JP2000275587A - 光導波路素子 - Google Patents

光導波路素子

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JP2000275587A
JP2000275587A JP11081578A JP8157899A JP2000275587A JP 2000275587 A JP2000275587 A JP 2000275587A JP 11081578 A JP11081578 A JP 11081578A JP 8157899 A JP8157899 A JP 8157899A JP 2000275587 A JP2000275587 A JP 2000275587A
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JP
Japan
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ground electrode
optical waveguide
signal
groove
signal electrode
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JP11081578A
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English (en)
Inventor
Tokuichi Miyazaki
徳一 宮崎
Toshio Sakane
敏夫 坂根
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光導波路を導波する光波に対して優れた応答
特性を付与することのできる光導波路素子を提供する。 【解決手段】 基板21及びバッファ層29の信号電極
26が形成された領域に、溝幅が中間部25Cにおいて
最も小さくなるような信号電極溝部25を形成する。さ
らに、基板21及びバッファ層29の第1の接地電極2
7−1及び第2の接地電極27−2が形成されたそれぞ
れの領域に、円弧状の第1の接地電極溝部28−1及び
28−2を形成する。これにより、信号電極溝部25の
側面25A及び25Bと、第1の接地電極溝部28−1
の側面28−1A及び28−1B、並びに第2の接地電
極溝部28−2の側面28−2A及び28−2Bとの間
隔を光波の導波方向Pに沿って変化させた、マッハツエ
ンダー型の光導波路素子20を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光導波路素子に関
し、さらに詳しくは、光情報伝送、特にアナログ光伝送
に用いられる光変調器、または電界センサなどに好適に
用いることのできる光導波路素子に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルテレビ及びアンテナリモートな
どのアナログ情報を光に載せて、光ファイバによって分
配・伝送するシステムが実用化されている。これらのう
ち長距離間伝送システムでは、光ファイバの低損失性や
光ファイバ増幅器を利用できるという観点から、1.5
μm波長帯が用いられる。しかし、1.5μm波長帯伝
送システムでは、光ファイバの分散が問題となるため、
チャープの小さい外部変調器が必要とされている。
【0003】この外部変調器としては、ニオブ酸リチウ
ム(LiNbO3 :以下、LNと略す場合がある)ある
いはタンタル酸リチウム(LiTaO3 :以下、LTと
略す場合がある)などの強誘電体からなる基板の表面
に、光導波路を形成した光強度変調器が用いられてい
る。また、アナログ伝送システム、例えば、ケーブルテ
レビ光システムでは、40MHzから860MHzの帯
域が用いられ、その帯域内で変調器の応答特性が、リッ
プルを生ずることなく平坦な特性を有することが重要と
なる。
【0004】図1に上記光強度変調器の一例を示す。図
1では、基板上に形成されたバッファ層を省略して描い
ている。図1に示す光強度変調器10は、LNなどの強
誘電体からなる基板1と、この基板の主面1Aに、チタ
ンの熱拡散又は安息香酸などの酸中で熱処理することに
より形成したマッハツエンダー型の光導波路2と、信号
電極6及び第1の接地電極7−1及び第2の接地電極7
−2とを具える。そして、光導波路2は入力光導波路3
と、2本の分岐光導波路4−1及び4−2と、出力光導
波路5とから構成されている。
【0005】信号電極6と第1の接地電極7−1又は信
