JP2000278594A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2000278594A
JP2000278594A JP11081566A JP8156699A JP2000278594A JP 2000278594 A JP2000278594 A JP 2000278594A JP 11081566 A JP11081566 A JP 11081566A JP 8156699 A JP8156699 A JP 8156699A JP 2000278594 A JP2000278594 A JP 2000278594A
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digital camera
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English (en)
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Koichi Kanbe
幸一 掃部
Hiroyuki Okada
浩幸 岡田
Makoto Miyazaki
誠 宮崎
Kazumutsu Sato
一睦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実質的に同一のシーンにつき、複数の露光時
間の画像を取得してその中から撮影者が所望の画像を選
択することが可能なデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 固体撮像素子9は、露光時間に応じた信
号電荷を画素ごとに蓄積する光電セル配列90と、光電
セル配列90の信号電荷の情報を読出す読出し回路91
とで構成されている。読出し回路91におけるアンプ部
94は、入出力間が絶縁構成となっており、アンプ部9
4の入力となる光電セル93の蓄積電荷を破壊せずに、
出力信号を生成する。従って、露光を開始して信号電荷
が蓄積して行く間に、異なる露光時間に対応したタイミ
ングで蓄積電荷の情報を読出せば、蓄積電荷の情報を破
壊せずに画像信号を連続して取得できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラに
おける露光時間の制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカメラでは、CCDな
どの固体撮像素子において被写体像を信号電荷として蓄
積し、この信号電荷を電気信号へ変換する。そして、増
幅等の信号処理を行った上で、最終的にCRT等の画像
上に表示したり、画像ファイルとして記録する。このよ
うなデジタルカメラでは、出力される画像の明るさを左
右する要素の1つとして、露光時間がある。つまり、露
光時間が短いと出力画像が全体的に暗くなる。一方、露
光時間が長すぎると固体撮像素子における信号電荷の蓄
積可能容量を越えて飽和してしまい、その結果、出力画
像は認識困難な状態となる。
【0003】そこで、この露光時間の調整に関して従来
より使用されている技術は、例えば特公平8−3199
4号公報に開示されたものがある。この技術では、被写
体の照度変化に対応して自動的に信号電荷の蓄積時間を
制御して、出力画像が一定レベルに調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術においては、自動的に固体撮像素子の電荷の蓄積時
間が制御されるため、撮影者が希望する露光状態の画像
を得ることができないという問題がある。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、撮影者が希望する露光状態の画像を選択するこ
とが可能なデジタルカメラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、露光時間に応じた信号電荷を画
素ごとに蓄積する光電セル配列と、前記光電セル配列か
ら前記信号電荷の情報を非破壊で読出す読出し回路とを
有する固体撮像素子と、前記光電セル配列の露光を開始
して前記信号電荷が蓄積して行く間に前記読出し回路を
繰り返して能動化することにより、実質的に同一のシー
ンについて複数の露光時間に対応した複数の画像信号を
順次取得する読出し制御手段と、を備える。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記複数の露光時間に
対応した前記複数の画像信号を記憶する記憶手段、をさ
らに備える。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記複数の画像信号の
うち新たな画像信号を前記記憶手段に記憶させるにあた
って、前記新たな画像信号の記憶に必要な記憶容量が前
記記憶手段に残っているか否かを判定する判定手段と、
前記記憶容量が不足しているときには、前記複数の画像
信号のうちで既に前記記憶手段に記憶されているものを
古いものから順に消去して、前記新たな画像信号を前記
記憶手段に記憶させる更新記憶制御手段と、をさらに備
える。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明に係るデジタルカメラにおい
て、画像表示が可能な表示手段と、前記複数の画像を露
光時間に応じた順序で順次に前記表示手段に表示させる
順次表示制御手段と、をさらに備える。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明に係るデジタルカメラにおい
て、画像表示が可能な表示手段と、前記複数の画像のう
ちの2以上を並列的に前記表示手段に表示させる並列表
示制御手段と、をさらに備える。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項1の発明
に係るデジタルカメラにおいて、画像表示が可能な表示
手段と、前記複数の画像を露光時間に応じた順序で順次
に前記表示手段に表示させる順次表示制御手段と、露光
中に操作入力可能な入力手段と、画像を記憶可能な画像
記憶手段と、前記入力手段の操作入力に応答して、前記
表示手段のその時点の表示画像に対応した画像信号を前
記記憶手段に記憶させる記憶制御手段とをさらに備え
る。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項1ないし
請求項6のいずれかの発明に係るデジタルカメラにおい
て、操作入力手段と、前記操作入力手段からの操作入力
に応答して前記複数の露光時間を設定する操作設定手段
と、をさらに備える。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項7の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記読出し制御手段
