JP2000281318A - オゾン発生装置用放電セル - Google Patents

オゾン発生装置用放電セル

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JP2000281318A JP2000022717A JP2000022717A JP2000281318A JP 2000281318 A JP2000281318 A JP 2000281318A JP 2000022717 A JP2000022717 A JP 2000022717A JP 2000022717 A JP2000022717 A JP 2000022717A JP 2000281318 A JP2000281318 A JP 2000281318A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 0.4mm以下の極小の放電ギャップ量Gを
安定的に確保する。セル構成部材の破損及び締め付け機
構の破損を防止する。 【解決手段】 平板状の剛性体により構成された上下一
対の第1電極10,10を、両側一対の剛性体スペーサ
20,20を挟んで重ね合わせることにより、第1電極
10,10間に、ギャップ量が確定された空間を形成す
る。この空間内に、2枚のガラス板31,31の間に第
2電極32を挟み込んだサンドイッチ構造の剛性体から
なる誘電体ユニット30を配置する。誘電体ユニット3
0は、上下の第1電極10との間に挿入された複数の放
電空隙形成用スペーサ40,40・・により、空間内の
中立位置に保持され、両面側に放電空隙50,50を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレート型オゾン
発生装置に使用される放電セルに関する。
【0002】
【従来の技術】プレート型オゾン発生装置に使用される
放電セルの一つとして図7に示すものが知られている。
【0003】図7に示された放電セルは、ヒートシンク
を兼ねる一対の低圧電極1,1と、一対の低圧電極1,
1の間に配置される誘電体ユニット2と、誘電体ユニッ
ト2の両面側に放電空隙3を形成するためのスペーサ
4,4・・とを備えている。誘電体ユニット2は、誘電
体としての2枚のガラス板2a,2aの間に高圧電極2
bを介在させた多層構造である。スペーサ4,4・・は
金属、セラミック、ガラス或いは樹脂等からなり、放電
空隙3でのガス流通方向に直角な方向に所定の間隔で配
列されている。
【0004】通常のプレート型オゾン発生装置では、低
圧電極1,1及び誘電体ユニット2を1モジュールと
し、隣接するモジュール間で低圧電極1,1を共用する
形で、そのモジュールが厚み方向に積層されることによ
り、放電セルが形成される。
【0005】オゾンを発生させるときは、誘電体ユニッ
ト2の両面側に形成された放電空隙3,3に酸素ガス又
は酸素ガスを含む混合ガスからなる原料ガスを流通させ
ながら、誘電体ユニット2内の高圧電極2bに所定の高
電圧を印加する。高電圧の印加により放電空隙3,3で
は無声放電が発生し、原料ガス中の酸素ガスがオゾン化
される。
【0006】このようなプレート型オゾン発生装置用放
電セルでは、放電空隙3,3の各ギャップ量Gを小さく
することが最近の傾向となっている。これは、放電空隙
3,3の各ギャップ量Gを小さくすることにより、放電
空隙3,3内の冷却効率が上がり、これによりオゾンガ
スの高濃度化が可能になること、オゾン発生に適した放
電効果が得られること、及び放電空隙3,3内の冷却効
率が上がることにより、高圧電極2aの冷却構造の省略
が可能になり、高圧電極2aの厚みひいては放電セルの
厚みが低減されることなどが理由とされている。
【0007】そして、この放電ギャップ量Gの縮小に関
しては、0.005インチ以下(0.13mm以下)に
することの有効性がPCT/US/10764の公開明
細書に記載されている。実際、本発明者らによる試験・
解析でも、0.4mm以下、とりわけ0.2mm以下の
