JP2000277019A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents

陰極線管の製造方法

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JP2000277019A
JP2000277019A JP11103833A JP10383399A JP2000277019A JP 2000277019 A JP2000277019 A JP 2000277019A JP 11103833 A JP11103833 A JP 11103833A JP 10383399 A JP10383399 A JP 10383399A JP 2000277019 A JP2000277019 A JP 2000277019A
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electrode
high voltage
cathode
ray tube
electrodes
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Junichi Kageyama
淳一 景山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧処理により第1電極からの不要電子放
射やリーク電流をなくすことができる陰極線管の製造方
法を得ることを目的とする。 【解決手段】 電子銃の複数個の電極から選択された電
極に高電圧を印加し、選択された他の電極、カソードお
よびヒーターを接地して高電圧処理する陰極線管の製造
方法において、第2電極G2を電気的に浮かし、第1電極
G1、カソードKB,KG,KR およびヒーターH+,H- を接地
し、第2電極に対してカソードの反対側に位置する選択
された少なくとも1個の電極G3に数10 kVの高電圧を
印加して高電圧処理するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー陰極線管
などの製造工程でおこなわれる耐電圧特性を高める高電
圧処理を改善した陰極線管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に陰極線管は、外囲器内に電子銃を
はじめとする各種管内部材を設けて排気したのち、電子
銃の電極に形成された不所望の微小突起や、各種管内部
材に付着して外囲器内に持込まれたごみなどが原因で生
ずる不要電子放射やリーク電流、さらにはスパーク放電
などを防止するために、高電圧処理がおこなわれる。
【0003】通常、上記高電圧処理は、電子銃の電極に
陰極線管動作時の電圧よりも高い電圧を印加して、微小
突起やごみの付着部などに強制的に放電を発生させて、
その放電エネルギにより除去することによりおこなわれ
る。
【0004】その高電圧処理方法として、カソードに対
向する第1電極から生ずる不要電子放射やリーク電流を
防止するために、図8にカラー陰極線管について示すよ
うに、ネック端部に取付けられてステムピンに接続され
るソケット1内で、第1電極G1 とカソードKB ,KG
,KR 、ヒーターH+ ,H- を接続して接地し、第2
電極G2 と第3電極G3 を接続して、第1電極G1 とこ
の第1電極G1 に隣接する第2電極G2 との間に電源2
から供給される高電圧を印加する方法がある。
【0005】しかし、このように第1電極G1 と第2電
極G2 との間に直接高電圧を印加する方法は、一般のカ
ラー陰極線管では、上記ステムピン間の耐電圧の制約か
ら10 kV未満の電圧に限定され、十分に高い高電圧を
印加することができない。
【0006】また、第2電極よりもカソードの反対側
(蛍光体スクリーン側)に位置する電極を高電圧処理す
る方法として、第1電極、カソード間のスパーク放電を
防止するため、第2電極を接地し、第2電極よりもカソ
ードの反対側に位置する電極に数10 kVの高電圧を印
加する方法がある。
【0007】しかし、この方法は、高電圧印加時の電極
間のスパーク放電にともなう過渡的な電位上昇により、
第2、第1電極間、さらには第1電極、カソード間に一
時的に電位差が生じ、これら第2、第1電極間や第1電
極、カソード間にスパーク放電が生じやすい。そのた
め、特に電子放射層がアルカリ土類金属の酸化物からな
るオキサイドカソードでは、第1電極、カソード間にス
パーク放電により、酸化物が飛散して電子放射層に孔が
あくという損傷を受ける。
【0008】このような理由から、従来の高電圧処理
は、オキサイドカソード、インプレカソードのいずれの
場合でも、スパーク放電からカソードおよびヒーターを
保護するために、カソード、ヒーターばかりでなく、第
1、第2電極も接地して高電圧処理をおこなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、高電圧
処理方法として、第1電極から生ずる不要電子放射やリ
ーク電流を防止するために、第1、2電極間に直接高電
圧を印加する方法がある。しかし、この第1、2電極間
に直接高電圧を印加する方法は、ステムピン間の耐電圧
の制約から、一般のカラー陰極線管では、これら電極間
