JP2000285342A - 自営型セキュリティシステム - Google Patents

自営型セキュリティシステム

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JP2000285342A
JP2000285342A JP11091927A JP9192799A JP2000285342A JP 2000285342 A JP2000285342 A JP 2000285342A JP 11091927 A JP11091927 A JP 11091927A JP 9192799 A JP9192799 A JP 9192799A JP 2000285342 A JP2000285342 A JP 2000285342A
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Japan
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human body
detection sensor
control panel
self
security system
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JP11091927A
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Inventor
Takashi Fujii
隆 藤井
Takashi Saeki
隆 佐伯
Satoshi Hirata
聡 平田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易なシステムでいいから住戸のみで自己完
結できるようにする。 【解決手段】 人体検知センサS1 と、人体検知センサ
1 の人体検知の結果を基にしてドアD、窓W、門扉G
の閉制御を行う制御盤Bh とを備える自営型セキュリテ
ィシステムであって、人体検知センサS1 がいったん人
体M1 を検知した後、人体検知センサS1 が人体M1
検知しなくなった状態が所定時間T1 だけ継続すると、
制御盤Bh はドアD、窓W、門扉Gを、閉制御するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住戸の防犯、防火
などのセキュリティ管理を、別所のセキュリティサービ
スセンターのサービスにまかせるのではなく、各住戸ご
とに自己管理するための、しかも簡易に設けることので
きる、自営型セキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図9を用いて従来の自営型セキュリティ
システムを説明する。従来、図9に示すように、各家庭
住戸のセキュリティシステムは、住戸に設置され玄関、
窓の施錠を制御するための制御盤Bh と、セキュリティ
サービスを提供するサービスセンターの監視盤Bs
を、電話回線Lなどのネットワーク回線を介して接続す
ることで構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、制御盤
Bと監視盤Sとを、電話回線Lなどのネットワーク回線
を介して接続するなど、ようするに制御盤Bと監視盤S
とが連携してセキュリティワークを確立するようにして
いたため、セキュリティシステム構成が大掛かりなもの
にならざるを得ないという好ましくない傾向からは逃れ
られない。
【0004】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、簡易
なシステムでいいから住戸側のみで自己完結できる自営
型セキュリティシステムを、提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自営型セ
キュリティシステムにあっては、人体検知センサと、こ
の人体検知センサの人体検知の結果を基にしてドア、
窓、門扉の閉制御を行う制御盤とを備える自営型セキュ
リティシステムであって、人体検知センサがいったん人
体検知した後、人体検知センサが人体を検知しなくなっ
た状態が所定時間継続すると、制御盤はドア、窓、門扉
を、閉制御することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の自営型セキュリティシステ
ムにあっては、人体が寝そべっている状態での人体の最
上位高さよりも高い所定の高さに検知エリアが設定され
た高体位検出センサと、この高体位検出センサの人体検
知の結果を基にして少なくともガスの元栓の閉制御およ
び電気コンロの電源スイッチの閉制御を行う制御盤とを
備える自営型セキュリティシステムであって、高体位検
出センサが人体を検知しない状態が所定時間継続する
と、制御盤はガスの元栓の閉制御および電気コンロの電
源スイッチの閉制御を行うことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の自営型セキュリティシステ
ムにあっては、請求項2記載の自営型セキュリティシス
テムにおいて、高体位検出センサはガス機器および電気
コンロを使用する部屋を含む所定の複数の各部屋に設け
られ、これら複数の高体位検出センサがいずれも人体を
検知しない状態になってから、所定時間継続するまでの
間に、ガス機器および電気コンロを使用する部屋で高体
位検出センサにより人体が検知されなければ、制御盤は
ガスの元栓の閉制御および電気コンロの電源スイッチの
閉制御を行うことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の自営型セキュリティシステ
