JP2000276283A

JP2000276283A - 視覚障害者用の情報入力印刷媒体

Info

Publication number: JP2000276283A
Application number: JP11083169A
Authority: JP
Inventors: Yuko Okada; 祐子岡田
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1999-03-26
Filing date: 1999-03-26
Publication date: 2000-10-06

Abstract

(57)【要約】【課題】リモートコントロール機能を有する紙面タッ
チ式の情報入力印刷媒体を、視覚的障害を持った人にも
使用しやすくしたものであり、特に紙面上のどの位置に
タッチ部が設けられているのかを簡単に認識できるよう
にする視覚障害者用の情報入力印刷媒体を提供する。【解決手段】表面に点字が形成された印刷物基材と、
該印刷物基材を押すことで入力情報が特定されるタッチ
部を有するタッチパネル入力手段と、該タッチパネル入
力手段からの入力情報に基づいて出力信号を発信する信
号発信手段とを備えた情報入力印刷媒体において、前記
印刷物基材のタッチ部の位置に凸部が形成されてなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの記
憶部に予め記憶された映像情報や音声情報の中から、表
示手段に映し出したい映像情報やスピーカーから発生さ
せたい音声情報を選択する際に使用する情報入力印刷媒
体であって、特に視覚障害者が情報入力印刷媒体を用い
て、タッチパネルによる選択情報の入力を正確に行うこ
とのできる視覚障害者用の情報入力印刷媒体に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来、紙面に各種の絵柄、写真等の画像
情報や文字情報等が印刷され、これらの各表示部の中か
ら所定の表示部の紙面をタッチすることで、パソコンや
ＣＤ−ＲＯＭ等の操作をリモートコントロールする機能
を有する紙面タッチ式の情報入力印刷媒体が知られてい
る。

【０００３】例えば、店頭等で顧客に各種商品の説明を
行う場合には、商品の写真、画像や説明文書を記載した
パンフレット、カタログ等の印刷媒体を見せたり、また
商品サンプル見本を見せたりしながら販売促進をする場
合が多いが、より効果的なプレゼンテーションを行うた
めに、予めＣＤ−ＲＯＭや画像、映像記憶装置にこれら
商品の販売促進情報である商品の映像や写真、画像、グ
ラフ、説明文書そして説明音声、イメージ音楽等を記憶
させておき、顧客への販売促進に際して、ＣＲＴ表示装
置の表示画面にこれらの販売促進情報を映し出したり、
音声等を流したりする場合がある。

【０００４】そして、顧客の関心をより高めるため、リ
モートコントロール機能を有する紙面タッチ式のパンフ
レット、カタログ等の情報入力印刷媒体を用いて、顧客
自身に紙面をタッチしてもらうことで、商品説明用コン
ピュータを操作させ、スピーカーから説明用の音声やイ
メージ音楽を流して聞かせたり、ＣＲＴ表示装置の表示
画面にこれらの販売促進情報を映像として映し出したり
することで、顧客が飽きないようにして商品説明を行う
場合などに利用されている。

【０００５】しかしながら、顧客自身に紙面をタッチし
てもらう場合において、その顧客が視覚的障害を持って
いる場合には、パンフレット、カタログ等の情報入力印
刷媒体のどこにタッチ部があるのか、わからないことも
あり、リモートコントロール機能を有する紙面タッチ式
の情報入力印刷媒体を用いることはできない。また、視
覚的障害を持った人が自分がタッチした部分が、何を意
味しているのか本人にわからないため、不便でもある。

【０００６】また、リモートコントロール機能を有する
紙面タッチ式の情報入力印刷媒体は、商品説明用の他に
も種々の分野、例えば絵本、図鑑、操作マニュアル等に
利用できるものである。特に子供向けの絵本に情報入力
印刷媒体を応用すると、例えば、動物や鳥などの鳴き声
を聞きたい場合には、絵本の紙面に設けた所定のタッチ
部を子供自身で押すことにより、リモートコントロール
機能によりコンピュータ装置のスピーカーからその動物
や鳥の鳴き声を発生させることができるようにしたり、
また表示手段に映像で動物や鳥などの動きも見せること
などもでき、非常に効果的な教育が可能である。