に印加できる電圧が10 kV未満に限定され、十分に高
い高電圧を印加することができない。
【0010】また、第2電極よりもカソードの反対側に
位置する電極を高電圧処理する方法として、第1電極、
カソード間のスパーク放電を防止するため、第2電極を
接地し、第2電極よりもカソードの反対側に位置する電
極に数10 kVの高電圧を印加する方法がある。しか
し、この方法では、高電圧印加時の電極間のスパーク放
電にともなう過渡的な電位上昇により、第2、第1電極
間、さらには第1電極、カソード間に一時的に電位差が
生じ、第1電極、カソード間にスパーク放電が生ずる。
そのため、電子放射層がアルカリ土類金属の酸化物から
なるオキサイドカソードでは、スパーク放電により電子
放射層に孔があくという損傷を受ける。
【0011】このような理由から従来は、オキサイドカ
ソード、インプレカソードのいずれの場合でも、スパー
ク放電からカソードおよびヒーターを保護するため、カ
ソード、ヒーターばかりでなく、第1、第2電極も接地
して高電圧処理をおこなっている。しかし、このように
第1、第2電極を接地すると、第1電極からの不要電子
放射やリーク電流を十分になくすことができないという
問題がある。
【0012】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、高電圧処理により第1電極からの
不要電子放射やリーク電流をなくすことができる陰極線
管の製造方法を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1) 真空外囲器内に
封止された電子銃を構成する複数個の電極、カソードお
よびヒーターのうち複数個の電極から選択された電極に
高電圧を印加し、選択された他の電極、カソードおよび
ヒーターを接地して高電圧処理する陰極線管の製造方法
において、カソードに対向する第1電極に隣接する第2
電極を電気的に浮かし、第1電極、カソードおよびヒー
ターを接地し、第2電極に対してカソードの反対側に位
置する選択された少なくとも1個の電極に数10 kVの
高電圧を印加して高電圧処理するようにした。
【0014】(2) (1)の陰極線管の製造方法にお
いて、高電圧を印加する電極を最終加速電極および集束
電極から選択された少なくとも1個の電極とした。
【0015】(3) 真空外囲器内に封止された電子銃
を構成する複数個の電極、カソードおよびヒーターのう
ち複数個の電極から選択された電極に高電圧を印加し、
選択された他の電極、カソードおよびヒーターを接地し
て高電圧処理する陰極線管の製造方法において、カソー
ドに対向する第1電極に隣接する第2電極を電気的に浮
かし、第1電極、カソードおよびヒーターを接地し、第
2電極に対してカソードの反対側に位置する選択された
少なくとも1個の電極に数10 kVの高電圧を印加する
とともに、この電極に印加される高電圧を抵抗分割した
電圧を他の少なくとも1個の電極に印加して高電圧処理
するようにした。
【0016】(4) (3)の陰極線管の製造方法にお
いて、集束電極に抵抗分割した電圧を印加するようにし
た。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0018】図1にその一形態に係るカラー陰極線管を
示す。このカラー陰極線管は、パネル10およびファン
ネル11からなる真空外囲器を有する。そのパネル10
の内面には、3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン1
2が設けられている。また、この蛍光体スクリーン12
に対向して、その内側にシャドウマスク13が配置され
ている。さらに、このシャドウマスク13にファンネル
11の径大部14の内側に位置する磁気遮蔽体15が取
付けられている。一方、ファンネル11のネック17内
には、3電子ビーム18B ,18G ,18R を放出する
電子銃19が封止されている。また、ファンネル11の
径大部14には、陽極端子20が設けられている。さら
に、このファンネル11の径大部14からネック17の
隣接部内面にかけて、内面導電膜21が設けられてい
る。
【0019】図2に上記電子銃19の一例を示す。この
電子銃19は、3個のカソードKB,KG ,KR 、これ
らカソードKB ,KG ,KR を加熱するヒーターH、お
よび上記カソードKB ,KG ,KR から蛍光体スクリー
ン方向に順次配置された第1乃至第6電極G1 〜G6 を
有する。その第2電極G1 と第4電極G4 、および第3
電極G3 と第5電極G5 (集束電極)は、それぞれ管内
で接続されている。
【0020】その第6電極G6 (最終加速電極)には、
図1に示した陽極端子20、内面導電膜21、および第
6電極G6 に取付けられてこの内面導電膜21に圧接す
る弾性支持体(図示せず)を介して陽極電圧が供給さ
れ、ヒーターH、カソードKB,KG ,KR および第6
電極G6 以外の他の第1乃至第5電極G1 〜G5 には、
ネック17端部を封止するステム23に設けられた複数
のステムピン24を介して、それぞれ所定の電圧が供給
される。図3にカラー陰極線管の動作時に上記ステムピ
ン24に接続されるソケット26について、ヒーターH
(H+ ,H- )、カソードKB ,KG ,KR および電極
