JP2000281122A - 金属コイル・シート材梱包用包装材と包装体 - Google Patents

金属コイル・シート材梱包用包装材と包装体

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JP2000281122A
JP2000281122A JP11089450A JP8945099A JP2000281122A JP 2000281122 A JP2000281122 A JP 2000281122A JP 11089450 A JP11089450 A JP 11089450A JP 8945099 A JP8945099 A JP 8945099A JP 2000281122 A JP2000281122 A JP 2000281122A
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polyethylene
cloth
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polypropylene film
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Kichiya Kashiwazaki
吉弥 柏崎
Shinya Takahashi
伸也 高橋
Shinichi Yamakawa
真一 山川
Eisaku Tanaka
栄作 田中
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KYOWA BUSSAN KK
KYOWA TRADING CO Ltd
JFE Engineering Corp
Nichiei Unyu Soko KK
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KYOWA BUSSAN KK
KYOWA TRADING CO Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Nichiei Unyu Soko KK
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 梱包した金属製品の外観を透視することがで
き、耐衝撃性と耐湿性に優れ、使用済み廃材を焼却する
際に環境汚染物質を生じない金属コイル・シート材梱包
用包装材と包装体を提供する。 【構成】 少なくともポリエチレンとポリプロピレンと
を含む多層の非塩素系樹脂フィルムを主材とする包装材
であって、クロス製法を用いてクロス幅が3〜30mm
の範囲となるように織られたポリエチレンクロス2と、
このポリエチレンクロスの少なくとも片面側に積層され
たポリプロピレンフィルム4と、このポリプロピレンフ
ィルムと前記ポリエチレンクロスとを接着させるポリエ
チレン接着層3と、を具備し、前記ポリプロピレンフィ
ルム4の厚さは0.01〜0.05mmの範囲にあり、
かつ全厚さが0.1〜0.5mmの範囲にあり、かつ被
梱包材の外観を識別できる程度の透視性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の族する技術分野】本発明は金属コイル又は金属
シート材を梱包するために用いられる包装材と、その包
装材により梱包された包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】金属コイル又は金属シート材の最終製品
においては、製品への防塵・防湿又はハンドリング中の
損傷防止を目的に梱包し、一時保管及び出荷している。
製品梱包の包装紙材料は紙質または樹脂質を単独ないし
は重合したものを使用し、コイル・シート材を全面又は
部分的に覆着し、テープ類で固定・シールしている。
又、この包装体の内外周部又はコーナ部には、金属性か
樹脂性ないしは紙質のリング・当金を装着し、製品のハ
ンドリング時における損傷防止を行なっている。
【0003】以上の梱包形式は製品の輸送形態や客先仕
様により多種多様である。包装材については紙質と樹脂
質の重合紙が一般に多く使用されているが、防塵を主目
的とした2層の包装材から、防錆及び包装材破れ防止ま
でも狙いとする多層包装紙あるいはVCI(Volat
ile Corrosion Inhibiting)
等の気化防錆剤を塗布し含浸させた包装材にいたるまで
非常に多くの種類が存在する。
