
層145aと下部SCH層141とのバンドオフセット
の関係は,エネルギ的にみると,電子側(伝導帯下端)
で例えば180meV程度下部SCH層141の方が小
さく,ホール側(価電子帯上端)で例えば70meV程
度バリア層145aの方が小さい。同様に,バリア層1
45cと上部SCH層149とのバンドオフセットの関
係は,エネルギ的にみると,電子側で例えば180me
V程度上部SCH層149の方が小さく,ホール側では
例えば70meV程度バリア層145cの方が小さい。
【0038】さらに,ホール停止層143は,n−In
Pから形成されており,InGaAsPからなる下部ク
ラッド層141よりも価電子帯上端が低エネルギ側にあ
るバンド構造を持つ。かかるホール停止層143は,ホ
ールがトンネリングを起こさないように,例えば100
オングストローム以上の膜厚で形成されている。また,
電子停止層147は,p−AlInAsから形成されて
おり,AlGaAsPからなるバリア層145cよりも
伝導帯下端が高エネルギ側にあるバンド構造を持つ。か
かる電子停止層147は,電子がトンネリングを起こさ
ないように,例えば100オングストローム以上の膜厚
で形成されている。本実施の形態においては,かかるホ
ール停止層143と電子停止層147とによって,活性
層145内のキャリア(電子及びホール)が活性層14
5から漏洩する確率の低減が図られている。
【0039】再び図1に示すように,本実施の形態にか
かる半導体レーザ100には,更に,n型電極105と
コンタクト層170とp型電極175とが設けられてい
る。n側電極105は,基板110の裏面を覆うように
設置されている。コンタクト層170は,第2上部クラ
ッド層160表面に積層されるようにp−InGaA
sから形成されている。さらに,p側電極175は,コ
ンタクト層170表面を覆うように設置される。
【0040】以上説明した構成を有する半導体レーザ1
00は,本実施の形態にかかる半導体レーザの一例にす
ぎない。例えば,半導体レーザ100の発振波長は,例
として約1.3μmとしてあるが,本実施の形態は,他
の様々な発振波長,例えば1.5μm等の半導体レーザ
に対しても適用可能である。
【0041】さらに,半導体レーザ100の活性層14
5は,繰り返し数が1のSQW構造であるが,本実施の
形態は,他の様々な構造,例えば繰り返し数が2以上の
MQW構造或いは歪みQW構造やバルク構造等の活性層
を持つ半導体レーザに対しても適用可能である。さらに
また,半導体レーザ100のSCH層(下部SCH層1
41及び上部SCH層149)は,バンドギャップ波長
が例として1.2〜1.0μmとしてあるが,本実施の
形態は,他の様々なバンドギャップ波長を持つSCH層
を有する半導体レーザに対しても適用することができ
る。
【0042】次に,本実施の形態にかかる半導体レーザ
100の製造方法について,図3〜図7を参照しながら
説明する。尚,図3〜図7は,半導体レーザ100の各
製造工程についての説明図である。
【0043】ここで説明する半導体レーザ100の製造
方法では,最初に,図3に示す積層工程が行われる。か
かる積層工程においては,MOVPE(Metal−O
rganic Vapor Phase Epitax
y;有機金属気相エピタキシ)法による結晶成長を用い
て,各層を順次形成する。
【0044】即ち,積層工程では,まず,n−InPか
らなる基板110表面にn−InPを結晶成長させて,
下部クラッド層130を形成する。さらに,下部クラッ
ド層130表面に,InGaAsP(下部SCH層14
1)とn−InP(ホール停止層143)とAlGaI
nAs(活性層145)とp−AlInAs(電子停止
層147)とInGaAsP(上部SCH層149)と
を順次結晶成長させて,コア層140を形成する。さら
にまた,コア層140表面に,p−InPを結晶成長さ
せて,第1の上部クラッド層150を形成する。
【0045】尚,本実施の形態においては,MOVPE
法以外に,例えば,MBE(Molecular Be
am Epitaxy;分子線エピタキシ)法やCBE
(Chemical Beam Epitaxy;ケミ
カルビームエピタキシ)法等を用いることもできる。
【0046】半導体レーザ100の製造方法では,次い
で,図4に示すエッチングマスク形成工程が行われる。
かかるエッチングマスク形成工程では,第1上部クラッ
ド層150表面に,例えばSiO(二酸化珪素)又は
SiN(窒化珪素)等の誘電体膜からなる幅2〜5μm
のストライプ状のエッチングマスク200が形成され
る。図4において,かかるエッチングマスク200は,
紙面に垂直な方向にストライプ状に延伸している。
【0047】次いで,図5に示すチャネル部形成工程が
行われる。本工程では,エッチングマスク200を用い