号電極6と第2の接地電極7−2に外部電源8から逆位
相の高速パルス状の変調信号が印加される。一方、入力
光導波路3に入力した光波は分岐部2Aにおいて分岐光
導波路4−1及び4−2に等しい割合で分岐する。そし
て、この分岐光導波路4−1及び4−2を導波する光波
は、前記変調信号によってそれぞれ逆位相の変調を受け
る。このため、これらの光波が結合部2Bにおいて合波
すると、それぞれの光波の位相変化に対応して強度変調
を受ける。信号電極6に対して第1の接地電極7−1及
び第2の接地電極7−2はそれぞれ対称な位置に形成さ
れ、コプレナー型の電極構成を呈している。
【0006】図2は、図1に示す光強度変調器10をI
−I線に沿って切った断面図を示したものである。基板
1と信号電極6及び第1の接地電極7−1及び第2の接
地電極7−2との間には、分岐光導波路4−1及び4−
2を導波する光波のエバネッセント成分が信号電極6及
び第1の接地電極7−1及び第2の接地電極7−2で吸
収されるのを防止するために、酸化シリコン(SiO
2 )などからなるバッファ層9を設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光強度変調器10にお
ける基板1を構成しているニオブ酸リチウムは、強誘電
体であるとともに圧電体でもある。一方、図1及び2に
示すような光強度変調器10における信号電極6及び第
1の接地電極7−1及び第2の接地電極7−2は、弾性
表面波発生に用いられる櫛形電極の電極対を一対とした
場合に相当する。したがって、高速パルス状の変調信号
が信号電極6及び第1の接地電極7−1又は第2の接地
電極7−2間に印加されると、電気・機械結合により広
い帯域の様々な音波を発生する。このような音波の内、
特定の周波数にあるものは光強度変調器10内において
共振状態となり、光強度変調器10の応答特性において
多数のリップルを生じるため、特性上大きな問題となっ
ていた。
【0008】かかる問題を解決すべく特開平7−128
623号公報には、基板の厚さ又は幅を不均一にして音
波の共振を防止することが開示されている。また、特開
平9−211404号公報には、基板の裏面に凹凸加工
を施して音波の共振を防止することが開示されている。
さらに、特開平9−251146号公報には、基板の底
面に音波吸収体を設けたりすることによって音波の共振
を防止することが開示されている。これらの方法は、発
生する音波の内、基板内部を伝搬するいわゆる弾性バル
ク波に対しては効果を有する。しかしながら、基板表面
に局在し、光導波路2を横切って伝搬することにより、
応答特性劣化の最大の原因となるいわゆる弾性表面波に
対してはほとんど効果を示さない。したがって、上記方
法では応答特性の改善は十分ではなかった。
【0009】また、特表平7−503797号公報で
は、分岐した2つの光導波路の間隔を変化させることに
よって、音波の弾性表面波による共振を防止する方法が
開示されている。しかしながら、この方法による弾性表
面波の共振防止は十分なものではなかった。
【0010】本発明は、信号電極及び接地電極間に高パ
ルス状の変調信号を印加した場合においても、発生する
音波の共振を防止してリップルの発生を抑制し、光導波
路素子に対して優れた応答特性を有する光導波路素子を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気光学効果
及び圧電効果を有する基板と、この基板の主面に形成さ
れた光導波路と、この光導波路中を導波する光波を制御
するための信号電極及び接地電極とを具えた光導波路素
子であって、前記基板の、前記信号電極及び前記接地電
極が形成されたそれぞれの領域内に信号電極溝部及び接
地電極溝部を形成し、前記信号電極溝部の少なくとも一
つの側面と前記接地電極溝部の少なくとも一つの側面と
の間隔を、前記光波の導波方向に沿って変化させたこと
を特徴とする、光導波路素子である。
【0012】本発明者らは、高パルス状の変調信号を信
号電極及び接地電極間に印加した際に発生する音波、な
かでも弾性表面波の共振を防止すべく鋭意検討を続け
た。そして、弾性表面波の共振メカニズムを種々考察
し、このような考察によって導かれた共振メカニズムに
対して、弾性表面波の共振を防止すべく数多くの手段を
試みた。その結果、以下に示す共振メカニズムを考察
し、この考察に対する具体的な手段を試みたところ、驚
くべきことに弾性表面波の共振を効果的に防止できるこ
とを見いだしたものである。以下、図2を用いて考察し
た本共振メカニズムについて説明する。
