JP2000274858A - 空気調和装置の運転制御方法 - Google Patents

空気調和装置の運転制御方法

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JP2000274858A
JP2000274858A JP11077099A JP7709999A JP2000274858A JP 2000274858 A JP2000274858 A JP 2000274858A JP 11077099 A JP11077099 A JP 11077099A JP 7709999 A JP7709999 A JP 7709999A JP 2000274858 A JP2000274858 A JP 2000274858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮機からの吐出冷媒が閉塞されること、及び
四方弁中に液冷媒が滞留する状態をなくすことができる
空気調和装置の運転制御方法を提供すること。 【解決手段】圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び室
外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方弁
と前記室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外熱交換器との間
の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
気調和装置の運転制御方法であって、前記第1の開閉弁
又は前記第2の開閉弁のうち一方の開閉弁を開、他方の
開閉弁を閉として運転を行い、その後まず他方の開閉弁
を開とした後に一方の開閉弁を閉とする空気調和装置の
運転制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機からの吐出冷媒
が四方弁をバイパスするバイパス回路を備えた空気調和
装置の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷暖房可能な一般的な空気調和装
置は、冷凍サイクル中に四方弁を設け、この四方弁の切
り替えによって、冷房運転と暖房運転を行っている。一
方、四方弁を用いることなく、冷房運転と暖房運転を行
うことができる冷凍サイクルが過去において提案されて
いる。例えば、特開昭54−89353号公報では、1
つの三方弁と2つの開閉弁を用いて冷房運転と暖房運転
とを切り換えることができる冷凍サイクルが提案されて
いる。また同公報には、更に2つの開閉弁の代わりに三
方弁を用いることができることも提案されている。ま
た、特開昭58−193058号公報では、4つの開閉
弁を用いて冷房運転と暖房運転とを切り換えることがで
きる冷凍サイクルが提案されている。なお、2つの三方
弁を用いて冷房運転と暖房運転とを切り換えることがで
きる冷凍サイクルについては、特開昭57−15076
3号公報においても提案されている。従来一般的に用い
られている四方弁では、一つの弁体の中で高温高圧の冷
媒ガスと低温低圧の冷媒ガスが流通する冷媒通路が存在
するために、弁体を通じて熱交換を行ってしまい、大き
な熱損失となってしまう。一方、過去において提案され
ているように、四方弁を用いることなく、複数の開閉弁
や三方弁を組み合わせる方法によれば、上記のような熱
損失は生じないが、現存する二方弁や三方弁は、構造上
四方弁に比べると圧力損失が大きいという問題を有して
いる。従って、四方弁を用いつつ、四方弁の内部で生じ
る熱損失を少なくすることが重要である。
【0003】なお、四方弁を用いつつ、四方弁の内部で
生じる熱損失を少なくするものとして、特開昭56−6
6660号がある。これは、圧縮機の吐出側と四方弁と
の間に三方弁を設けることによって、冷房運転時に、圧
縮機から吐出される冷媒を、四方弁を通すことなく室外
熱交換器に送るものである。しかしながら、一般に三方
弁は、その構造上、開閉弁(二方弁)と比較すると、圧
力損失が大きい。以下に図3から図5を用いて三方弁と
二方弁との基本的な構造の違いについて簡単に説明す
る。図3、図4に示すように、三方弁500は、一つの
流入管501と二つの流出管502、503を備えてい
る。また内部に備えたスライド弁504は、一方の流出
管502と他方の流失管503とを選択的に切り替える
ものである。図3は、スライド弁504を右方向に移動
させて、流入管501と流出管503とを連通させ、矢
印Aから矢印Bの流れを構成している。また図4は、ス
ライド弁504を左方向に移動させて、流入管501と
流出管502とを連通させ、矢印Aから矢印Cの流れを
構成している。これに対し、図5に示すように、二方弁
600は、一つの流入管601と一つの流出管602を
備えている。また内部に備えたスライド弁603は、流
出管602を開閉するものである。図5は、スライド弁
504を左方向に移動させて、流入管601と流出管6
02とを連通させ、矢印Aから矢印Cの流れを構成して
いる。上記のように、三方弁500は、矢印Aから矢印
Bに流れるときに大きな圧力損失を生じることになる。
また、特開昭56−66660号に示されているよう
に、四方弁の高圧側通路を遮断して利用する場合には、
高圧側通路に残留する冷媒が、低圧側通路を流れる冷媒
によって冷却され、その結果、四方弁中の高圧側通路に
液冷媒が滞留する可能性がある。このように、四方弁中
に液冷媒が滞留すると、四方弁の切り替え時に、弁の開
閉作動に遅れ等の不都合や弁体が破損するという不都合
を生じてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、冷凍サイクル
中での圧力損失を少なくして、四方弁が有する熱損失の
問題を少なくする空気調和装置としては、四方弁を用い
つつ、この四方弁を圧縮機の吐出冷媒がバイパスするバ
イパス回路を備え、このバイパス回路への冷媒流れの切
り替えを開閉弁で行うことが有効である。しかし、圧縮
機の吐出側に開閉弁を備えて冷媒流れを切り替える場合
には、特に冷凍サイクルの信頼性向上のために、冷媒が
閉塞されることを防止する必要がある。また、四方弁の
動作タイミングを遅らせないためには、四方弁中に液冷
媒が溜まることを防止する必要がある。
【0005】そこで、本発明は、圧縮機からの吐出冷媒
が閉塞されること、及び四方弁中に液冷媒が滞留する状
態をなくすことができる空気調和装置の運転制御方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
空気調和装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換
器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管
で接続し、前記四方弁と前記室外熱交換器との間の配管