【０００７】しかしながら、視覚的障害を持っている子
供の場合には、たとえ表示手段で動物や鳥などの動きも
見せることができなくとも、動物や鳥などの鳴き声をス
ピーカーから発生させて、それぞれの動物や鳥の鳴き声
の違いを学ばせることは可能であるが、子供自身により
自らタッチ部を操作して学びたくても、紙面のどこにタ
ッチ部があるのかわからないために、自らタッチ部を操
作して学ぶことができないという問題がある。したがっ
て、これらの情報入力印刷媒体を視覚的障害を持った人
にも不便なく使用することができるようにすることは、
視覚的障害を持った人の広範囲なコンピュータシステム
の利用を可能にするために大切なことであり、今後の課
題でもある。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上記のような問題を解
決するために、本発明の視覚障害者用の情報入力印刷媒
体は、リモートコントロール機能を有する紙面タッチ式
の情報入力印刷媒体を、視覚的障害を持った人にも使用
しやすくしたものであり、特に紙面上のどの位置にタッ
チ部が設けられているのかを簡単に認識できるようにす
るものである。また、紙面上のタッチ部に関する意味
も、視覚的障害を持った人にも理解することができるよ
うすると共に、タッチ部への正確なタッチを行うことが
できるように改良した視覚障害者用の情報入力印刷媒体
を提供するものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項１の本発明の視覚障害者用の情報入力印刷
媒体は、表面に点字が形成された印刷物基材と、該印刷
物基材を押すことで入力情報が特定されるタッチ部を有
するタッチパネル入力手段と、該タッチパネル入力手段
からの入力情報に基づいて出力信号を発信する信号発信
手段とを備えた情報入力印刷媒体において、前記印刷物
基材のタッチ部の位置に凸部が形成されてなることを特
徴とするものである。

【００１０】また、請求項２の本発明は、請求項１記載
の視覚障害者用の情報入力印刷媒体において、前記タッ
チ部に点字が形成されてなることを特徴とする視覚障害
者用の情報入力印刷媒体である。

【００１１】また、請求項３の本発明は、請求項１記載
の視覚障害者用の情報入力印刷媒体において、前記凸部
は、リング状の突起により形成されてなることを特徴と
する視覚障害者用の情報入力印刷媒体である。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の視覚障害者用の情
報入力印刷媒体の実施の形態について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。図１は本発明の視覚障害者用の情
報入力印刷媒体とそれを用いるコンピュータシステムの
外観を示す斜視図、図２は本発明の視覚障害者用の情報
入力印刷媒体と、それを用いるコンピュータシステムの
ブロック構成を示す図、図３は本発明の視覚障害者用の
情報入力印刷媒体の一実施例の部分断面図、図４は本発
明の視覚障害者用の情報入力印刷媒体の他の実施例の部
分断面図、図５は光センサの結線図、図６は回路ブロッ
ク図である。

【００１３】本発明の視覚障害者用の情報入力印刷媒体
１は、コンピュータシステムへの入力装置として用いら
れるものである。視覚障害者用の情報入力印刷媒体１と
コンピュータ装置２との関係を図１，図２に基づいて説
明する。コンピュータ装置２の記憶手段１０には、あら
かじめ情報入力印刷媒体１の内容に関連させて作成した
各種の映像、音声、音楽等の情報を記憶しておく。これ
らの情報は、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記録しておい
てからコンピュータ装置２の記憶手段１０に移し替えて
使用するようにしてもよい。また、インターネット等の
ネットワーク経由で情報をリンクさせることも可能であ
る。

【００１４】コンピュータ装置２は、図１，図２に示す
ように制御手段９を有するコンピュータ装置本体３と、
映像を映し出すためのＣＲＴ表示装置４、音声を出力す
るためのスピーカー５と、コンピュータ装置本体３に接
続され、情報入力印刷媒体１から発信される出力信号７
を受信する受信手段６ａを備えた受信装置６とから構成
されている。

【００１５】図２に示すように、情報入力印刷媒体１か
ら発信される出力信号７は、受信装置６の受信手段６ａ
で受信された後、制御手段９に送られて記憶手段１０に
記憶された映像情報や音声情報の中から出力信号７によ
り特定される映像情報、音声情報を選択して、ＣＲＴ表
示装置４によりその映像を映し出すと共に、その映像と
リンクする音声をスピーカー５から出力する。