【0013】基板1上に、例えば信号電極6及び第1の
接地電極7−1及び第2の接地電極7−2を形成する
と、これらの荷重によって、基板1の前記電極が形成さ
れた部分A2、A4、及びA6の密度が、前記電極が形
成されていない部分A1、A3、A5、及びA7の密度
と異なってくる。したがって、前記電極が形成された部
分A2などの音響インピーダンスと前記電極が形成され
ない部分A1などの音響インピーダンスが異なってく
る。したがって、高パルス状の変調信号を印加した際に
発生する弾性表面波が、例えば電極が形成された部分A
2と電極が形成されない部分A1との境界面B1で反射
される。そして、このようにして反射された弾性表面波
が、例えば、電極が形成された部分A4と電極が形成さ
れていない部分A5との境界面B4で反射される。この
結果、境界面B1及びB4での反射が連続して生じた場
合、境界面B1及びB4間において弾性表面波の共振が
発生する。このようにして発生した弾性表面波は、基板
1の表面部分に局在するとともに分岐光導波路4−1を
横断して存在する。したがって、分岐光導波路4−1を
導波する光波に対して作用し、光導波路素子の応答特性
に重大な影響を及ぼすものである。
【0014】図3は、本発明の光導波路素子の一例を示
す平面図である。図4は、図3に示す光導波路素子20
をII−II線に沿って切った断面を示すものである。図3
においては、本発明の特徴のみを明確にすべく、光導波
路と信号電極及び接地電極との位置関係及び形態のみを
示している。また、バッファ層についても記載を省略し
ている。図3に示す光導波路素子20は、電気光学効果
と共に圧電効果を有するLNなどからなる基板21と、
マッハツエンダー型の光導波路22と、信号電極26及
び第1の接地電極27−1及び第2の接地電極27−2
を具えている。また信号電極26は、2本の分岐光導波
路24−1及び24−2の間に位置し、第1の接地電極
27−1及び第2の接地電極27−2は、分岐光導波路
24−1及び24−2を挟んで信号電極26と対向する
ように位置している。信号電極26に対して第1の接地
電極27−1及び第2の接地電極27−2はそれぞれ対
称な位置に形成され、コプレナー型の電極構成を呈して
いる。
【0015】また、図3及び4から明らかなように、基
板21及びバッファ層29の、信号電極26が形成され
た領域に、信号電極溝部25が形成されている。さら
に、基板21及びバッファ層29の、第1の接地電極2
7−1及び第2の接地電極27−1が形成された領域
に、第1の接地電極溝部28−1及び第2の接地電極溝
部28−2が形成されている。そして、これらの溝部は
基板及びバッファ層の厚さ方向において連続的してい
る。
【0016】信号電極溝部25は、中間部25Cにおい
てその幅が最小となるように連続的に変化している。ま
た、第1の接地電極溝部28−1及び第2の接地電極溝
部28−2は、それぞれ第1の接地電極27−1及び第
2の接地電極27−2の外側の側面27−1A及び27
−2B側に弧を描いて円弧状に形成されている。これら
によって、信号電極溝部25の側面25A及び25Bと
第1の接地電極溝部28−1の側面28−1A及び28
−1Bとの間隔、並びに第2の接地電極27−2の側面
27−2A及び27−2Bとの間隔を、導波方向Pに沿
って連続的に変化させている。
【0017】基板21及びバッファ層29内に溝を形成
すると、例えば、第1の接地電極溝部28−1の側面2
8−1B、及び溝部28−1が形成されることによっ
て、側面28−1Bにより基板21中に形成される屈折
率変化の境界面D2が、弾性表面波の反射面となる。こ
のように基板21及びバッファ層29内に第1の接地電
極溝部28−1、信号電極溝部25、及び第1の接地電
極溝部28−2を形成することにより、これらの側面2
8−1A及び28−1B、側面25A及び25B、並び
に側面28−2A及び28−2B、さらには前記溝部に
より形成される境界面D1〜D6が弾性表面波の反射面
として作用する。
【0018】これらの反射面は、図2に示したような信
号電極などによって形成される境界面B1などの反射面
に比較して、弾性表面波に対する反射率が格段に大き
い。したがって、変調信号によって励起される弾性表面
波の共振が発生したとしても、かかる共振は前記溝部2
8−1の側面28−1Bなどが支配的になる。すなわ
ち、弾性表面波の共振が発生したとしても、例えば、第
1の接地電極溝部28−1の側面28−1B及び境界面
D2と、信号電極溝部25の側面25A及び境界面D3
との間などにおいて発生する。
