JP2000276353A - コンピュータシステム及びそのメンテナンス方法 - Google Patents

コンピュータシステム及びそのメンテナンス方法

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JP2000276353A
JP2000276353A JP11077196A JP7719699A JP2000276353A JP 2000276353 A JP2000276353 A JP 2000276353A JP 11077196 A JP11077196 A JP 11077196A JP 7719699 A JP7719699 A JP 7719699A JP 2000276353 A JP2000276353 A JP 2000276353A
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usb
floppy disk
computer system
read
disk drive
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JP11077196A
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Hiroshi Terada
洋 寺田
Hiroshi Yamazaki
浩 山崎
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 USB FDDを利用して、コンピュータメ
ンテナンスを実施する場合、USB FDDに対応した
特定のOSと専用のドライバが必要であり、コンピュー
タシステム電源立上げ時、BIOS−ROMのプログラ
ムで、USB FDDを制御して、コンピュータメンテ
ナンスを実施することはできなかった。 【解決手段】 システムBIOS内にUSB FDDの
制御処理ルーチン(メンテナンスプログラム)を持つこ
とにより、コンピュータシステム電源立上げ時、特定の
OSまたは専用のドライバに依存しない、USB FD
Dからコンピュータシステムのメンテナンスを実行でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フラッシュメモ
リを使用したコンピュータシステムに係わり、特に、U
SB FDDを用いて、BIOS−ROM、又は、KB
Cのデータの内容を書き換える技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FDD(Floppy Disk
Drive)を用いたコンピュータメンテナンスは、
FDDに挿入されたメンテナンス用FDプログラムによ
り、メンテナンスに必要な情報をコンピュータシステム
から読み込み、又は、コンピュータシステムに書き込み
を行っていた。更に、メンテナンス用FDプログラム
は、コンピュータシステムの診断用プログラムを具備
し、コンピュータシステムの各回路が正常に動作するか
診断を実行していた。
【0003】最近、コンピュータシステムのBIOS
(Basic Input&Output Syste
m)−ROM(Read Only Memory)お
よびKBC(Key Board Controlle
r)は、プログラムおよびデータを書き込むため、書き
換え可能な不揮発性メモリ、又は、フラッシュメモリか
ら構成され、プログラムおよびデータのバージョンアッ
プおよび不良部分をメンテナンス用FDプログラムに格
納されたプログラムおよびデータにより書き換えること
が出来た。
【0004】特開平5−216639号公報には、BI
OS−ROMをフラッシュメモリで構成し、コンピュー
タシステムの電源立上げ後、フラッシュメモリの書込み
禁止(読み出し専用ブート)領域に格納されたCRC
(Cyclic Redundancy Check)
プログラムを実行し、BIOS−ROMの内容にエラー
が発見された場合、該ブートブック部に格納された転送
プログラムにより、BIOS−ROM内容の書き換え用
FDに記憶されたBIOSファイルをフラッシュメモリ
に転送する技術を開示する。また、コンピュータシステ
ムの電源立上げ時、キーボードの特定キーを押圧するこ
とにより、同様に、BIOS−ROM内容の書き換え用
FDに記憶されたバージョンアップ用BIOSファイル
をフラッシュメモリに転送する技術も開示する。
【0005】これら従来構成の内蔵FDDは、BIOS
−ROMのプログラムがFDC(Floppy Dis
k Controller)と通信することによってデ
ータの転送等を制御していた。従って、FDCの制御
は、上位のアプリケーション(OSおよびドライバ)に
依存することなく、BIOS−ROMがコンピュータシ
ステム電源立上げ時の初期化処理の段階で、FDDを用
いて上記コンピュータの各種メンテナンスを実行可能で
あった。
【0006】近年、コンピュータシステムにおいては、
周辺装置の拡張性の自由度を高めるため、USB(Un
iversal Serial Bus)のサポートが
始められている。USBは、キーボード、マウス、カメ
ラ等の様々なUSB対応デバイスとの通信に共通に使用
できるシリアルインターフェース規格(1996年1 月15日
発行の「USB仕様書」Ver1.0)である。このU
SBを用いることにより、周辺デバイス毎に用意された
コネクタをUSBコネクタに統合することができ、コン
ピュータシステムの低価格化及び拡張性の自由度を高め
ることが可能となる。
【0007】しかし、現状では、USBデバイスを使用
できるようにするためには専用のドライバと特定のOS