【００１６】情報入力印刷媒体１は、１枚からなるシー
ト状の印刷物でも、複数枚からなる冊子状の印刷物とし
てもよい。情報入力印刷媒体１の表面には、情報入力印
刷媒体１を適応する種々の内容が点字を用いて記載され
ている。また、必要に応じてこれらの点字と共に、印刷
により通常の文字や絵を併用して記載したり表示してお
いてもよい。

【００１７】図１には、情報入力印刷媒体１を、特に視
覚障害を持った子供向け用の、例えば「鳥のお話」に関
する絵本に適応した例を示しているが、情報入力印刷媒
体１の各頁の表面には、点字１１により表題や説明文が
形成されている。また、弱視等の視覚障害者にも利用し
やすいように、点字１１と共に点字１１で記載した内容
と同じ内容の文字１２や絵柄１３を情報入力印刷媒体１
の表面に印刷しておくのが好ましい。

【００１８】また、情報入力印刷媒体１の印刷物基材１
４には、タッチ部１５が設けられていて、このタッチ部
１５を指などで押すことにより、種々の入力情報が特定
されるタッチパネル入力手段を構成している。タッチ部
１５を指などで押すことにより、出力信号７が発信され
る。そして、受信手段６ａにより出力信号７を受信した
後、記憶手段１０に記憶された複数の映像情報や音声情
報からその受信信号に対応した映像情報や音声情報を、
ＣＲＴ表示手段４やスピーカー５から発生させる。

【００１９】また、本発明の情報入力印刷媒体１には、
前記印刷物基材１４のタッチ部１５の位置に凸部１５ａ
が形成されている。凸部１５ａは、印刷物基材１４の表
面に対して盛り上がった状態であればよく、視覚障害者
が指で印刷物基材１４表面をなでた際に、指の触感でタ
ッチ部１５として確認することができるように形成すれ
ばよい。印刷物基材１４の表面に凸部１５ａを形成する
には、図３に示すように、例えば、紙やプラスチック等
の小さなシート片を印刷物基材１４の表面に貼り付けた
り、樹脂を硬化させて所望の形状にして、印刷物基材１
４の表面に接着させるなどして設ける。

【００２０】また、図４には、タッチ部１５に各タッチ
部の意味を示す点字１１ａを設け、その点字１１ａの周
囲をリング状の突起による凸部１５ｂを設けることで、
視覚障害者が指で点字１１ａの記載事項を確認した後、
各タッチ部を押すか否かを判断することができるように
してある。また、リング状の突起による凸部１５ｂは、
指で触れることで確認しやすい形状であり、タッチ部１
５であることを指の感触で簡単にわかるものであり便利
である。

【００２１】次に情報入力印刷媒体１の構造について、
図３，図４を用いて説明する。情報入力印刷媒体１の断
面の構成は、図３，図４に示すように２枚の紙等からな
るシート１６ａ，１６ｂを重ね合わせ、その２枚のシー
ト１６ａ，１６ｂの間にスイッチ手段１７が内蔵されて
いる。そして、スイッチ手段１７が内蔵されたシート１
６ａの表面領域は、タッチ部１５となっていて、スイッ
チを入れる際に指などで押すための領域となっている。

【００２２】２枚のシート１６ａ，１６ｂの間に内蔵さ
れているスイッチ手段１７は、公知のスイッチ機構を用
いればよく、その一実施例として図３，図４に示すよう
なスイッチ手段１７がある。このスイッチ手段１７は、
基板１８に植設された樹脂性の弾性カバー体１９と、複
数のスイッチ電極２０ａ，２０ｂ，２０ｃとからなって
いる。また、２枚のシート１６ａ，１６ｂの間には、接
着剤２１により接着されている。

【００２３】また、情報入力印刷媒体１は、シート１６
ａ，１６ｂを複数枚綴じ合わせた数ページの構成のもの
でも、１枚毎のシート状のものでもよいが、２枚のシー
ト１６ａ，１６ｂの間の一部分に図５に示すような光セ
ンサ２２が内蔵されている。その光センサ２２は、赤外
線発光ダイオード２３とフォトトランジスタ２４を組み
合わせた反射型光結合素子からなるものである。また、
検出回路２８は、光センサ２２、給電制御用トランジス
タ２５、インバーターアンプ２６等からなり出力データ
を出力する。