が、露光開始から比較的長い時間が経過した後に最初の
画像信号を読出し、以後の画像信号は比較的短い時間間
隔で読出す読出しタイミング不均一化手段、を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】※ <A.第1実施形態> <A-1.デジタルカメラのハードウエア構成>まず、本発
明の第1実施形態に係るデジタルカメラ100のハード
ウェア構成について説明する。
【0015】図1は、デジタルカメラ100の正面方向
から見た外観図である。また、図2は、デジタルカメラ
100の背面を示す図である。
【0016】このデジタルカメラ100は、本体部11
0と撮像光学部120とに大別されている。このうち、
撮像光学部120はレンズ部10を備えているととも
に、光学ファインダー対物窓21aと測距窓22aとが
その前面に配置されている。撮像光学部120には、後
述する固体撮像素子9(図3)やそれに付属する回路な
どが内蔵されており、固体撮像素子9によって得られた
画像信号が本体部110に転送されるようになってい
る。
【0017】一方、本体部110はマイクロコンピュー
タなどの電子回路類が内蔵されており、その前面にはフ
ラッシュ23が配置されているとともに、上面にはレリ
ーズボタン31を備えている。
【0018】図2に示すように、撮像光学部120の背
面においては、図1の光学ファインダー対物窓21aに
対応する光学ファインダー21bが配置されている。ま
た、本体部110の背面の中央には表示部50が設けら
れている。表示部50は矩形のカラー液晶ディスプレイ
(LCD)51を備えており、その下方にはメニューボ
タンなどを含む複数のボタンスイッチ32のほか、液晶
ディスプレイ51に表示された操作項目についての選択
入力を行う複数のソフトキー33が配列している。十字
キー34は、ズーム操作やメニュー選択の際などに使用
される。
【0019】撮影待機期間においては、レンズ部10を
介して固体撮像素子9に結像している被写体の画像が、
液晶ディスプレイ51にほぼリアルタイムで表示されて
いる。そして、リアルタイムで刻々変化する表示部50
の画像を目視しながら撮影者の所望する状態でレリーズ
ボタン31を押下することによって、被写体のその時点
でのシーンを撮影し、その画像信号をメモリカードなど
の記録メディアに記憶させておくことができる。また、
液晶ディスプレイ51による画像の表示にはかなりの電
力を消耗するため、スイッチでその電力供給を切ること
ができるようになっているが、この場合には、光学ファ
インダー21aを通じて被写体の画像を確認することが
できる。
【0020】後に詳述するように、この実施形態のデジ
タルカメラ100では、この発明の特徴に対応して、実
質的に同じシーンを複数の露光時間で撮影することが可
能に構成されている。そして、上記のボタンスイッチ3
2、ソフトキー33および十字キー34などは、このよ
うな機能(以下「マルチ露光モード」)に関連して以下
の操作入力にも使用される。
【0021】(1) マルチ露光モードと通常の撮影モード
(以下「シングル露光モード」)との切り替え。
【0022】(2) マルチ露光モードにおける露光時間の
値の選択ないしは設定。
【0023】(3) マルチ露光モードで得られた複数の画
像を、液晶ディスプレイ51においてどのように表示す
るかについての表示モードの選択。
【0024】(4) マルチ露光モードで得られた複数の画
像から所望の画像を選択して決定するための操作。
【0025】図3は、このデジタルカメラ100の機能
的構成を示す概略構成図である。このデジタルカメラ1
00は、メインマイクロコンピュータ(以後、メインマ
イコンと略称)1を備えている。メインマイコン1は、
CPUと、このCPUの動作を規定するプログラムやテ
ンポラリーに画像信号を格納するメモリとを内部に有し
ている。それによって、メインマイコン1は、以下に説
明するデジタルカメラ100の各構成要素の動作を制御
する総合制御部としての機能を果たしている。なお、プ
ログラムに基づいて動作するメインマイコン1の代わり
に、プログラムを搭載しないハードウェアで、この総合
制御部を構成することも可能である。
【0026】レンズ部10は、フォーカスレンズ群14
と固定レンズ群15とを有している。フォーカスドライ
バ・位置検出センサ13は、フォーカスレンズ群14を
光軸方向に駆動するとともに、フォーカスレンズ群14
の位置を検出することによって、フォーカスレンズ群1
4の光学的な位置を正確に制御する。メカニカルシャッ
ター16は、メインマイコン1からの制御信号に応答し
て駆動され、被写体から固定撮像素子9への光路の開閉
を行うとともに、絞りとしての機能も兼用する。
【0027】固体撮像素子9は、レンズ部10を介して
被写体像の撮像を行う。この固体撮像素子9から出力さ
れる画像信号はアナログ信号であり、信号処理部11に
てノイズ等を除去された後に、AD変換部12において
デジタル画像信号に変換される。
【0028】メインマイコン1では、入力されたデジタ
ル画像信号に対して各種の処理を行い、その画像を表示
部50に含まれる液晶ディスプレイ51(図2)に表示
させることができる。表示部50は、被写体画像および
撮影のための設定値を表示する。また、メインマイコン
1は画像信号をJPEG形式などで圧縮して、記録部7
0に装着された記録媒体7に記録することができる。逆
に、記録媒体7にいったん記録した画像信号を読出し
て、表示部50において表示させたり、各種の画像加工
を行うこともできる。この記録媒体7として、スマート
メディア、コンパクトフラッシュカード、PCメモリカ
ード等の、記録部70に対して脱着可能な媒体が使用可
能である。
【0029】デジタルカメラ100はまた、被写体から
の反射光を図の測距窓22を介して受光し、撮像に際し
て被写体の距離情報を出力する測距モジュール2を備え
ている。操作部3は、図2のボタンスイッチ32、ソフ
トキー33、十字キー34、および電源スイッチなどの
各種の手動操作要素を含んでおり、撮影者によるこれら
の要素の操作内容はメインマイコン1に入力される。R
AM8は、メインマイコン1における作業用のメモリと
して利用される。
【0030】電気的に書き換え可能なEEPROM4
は、デジタルカメラ100ごとの機種差に関する工場出
荷時の検査値、および電源オフ直前の各種設定値等を記
録する。
【0031】外部インターフェイス6は、パーソナルコ
ンピュータや外部モニターに対して画像信号等を入出力
する際に使用されるものであり、たとえばシリアル接続
ポートや赤外線ポートなどを含んでいる。
【0032】<A-2.メインマイコン1の機能>次に、メ
インマイコン1で実現される各機能を、図4の機能ブロ
ック図を参照して説明する。