ギャップ量Gは、高濃度オゾンの発生に明らかに有効で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、0.2
mm以下というような極小の放電ギャップ量Gを、量産
レベルで安定的に実現することは容易でない。
【0009】即ち、極小の放電ギャップ量Gを実現する
ためには、そのギャップ量Gと同じ厚さのスペーサ4,
4・・が必要となる。スペーサ4,4・・の材質として
は前述したとおり金属、セラミック、ガラス或いは樹脂
等が用いられる。
【0010】図7に示された放電セルでは、セルの組立
圧力Fがスペーサ4,4・・に直接付加されるために、
スペーサ4,4・・の材質が樹脂等の弾性体である場合
は、組立圧力Fの大きさによって放電ギャップ量Gの大
きさが変わるため、放電ギャップ量Gを一定値に安定的
に管理することが困難である。
【0011】スペーサ4,4・・の材質が金属、セラミ
ック、ガラス等の剛性体である場合は、厚み方向の圧縮
が生じないため、一応所定のギャップ量Gが確保される
が、セルの組立圧力Fがスペーサ4,4・・及び誘電体
ユニット2に直接付加されるため、組立圧力Fの大きさ
によっては微小なスペーサ4,4・・が破損したり誘電
体ユニット2内のガラス板2a,2aが破損するおそれ
がある。
【0012】また、いずれの場合も放電セル全体を均等
に加圧する必要があるために、加圧機構(締め付け機
構)の大型化が避けられない。
【0013】本発明の目的は、0.2mm以下というよ
うな極小の放電ギャップ量Gも量産レベルで安定的に確
保でき、しかも、セル構成部材の破損及び加圧機構(締
め付け機構)の大型化を回避できるオゾン発生装置用放
電セルを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のオゾン発生装置用放電セルは、平板状の剛
性体により構成された一対の第1電極と、一対の第1電
極の間に配置されてこの間にギャップ量が確定された空
間を形成する空間形成用の剛性体スペーサと、一対の誘
電体の間に第2電極を挟んで構成された平板状の剛性体
からなり、一対の第1電極との間に一対の放電空隙を形
成するべく、各放電空隙に配置された放電空隙形成用ス
ペーサにより前記空間内の中立位置に保持される誘電体
ユニットとを具備している。
【0015】本発明のオゾン発生装置用放電セルでは、
セル組立のための締め付け圧力は剛性体スペーサのみに
付加され、剛性体スペーサによって形成される空間内の
誘電体ユニットには、その締め付け圧力は直接付加され
ない。誘電体ユニットは、その空間内に、剛性体スペー
サとは別の放電空隙形成用スペーサにより保持され、そ
の両面側に放電空隙を形成する。放電空隙のギャップ量
Gは、剛性体からなる剛性体スペーサ及び誘電体ユニッ
トの各厚みにより一義的に決定される。
【0016】このように、本発明のオゾン発生装置用放
電セルでは、誘電体ユニットが収容れる空間を剛性体ス
ペーサにより別途形成したことにより、0.2mm以下
というような極小の放電ギャップ量Gも量産レベルで安
定的に確保される。しかも、セル構成部材の破損及び加
圧機構(締め付け機構)の大型化が効果的に回避され
る。
【0017】各放電空隙に配置されて誘電体ユニットを
空間内の中立位置に保持する放電空隙形成用スペーサと
しては、例えば次の2つが好ましい。
【0018】 各放電空隙の少なくとも1位置に圧縮
状態で挿入され、その圧縮により誘電体ユニットを両面
側から弾性的に押圧して前記空間内の中立位置に保持す
る弾性体スペーサ。
【0019】 各放電空隙の少なくとも1位置に配置
され、厚みが、前記空間のギャップ量をG′とし、誘電
体ユニットの厚みをTとして、(G′−T)/2より小
である剛性体スペーサ。
【0020】放電空隙形成用スペーサが弾性体スペーサ
の場合、剛性体スペーサによって形成される空間内の誘
電体ユニットには、両面側の放電空隙に配置された弾性
体スペーサの圧縮に伴う両面側からの弾性押圧力のみが
付加され、この両面側からの弾性押圧力により、誘電体
ユニットは前記空間内の中立位置に保持される。これに
より、放電空隙のギャップ量Gは、剛性体からなる剛性
体スペーサ及び誘電体ユニットの各厚みにより、弾性体