に第1の開閉弁を設け、一端を前記第1の開閉弁と前記
室外熱交換器との間の配管に接続し、他端を前記圧縮機
の吐出口と前記四方弁との間の配管に接続したバイパス
管を設け、前記バイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍
サイクルを有する空気調和装置の運転制御方法であっ
て、前記第1の開閉弁又は前記第2の開閉弁のうち一方
の開閉弁を開、他方の開閉弁を閉として運転を行い、そ
の後まず他方の開閉弁を開とした後に一方の開閉弁を閉
とすることを特徴とする。請求項2記載の本発明の空気
調和装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞
り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続
し、前記四方弁と前記室内熱交換器との間の配管に第1
の開閉弁を設け、一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱
交換器との間の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出
口と前記四方弁との間の配管に接続したバイパス管を設
け、前記バイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイク
ルを有する空気調和装置の運転制御方法であって、前記
第1の開閉弁又は前記第2の開閉弁のうち一方の開閉弁
を開、他方の開閉弁を閉として運転を行い、その後まず
他方の開閉弁を開とした後に一方の開閉弁を閉とするこ
とを特徴とする。請求項3記載の本発明の空気調和装置
の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、
及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記
四方弁と前記室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁
を設け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外熱交換器と
の間の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記
四方弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記
バイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有す
る空気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転開始
時又は除霜運転開始時には前記第1の開閉弁を開、前記
第2の開閉弁を閉とし、運転開始から所定時間経過後
に、まず前記第2の開閉弁を開とした後に前記第1の開
閉弁を閉として前記バイパス管に冷媒を流すことを特徴
とする。請求項4記載の本発明の空気調和装置の運転制
御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び室外
熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方弁と
前記室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱交換器との間の配
管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方弁と
の間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイパス
管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空気調
和装置の運転制御方法であって、暖房運転開始時又は除
霜運転からの暖房運転復帰時には前記第1の開閉弁を
開、前記第2の開閉弁を閉とし、運転開始から所定時間
経過後に、まず前記第2の開閉弁を開とした後に前記第
1の開閉弁を閉として前記バイパス管に冷媒を流すこと
を特徴とする。請求項5記載の本発明の空気調和装置の
運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及
び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四
方弁と前記室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を
設け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外熱交換器との
間の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四
方弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バ
イパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する
空気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転時又は
除霜運転時には前記第1の開閉弁を閉、前記第2の開閉
弁を開とし、運転停止前に、まず前記第1の開閉弁を開
とした後に前記第2の開閉弁を閉とし、その後運転を停
止することを特徴とする。請求項6記載の本発明の空気
調和装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞
り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続
し、前記四方弁と前記室内熱交換器との間の配管に第1
の開閉弁を設け、一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱
交換器との間の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出
口と前記四方弁との間の配管に接続したバイパス管を設
け、前記バイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイク
ルを有する空気調和装置の運転制御方法であって、暖房
運転時には前記第1の開閉弁を閉、前記第2の開閉弁を
開とし、運転停止前に、まず前記第1の開閉弁を開とし
た後に前記第2の開閉弁を閉とし、その後運転を停止す
ることを特徴とする。請求項7記載の本発明の空気調和
装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装
置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、
前記四方弁と前記室内熱交換器との間の配管に第1の開