G1 〜G5 に接続されるステムピン24の配列関係を示
す。
【0021】このようなカラー陰極線管は、つぎのよう
に製造される。
【0022】すなわち、図4にフローチャートで主要製
造工程を示したように、パネルの内面に写真印刷法によ
り3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーンを形成する。
つぎに、この蛍光体スクリーンの形成されたパネルにシ
ャドウマスクを装着し、さらに、このシャドウマスクに
磁気遮蔽体を取付ける。一方、ファンネルの径大部から
ネックの隣接部内側にかけて内面導電膜を塗布形成し、
さらに、径大部端面にフリットガラスを塗布する(ファ
ンネル加工)。つぎに、このフリットガラスの塗布され
たファンネル上に上記磁気遮蔽体の取付けられたパネル
を位置決めして加熱し、上記フリットガラスによりパネ
ルとファンネルとを封着(接合)する。つぎに、この封
着されたパネルおよびファンネルからなる外囲器のネッ
ク内に電子銃を封止する。つぎに、このこの電子銃の封
止された外囲器内を加熱しながら排気する。つぎに、ゲ
ッターをフラッシュして外囲器内の真空度を高める。つ
ぎに、電子銃のカソードを活性化するエージングをおこ
なう。つぎに、耐電圧特性を高める高電圧処理をおこな
う。その後、特性検査をおこなうことにより製造され
る。
【0023】上記高電圧処理として、この実施の形態で
は、第2電極を電気的に浮かし、第1電極、カソードお
よびヒーターを接地し、第2電極に対してカソードの反
対側に位置する選択された少なくとも1個の電極に、カ
ラー陰極線管の動作時の陽極電圧よりも高い数10 kV
の高電圧を印加して処理するようにした。
【0024】上記のように電圧を印加して高電圧処理す
ると、高電圧の印加された電極と第1電極との間にスパ
ーク放電が発生し、そのスパーク放電の電流が第3電極
G3から第2電極G2 を経由して、第1、第2電極G1
,G2 間の最も耐電圧の低いところに集中して第1電
極G1 に流れ、従来の高電圧処理では十分になくすこと
ができなかった第1電極からの不要電子放射やリーク電
流の発生源となる電極のバリや電極に付着したごみを強
力に縮小、除去して、その不要電子放射やリーク電流を
なくすことができる。
【0025】しかも、この場合、第1電極に流れたスパ
ーク放電の電流がさらにカソードに流れる場合がある
が、特にインプレカソードについては、金属の一枚板の
ような構造であるため,スパーク放電による孔あきなど
の損傷を回避できる。
【0026】以下、上述したこの実施の形態での高電圧
処理を実施例により説明する。
【0027】
【実施例1】図2に示した電子銃について、図5に示す
ように、カラー陰極線管のステムピンに接続されるソケ
ット26内で、第1電極G1 、カソードKB ,KG ,K
R 、ヒーターHへの配線を短絡して接地する。第2電極
G2 については、どこにも接続することなく電気的に浮
かす。そして、カラー陰極線管の動作時にフォーカス電
圧が印加される第3電極G3 に電源28から数10 kV
の高電圧を印加する。
【0028】このように接続して高電圧処理すると、第
3、第1電極G1 ,G3 間にスパーク放電が発生した場
合、そのスパーク放電の電流は、第3電極G3 から第2
電極G2 を経由して、第1、第2電極G1 ,G2 間の最
も耐電圧の低いところに集中して第1電極G1 に流れ
る。また、上記電子銃では、管内で第2、第4電極G
2,G4 が接続されているので(図5参照)、第3、第
4電極G3 ,G4 間にスパーク放電の生じても、結局は
第2電極G2 を経由して、第1、第2電極G1 ,G2 間
の最も耐電圧の低いところに集中して第1電極G1 に流
れる。
【0029】しかも、一般に第1、第2電極G1 ,G2
間の間隔は1mm以下であり、ステムピン〜ステムピンと
電極とを接続するコネクタ〜電極間の区間で最も電位が
接近する箇所であるため、他の箇所よりも遥かにスパー
ク放電の発生頻度が高い。
【0030】一般に不要電子放射やリーク電流は、その
最も耐電圧の低いところが発生源となることが多いた
め、上記スパーク放電の電流の集中により、その発生源
となる電極のバリや付着したごみなどを強力に縮小、除
去して、第1電極G1 からの不要電子放射やリーク電流
を十分になくすことができる。
【0031】
【実施例2】図2に示した電子銃について、図6に示す
ように、カラー陰極線管のステムピンに接続されるソケ
ット26内で、第1電極G1 、カソードKB ,KG ,K
R 、ヒーターHへの配線を短絡してアースに接続する。
この実施例では、第2電極G2 を電気的に浮かすととも
に、第3電極G3 も浮かす。そして、カラー陰極線管の
動作時に陽極電圧が印加される第6電極G6 に電源28
から数10 kVの高電圧を印加する。
【0032】このように接続して高電圧処理しても、ス
パーク放電が発生した場合、そのスパーク放電の電流
は、第2電極G2 を経由して第1、第2電極G1 ,G2
間の最も耐電圧の低いところに集中して第1電極G1 に
流れる。また、上記電子銃では、管内で第2、第4電極
G2 ,G4 が接続されているので(図5参照)、第3、
第4電極G3 ,G4 間にスパーク放電の生じても、結局