スペーサに依存することなく一義的に決定される。この
ような剛性体スペーサと弾性体スペーサの組合せによる
締め付け圧力と保持圧力の分離により、0.2mm以下
というような極小の放電ギャップ量Gも量産レベルで安
定的に確保され、しかも、セル構成部材の破損及び加圧
機構(締め付け機構)の大型化が効果的に回避される。
【0021】弾性体スペーサの材質としては、耐オゾン
性に特に優れ且つ適度の弾力性を有するPFA,PTF
Eなどが好ましい。なお、本発明のオゾン発生装置用放
電セルでは、放電空隙に配置される弾性体スペーサは、
オゾンだけでなく放電にも晒される。放電の影響による
弾性体スペーサの劣化が懸念される場合は、例えば誘電
体ユニット内の第2電極を弾性体スペーサに対応する部
分で長孔形状等に部分的に除去すればよい。こうすれば
弾性体スペーサのところで放電が停止乃至は減少し、放
電によるスペーサ劣化が確実に防止される。
【0022】放電空隙形成用スペーサが剛性体スペーサ
の場合は、その厚みが、空間のギャップ量をG′とし、
誘電体ユニットの厚みをTとして、(G′−T)/2よ
り小とされているため、誘電体ユニットには、セル組立
のための締め付け圧力が付加されない。空間内に配置さ
れた誘電体ユニットは、設計上は厚み方向で若干のガタ
つきをもち、このガタつきは、両面側の放電空隙のギャ
ップ量G,Gを不安定にするが、各ギャップ量Gは剛性
体スペーサの厚みより小さくはならない。本発明者らに
よる実験によると、剛性体スペーサの厚みと(G′−
T)/2との差がが過大でなければ、そのギャップ量
G,Gの不安定はオゾンの発生に悪影響を与えないこと
が確認されている。
【0023】むしろ、放電空隙形成用スペーサを剛性体
スペーサすることにより、放電空隙での専有面積が減少
し、オゾン発生効率が上がる。また、その材質として金
属の使用が可能になり、これにより非常に高い耐オゾン
性及び耐放電性が確保される。また、誘電体或いは第1
電極への一体化が可能になり、放電セルの組立性が向上
する。
【0024】第1電極或いは誘電体への剛性体スペーサ
の一体化の方法としては、剛性体スペーサが金属の場合
は、第1電極への溶接がある。溶接方法としては、抵抗
溶接が好ましい。抵抗溶接では、その溶接部で剛性体ス
ペーサ(金属スペーサ)が押し潰されるため、溶接部が
誘電体の側へ突出せず、放電セルの組立時に誘電体が破
壊する事態が回避される。
【0025】溶接以外の一体化方法としては、誘電体或
いは第1電極と同材又は異材の溶射、メッキ、コーティ
ング、ほうろう等があり、或いはエッチング、研削、プ
レス加工等でスペーサ以外の部分を窪ませることがあ
る。
【0026】放電空隙形成用の剛性体スペーサの厚み
は、具体的には、前記(G′−T)/2の80%以上が
好ましい。これが80%未満であると、誘電体ユニット
の両側に形成される放電空隙長の差が50%を超えるた
め、オゾン発生に悪影響がでるおそれがある。その厚み
の上限については、誘電体がスペーサで破壊される事態
を回避するために、前記(G′−T)/2未満とする。
【0027】放電空隙形成用の剛性体スペーサ、特に導
電性スペーサを使用したときに懸念される問題はスペー
サ周辺で起こる放電によるオゾン発生への悪影響である
が、本発明者らの調査からは、導電性スペーサの放電空
隙での専有面積が放電面積の0.5%以下であれば、導
電性スペーサを使用したときに起きる急激なオゾン発生
性能の低下が阻止されることが判明した(図6参照)。
また、この専有面積の低減は、剛性体スペーサの材質に
関係なく、オゾンの発生に有効な放電面積を大きくする
ことからも有効である。このような僅かな専有面積で
も、剛性体スペーサは、誘電体ユニットを空間内に精度
よく保持し、寸法精度の高い放電空隙を形成する。
【0028】この剛性体スペーサの材質としては、例え
ばステンレス鋼、ニッケル、タングステン、チタン等の
耐食性金属のほか、ガラス、アルミナ等のセラミックの
使用が可能である。
【0029】本発明のオゾン発生装置用放電セルでの放
電ギャップ量Gは、オゾンガスの高濃度化のために0.
