JP2000274128A - マンホール蓋等の保安管理装置 - Google Patents

マンホール蓋等の保安管理装置

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JP2000274128A
JP2000274128A JP11080967A JP8096799A JP2000274128A JP 2000274128 A JP2000274128 A JP 2000274128A JP 11080967 A JP11080967 A JP 11080967A JP 8096799 A JP8096799 A JP 8096799A JP 2000274128 A JP2000274128 A JP 2000274128A
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JP
Japan
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plug
lock member
lock
management device
stopper member
Prior art date
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Pending
Application number
JP11080967A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomitaka Matsumura
富隆 松村
Toshiaki Sakai
利明 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 違法複製の合鍵やピッキング用具のアクセス
が阻止され、安全性が格段に向上したマンホール蓋等の
保安管理装置を提供する。 【解決手段】 施錠用ロータ1の鍵孔2に栓体3を抜き
差し可能に嵌め込み、栓体3の抜取りを阻止するロック
部材5の退没位置への移動をストッパー部材8によって
制止し、栓体3に装備したメモリー部10の記憶情報
と、外部から接続されるコントローラ12からの入力情
報とが一致したとき、電子ロック駆動部9にストッパー
部材8の駆動用出力を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、通信ケーブルや
電力ケーブル等を収容した共同溝のマンホール蓋等の保
安管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 正当権限者以外の者による蓋の開放を
防止するために蓋に施錠装置を装備することは従来から
行なわれている。一般の蓋用施錠装置では、施錠装置の
固定本体を蓋に固着し、固定本体に回転可能に装備した
施錠用ロータにロックアームを連動装備し、ロックアー
ムの先端部を蓋の固定受枠の受金部などに係合させるこ
とによって、蓋を固定受枠に対して錠止している。
【0003】蓋の開閉規制は、施錠用ロータの鍵孔に適
合した鍵を正当管理者が保管することによって行われる
のであるが、実際には違法複製した合鍵を鍵孔に挿入し
たり、ピッキング用具を鍵孔に挿入することによって、
施錠用ロータが回されてしまう危険性が残されており、
マンホール蓋等の保安管理装置としては一定の限界があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、鍵孔を栓体によって閉塞することによって違法
複製の合鍵やピッキング用具のアクセスを不可能にし、
かつ、所定のコード情報を知っている正当管理者でなけ
れば栓体の抜取りが行なえないため安全性が格段に向上
した、マンホール蓋等の保安管理装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のマンホール蓋等の
保安管理装置は、施錠用ロータ1の鍵孔2に抜き差し可
能に嵌め込まれる栓体3と、栓体3の側面透孔4から出
没可能に栓体3に装備され、突出時に先端部5aがロー
タ1の内面壁1aと係合して栓体3の抜取りを阻止する
ロック部材5と、栓体3に装備され、ロック部材5を突
出位置と退没位置の間で駆動する駆動部材6と、必要に
応じて駆動部材6に係合させられる操作部材7と、栓体
3に装備され、ロック部材5と係合してロック部材5の
退没位置への移動を阻止するストッパー部材8と、栓体
3に装備され、ストッパー部材8をロック部材5と係合
しない位置に移動させる電子ロック駆動部9と、栓体3
に装備され、所定のコード情報を記憶しているメモリー
部10と、栓体3に装備されたコネクタ11に必要に応