は第2電極G2 を経由して第1、第2電極G1 ,G2 間
の最も耐電圧の低いところに集中して流れる。したがっ
て、この高電圧処理でも、スパーク放電の発生源となる
電極のバリや付着したごみなどを強力に縮小、除去し
て、第1電極G1 からの不要電子放射やリーク電流を十
分になくすことができる。
【0033】
【実施例3】図2に示した電子銃について、図7に示す
ように、カラー陰極線管のステムピンに接続されるソケ
ット26内で、第1電極G1 、カソードKB ,KG ,K
R 、ヒーターHへの配線を短絡してアースに接続する。
第2電極G2 については、どこにも接続することなく電
気的に浮かす。そして、カラー陰極線管の動作時に陽極
電圧が印加される第6電極G6 に電源28から数10 k
Vの高電圧を印加する。さらに、この実施例では、上記
電源28から第6電極G6 に供給される高電圧を抵抗器
30により抵抗分割して第5電極(集束電極)に接続さ
れた第3電極G3 に印加する。
【0034】このように接続して高電圧処理すると、実
施例2と同様に第1電極G1 からの不要電子放射やリー
ク電流を十分になくすことができるばかりでなく、第2
電極G2 と第3、第5電極G3 ,G5 を異なる条件で同
時に処理することができる。
【0035】なお、上記実施の形態では、カラー陰極線
管について説明したが、この発明は、カラー陰極線管以
外の陰極線管にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】上述のように、陰極線管を高電圧処理す
ると、第1、第2電極間の最も耐電圧の低いところに集
中して第1電極G1 に流れ、従来の高電圧処理では十分
になくすことができなかった第1電極からの不要電子放
射やリーク電流の発生源となる電極のバリや電極に付着
したごみを強力に縮小、除去して、その不要電子放射や
リーク電流を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係るカラー陰極線管
の構成を示す図である。
【図2】上記カラー陰極線管の電子銃の構成を示す図で
ある。
【図3】上記カラー陰極線管の電子銃のヒーター、カソ
ードおよび電極に接続されるステムピンのソケットでの
配列関係を示す図である。
【図4】カラー陰極線管の製造方法を説明するために示
した主要工程図である。
【図5】この発明の実施の一形態であるカラー陰極線管
の高電圧処理の実施例1を説明するための図である。
【図6】この発明の実施の一形態であるカラー陰極線管
の高電圧処理の実施例2を説明するための図である。
【図7】この発明の実施の一形態であるカラー陰極線管
の高電圧処理の実施例3を説明するための図である。
【図8】従来のカラー陰極線管の高電圧処理を説明する
ための図である。
【符号の説明】
19…電子銃 G1 …第1電極 G2 …第2電極 G3 …第3電極 G4 …第4電極 G5 …第5電極 G6 …第6電極 H…ヒーター KB ,KG ,KR …カソード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空外囲器内に封止された電子銃を構成
    する複数個の電極、カソードおよびヒーターのうち上記
    複数個の電極から選択された電極に高電圧を印加し、選
    択された他の電極、カソードおよびヒーターを接地して
    高電圧処理する陰極線管の製造方法において、 上記カソードに対向する第1電極に隣接する第2電極を
    電気的に浮かし、上記第1電極、カソードおよびヒータ
    ーを接地し、上記第2電極に対して上記カソードの反対
    側に位置する選択された少なくとも1個の電極に数10
    kVの高電圧を印加して高電圧処理することを特徴とす
    る陰極線管の製造方法。
  2. 【請求項2】 高電圧を印加する電極が最終加速電極お
    よび集束電極から選択された少なくとも1個の電極であ
    ることを特徴とする請求項1記載の陰極線管の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 真空外囲器内に封止された電子銃を構成
    する複数個の電極、カソードおよびヒーターのうち上記
    複数個の電極から選択された電極に高電圧を印加し、選
    択された他の電極、カソードおよびヒーターを接地して
    高電圧処理する陰極線管の製造方法において、 上記カソードに対向する第1電極に隣接する第2電極を
    電気的に浮かし、上記第1電極、カソードおよびヒータ
    ーを接地し、上記第2電極に対して上記カソードの反対
    側に位置する選択された少なくとも1個の電極に数10
    kVの高電圧を印加するとともに、この電極に印加され
    る高電圧を抵抗分割した電圧を他の少なくとも1個の電
    極に印加して高電圧処理することを特徴とする陰極線管
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 集束電極に抵抗分割した電圧を印加する
    ことを特徴とする請求項3記載の陰極線管の製造方法。
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