閉弁を設け、一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱交換
器との間の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と
前記四方弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、
前記バイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを
有する空気調和装置の運転制御方法であって、暖房運転
時には前記第1の開閉弁を閉、前記第2の開閉弁を開と
し、除霜運転前又は冷房運転への切り替え前に、まず前
記第1の開閉弁を開とした後に前記第2の開閉弁を閉と
し、その後前記四方弁を切り換えて除霜運転又は冷房運
転を行うことを特徴とする。請求項8記載の本発明の空
気調和装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、
絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接
続し、前記四方弁と前記室外熱交換器との間の配管に第
1の開閉弁を設け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外
熱交換器との間の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐
出口と前記四方弁との間の配管に接続したバイパス管を
設け、前記バイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイ
クルを有する空気調和装置の運転制御方法であって、除
霜運転時又は冷房運転時には前記第1の開閉弁を閉、前
記第2の開閉弁を開とし、暖房運転への切り替え前に、
まず前記第1の開閉弁を開とした後に前記第2の開閉弁
を閉とし、その後前記四方弁を切り換えて暖房運転を行
うことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における第1の実施の形態
は、四方弁と室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁
を設け、一端を第1の開閉弁と室外熱交換器との間の配
管に接続し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配
管に接続したバイパス管を設け、このバイパス管に第2
の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有するもので、冷房運
転時や除霜運転時に圧縮機からの吐出冷媒による圧縮機
への吸入冷媒の温度上昇を少なくすることができるもの
である。そして本実施の形態は、第1の開閉弁又は第2
の開閉弁のうち一方の開閉弁を開、他方の開閉弁を閉と
して運転を行い、その後まず他方の開閉弁を開とした後
に一方の開閉弁を閉とするものである。このように、本
実施の形態によれば、閉状態にある開閉弁を先に開状態
とし、その後に開状態にある開閉弁を閉とすることで、
2つの開閉弁のうちいずれかは必ず開状態となってお
り、いずれもが閉状態となることがない。従って、本実
施の形態によれば、冷媒が冷凍サイクル中で閉塞される
ことによる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行
うことができる。
【0008】本発明における第2の実施の形態は、四方
弁と室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を第1の開閉弁と室内熱交換器との間の配管に接続
し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続
したバイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁
を設けた冷凍サイクルを有するもので、暖房運転時に圧
縮機から吐出される高温の冷媒は、四方弁を介して低温
の冷媒に熱を奪われることがないため、室内熱交換器で
の凝縮能力が低下することが少なく、また暖房運転時に
圧縮機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介して高温
の冷媒から熱を与えられることがないので、圧縮効率を
低下させることを少なくすることができるものである。
そして本実施の形態は、第1の開閉弁又は第2の開閉弁
のうち一方の開閉弁を開、他方の開閉弁を閉として運転
を行い、その後まず他方の開閉弁を開とした後に一方の
開閉弁を閉とするものである。このように、本実施の形
態によれば、閉状態にある開閉弁を先に開状態とし、そ
の後に開状態にある開閉弁を閉とすることで、2つの開
閉弁のうちいずれかは必ず開状態となっており、いずれ
もが閉状態となることがない。従って、本実施の形態に
よれば、冷媒が冷凍サイクル中で閉塞されることによる
弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うことがで
きる。
【0009】本発明における第3の実施の形態は、四方
弁と室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を第1の開閉弁と室外熱交換器との間の配管に接続
し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続
したバイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁
を設けた冷凍サイクルを有するもので、冷房運転時や除
霜運転時に圧縮機からの吐出冷媒による圧縮機への吸入
冷媒の温度上昇を少なくすることができるものである。
そして本実施の形態は、冷房運転開始時又は除霜運転開
始時には第1の開閉弁を開、第2の開閉弁を閉とし、運
転開始から所定時間経過後に、まず第2の開閉弁を開と
した後に第1の開閉弁を閉としてバイパス管に冷媒を流
すものである。本実施の形態によれば、冷房運転開始時
や除霜運転開始時での、圧縮機の吐出冷媒温度が不安定
な状態では、四方弁を用いた通常の運転を行い、圧縮機
の吐出冷媒温度が安定した後には、バイパス回路を用い
ることで四方弁での熱損失を少なくするように運転する
とともに、冷媒が冷凍サイクル中で閉塞されることによ
る弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うことが
できる。
【0010】本発明における第4の実施の形態は、四方
弁と室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を第1の開閉弁と室内熱交換器との間の配管に接続
し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続
したバイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁
を設けた冷凍サイクルを有するもので、暖房運転時に圧
縮機から吐出される高温の冷媒は、四方弁を介して低温
の冷媒に熱を奪われることがないため、室内熱交換器で
の凝縮能力が低下することが少なく、また暖房運転時に
圧縮機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介して高温
の冷媒から熱を与えられることがないので、圧縮効率を
低下させることを少なくすることができるものである。
そして本実施の形態は、暖房運転開始時又は除霜運転か
らの暖房運転復帰時には第1の開閉弁を開、第2の開閉
弁を閉とし、運転開始から所定時間経過後に、まず第2
の開閉弁を開とした後に第1の開閉弁を閉として前記バ
イパス管に冷媒を流すものである。本実施の形態によれ
ば、暖房運転開始又は再開時での、圧縮機の吐出冷媒温
度が不安定な状態では、四方弁を用いた通常の運転を行
い、圧縮機の吐出冷媒温度が安定した後には、バイパス
回路を用いて四方弁での熱損失を少なくするように運転
するものとともに、暖房運転開始又は再開時に貯留され
ている四方弁内の液冷媒をガス又は気液2相状態にする
ことができる。また本実施の形態によれば、冷媒が冷凍
サイクル中で閉塞されることによる弊害を防止でき、信
頼性の高い運転制御を行うことができる。
【0011】本発明における第5の実施の形態は、四方
弁と室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を第1の開閉弁と室外熱交換器との間の配管に接続
し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続
したバイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁
を設けた冷凍サイクルを有するもので、冷房運転時や除
霜運転時に圧縮機からの吐出冷媒による圧縮機への吸入
冷媒の温度上昇を少なくすることができるものである。
そして本実施の形態は、冷房運転時又は除霜運転時には
第1の開閉弁を閉、第2の開閉弁を開とし、運転停止前
に、まず第1の開閉弁を開とした後に第2の開閉弁を閉
とし、その後運転を停止するものである。すなわち、本
実施の形態は、冷房運転停止時や除霜運転停止時には、
通常のサイクル状態にするために、まず四方弁内の冷媒
流路に冷媒を流し、その後にバイパス回路の冷媒流れを
止めるものである。本実施の形態によれば、四方弁内の
液状態を緩和させ、又常時開閉弁の一方が開状態になっ
ているので冷凍サイクルの信頼性を向上させることがで
きる。
【0012】本発明における第6の実施の形態は、四方
弁と室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を第1の開閉弁と室内熱交換器との間の配管に接続
し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続
したバイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁
を設けた冷凍サイクルを有するもので、暖房運転時に圧
縮機から吐出される高温の冷媒は、四方弁を介して低温
の冷媒に熱を奪われることがないため、室内熱交換器で
の凝縮能力が低下することが少なく、また暖房運転時に
圧縮機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介して高温
の冷媒から熱を与えられることがないので、圧縮効率を
低下させることを少なくすることができるものである。
そして本実施の形態は、暖房運転時には第1の開閉弁を
閉、第2の開閉弁を開とし、運転停止前に、まず第1の
開閉弁を開とした後に第2の開閉弁を閉とし、その後運
転を停止するものである。すなわち、本実施の形態は、
暖房運転停止時には、通常のサイクル状態にするため
に、まず四方弁内の冷媒流路に冷媒を流し、その後にバ
イパス回路の冷媒流れを止めるものである。本実施の形
態によれば、四方弁内の液状態を緩和させ、又常時開閉
弁の一方が開状態になっているので冷凍サイクルの信頼
性を向上させることができる。
【0013】本発明における第7の実施の形態は、四方
弁と室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を第1の開閉弁と室内熱交換器との間の配管に接続
し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続
したバイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁
を設けた冷凍サイクルを有するもので、暖房運転時に圧
縮機から吐出される高温の冷媒は、四方弁を介して低温
の冷媒に熱を奪われることがないため、室内熱交換器で
の凝縮能力が低下することが少なく、また暖房運転時に
圧縮機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介して高温
の冷媒から熱を与えられることがないので、圧縮効率を
低下させることを少なくすることができるものである。
そして本実施の形態は、暖房運転時には第1の開閉弁を
閉、第2の開閉弁を開とし、除霜運転前又は冷房運転へ
の切り替え前に、まず第1の開閉弁を開とした後に第2
の開閉弁を閉とし、その後四方弁を切り換えて除霜運転
又は冷房運転を行うものである。本実施の形態によれ
ば、暖房運転から除霜運転への切り替え時、又は暖房運
転から冷房運転への切り替え時には、あらかじめ通常の
サイクルに戻すことで、四方弁内の液状態を回避し、四
方弁での切り替え動作を確実に行わせることができると
ともに、常時開閉弁の一方が開状態になっているので冷
凍サイクルの信頼性を向上させることができる。
【0014】本発明における第8の実施の形態は、四方
弁と室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、
一端を第1の開閉弁と室外熱交換器との間の配管に接続
し、他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続
したバイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁
を設けた冷凍サイクルを有するもので、冷房運転時や除
霜運転時に圧縮機からの吐出冷媒による圧縮機への吸入
冷媒の温度上昇を少なくすることができるものである。
そして本実施の形態は、除霜運転時又は冷房運転時には
第1の開閉弁を閉、第2の開閉弁を開とし、暖房運転へ
の切り替え前に、まず第1の開閉弁を開とした後に第2
の開閉弁を閉とし、その後四方弁を切り換えて暖房運転
を行うものである。本実施の形態によれば、除霜運転か
ら暖房運転への切り替え時、又は冷房運転から暖房運転
への切り替え時には、あらかじめ通常のサイクルに戻す