4mm以下が好ましく、0.2mm以下が特に好まし
い。
【0030】スペーサの形状については、円盤状、帯
状、線状などの任意の形状が可能であるが、放電空隙形
成用が剛性体スペーサである場合も弾性体スペーサであ
る場合も、好ましいのは、放電空隙での原料ガス流通方
向に沿って配設された線材である。弾性体スペーサが線
材であると(面材でないため)、放電空隙での放電面積
に対するスペーサの占める面積の比率が小さくなり、オ
ゾン発生に有効な放電面積が増大する。また、その線材
がガス流れ方向に配設されることでガス流れが整流さ
れ、この結果、放電部に均一にガスが流れる。
【0031】また、その線材としては、断面が円形であ
るものが好ましい。線材の断面が円形であると、形状変
形開始時の反発力が弱く、形状変形が進むにつれて反発
力が大きくなる。つまり、目標の放電ギャップ量Gに近
づくにつれて反発力が大きくなる。このため、誘電体ユ
ニットを中立位置に弾性保持し易くなる。
【0032】誘電体ユニットで一対の誘電体に挟まれた
第2電極は、絶縁が容易なために高圧電極であることが
好ましい。これに関連して、第1電極は低圧電極である
ことが好ましく、その低圧電極はヒートシンクを兼ねる
ものが好ましい。ヒートシンクを兼ねる電極は、少なく
とも2枚の導電性薄板を重ね合わせ、その薄板間に冷媒
流通路を形成した薄板タイプのものがセル薄型化の点か
ら好ましい。
【0033】誘電体としては低コスト、耐電圧特性、寸
法精度、表面が研磨工程なしで鏡面となることなどから
ガラス板、特に液晶基板用のガラス板が好ましいが、ア
ルミナ等のセラミック板、サファイア等の結晶板、アル
ミナ等の溶射によるセラミックコート板、ほうろう板な
どの使用も可能である。
【0034】放電空隙に接する第1電極は、放電空隙に
接する部分のガス流通方向中央部に溝状又はスリット状
のガス導出路を有し、剛性体スペーサに接する部分に、
ガス導出路に繋がるガス導出孔を有するものが好まし
い。これに関連して、剛性体スペーサは、第1電極のガ
ス導出孔に対応する部分にガス導出孔を有するものが好
ましい。この構造は、後述するように、第1電極及び剛
性体スペーサを利用してその積層方向にオゾンガスを取
り出す。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係るプレ
ート型オゾン発生装置用放電セルの正面図、図2は同放
電セルのセルモジュールの分解斜視図、図3は同セルモ
ジュールに使用されている第1電極の分解斜視図であ
る。
【0036】本実施形態に係る放電セルは、図1に示す
ように、平板状の剛性体からなる複数の第1電極10,
10・・を、両側一対の剛性体スペーサ20,20を挟
んで板厚方向に重ね合わせることにより、セルモジュー
ルの積層体を構成している。セルモジュールの積層体
は、図示されない上下一対のエンドプレート間に、両側
部を積層方向に貫通する複数本のボルトにより固定され
ている。この積層体では、上下のセルモジュールは第1
電極10を共用する。
【0037】各セルモジュールは、図2に示すように、
上下一対の第1電極10,10と、第1電極10,10
間に挟まれた両側一対の剛性体スペーサ20,20と、
剛性体スペーサ20,20の内側に位置して第1電極1
0,10間に配置された誘電体ユニット30と、誘電体
ユニット30の両面側に放電空隙50,50を形成する
ために第1電極10,10との間に設けられた複数の放
電空隙形成用の弾性体スペーサ40,40・・とを備え
ている。
【0038】なお、図面はいずれも上下方向の寸法を誇
張したものになっており、実際の厚さは例えば第1電極
10で3mm以下、剛性体スペーサ20で3mm以下と
いうように非常に薄く設計されている。
【0039】上下一対の第1電極10,10は、ヒート
シンクを兼ねる低圧電極である。各第1電極10は、ス
テンレス鋼板等からなる2枚の導電板15,15を接合
して板間に冷媒流通路を形成した薄板状の導電性剛体で
ある。
【0040】第1電極10の一方の側部には、冷媒とし
ての冷却水を冷媒流通路に導入するための冷媒導入孔1
1と、その冷却水を上記流通路から取り出すための冷媒
導出孔12とが、2枚の導電板15,15を板厚方向に
貫通して設けられている。また、当該セルモジュールで
発生したオゾンガスを取り出すために、第1電極10に
は、両側一対のガス導出孔13,13と、ガス導出孔1
3,13を繋ぐスリット状のガス導出路14とが、2枚
の導電板15,15を板厚方向に貫通して設けられてい