【0033】撮影者が操作する操作部3の操作内容は制
御部80で検知され、その操作内容に応じた制御信号を
各部に与える。撮像制御部81は、制御部80からの制
御信号に応じて固体撮像素子9を制御する。また、バッ
ファメモリ82は、制御部80からの制御信号に応じて
AD変換部12からのデジタル画像データを一旦保存す
るためのものであり、このバッファメモリ82は画像制
御部83と結合している。このバッファメモリ82は、
画像データを1枚分保存できる容量である。なお、バッ
ファメモリ82はメインマイコン外に設けてもよい。
【0034】表示用メモリ84は、表示部50に画像を
表示するため一旦画像信号を蓄積する。また、画像信号
圧縮部85は、画像信号をJPEG形式などで圧縮して
記録部70に出力する。
【0035】<A-3.固体撮像素子9の構成>図5は、M
OSで構成された固体撮像素子9の要部回路を示す概略
図である。
【0036】固体撮像素子9は、画素ごとに被写体像を
検出する光電セル配列90、および各光電セルから信号
を非破壊で読出す読出し回路91を含んでいる。
【0037】光電セル配列90は、画素ごとに光量に応
じて電圧が発生する複数の光電セル93の2次元マトリ
クス配列となっている。光電セル93では、入射した光
量に応じて光電子が発生し、この光電子の個数に対応す
る電圧が光電セル93の両端に出現する。
【0038】読出し回路91は、光電セル93で発生し
た電圧を増幅するアンプ部94、垂直走査部96、水平
走査部97およびメモリ98を有している。このアンプ
部94は、後述する図6に示すように、MOSトランジ
スタによるソースフォロワ回路にて構成されている。ま
た、メインマイコン1から垂直走査部96に接続する端
子96aへの信号に応答して、垂直走査部96は垂直方
向選択信号線96bを順次に選択して垂直方向の読出し
走査を行う。この信号線96bにおける信号によってス
イッチ96cはON/OFF制御され、その時点でON
とされている行に属する各アンプ部94からの出力電圧
が各信号線96dに転送される。各信号線96dに出力
された信号は、一旦水平方向における1ライン分の信号
を保存できるメモリ98に蓄積される。なお、メモリ9
8は、複数のラインの光電セルの信号を保存できる容量
でも良い。
【0039】そして、メインマイコン1からの水平走査
部97に接続する端子97aへの水平走査信号により、
水平走査部97は、各水平方向選択信号線97bを順次
に選択する。この信号線97bの信号により、スイッチ
97cはON/OFF制御され、メモリ987のうち順
次にONとされたメモリセルから、各画素に対応する信
号の電圧が信号線97dに出力される。そして、信号線
97dに順次に出力された信号は、信号線97dを通り
出力端子97eに出力される。
【0040】また、画像信号の読出しが行われた後、メ
インマイコン1からの垂直走査部96に接続する端子9
6eへリセット指令が与えられ、そのリセット指令に応
答して、垂直走査部96は各リセット信号線97fにリ
セット信号を発信する。そして、このリセット信号によ
り、各リセットスイッチ96gがONされて光電セル9
3は基準電圧にリセットされる。
【0041】図6は、アンプ部94の要部構成を説明す
る図である。アンプ部94は、上述のMOSトランジス
タ94mを有し、MOSトランジスタ94mのドレイ
ン、ゲート、ソースは、それぞれ電源端子94d、光電
セル93側の入力端子94g、および出力端子94sと
接続している。
【0042】光Lによって発生した光電子に応じて光電
セル93の両端に生じた電圧は、トランジスタ94mの
ゲートに入力される。出力端子94sは、電流源Idを
介して接地されており、光電セル93側の入力端子94
gに現れる電圧をソースフォロワで増幅して出力してい
る。ここで、MOSトランジスタ94mのゲートにおけ
る絶縁構造により、光電セル93の出力端子94gとM
OSトランジスタ94mの出力端子94sとの間は電気
的に絶縁されることとなる。
【0043】このように入出力間が絶縁構成となるアン
プ部94により、発生した光電子の情報を破壊すること
なく蓄積電荷の情報を出力端子94sから取り出すこと
が可能となる。
【0044】このような性質を利用して、この実施形態
のデジタルカメラ1では、この蓄積電荷の情報を時間的
に順次に取得できるように構成しているが、その原理は
以下の通りである。
【0045】図7は、固体撮像素子9の露光時間とその
固体撮像素子9の蓄積電荷との関係を示す図である。こ
の図は、固体撮像素子9の蓄積電荷が飽和せず、有効に
センシングできる範囲におけるグラフである。横軸は露
光時間t、縦軸は蓄積電荷Cを示している。通常、露光
時間の経過により、蓄積電荷もほぼリニアに増加する
が、上記のような固体撮像素子9の絶縁構成によって、
異なるタイミングのt1、t2に対応する異なる蓄積電荷
C1、C2の情報を連続的に取得できる。なお、絶縁構成
でない場合には、t1にて情報を読出す際、蓄積電荷C1
がリセット(消滅)してしまい、次のt2における蓄積
電荷C2の情報を取出しが不可能となる。よって、読出
し回路における上記の絶縁構成によって、実質的に同一
シーンに対して、複数の露光時間に対応した複数の画像
信号を順次取得できるようになり、その中から撮影者が
希望する露光状態の画像を選択することができる。ここ
において、「実質的に同一シーン」とは、同一の被写体
について持続的に露光する場合の被写体の状況を指して
おり、露光時間の差によって厳密には被写体が変化して
も実質的に同一ものシーンと見なしている。
【0046】図5および図6のアンプ部94において
は、入出力間は完全な絶縁状態が理想的であるが、蓄積
電荷の情報を読出す際に若干の電荷の減少等の影響を伴
う回路であっても良い。これは、蓄積電荷と露光時間は
ほほ線形な関係であるため、蓄積電荷への影響を若干受
けても、露光時間を調整することで次の蓄積電荷C2の
読出しが支障なく行える。例えば、時刻t1にて電荷C1
の情報を取得する際に微小電荷量α(図示せず)だけ電
荷が減少した場合には、この微小電荷量αが補充され電
荷C1に回復するまでの時間βを考慮して、次の電荷C2
の読出しのタイミングを時刻(t2+β)と設定すれば
良い。このように考えると、非破壊での読出しは、完全
な絶縁構成の読出し回路だけでなく、電荷情報読出し際
に蓄積電荷への影響を極力抑えることが可能な回路でも
よいこととなる。そのような回路は、たとえば入力イン
ピーダンスを非常に大きく設定したアンプによって実現
可能である。
【0047】<A-4.デジタルカメラ100の動作>図8
は、デジタルカメラ100の動作の全体の流れを示すフ
ローチャートであり、下記の一連のステップに従った動
作がなされる。
【0048】ステップST1= 操作部3に備わる電源
スイッチが、撮影者によって押下される。
【0049】ステップST2= 電源がオン状態にされ