ことで、四方弁内の液状態を回避し、四方弁での切り替
え動作を確実に行わせることができるとともに、常時開
閉弁の一方が開状態になっているので冷凍サイクルの信
頼性を向上させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例による空気調和装置
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例
を説明するための空気調和装置の冷凍サイクル図であ
る。同図に示すように、圧縮機10、四方弁20、室外
熱交換器30、絞り装置40、室内熱交換器50をそれ
ぞれ配管を介して環状に接続している。ここで、圧縮機
10、四方弁20、室外熱交換器30、絞り装置40は
室外機Aに設けられ、室内熱交換器50は室内機Bに設
けられている。
【0016】室外機Aと室内機Bとは、液側接続配管6
1Cとガス側接続配管62Cとで接続されている。液側
接続配管61Cは、液側室外バルブ81と液側室内バル
ブ82によって接続され、ガス側接続配管62Cは、ガ
ス側室外バルブ83とガス側室内バルブ84によって接
続されている。また、液側配管61Aは、室外熱交換器
30と絞り装置40とを接続し、液側配管61Bは、絞
り装置40と液側室外バルブ81とを接続している。ガ
ス側配管62Aは、四方弁20と室外熱交換器30とを
接続し、ガス側配管62Bは、四方弁20とガス側室外
バルブ83とを接続し、ガス側配管62Dは、圧縮機1
0の吐出口と四方弁20とを接続し、ガス側配管62E
は、四方弁20と圧縮機10の吸入口とを接続してい
る。なお、ガス側配管62Eには、アキュムレータ70
が接続されている。
【0017】同図に示すように、ガス側配管62Bには
開閉弁Aが、ガス側配管62Aには開閉弁Cが設けられ
ている。また、バイパス管91は、一端をガス側配管6
2Dに、他端をガス側配管62Aに接続し、四方弁20
と開閉弁Cとをバイパスするように設けられている。ま
たバイパス管92は、一端をガス側配管62Dに、他端
をガス側配管62Bに接続し、四方弁20と開閉弁Aと
をバイパスするように設けられている。またバイパス管
91には開閉弁Dが、バイパス管92には開閉弁Bが設
けられている。
【0018】冷房運転と暖房運転との切り替えは、四方
弁20を切り替えて冷媒の流れを変化させることにより
行われる。四方弁20は、図示の状態では、ガス側配管
62Bとガス側配管62Eとが連通し、ガス側配管62
Dとガス側配管62Aとが連通している。図中、実線で
示す矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方向を示し、破線で
示す矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向を示す。冷房運
転時には、室外熱交換器30は凝縮器として、室内熱交
換器50は蒸発器として機能する。また、暖房運転時に
は、室内熱交換器50は凝縮器として、室外熱交換器3
0は蒸発器として機能する。
【0019】以下に開閉弁の開閉動作と冷媒の流れにつ
いて説明する。まず冷房運転における開閉弁の開閉動作
について説明する。冷房運転時には、開閉弁Aは常に
開、開閉弁Bは常に閉状態としている。そして、冷房運
転の開始時には、開閉弁Cを開、開閉弁Dを閉状態と
し、運転開始から所定時間経過し、圧縮機10から吐出
される冷媒温度が安定した状態となったときに、まず開
閉弁Dを開とし、それから開閉弁Cを閉状態とする。
【0020】このような開閉弁の動作に伴う冷媒流れに
ついて以下に説明する。冷房運転開始からの所定時間
は、開閉弁Cが開状態にあるため、圧縮機10で圧縮さ
れた高温高圧の冷媒は、四方弁20を流れ、ガス側配管
62Aを経て室外熱交換器30に導かれる。このとき、
バイパス管91は、開閉弁Dが閉状態にあるため、室外
熱交換器30への冷媒流れは阻止され冷媒は流れない。
そして室外熱交換器30で凝縮した冷媒は、液側配管6
1Aを通って絞り装置40で減圧され、液側配管61
B、液側接続配管61Cを通って室内熱交換器50に導
かれる。この室内熱交換器50で蒸発した冷媒は、ガス
側接続配管62C、ガス側配管62B、四方弁20、ガ
ス側配管62Eを通って圧縮機10の吸入口に吸入され
る。
【0021】冷房運転開始から所定時間経過後に、開閉
弁Dを開状態とする。このとき開閉弁Cはまだ開状態と
している。従って、圧縮機10で圧縮された高温高圧の
冷媒は、依然として四方弁20を流れ、ガス側配管62
Aを経て室外熱交換器30に導かれるとともに、圧縮機
10で圧縮された高温高圧の冷媒は、バイパス管91に
も流れて、室外熱交換器30に導かれる。このように、
開閉弁Cを開状態のまま、開閉弁Dを開状態とすること
で、冷媒が閉塞されることを防止することができる。そ
して、その後に開閉弁Cを閉状態とすることで、圧縮機
10で圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁20を流れ
ずに、バイパス管91だけに流れることになる。このよ
うに四方弁20をバイパスさせることで、低温の冷媒に
四方弁20を介して熱を与えることを少なくでき圧縮機
効率の低下を防止することができる。このような冷房運
転を停止する場合には、圧縮機停止前に、開閉弁Cを開
状態とし、その後開閉弁Dを閉状態とする。
【0022】次に暖房運転における開閉弁の開閉動作に
ついて説明する。暖房運転時には、開閉弁Cは常に開、
開閉弁Dは常に閉状態としている。そして、暖房運転の
開始時には、開閉弁Aを開、開閉弁Bを閉状態とし、運
転開始から所定時間経過し、圧縮機10から吐出される
冷媒温度が安定した状態となったときに、まず開閉弁B
を開とし、それから開閉弁Aを閉状態とする。
【0023】このような開閉弁の動作に伴う冷媒流れに
ついて以下に説明する。暖房運転開始からの所定時間
は、開閉弁Aが開状態にあるため、圧縮機10で圧縮さ
れた高温高圧の冷媒は、四方弁20を流れ、ガス側配管
62B、ガス側接続配管62Cを通って室内熱交換器5
0に導かれる。このとき、バイパス管92は、開閉弁B
が閉状態にあるため、室内熱交換器50への冷媒流れは
阻止され冷媒は流れない。この室内熱交換器50で凝縮
した冷媒は、液側接続配管61C、液側配管61Bを通
って絞り装置40に導かれる。そして、絞り装置40で
減圧された冷媒は、液側配管61Aを通って、室外熱交
換器30に導かれる。この室外熱交換器30で蒸発した
冷媒は、ガス側配管62A、四方弁20を通って圧縮機
10の吸入口に吸入される。
【0024】暖房運転開始から所定時間経過後に、開閉
弁Bを開状態とする。このとき開閉弁Aはまだ開状態と
している。従って、圧縮機10で圧縮された高温高圧の
冷媒は、依然として四方弁20を流れ、ガス側配管62
Bを経て室内熱交換器50に導かれるとともに、圧縮機
10で圧縮された高温高圧の冷媒は、バイパス管92に
も流れて、室内熱交換器50に導かれる。このように、