たドライエッチング又はウェットエッチングによって,
第1上部クラッド層150表面から下部クラッド層13
0にまで達する深さのメサエッチングを行う。結果とし
て,本工程では,第1上部クラッド層150とコア層1
40と下部クラッド層130とからなるチャネル部12
0aが形成される。
【0048】ここで,チャネル部120a側方のエッチ
ング溝内では,チャネル部120a側面及びエッチング
溝底面に,下部クラッド層130とコア層140と第1
の上部クラッド層150とが露出する。しかし,本実施
の形態においては,上述のように,下部クラッド層13
0はp−InPから形成されており,第1の上部クラッ
ド層150はn−InPから形成されている。また,下
部SCH層141と上部SCH層149とは,InGa
AsPから形成されている。即ち,下部クラッド層13
0とコア層140と第1の上部クラッド層150とは,
Alの組成比率が極めて小さい。結果として,本実施の
形態によれば,エッチング溝内の露出部分におけるAl
自然酸化膜の生成が抑制される。
【0049】次いで,図6に示す埋め込み成長工程が行
われる。本工程では,まず,チャネル部120a上に残
っているエッチングマスク200(図4及び図5)を除
去する。次に,ウェハに,例えばHFによる前処理を施
す。次に,チャネル部120aの側部の溝部分に,下部
クラッド層130と逆極性でコア層よりも小さな屈折率
を持つ半導体材料であるp−InPを成長させて下部埋
め込み層180を形成する。次に,下部埋め込み層18
0上に,下部埋め込み層180と逆極性の半導体材料で
あるn−InPを成長させて上部埋め込み層190を形
成し,ウェハ表面を平坦化する。
【0050】次いで,図7に示す第2上部クラッド層1
60及びコンタクト層170の形成工程と電極形成工程
とが行われる。第2上部クラッド層160及びコンタク
ト層170の形成工程では,まず,平坦化されたウェハ
全体に,例えばMOVPE法により上部埋め込み層19
0と逆極性の半導体材料であるp−InPを成長させ
て,第2上部クラッド層160を形成する。次に,第2
上部クラッド層160上に,例えばMOVPE法により
−InGaAsを成長させて,コンタクト層170
を形成する。電極形成工程では,コンタクト層170上
部にp型電極175を形成し,基板110の裏面研磨後
に,該裏面にn型電極105を形成する。
【0051】次に,本実施の形態にかかる半導体レーザ
100の動作時における電流注入について,図1及び図
2を参照しながら説明する。まず,半導体レーザ100
においては,活性層145内で形成されたレーザ光は,
コア層140内に閉じ込められて伝搬し,半導体レーザ
100外部に出力される。
【0052】図1に示すように,かかる半導体レーザ1
00の動作時には,半導体レーザ100外部から,電極
パッド170及びp型電極175とn型電極105とを
介して光導波路120に順方向バイアス電圧が印加さ
れ,活性層145への電流注入が行われる。半導体レー
ザ100において,かかる活性層145への電流注入
は,チャネル部120a側方に電流狭窄構造であるサイ
リスタ構造が形成されているために,チャネル部120
aに対してのみ行われる。
【0053】図2に示すように,活性層145への電流
注入は,下部クラッド層130側から活性層145への
電子の注入及び第1上部クラッド層150側から活性層
145へのホールの注入という形で行われる。
【0054】下部クラッド層130側から注入される電
子は,下部SCH層141とホール停止層143とを介
して,活性層145に流れ込む。かかる電子は,活性層
145と電子停止層147との境界に形成される電位障
壁によって,上部SCH層149への移動を阻止され
る。したがって,光導波路120内では,例えば室温
(高温状態)での動作等電子が高いエネルギを持つ場合
でも,活性層145から上部SCH層149への電子の
漏洩が抑制される。
【0055】また,上部クラッド層150側から注入さ
れるホールは,上部SCH層149と電子停止層147
とを介して,活性層145に流れ込む。かかるホール
は,活性層とホール停止層143との境界に形成される
電位障壁によって,下部SCH層141への移動を阻止
される。したがって,光導波路120内では,活性層1
45から下部SCH層141へのホールのオーバーフロ
ウが抑制される。
【0056】以上から,本実施の形態にかかる半導体レ
ーザ100では,活性層145へのキャリア注入が効率
的に行われることがわかる。
【0057】以上説明したように本実施の形態によれ
ば,SCH層にInGaAsPを用いることで,特に埋
め込み型光導波路で問題となるチャネル部形成後のチャ
ネル部側面でのAl自然酸化膜の生成が抑制される。し