じて外部から接続されるコントローラ12とからなる。
【0006】公知の適当な施錠機構14によって蓋13
が固定受枠に対して錠止されているときには、施錠用ロ
ータ1の鍵孔2は栓体3によって閉塞されており、全て
の鍵やピッキング用具は鍵孔2にアクセスすることがで
きない。栓体3は、栓体3の側面透孔4から突出したロ
ック部材5の先端部5aが、施錠用ロータ1の内面壁部
1aに係合することによって鍵孔2からの抜取りを阻止
されている。そして、ロック部材5はストッパー部材8
によって当該突出位置に拘束されている。
【0007】通信ケーブル等の修理点検などのために作
業員がマンホールから共同溝に入り込むときには、コン
トローラ12の出力端子を栓体3側のコネクタ11に接
続してから、正当管理者が当該マンホールに割り当てら
れているコード情報を入力する。コントローラ12から
の入力情報とメモリー部10が保持している記憶情報と
が合致したとき、電子ロック駆動部9にストッパー部材
8の駆動用出力が与えられる。電子ロック駆動部9の作
動によってストッパー部材8がロック部材5と係合しな
い位置に退避するため、操作部材7と駆動部材6によっ
てロック部材5を退没方向に移動させることができる。
かくして、ロック部材5の先端部5aが栓体3に向かっ
て後退するため、栓体3を施錠用ロータ1の鍵孔2から
抜き取ることができる。
【0008】栓体3が抜取られた鍵孔2には、施錠装置
の鍵15が所要深さまで挿入される。該鍵15を回すこ
とによって施錠用ロータ1に連動装備した施錠機構14
が駆動され、固定受枠に対する蓋13の錠止が解除さ
れ、蓋13は開放可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、栓体3は円
筒体で構成され、内部には駆動部材6とコネクタ11を
装備した上位ハウジング3aと、ロック部材5と電子ロ
ック駆動部9を装備した下位ハウジング3bが固設さ
れ、螺合した上位キャップ3cと下位キャップ3dによ
って上下端の開口部が閉鎖されている。下位ハウジング
3bの内面にはストッパー部材8のガイドブロック3h
が固着されている。
【0010】駆動部材6はオフセット状に屈曲した棒材
によって構成され、上端の受動端部6aは上位ハウジン
グ3aに回転可能に支持されている。駆動端部7aが受
動端部6aに嵌められる操作部材7は棒材で構成され、
摘み部がT形に連設されている。上位キャップ3cを取
り外した後、垂直軸を中心に操作部材7を回転操作する
と、駆動部材6が一体的に回転操作される。コネクタ1
1は4〜6芯式のものであり、駆動部材6の駆動端部6
aに並べて上位ハウジング3aに固着されている。上位
キャップ3cを取り外したときに、コネクタ11はコン
トローラ12の出力端子12aに接続可能となる。上位
キャップ3cと栓体3の内周面間には防水用O−リング
3eが設けられている。
【0011】ロック部材5は棒材で構成され、中間部上
面に受動溝5bを設けてあり、受動溝5bに駆動部材6
の先端部6bが挿入されている。下位ハウジング3bの
上面壁部には円弧状のガイドスロット3fが形成され、
これには駆動部材6の中間部分が挿入されている。ロッ
ク部材5の基端部には直径方向の縦溝5cが設けられ、
これには側面視コ字状のストッパー部材8の立ち上がり
板部8aの上辺部分が係脱する。ロック部材5は下位ハ
ウジング3bのO−リング付きの側面透孔3gにも挿通
されている。立ち上がり板部8aの縁辺部はガイドブロ
ック3hの縦溝部に嵌められている。
【0012】ロック部材5の先端部5aが施錠用ロータ
1の内面壁部1aに係合した施錠状態においては、スト
ッパー部材8の立ち上がり板部8aの上辺部分がロック
部材5の縦溝5cに係合しており、これによってロック
部材5の退没方向への移動が阻止される。この一方、立
ち上がり板部8aの上辺部分がロック部材5の縦溝5c
を上方に脱出しているときには、ロック部材5の退没方
向への移動が許容された状態にある。電子ロック駆動部
9はソレノイドによって構成されており、コイル本体部
分9aは下位ハウジング3bの上面壁部に固着されてい
る。上下方向に吸引作動されるプランジャー9bには、
ストッパー部材8の水平板部8bがビス9cによって固
着されている。
【0013】コントローラ12にはテンキー装置などの
入力手段が付設されており、適当な英数字の組み合わせ
からなるキーコード情報が正当管理者によって入力され
る。コントローラ12からの入力情報とメモリー部10
の記憶情報が一致したとき、電子ロック駆動部9のソレ
ノイドコイルに駆動電流が流され、プランジャー9bの
吸引動作によって、ストッパー部材8が引き上げられ、
立ち上がり板部8aの上辺部分がロック部材5の縦溝5