(Operating System)との組み合わせ
が必要である。この様なOS環境以外では、USBコネ
クタを持つコンピュータシステムにおいても、USBデ
バイスを使用することは出来ない。即ち、コンピュータ
システム自身のHWがUSBコネクタをサポートしてい
るにも係わらず、異なるOS環境では、USBコネクタ
を介してUSBデバイスを制御できなかった。
【0008】また、近年、ノートブックタイプのコンピ
ュータシステムの薄型化が進み、FDDを内蔵する代り
に、USBコネクタに接続するUSB FDDがサポー
トされるようになった。しかし、USB FDDを制御
するには、上述の様に、専用のドライバと特定のOSが
必要なため、従来のBIOS−ROMのプログラムで
は、USB FDDを制御できない。従って、特定のO
Sと専用のドライバ無しでは、USB FDDを用いた
コンピュータのメンテナンス、特に、フラッシュメモリ
から構成されるBIOS−ROMまたはKBCのデータ
を書き換えることは出来なかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては、USB FDDを利用して、コンピュータメン
テナンスを実施する場合、USB FDDに対応した特
定のOSと専用のドライバが必要であるという問題があ
った。
【0010】更に、従来技術においては、コンピュータ
システムの電源立上げ時、BIOS−ROMのプログラ
ムで、USB FDDを制御して、コンピュータメンテ
ナンスを実施することはできなかった。
【0011】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたものであり、フラッシュメモリに格納され
たプログラムにより、USB FDDの制御を処理する
ため、特定のOSおよび専用のドライバに依然せず、コ
ンピュータシステムのメンテナンスをUSB FDDか
ら実施できる装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、読み出し専
用ブート領域にメンテナンスプログラムが格納されるフ
ラッシュメモリから構成されたBIOS−ROMと、コ
ンピュータシステムの電源立上げ時に、前記メンテナン
スプログラムによって、前記フラッシュメモリの他の領
域に対する書き換えの有無を判断し、前記フラッシュメ
モリの他の領域の書き換えが必要であると判断された場
合には、前記コンピュータシステムの外部インタフェー
スであるユニバーサル・シリアルバス(USB)のホス
トコントローラを初期化し、前記ユニバーサル・シリア
ルバスに接続されたフロッピー・ディスク・ドライブに
USBアドレスを割当て、前記フロッピー・ディスク・
ドライブの制御用データを前記ホストコントローラに設
定し、前記ホストコントローラは、前記フロッピー・デ
ィスク・ドライブ用制御データに基づき、前記フロッピ
ー・ディスク・ドライブを制御し、前記フロッピー・デ
ィスク・ドライブから読み取ったデータを前記BIOS
−ROMに出力することを特徴とする。
【0013】このような構成によれば、コンピュータシ
ステムの電源立上げ時、フラッシュメモリの読み出し専
用ブート領域に格納されたメンテナンスプログラムによ
り、USB FDDの制御処理を有するため、特定のO
Sまたは専用のドライバに依然せず、コンピュータシス
テムのメンテナンスを実施することが可能となる。
【0014】また、この発明は、前記BIOS−ROM
の読み出し専用ブート領域に格納されたメンテナンスプ
ログラムは、所定の優先順位に従い、複数のフロッピー
・ディスク・ドライブから順次フロッピー・ディスク・
ドライブの有無を判断することを特徴とする。
【0015】更に、この発明は、前記BIOS−ROM
の読み出し専用ブート領域に格納されたメンテナンスプ
ログラムは、前記コンピュータシステム内部のフロッピ
ー・ディスク・ドライブの有無を判断し、もし前記シス
テム内部のフロッピー・ディスク・ドライブが存在しな
いと判断された場合、USBに接続されたフロッピー・
ディスク・ドライブの有無を判断することを特徴とす
る。
【0016】このような構成によれば、前記BIOS−
ROMの読み出し専用ブート領域に格納されたメンテナ
ンスプログラムは、所定の優先順位に従い、内部FDD
と、USB FDDのどちらか一方がコンピュータシス
テムにインプリメントされているか有無をチェックし、
インプリメントされた方からコンピュータシステムのメ
ンテナンスを実施することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
わるコンピュータシステムの構成が示されている。この
コンピュータシステムは、ノートブックタイプまたはサ
ブノートタイプのポータブルパーソナルコンピュータで
あり、コンピュータ本体と、このコンピュータ本体に開
閉自在に取り付けられたLCDパネルユニットとから構
成される。
【0018】コンピュータ本体には、PCIバス1、I
SAバス2、CPUモジュール11、主メモリ12、V
GAコントローラ13、ビデオメモリ(VRAM)1
4、PCIインターフェイスブリッジ(PCI I/
F)15、I/Oコントローラ16、フロッピーディス
クドライブ(FDD)17、ハードディスクドライブ
(HDD)18、フラッシュBIOS−ROM19、キ
ーボードコントローラ(KBC)20、USBデバイス
(USB FDD)21などが設けられる。
【0019】CPUモジュール11は、このシステム全
体の動作制御およびデータ処理を実行するものであり、
ここにはCPU、キャッシュ、さらには主メモリ12を