ると、まず、メインマイコン1がリセットされる。
【0050】ステップST3= リセットによりメイン
マイコン1の各ポートはデフォルト状態になっているの
で、使用すべきポートを設定するなどメインマイコン1
の初期設定が行われる。
【0051】ステップST4= 続いて、機種差に関す
る工場出荷時の検査値、および前回電源オフ直前の各種
設定値、例えばフラッシュモードの種類あるいは画像圧
縮モードの種類などが、EEPROM4から読み出さ
れ、それらの設定値どおりの設定が行われる。
【0052】ステップST5,ST6= 次に、記録媒
体7の有無、種類、および種類に基づく記録可能容量が
確認され、フォーカスドライバ・位置検出センサ13に
よりフォーカスレンズ群14の位置がモニタされつつ、
フォーカスレンズ群14が、ROM4に設定された初期
位置へと移動される。このとき、同時に、メインマイコ
ン1から絞りとしての機能を兼用するシャッター16へ
と制御信号が出力され、それによって、初期絞り(例え
ば、開放状態)へと設定される。
【0053】ステップST7= その後、表示部50が
起動される。その結果、各種の設定値、および記録媒体
に関する記録可能容量などの情報などが、表示部50に
表示される。そして、固体撮像素子9から画像データの
出力が開始され、表示部50に撮像された画像が表示さ
れる。その後、固体撮像素子9は断続的に画像信号を出
力する。その結果、表示部50には被写体の画像が、動
画像として表示されることとなる。
【0054】ステップST8= そして、メインマイコ
ン1は、表示部50に画像を表示しながら操作部3のス
イッチ操作を監視し、次のカメラ操作のために待機す
る。なお、一定時間、撮影者が操作部3によるカメラ操
作を行わなければ、メインマイコン1内部のタイマー機
能によって、電源がオフ状態にされる。これによって、
消費電力の節減が図られる。通常、この一定期間は数分
程度に設定されている。
【0055】ステップST9= 撮影者がボタンスイッ
チ(図1)に含まれているメニュースイッチを操作し、
液晶ディスプレイ51に表示されるメニューの階層を順
次にたどり、ソフトスイッチ33を操作することによっ
て、露光時間を手動(マルチ露光モード)で設定する
か、それとも自動(シングル露光モード)で設定するか
の露光時間設定モードの選択を行うことができる。そし
て、このステップST9において、メインマイコン1が
露光時間設定モードを判断する。
【0056】ステップST11= 撮影者が露光時間手
動モードを選択している場合には、後述する図9のルー
チンに従って露光時間手動撮影を行う。
【0057】ステップST12= 露光時間手動モード
を選択していない場合には、露光時間自動撮影を行う。
この露光時間自動撮影では、単一の露光時間が撮影条件
によって自動的に設定されるシングル露光モードの撮影
が行われる。
【0058】ステップST11またはST12を完了し
た後には、処理がステップST8へと戻る。
【0059】<A-5.露光時間手動撮影>図9は、露光時
間を手動で設定した場合の撮影動作を説明するフローチ
ャートで、図8のフローチャートのステップST11に
対応している。
【0060】ステップST40,ST41= まず、撮
影者によりレリーズボタン30が押下されると、操作部
3より制御部80および撮像制御部81を介して固体撮
像素子9のリセットを解除し、撮像素子9の電荷蓄積を
開始する。この動作は、換言すれば本実施形態ににおけ
る電気的なシャッターの開放に相当している。また、メ
インマイコン1に内蔵されたタイマが計時を開始する。
【0061】ステップST42a,ST42b= デフ
ォルトの露光時間の間隔に応じて等時間間隔で設定され
る露光時間のタイミイグTi(T1、T2、…)のうち、
最初の時間T1が経過しているかどうかを、上記タイマ
の計時値と時間T1との比較によって繰り返して判定
し、露光時間T1が経過したときには、その時点で撮像
素子の読出し回路91を能動化して、その時点で各光電
セル93に蓄積されている電荷の情報を非破壊で読出
す。そして、その画像信号は、信号処理部11およびA
D変換部12を経由してバッファメモリ82に書き込ま
れる。
【0062】ステップST43= バッファメモリ82
に蓄積された画像データは表示を行うための表示用メモ
リ84に送信され、表示部50の液晶ディスプレイ51
にて図10に示すようにディスプレイ全体に表示され
る。
【0063】ステップST44= 次に、レリーズボタ
ン30が再度押下されているかを判定する。ボタン30
が押下されていない場合には、液晶ディスプレイ51で
の表示画像を維持したまま、ステップST42aに戻
る。
【0064】戻ったステップST42aでは、次の露光
時間Ti(2回目であればT2)が経過しているかどうか
を、上記タイマの計時値と時間Tiとの比較によって繰
り返して判定し、露光時間Tiが経過したときには、そ
の時点で撮像素子の読出し回路91を能動化して、その
時点で各光電セル93に蓄積されている電荷の情報を非
破壊で読出し、上記と同様にしてバッファメモリ82に
書き込むとともに、液晶ディスプレイ51の画像表示が
新たに取得された画像に更新される(ステップST42
b、ST43)。このように新たに表示画像を更新する
際には、元の表示画像は、廃棄する。
【0065】そして、このようにあらかじめ設定されて
いる複数の露光時間に対応した画像取得ループを繰り返
すことによって、液晶ディスプレイ51には、時間経過
とともに設定されたタイミングで電荷蓄積時間が長くな
った画像、すなわち全体的に明るさが増した画像が順次
更新されつつ表示されるような順次表示制御が行われ
る。
【0066】一方、液晶ディスプレイ51に撮影者の所
望の露光状態の画像が表示された際には、レリーズボタ
ン30を押下し、ステップST45に進む。
【0067】ステップST45〜ST48= これらの
ステップではまずバッファメモリ82への書き込みが禁
止される。これは、電気的なシャッターの閉止に相当す
る。そして、画像制御部83によってバッファメモリの
画像が画像データ圧縮部85に送られ、記録部70にて
記録媒体7に記録される。画像の記録が終了すると撮影
は終了となる。
【0068】以上の動作により、刻々と変化する露光状
態を表示により確認しながら記録する画像を指定するこ
とができるので、撮影者が適正と考える画像を記録する
ことができる。このモードは、露光時間が長く必要な、
例えば、夜景や天体を撮影するときに適している。
【0069】ここにおいて、露光時間の間隔がかなり長
い場合には、新たな露光時間の画像によって以前の露光
時間の古い画像信号を上書きする前に、当該古い露光時
間の画像を記録媒体7に転送して記憶させておくことも
できる。この場合には、後で各画像を見直して必要な露
光状態の画像を選択し、デジタルカメラ1の外部に転送