【0019】しかしながら、図3及び4に示す光導波路
素子20は、信号電極溝部25の側面25A及び25B
と第1の接地電極溝部28−1の側面28−1A及び2
8−1Bとの間隔、並びに第2の接地電極27−2の側
面27−2A及び27−2Bとの間隔を、導波方向Pに
沿って連続的に変化させている。したがって、第1の接
地電極溝部28−1の側面28−1B及び境界面D2
と、信号電極25の側面25Aとの間で弾性表面波が発
生したとしても、この部分の間隔W23は光波の導波方
向Pに沿って変化しているため、弾性表面波の導波方向
Pにおける共振条件は逐一異なる。このため、前記側面
28−1Bと側面25Aなどとの間において、特定波長
の弾性表面波が発生して共振することはない。なお、図
3における結合部22Bに方向性結合器を用いてもよ
い。
【0020】本発明によれば、弾性表面波の共振を効果
的に防止することができるので、弾性表面波の光波への
影響を防止することができる。このため、周波数に対す
る応答性の平坦な、周波数特性に優れた光導波路素子を
得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を発明の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。図3及び4に示す光導波路
素子20では、基板21及びバッファ層29の、信号電
極26、並びに第1の接地電極27−1及び第2の接地
電極27−2が形成された領域において、信号電極溝部
25、並びに第1の接地電極溝部28−1及び第2の接
地電極溝部28−2を形成している。しかしながら、こ
のような溝部は、基板21及びバッファ層29の双方に
形成する必要はなく、基板21及びバッファ層29のい
ずれか一方に形成することにより、本発明の目的を十分
に達成することができる。但し、図3及び4に示すよう
に、基板21及びバッファ層29の双方に前記溝部を形
成することにより、基板21中に弾性表面波に対して高
い反射率を有する境界面D1〜D6を形成することがで
きる。これによって、弾性表面波を例えば間隔W23中
に有効に閉じ込めることができ、弾性表面波の共振をよ
り効果的に防止することができる。
【0022】また、図3及び4に示す光導波路素子20
においては、信号電極溝部25、第1の接地電極溝部2
8−1及び第2の接地電極溝部28−2を基板21及び
バッファ層29の厚さ方向に連続させて形成している。
これによって、例えば、信号電極溝部25の側面25A
などを平坦かつ均一に形成することができる。さらに、
基板21中に弾性表面波に対して高い反射率を有する境
界面D3などを形成することができる。
【0023】このような溝部の形状及び深さについて
は、本発明の目的を達成することができるものであれば
特に限定されない。また、信号電極溝部及び接地電極溝
部のそれぞれについて形状及び深さを変えることもでき
る。また溝の形成は、エッチングやエキシマレーザなど
を用いたレーザ加工などによって行うことができる。
【0024】図3及び4に示す光導波路素子20は、信
号電極溝部25、第1の接地電極溝部28−1及び第2
の接地電極溝部28−2が、信号電極26、第1の接地
電極27−1及び第2の接地電極27−2の光波の導波
方向Pにおいて、これら信号電極及び接地電極の略全体
に亘って形成されている。これによって、例えば、信号
電極溝部25の側面25A及び境界面D3などを、変調
信号が印加される領域の略全体に亘って形成することが
できる。したがって、光導波路22を導波する光波が変
調信号を印加される領域の略全体に亘って弾性表面波の
共振を効果的に防止することができる。なお、ここでい
う「信号電極及び接地電極の略全体」とは、信号電極及
び接地電極の光波の導波方向Pにおける長さ全体の70
〜120%にあることをいう。
【0025】本発明の光導波路素子は、例えば図3に示
すように、第1の接地電極溝部28−1の側面28−1
Bと信号電極溝部25の側面25Aとの最大間隔及び最
小間隔の差が、変調信号の最低周波数により励起される
弾性表面波の波長の1/2以上であることが好ましい。
これによって、信号電極26と第1の接地電極27−1
などの間に印加される変調信号の周波数によって励起さ
れるいかなる波長の弾性表面波の共振、及びこれらの弾
性表面波の影響をも防止することができる。
【0026】以下に、推定される原因について説明す
る。図5は、第1の接地電極溝部28−1の側面28−
1B及び境界面D2と、信号電極溝部25の側面25B
及び境界面D3との間における弾性表面波の共振を説明