開閉弁Aを開状態のまま、開閉弁Bを開状態とすること
で、冷媒が閉塞されることを防止することができる。そ
して、その後に開閉弁Aを閉状態とすることで、圧縮機
10で圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁20を流れ
ずに、バイパス管92だけに流れることになる。このよ
うに四方弁20をバイパスさせることで、低温の冷媒に
四方弁20を介して熱を与えることを少なくでき圧縮機
効率の低下を防止することができるとともに、室内熱交
換器50での凝縮能力を低下させることがない。このよ
うな暖房運転を停止する場合には、圧縮機停止前に、開
閉弁Aを開状態とし、その後開閉弁Bを閉状態とする。
【0025】なお、開閉弁91Bとしては、電磁弁の
他、膨張弁を用いることもできる。膨張弁を用いる場合
には、電磁弁のように開閉のいずれかの動作時に常時入
力を必要とせず、開閉動作を行う時だけ入力を行えばよ
いため、消費電力の低減を図ることができる。
【0026】次に、暖房運転時における除霜運転への切
り替え、及び除霜運転からの暖房運転への復帰運転の制
御方法について図2を用いて説明する。なお、本実施例
における開閉弁A〜Dは、図1に示す構成の開閉弁と同
じである。なお、図2では、暖房運転開始時の開閉弁の
動作については省略している。まず、暖房運転時には、
上記説明の通り、開閉弁Cは開、開閉弁Dは閉状態にあ
る。また開閉弁Aを閉、開閉弁Bを開として圧縮機10
からの高温高圧の吐出冷媒は、四方弁20をバイパスさ
せて、バイパス管92に流している。上記の状態で、除
霜運転に入るときには、まず開閉弁Aを開状態として四
方弁20にも圧縮機10からの高温高圧の冷媒を流す。
その後、開閉弁Bを閉としてバイパス管92に流さない
通常の冷媒流れとする。また圧縮機10の運転周波数は
徐々に低下させる。
【0027】除霜運転への切り替えは、四方弁20の切
り替えによって行われる。なお、この四方弁20の切り
替え後、サイクルが安定するまでの所定時間は、それぞ
れの開閉弁A、B、C、Dは、四方弁20の切り替え前
の状態を維持させる。除霜運転への切り替え後には、再
び圧縮機10の運転周波数を上昇させる。そして所定時
間が経過した後に、開閉弁Dを開とし、その後開閉弁C
を閉とする。この場合にも開閉弁Cを閉にする前に開閉
弁Dを開とすることで、冷媒が閉塞されることを防止し
ている。開閉弁Dを開、開閉弁Cを閉としてバイパス管
91に冷媒を流すことで、吐出冷媒の四方弁20での温
度低下を防止して室外熱交換器30での凝縮能力の低下
を防止し、除霜能力の低下を防止することができる。ま
た圧縮機10への吸入冷媒の温度上昇を防止することも
できるので圧縮機10の圧縮効率の低下も防止すること
ができる。除霜運転中は基本的には圧縮機10は、高い
周波数で運転を行う。そして除霜運転終了前には、開閉
弁Cを開とし、その後開閉弁Dを閉とする。この場合に
も、開閉弁Dを閉とする前に開閉弁Cを開とすること
で、冷媒の閉塞させることを防止することができる。こ
のとき、圧縮機10の運転周波数は徐々に低下させる。
【0028】暖房運転への復帰は、四方弁20の切り替
えによって行われる。なお、この四方弁20の切り替え
後、サイクルが安定するまでの所定時間は、それぞれの
開閉弁A、B、C、Dは、四方弁20の切り替え前の状
態を維持させる。暖房復帰運転への切り替え後には、再
び圧縮機10の運転周波数を上昇させる。そして所定時
間が経過した後に、開閉弁Bを開とし、その後開閉弁A
を閉とする。この場合にも開閉弁Aを閉にする前に開閉
弁Bを開とすることで、冷媒が閉塞されることを防止し
ている。開閉弁Bを開、開閉弁Aを閉としてバイパス管
92に冷媒を流すことで、吐出冷媒の四方弁20での温
度低下を防止して室内熱交換器50での凝縮能力の低下
を防止することができる。また圧縮機10への吸入冷媒
の温度上昇を防止することもできるので圧縮機10の圧
縮効率の低下も防止することができる。
【0029】なお、上記実施例では、暖房運転から除霜
運転、更に暖房運転への復帰運転について説明したが、
例えば自動運転機能を有する空気調和装置にあっては、
暖房運転から冷房運転、更に暖房運転への切り替え運転
ということも考えられ、係る場合には、暖房運転と除霜
運転との切り替えと同様の制御を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、四方弁と室外
熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、一端を第
1の開閉弁と室外熱交換器との間の配管に接続し、他端
を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続したバイ
パス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁を設けた
冷凍サイクルを有するもので、冷房運転時や除霜運転時
に圧縮機からの吐出冷媒による圧縮機への吸入冷媒の温
度上昇を少なくすることができるものである。そして、
第1の開閉弁又は第2の開閉弁のうち一方の開閉弁を
開、他方の開閉弁を閉として運転を行い、その後まず他
方の開閉弁を開とした後に一方の開閉弁を閉とするもの
である。このように、本発明によれば、閉状態にある開
閉弁を先に開状態とし、その後に開状態にある開閉弁を
閉とすることで、2つの開閉弁のうちいずれかは必ず開
状態となっており、いずれもが閉状態となることがな
い。従って、冷媒が冷凍サイクル中で閉塞されることに
よる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うこと
ができる。請求項2記載の本発明は、四方弁と室内熱交
換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、一端を第1の
開閉弁と室内熱交換器との間の配管に接続し、他端を圧
縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続したバイパス
管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍
サイクルを有するもので、暖房運転時に圧縮機から吐出
される高温の冷媒は、四方弁を介して低温の冷媒に熱を
奪われることがないため、室内熱交換器での凝縮能力が
低下することが少なく、また暖房運転時に圧縮機に吸入
される低温の冷媒は、四方弁を介して高温の冷媒から熱
を与えられることがないので、圧縮効率を低下させるこ
とを少なくすることができるものである。そして本発明
は、第1の開閉弁又は第2の開閉弁のうち一方の開閉弁
を開、他方の開閉弁を閉として運転を行い、その後まず
他方の開閉弁を開とした後に一方の開閉弁を閉とするも
のである。このように、本発明によれば、閉状態にある
開閉弁を先に開状態とし、その後に開状態にある開閉弁
を閉とすることで、2つの開閉弁のうちいずれかは必ず