して利用することができる。
【0070】このように複数の露光時間の画像を記録媒
体7に保存しておいた場合には、撮影終了後にそれらの
複数の画像を液晶ディスプレイ51に順次または並列的
に表示させ、その中のひとつを撮影者が選択して確定ボ
タンを押すことによって、その画像が採用画像として特
定される。その際に、採用画像以外の画像信号は自動消
去してもよい。
【0071】表示画像が更新される都度バッファメモリ
82の中の古い画像は廃棄されるため、最新の画像(す
なわち取得した画像の中では最も露光時間が長い画像)
のみがバッファメモリ82に保存されていることにな
る。しかしながら、それ以前の露光時間の画像は撮影者
が不要と判断していることが多いため、古い画像が廃棄
されていても実用上の障害にはならない。
【0072】※ <B.第2実施形態> <B-1.デジタルカメラ100Aの構成>本発明の第2実
施形態のデジタルカメラ100Aは、図3に示す第1実
施形態のハードウェア構成は同じであるが、マインマイ
コン1Aの制御のための構成が異なっている。
【0073】図11は、デジタルカメラ100Aにおい
てソフトウエアで実現される機能ブロック図である。仮
想線に囲まれた部分が、メインマイコン1に組み込まれ
た機能となる。図7に示す第1実施形態の構成と比べ
て、制御部80からの制御信号に基づきメカニカルシャ
ッター16の開閉を制御するシャッター制御部86が、
マルチ露光モードの制御ために使用される。このシャッ
ター制御部86は第1実施形態のデジタルカメラ100
においても設けられているが、そこではマルチ露光モー
ドが電子シャッターによって行われ、メカニカルシャッ
ター16はマルチ露光モードの露光時間の調整には使用
されていない。
【0074】<B-2.デジタルカメラ100Aの動作>デ
ジタルカメラ100Aの動作の全体の流れは、図8に示
すフローチャートとほぼ同じであるが、図9に示す露光
時間手動設定の場合の撮影の動作が異なっている。次
に、この手動撮影の動作について説明する。
【0075】図12は、デジタルカメラ100Aにおけ
る手動撮影準備の動作を説明するフローチャートで、図
14のフローチャートのステップST11に対応してい
る。このフローチャートの各ステップST50〜ST5
8の構成は、図9に示すステップST42、ST45を
除き、等しくなっている。その詳細は以下の通りであ
る。
【0076】図9のステップST42、ST45は固体
撮像素子9の特性を利用した電子シャッターの開閉動作
であるが、これらをメカニカルシャッター16の開閉動
作に置き換えたものが、図12に示すステップST51
b、ST55となる。つまり、ステップST51bで
は、制御部80からの信号に基づき、シャッター制御部
86によりメカニカルシャッター16が開放されること
になる。また、ステップST55では、上記と同様に、
制御部80からの信号に基づき、シャッター制御部86
によりメカニカルシャッター16が閉止されることにな
る。
【0077】取得した複数の画像を古いものから順次に
廃棄することは、第1実施形態と同様である。
【0078】このデジタルカメラ100Aにおいても、
上記の構成および動作を行うことで、第1実施形態と同
様に、刻々と変化する露光状態を表示により確認しなが
ら記録する画像を指定することができるので、撮影者が
適正と考える画像を記録することができる。このモード
は、露光時間が長く必要な、例えば、夜景や天体を撮影
するときに適している。
【0079】※ <C.第3実施形態> <C-1.デジタルカメラ100Bの構成>図13は本発明
の第3実施形態のデジタルカメラ100Bの機能ブロッ
ク図である。このデジタルカメラ100Bは、第1およ
び第2実施形態におけるバッファメモリ82が1枚の画
像データのみ保存する容量であるのに対して、N枚(N
は2以上の整数)の画像データを保存できる容量のバッ
ファメモリ82Bを備えていることが異なっている。そ
の他の構成は、第1および第2実施形態のデジタルカメ
ラ100,100Aと同様である。
【0080】<C-2.デジタルカメラ100Bの動作>第
3実施形態のデジタルカメラ100Bの動作の全体の流
れは、図8に示すフローチャートとほぼ同じであるが、
図9に示す露光時間手動撮影の動作が異なっている。次
に、この手動撮影の動作について説明する。
【0081】図14は、このデジタルカメラ100Bに
おける手動撮影準備の動作を説明するフローチャート
で、図8のフローチャートのステップST11に対応し
ている。このフローチャートの各ステップST60〜S
T68の構成は、図9に示すステップST44を除いて
等しくなっており、さらにステップST10が追加され
ている。このステップ10およびステップST44に対
応するステップST64の動作を以下で説明する。
【0082】<C-3.ステップ10の動作>デジタルカメ
ラ100Bでは、N枚の画像データを保存できる容量の
バッファメモリ82Bを備えているため、撮影の前にN
枚の画像取得のタイミングを設定することを可能にして
おくことが望ましい。よって、スイッチ等を操作して露
光時間を設定する手動撮影の準備を行うモード(ステッ
プST10)が追加される。
【0083】図15は、この手動撮影準備の動作を説明
するフローチャートで、ステップST10に対応してい
る。
【0084】ステップ20= 露光時間手動モードを選
択すると、図16に示す露光時間の標準設定モード画面
が表示部50(液晶ディスプレイ51)に表示される。
【0085】ステップST21= そしてまず、標準設
定モードでよいか否かを判定する。この判定では、ソフ
トスイッチ33のひとつに割り当てられたモード選択ボ
タンが再び押下されたかを判断する。所定の時間内にモ
ード選択ボタンが再び押下されないときには、標準設定
モードと判断して、ステップST22に進む。一方、任
意設定モードを選択する場合つまりモード選択ボタンが
所定の時間内に再度押された場合には、ステップST2
9に進む。
【0086】ステップST22,ST23= 図16に
示す標準設定モード画面にて、まず画像取得回数を設定
する。ここでは、十字キー34(図2)によって代用さ
れた増・減ボタンを操作して数値表示52aの数値を増
減させることで回数を設定する。なお、取得回数を無制
限に行いたい場合には「0」を入力することとなる。そ
して、希望の回数を、確定ボタンとして割り当てられた
ソフトキー33のひとつを操作して確定する。
【0087】ステップST24,ST25= 次に、最
初の画像取得時間も、増・減ボタンを操作して数値表示
52bの数値を増減させることで時間を設定し、所望の
時間を確定ボタンで確定する。
【0088】ステップST26〜ST28= 同様に、
2回目以降の画像取得における時間間隔も、増・減ボタ
ンを操作して数値表示52cの数値を増減させることで