【００２４】また、制御回路２９は、スイッチ手段１７
と検出回路２８に接続されたマイクロコンピュータであ
る。そして、送信コード生成回路３０は、制御回路２９
の出力データが入力され、ＲＯＭ構成のメモリ３１から
選択された送信コードを出力する。変調回路３２は、送
信コード生成回路３０の送信コードをリモートコントロ
ールに変調して出力するものである。また、送信出力部
３３は、増幅用のトランジスタ３３ａと送信出力用の赤
外線発光ダイオード３３ｂとからなるものであり、赤外
線のリモートコントロール信号を受信装置６の受信手段
６ａに送信出力するものである。尚、図５，図６の（＋
Ｂ）は電源端子を示し、図５の２７はインバーターアン
プ２６の入力バイアス用の抵抗を示すものである。

【００２５】上記した送信機能に必要な構成は、２枚の
シート１６ａ，１６ｂの間に内蔵して構成するものであ
るが、必要に応じて複数枚の印刷媒体に付属して設けた
印刷媒体カバー等に各送信機能を分散化して設けてもよ
いものである。いずれにしても、持ち運び可能な情報入
力印刷媒体１のセットを用いることで赤外線のリモート
コントロール信号を受信装置６の受信手段６ａに送信出
力することが出来るようにしてある。

【００２６】次に、本発明の視覚障害者用の情報入力印
刷媒体１のタッチ部１５を押した場合の動作について説
明する。所望のタッチ部１５を指等で押圧すると、押圧
された部分の基板１８に植設された樹脂性の弾性カバー
体１９がへこみスイッチ電極２０ａにスイッチ電極２０
ｂ，２０ｃが接触してスイッチ１７がオンされ、このス
イッチ１７の接点信号がキー入力の割り込み信号Ｓａ
（スキャン要求信号）として制御回路２９に出力され
る。この時、制御回路２９は、キーチェック処理により
スイッチ手段１７にキースキャン信号Ｓｂ出力し、オン
したスイッチ手段１７からのキーコードＳｃを内部のレ
ジスタ等に格納する。また、制御回路２９のセンサ電源
制御手段により検出回路２８にハイレベルの給電制御信
号Ｓｄを出力し、この制御信号Ｓｄによってトランジス
タ２５をオンする。

【００２７】そして、トランジスタ２５のオンにより、
各光センサ２２の電力消費の大きなダイオードに電源が
供給され、各光センサ２２が駆動され始め各光センサ２
２の赤外線発光ダイオード２３が開口に赤外線を投光す
る。さらに、上記で選択され反射された赤外線のみがト
ランジスタ２５で受光され、赤外線を受光したトランジ
スタ２５のみがハイレベルの受光信号を出力することに
なる。さらに，各光センサのトランジスタ２５の受光信
号がアンプで反転されて制御回路２９に入力される。

【００２８】そして、制御回路２９の操作判別手段は、
制御信号Ｓｄの出力開始から微小期間後の検出データＳ
ｅを取り込み、かつ前記レジスタのキーコードＳｃと検
出データＳｅとに基づき、選択されたコンピュータ装置
２の記憶手段１０に記憶された映像情報や音声情報の機
能キーを判別するデータを送信コード生成回路３０に出
力する。また、制御回路２９のセンサ電源制御手段は、
検出データＳｅが取り込まれると制御信号Ｓｄの出力を
停止してトランジスタ２５をオフし、制御信号Ｓｄの出
力開始から検出データＳｅが取り込まれるまでのシート
識別期間だけ光センサ２２に発光用の電源を供給する。

【００２９】一方、送信コード生成回路３０を介した制
御回路２９からのデータにより、メモリ３１の操作内容
に応じた送信コードが送信コード生成回路３０に読み出
され、送信コード生成回路３０から変調回路３２に読み
出された送信コードが出力される。そして、変調回路３
２を介した送信コードに基づき、出力回路３３のダイオ
ードからリモートコントロール信号が出力され、選択さ
れたコンピュータ装置２の記憶手段１０に記憶された映
像情報がＣＲＴ表示画面に映し出され、またスピーカー
から音声情報が発生されるように制御される。