開状態となっており、いずれもが閉状態となることがな
い。従って、冷媒が冷凍サイクル中で閉塞されることに
よる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うこと
ができる。請求項3記載の本発明は、四方弁と室外熱交
換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、一端を第1の
開閉弁と室外熱交換器との間の配管に接続し、他端を圧
縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続したバイパス
管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍
サイクルを有するもので、冷房運転時や除霜運転時に圧
縮機からの吐出冷媒による圧縮機への吸入冷媒の温度上
昇を少なくすることができるものである。そして本発明
は、冷房運転開始時又は除霜運転開始時には第1の開閉
弁を開、第2の開閉弁を閉とし、運転開始から所定時間
経過後に、まず第2の開閉弁を開とした後に第1の開閉
弁を閉としてバイパス管に冷媒を流すものである。本実
施の形態によれば、冷房運転開始時での、圧縮機の吐出
冷媒温度が不安定な状態では、四方弁を用いた通常の運
転を行い、圧縮機の吐出冷媒温度が安定した後には、バ
イパス回路を用いて四方弁での熱損失を少なくするよう
に運転するとともに、冷媒が冷凍サイクル中で閉塞され
ることによる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を
行うことができる。請求項4記載の本発明は、四方弁と
室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設け、一端
を第1の開閉弁と室内熱交換器との間の配管に接続し、
他端を圧縮機の吐出口と四方弁との間の配管に接続した
バイパス管を設け、このバイパス管に第2の開閉弁を設
けた冷凍サイクルを有するもので、暖房運転時に圧縮機
から吐出される高温の冷媒は、四方弁を介して低温の冷
媒に熱を奪われることがないため、室内熱交換器での凝
縮能力が低下することが少なく、また暖房運転時に圧縮
機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介して高温の冷
媒から熱を与えられることがないので、圧縮効率を低下
させることを少なくすることができるものである。そし
て本発明は、暖房運転開始時又は除霜運転からの暖房運
転復帰時には第1の開閉弁を開、第2の開閉弁を閉と
し、運転開始から所定時間経過後に、まず第2の開閉弁
を開とした後に第1の開閉弁を閉として前記バイパス管
に冷媒を流すものである。本発明によれば、暖房運転開
始又は再開時での、圧縮機の吐出冷媒温度が不安定な状
態では、四方弁を用いた通常の運転を行い、圧縮機の吐
出冷媒温度が安定した後には、バイパス回路を用いて四
方弁での熱損失を少なくするように運転するものととも
に、暖房運転開始又は再開時に貯留されている四方弁内
の液冷媒をガス又は気液2相状態にすることができる。
また、冷媒が冷凍サイクル中で閉塞されることによる弊
害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うことができ
る。請求項5記載の本発明は、四方弁と室外熱交換器と
の間の配管に第1の開閉弁を設け、一端を第1の開閉弁
と室外熱交換器との間の配管に接続し、他端を圧縮機の
吐出口と四方弁との間の配管に接続したバイパス管を設
け、このバイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイク
ルを有するもので、冷房運転時や除霜運転時に圧縮機か
らの吐出冷媒による圧縮機への吸入冷媒の温度上昇を少
なくすることができるものである。そして本発明は、冷
房運転時又は除霜運転時には第1の開閉弁を閉、第2の
開閉弁を開とし、運転停止前に、まず第1の開閉弁を開
とした後に第2の開閉弁を閉とし、その後運転を停止す
るものである。すなわち、本発明は、冷房運転停止時に
は、通常サイクルに近い状態にするために、まず四方弁
内の冷媒流路に冷媒を流し、その後にバイパス回路の冷
媒流れを止めるものである。本発明によれば、四方弁内
の液状態を緩和させ、又常時開閉弁の一方が開状態にな
っているので冷凍サイクルの信頼性を向上させることが
できる。請求項6記載の本発明は、四方弁と室内熱交換
器との間の配管に第1の開閉弁を設け、一端を第1の開
閉弁と室内熱交換器との間の配管に接続し、他端を圧縮
機の吐出口と四方弁との間の配管に接続したバイパス管
を設け、このバイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サ
イクルを有するもので、暖房運転時に圧縮機から吐出さ
れる高温の冷媒は、四方弁を介して低温の冷媒に熱を奪
われることがないため、室内熱交換器での凝縮能力が低
下することが少なく、また暖房運転時に圧縮機に吸入さ
れる低温の冷媒は、四方弁を介して高温の冷媒から熱を
与えられることがないので、圧縮効率を低下させること
を少なくすることができるものである。そして本発明
は、暖房運転時には第1の開閉弁を閉、第2の開閉弁を
開とし、運転停止前に、まず第1の開閉弁を開とした後
に第2の開閉弁を閉とし、その後運転を停止するもので
ある。すなわち、暖房運転停止時には、通常サイクルに
近い状態にするために、まず四方弁内の冷媒流路に冷媒
を流し、その後にバイパス回路の冷媒流れを止めるもの
である。本発明によれば、四方弁内の液状態を緩和さ
せ、又常時開閉弁の一方が開状態になっているので冷凍
サイクルの信頼性を向上させることができる。請求項7
記載の本発明は、四方弁と室内熱交換器との間の配管に
第1の開閉弁を設け、一端を第1の開閉弁と室内熱交換
器との間の配管に接続し、他端を圧縮機の吐出口と四方
弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、このバイ
パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有するも
ので、暖房運転時に圧縮機から吐出される高温の冷媒
は、四方弁を介して低温の冷媒に熱を奪われることがな
いため、室内熱交換器での凝縮能力が低下することが少
なく、また暖房運転時に圧縮機に吸入される低温の冷媒
は、四方弁を介して高温の冷媒から熱を与えられること
がないので、圧縮効率を低下させることを少なくするこ
とができるものである。そして本発明は、暖房運転時に
は第1の開閉弁を閉、第2の開閉弁を開とし、除霜運転
前又は冷房運転への切り替え前に、まず第1の開閉弁を
開とした後に第2の開閉弁を閉とし、その後四方弁を切
り換えて除霜運転又は冷房運転を行うものである。本発
明によれば、暖房運転から除霜運転への切り替え時、又
は暖房運転から冷房運転への切り替え時には、あらかじ