る。第1電極10の両側部に設けられている複数の小さ
な丸孔は、ボルトの通し孔である。
【0041】第1電極10を構成する2枚の導電板1
5,15の両方の対向面には、図3に示すように、ガス
導出孔13,13及びガス導出路14を包囲するように
U字状の浅く広い溝が形成されている。両方の対向面に
形成されたこの溝は合体して、導電板15,15間に冷
媒流通路16を形成する。浅く広いこの溝は、例えばエ
ッチング等により簡単に形成される。
【0042】冷媒流通路16の一端部は冷媒導入孔11
に接続され、他端部は冷媒導出孔12に接続されてい
る。冷媒流通路16には、流通方向に延びる複数のリブ
17,17・・が、流通方向に直角な方向に所定の間隔
で設けられている。リブ17,17・・は冷却水の均一
な流れと、第1電極10の剛性確保に寄与する。
【0043】両側一対の剛性体スペーサ20,20は、
ステンレス鋼板等の導電性板材からなる薄板状の導電性
剛体で、第1電極10,10間の両側部に介在すること
により、この間に、スペーサ厚に等しいギャップ量G′
の空間を形成する。また、第1電極10,10の電気的
な接続部材として機能する。
【0044】一方の剛性体スペーサ20には、第1電極
10の冷媒導入孔11及び冷媒導出孔12にそれぞれ連
通する冷媒導入孔21及び冷媒導出孔22が、板厚方向
に貫通して設けられている。両方の剛性体スペーサ2
0,20の各内側縁部には、第1電極10のガス導出孔
13に連通する切り込み状のガス導出孔23が、板厚方
向に貫通して設けられている。またボルトの通し孔も第
1電極10と同様に設けられている。
【0045】上下一対の第1電極10,10と両側一対
の剛性体スペーサ20,20で囲まれた空間に配置され
る誘電体ユニット30は、誘電体としての上下一対のガ
ラス板31,31の間に第2電極32を挟んだサンドイ
ッチ構造の薄板状剛性体である。誘電体ユニット30の
厚みTは、上記空間のギャップ量G′より僅かに小さ
く、より具体的には放電空隙50,50の各ギャップ量
をGとして、G′−2Gとされる。この厚みTを調整す
るために、ガラス板31,31の間には導電性薄板がシ
ムとして適当枚数挿入される。この厚み調整により、任
意の放電ギャップ量Gが正確に得られる。
【0046】第2電極32は高圧電極で、ステンレス鋼
板等の導電性薄板からなり、その一部は端子部32′と
してガラス板31,31の間から外部へ導出されてい
る。第2電極32の横幅はガラス板31,31の横幅よ
り狭く、第2電極32の両側には剛性体スペーサ20,
20との間の絶縁のために絶縁体33,33が設けられ
ている。
【0047】誘電体ユニット30の両面側に放電空隙5
0,50を形成するために第1電極10,10との間に
設けられる放電空隙形成用の弾性体スペーサ40,40
・・は、耐オゾン性及び弾力性を有する、断面が円形の
細い樹脂線材であり、放電空隙50の幅方向(ガス流通
方向に直角な方向)に所定の間隔で配置されている。各
弾性体スペーサ40の厚み(線材の外径D)は、圧縮の
ない状態で放電空隙50,50の各ギャップ量Gより5
〜50%程度大きく設定されている。
【0048】この設定により、弾性体スペーサ40,4
0・・は第1電極10と誘電体ユニット30により上下
から圧縮され、この圧縮により、誘電体ユニット30は
上下から均等な圧力で弾性的に押圧され、上記空間内の
上下方向中央部に保持される。その結果、誘電体ユニッ
ト30の両面側には、均等なギャップ量Gの放電空隙5
0,50が形成される。
【0049】なお、各放電空隙50の両側部には、弾性
体スペーサ及びシール部材を兼ねて弾性体からなるテー
プ状の絶縁部材41,41が設けられている。
【0050】次に、本実施形態に係る放電セルの組立方
法、使用方法及び機能について説明する。
【0051】放電セルの組立では、図示されない上下の
エンドプレート間に複数枚の第1電極10,10・・
が、各間に剛性体スペーサ20,20、誘電体ユニット
30及び弾性体スペーサ40,40・・を挟んで重ね合
わされ、両側部が図示されない複数本のボルトにより重
合方向に締め付けられる。
【0052】これにより、各セルモジュールでは、誘電
体ユニット30の両面側に放電空隙50,50が形成さ
れる。ここで、上下の第1電極10,10、両側の剛性
体スペーサ20,20及び誘電体ユニット30は圧縮を
生じない剛性体であり、一方、弾性体スペーサ40,4
0・・は圧縮を生じるので、各放電空隙50のギャップ
量Gは(G′−T)/2の一定値となる。従って、0.