たがって,埋め込み層成長前に,Al自然酸化膜の生成
防止又は除去のための特別な処理を実施する必要がな
い。即ち,本実施の形態によれば,Al系化合物を活性
層に含む半導体レーザにおいて,チャネル幅方向での光
波閉じ込め効果及びコア層への電流注入効率の向上を図
ることができる。
【0058】また,本実施の形態によれば,SCH層が
AlGaInAsよりも吸収係数の小さなInGaAs
Pから形成されているため,素子内での光損失を減少さ
せることができる。さらに,本実施の形態によれば,キ
ャリア停止層を活性層の両側に設けることにより,SC
H層へのキャリアの漏れを低減させることができる。し
たがって,本実施の形態によれば,例えば時間及び工程
数等の面で製造の効率化が可能な,低閾値かつ高温動作
の半導体レーザの提供が可能となる。
【0059】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定しう
るものであり,それら修正例及び変更例についても本発
明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0060】例えば,上記実施の形態においては,温度
調節機構を持たない半導体レーザを例に挙げたが,本発
明はかかる構成に限定されない。本発明は,温度調節機
構を備えた半導体レーザに対しても適用することができ
る。本発明を適用した半導体レーザは,温度上昇に対し
て発振効率が低下し難い。したがって,温度調節機構を
持たなくても正常な発振動作を確保できる。また,温度
調節機構を持つ場合には,温度調節機構を必要以上に作
動させる必要がなくなる。
【0061】また,上記実施の形態においては,光導波
路内部で発光する半導体レーザを例に挙げたが,本発明
はかかる構成に限定されない。本発明は,他の様々な半
導体装置,例えば,面発光レーザ,スポットサイズ変換
器付きレーザ,DBRレーザ,DFBレーザ,或いは光
増幅器等を適用した半導体装置についても適用すること
ができる。
【0062】さらにまた,上記実施の形態においては,
非アルミニウム化合物としてInGaAsPを適用した
半導体装置を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構
成に限定されない。本発明は,他の様々な非アルミニウ
ム化合物,例えばInGaAsやInGaAsN等を適
用した半導体装置に対しても適用することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明においては,高温動作に適したA
lGaInAs系の材料を活性層に用いる。さらに,A
lGaInAs系の材料の吸収が大きいという欠点をカ
バーするために,光導波層には光損失の小さいInGa
AsPを用いている。結果として,本発明によれば,装
置性能を劣化させずに高温状態での動作が可能な半導体
装置を提供することができる。
【0064】さらに,本発明においては,バンドオフセ
ットの関係に起因したAlGaInAs系材料からIn
GaAsPへのキャリアの移動を抑制するために,キャ
リア停止層を設けている。これにより,例えば高温状態
における熱エネルギによるキャリアオーバーフロウ等の
活性層からのキャリア漏洩の確率が低減され,活性層へ
のキャリア注入の効率化が図られる。結果として,本発
明によれば,活性層からのキャリアの漏れが抑制される
とともに,光損失の小さな良好なレーザ発振や光増幅等
の実現が可能となる。
【0065】さらにまた,本発明によれば,チャネル部
周囲でのAl自然酸化膜の生成が防止され,製造工程の
複雑化を招かずに,埋め込み型の光導波路を備える半導
体装置を提供することができる。したがって,高温動作
時の特性劣化が生じず,発振しきい値電流が低く,放熱
性に優れ,更にはジャンクションダウンでの組立が容易
な,半導体レーザを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な半導体レーザの概略構成を
示す見取り図である。
【図2】図1に示す半導体レーザのバンド構造について
の説明図である。
【図3】図1に示す半導体レーザの製造方法についての
説明図である。
【図4】図1に示す半導体レーザの製造方法についての
他の説明図である。
【図5】図1に示す半導体レーザの製造方法についての
他の説明図である。
【図6】図1に示す半導体レーザの製造方法についての
他の説明図である。
【図7】図1に示す半導体レーザの製造方法についての
他の説明図である。
【符号の説明】
100 半導体レーザ 120 光導波路 120a チャネル部 130 下部クラッド層 140 コア層 141 下部SCH層 143 ホール停止層 145 活性層 147 電子停止層 149 上部SCH層 150 第1上部クラッド層 160 第2上部クラッド層 180 下部埋め込み層 190 上部埋め込み層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路を備える半導体装置の製造方法