ムにあっては、人体検知センサと、ID信号送信機と、
人体検知センサの検知エリア範囲を監視しID信号送信
機から発せられるID信号を識別するID信号受信機
と、コードレス送信機と、コードレス受信機と、人体検
知センサが人体検知してもID信号受信機でID信号が
受信できなかった場合には、侵入者有りの旨の信号を、
コードレス送信機からコードレス受信機へ送信させる制
御盤とを備えて構成されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自営型セキュ
リティシステムの第1の実施の形態を図1と図2に基づ
いて、第2の実施の形態を図3と図4とに基づいて、第
3の実施の形態を図3と図5とに基づいて、第4の実施
の形態を図3と図6とに基づいて、第5の実施の形態を
図7と図8とに基づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0010】[第1の実施の形態]図1は、自営型セキ
ュリティシステムの説明図である。図2は、自営型セキ
ュリティシステムの、家人不在時の戸締まりを行う制御
をあらわす、フローチャートである。
【0011】自営型セキュリティシステムは、人体検知
センサS1 と、人体検知センサS1の人体検知の結果を
基にしてドアD、窓W、門扉Gの閉制御を行う制御盤B
h とを備える自営型セキュリティシステムであって、人
体検知センサS1 がいったん人体M1 を検知した後、人
体検知センサS1 が人体M1 を検知しなくなった状態が
所定時間T1 だけ継続すると、制御盤Bh はドアD、窓
W、門扉Gを、閉制御することを特徴とする。
【0012】人体検知センサS1 は、例えば、赤外線焦
電素子を内蔵するものであり、その検知範囲は、人体M
1 の検知対象範囲を、切れ目ない充分な広さにカバーし
ているものとする。ドアDは、遠隔制御可能な電気錠で
ロックが可能な玄関戸である。ドアDと窓Wは、開閉制
御用のモータで開閉制御が可能である。人体検知センサ
1 、ドアD、窓Wは、制御盤Bh に、宅内配線LH
接続されている。門扉Gの傍には、受信機P2 が設置さ
れている。受信機P2 は、送信機P1 からの開閉指令無
線信号を受信するものであり、送信機P1 は宅内配線L
H で制御盤Bhと接続されている。受信機P2 が送信機
1 からの開閉指令無線信号を受信すると、受信機P2
に接続された開閉制御用のモータが、門扉Gを開閉する
ようになっている。
【0013】制御盤Bh は、人体検知センサS1 の人体
検知の結果を基にしてドアD、窓W、門扉Gの閉制御を
行う。すなわち、人体検知センサS1 がいったん人体M
1 を検知した後、人体検知センサS1 が人体M1 を検知
しなくなった状態が所定時間T1 だけ継続すると、制御
盤Bh はドアD、窓W、門扉Gを、閉制御する。
【0014】ただし、一戸建ての住戸に本システムを適
用する場合には、注意が必要である。つまり、庭いじり
する場合には家人が住戸内から出て所定時間T1 が経過
することはよくあるので、家人には庭いじりする場合に
でも常時鍵を携帯しておいてもらう必要がある。
【0015】そこで、所定時間T1 をマニュアル設定す
るための、時間設定用スイッチを、設けておいてもよ
い。所定時間T1 としては5分程度が好ましいが、ドア
を開けっ放しで住戸外で立ち話をよくする家人にとって
は、5分でなくたとえば20分に(長いのは防犯上本来
好ましくはないのだが)設定しておけばよいだろう。
【0016】また、ドアD、窓W、は、回動開閉するも
のや、ふすまのように左右スライド開閉するものでもど
ちらでもよい。ただし、宅急便の配達人などが所定時間
を超えて玄関に滞在する場合など、配達人がドアが閉ま
るときにはさまってしまうおそれがあるので、ドアDや
窓Wが閉まるときに近傍に「ドア(または窓)が閉まり
ます。ご注意ください。」なる警報アナウンスする機能
を付けたほうが好ましい。
【0017】さらに、ドアDのデッドボルトが突出して
も果たして戸締まりができるのか確認するために、ドア
Dの取り付け壁に、ドアDの閉塞成立を感知するための
マイクロスイッチや反射光センサなどを埋め込んでおい
てもよい。
【0018】このような自営型セキュリティシステムを
用いた住戸の、家人が外出する際の、自動戸締まり制御
について、図2を用いて、以下に説明する。
【0019】まず、制御盤Bh と人体検知センサS1
のいずれもが電源オンにされると、制御盤Bh は、内蔵
したタイマーのカウント値を0値にリセットする(ステ
ップ110)。次に、制御盤Bh は、人体検知センサS
1 の人体検知状況を、人体検知センサS1 につながった
宅内配線LH から得られる電気信号を基に、把握する
(ステップ120)。人体検知センサS1 が人体検知中
であれば、制御盤Bh は、人体検知センサS1 が人体検
知中でなくなるまで、監視を続ける。人体検知センサS
1 が人体検知中でなくなると、制御盤Bh は、内蔵した
タイマーのカウントを、開始する(ステップ130)。
【0020】制御盤Bh は、内蔵したタイマーのカウン
ト値が所定時間T1 に到るまでの間(ステップ14
0)、ステップ120と同様に人体検知センサS1 の人
体検知状況を把握する(ステップ150)。ステップ1
40〜150で人体検知センサS 1 が人体を検知しない
まま所定時間T1 が経過すると、制御盤Bh は、ドア
D、窓W、門扉Gを閉制御するための信号を、宅内配線
H へ送出する。ドアD、窓W、門扉Gは、モータ制御
などで閉制御される。ドアD、窓W、門扉Gが閉じられ
