JP2000274590A - 物品支持脚ボルト台座及び物品支持脚装置 - Google Patents

物品支持脚ボルト台座及び物品支持脚装置

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JP2000274590A
JP2000274590A JP11081019A JP8101999A JP2000274590A JP 2000274590 A JP2000274590 A JP 2000274590A JP 11081019 A JP11081019 A JP 11081019A JP 8101999 A JP8101999 A JP 8101999A JP 2000274590 A JP2000274590 A JP 2000274590A
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Teruo Kumashiro
照夫 熊代
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Daiwa Rashi Kk
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Daiwa Rashi Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被支持物品に予め設けられた雌ねじ部に螺合さ
れて物品支持脚部として用いられるボルトを利用する物
品支持脚装置のための物品支持脚ボルト台座であって、
被支持物品の重量、大きさ、使用条件等に応じて要求さ
れるボルト径及び(又は)ボルト長さが変化してもそれ
らボルトに対して共通で利用でき、また、被支持物品の
設置面が傾斜している場合にも対応できる物品支持脚ボ
ルト台座を提供する。さらに、この物品支持脚ボルト台
座を利用した、簡単安価に製造することができる物品支
持脚装置を提供する。 【解決手段】被支持物品Wに設けられた雌ねじ部Sに螺
合されて物品支持脚部として用いられるボルト2(又は
3)は下端部の円柱部21(又は雄ねじ部31)を球形
状部材11(又は14)の雌ねじ穴111(又はボルト
穴141)に圧入固定され、該球形状部材11(又は1
4)は截頭球形状の中空部121を有する受け座12の
該中空部に摺動回転可能に抱かれ、受け座12は台座本
体13に離脱しないように連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械、コンベヤ
等の各種機械、本、書類等を収納するロッカー等の各種
家具、各種ディスプレイ装置、テレビ、オーディオ装置
等の各種電気電子機器等の物品を支持する物品支持脚ボ
ルトの台座及びこれを用いた物品支持脚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の支持脚としては種々のタイ
プのものが知られているが、その中に、物品に予め設け
た雌ねじ部にボルトを螺合させてそれを支持脚装置とす
ることが行われている。一般的に良く用いられるものと
して、該ボルトの物品設置床面側の端部に、通常、合成
樹脂、金属等からなる台座が、一体的に、又は相互回転
自在に設けられているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の物品支持脚装置は、ボルトと台座とが当初から相互接
続されているので、物品に応じて、或いは物品が同じで
もその設置場所等に応じて長さの異なる支持脚装置を用
いようとすると、ボルト部分の長さの異なる各種長さの
支持脚装置を予め用意しておき、その中から選択採用し
なければならない。しかも予め準備される各支持脚装置
は全て当初からボルトに接続された台座を有するもので
なければならない。
【0004】物品に応じて、或いは物品の使用状況等に
応じて強度の異なる支持脚装置を用いようとする場合も
同様である。すなわち、ボルト部分の径の異なる(換言
すれば強度の異なる)各種ねじ径の支持脚装置を予め準
備しておき、その中から求める強度のものを選択採用し
なければならず、しかも予め準備される各支持脚装置は
全て当初からボルトに接続された台座を有していなけれ
ばならない。
【0005】また、被支持物品の設置場所の設置面が傾
斜している場合、傾斜面に棚等を形成しその上に支持脚
装置を介して物品を設置するか、支持脚装置が座る部分
に傾斜を補正する部材等を設置するなどして、被支持物
品を設置する前に該支持脚装置の台座が座る部分を水平
にしなければならない。
【0006】このように各種要求に応じるために各種ボ
ルトに対応する物品支持脚装置を準備しておくことは極
めて不経済であるし、使用頻度の低いボルト径のボルト
に対応する物品支持脚装置についても予め用意しておか