するための概念図である。例えば、側面28−1B(境
界面D2)と側面25A(境界面D3)とが平行である
場合(側面28−1B及び側面25Aに代えて、それぞ
れ側面48−1B及び側面45Aを有する場合におい
て)、側面48−1Bと側面45Aとの間に、最低周波
数によって励起された波長λmaxの弾性表面波Qが発
生し共振しているとする。この弾性表面波Qは、実際に
は側面48−1B及び側面45Aによって反射される
が、仮にこれらの側面で反射されないで振動するとする
と、破線に示すような曲線を描く。そして、図5に示す
X1〜X5及びY1〜Y5の間において、1波長すなわ
ち1周期分振動したことになる。
【0027】したがって、仮に、側面48−1B及び4
5A間における弾性表面波の共振を防止するために、図
3に示す第1の接地電極溝部28−1及び信号電極溝部
26の曲率を小さくして、これらの溝部が側面38−1
B及び35Aを有する場合を考える。するとこの場合、
側面38−1Bと側面35Aとの最大間隔と最小間隔と
の差が上記弾性表面波の波長λmaxの1/2より小さ
いため、弾性表面波Qのそれぞれは、光波の導波方向に
おいて1周期分振動していないことになる。このような
弾性表面波は共振状態ではないが、このような弾性表面
波が発生している領域を光波が導波すると、この光波は
導波方向において、側面38−1Bと側面35Aとの各
々で発生するこれら弾性表面波総ての影響を受ける。こ
の影響は側面38−1B及び35A間の各々で発生する
弾性表面波が積分された形で現れる。したがって、この
場合においては前記積分により、導波方向Pにおいて弾
性表面波Qの同相成分Q1が逆相成分Q2によって完全
に打ち消されることがないため、この間を導波する光波
に対して弾性表面波Qの同相成分の影響が強く出現す
る。
【0028】これに対し、本発明にしたがって信号電極
溝部25の側面25Aと第1の接地電極溝部28−1の
側面28−1Bとの最大間隔及び最小間隔との差が、上
記弾性表面波の波長λmaxの1/2以上となるように
すると、弾性表面波Qは側面28−1B及び25A間に
おいて1周期分以上振動することになる。したがって、
この間を導波する光波を考えた場合、弾性表面波Qの同
相成分Q1は逆相成分Q2によってほとんどキャンセル
される。このため弾性表面波Qの影響は極めて小さくな
る。
【0029】また、以上のように変調信号の最低周波数
により励起される弾性表面波Qを考慮することにより、
前記最低周波数よりも高い周波数を有する変調信号によ
り励起された弾性表面波は、その波長が弾性表面波Qの
波長よりも総て短くなる。したがって、例えば、前記の
ように信号電極溝部25の側面25Aと第1の接地電極
溝部28−1の側面28−1Bとの最大間隔及び最小間
隔との差を、弾性表面波Qの波長λmaxの1/2以上
となるようにしておけば、弾性表面波Qよりも高い周波
数の変調信号により励起された弾性表面波は、基板21
内に形成された境界面D4及びD6間において、常に1
波長分以上振動していることになる。このため、これら
弾性表面波の同相成分と逆相成分とは常にキャンセルさ
れることになり、前記弾性表面波Qの場合と同様に光波
への影響が極めて小さくなる。
【0030】以上では、第1の接地電極溝部28−1の
側面28−1Bと信号電極溝部25の側面25Aとの間
についてのみ説明したが、信号電極溝部及び接地電極溝
部のその他の側面についても適用することができる。
【0031】図3及び4においては信号電極溝部25の
溝幅を光波の導波方向Pに沿って変化させ、第1の接地
電極溝部28−1及び第2の接地電極溝部28−2の形
状を円弧状に形成することによって、信号電極溝部の側
面25A及び25Bと第1の接地電極溝部28−1の側
面28−1A及び28−1B、並びに第2の接地電極溝
部28−2の側面28−2A及び28−2Bとの間隔
を、導波方向Pに沿って変化させている。しかしなが
ら、信号電極溝部の側面と接地電極溝部の側面との間隔
を導波方向に沿って変化させることができれば、前記信
号電極溝部の形状などは特に限定されるものではない。
例えば、均一な溝幅を有する信号電極溝部及び接地電極
溝部を形成し、単にこれらの間隔を導波方向Pにおいて
連続的に変化させることによって、信号電極溝部の側面
と接地電極側面との間隔を変化させることもできる。
【0032】図6は本発明の光導波路素子の他の例を示
す平面図である。図6においても、本発明の特徴のみを
明確にすべく、光導波路と信号電極及び接地電極との位
置関係及び形態のみを示している。また、バッファ層に