め通常のサイクルに戻すことで、四方弁内の液状態を回
避し、四方弁での切り替え動作を確実に行わせることが
できるとともに、常時開閉弁の一方が開状態になってい
るので冷凍サイクルの信頼性を向上させることができ
る。請求項8記載の本発明は、四方弁と室外熱交換器と
の間の配管に第1の開閉弁を設け、一端を第1の開閉弁
と室外熱交換器との間の配管に接続し、他端を圧縮機の
吐出口と四方弁との間の配管に接続したバイパス管を設
け、このバイパス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイク
ルを有するもので、冷房運転時や除霜運転時に圧縮機か
らの吐出冷媒による圧縮機への吸入冷媒の温度上昇を少
なくすることができるものである。そして本発明は、除
霜運転時又は冷房運転時には第1の開閉弁を閉、第2の
開閉弁を開とし、暖房運転への切り替え前に、まず第1
の開閉弁を開とした後に第2の開閉弁を閉とし、その後
四方弁を切り換えて暖房運転を行うものである。本発明
によれば、除霜運転から暖房運転への切り替え時、又は
冷房運転から暖房運転への切り替え時には、あらかじめ
通常のサイクルに戻すことで、四方弁内の液状態を回避
し、四方弁での切り替え動作を確実に行わせることがで
きるとともに、常時開閉弁の一方が開状態になっている
ので冷凍サイクルの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である空気調和装置の冷凍サ
イクル図
【図2】本発明の一実施例による暖房運転時における除
霜運転への切り替え、及び除霜運転からの暖房運転への
復帰運転の制御方法を示すタイムチャート
【図3】三方弁の概略構成を示す断面図
【図4】三方弁の概略構成を示す断面図
【図5】二方弁の概略構成を示す断面図
【符号の説明】
10 圧縮機 20 四方弁 30 室外熱交換器 40 絞り装置 50 室内熱交換器 91 バイパス管 92 バイパス管 A 開閉弁 B 開閉弁 C 開閉弁 D 開閉弁
フロントページの続き (72)発明者 茂木 仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 犬井 正雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 成相 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L092 AA12 BA12 BA15 BA26 BA27 DA01 DA02 DA03 DA06 DA07 DA08 DA19 EA18 EA20 FA22 FA23 FA36

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、前記第1の開閉弁
    又は前記第2の開閉弁のうち一方の開閉弁を開、他方の
    開閉弁を閉として運転を行い、その後まず他方の開閉弁
    を開とした後に一方の開閉弁を閉とすることを特徴とす
    る空気調和装置の運転制御方法。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、前記第1の開閉弁
    又は前記第2の開閉弁のうち一方の開閉弁を開、他方の
    開閉弁を閉として運転を行い、その後まず他方の開閉弁
    を開とした後に一方の開閉弁を閉とすることを特徴とす
    る空気調和装置の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転開始時又
    は除霜運転開始時には前記第1の開閉弁を開、前記第2
    の開閉弁を閉とし、運転開始から所定時間経過後に、ま
    ず前記第2の開閉弁を開とした後に前記第1の開閉弁を
    閉として前記バイパス管に冷媒を流すことを特徴とする
    空気調和装置の運転制御方法。
  4. 【請求項4】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、暖房運転開始時又
    は除霜運転からの暖房運転復帰時には前記第1の開閉弁
    を開、前記第2の開閉弁を閉とし、運転開始から所定時
    間経過後に、まず前記第2の開閉弁を開とした後に前記
    第1の開閉弁を閉として前記バイパス管に冷媒を流すこ
    とを特徴とする空気調和装置の運転制御方法。
  5. 【請求項5】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転時又は除
    霜運転時には前記第1の開閉弁を閉、前記第2の開閉弁
    を開とし、運転停止前に、まず前記第1の開閉弁を開と
    した後に前記第2の開閉弁を閉とし、その後運転を停止
    することを特徴とする空気調和装置の運転制御方法。
  6. 【請求項6】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、暖房運転時には前
    記第1の開閉弁を閉、前記第2の開閉弁を開とし、運転
    停止前に、まず前記第1の開閉弁を開とした後に前記第
    2の開閉弁を閉とし、その後運転を停止することを特徴
    とする空気調和装置の運転制御方法。
  7. 【請求項7】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室内熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室内熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、暖房運転時には前
    記第1の開閉弁を閉、前記第2の開閉弁を開とし、除霜
    運転前又は冷房運転への切り替え前に、まず前記第1の
    開閉弁を開とした後に前記第2の開閉弁を閉とし、その
    後前記四方弁を切り換えて除霜運転又は冷房運転を行う
    ことを特徴とする空気調和装置の運転制御方法。
  8. 【請求項8】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁と前記室外熱交換器との間の配管に第1の開閉弁を設
    け、一端を前記第1の開閉弁と前記室外熱交換器との間
    の配管に接続し、他端を前記圧縮機の吐出口と前記四方
    弁との間の配管に接続したバイパス管を設け、前記バイ
    パス管に第2の開閉弁を設けた冷凍サイクルを有する空
    気調和装置の運転制御方法であって、除霜運転時又は冷
    房運転時には前記第1の開閉弁を閉、前記第2の開閉弁
    を開とし、暖房運転への切り替え前に、まず前記第1の
    開閉弁を開とした後に前記第2の開閉弁を閉とし、その
    後前記四方弁を切り換えて暖房運転を行うことを特徴と
    する空気調和装置の運転制御方法。
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