なくてはならず効率が悪い。
【0007】そこで本発明は、被支持物品に予め設けら
れた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部として用いられ
るボルトを利用する物品支持脚装置のための物品支持脚
ボルト台座であって、被支持物品の重量、大きさ、使用
条件等に応じて要求されるボルト径及び(又は)ボルト
長さが変化してもそれらボルトに対して共通で利用で
き、また、被支持物品の設置面が傾斜している場合にも
対応できる物品支持脚ボルト台座を提供することを課題
とする。
【0008】またさらに本発明は、被支持物品に予め設
けられた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部として用い
られるボルトと、該ボルトを支持する物品支持脚ボルト
台座とを有する物品支持脚装置であり、被支持物品の重
量、大きさ、使用条件等に応じて要求されるボルト径及
び(又は)ボルト長さが変化しても簡単安価に製造する
ことができ、また、被支持物品の設置面が傾斜している
場合にも対応できる物品支持脚装置を提供することを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、球形状部材と、該球形状部材を抱く截頭球形
状の中空部を有する受け座と、該受け座を支持する台座
本体とを備えており、前記球形状部材は雌ねじ穴を有し
ており、該雌ねじ穴は物品に設けられた雌ねじ部に螺合
されて物品支持脚部として用いられるボルトの下端に連
続して形成された所定の一定外径の円柱部を該雌ねじ穴
のねじ山を圧潰しつつ圧入固定できる雌ねじ穴であり、
該球形状部材は前記受け座に摺動回転可能に抱かれ、支
持されており、前記受け座は前記台座本体に連結され、
支持されていることを特徴とする物品支持脚ボルト台座
を提供する。
【0010】また本発明は前記課題を解決するため、球
形状部材、該球形状部材を摺動回転可能に抱く截頭球形
状の中空部を有する受け座及び該受け座を支持する台座
本体とを有する物品支持脚ボルト台座と、物品に設けら
れた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部として用いられ
るボルトであって前記球形状部材に圧入固定されるボル
トとを備えた物品支持脚装置であり、前記ボルトは下端
に連続して形成された所定の一定外径の円柱部を有して
おり、前記球形状部材は雌ねじ穴を有しており、前記ボ
ルト円柱部は該雌ねじ穴のねじ山を圧潰しつつ該雌ねじ
穴に圧入固定されることを特徴とする物品支持脚装置を
提供する。
【0011】また本発明は前記課題を解決するため、球
形状部材と、該球形状部材を抱く截頭球形状の中空部を
有する受け座と、該受け座を支持する台座本体とを備え
ており、前記球形状部材は、物品に設けられた雌ねじ部
に螺合されて物品支持脚部として用いられるボルトの下
端に連続して形成された所定の一定径の雄ねじ部を、そ
のねじ山を圧潰しつつ圧入固定できるボルト穴を有して
いるとともに、前記受け座に摺動回転可能に抱かれ、支
持されており、該受け座は前記台座本体に連結され、支
持されていることを特徴とする物品支持脚ボルト台座を
提供する。
【0012】さらに本発明は前記課題を解決するため、
球形状部材、該球形状部材を摺動回転可能に抱く截頭球
形状の中空部を有する受け座及び該受け座を支持する台
座本体とを有する物品支持脚ボルト台座と、物品に設け
られた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部として用いら
れるボルトであって前記球形状部材に圧入固定されるボ
ルトとを備えた物品支持脚装置であり、前記ボルトは下
端に連続して形成された所定の一定径の雄ねじ部を有し
ており、前記球形状部材は、該ボルト雄ねじ部をそのね
じ山を圧潰しつつ圧入固定するボルト穴を有しているこ
とを特徴とする物品支持脚装置を提供する。
【0013】本発明に係る前記いずれのボルト台座、物
品支持脚装置においても、前記球形状部材は、截頭球形
状の中空部を有する受け座に摺動回転可能に抱かれ、支
持されており該受け座より離脱することはない。
【0014】また、球形状部材を抱く受け座は台座本体
から外れなければよく、該台座本体に回動可能に支持さ
れても、固定されていてもよい。このとき、受け座の抜
け止め手段は例えば台座本体を貫通した受け座の部分に
抜け止めリングを嵌めるもの等種々考えられるが、簡単
で安価に済むものとして、該受け座の台座本体を貫通し
ている部分の下部をかしめ処理することで抜け止めする
ものを挙げることができる。
【0015】ボルトについては、ボルト下部の、球形状
部材に圧入固定される部分の上部に平面輪郭多角形に形