【0004】樹脂質一層の包装材として、特開平9−2
16604号公報はプラスチックフィルムにより金属条
を被包する例をあげ、その一例として0.01〜0.0
5mm厚さのポリエチレンフィルム等を開示している。
【0005】また、他の包装方法として、特開昭55−
29406号公報は樹脂系シール剤をスプレイ法または
浸漬法で塗付する方法を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の包装材
は、搬送時にラック等の装置を使用せず、直接に金属コ
イル・シート材等をハンドリングする場合に、一層の樹
脂質フィルムのみではフィルム亀裂が発生しやすく、実
用上不適切である。
【0007】また、後者の包装方法は、塗布厚の均一性
や作業環境等に特別な工夫や新たな設備投資を必要とす
るので、コスト高となる。
【0008】ところで、従来の金属コイル・シート材の
梱包においては以下に述べる3つの問題点(1)〜
(3)が存在する。
【0009】(1)包装材(紙)の破れ 特に金属コイル製品においては、製品を吊り具等で移動
させる時、又は製品が多段積みされる時に吊り具装置と
製品コイル又は製品コイルと製品コイルとの接触ないし
は衝突等により包装材(紙)が破れる等の損傷が生じる
ことが多く、損傷防止のため包装材(紙)を多層化し、
厚みも厚物化したものを採用する等の対応がなされてい
る。包装材の多層化・厚物化は包装材の高級化となりコ
スト上高いものとなり好ましいものではない。
【0010】(2)包装体の開披作業 最終製品の包装体を出荷するまでの保管中、又は流通上
ないしは、製品使用のための包装材の開梱前の保管中に
おいて、金属コイル・シート材自身の外観検査等を必要
とする場合がある。例えば、包装体保管中に生じた異常
気象による結露発生のための結露や錆状況の確認作業や
ハンドリングに伴う打痕庇の発生有無の確認作業があ
る。この時、包装材に紙質と樹脂管の重合紙を使用して
いる場合は、包装体を全開梱し、確認作業後再包装した
り、又は、包装体の一部分の包装材をナイフでカット・
開披し確認作業後に開披部をテープで補修する等なされ
ている。当開披作業は多くの労力を要し、場合によって
は、ナイフ等により製品自身への疵発生やテープ補修に
より包装体の美観を損う等の問題点がある。
【0011】また、樹脂質フィルムのみの包装では、開
披作業は回避可能なものの前項の包装材破れが非常に多
く、金属コイル・シート材等の相当の重量を有する製品
の包装には不適切である。
【0012】(3)包装材廃材の処理 使用済みの包装材は廃材となり、一般的に製品使用ユー
ザ側において焼却処理されているが、紙質の包装材は、
パルプ精製時の漂白剤使用による塩素分の混入や、樹脂
質包装材においても、塩素系樹脂では、焼却時に所定の
燃焼温度以上の燃焼能力を有しない焼却炉では、ダイオ
キシン発生等の環境破壊問題の懸念が社会的課題の1つ
となっている。
【0013】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、梱包した金属製品の外観を透視するこ
とができ、耐衝撃性および耐湿性に優れ、使用済み廃材
を焼却する際に環境汚染物質を生じない金属コイル・シ
ート材梱包用包装材と包装体を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために各種金属製品の梱包材につき鋭意研究
と努力を積み重ねた結果、以下に述べる本発明を完成さ
せるに至った。
【0015】本発明に係る金属コイル・シート材梱包用
包装材は、少なくともポリエチレンとポリプロピレンと
を含む多層の非塩素系樹脂フィルムを主材とする包装材
であって、クロス製法を用いてクロス幅が3〜30mm
の範囲となるように織られたポリエチレンクロスと、こ
のポリエチレンクロスの少なくとも片面側に積層された
ポリプロピレンフィルムと、このポリプロピレンフィル
ムと前記ポリエチレンクロスとを接着させるポリエチレ
ン接着層と、を具備し、前記ポリプロピレンフィルムの
厚さは0.01〜0.05mmの範囲にあり、かつ全厚
さが0.1〜0.5mmの範囲にあり、かつ被梱包材の
外観を識別できる程度の透視性を有することを特徴とす
る。
【0016】包装材の材料特性値として、伸びが8%以
上、引張強さが10kgf/15mm以上、引裂強さが
150gf以上、破裂強さが10kgf/cm2以上で
あり、かつ、24時間当たりの透湿度が6g/m2以下
であることが好ましい。