【００３０】

【実施例】次に、本発明の視覚障害者用の情報入力印刷
媒体１を、視覚障害を持った子供向け用の、例えば「鳥
のお話」に関する絵本に適応した場合の実施例について
説明する。図１に示すように、絵本用の情報入力印刷媒
体１には、各頁の表面には、点字１１により表題や説明
文が形成されているので、視覚障害者は主に点字１１を
指で触れることで順次読書を進めていく。そして、鳥の
鳴き声に関しては、スピーカー５から音により聞かせた
方が判りやすいので、印刷物基材１４に、タッチ部１５
を設けておき、タッチ部１５に例えば「ひよこの鳴き
声」を意味する点字１１ａを形成しておき、指でタッチ
部１５を押してもらう。

【００３１】タッチ部１５を押すことにより、出力信号
７が発信され、受信手段６ａにより出力信号７を受信し
た後、記憶手段１０に記憶された複数の映像情報や音声
情報の中から、タッチされたタッチ部１５に該当する音
声情報と映像情報とが抽出され、ひよこの鳴き声、ピヨ
ピヨがスピーカー５から発生されるとともに、ＣＲＴ表
示装置４の画面に、ひよこの映像が映し出される。上記
のように、各タッチ部１５を読者が自分で自由に押すこ
とにより、音声情報や映像情報を各装置により発生させ
て、種々のことを学んでいくことができるものである。

【００３２】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
視覚障害者用の情報入力印刷媒体は、視覚的障害を持っ
た人にも、紙面上のどの位置にタッチ部が設けられてい
るのかを、簡単に確認することができるので、自分で操
作することができる。また、紙面上のタッチ部が何を意
味したタッチ部であるのかを、タッチ部に形成された点
字情報により確認することができるので、操作における
間違いを防止することができ便利である。また、タッチ
部にリング状の突起による凸部を設けたので、タッチ部
への正確なタッチを行うことができるので、操作上の効
率がよい。

【００３３】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の視覚障害者用の情報入力印刷媒体とそ
れを用いるコンピュータシステムの外観を示す斜視図で
ある。

【図２】本発明の視覚障害者用の情報入力印刷媒体と、
それを用いるコンピュータシステムのブロック構成を示
す図である。

【図３】本発明の視覚障害者用の情報入力印刷媒体の一
実施例の部分断面図である。

【図４】本発明の視覚障害者用の情報入力印刷媒体の他
の実施例の部分断面図である。

【図５】光センサの結線図である。

【図６】回路ブロック図である。

【符号の説明】１情報入力印刷媒体２コンピュータ装置３コンピュータ装置本体４ＣＲＴ表示装置５スピーカー６受信装置６ａ受信手段７出力信号９制御手段１０記憶手段１１点字１２文字１３絵柄１４印刷物基材１５タッチ部１５ａ凸部１５ｂリング状の突起の凸部１６ａ，１６ｂシート１７スイッチ手段１８基板１９弾性カバー体２０ａ，２０ｂ，２０ｃスイッチ電極２１接着剤２２光センサ２３赤外線発光ダイオード２４フォトトランジスタ２５給電制御用トランジスタ２６インバーターアンプ２７入力バイアス用の抵抗２８検出回路２９制御回路３０送信コード生成回路３１メモリ３２変調回路３３出力回路３３ａ増幅用のトランジスタ３３ｂ赤外線発光ダイオード

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】表面に点字が形成された印刷物基材と、
該印刷物基材を押すことで入力情報が特定されるタッチ
部を有するタッチパネル入力手段と、該タッチパネル入
力手段からの入力情報に基づいて出力信号を発信する信
号発信手段とを備えた情報入力印刷媒体において、前記
印刷物基材のタッチ部の位置に凸部が形成されてなるこ
とを特徴とする視覚障害者用の情報入力印刷媒体。
【請求項２】前記タッチ部に点字が形成されてなるこ
とを特徴とする請求項１記載の視覚障害者用の情報入力
印刷媒体。
【請求項３】前記凸部は、リング状の突起により形成
されてなることを特徴とする請求項１記載の視覚障害者
用の情報入力印刷媒体。