    であって:下部クラッド層を形成する,第1工程と;非
    アルミニウム化合物からなる第1光導波層及び第2光導
    波層とアルミニウムガリウムインジウムヒ素(AlGa
    InAs)系の材料からなり前記第1光導波層と前記第
    2光導波層との間に介在する活性層とを含むコア層を,
    前記下部クラッド層上に積層する,第2工程と;前記コ
    ア層上に上部クラッド層を積層し,前記下部クラッド層
    と前記コア層と前記上部クラッド層とを含む層構造を形
    成する,第3工程と;前記層構造に前記上部クラッド層
    側から少なくとも前記活性層を貫通するメサエッチング
    を施して,少なくとも前記上部クラッド層と前記活性層
    とを含む前記光導波路のチャネル部を形成する,第4工
    程と;前記チャネル部の側部に埋め込み層を形成する,
    第5工程と;を含むことを特徴とする,半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程は,前記活性層と前記第1
    光導波層又は前記第2光導波層の少なくとも一方との間
    に介在し電子又はホールのいずれかに対して移動障壁と
    なるキャリア停止層を形成する第6工程を含むことを特
    徴とする,請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1導電型の半導体からなる下部クラッ
    ド層と前記上部クラッド層上に積層されたコア層と第2
    導電型の半導体からなり前記コア層上に積層された第1
    上部クラッド層とを有する光導波路を備える半導体装置
    であって:アルミニウムガリウムインジウムヒ素系の材
    料からなり前記コア層に含まれる活性層と;非アルミニ
    ウム化合物からなり前記コア層において前記第1上部ク
    ラッド層又は前記下部クラッド層の少なくとも一方と前
    記活性層との間に介在する光導波層と;少なくとも前記
    第1上部クラッド層と前記活性層とを含む前記光導波路
    のチャネル部と;第2導電型の半導体からなり前記チャ
    ネル部の側部に形成される下部埋め込み層と;第1導電
    型の半導体からなり前記チャネル部の側部において前記
    下部埋め込み層上に積層される上部埋め込み層と,第2
    導電型の半導体からなり前記上部埋め込み層上及び前記
    チャネル部上に積層される第2上部クラッド層と;を備
    えることを特徴とする,半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記光導波層を組成する非アルミニウム
    化合物は,インジウムガリウムヒ素リン(InGaAs
    P)であることを特徴とする,請求項3に記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 前記コア層は,更に,前記活性層と前記
    光導波層との間に介在し電子又はホールのいずれかに対
    して移動障壁となるキャリア停止層を含むことを特徴と
    する,請求項3又は4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記活性層は,量子井戸型の活性層であ
    ることを特徴とする,請求項3,4又は5のいずれかに
    記載の半導体装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6387746B2 (en) * 2000-04-28 2002-05-14 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method of fabricating semiconductor laser diode
JP2003086899A (ja) * 2001-09-12 2003-03-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体レーザ素子およびその製造方法
CN1296736C (zh) * 2003-06-30 2007-01-24 英特尔公司 构建混合光波导的井形孔结构的方法和光波导
KR100915056B1 (ko) * 2002-12-23 2009-09-02 엘지전자 주식회사 질화물 반도체 레이저 다이오드

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