れば、この状態がすなわち、戸締まりがなされた状態で
ある(ステップ160)。制御盤Bh は、内蔵したタイ
マーのカウントを、停止する(ステップ170)。ただ
し、もし、ステップ140〜150で所定時間T1 に到
るまでの間に、人体検知センサS1 が人体を検知する
と、制御盤Bh は、人体M1 は外出していたのではな
く、人体検知センサS1 の人体検知可能な検知対象範囲
の外に居ただけである、と判断し、内蔵したタイマーの
カウントを、停止する(ステップ170)。ステップ1
70の後、制御盤Bh は、処理手順を、ステップ110
の直前に戻す。
【0021】要するに、人体検知センサS1 が人体検知
状態から人体不検知状態になったまま所定時間T1 が過
ぎると、制御盤Bh が、「ああ、お出かけだ。」と判断
して、家の戸締まりなどを自動で行うのである。
【0022】従って、人体検知センサS1 がいったん人
体M1 を検知した後、人体検知センサS1 が人体M1
検知しなくなった状態が所定時間T1 だけ継続すると、
制御盤Bh はドアD、窓W、門扉Gを、閉制御する、よ
うにしたため、住戸側のみで自己完結できる簡易なシス
テムでありながら外出時の施錠し忘れを補ってセキュリ
ティ性を確保することができる自営型セキュリティシス
テムを、提供することができる。
【0023】[第2の実施の形態]図3は、自営型セキ
ュリティシステムの説明図である。図4は、自営型セキ
ュリティシステムの、家人が寝入ってしまった場合の対
処をあらわす、フローチャートである。この第2の実施
の形態の自営型セキュリティシステムが前述の第1の実
施の形態の自営型セキュリティシステムと異なり特徴と
なるのは、家人のボディが所定高さよりも高い検知エリ
アで検知されなければ、寝入ってしまったものとみなし
て、安全のためガス、電気コンロなどの火器の元栓やス
イッチを切るようにした構成である。
【0024】自営型セキュリティシステムは、上述の第
1実施例における人体検知センサであって人体M1 が寝
そべっている状態での人体M1 の最上位高さよりも高い
所定の高さに検知エリアが設定された高体位検出センサ
1 と、高体位検出センサS 1 の人体検知の結果を基に
して少なくともガス機器GCの元栓の閉制御および電気
コンロECの電源スイッチの閉制御を行う制御盤Bh
を備える自営型セキュリティシステムであって、高体位
検出センサS1 が人体M1 を検知しない状態が所定時間
2 だけ継続すると、制御盤Bh はガス機器GCの元栓
の閉制御および電気コンロECの電源スイッチの閉制御
を行うことを特徴とする。
【0025】高体位検出センサS1 は、例えば、赤外線
焦電素子を内蔵するものであり、その検知範囲は、所定
の部屋(図3では2階の一室のように描いているが、台
所であっても当然よい)の天井面から、人体M1 が寝そ
べっている状態での人体M1の最上位高さよりも高い所
定の高さに(床面から上方例えば50cmまでの高さ範
囲に)限定されているものとする。
【0026】高体位検出センサS1 、ガス機器GC、電
気コンロECは、制御盤Bh に、宅内配線LH で接続さ
れている。制御盤Bh は、高体位人体検知センサS1
人体検知の結果を基にしてガス機器GCの元栓の閉制御
および電気コンロECの電源スイッチの閉制御を行う。
すなわち、高体位検出センサS1 が人体M1 を検知しな
い状態が所定時間T2 だけ継続すると、制御盤Bh は、
調理よりも防火・防爆に対する安全確保のため、ガス機
器GCの元栓の閉制御および電気コンロECの電源スイ
ッチの閉制御を行う。
【0027】なお、所定時間T2 は、要するに、調理場
から人体M1 の目が離れてどれくらい経ったか、をあら
わすのであるが、調理の進行の程度により、所定時間T
2 は1分間から10分間以上と、一概には固定できな
い。そこで、所定時間T2 をマニュアル設定するため
の、時間設定用スイッチを、設けておいてもよい。
【0028】また、ガス機器GCの元栓の閉制御および
電気コンロECの電源スイッチの閉制御を行うのみなら
ず、ドアDの閉制御も連動して行えば、侵入者防止にも
なる。
【0029】このような自営型セキュリティシステムを
用いた住戸の、家人が寝入ってしまった場合に、安全の
ためガス、電気コンロなどの火器の元栓やスイッチを切
る制御について、図4を用いて、以下に説明する。
【0030】まず、制御盤Bh と高体位検出センサS1
とのいずれもが電源オンにされると、制御盤Bh は、内
蔵したタイマーのカウント値を0値にリセットする(ス
テップ110)。次に、制御盤Bh は、高体位検出セン
サS1 の人体検知状況を、高体位検出センサS1 につな
がった宅内配線LH から得られる電気信号を基に、把握
する(ステップ121)。高体位検出センサS1 が人体
検知中であれば、制御盤Bh は、高体位検出センサS1
が人体検知中でなくなるまで、監視を続ける。高体位検
出センサS1 が人体検知中でなくなると、制御盤B
h は、内蔵したタイマーのカウントを、開始する(ステ
ップ130)。
【0031】制御盤Bh は、内蔵したタイマーのカウン
ト値が所定時間T2 に到るまでの間(ステップ14
0)、ステップ121と同様に高体位検出センサS1
人体検知状況を把握する(ステップ151)。ステップ
140、ステップ151で高体位検出センサS1 が人体
を検知しないまま所定時間T2 が経過すると、制御盤B
hは、ガス機器GCの元栓、電気コンロECの電源スイ
ッチを閉制御するための信号を、宅内配線LH へ送出す
る。ガス機器GCの元栓、電気コンロECの電源スイッ
チは、閉制御される。ガス機器GCの元栓、電気コンロ