制御するためのメモリコントローラなどが搭載される。
【0020】主メモリ12は、このシステムの主記憶と
して使用されるものであり、オペレーティングシステ
ム、処理対象のアプリケーションプログラム、およびア
プリケーションプログラムによって生成されたユーザデ
ータ等が格納される。
【0021】VGAコントローラ13は、このシステム
のディスプレイモニタとして使用されるLCDまたは外
部CRTを制御するためのものであり、VRAM14に
描画された画面データをそれらディスプレイモニタに表
示する。
【0022】PCIインターフェイスブリッジ(PCI
I/F)15は、1チップLSIによって実現された
ゲートアレイであり、ここには、PCIバス1とISA
バス2との間を双方向で接続するブリッジ機能が内蔵さ
れているほか、HDD18の制御を行うIDEコントロ
ーラなども内蔵される。
【0023】I/Oコントローラ16は、各種I/Oデ
バイスを制御するためのゲートアレイであり、PCMC
IA/CARD BUS仕様のPCカードを制御する機
能および、外部FDD接続端子とFDD接続ケーブルを
介して、脱着可能な外部FDD17を制御するFDC機
能の他、シリアルポート、パラレルポート、赤外線通信
ポート、USB接続端子とUSB接続ケーブルを介し
て、脱着可能なUSBデバイス(USB FDD)を制
御するUSB HC(Host Controlle
r)などの制御機能を有する。
【0024】フラッシュBIOS−ROM19は、シス
テムBIOS(Basic I/OSystem)を記
憶するためのものであり、プログラム書き替えが可能な
ようにフラッシュメモリによって構成される。システム
BIOSは、このシステム内の各種ハードウェアをアク
セスするためのファンクション実行ルーチンを体系化し
たものであり、ここには、USB FDDを制御するメ
ンテナンスする機能も含まれる。
【0025】また、フラッシュBIOS−ROM19に
は、システム環境設定を変更するためのセットアッププ
ログラムも格納されており、所定のキー操作を行うこと
によりそのセットアッププログラムを起動することがで
きる。あるいは、上記フラッシュBIOS−ROM19
に格納されたUSB FDD制御プログラムに従い、U
SB接続ケーブルを介して、USB FDD21又は外
部FDD17に挿入された外部FDによって供給される
セットアッププログラムを起動することもできる。
【0026】キーボードコントローラ(KBC)20
は、キーボード(KB)、およびポインティングスティ
ック(PS)またはマウスなどのポインティングデバイ
スの制御を行う。
【0027】次に、図2乃至図9のフローチャートを参
照して、本発明の特徴とするシステムBIOS―ROM
19、又は、KBC20のデータ書き換え時におけるシ
ステムのメンテナンスについて説明する。
【0028】図2は、本実施形態におけるコンピュータ
システム電源立上げ時のシステムBIOS―ROM19
の書き換え禁止・読み出し専用領域(ブートブロック)
部に格納された書き換える為のメンテナンス処理ルーチ
ンであり、以下の通りに説明する。
【0029】電源スイッチのオンにより、コンピュータ
システムが起動される。システムBIOS―ROM19
のブートブロック部に格納されたプログラムは、コンピ
ュータシステム起動に必要な最低限のハードウェアの初
期化を実行後、システムBIOS―ROM19及び、又
はKBC20内容のデータの書き換えが必要か否か判断
する。即ち、KBの所定のファンクションキーの押圧に
よるユーザからの書き換え要求、又は、フラッシュメモ
リのメインブロックに記憶されたシステムBIOS自身
のCRCエラーの検出に基づき、判断される(ST10
1)。
【0030】ST101の判断処理で、書き換えが必要
無いと判断された場合(ST101のNo)、フラッシ
ュBIOS−ROM19のメインブロックに記憶された
IRT(Initialization & Reia
blity Test)処理を実行し、コンピュータシ
ステムの起動を続行する。
【0031】前記書き換えが必要かどうかの判断処理
で、書き換えが必要であると判断された場合(ST10
1のYes)、システムBIOS―ROM19及び、又
はKBC20のデータ書き換えのために、主メモリ12
の初期化およびメッセージ表示のためのVGAコントロ
ーラの13初期化等を実施する(ST102)。
【0032】書き換えのために必要なハードウェア初期
化が終了後、FDD17又はUSBFDD21から書き
換えプログラムの読み込み処理ルーチンを行う(ST1
03)。この処理ルーチンの詳細は図3を用いて後述す
る。
【0033】フラッシュBIOS−ROM19のブート
ブロック部に記憶されたプログラムは、USB FDD
21又はFDD17から書き換えプログラムの読み込み
処理を実施し、該読み込みのためのエラーが発生してい
ないかどうか判断する(ST104)。
【0034】ST104の判断処理でエラーが発生して
いると判断された場合(ST104のYes)、書き換
えプログラムが存在するFDをFDDに挿入する確認メ
ッセージを表示して、KBからのキー入力待ち状態とな
る(ST105)。ST103の書き換えプログラムの
読み込み処理は、まず第1に、FDD17から読み込み
処理を実行し、FDD17からの読み込み処理に失敗
後、USB FDD21から読み込み処理を実行する。
更に、USB FDD17からの読み込み処理に失敗し
た場合、再度、FDD17から読み込み処理を実行し、
順次この読み込み処理の手順を繰り返す。
【0035】ST104の判断処理でエラーが発生して