ついても記載を省略している。図6に示す光導波路素子
50は、電気光学効果と共に圧電効果を有するLNなど
からなる基板51と、マッハツエンダー型の光導波路5
2と、信号電極56、第1の接地電極57−1及び第2
の接地電極57−2を具えている。また信号電極56
は、2本の分岐光導波路54−1及び54−2の間に位
置し、第1の接地電極57−1及び第2の接地電極57
−2は、分岐光導波路54−1及54−2を挟んで信号
電極56と対向するように位置している。信号電極56
に対して第1の接地電極57−1及び第2の接地電極5
7−2はそれぞれ対称な位置に形成され、コプレナー型
の電極構成を呈している。
【0033】そして、基板51及びバッファ層の少なく
とも一方の、信号電極56並びに第1の接地電極57−
1及び第2の接地電極57−2が形成された領域内に、
溝幅が変化した2つの信号電極溝部55−1及び55−
2、円弧状の2つの第1の接地電極溝部58−1及び5
8−2、並びに円弧状の第2の接地電極溝部59−1及
び59−2を形成している。このように、信号電極が形
成された領域内に複数の溝部を形成することによっても
本発明の目的を達成することができる。
【0034】また、図3及び図6に示す信号電極及び接
地電極は、光波の導波方向において均一な電極幅を有し
ている。しかしながら、信号電極の電極幅は必ずしも導
波方向において一定である必要はなく、任意の大きさに
変化させることができる。
【0035】図3及び図6では、光導波路をマッハツエ
ンダー型に構成している。そして、第1の接地電極及び
第2の接地電極のそれぞれの領域内に第1の接地電極溝
部及び第2の接地電極溝部を形成し、これらの互いに対
向する側の側面の間隔を導波方向Pに沿って変化させて
いる。例えば図3においては、第1の接地電極及び第2
の接地電極のそれぞれの領域内に、それぞれ第1の接地
電極溝部28−1及び第2の接地電極溝部28−2を形
成している。そして、これらの互いに対向する側面28
−1B及び28−2Aの間隔W25を光波の導波方向P
に沿って変化させている。また、これに伴って、側面2
8−1B及び側面28−2Aによって形成される境界面
D2及びD5の間隔W25をも導波方向Pに沿って変化
させている。
【0036】間隔W25は、第1の接地電極溝部28−
1の側面28−1B及び信号電極側面25の側面25
A、並びにこれらによって形成される境界面D2及びD
3の間隔W23に比較して大きい。このため、間隔W2
5において共振する弾性表面波の波長の自由度が増加す
る。したがって、図3及び6に示すような構成を採るこ
とにより、例えば間隔W25を導波方向Pに沿って変化
させることができ、弾性表面波の共振を効果的に防止す
ることができる。
【0037】また図3においては、第1の接地電極溝部
28−1の側面28−1Bと第2の接地電極溝部28−
2の側面28−2Aとの最大間隔δmax2及び最小間
隔δmin2の差を、変調信号の最低周波数によって励
起される波長の1/2以上に設定している。これによっ
て、図5に説明したのと同様の効果が得られ、弾性表面
波の共振を防止することができるとともに、導波方向P
において光導波路22を導波する光波に対する、弾性表
面波の同相成分の影響を効果的に防止することができ
る。
【0038】
【実施例】以下、実施例において本発明を具体的に説明
する。 実施例 本実施例においては、図3及び4に示すような光導波路
素子20を作製した。ニオブ酸リチウムのXカット板を
基板21として用い、この基板上にフォトレジストによ
ってマッハツエンダー型の光導波路パターンを作製し
た。次いで、このパターン上に蒸着法によってチタンを
堆積させた。その後、基板全体を950〜1050℃で
10〜20時間加熱することによって、前記チタンを基
板21内部へ拡散し、方向性結合器型の光導波路22を
作製した。次いで、基板21の主面21A上に酸化シリ
コンからなるバッファ層29を厚さ0.5μmに形成し
た。
【0039】次いで、ドライエッチングの手段を用いる
ことによって、それぞれ最小幅rが1μm、深さdが1
0μmの信号電極溝部25、第1の接地電極溝部28−
1及び第2の接地電極溝部28−2を形成した。その
後、蒸着法とメッキ法を併用して金(Au)からなる信
号電極26、第1の接地電極27−1及び第2の接地電
極27−2を、厚さ15μmに形成した。各電極の長さ
L2は30mmで同一とし、第1の接地電極27−1及
び第2の接地電極27−2は電極幅W3はそれぞれ20
0μmで同一とし、信号電極25の電極幅W4は35μ