ECの電源スイッチが閉じられれば、火元の安全を確保
したことになる(ステップ160)。制御盤Bh は、内
蔵したタイマーのカウントを、停止する(ステップ17
0)。ただし、もし、ステップ140、ステップ151
で所定時間T2 に到るまでの間に、高体位検出センサS
1 が人体を検知すると、制御盤Bh は、人体M1 が起き
てきた、と判断し、火元の安全管理を人体M1 に任せる
意味で、内蔵したタイマーのカウントを不用とし、タイ
マーのカウントを停止する(ステップ170)。ステッ
プ170の後、制御盤Bh は、処理手順を、ステップ1
10の直前に戻す。
【0032】要するに、高体位検出センサS1 が人体不
検知状態になったまま所定時間T2が過ぎると、制御盤
h が、「ああ、つい、うとうとと眠ってしまったのだ
な。」と判断して、火元の安全管理や家の戸締まりなど
を自動で行うのである。
【0033】なお、本発明の制御対象の機器としては、
火元の安全管理の対象機器に限らず、ガス機器、電気コ
ンロの他にも、電気毛布(低温やけどを防ぐため)や、
風呂の給湯・給水の制御などが挙げられる。
【0034】従って、人体M1 が寝そべっている状態で
の人体M1 の最上位高さよりも高い所定の高さに検知エ
リアが設定された高体位検出センサS1 と、高体位検出
センサS1 の人体検知の結果を基にして少なくともガス
機器GCの元栓の閉制御および電気コンロECの電源ス
イッチの閉制御を行う制御盤Bh とを備える自営型セキ
ュリティシステムであって、高体位検出センサS1 が人
体M1 を検知しない状態が所定時間T2 だけ継続する
と、制御盤Bh はガス機器GCの元栓の閉制御および電
気コンロECの電源スイッチの閉制御を行うようにした
ため、住戸側のみで自己完結できる簡易なシステムであ
りながら、つい寝入ってしまった場合の火器の火元管理
を補ってセキュリティ性を確保することができる自営型
セキュリティシステムを、提供することができる。
【0035】[第3の実施の形態]図3は、自営型セキ
ュリティシステムの説明図である。図5は、自営型セキ
ュリティシステムの、家人が寝入ってしまった場合の対
処をあらわす、フローチャートである。この第3の実施
の形態の自営型セキュリティシステムが前述の第2の実
施の形態の自営型セキュリティシステムと異なり特徴と
なるのは、家人が寝入ってしまった否かの判断をさらに
確実なものにするため、人体の細かい動きをキャッチす
る超音波センサなどで代表される、就寝状態検知用セン
サを追加した構成である。
【0036】高体位検出センサS1 が設けられた所定の
部屋には、人体M1 の細かい動きをキャッチする就寝状
態検知用センサS2 が追加されている。制御盤Bh は、
高体位検出センサS1 の人体検知の結果のみならず、就
寝状態検知用センサS2 の人体就寝状態検知の結果をも
基にして前述の第2の実施の形態と同様、少なくともガ
ス機器GCの元栓の閉制御および電気コンロECの電源
スイッチの閉制御を行う。高体位検出センサS1 で所定
の高さよりも高い範囲に人体M1 が捕捉できず、しかも
就寝状態検知用センサS2 で所定の高さ以下の範囲に人
体M1 が就寝していることが確認できれば、この状態が
所定時間T2 だけ継続すると、制御盤B h は、ガス機器
GCの元栓の閉制御および電気コンロECの電源スイッ
チの閉制御を行う。
【0037】就寝状態検知用センサS2 は、例えば超音
波センサであって、人体M1 の数センチメートルの動き
をも捉えることができる。その検知範囲は、高体位検出
センサS1 の検知範囲とは異なり、所定の部屋(図3で
は2階の一室のように描いているが、台所であっても当
然よい)の床面から、人体M1 が寝そべっている状態で
の人体M1 の最上位高さ程度に(床面から上方例えば5
0cmまでの高さ範囲に)限定されているものとする。
就寝状態検知用センサS2 は、高体位検出センサS1
ガス機器GC、電気コンロECと同様、制御盤Bh に、
宅内配線LH で接続されている。
【0038】このような自営型セキュリティシステムを
用いた住戸の、家人が寝入ってしまった場合に、安全の
ためガス、電気コンロなどの火器の元栓やスイッチを切
る制御について、図5を用いて、以下に説明する。
【0039】まず、制御盤Bh と高体位検出センサS1
と就寝状態検知用センサS2 のいずれもが電源オンにさ
れると、制御盤Bh は、内蔵したタイマーのカウント値
を0値にリセットする(ステップ110)。次に、制御
盤Bh は、高体位検出センサS1 の人体検知状況を、高
体位検出センサS1 につながった宅内配線LH から得ら
れる電気信号を基に、把握する(ステップ121)。高
体位検出センサS1 が人体検知中であれば、制御盤Bh
は、高体位検出センサS1 が人体検知中でなくなるま
で、監視を続ける。高体位検出センサS1 が人体検知中
でなくなると、制御盤Bh は、就寝状態検知用センサS
2 の人体検知状況を、就寝状態検知用センサS2 につな
がった宅内配線LH から得られる電気信号を基に、把握
する(ステップ122)。就寝状態検知用センサS2
人体M1 の動きを捉えていれば、すなわち人体M1 が寝
そべっているもののごそごそと動いていることがわかれ
ば、人体M1 が単に横になっているだけで未だ寝入って
はいない、とみなし、制御盤Bh は、就寝状態検知用セ
ンサS2 が人体M1 の動きを捉えなくなるまで、監視を
続ける。就寝状態検知用センサS2 が人体M1 の動きを
捉えなくなると、人体M1 が動かないつまり寝入ってし
まったものと判断し、制御盤Bh は、内蔵したタイマー
のカウントを、開始する(ステップ130)。