いないと判断された場合(ST104のNo)、FDか
ら読み込まれた書き換えプログラムに制御を移し、FD
に格納されたデータを読み出し、フラッシュBIOS−
ROM19及び、又はKBC20のデータと書き換えを
実行する。
【0036】次に、図3を参照して、本実施形態におけ
るUSB FDD21からの書き換えプログラムの読み
込み処理ルーチンを説明する。ST103の書き換えプ
ログラムの読み込み処理ルーチンが実行されると、FD
D17から読み込み処理を試行する。FDD17と書き
換え用FDがコンピュータシステムに接続されているか
否か判断される(ST201)。
【0037】ST201の判断処理で、FDD17に書
き換え用FDが挿入されていると判断された場合(ST
201のYes)、I/Oコントローラ16にインプリ
メントされたFDCに所定のコマンドを送信し、該FD
Cのリセットを実行する(ST202)。
【0038】FDCのリセット処理終了後、FDタイプ
の識別処理で、ユーザにより挿入されたFDが、2DD
なのか、2HDなのか、又はコンピュータシステムのサ
ポート外のメディアなのかを判断する(ST203)。
【0039】前記FDタイプの識別処理で識別されたメ
ディアタイプに従って、転送レートを設定し、設定され
た転送レートで、FDから書き換えプログラムを主メモ
リ12に読み込む(ST204〜ST205)。
【0040】ST201の判断処理で、本コンピュータ
システムが、FDD17が接続されていないと判断され
た場合(ST201のNo)、書き換えプログラム読み
込処理ルーチンは、次に、本コンピュータシステムがU
SB FDD21をサポートしているか否かを判断する
(ST206)。
【0041】ST206の判断処理で、USB FDD
21をサポートしていないと判断された場合(ST20
6のNo)、書き換えプログラム読み込み処理ルーチン
は、ST105に制御を移す。
【0042】書き換えプログラム読み込み処理ルーチン
は、図1の説明で述べたように、FDD17からの読み
込み処理とUSB FDD21からの読み込み処理とを
書き換えプログラムが正しく読み込めるまで交互に繰り
返し実行される。
【0043】また、USB FDD21をサポートして
いると判断された場合(ST206のYes)、USB
をコントロールするためのUSB HCが初期化されて
いるかどうかを判断する(ST207)。
【0044】このルーチンが初めて実行される場合、U
SB HCは初期化されていないので、USB HCの
初期化処理を実行する(ST207のNo〜ST20
8)。USB HCの初期化ルーチンの詳細は、図4を
用いて後述する。
【0045】USB HCの初期化処理ルーチンの終了
後、初期化でエラーが発生したかどうかを判断する(S
T209)。ST209の判断処理で初期化エラーと判
断された場合(ST209のYes)、初期化エラーと
して書き換えプログラム読み込み処理ルーチンを終了す
る。
【0046】前記エラー判断処理でエラーなしと判断さ
れた場合(ST209のNo)、又は、USB FDD
21からの書き換えプログラム読み込み処理ルーチンが
実行されるのが2回目以降の場合、即ち、USB HC
の初期化がすでに終了している場合(ST207のYe
s)、Test Unit Ready コマンドをUSB HCに送信
し、USB FDD21のリセット処理を実行する(S
T210)。コマンド送信処理ルーチンは、図8を用い
て後述する。
【0047】ST210のUSB FDD21のリセッ
ト処理終了後、FDタイプの識別処理を実行し、USB
FDD21に挿入されたFDが、2DDなのか、2H
Dなのか、またはサポート外のメディアなのかを判断す
る(ST211)。
【0048】FDタイプの識別が終了すると、USB
FDDから書き換えプログラムを読み込むデータリード
処理ルーチンを実行する(ST212)。このデータリ
ード処理ルーチンの詳細は、図7を用いて後述する。
【0049】次に、図4を参照して、本実施形態におけ
るUSB HCの初期化処理ルーチンを説明する。US
B HCの初期化処理ルーチンは、まず、割込み要求I
RQ(Interrupt ReQuest)の禁止設
定及びI/Oベースアドレスの設定、USBのPCIコ
ンフィグレーションレジスタの初期化、USBフレーム
バッファが使用するメモリの初期化を実行する(ST3
01)。
【0050】ST301のUSB PCIコンフィグレ
ーションレジスタの初期化と使用するメモリの初期化終
了後、USB HCにリセット信号を送信し、USB
HCのリセットを実行する(ST302)。前記USB
HCのリセット処理終了後、USB HCの動作を開
始する(ST303)。
【0051】USB HCの動作開始後、USBコネク
タを介して接続されたUSBデバイスの検出と接続処理
ルーチンを実行する(ST304)。このUSBデバイ
スの検出と接続処理処理ルーチンの詳細は、図5を用い
て後述する。
【0052】ST304のUSBデバイスの検出と接続
処理ルーチンの終了後、初期化失敗判断処理で、前記U
SBデバイスの検出と接続処理ルーチン内でエラーが発
生していないか否かを判断する(ST305)。
【0053】ST305の初期化失敗判断処理で、US
Bデバイスの検出と接続処理ルーチンが正常に終了した
と判断された場合(ST305のNo)、USB HC
の初期化は成功したとして、USB HCの初期化処理
を終了する。
【0054】ST305の判断処理において、USBデ
バイスの検出と接続処理ルーチン内でエラーが発生し、
USB HCの初期化に失敗したと判断された場合(S