mとした。以上のようにして作製した光導波路素子20
に光ファイバを接続し、光導波路22を導波する光波の
周波数応答特性を調べた。測定した結果を図7に示す。
【0040】比較例 本比較例では、図1及び2に示すような光導波路素子1
0を作製した。基板1は実施例と同様のものを使用し、
光導波路2、信号電極6、第1の接地電極7−1、及び
第2の接地電極7−2についても実施例と同様にして形
成した。各電極の長さL1は30mmで同一とした。ま
た、第1の接地電極7−1及び第2の接地電極7−2の
電極幅W1はそれぞれ200μmで同一とし、信号電極
6の電極幅W2は35μmとした。このようにして作製
した光導波路素子の周波数応答特性を調べたところ、図
8に示すような結果が得られた。
【0041】図7及び8を比較すると、本発明にしたが
って作製した実施例における光導波路素子は、平坦な応
答特性を示し、優れた応答特性を有することが分かる。
【0042】以上、本発明について具体例を挙げながら
発明の実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明
は上記内容に限定されるものではなく、本発明の範疇を
逸脱しない範囲においてあらゆる変形や変更が可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光導波路
素子は、圧電性を有する基板に起因して発生する音波、
なかでも特に弾性表面波の共振を抑止することができる
とともに、弾性表面波の光波への影響を著しく低減する
ことができる。この結果、周波数に対する応答性が平坦
な、周波数応答特性に優れた光導波路素子を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光導波路素子の一例を示す平面図であ
る。
【図2】 図1に示す光導波路素子をI−I線に沿って
切った断面図である。
【図3】 本発明の光導波路素子の一例を示す平面図で
ある。
【図4】 図3に示す光導波路素子をII−II線に沿って
切った断面図である。
【図5】 本発明の光導波路素子における弾性表面波の
共振状態を説明するための概念図である。
【図6】 本発明の光導波路素子の他の例を示す平面図
である。
【図7】 本発明の光導波路素子における周波数応答特
性の一例を示すグラフである。
【図8】 従来の光導波路素子における周波数応答特性
の他の例を示すグラフである。
【符号の説明】
1、21、51 基板 2、22、52 光導波路 3 入力光導波路 4―1、4−2、24−1、24−2、54−1、54
−2 分岐光導波路 5 出力光導波路 6、26、56 信号電極 7―1、27−1、57−1 第1の接地電極 7−2、27−2、57−2 第2の接地電極 8 外部電源 9、29 バッファ層 10 光強度変調器 20、50 光導波路素子 25、55−1、55−2 信号電極溝部 28−1、58−1、58−2 第1の接地電極溝部 28−2、59−1、59−2 第2の接地電極溝部 25A、25B、35A、45A 信号電極溝部の側面 28−1A、28−1B、38−1B、48−1B 第
1の接地電極溝部の側面 28−2A、28−2B 第2の接地電極溝部の側面 B1、B2、B3、B4、B5、B6 電極が形成され
た部分と電極が形成されていない部分との境界面(表面
波の反射面) D1、D2 第1の接地電極溝部によって形成された境
界面 D3、D4 信号電極溝部によって形成された境界面 D5、D6 第2の接地電極溝部によって形成された境
界面 P 光波の導波方向 Q 弾性表面波 Q1 弾性表面波の同相成分 Q2 弾性表面波の逆相成分 δmax1 信号電極溝部25の側面25Aと第1の接
地電極溝部28−1の側面28−1Bとの最大間隔 δmax2 第1の接地電極溝部28−1の側面28−
1Bと第2の接地電極溝部28−2の側面28−2Aと
の最大間隔 δmin1 信号電極溝部25の側面25Aと第1の接
地電極溝部28−1の側面28−1Bとの最小間隔 δmin2 第1の接地電極溝部28−1の側面28−
1Bと第2の接地電極溝部28−2の側面28−2Aと
の最小間隔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学効果及び圧電効果を有する基板
    と、この基板の主面に形成された光導波路と、この光導
    波路中を導波する光波を制御するための信号電極及び接
    地電極とを具えた光導波路素子であって、 前記基板の、前記信号電極及び前記接地電極が形成され