【0040】制御盤Bh は、内蔵したタイマーのカウン
ト値が所定時間T2 に到るまでの間(ステップ14
0)、ステップ121と同様に高体位検出センサS1
人体検知状況を把握する(ステップ151)。さらに、
ステップ122と同様に就寝状態検知用センサS2 の人
体検知状況を把握する(ステップ152)。ステップ1
40、ステップ151、ステップ152で高体位検出セ
ンサS1 と就寝状態検知用センサS2 が人体の動きを検
知しないまま所定時間T2 が経過すると、制御盤B
h は、ガス機器GCの元栓、電気コンロECの電源スイ
ッチを閉制御するための信号を、宅内配線LH へ送出す
る。ガス機器GCの元栓、電気コンロECの電源スイッ
チは、閉制御される。ガス機器GCの元栓、電気コンロ
ECの電源スイッチが閉じられれば、火元の安全を確保
したことになる(ステップ160)。制御盤Bh は、内
蔵したタイマーのカウントを、停止する(ステップ17
0)。ただし、もし、ステップ140、ステップ15
1、ステップ152で所定時間T2 に到るまでの間に、
高体位検出センサS1 が人体を検知するか、または就寝
状態検知用センサS2 が人体の動きを検知すると、制御
盤Bh は、人体M1 が起きている、と判断し、火元の安
全管理を人体M1 に任せる意味で、内蔵したタイマーの
カウントを不用とし、タイマーのカウントを停止する
(ステップ170)。ステップ170の後、制御盤Bh
は、処理手順を、ステップ110の直前に戻す。
【0041】要するに、上述の第2の実施例に示した効
果に加えて、高体位検出センサS1で人体検知するのみ
でなく、就寝状態検知用センサS2 で人体の動きを検知
するようにしたため、上述の第2の実施例に比較して、
さらに正確な判定ができる。例えば、人体M1 が横に寝
そべっていても、テレビを見ている状態であれば火元の
自動オフ制御は不用であり、この場合にはまさに有効で
ある。
【0042】[第4の実施の形態]図3は、自営型セキ
ュリティシステムの説明図である。図6は、自営型セキ
ュリティシステムの、家人が寝入ってしまった場合の対
処をあらわす、フローチャートである。この第4の実施
の形態の自営型セキュリティシステムが前述の第2およ
び第3の実施の形態の自営型セキュリティシステムと異
なり特徴となるのは、複数の部屋で家人を検知するよう
にした構成である。
【0043】自営型セキュリティシステムにあっては、
高体位検出センサS1 と就寝状態検知用センサS2
は、ガス機器GCおよび電気コンロECを使用する部屋
(例えば台所)を含む所定の複数の各部屋に設けられ、
これら複数の高体位検出センサS1 群と就寝状態検知用
センサS2 群とがいずれも人体を検知しない状態になっ
てから、所定時間T2 継続するまでの間に、ガス機器G
Cおよび電気コンロECを使用する部屋で高体位検出セ
ンサS1 により人体M1 が検知されなければ、制御盤B
h はガス機器GCの元栓の閉制御および電気コンロEC
の電源スイッチの閉制御を行う。複数の高体位検出セン
サS1 、複数の就寝状態検知用センサS2、ガス機器G
C、電気コンロECは、いずれも、制御盤Bh に、宅内
配線LH で接続されている(図3では、簡略化のため、
不図示)。
【0044】このような自営型セキュリティシステムを
用いた住戸の、家人が寝入ってしまった場合に、安全の
ためガス、電気コンロなどの火器の元栓やスイッチを切
る制御について、図6を用いて、以下に説明する。
【0045】まず、制御盤Bh と高体位検出センサS1
と就寝状態検知用センサS2 のいずれもが電源オンにさ
れると、制御盤Bh は、内蔵したタイマーのカウント値
を0値にリセットする(ステップ110)。次に、制御
盤Bh は、台所の高体位検出センサS1 の人体検知状況
を、台所の高体位検出センサS1 につながった宅内配線
H から得られる電気信号を基に、把握する(ステップ
121)。台所の高体位検出センサS1 が人体検知中で
あれば、制御盤Bh は、台所の高体位検出センサS1
人体検知中でなくなるまで、監視を続ける。台所の高体
位検出センサS 1 が人体検知中でなくなると、制御盤B
h は、台所の就寝状態検知用センサS2の人体検知状況
を、台所の就寝状態検知用センサS2 につながった宅内
配線LHから得られる電気信号を基に、把握する(ステ
ップ122)。台所の就寝状態検知用センサS2 が人体
1 の動きを捉えていれば、すなわち人体M1 が寝そべ
っているもののごそごそと動いていることがわかれば、
人体M1 が単に横になっているだけで未だ寝入ってはい
ない、とみなし、制御盤Bh は、台所の就寝状態検知用
センサS2 が人体M1 の動きを捉えなくなるまで、監視
を続ける。台所の就寝状態検知用センサS2 が人体M1
の動きを捉えなくなると、制御盤Bh は、台所以外のよ
その部屋に人体M1 が居ないか、探す。つまり、現段階
では制御盤B h は、台所には人体M1 が居ないものとみ
なすのである。
【0046】制御盤Bh は、台所以外の所定の次の部屋
の高体位検出センサS1 、就寝状態検知用センサS2
使って、ステップ121、ステップ122と同様、人体
1が居ないか、探す(ステップ123、ステップ12
4)。もし、これらステップ123、ステップ124
で、台所以外の所定の次の部屋に、人体M1 が発見でき
たら、制御盤Bh は、人体M1 に対して台所にくるよ
う、催促の報知を、発音器らの音や投光器からのまぶし
い光などで行う(ステップ125)。ステップ125の
後、制御盤Bh は、人体M1 が見つかってもうこれ以上
継続して人体M1 を探す必要がなくなったので、処理手