T305のYes)、USB HCの使用停止、USB
ポートの電源オフ、USBのI/Oアクセスの禁止、主
メモリ12上のワークエリアのクリア等の切断処理を実
行する(ST306)。
【0055】次に、図5を参照して、本実施形態におけ
るUSBデバイスの検出と接続処理ルーチンを説明す
る。USBデバイスの検出と接続処理ルーチンは、ま
ず、USB HC内の所定レジスタを参照して、USB
ポートの接続ステータスをチェックする(ST40
1)。接続ステータスチェックにより、USBデバイス
の接続状態を判断する(ST402)。接続ステータス
チェック処理でUSBデバイスが接続されていないと判
断された場合、USBデバイスの検出と接続処理ルーチ
ンを終了する(ST402のNo)。
【0056】ST402の接続ステータスチェック処理
でUSBデバイスが接続されていると判断された場合
(ST402のYes)、USB HC内の所定レジス
タのステータスチェンジビットをクリアする(ST40
3)。
【0057】ST402のYes〜ST403の処理
で、USBポートにUSBデバイスが接続されているこ
とが確認後、USBポートのリセットおよび許可、US
Bデバイスの速度チェックなどのUSBデバイスのリセ
ット処理を実行する(ST404)。
【0058】ST404のUSBデバイスリセット処理
終了後、USBデバイスの種類判定と接続チェック処理
ルーチンを実行する(ST405)。このUSBデバイ
スの種類判定と接続チェック処理ルーチンの詳細は、図
6を用いて後述する。
【0059】次に、図6を参照して、本実施形態におけ
るUSBデバイスの種類判定と接続チェック処理ルーチ
ンを以下の通りに説明する。USBデバイスの種類判定
と接続チェック処理ルーチンは、USBデバイスのディ
スクリプタを取得するため、USBデバイスに一回目の
Get Descriptor Deviceコマンドを送信する(ST50
1)。
【0060】Get Descriptor Device コマンド送信後、
アドレスがまだ割り当てられていないUSBデバイスが
応答する。応答したUSBデバイスに対し、空きアドレ
スを一つ割り当てる(ST502)。USBデバイスの
種類判定と接続チェック処理ルーチンは、アドレスが割
り当てられたUSBデバイスに対し、二度目の Get Des
criptor Deviceコマンドを送信する(ST503)。こ
の二度目の Get Descriptor Deviceコマンドの送信によ
り、USBデバイスのタイプ、例えば、USBFDDが
確定する。
【0061】USBデバイスの種類判定と接続チェック
処理ルーチンは、二度目の Get Descriptor Deviceコマ
ンドの送信によって取得したデバイスディスクリプタか
ら、コンフィグレーション可能かどうかを判断する(S
T504)。
【0062】ST504の判断処理で、コンフィグレー
ション不可能であると判断された場合(ST504のN
o)、USBデバイスの接続処理は失敗したと判断し
て、USBデバイスのタイプのクリアおよびUSBポー
トの電源オフなどの切断処理を実行し、エラーとして本
処理を終了する(ST505)。
【0063】ST504の判断処理によって、コンフィ
グレーション可能であると判断された場合(ST504
のYes)、USBデバイスに対しGet Descriptor Con
figurationコマンドを送信する(ST506)。このGe
t Descriptor Configurationコマンドの送信により取得
した情報に基づき、USBデバイスに対しSet Descript
or Configurationコマンドの送信を実行する(ST50
7)。
【0064】USBデバイスによっては一つのデバイス
に複数のインターフェースを備えているものもあるた
め、インターフェースの数だけUSBデバイスの詳細チ
ェックを実行する(ST508)。この詳細チェックに
よってUSB FDDが存在しないと判断された場合、
エラーとして本処理ルーチンを終了する。
【0065】次に、図7を参照して、本実施形態におけ
るUSB FDDからのデータリード処理ルーチンを以
下の通りに説明する。USB FDDからのデータリー
ド処理ルーチンは、一連のStart Stop Unitコマンドの
送信、割り込みデータパケット受信と、Request Sense
コマンドの送信により、USB FDD21のモータを
オンにする(ST601〜ST603)。
【0066】USB FDD21のモータをオン処理
後、FDのメディアタイプが確定されているか否か判断
する(ST604)。このメディアタイプ判断処理によ
り、メディアタイプが確定されていないと判断された場
合(ST604のNo)、USB FDD21に対しRe
ad Format CapacitiesコマンドとMode Senseコマンドを
送信する(ST605〜ST606)。FDのステータ
ス取得後、FDのメディアタイプを確定する(ST60
7)。
【0067】前記メディアタイプ判断処理により、メデ
ィアタイプが確定されていると判断された場合(ST6
04のYes)、及びST605〜ST607の処理に
よりFDのメディアタイプが確定された場合、FDのヘ
ッド数、シリンダ数、セクタ数、ブロック数を設定する
(ST608)。
【0068】FDのヘッド数、シリンダ数、セクタ数、
ブロック数の設定終了後、これらの各設定値が、確定し
たFDのメディアタイプに対して正しいか否かを判断す
る(ST609)。ST609の判断処理によって正し
くないと判断された場合(ST609のNo)、エラー