2mm以下というような微小のギャップ量Gも安定的に
実現される。
【0053】また、締め付けは、剛性体スペーサ20,
20が配置されている両側部に行われ、放電セル全体を
均等に加圧する必要がないので、締め付け機構が簡略化
される。更に、締め付けによる弾性体スペーサ40,4
0・・の破損も誘電体ユニット30内のガラス板31,
31の破損も生じない。
【0054】組立を終えた放電セルは、各セルモジュー
ルの放電空隙50,50内に前後から原料ガスを導入す
るために、図示されないタンク内に収容される。
【0055】その放電セルでは、第1電極10の冷媒導
入孔11と剛性体スペーサ20の冷媒導入孔21が合体
することにより、積層方向に連続する冷媒導入路が形成
されている。また、第1電極10の冷媒導出孔12と剛
性体スペーサ20の冷媒導出孔22が合体することによ
り、積層方向に連続する冷媒導出路が形成されている。
更に、第1電極10のガス導出孔13,13と剛性体2
0,20のガス導出孔23,23が合体することによ
り、積層方向に連続する両側一対のガス導出路が形成さ
れている。
【0056】これらの冷媒導入路、冷媒導出路及びガス
導出路は、上段のエンドプレートに設けられた開口部及
び各開口部に接続された管によりタンク外に連通してい
る。一方、下段のエンドプレートは、これらの路を閉じ
る蓋板として機能する。
【0057】オゾンを発生させるときは、放電セルを収
容するタンク内に原料ガスを供給する。また、冷媒導入
路に冷却水を供給する。この状態で、各セルモジュール
の誘電体ユニット30に設けられた第2電極32に高電
圧を印加し、放電空隙50,50で無声放電を発生させ
る。
【0058】タンク内に供給された原料ガスは、各セル
モジュール内の上下の放電空隙50,50に前後から流
入し、前後方向の中央部に向かって流れる過程で放電に
晒されてオゾンガスとなる。放電空隙50,50で発生
したオゾンガスは、上下の第1電極10,10に設けら
れたガス導出路14,14を通って両側のガス導出孔1
3,13に至り、放電セルの両側部に形成された両側一
対のガス導出路を通って放電セルの上方に取り出され、
更にタンク外に取り出される。
【0059】冷媒導入路に供給された冷却水は、各セル
モジュールの上下の第1電極10,10に設けられた冷
媒導入孔11,11から冷媒流通路16に入り、放電空
隙50,50を低圧電極側から水冷する。第1電極1
0,10の冷媒導出孔12,12から出た冷却水は、放
電セルの一方の側部に形成された冷媒導出路を通って放
電セルの上方に取り出され、更にタンク外に取り出され
る。
【0060】ここで、放電空隙50でのガス流れついて
説明する。従来、放電空隙50でのガス流れは、放電空
隙50の一端から他端に向かう一方通行であった。この
場合、オゾンガスを取り出すためには、放電セルの積層
方向に直角な端面にヘッダを取り付ける必要がある。し
かし、放電セルの積層方向に直角な端面は、積層された
各部材の端面が現れるため平坦ではない。このため、ヘ
ッダと端面間のシールが難しくなる。
【0061】これに対し、本実施形態に係る放電セルで
は、第1電極10の放電空隙50に接する部分に、放電
空隙50でのガス流通方向中央部に位置してガス導出路
14が設けられ、第1電極10の剛性体スペーサ20,
20に接する部分に、ガス導出路14に繋がるガス導出
孔13,13が設けられいる。また、剛性体スペーサ2
0,20には、ガス導出孔13,13に対応してガス導
出孔23,23が設けられている。
【0062】その結果、原料ガスは放電空隙50の一端
と他端の両方から流入する。両方の流入ガスは放電空隙
50でオゾン化され、放電空隙50の中央部で第1電極
10のガス導出路14に入り、両側のガス導出孔13,
13から積層方向に流れて放電セルの外に取り出され
る。このため、オゾンガスの取り出しは、第1電極10
の表面、或いはエンドプレートの表面から2本の管によ
り行われる。これらの表面は上記端面と異なり平坦で、
シールが容易であり、ヘッダも不要になる。また、冷却
水の流通方向とオゾンガスの取り出し方向が同じになる
ため、配管構造が簡単になり、装置の小型化が図られ
る。