成されるボルト回動操作部が形成されていてもよい。
【0016】ボルトの球形状部材への固定は、ボルトに
設けられた前記一定外径の円柱部を、球形状部材に設け
られた雌ねじ穴に挿入し該雌ねじのねじ山を圧潰しつつ
圧入固定するか、或いは、球形状部材に設けられたボル
ト穴にボルトに設けられた一定径の雄ねじ部のねじ山を
挿入しそのねじ山を圧潰しつつ圧入固定することもでき
る。
【0017】前記ボルトに連設される円柱部の外径及び
この円柱部が圧入固定される前記球形状部材の雌ねじ穴
のねじ径は円柱部を,雌ねじ穴へそのねじ山を圧潰しつ
つ圧入固定できるものであればよいが、代表例として、
円柱部外径は雌ねじの略有効径とする場合を挙げること
ができる。また同様に、ボルトに連設される雄ねじ部を
球形状部材のボルト穴に圧入固定するときは、そのボル
ト穴径を雄ねじ部の略有効径とする場合を例示できる。
【0018】以上説明した物品支持脚ボルト台座及び物
品支持脚装置によると、物品に設けられた雌ねじ部に螺
合されて物品支持脚部として用いられるボルトが、受け
座に抱かれて自在に向きをかえられる球形状部材に圧入
固定されるので、物品設置面が傾斜している場合にも別
途部材を用いたり、特別な細工なしに、該台座を物品設
置面に安定的に配置することができ、ひいては物品を安
定した状態で支持できる。
【0019】また、以上に説明した物品支持脚ボルト台
座及び物品支持脚装置によると、支持対象物品に設けら
れた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部として用いられ
るボルトの要求される径及び(又は)ボルトの長さが、
物品の重量、大きさ、使用条件等に応じて変化しても、
ボルト径や長さにかかわらず、該ボルトの前記球形状部
材の雌ねじ穴へ圧入固定する部分を所定の一定外径の円
柱部に、或いは、前記球形状部材のボルト穴へ圧入固定
する部分を所定の一定径の雄ねじ部に形成しておけるの
で、共通の物品支持脚ボルト台座を用いることができ、
またそれにより本発明の物品支持脚装置は簡単安価に製
造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明に係る物品支持脚装置の一例
の使用状態を示す概略断面図である。
【0022】図1に示す物品支持脚装置Aは、球形状部
材11、該球形状部材11を抱く截頭球形状の中空部1
21を有する受け座12、受け座12を連結支持する台
座本体13を備えた物品支持脚ボルト台座1と、被支持
物品Wに設けられた雌ねじ部Sに螺合されて物品支持脚
部として用いられるボルト2とを備えている。
【0023】球形状部材11は所定の一定径の雌ねじ穴
111を有している。ボルト2はその下端部に形成され
た後述の円柱部21を雌ねじ穴111のねじ山を圧潰し
つつ該穴111に圧入固定できる。また、球形状部材1
1は受け座12の中空部121に摺動回転可能に抱かれ
ており、雌ねじ穴111の向きは自在に変更することが
できる。受け座12の球形状部材11が座る截頭球形状
の中空部121の開口部が最も径の大きい部分よりも若
干絞られており、かくして球形状部材11が受け座12
から離脱しないようになっている。雌ねじ穴111のね
じ径は、予め使用が想定されている数種類のボルトのね
じ径(それとは限定されないがここではM8〜M30)
を有するボルト2のうちでもっとも小さいねじ径と同じ
かそれより小さめの径に合わせる。
【0024】台座本体13はカップを伏せた形状をして
おり、上部の中央部に貫通口131を有する。受け座1
2はこの貫通口131に嵌め込まれる。
【0025】受け座12は台座本体13から抜けないよ
うに回動可能に支持されるか、固定される。そのとき、
抜け止め手段として、台座本体13から下方へ突出した
貫通下端部122にそれとは限定されないがここではか
しめ処理をほどこす。
【0026】ボルト2は、被支持物品Wの重量、大き
さ、使用条件等に適合したねじ径及び長さを有するもの
が採用される。ボルト2は、その下端部にボルト径や長
さに関係なく一定の外径を有する円柱部21を備えてい
る。さらに詳しく説明すると、ボルト2下端部に形成さ
れた円柱部21の外径は球形状部材11に設けられた雌
ねじ穴111の雌ねじの有効径と略等しく、円柱部21
は雌ねじ穴111のねじ山を圧潰しつつねじ穴111に
圧入固定される。また、ボルト下端部の円柱部21より
も上方に、前記物品の雌ねじ部Sにボルト2を螺合する
ときに使うスパナ等の締めつけ工具を係合するためのボ
ルト操作部として、ここでは、六角ナット部22を固着
してある。
【0027】この物品支持脚装置Aは、当初、望むなら
ば物品支持脚ボルト台座1とボルト2を分離しておくこ
とができその状態で保管、運搬できる。被支持物品Wに