【0017】本発明の包装材は、非塩素系合成樹脂のフ
ィルムとクロスのみを重ね合せているので、低コストで
非常に優れた紙力特性を有しており、金属製品の防錆効
果及び美観向上に有益であるとともに、廃材として焼却
される際にもダイオキシン等の有害汚染物質を発生せ
ず、地球環境にやさしい。
【0018】本発明に係る包装体は、クロス製法を用い
てクロス幅が3〜30mmの範囲となるように織られた
ポリエチレンクロスと、このポリエチレンクロスの少な
くとも片面側に積層されたポリプロピレンフィルムと、
このポリプロピレンフィルムと前記ポリエチレンクロス
とを接着させるポリエチレン接着層と、を具備し、前記
ポリプロピレンフィルムの厚さは0.01〜0.05m
mの範囲にあり、かつ全厚さが0.1〜0.5mmの範
囲にあり、かつ被梱包材の外観を識別できる程度の透視
性を有する包装材により、金属コイル又は金属シート材
の全面または一部が覆われてなることを特徴とする。
【0019】本発明の包装体は、梱包した金属製品の外
観状態が透視可能となるため、保管中の製品材管理が容
易で、異常気象による結露対応時には労力・コスト及び
省資源の観点において非常に大きな経済的効果を有す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
【0021】図1に示すように、第1実施形態の包装材
1は、ポリエチレンクロス2の片面のみにポリプロピレ
ンフィルム4をポリエチレン接着層3で貼り合わせた二
層ラミネート材である。この包装材1はどちらの面1
a,1bを金属製品との接触面としてもよい。ポリエチ
レンクロス2側の面1aを接触面(内面)とする場合で
あってもポリプロピレンフィルム4側の面1bを接触面
(内面)とする場合であっても、包装材としての強度や
透湿度に大きな影響を及ぼすものでは無い。
【0022】図2に示すように、第2実施形態の包装材
1Aは、ポリエチレンクロス2の両面にポリプロピレン
フィルム4をそれぞれポリエチレン接着層3で貼り合わ
せた三層ラミネート材である。この包装材1Aは、なお
一層高い防湿度が確保される。特に金属製品に防錆油を
重塗油されている場合は、防錆油がポリエチレンクロス
に吸着されることを防止する効果もある。
【0023】ポリエチレンクロス2は、非塩素系ポリエ
チレンの帯材を幅3〜30mmの範囲でクロス製法する
ことにより樹脂質包装材の欠点である破裂強さと引裂強
さを共に改善したものである。このようなポリエチレン
クロス2と厚み0.01〜0.05mmのポリプロピレ
ンフィルム4とをポリエチレン接着層3を介して融着又
は接着することにより積層体としての包装材1が形成さ
れる。これにより包装材1は高い密封性をもつようにな
り、外気中の湿分や結露の内部への浸入を防止する効果
が高まる。なお、ポリエチレン接着層3の厚みはとくに
限定されるものではないが、ポリプロピレンフィルム4
の厚みと同等か又はこれより薄いものとすることが好ま
しい。
【0024】次に、包装材の各数値限定理由について説
明する。
【0025】ポリエチレンクロス2のクロス幅が3mm
未満となる場合は包装材の透視性が低下し、製造コスト
も上昇するので、クロス幅の下限値は3mmとする。一
方、クロス幅が30mmを越えると包装材の強度が過度
に低下するので、クロス幅の上限値は30mmとする。
【0026】ポリプロピレンフィルム4の厚みが0.0
1mm未満の場合は防湿度が低下するので、ポリプロピ
レンフィルム4の厚みの下限値は0.01mmとする。
一方、ポリプロピレンフィルム4の厚みが0.05mm
を越えても防湿度は変わらず、これ以上の厚物フィルム
は過剰設計の無駄を生じて製造コストが上昇するので、
ポリプロピレンフィルム4の厚みの上限値は0.05m
mとする。
【0027】包装材の全厚みが0.1mm未満の場合
は、強度不足となり包装材の亀裂発生率が高くなるの
で、全厚みの下限値は0.1mmとする。一方、包装材
の全厚みが0.5mm越えると、包装材の透視性が低下
するとともに包装の作業性が悪化するなどの問題を生じ
るので、全厚みの上限値は0.5mmとする。包装材の
全厚みを0.1〜0.5mmの範囲とすることにより金
属コイル・シート材の包装材として相応の強度と透視性
を確保することができる。
【0028】以上の樹脂材の構成範囲と包装材の材料特
性値が伸び8%以上、引張強さ10kgf/15mm以
上、引裂強さ150gf以上及び破裂強さ10kgf/