    たそれぞれの領域内に信号電極溝部及び接地電極溝部を
    形成し、前記信号電極溝部の少なくとも一つの側面と前
    記接地電極溝部の少なくとも一つの側面との間隔を、前
    記光波の導波方向に沿って変化させたことを特徴とす
    る、光導波路素子。
  2. 【請求項2】 前記基板と前記信号電極及び前記接地電
    極との間にバッファ層を形成し、前記基板に代えて前記
    バッファ層の、前記信号電極及び前記接地電極が形成さ
    れたそれぞれの領域内に前記信号電極溝部及び接地電極
    溝部を形成し、前記信号電極溝部の少なくとも一つの側
    面と前記接地電極溝部の少なくとも一つの側面との間隔
    を、前記光波の導波方向に沿って変化させたことを特徴
    とする、請求項1に記載の光導波路素子。
  3. 【請求項3】 前記信号電極溝部及び前記接地電極溝部
    は、前記基板及び前記バッファ層の、前記信号電極及び
    前記接地電極が形成されたそれぞれの領域内に形成し、
    前記信号電極溝部の少なくとも一つの側面と前記接地電
    極溝部の少なくとも一つの側面との間隔を、前記光波の
    導波方向に沿って変化させたことを特徴とする、請求項
    2に記載の光導波路素子。
  4. 【請求項4】 前記信号電極溝部及び前記接地電極溝部
    は、前記信号電極及び前記接地電極の前記光波の導波方
    向において、前記信号電極及び前記接地電極の略全体に
    亘って形成されていることを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれか一に記載の光導波路素子。
  5. 【請求項5】 前記信号電極溝部の少なくとも一つの側
    面と前記接地電極溝部の少なくとも一つの側面との最大
    間隔と最小間隔との差が、前記信号電極と前記接地電極
    との間に印加される変調信号の最低周波数により励起さ
    れる波長の1/2以上であることを特徴とする、請求項
    1〜4のいずれか一に記載の光導波路素子。
  6. 【請求項6】 前記信号電極溝部の少なくとも一つの側
    面と前記接地電極溝部の少なくとも一つの側面との間隔
    は、前記信号電極溝部の溝幅及び前記接地電極溝部の溝
    幅の少なくとも一方を前記光波の導波方向に沿って変化
    させることにより、前記光波の導波方向に沿って変化さ
    せたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記
    載の光導波路素子。
  7. 【請求項7】 前記光導波路はマッハツエンダー型光導
    波路であるとともに、前記接地電極は第1の接地電極と
    第2の接地電極とから構成され、前記信号電極は前記マ
    ッハツエンダー型光導波路の2本の分岐光導波路の間に
    設置し、前記第1の接地電極及び前記第2の接地電極
    は、前記分岐光導波路を挟んで前記信号電極と対向する
    ようにそれぞれ設置したことを特徴とする、請求項1〜
    6のいずれか一に記載の光導波路素子。
  8. 【請求項8】 前記基板及び前記バッファ層の少なくと
    も一方の、前記第1の接地電極及び前記第2の接地電極
    が形成されたそれぞれの領域内に第1の接地電極溝部及
    び第2の接地電極溝部を形成し、前記第1の接地電極溝
    部と前記第2の接地電極溝部との互いに対向する側の側
    面の間隔を、前記光波の導波方向に沿って変化させたこ
    とを特徴とする、請求項7に記載の光導波路素子。
  9. 【請求項9】 前記第1の接地電極溝部と前記第2の接
    地電極溝部との互いに対向する側の前記側面の最大間隔
    と最小間隔との差が、前記信号電極と前記接地電極との
    間に印加される変調信号の最低周波数により励起される
    波長の1/2以上であることを特徴とする、請求項8に
    記載の光導波路素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105122124A (zh) * 2013-03-26 2015-12-02 住友大阪水泥股份有限公司 光调制器
JP2017156400A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 住友大阪セメント株式会社 光変調器、及び光変調器を用いた光送信装置

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