順を、ステップ110の直前に戻す。
【0047】制御盤Bh は、これらステップ123、ス
テップ124、ステップ125を、所定の部屋のすべて
で行う。つまり、制御盤Bh は、人体M1 が検知される
まで、これらステップ123、ステップ124、ステッ
プ125を、所定の部屋の各部屋ごとに、順次行うので
ある。なお、図6では、説明を簡単にするために、所定
の部屋は台所以外に1部屋だけにした場合を描いてあ
る。
【0048】制御盤Bh は、最後のステップ124まで
行っても人体M1 が検知できなければ、人体M1 が所定
の複数の部屋以外の場所に居るものと判断し、内蔵した
タイマーのカウントを、開始する(ステップ130)。
【0049】制御盤Bh は、内蔵したタイマーのカウン
ト値が所定時間T2 に到るまでの間(ステップ14
0)、ステップ121と同様に台所の高体位検出センサ
1 の人体検知状況を把握する(ステップ151)。さ
らに、ステップ122と同様に台所の就寝状態検知用セ
ンサS2 の人体検知状況を把握する(ステップ15
2)。ステップ140、ステップ151、ステップ15
2にて台所で高体位検出センサS1 と就寝状態検知用セ
ンサS2 が人体の動きを検知しないまま所定時間T2
経過すると、制御盤Bh は、ガス機器GCの元栓、電気
コンロECの電源スイッチを閉制御するための信号を、
宅内配線LH へ送出する。ガス機器GCの元栓、電気コ
ンロECの電源スイッチは、閉制御される。ガス機器G
Cの元栓、電気コンロECの電源スイッチが閉じられれ
ば、火元の安全を確保したことになる(ステップ16
0)。制御盤Bh は、内蔵したタイマーのカウントを、
停止する(ステップ170)。ただし、もし、ステップ
140、ステップ151、ステップ152で所定時間T
2 に到るまでの間に、台所で高体位検出センサS1 が人
体M1を検知するか、または台所で就寝状態検知用セン
サS2 が人体の動きを検知すると、制御盤Bh は、人体
1 が台所に戻ってきた、と判断し、火元の安全管理を
人体M1 に任せる意味で、内蔵したタイマーのカウント
を不用とし、タイマーのカウントを停止する(ステップ
170)。ステップ170の後、制御盤Bh は、処理手
順を、ステップ110の直前に戻す。
【0050】要するに、上述の第3の実施例に示した効
果に加えて、高体位検出センサS1と就寝状態検知用セ
ンサS2 とはガス機器GCおよび電気コンロECを使用
する部屋を含む所定の複数の各部屋に設けられ、これら
複数の高体位検出センサS1と就寝状態検知用センサS
2 とがいずれも人体M1 を検知しない状態になってか
ら、所定時間T2 継続するまでの間に、ガス機器GCお
よび電気コンロECを使用する部屋で高体位検出センサ
1 により人体M1 が検知されなければ、制御盤Bh
ガス機器GCの元栓の閉制御および電気コンロECの電
源スイッチの閉制御を行うようにしたため、上述の第3
の実施例と同様な人体検知が複数の部屋にわたって行え
る。
【0051】[第5の実施の形態]図7は、自営型セキ
ュリティシステムの説明図である。図8は、自営型セキ
ュリティシステムの、不審人物検知の場合の対処をあら
わす、フローチャートである。この第5の実施の形態の
自営型セキュリティシステムが前述の第1乃至第4の実
施の形態の自営型セキュリティシステムと異なり特徴と
なるのは、家人には予めID送信機を持たせ、ID送信
機を持っていない者が住戸内に存在していると住戸外の
コードレス子機へ連絡するようにした構成である。
【0052】自営型セキュリティシステムにあっては、
人体検知センサS1 と、ID信号送信機P21と、人体検
知センサS1 の検知エリア範囲Aを監視しID信号送信
機P 21から発せられるID信号を識別するID信号受信
機Jと、コードレス送信機P 11と、コードレス受信機P
22と、人体検知センサS1 が人体検知してもID信号受
信機JでID信号が受信できなかった場合には、侵入者
S 有りの旨の信号を、コードレス送信機P11からコー
ドレス受信機P22へ送信させる制御盤Bh とを備えて構
成される。
【0053】各ID信号送信機P21は、固有のID信号
を含んだ無線信号を、発する。ID信号受信機Jは、人
体検知センサS1 の検知エリア範囲Aを監視しID信号
送信機P21から発せられるID信号を識別する。ID信
号受信機Jと、コードレス送信機P11とは、人体検知セ
ンサS1 と同様、宅内配線LH で、制御盤Bh と接続し
ている。ID信号送信機P21とコードレス受信機P22
は、いずれも、家人ひとりずつに携帯させる。
【0054】制御盤Bh は、人体検知センサS1 の人体
検知の結果と、ID信号受信機JのID信号の識別結果
とを基にして、人体検知センサS1 が人体検知してもI
D信号受信機JでID信号が受信できなかった場合に
は、侵入者MS 有りの旨の信号を、コードレス送信機P
11からコードレス受信機P22へ送信させる。
【0055】このような自営型セキュリティシステムを
用いた住戸の、侵入者MS 検知および報知について、図
8を用いて、以下に説明する。
【0056】まず、人体検知センサS1 と、ID信号送
信機P21と、ID信号受信機Jと、コードレス送信機P
11と、コードレス受信機P22と、制御盤Bh のいずれも
が電源オンにされると、制御盤Bh は、人体検知センサ
1 の人体検知状況を、人体検知センサS1 につながっ
た宅内配線LH から得られる電気信号を基に、把握する
(ステップ120)。人体検知センサS1 が人体検知中
であれば、制御盤Bhは、家人であるかそれとも侵入者
S なのかを見極めるため、ID信号受信機JにID信