時間間隔を設定し、所望の時間間隔を確定ボタンで確定
する。これらの設定の順番は、上記に限らず、時間設定
を行ってから回数設定を行っても良い。その後、通常の
撮影画面に表示が切替えられる。
【0089】このようにして、異なる値を持った複数の
露光時間Ti(T1、T2、…、Tn:nは2以上の整数)
を特定するための情報が設定される。なお、取得回数を
無制限に行うようにしてマニュアルで露光停止指令を与
えるように設定したときには、回数nを無限大に設定し
たことと等価になる。
【0090】上記の標準設定モードで設定された複数の
露光時間は、図17に示すタイムチャートのようにデフ
ォルトで自動設定される。図17では、横軸は時間を示
しており、最初の画像取得時間がto、2回目以降の画
像取得の時間間隔がtsに相当する。この場合には、露
光開始から比較的長い時間が経過した後に最初の画像信
号を読出し、以降の画像信号は比較的短い時間間隔で読
出すことができ、読出しタイミングを不均一化できる。
このようにオフセット時間を設定できることで、露光が
あまり進行していない初期の画像を取得するのを回避で
き、効率よく所望の露光時間帯の画像を取得できること
となる。
【0091】図15に戻って説明を続ける。
【0092】ステップST29,ST30= 図18に
示す任意設定モード画面に表示が切り替わり、複数の露
光時間を設定する。ここでは、増・減ボタンを操作して
逆3角形のカーソル53aを時間軸53bに沿って移動
させ、設定する時間で停止させる。この際、設定値表示
53cにおけるカーソル53aの位置に対応する時間表
示を確認しながら操作を行う。そして、所望の露光時間
を確定ボタン64で確定する。ここでは、確定したこと
を画面上で確認できるようにカーソル53aの表示色を
変更することが好ましい。
【0093】ステップST31= ここではメニューボ
タンが押下されているかを判定する。メニューボタンが
押下された場合には、任意設定モードを終了してステッ
プST28での通常撮影画面に表示が切り替わる。一
方、切替ボタン61が押下されていない場合には、ステ
ップST29に戻り、次の露光時間の設定を行う。
【0094】なお、予め被写体輝度を測定する機能を設
けた場合には、上記の手動撮影準備の操作を行わず、そ
の輝度の測定結果に基づいて、デフォルトの時間t0、
tsが自動的に設定されてもよい。つまり、被写体が比
較的明るい場合にはt0、tsを短く、比較的暗い場合に
は長くなるように設定するように構成する。
【0095】<C-4.ステップ64の動作>図9に示すス
テップST44では、撮影者による2回目のレリーズボ
タン30の押下を判定するのに対し、ステップST64
では、所定のタイミングで順次取得する画像の枚数が所
定のM枚(Mは2以上の整数でM≦N)に達したかを判
定する。そして、M枚より少ない場合には、ステップS
T62aに戻り、次の露光時間が経過した時点でステッ
プST62bに移行して新たな画像をバッファメモリ8
2Bに書き込む。一方、M枚に到達すると、ステップS
T65に進み、バッファメモリ82Bへの書き込みを強
制的に終了する。
【0096】上記の画像に関するM枚の設定は、手動操
作準備の際、図15に示す数値表示52bへ増・減ボタ
ンを使用して操作入力することにより行うこととなる
が、この時には、バッファメモリ10Bの画像保存可能
なN枚を超過する入力は禁止する。これにより、ステッ
プST62bにおけるバッファメモリ10Bへの画像の
書き込みがオーバーフローすることなく行えることとな
る。
【0097】また、ステップST66では、露光時間が
異なるM枚の画像が、画像信号圧縮部85を介して記録
部70の記録媒体に記録される。ここでは、このM枚の
画像については、実質的に同一のシーンであり、各画像
間で極端な変化はないため、画像信号圧縮部85におい
て、差分処理などの演算処理を行うと効率の良い圧縮が
行える。その結果、記録媒体への保存効率が向上するこ
ととなる。
【0098】また、露光時間手動撮影(ステップST1
1)の途中においては、切替ボタン61を撮影者が押下
すると、割り込み処理で、図10に示すような最新画像
の1枚ずつの順次表示と、図19に示すように、露光時
間が異なる複数の画像55の並列的な表示との切り替え
が行える。ただし、並列表示の場合には各画像の画素を
順次表示よりもさらに間引きしたサムネイル画像として
の表示となる。
【0099】図10のような表示の場合、この第3実施
形態ではバッファメモリ82Bに各露光時間の画像が保
存されているため、それらを順方向または逆方向に順次
に液晶ディスプレイ51に表示させ、所望の露光状態の
画像が見つかった際には、撮影者が確定ボタンを操作す
ることによって、その画像が採用画像として特定され
る。図19のような複数の画像の並列表示の場合には、
撮影者が十字キー34を使用してカーソルを所望の露光
状態の画像の上に合わせ、ソフトキー33のひとつに割
り当てられた確定ボタンを操作することによって、その
画像が採用画像として特定される。
【0100】以上の動作により、この第3実施形態のデ
ジタルカメラ100Bにおいても、実質的に同一のシー
ンにつき複数の露光時間についての画像を一回の撮影で
効率よく得られることとなる。
【0101】※ <D.第4実施形態> <D-1.デジタルカメラ100Cの構成>本発明の第4実
施形態のデジタルカメラ100Cは、第3実施形態のデ
ジタルカメラ100B(図13)と構成が類似である
が、バッファメモリ58Bの利用方法が異なっている。
以下、第4実施形態のデジタルカメラの動作について説
明するが、便宜上、図13における第3実施形態のデジ
タルカメラ100Bの機能ブロックの参照符号を流用し
て説明する。
【0102】<D-2.デジタルカメラ100Cの動作>第
4実施形態のデジタルカメラ100Cの動作の全体の流
れは、図8に示すフローチャートと同じであるが、図9
に示す露光時間手動撮影の動作が異なっている。次に、
この手動撮影の動作について説明する。
【0103】図20は、デジタルカメラ100Cにおけ
る手動撮影準備の動作を説明するフローチャートで、図
14のフローチャートのステップST11に対応してい
る。このフローチャートの各ステップの構成は、図9に
示すステップST42bを除いて第1実施形態と等しく
なっている。ステップST42bでは、バッファメモリ
82の容量は画像1枚分であったため、所定のタイミン
グで順次取得される画像データは古い画像データに上書
きするしかなく複雑な制御が不要であった。しかし、デ
ジタルカメラ100Cのバッファメモリ82Bは、N枚
の画像データを保存できる容量を持っているため、この
容量を有効に活用することが望ましい。このため、ステ
ップST42bに替わり、ステップST72b、ST7
3、ST74の動作を行う。以下で、これらのステップ
の動作を説明する。
【0104】ステップST72bでは、所定のタイミン