として本処理ルーチンを終了する。
【0069】設定したヘッド数、シリンダ数、セクタ
数、ブロック数の各設定値が、確定したFDのメディア
タイプに対して正しいと判断された場合(ST609の
Yes)、転送バッファとLBA(Logical B
lock Address)を設定し、バルク転送によ
ってFDDからデータを受信する(ST610〜ST6
12)。
【0070】USB FDD21からデータ受信終了
後、割り込みデータパケット受信により、終了ステータ
スを取得し、本処理ルーチンを終了する(ST61
3)。次に、図8と図9を参照して、本実施形態におけ
るシステムBIOSのプログラムからUSB HCに対
するコマンド送信処理と設定コマンド送信の処理ルーチ
ンを以下の通りに説明する。
【0071】USB HCに対するコマンドの送信処理
ルーチンは、通常コントロール転送によって実行され
る。コマンド送信の方法は、四種類(コントロール、割
り込み、バルク、アイソクロノス)存在し、送信するコ
マンドの種類によって送信方法が決定される。即ち、U
SB HCに対するコマンド送信処理ルーチンは、図8
のST701〜ST709迄の処理に図9のST901
〜ST905の処理を追加した処理と、図9の単独のS
T901〜ST905の処理がある。
【0072】図3記載のST210の「Test Unit Read
y コマンド」、図7記載のST601の「Start Stop U
nit コマンド」、図7記載のST605の「Read Forma
t Capacitiesコマンド」、図7記載のST606の「Mo
de Senseコマンド」は、図8記載のST701から開始
されるコマンドである。
【0073】図6記載のST501、ST503の「Ge
t Descriptor Device コマンド」、図6記載のST50
6の「Get Descriptor Configurationコマンド」、図6
記載のST507の「Set Descriptor Configurationコ
マンド」、図7記載のST603と図8記載のST70
4の「Request Sense コマンド」と図8記載のST70
3の「Clear Stall Request コマンド」は、図9記載の
ST801から開始されるコマンドである。
【0074】なお、「Request Sense コマンド」は、コ
ントロール転送でコマンドを送信後、バルク転送により
図9記載のST801〜ST805の処理をもう一度行
い、データを受信する。
【0075】図8記載のST701から開始される処理
は、ST701で、図9記載のST801〜ST805
の処理を実行する。まず、図9記載のST801から開
始される設定コマンド送信処理ルーチンについて以下の
通り説明する。
【0076】USB HCに対するコマンド送信処理
は、まず、コマンド実行に必要となるTDの個数を計算
して求める(ST801)。続いて、リクエストデータ
の設定、QHの設定、TDの設定を行い(ST802〜
ST804)、TDを実行して(ST805)、本処理
ルーチンを終了する。
【0077】次に、図8記載のST701から開始され
るコマンド送信処理ルーチンについて、以下の通りに説
明する。USB HCに対するコマンド送信処理ルーチ
ンは、設定されたコマンドを送信するため、図9記載の
ST801〜ST805の処理ルーチンを実行する(S
T701)。
【0078】TD実行終了後、本コマンド送信処理ルー
チンは、TD実行エラーかどうか判断する(ST70
2)。ST702の判断処理でエラーが無いと判断され
た場合、本処理ルーチンを終了する(ST702のN
o)。前記判断処理でエラーと判断された場合(ST7
02のYes)、Clear Stall Request コマンドとRequ
est Sense コマンドを送信して、USB FDD21か
らステータスを取得する(ST703〜ST704)。
【0079】USB FDD21からステータス取得
後、Request Sense コマンドの送信結果がエラーか否か
判断する(ST705)。前記判断処理でエラーが無い
と判断された場合には(ST705のNo)、USB
FDD21に対し再度TD実行を試行する。
【0080】前記Request Sense コマンド送信エラー判
断処理でエラーと判断された場合(ST705のYe
s)、エラー内容がUSB FDCエラーであるか否か
を判断する(ST706)。この判断処理で、USB
FDCエラーではないと判断された場合(ST706の
No)、再度TD実行を試みる。
【0081】前記エラー内容判断処理でUSB FDC
エラーと判断された場合(ST706のYes)、US
B FDD21が正しく接続できていないと判断する。
例えば、コマンド送信の途中などでUSB FDD21
がはずされてしまった場合などにUSB FDCエラー
となる場合がある。USB FDCエラーの場合、US
B FDD21を再認識するため、USBポートのリセ
ットおよび許可、デバイスの速度チェックなどを行うU
SBデバイスリセット処理、デバイスの種類判定と接続
チェック処理(図6)、USB FDDデバイス情報テ
ーブルの取得を実行し、再度コマンド送信を試行する
(ST707〜ST709)。再度コマンド送信を試み
てエラーになった場合、コマンドの送信は失敗と見な
す。
【0082】尚、本願発明の実施形態のUSB FDD
21では、USBデバイスコネクタに共通規格のUSB
ケーブルを介して接続できるため、パーソナルコンピュ
ータの機種によって、外部FDD接続端子の形状が異な
り、外部FDDをパーソナルコンピュータ本体に接続で
きないというような不具合がなくなる。