支持脚を形成するにあたっては、被支持物品に予め設け
られている支持脚取り付け用の雌ねじ部Sに適合するね
じ径の前記ボルト2が選択される。
【0028】そして、ボルト2下端部の円柱部21がボ
ルト台座1における球形状部材11の雌ねじ穴111に
加圧下に雌ねじ穴111のねじ山が潰れる状態で嵌めら
れ、該ねじ穴111に固定される。
【0029】次いでボルト2が被支持物品Wの雌ねじ部
Sに螺合され、ボルト台座1の台座本体13が物品設置
床面Fに配置される。
【0030】かくして得られた物品支持脚装置Aの高さ
は、ボルト2におけるナット部22の多角形部分にスパ
ナ等の締め付け工具を嵌めて回すことで容易に調節でき
る。
【0031】図2は本発明に係る物品支持脚装置の他の
例の使用状態を示す概略断面図である。
【0032】図2に示す物品支持脚装置Bは、球形状部
材14、該球形状部材14を抱く截頭球形状の中空部1
21を有する受け座12、受け座12を連結支持する台
座本体13を備えた物品支持脚ボルト台座1’と、被支
持物品Wに設けられた雌ねじ部Sに螺合されて物品支持
脚部として用いられるボルト3とを備えている。
【0033】これらの部品のうち、物品支持脚ボルト台
座1’における球形状部材14と、ボルト3を除く部品
はいずれも、図1に示す物品支持脚装置Aにおける部品
と同じものである。同じ部品には図1と同じ参照符号を
付してある。
【0034】球形状部材14は所定の一定径のボルト穴
141を有している。ボルト3はその下端部に形成され
た所定の一定径を有する雄ねじ部31を有している。雄
ねじ部31のねじ径は、使用が想定されるボルト3の被
支持物品Wに設けられた雌ねじ部Sに螺合される部分の
ねじ径(それとは限定されないがここではM8〜M3
0)のうちでもっとも小さいねじ径と同じかそれよりも
小さめの径に合わせる。そして、球形状部材14に形成
されたボルト穴141の内径はボルト3下端部に設けら
れた雄ねじ部31のねじの有効径と略等しく、雄ねじ部
31は該雄ねじ部31のねじ山を圧潰しつつボルト穴1
41に圧入固定される。
【0035】ボルト3の雄ねじ部31の上方にボルト操
作部として六角ナット部32を固着してある。この物品
支持脚ボルト台座1’、物品支持脚装置Bも図1に示す
台座1、物品支持脚装置Aと同様に用いることができ
る。
【0036】以上説明した物品支持脚装置A(又はB)
の各部材はボルト2(又は3)も含めてそれとは限定さ
れないがここでは金属製である。
【0037】また、以上説明した物品支持脚装置A(又
はB)の形成では、ボルト2(又は3)及び台座1(又
は1’)は当初は物品Wから離しておき、且つ、互いに
分離させておけるので、それらの保管、運搬が容易であ
るし、それに要する費用も安価に済む。
【0038】また、以上説明した物品支持脚装置A(又
はB)によると、ボルト2(又は3)の要求される径及
び(又は)長さが、被支持物品Wの重量、大きさ、使用
条件等に応じて変化しても、ボルト2(又は3)の径や
長さにかかわらず、該ボルト2(又は3)の球形状部材
11(又は14)の雌ねじ部111(又はボルト穴14
1)へ圧入する部分を所定の一定外径の円柱部21(又
は雄ねじ部31)に形成しておけるので、共通の物品支
持脚ボルト台座1(又は1’)を用いることができ、そ
れだけ簡単安価に製造することができる。
【0039】さらに以上説明した物品支持脚装置A(又
はB)によると、被支持物品Wに設けられた雌ねじ部S
に螺合されて物品支持脚部として用いられるボルト2
(又は3)が、受け座12に抱かれて自在に向きをかえ
られる球形状部材11(又は14)に圧入固定されるの
で、物品設置面Fが傾斜している場合にも別途部材を用
いたり、特別な細工なしに、該装置A(又はB)を物品
設置面Fに安定的に配置することができ、ひいては被支
持物品Wを安定した状態で支持できる。
【0040】なお、ボルト2(又は3)には、これを被
支持物品Wの雌ねじ部Sに螺合させる前に回り止めナッ
トNを螺合させておき、物品支持脚装置A(又はB)の
高さ調節終了後、これを雌ねじ部Sに当接させて締め付
け、それによってボルト2(又は3)の回り止めとして
もよい。
【0041】
【発明の効果】被支持物品に予め設けられた雌ねじ部に
螺合されて物品支持脚部として用いられるボルトを利用
する物品支持脚装置のための物品支持脚ボルト台座であ
って、被支持物品の重量、大きさ、使用条件等に応じて
ボルト径及び(又は)ボルト長さが変化してもそれらボ
ルトに対して共通で利用でき、また、被支持物品の設置
面が傾斜している場合にも対応できる物品支持脚ボルト
台座を提供することができる。
【0042】また本発明によると、被支持物品に予め設
けられた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部として用い