グで順次取得した画像がバッファメモリ82Bの保存可
能な容量N枚を超過したかを判定する。N枚を超過して
いれば、ステップST73に進み、バッファメモリ82
Bで最も古い画像データを記憶している領域のデータを
消去して新たな画像データを更新記憶、つまり上書き保
存を行う。また、N枚を超過していなければ、バッファ
メモリ82Bで未だ画像の記憶に使用していない空き領
域に新たな画像データを書き込む。これにより、メモリ
82Bの有効活用が可能となり、第3実施形態で必要で
あった設定枚数の制限を解除することができる。
【0105】ステップST78の画像記録は、第3実施
形態と同様に、画像データ圧縮部85における演算処理
により効率の良い圧縮を行う。また、切替ボタン61の
操作により、最新画像の1枚のみの表示と、複数の画面
の並列的な表示との切り替えが可能である。
【0106】取得した複数の画像のうちからいずれの画
像を選択して使用するかについての特定手順は、第3実
施形態と同様である。
【0107】なお、第3実施形態のデジタルカメラ10
0Bでは、画像取得はM回のみ行うため、図14に示す
ステップST10の手動撮影準備の動作が必要であった
が、デジタルカメラ100Cでは、画像取得の回数は、
特に限定する必要がないため、ステップST10に対応
する動作は不要となり、デフォルトの露光時間の間隔に
基づいて露光時間のタイミングが設定される。
【0108】以上の動作により、この第4実施形態のデ
ジタルカメラ100Cにおいても、実質的に同一のシー
ンにつき複数の露光時間についての画像を一回の撮影で
効率よく得られることとなるが、付加的な効果もある。
すなわち、夜間の天体撮影などのように光量が少ない被
写体について長時間の露光を行う場合に、比較的短いイ
ンターバルt0でのマルチ露光撮影を行うと多数の画像
が得られてしまい、それらをすべて保存することはメモ
リの容量から考えて困難である。その一方で、露光時間
のインターバルt0をあまり長く設定すると適正な露光
状態の画像を得るチャンスを逃してしまうおそれがあ
る。
【0109】そこで、露光時間のインターバルt0をあ
まり長く設定せず、そのかわりに最新画像から逆算して
有限枚数Mだけの画像を保存するようにしておけば、露
光が不足している古い画像は保存せずに、適正露光近辺
の複数枚の画像が保存された状態になり、その中から所
望の露光状態の画像を選択できる。
【0110】このように、この第4実施形態のデジタル
カメラ100Cは、第1実施形態および第2実施形態の
デジタルカメラ100,100Aと、第3実施形態にお
けるデジタルカメラ100Cとの双方の利点を兼ね備え
たものとなっている。
【0111】※ <E.変形例> ◎上記の各実施形態のようにこの発明を携帯用のデジタ
ルカメラとして構成した場合には各露光時間の画像のう
ち少なくとも最新のものをバッファメモリなどに記録し
ておくことが必要になるが、たとえば固定型のデジタル
カメラのように、ケーブルでコンピュータなどに常時接
続された状態で使用する場合には、デジタルカメラの内
部に画像記憶手段を持たず、デジタルカメラから画像信
号の転送を受けたコンピュータ側で画像を記録しておい
ても良い。
【0112】◎第3および第4実施形態では、バッファ
メモリ82Bが複数枚の画像を記憶可能な容量を有して
いるが、これに替わり表示用メモリ84が複数枚の画像
を記憶可能な容量を持ち、これに記憶させるようにして
も良い。
【0113】◎各実施形態の固体撮像素子9の非破壊読
出し回路においては、MOSによるフローティングゲー
ト方式による読出しや、バイポーラトランジスタを利用
した読出しで実現しても良い。
【0114】◎各実施形態の固体撮像素子9の読出し回
路は、ソースフォロワ構成は必須ではなく、非破壊読出
し可能なインバータ構成等の増幅型構成でも良い。
【0115】◎各実施形態の光電セルは、電荷として光
電子を蓄積するものだけでなく、正孔を蓄積するタイプ
でも良い。
【0116】◎第3および第4実施形態の露光時間撮影
動作においては、画像制御部83にて画像を監視し固体
撮像素子9の全光電セル93のうちの所定割合の光電セ
ルの蓄積電荷が飽和したことを検知して、自動的にバッ
ファメモリへの書込みを禁止しても良い。これによっ
て、不要な画像データをメモリに書込むことなく、有効
な画像データだけを記録できるようになる。
【0117】◎第4実施形態では、2回目のレリーズが
ONした時点で画像の取得を終了するように構成されて
いたが、2回目のレリーズ後も所定枚数分取得した後に
終了するように構成してもよい。所定枚数としては例え
ばM/2程度が望ましい。そうすることにより、レリー
ズがONされたタイミングの前後の画像が取得できるの
で、撮影者が誤って早めに操作してしまった場合でも失
敗はない。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、露光を開始して光電セル配列における信号電荷
が蓄積して行く間に、電荷の情報を非破壊で読出す読出
し回路を繰り返して能動化することにより、実質的に同
一のシーンについて複数の露光時間に対応した複数の画
像信号を順次取得する。その結果、これら複数の露光時
間に応じた画像の中から撮影者が希望する露光状態の画
像を選択することが可能となる。
【0119】また、請求項2の発明によれば、複数の露
光時間に対応した複数の画像信号を記憶する記憶手段を
備えているため、露光度合いの異なる複数の画像の中か
ら、撮影後において所望の画像を選択できる。
【0120】また、請求項3の発明によれば、複数の画
像信号のうち新たな画像信号を記憶手段に記憶させるに
あたって、記憶容量が記憶手段に残っているか否かを判
定する判定手段と、記憶容量が不足しているときには、
既に記憶されている古い画像信号から順に消去して、新
たな画像信号を記憶させている。従って、最新の画像信
号が失われず、確実に記憶できるとともに、記憶手段の
有効活用が図れることとなる。
【0121】また、請求項4の発明によれば、露光時間
に応じた順序で順次に表示させるため、取得された最新
の画像を確認することができる。
【0122】また、請求項5の発明によれば、2以上の
画像を並列的に表示させるため、撮影中に画面上で各画
像の露光度合いを比較できるとともに、並列的に表示さ
れた画像により次に取得が予定されている画像の露光度
合いの予測が可能となる。
【0123】また、請求項6の発明によれば、撮影者が
表示手段上の画像表示を視認しながら入力手段を操作入
力すると、その時点での表示画像に応じた露光状態の画
像信号を記憶できるため、撮影者の希望する露光状態の
画像のみを迅速に保存しておくことができる。
【0124】また、請求項7の発明によれば、複数の露
光時間を設定する操作設定手段を備えているため、撮影
者の所望する複数の露光時間が設定できる。