【0063】このガス取り出し構造は、一対の第1電極
間にスペーサで空間を形成し、この空間に誘電体ユニッ
トを配置してその両面側に放電空隙を形成する構造であ
れば、本発明の放電セル以外の放電セルにも適用可能で
ある。
【0064】図4は本発明の別の実施形態に係るオゾン
発生装置用放電セルの一部拡大正面図、図5は同オゾン
発生装置用放電セルの使用されている放電ユニットの縦
断正面図である。
【0065】本実施形態に係るオゾン発生装置用放電セ
ルは、前述のオゾン発生装置用放電セルと比べ、次の点
が相違する。
【0066】即ち、放電空隙形成用スペーサとして、弾
性体スペーサ40,40・・に代えて、剛性体スペーサ
60,60・・を使用した点、及び誘電体ユニット30
を一体化するべくガラス板31,31を接合したした点
が相違する。他の構成は、前述のオゾン発生装置用放電
セルと同じであるので、詳しい説明を省略する。
【0067】放電空隙形成用の剛性体スペーサ60,6
0・・は、誘電体ユニット30の両面側に放電空隙5
0,50を形成するために第1電極10,10との間に
設けられる。剛性体スペーサ60,60・・は、ステン
レス鋼等からなる断面が円形の細い金属線材であり、放
電空隙50の幅方向(ガス流通方向に直角な方向)に所
定の間隔で配置されている。各剛性体スペーサ60は、
長手方向の複数箇所で抵抗溶接により第1電極10の表
面に固定されている。各剛性体スペーサ60の厚み(線
材の外径D)は、剛性体スペーサ20,20により確定
される空間のギャップ量G′と、誘電体ユニット30の
厚みTとから(G′−T)/2により算出される放電空
隙50,50の正規の各ギャップ量Gより僅かに小さく
設定されている。
【0068】この設定により、誘電体ユニット30は、
設計上は剛性体スペーサ20,20により第1電極1
0,10間に形成される空間内に、厚み方向で僅かのガ
タつきをもって収容される。このガタつきによる誘電体
ユニット30の分解回避やユニット内の誘電体−電極間
の隙間で発生する不要な放電の防止等のために、誘電体
ユニット30は、図5(a)〜(c)に示すように、ガ
ラス板31,31を接合することで一体化されている。
【0069】即ち、図5(a)では、ガラス板31,3
1は、第2電極32及びその両側に配置された絶縁性ス
ペーサ33,33を挟んで、上下の接着層35,35に
より接合一体化されている。絶縁性スペーサ33,33
は、第2電極32と同じ厚みである。接着層35,35
は、耐オゾン性を有する例えばポリイミド、PFA、F
EP等の熱溶着層である。つまり、ガラス板31,31
は、ポリイミド、PFA、FEP等の耐オゾン樹脂を用
いた熱溶着により、内側の第2電極32及び絶縁性スペ
ーサ33,33と共に一体化されている。
【0070】また、図5(b)及び(c)では、ガラス
板31,31は、第2電極32の両側のみで熱溶着によ
り部分的に接合されている。この場合は、接合部である
接着層35,35が第2電極32の側方に排除されるた
め、誘電体ユニット30の厚みが低減すると共に、両側
の絶縁性スペーサとして機能する。両側の接着層35,
35については、図5(c)に示すように、第2電極3
2と両側の接着層35,35との間に隙間36,36を
設けることができる。これにより、絶縁された空間が接
着層35,35との間にできるため、接着層35,35
内に発生するツリー放電による絶縁破壊の防止が可能に
なる。
【0071】本実施形態に係るオゾン発生装置用放電セ
ルでも、前述のオゾン発生装置用放電セルと実質同様
に、剛性体スペーサ20,20が配置されている両側部
に締め付けが行われ、放電セル全体を均等に加圧する必
要がないので、締め付け機構が簡略化されると共に、締
め付けによる誘電体ユニット30内のガラス板31,3
1の破損が防止され、なおかつ0.2mm以下というよ
うな微小のギャップ量Gが安定的に実現される。
【0072】
【発明の効果】以上に述べたとおり、本発明のオゾン発
生装置用放電セルは、誘電体ユニットを収容する空間を
剛性体スペーサにより形成し、その空間内に誘電体ユニ
ットを独立して収容し、両面側の放電空隙形成用スペー
サにより空間内の中立位置に保持することにより、0.