cm 2 以上を有することで、金属コイル・シート材の包
装材としての材料亀裂・裂れ防止・低減の目的が達成さ
れる。さらに、24時間当たりに包装材を透過する湿分
量を表わす透湿度を6g/m2・24h以下とすること
により金属コイル・シート材自身への良好な防錆効果を
保つことができる。
【0029】図3は本発明の第1の実施形態に係る包装
体を示す斜視図である。この第1実施形態の梱包形式は
国内出荷用の代表的一例である。包装体30は、リング
12、当金14、フープ16,17、シール18を用い
て包装材1(1A)を金属コイルに結束してなるもので
ある。
【0030】図4は本発明の第2の実施形態に係る包装
体を示す斜視図である。この第2実施形態の梱包形式は
国内出荷用の代表的一例である。包装体40は、リング
12、当金13,14,15、フープ16,17、シー
ル18を用いて包装材1(1A)で包装された金属シー
ト材をスキッド19,20に結束してなるものである。
【0031】本発明の包装材を用いることにより包装体
の全面積の約9割は、金属製品自身の外観を透視するこ
とが可能になった。
【0032】本発明による包装材は、クラフト紙等の紙
質や塩素系樹脂質を適用除外しているため、包装材廃材
の焼却において、従来からの一般的な焼却炉の使用に際
しても、ダイオキシン等の環境破壊物質の発生懸念を回
避することができる。
【0033】本発明の包装材の構成に、ポリエチレンフ
ィルムを内押ないしは外側面に重ね合せてもよい。ま
た、本発明の包装材に汎用の気化防錆剤を塗布・含浸さ
せることも可能である。これらの対処により、より過酷
な輸送条件へも適用可能な包装材となる。
【0034】
【実施例】以下に、表1〜表4に示す本発明の実施例と
比較例とを対比して、本発明の効果につき具体的に説明
する。
【0035】表1に実施例並びに比較例の包装材構成の
一覧を示す。比較例の1〜3は、金属コイル・シート材
の包装紙として一般的に使用されている紙質と樹脂質の
重合紙の中の代表例に相当するものである。なお、表1
中にてPEはポリエチレンを示し、OPPはポリプロピ
レンを示す。また、コスト比は本発明の実施例を基準値
1.0とした場合における各比較例の相対価格を指数と
して表わしたものである。
【0036】比較例の1〜3はクラフト紙を重合してお
り包装体の外部から、内部の製品自身の外観を透視する
ことは困難であり、コスト的にも重合紙を多層化したも
のは、本発明による実施例のものより高くなり、比較例
3においては実施例の1.4倍ものコスト高となる。
【0037】表1の各種包装材の紙力特性値を表2に示
す。
【0038】表2より明かな通り、実施例の包装材は、
比較例1〜3の包装材に比べて、非常に高い伸び値を示
し、引裂・破裂強さ等は比較例3の高級重合紙と同等水
準の特性を有していることが判明した。
【0039】金属コイル・シート材の包装体は、包装材
をテープ及びフープバンドで密着緊締された状態にあ
り、ハンドリング等で吊上げ・吊下げ又は多段積みされ
た時は包装材に伸びの外力が働くが、表2の結果は、こ
れら外力による亀裂発生防止に有効である事と仮に亀裂
発生した後の亀裂伝播の抑制に有効である事が確認され
た。表3には、実際の金属コイルを包装し、ハンドリン
グ試験を実施した時の包装材の損傷状況結果を示す。
【0040】本試験においては、熱延酸洗コイルの板厚
2.0〜3.0mm、板幅900〜1200mm、コイ
ル重量5.0〜15.0トン、コイル内径24インチの
鋼板コイルを用いて、クレーンリフター移動3回後、ト
ラック輸送し、別ヤードで多段積み保管後の包装材の損
傷状況を調査したものである。この結果からも、本発明
による包装材が剛性・弾力及び耐衝撃性に優れているこ
とが確認された。
【0041】表4には、上記表3での試験コイルにおい
て、包装された鋼板コイルの外観検査・調査に要する時
間と要員を示したものである。本発明による実施例のも
のは、開披や補修・再梱包作業が不要なため、鋼板コイ
ルの外観調査は、従来に比べ、1/2〜1/5程度の労
力で対応可能である事と包装材の省資源対応上も非常に
有益である。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の包装材と
包装体は、梱包した金属製品の外観状態が透視可能なる
ために、保管中の製品材管理が容易で、異常気象による
結露対応時には労力・コスト及び省資源の観点において
非常に大きな経済的効果を有する。