【0125】また、請求項8の発明によれば、露光開始
から比較的長い時間が経過した後に最初の画像信号を読
出し、以後の画像信号は比較的短い時間間隔で読出す。
その結果、露光度合いが進行していない初期の画像を取
得するのを回避でき、効率よく所望の露光時間帯の画像
信号を取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1
00の外観図である。
【図2】デジタルカメラ100の背面を示す図である。
【図3】デジタルカメラ100を示す概略構成図であ
る。
【図4】デジタルカメラ100の機能ブロック図であ
る。
【図5】固体撮像素子9の構成を示す概略図である。
【図6】アンプ部94の要部構成を説明する図である。
【図7】露光時間と固体撮像素子9の蓄積電荷との関係
を示す図である。
【図8】デジタルカメラ100の動作の全体の流れを示
すフローチャートである。
【図9】露光時間の手動撮影の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図10】取得された画像の表示の例を示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラ
100Aの機能ブロック図である。
【図12】手動撮影準備の動作を説明するフローチャー
トである。
【図13】本発明の第3実施形態および第4実施形態に
係るデジタルカメラ100B、100Cの機能ブロック
図である。
【図14】本発明の第3実施形態に係るデジタルカメラ
100Bにおける手動撮影準備の動作を説明するフロー
チャートである。
【図15】手動撮影準備の動作を説明するフローチャー
トである。
【図16】露光時間を設定する画面を示す図である。
【図17】複数の露光時間の設定の例を示す図である。
【図18】露光時間を設定する画面を示す図である。
【図19】取得された画像の並列表示の例を示す図であ
る。
【図20】本発明の第4実施形態に係るデジタルカメラ
100Cにおける手動撮影準備の動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 メインマイコン 9 固体撮像素子 31 レリーズボタン 33 ソフトキー(確定ボタンなどにに割り当て) 34 十字キー(増・減定ボタンと兼用) 50 表示部 70 記録部 82、82B バッファメモリ 90 光電セル配列 91 読出し回路 93 光電セル 94 アンプ部 100、100A、100B、100C デジタルカメ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 誠 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 佐藤 一睦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA13 AB17 AC02 AC03 AC13 AC32 AC42 AC52 AC54 AC69 5C024 BA01 CA17 CA19 EA01 FA01 GA31 HA14 HA24 HA27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光時間に応じた信号電荷を画素ごとに
    蓄積する光電セル配列と、前記光電セル配列から前記信
    号電荷の情報を非破壊で読出す読出し回路とを有する固
    体撮像素子と、 前記光電セル配列の露光を開始して前記信号電荷が蓄積
    して行く間に前記読出し回路を繰り返して能動化するこ
    とにより、実質的に同一のシーンについて複数の露光時
    間に対応した複数の画像信号を順次取得する読出し制御
    手段と、を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記複数の露光時間に対応した前記複数の画像信号を記
    憶する記憶手段、をさらに備えることを特徴とするデジ
    タルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記複数の画像信号のうち新たな画像信号を前記記憶手
    段に記憶させるにあたって、前記新たな画像信号の記憶
    に必要な記憶容量が前記記憶手段に残っているか否かを
    判定する判定手段と、 前記記憶容量が不足しているときには、前記複数の画像
    信号のうちで既に前記記憶手段に記憶されているものを
    古いものから順に消去して、前記新たな画像信号を前記
    記憶手段に記憶させる更新記憶制御手段と、をさらに備
    えることを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のデジタルカメラにおいて、 画像表示が可能な表示手段と、 前記複数の画像を露光時間に応じた順序で順次に前記表
    示手段に表示させる順次表示制御手段と、をさらに備え
    ることを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のデジタルカメラにおいて、 画像表示が可能な表示手段と、 前記複数の画像のうちの2以上を並列的に前記表示手段
    に表示させる並列表示制御手段と、をさらに備えること
    を特徴とするデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 画像表示が可能な表示手段と、 前記複数の画像を露光時間に応じた順序で順次に前記表
    示手段に表示させる順次表示制御手段と、 露光中に操作入力可能な入力手段と、 画像を記憶可能な画像記憶手段と、 前記入力手段の操作入力に応答して、前記表示手段のそ
    の時点の表示画像に対応した画像信号を前記記憶手段に
    記憶させる記憶制御手段と、をさらに備えることを特徴
    とするデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載のデジタルカメラにおいて、 操作入力手段と、 前記操作入力手段からの操作入力に応答して前記複数の
    露光時間を設定する操作設定手段と、をさらに備えるこ
    とを特徴とするデジタルカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記読出し制御手段が、 露光開始から比較的長い時間が経過した後に最初の画像
    信号を読出し、以後の画像信号は比較的短い時間間隔で
    読出す読出しタイミング不均一化手段、を備えることを
    特徴とするデジタルカメラ。
JP11081566A 1998-07-22 1999-03-25 デジタルカメラ Pending JP2000278594A (ja)

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