られるボルトと、該ボルトを支持する物品支持脚ボルト
台座とを有する物品支持脚装置であり、被支持物品の重
量、大きさ、使用条件等に応じて要求されるボルト径及
び(又は)ボルト長さが変化しても簡単安価に製造する
ことができ、また、被支持物品の設置面が傾斜している
場合にも対応できる物品支持脚装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品支持脚装置の一例の使用状態
を示す概略断面図である。
【図2】本発明に係る物品支持脚装置の他の例の使用状
態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
A、B 物品支持脚装置 1、1’ 物品支持脚ボルト台座 11、14 球形状部材 111 雌ねじ穴 141 ボルト穴 12 受け座 121 截頭球形状中空部 122 受け座のかしめ処理部分 13 台座本体 2、3 ボルト 21 円柱部 22、32 ボルト操作部 31 雄ねじ部 W 被支持物品 S 物品Wの雌ねじ部 F 物品設置床面 N 回り止めナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球形状部材と、該球形状部材を抱く截頭球
    形状の中空部を有する受け座と、該受け座を支持する台
    座本体とを備えており、前記球形状部材は雌ねじ穴を有
    しており、該雌ねじ穴は物品に設けられた雌ねじ部に螺
    合されて物品支持脚部として用いられるボルトの下端に
    連続して形成された所定の一定外径の円柱部を該雌ねじ
    穴のねじ山を圧潰しつつ圧入固定できる雌ねじ穴であ
    り、該球形状部材は前記受け座に摺動回転可能に抱か
    れ、支持されており、該受け座は前記台座本体に連結さ
    れ、支持されていることを特徴とする物品支持脚ボルト
    台座。
  2. 【請求項2】球形状部材、該球形状部材を摺動回転可能
    に抱く截頭球形状の中空部を有する受け座及び該受け座
    を支持する台座本体とを有する物品支持脚ボルト台座
    と、 物品に設けられた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部と
    して用いられるボルトであって前記球形状部材に圧入固
    定されるボルトとを備えた物品支持脚装置であり、 前記ボルトは下端に連続して形成された所定の一定外径
    の円柱部を有しており、 前記球形状部材は雌ねじ穴を有しており、前記ボルト円
    柱部は該雌ねじ穴のねじ山を圧潰しつつ該雌ねじ穴に圧
    入固定されることを特徴とする物品支持脚装置。
  3. 【請求項3】球形状部材と、該球形状部材を抱く截頭球
    形状の中空部を有する受け座と、該受け座を支持する台
    座本体とを備えており、前記球形状部材は、物品に設け
    られた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部として用いら
    れるボルトの下端に連続して形成された所定の一定径の
    雄ねじ部を、そのねじ山を圧潰しつつ圧入固定できるボ
    ルト穴を有しているとともに、前記受け座に摺動回転可
    能に抱かれ、支持されており、該受け座は前記台座本体
    に連結され、支持されていることを特徴とする物品支持
    脚ボルト台座。
  4. 【請求項4】球形状部材、該球形状部材を摺動回転可能
    に抱く截頭球形状の中空部を有する受け座及び該受け座
    を支持する台座本体とを有する物品支持脚ボルト台座
    と、 物品に設けられた雌ねじ部に螺合されて物品支持脚部と
    して用いられるボルトであって前記球形状部材に圧入固
    定されるボルトとを備えた物品支持脚装置であり、 前記ボルトは下端に連続して形成された所定の一定径の
    雄ねじ部を有しており、 前記球形状部材は、該ボルト雄ねじ部をそのねじ山を圧
    潰しつつ圧入固定するボルト穴を有していることを特徴
    とする物品支持脚装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101398532B1 (ko) * 2013-05-09 2014-05-27 (주) 큐씨아이 고정지그블록

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101398532B1 (ko) * 2013-05-09 2014-05-27 (주) 큐씨아이 고정지그블록

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