【0083】また、本願発明の実施形態では、従来、コ
ンピュータシステムのメンテナンスをFDD17で実行
していたが、USB FDD21で実行できるので、既
存のFDCおよび外部FDD接続端子を取り除いたコン
ピュータシステムの構成が可能となる。従って、近年の
コンピュータシステムに求められる小型化、軽量化、コ
ストダウンに貢献することが出来る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フラッシュメモリに格納されたプログラムにUSB
FDDの制御処理を具備することにより、特定のOS
および専用のドライバに依然せず、コンピュータシステ
ムのメンテナンスをUSB FDDから実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるコンピュータシス
テムのシステム構成を示すブロック図。
【図2】本実施形態におけるコンピュータシステム電源
立上げ時のシステムBIOS―ROM19のブートブロ
ックに格納された書き換える為のメンテナンス処理ルー
チンを示すフローチャート。
【図3】本実施形態におけるUSB FDD21からの
書き換えプログラムの読み込み処理ルーチンを示すフロ
ーチャート。
【図4】本実施形態におけるUSB HCの初期化処理
ルーチンを示すフローチャート。
【図5】本実施形態におけるUSBデバイスの検出と接
続処理ルーチンを示すフローチャート。
【図6】本実施形態におけるUSBデバイスの種類判定
と接続チェック処理ルーチンを示すフローチャート。
【図7】本実施形態におけるUSB FDDからのデー
タリード処理ルーチンを示すフローチャート。
【図8】本実施形態におけるUSB FDDを制御する
ためにシステムBIOSのプログラムがUSB HCに
対するコマンド送信処理ルーチンを示すフローチャー
ト。
【図9】本実施形態におけるUSB FDDを制御する
ための設定コマンド送信処理ルーチンを示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
11…CPUモジュール、12…主メモリ、13…VG
Aコントローラ、14…VRAM、15…PCIインタ
ーフェースブリッジ、16…I/Oコントローラ、17
…外部FDD、19…フラッシュBIOS−ROM、2
1…USB FDD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 浩 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B065 BA02 BA05 CA01 ZA05 5B076 BB18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出し専用ブート領域にメンテナンス
    プログラムが格納されるフラッシュメモリから構成され
    たBIOS−ROMと、コンピュータシステムの電源立
    上げ時に、前記メンテナンスプログラムによって、前記
    フラッシュメモリの他の領域に対する書き換えの有無を
    判断し、前記フラッシュメモリの他の領域の書き換えが
    必要であると判断された場合には、前記コンピュータシ
    ステムの外部インタフェースであるユニバーサル・シリ
    アルバス(USB)のホストコントローラを初期化し、
    前記USBに接続されたフロッピー・ディスク・ドライ
    ブにUSBアドレスを割当て、前記フロッピー・ディス
    ク・ドライブの制御用データを前記ホストコントローラ
    に設定し、前記ホストコントローラは、前記フロッピー
    ・ディスク・ドライブ用制御データに基づき、前記フロ
    ッピー・ディスク・ドライブを制御し、前記フロッピー
    ・ディスク・ドライブから読み取ったデータを前記BI
    OS−ROMに出力することを特徴とするコンピュータ
    システム。
  2. 【請求項2】 前記BIOS−ROMの読み出し専用ブ
    ート領域に格納された前記メンテナンスプログラムによ
    り、前記USBに接続されたフロッピー・ディスク・ド
    ライブに挿入されたフロッピー・ディスクからフラッシ
    ュメモリの書き換えデータと書き換え用プログラムを読
    み出し、その後、読み出された書き換え用プログラムに
    従い、前記フラッシュメモリに格納されていたデータを
    前記書き換えデータに書き換えることを特徴とする請求
    項1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記BIOS−ROMの読み出し専用ブ
    ート領域に格納された前記メンテナンスプログラムによ
    り、前記フラッシュメモリの他の領域に格納された該コ
    ンピュータシステムの入出力ルーチンプログラムのエラ
    ー訂正の有無チェックを行い、エラー有りと判断された
    場合、前記フラッシュメモリの他の領域の書き換え要求
    を発生することを特徴とする請求項2記載のコンピュー
    タシステム。
  4. 【請求項4】 ユーザからの要求に応じて、前記BIO
    S−ROMの読み出し専用ブート領域に格納されたメン
    テナンスプログラムにより、前記フラッシュメモリの他
    の領域の書き換え要求を発生することを特徴とする請求
    項2記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記フロッピー・ディスク・ドライブに
    挿入されたフロッピー・ディスクに格納された書き換え