号の受信を催促する。すると、ID信号受信機Jは、検
知エリア範囲Aに存在する全てのID信号送信機P21
なかから、指定したID信号を持つものだけに対して、
ID信号の送信を要求する(ステップ180)。
【0057】つまり、ID信号受信機Jは、制御盤Bh
にID信号の受信を催促されると、予め設定済みのID
信号リストから、ID信号ナンバーID1 、ID2 ・・
・・、IDN-1 、IDN を読み出し、ID信号ナンバー
ID1 を持つID信号送信機P21だけに対して、ID信
号ナンバーID1 の送信を要求する。ID信号受信機J
は、ID信号ナンバーID1 が受信できれば、検知エリ
ア範囲Aに存在する人は家人であるので問題なし、と判
断し、制御盤Bh に通信報告する。しかし、ID信号受
信機Jは、ID信号ナンバーID1 が受信できなけれ
ば、次のID信号ナンバーID2 を使って、ID信号ナ
ンバーID2 の送信要求を行う。このように、ID信号
受信機Jは、ID信号リストに記録済みのID信号ナン
バーID1、ID2 ・・・・、IDN-1 、IDN を順
次、送信要求する。どのID信号ナンバーに対してもI
D信号ナンバーの返信信号が検出できなかったとき、I
D信号受信機Jは、検知エリア範囲Aに存在する人は家
人ではなく侵入者MS であると判断し、警報信号を制御
盤Bh に通信報告する(ステップ190)。制御盤Bh
は、ステップ190の結果、侵入者MS が有ることを知
ると、コードレス送信機P11に、コードレス受信機P22
への無線送信を行わせる(ステップ200)。この無線
送信を受けたコードレス受信機P22を持つ家人は、外出
中であろうが住戸の別の部屋に居ようが、コードレス受
信機P22で、侵入者MS の有ることを通報されるのであ
る。
【0058】従って、人体検知センサS1 と、ID信号
送信機P21と、人体検知センサS1の検知エリア範囲A
を監視しID信号送信機P21から発せられるID信号を
識別するID信号受信機Jと、コードレス送信機P
11と、コードレス受信機P22と、人体検知センサS1
人体検知してもID信号受信機JでID信号が受信でき
なかった場合には、侵入者MS 有りの旨の信号を、コー
ドレス送信機P11からコードレス受信機P22へ送信させ
る制御盤Bh とを備えて構成されるようにしたため、住
戸側のみで自己完結できる簡易なシステムでありながら
侵入者MS の有ることを検知でき、しかも家人に通報で
きる自営型セキュリティシステムを、提供することがで
きる。
【0059】なお、本実施例においては、上述の第1の
実施例と組み合わせて運用することも可能である。すな
わち、本実施例のステップ190において、家人である
場合の処理分岐先を、上述の第1の実施例の図2のステ
ップ110の直前にリンクさせ、さらに、上述の第1の
実施例の図2のステップ170の処理後を、本実施例の
ステップ120の直前にリンクさせればよい。このよう
にすれば、自営型セキュリティシステムは、セキュリテ
ィサポートセンターのような大規模な構成でなくて、住
戸側のみで自己完結できるような簡易な構成でありなが
ら、家人のお出かけの際には自動で戸締まりをしてくれ
て、しかも留守中には侵入者MS のサーチをやってくれ
るような高機能なものとなる。
【0060】なお、上記各実施の形態においては、住戸
を一軒家をイメージさせるように説明したが、本発明は
これにかぎらず、マンションなどの集合住宅の各住戸に
適用しても当然かまわない。
【0061】また、上記各実施の形態においては、人体
検知センサとしては、焦電素子を用いたセンサ、画像セ
ンサ、電波センサ(レーダー)、超音波センサなどが使
用できる。
【0062】また、ガス機器GCとしては、ガスコンロ
のみでなく、ガスストーブであってもよい。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、人体検
知センサがいったん人体を検知した後、人体検知センサ
が人体を検知しなくなった状態が所定時間だけ継続する
と、制御盤はドア、窓、門扉を、閉制御する、ようにし
たため、住戸側のみで自己完結できる簡易なシステムで
ありながら外出時の施錠し忘れを補ってセキュリティ性
を確保することができる自営型セキュリティシステム
を、提供することができる。
【0064】請求項2記載の発明にあっては、人体が寝
そべっている状態での人体の最上位高さよりも高い所定
の高さに検知エリアが設定された高体位検出センサと、
高体位検出センサの人体検知の結果を基にして少なくと
もガス機器の元栓の閉制御および電気コンロの電源スイ
ッチの閉制御を行う制御盤とを備える自営型セキュリテ
ィシステムであって、高体位検出センサが人体を検知し
ない状態が所定時間だけ継続すると、制御盤はガス機器
の元栓の閉制御および電気コンロの電源スイッチの閉制
御を行うようにしたため、住戸側のみで自己完結できる
簡易なシステムでありながら、つい寝入ってしまった場
合の火器の火元管理を補ってセキュリティ性を確保する
ことができる自営型セキュリティシステムを、提供する
ことができる。
【0065】請求項3記載の発明にあっては、高体位検
出センサと就寝状態検知用センサとはガス機器および電
気コンロを使用する部屋を含む所定の複数の各部屋に設
けられ、これら複数の高体位検出センサと就寝状態検知
用センサとがいずれも人体を検知しない状態になってか
ら、所定時間継続するまでの間に、ガス機器および電気
コンロを使用する部屋で高体位検出センサにより人体が
検知されなければ、制御盤はガス機器の元栓の閉制御お
よび電気コンロの電源スイッチの閉制御を行うようにし