cから上方に脱出することによって、ロック部材5の退
没方向への移動が許される。電源としては正当管理者が
現場に携帯搬入したバッテリー電源や作業用車両に搭載
されたバッテリー電源を使用することができる。また、
コントローラ12や栓体3に所要電源を内蔵させて置く
こともできる。
【0014】
【発明の効果】 以上のように本発明の保安管理装置で
は、施錠状態においては施錠用ロータ1の鍵孔2は栓体
3によって閉塞されており、栓体3の側面透孔4から突
出してロータ1の内面壁1aと係合するロック部材5に
よって栓体3の抜取りが阻止されているため、違法複製
された合鍵やピッキング用具を鍵孔2にアクセスして所
要深さまで挿入することができない。また、ロック部材
5の退没位置への移動を阻止するストッパー部材8を栓
体3に装備し、ストッパー部材8をロック部材5と係合
しない位置に移動させる電子ロック駆動部9を栓体3に
装備し、所定のコード情報を記憶しているメモリー部1
0とコネクタ11を栓体3に装備し、コントローラ12
からの入力情報とメモリー部10の記憶情報が一致した
とき、電子ロック駆動部9にストッパー部材8の駆動用
出力を与えるようにしたので、所定のコード情報を知っ
ている正当管理者以外の者が栓体3を抜き取ることは不
可能であり、マンホール蓋等の保安管理装置として安全
性が格段に向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るマンホール蓋等の保
安管理装置の平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図であり、マンホール蓋
の施錠装置に組み込んだ状態を示している。
【図3】 図2のB−B線断面図である。
【図4】 図2のC−C線断面図である。
【図5】 図2のD−D線断面図である。
【図6】 図1のE−E線断面図である。
【図7】 該保安管理装置の使用状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 施錠用ロータ 2 鍵孔 3 栓体 4 側面透孔 5 ロック部材 6 駆動部材 7 操作部材 8 ストッパー部材 9 電子ロック駆動部 10 メモリー部 11 コネクタ 12 コントローラ 13 蓋 14 蓋用施錠機構 15 鍵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 利明 東京都品川区西五反田1丁目24番4号 タ キゲン製造株式会社内 Fターム(参考) 2D047 BB03 2E250 AA00 BB02 DD01 FF06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠用ロータ1の鍵孔2に抜き差し可能
    に嵌め込まれる栓体3と、栓体3の側面透孔4から出没
    可能に栓体3に装備され、突出時に先端部5aがロータ
    1の内面壁1aと係合して栓体3の抜取りを阻止するロ
    ック部材5と、栓体3に装備され、ロック部材5を突出
    位置と退没位置の間で駆動する駆動部材6と、必要に応
    じて駆動部材6に係合させられる操作部材7と、栓体3
    に装備され、ロック部材5と係合してロック部材5の退
    没位置への移動を阻止するストッパー部材8と、栓体3
    に装備され、ストッパー部材8をロック部材5と係合し
    ない位置に移動させる電子ロック駆動部9と、栓体3に
    装備され、所定のコード情報を記憶しているメモリー部
    10と、栓体3に装備されたコネクタ11に必要に応じ
    て外部から接続されるコントローラ12とからなり、コ
    ントローラ12からの入力情報とメモリー部10の記憶
    情報が一致したとき、電子ロック駆動部9にストッパー
    部材8の駆動用出力を与えるようにしたマンホール蓋等
    の保安管理装置。
JP11080967A 1999-03-25 1999-03-25 マンホール蓋等の保安管理装置 Pending JP2000274128A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003158774A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Nec Saitama Ltd W−cdma無線基地局及びその遅延時間差補正方法
CN1296592C (zh) * 2004-06-28 2007-01-24 张传涛 密码防盗锁
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