    プログラムの実行に伴い、前記書き換えデータを前記フ
    ラッシュメモリの他の領域に書き換えた後、コンピュー
    タシステムのオペレーティングシステムを起動すること
    を特徴とする請求項2記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記BIOS−ROMの読み出し専用ブ
    ート領域に格納された前記メンテナンスプログラムは、
    所定の優先順位に従い、複数のフロッピー・ディスク・
    ドライブから順次フロッピー・ディスク・ドライブの有
    無を判断することを特徴とする請求項1記載のコンピュ
    ータシステム。
  7. 【請求項7】 前記BIOS−ROMの読み出し専用ブ
    ート領域に格納された前記メンテナンスプログラムは、
    システム内部のフロッピー・ディスク・ドライブの有無
    を判断し、もしシステム内部のフロッピー・ディスク・
    ドライブが存在しないと判断された場合、USBに接続
    されたフロッピー・ディスク・ドライブの有無を判断す
    ることを特徴とする請求項6記載のコンピュータシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 読み出し専用ブート領域にメンテナンス
    プログラムが格納されるフラッシュメモリから構成され
    たBIOS−ROMに於いて、コンピュータシステムの
    電源立上げ時に、前記メンテナンスプログラムによっ
    て、前記フラッシュメモリの他の領域に対する書き換え
    の有無を判断するステップと、前記フラッシュメモリの
    他の領域の書き換えが必要であると判断された場合に
    は、前記コンピュータシステムの外部インタフェースで
    あるユニバーサル・シリアルバス(USB)のホストコ
    ントローラを初期化するステップと、前記USBに接続
    されたフロッピー・ディスク・ドライブにUSBアドレ
    スを割当てるステップと前記フロッピー・ディスク・ド
    ライブの制御用データを前記ホストコントローラに設定
    するステップとを具備し、前記ホストコントローラは、
    設定されたフロッピー・ディスク・ドライブ用制御デー
    タに基づき、前記フロッピー・ディスク・ドライブを制
    御し、前記フロッピー・ディスク・ドライブから読み取
    ったデータを前記BIOS−ROMに出力することを特
    徴とするコンピュータシステムのメンテナンス方法。
  9. 【請求項9】 前記BIOS−ROMの読み出し専用ブ
    ート領域に格納されたメンテナンスプログラムにより、
    前記USBに接続されたフロッピー・ディスク・ドライ
    ブに挿入されたフロッピー・ディスクからフラッシュメ
    モリの書き換えデータと書き換え用プログラムを読み出
    すステップと、その後、読み出された書き換え用プログ
    ラムの実行に従い、前記フラッシュメモリの他の領域を
    前記書き換えデータに書き換えることを特徴とする請求
    項8記載のコンピュータシステムのメンテナンス方法。
  10. 【請求項10】 前記BIOS−ROMの読み出し専用
    ブート領域に格納されたメンテナンスプログラムによ
    り、前記フラッシュメモリの他の領域に格納された該コ
    ンピュータシステムの入出力ルーチンプログラムのエラ
    ー訂正の有無のチェックを行い、エラー有りと判断され
    た場合、又は、ユーザからの要求に応じて、前記フラッ
    シュメモリのメインブロック部の書き換え要求を発生す
    るステップとを具備することを特徴とする請求項9記載
    のコンピュータシステムのメンテナンス方法。
  11. 【請求項11】 前記BIOS−ROMの読み出し専用
    ブート領域に格納されたメンテナンスプログラムによ
    り、所定の優先順位に従い、複数のフロッピー・ディス
    ク・ドライブから順次フロッピー・ディスク・ドライブ
    の有無を判断することを特徴とする請求項10記載のコ
    ンピュータシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7269630B2 (en) 2001-10-17 2007-09-11 International Business Machines Corporation Automatically switching shared remote devices in a dense server environment thereby allowing the remote devices to function as a local device
JP2008022130A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Kyocera Mita Corp 画像形成装置並びにその起動方法及びメニュー表示方法
CN100465858C (zh) * 2003-05-20 2009-03-04 宇瞻科技股份有限公司 用来加载操作系统的闪速存储储存盘

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CN100465858C (zh) * 2003-05-20 2009-03-04 宇瞻科技股份有限公司 用来加载操作系统的闪速存储储存盘
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