たため、請求項2記載の発明の効果と同様な人体検知が
複数の部屋にわたって行える。
【0066】請求項4記載の発明にあっては、人体検知
センサと、ID信号送信機と、人体検知センサの検知エ
リア範囲を監視しID信号送信機から発せられるID信
号を識別するID信号受信機と、コードレス送信機と、
コードレス受信機と、人体検知センサが人体検知しても
ID信号受信機でID信号が受信できなかった場合に
は、侵入者有りの旨の信号を、コードレス送信機からコ
ードレス受信機へ送信させる制御盤とを備えて構成され
るようにしたため、住戸側のみで自己完結できる簡易な
システムでありながら侵入者の有ることを検知でき、し
かも家人に通報できる自営型セキュリティシステムを、
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の自営型セキュ
リティシステムの説明図である。
【図2】同上の、自営型セキュリティシステムの、家人
不在時の戸締まりを行う制御をあらわす、フローチャー
トである。
【図3】本発明に係る第2乃至第4の実施の形態の自営
型セキュリティシステムの構成をあらわす説明図であ
る。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態の自営型セキュ
リティシステムの、家人が寝入ってしまった場合の対処
をあらわす、フローチャートである。
【図5】本発明に係る第3の実施の形態の自営型セキュ
リティシステムの、家人が寝入ってしまった場合の対処
をあらわす、フローチャートである。
【図6】本発明に係る第4の実施の形態の自営型セキュ
リティシステムの、家人が寝入ってしまった場合の対処
をあらわす、フローチャートである。
【図7】本発明に係る第5の実施の形態の自営型セキュ
リティシステムの説明図である。
【図8】同上の、自営型セキュリティシステムの、不審
人物検知の場合の対処をあらわす、フローチャートであ
る。
【図9】従来の自営型セキュリティシステムの説明図で
ある。
【符号の説明】
A 検知エリア範囲 Bh 制御盤 Bs 監視盤 D ドア EC 電気コンロ G 門扉 GC ガス機器 J ID信号受信機 L 電話回線 LH 宅内配線 M1 人体 MS 侵入者 P1 送信機 P11 コードレス送信機 P2 受信機 P21 ID信号送信機 P22 コードレス受信機 S1 人体検知センサ、高体位検出センサ T1 、T2 所定時間 W 窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 聡 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA11 AA23 AA31 AA44 BB18 DD04 DD05 DD25 DD26 EE16 FF04 FF16 FF23 FF25 GG11 GG13 GG21 GG23 GG30 GG38 GG46 GG52 GG56 GG66 GG69

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体検知センサと、この人体検知センサ
    の人体検知の結果を基にしてドア、窓、門扉の閉制御を
    行う制御盤とを備える自営型セキュリティシステムであ
    って、前記人体検知センサがいったん人体検知した後、
    前記人体検知センサが人体を検知しなくなった状態が所
    定時間継続すると、前記制御盤はドア、窓、門扉を、閉
    制御することを特徴とする自営型セキュリティシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 人体が寝そべっている状態での人体の最
    上位高さよりも高い所定の高さに検知エリアが設定され
    た高体位検出センサと、この高体位検出センサの人体検
    知の結果を基にして少なくともガスの元栓の閉制御およ
    び電気コンロの電源スイッチの閉制御を行う制御盤とを
    備える自営型セキュリティシステムであって、前記高体
    位検出センサが人体を検知しない状態が所定時間継続す
    ると、前記制御盤はガスの元栓の閉制御および電気コン
    ロの電源スイッチの閉制御を行うことを特徴とする自営
    型セキュリティシステム。
  3. 【請求項3】 前記高体位検出センサはガス機器および
    電気コンロを使用する部屋を含む所定の複数の各部屋に
    設けられ、これら複数の高体位検出センサがいずれも人
    体を検知しない状態になってから、所定時間継続するま
    での間に、ガス機器および電気コンロを使用する部屋で
    前記高体位検出センサにより人体が検知されなければ、
    前記制御盤はガスの元栓の閉制御および電気コンロの電
    源スイッチの閉制御を行うことを特徴とする請求項2記
    載の自営型セキュリティシステム。
  4. 【請求項4】 人体検知センサと、ID信号送信機と、
    前記人体検知センサの検知エリア範囲を監視し前記ID
    信号送信機から発せられるID信号を識別するID信号
    受信機と、コードレス送信機と、コードレス受信機と、
    前記人体検知センサが人体検知しても前記ID信号受信
    機でID信号が受信できなかった場合には、侵入者有り
    の旨の信号を、前記コードレス送信機から前記コードレ
    ス受信機へ送信させる制御盤とを備えて構成されること
    を特徴とする自営型セキュリティシステム。
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