2mm以下というような極小の放電ギャップ量Gも量産
レベルで安定的に確保でき、しかも、セル構成部材の破
損及び加圧機構(締め付け機構)の大型化を効果的に回
避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプレート型オゾン発生
装置用放電セルの正面図である。
【図2】同放電セルのセルモジュールの構造を分解して
示す斜視図である。
【図3】同セルモジュールに使用されている第1電極の
構造を分解して示す斜視図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係るプレート型オゾン
発生装置用放電セルの一部拡大正面図である。
【図5】同放電セルのセルモジュールに使用されている
誘電体ユニットの縦断正面図である。
【図6】導電性スペーサの専有面積とオゾン発生量との
関係を示すグラフである。
【図7】従来のプレート型オゾン発生装置用放電セルの
模式構成図である。
【符号の説明】
10 第1電極(低圧電極) 11 冷媒導入孔 12 冷媒導出孔 13 ガス導出孔 14 ガス導出路 15 導電板 16 冷媒流通路 17 リブ 20 空間形成用の剛性体スペーサ 21 冷媒導入孔 22 冷媒導出孔 30 誘電体ユニット 31 ガラス板(誘電体) 32 第2電極(高圧電極) 40 放電空隙形成用の弾性体スペーサ 50 放電空隙 60 放電空隙形成用の剛性体スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 菊池 辰男 兵庫県尼崎市扶桑町1番10号 住友精密工 業株式会社内 (72)発明者 寺島 裕二 兵庫県尼崎市扶桑町1番10号 住友精密工 業株式会社内 (72)発明者 曽谷 典世 兵庫県尼崎市扶桑町1番10号 住友精密工 業株式会社内 (72)発明者 吉村 昌也 兵庫県尼崎市扶桑町1番10号 住友精密工 業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の剛性体により構成された一対の
    第1電極と、一対の第1電極の間に配置されてこの間に
    ギャップ量が確定された空間を形成する空間形成用の剛
    性体スペーサと、一対の誘電体の間に第2電極を挟んで
    構成された平板状の剛性体からなり、一対の第1電極と
    の間に一対の放電空隙を形成するべく、各放電空隙に配
    置された放電空隙形成用スペーサにより前記空間内の中
    立位置に保持される誘電体ユニットとを具備することを
    特徴とするオゾン発生用放電セル。
  2. 【請求項2】 前記放電空隙形成用スペーサは、各放電
    空隙の少なくとも1位置に圧縮状態で挿入され、その圧
    縮により誘電体ユニットを両面側から弾性的に押圧して
    前記空間内の中立位置に保持する弾性体スペーサである
    ことを特徴とする請求項1に記載のオゾン発生装置用放
    電セル。
  3. 【請求項3】 前記放電空隙形成用スペーサは、各放電
    空隙の少なくとも1位置に配置され、厚みが、前記空間
    のギャップ量をG′とし、誘電体ユニットの厚みをTと
    して、(G′−T)/2より小である剛性体スペーサで
    あることを特徴とする請求項1に記載のオゾン発生装置
    用放電セル。
  4. 【請求項4】 放電空隙形成用の剛性体スペーサの放電
    空隙での専有面積が放電面積の0.5%以下であること
    を特徴とする請求項3に記載のオゾン発生装置放電セ
    ル。
  5. 【請求項5】 放電空隙形成用の剛性体スペーサは、導
    電性材料からなることを特徴とする請求項3又は4に記
    載のオゾン発生装置放電セル。
  6. 【請求項6】 放電空隙形成用の剛性体スペーサの厚み
    は、前記(G′−T)/2の80%以上であることを特
    徴とする請求項3、4又は5に記載のオゾン発生装置放
    電セル。
  7. 【請求項7】 前記放電空隙形成用スペーサは、放電空
    隙の複数位置に分散配置されることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6に記載のオゾン発生装置放電
    セル。
  8. 【請求項8】 前記放電空隙形成スペーサは、放電空隙
    での原料ガス流通方向に沿って配設された線材であるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7に
    記載のオゾン発生装置用放電セル。
  9. 【請求項9】 前記線材は、断面が円形であることを特
    徴とする請求項8に記載のオゾン発生装置用放電セル。
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