【0047】また、本包装材は低コストで非常に優れた
紙力特性を有しており、金属製品の防錆効果及び美観向
上に有益であると供試に包装材廃材の焼却における環境
対策効果も含め、工業的にその効果の大きい発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る包装材を示す断
面図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る包装材を示す断
面図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る包装体を示す斜
視図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る包装体を示す斜
視図。
【符号の説明】
1,1A…包装材、 2…ポリエチレンクロス、 3…ポリエチレン接着層、 4…ポリプロピレンフィルム、 12…リング、 13,14,15…当金、 16,17…フープ、 18…シール、 19,20…スキッド、 21…テープ、 30,40…包装体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏崎 吉弥 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 高橋 伸也 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 山川 真一 神奈川県川崎市川崎区扇島1−1 日栄運 輸倉庫株式会社内 (72)発明者 田中 栄作 神奈川県川崎市川崎区水江町6−1 共和 物産株式会社内 Fターム(参考) 3E068 AA40 AB09 AC01 BB01 CC26 CE05 CE06 CE10 EE11 EE23 EE25 EE26 3E086 AA02 AC02 BA04 BA15 BA18 BB02 BB85 CA40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともポリエチレンとポリプロピレ
    ンとを含む多層の非塩素系樹脂フィルムを主材とする包
    装材であって、 クロス製法を用いてクロス幅が3〜30mmの範囲とな
    るように織られたポリエチレンクロスと、このポリエチ
    レンクロスの少なくとも片面側に積層されたポリプロピ
    レンフィルムと、このポリプロピレンフィルムと前記ポ
    リエチレンクロスとを接着させるポリエチレン接着層
    と、を具備し、 前記ポリプロピレンフィルムの厚さは0.01〜0.0
    5mmの範囲にあり、かつ全厚さが0.1〜0.5mm
    の範囲にあり、かつ被梱包材の外観を識別できる程度の
    透視性を有することを特徴とする金属コイル・シート材
    梱包用包装材。
  2. 【請求項2】 材料特性値として、伸びが8%以上、引
    張強さが10kgf/15mm以上、引裂強さが150
    gf以上、破裂強さが10kgf/cm2以上であり、
    かつ、24時間当たりの透湿度が6g/m2以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の包装材。
  3. 【請求項3】 クロス製法を用いてクロス幅が3〜30
    mmの範囲となるように織られたポリエチレンクロス
    と、このポリエチレンクロスの少なくとも片面側に積層
    されたポリプロピレンフィルムと、このポリプロピレン
    フィルムと前記ポリエチレンクロスとを接着させるポリ
    エチレン接着層と、を具備し、前記ポリプロピレンフィ
    ルムの厚さは0.01〜0.05mmの範囲にあり、か
    つ全厚さが0.1〜0.5mmの範囲にあり、かつ被梱
    包材の外観を識別できる程度の透視性を有する包装材に
    より、金属コイル又は金属シート材の全面または一部が
    覆われてなることを特徴とする包装体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286439A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Daio Paper Corp 鋼板コイル梱包用緩衝材原紙及び鋼板コイル梱包用緩衝材

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