JP2000272693A - キャップ装着装置 - Google Patents

キャップ装着装置

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JP2000272693A
JP2000272693A JP11075309A JP7530999A JP2000272693A JP 2000272693 A JP2000272693 A JP 2000272693A JP 11075309 A JP11075309 A JP 11075309A JP 7530999 A JP7530999 A JP 7530999A JP 2000272693 A JP2000272693 A JP 2000272693A
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JP
Japan
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cap
bottle
resin
resin cap
line
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JP11075309A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Sato
光春 佐藤
Masahiro Kojima
正博 小嶋
Kazuhiko Okuyama
和彦 奥山
Kazunori Uematsu
一則 上松
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済性の低下を抑制しながら、樹脂キャップ
でも金属キャップでも適切に装着できるようにする。 【解決手段】 ボトル3にキャップを供給自在なキャッ
プ供給装置5を設け、キャップをキャッピング完了状態
に装着する回転駆動式キャッピング装置6を、キャップ
供給装置5の下流側に設け、キャッピング装置6に、ネ
ジ付きの樹脂キャップを締付自在な樹脂キャップ用アタ
ッチメントと、ボトル口に被されたネジ無し金属製の金
属キャップを、ボトル口のネジ部形状に合わせてネジを
形成して装着する金属キャップ用アタッチメントとを切
り替え自在に設け、キャップ供給装置5とキャッピング
装置6との間に、ボトル口に配置された樹脂キャップを
所定回転数以上仮締め自在な仮締め装置1を仮締付作用
状態と仮締付非作用状態とに駆動切り替え自在に設けて
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトル搬送ライン
上を移動するボトルのボトル口にキャップを供給自在な
キャップ供給装置を設け、前記ボトルのライン搬送に伴
って前記ボトル口に配置された前記キャップをキャッピ
ング完了状態に装着する回転駆動式キャッピング装置
を、前記ボトル搬送ラインにおける前記キャップ供給装
置の下流側に設けてあるキャップ装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで言うキャップには、図2・3に例
示するように、ネジ付き樹脂キャップ(以下、単に樹脂
キャップという)4Aと、図4・5に例示するように、
ネジ無し金属キャップ(以下、単に金属キャップとい
う)4Bとがあり、ガラスボトル・ペットボトル等、種
々のボトルに用いられている。そして、前記樹脂キャッ
プ4Aは、キャッピング装置によってキャップを回転駆
動することによってボトル3の雄ネジ3bとキャップの
雌ネジ4Aaとが螺合して締め込まれて装着されるもの
である。一方、前記金属キャップ4Bは、一般的に装着
前のキャップにはネジがなく、ボトル口に金属キャップ
4Bを被せた後、キャップ天面を押圧しつつキャップの
外周面に対向する二つのネジ形成用ローラを押し当てな
がらキャッピング装置によってボトル軸心X1周りに回
転させることによって、キャップに前記ボトル口3aの
雄ネジ3bの形状に沿ったネジを形成すると同時に、対
向する二つのスカート形成用ローラでキャップ下縁部を
締め付ける方法で装着されるものである。また、夫々の
キャップは、装着メカニズムの違いによって、キャップ
を装着するために必要な装着回転数が異なっており、そ
れに対応して前記キャッピング装置のスピンドルの回転
数も異なっている。一般的には、金属キャップの装着回
転数の方が、樹脂キャップの装着回転数より小さい。
【0003】従来、この種のキャップ装着装置として
は、図22に示すように、ボトル搬送ラインにおけるキ
ャップ供給装置5の下流側に、前記キャッピング装置6
を設けて構成してあり、前記キャッピング装置6は、前
記樹脂キャップ4A装着専用に装着回転数が設定された
ものであったり、前記金属キャップ4B装着専用に装着
回転数が設定されたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今後の産業発展にあた
っては、資源の有効活用が重要事項として上げられてお
り、対象とする飲料用容器についてもリサイクルが必要
不可欠となっている。このリサイクル推進の観点から、
特に、ボトルに装着されるキャップは、金属キャップか
ら樹脂キャップへの切り換えの方向が打ち出されてお
り、その移行が強く望まれている。従って、既存の生産
ラインで生産される容器入り飲料も、速やかに樹脂キャ
ップを採用してかなければならない。上述した従来のキ
ャップ装着装置によれば、金属キャップ装着用に構成し
てある場合、前述の通り、キャッピング装置のスピンド
ルの回転数が樹脂キャップ装着用の場合に比べて少なく
設定されていることから、樹脂キャップを確実に締め込
んで装着することが困難であるという問題点がある。こ
の問題点を解消するには、キャッピング装置を兼用キャ
ッパー(金属キャップでも樹脂キャップでもスピンドル
の回転数を変更できるようにした機構を内蔵したもの)
に更新することが考えられるが、この場合は、設置のた
めの納期が長く、また、設置のための工事のために稼働
中の生産ラインを長期間にわたって停止しなければなら
ず、実質的な生産性の低下を招くと共に、設備投資が多
額化し、非常に不経済となる新たな問題点がある。
【0005】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、経済性の低下を抑制しながら、樹脂キャップでも
金属キャップでも適切に装着できるキャップ装着装置を
提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は、図1に例示するごとく、ボトル搬送ラインLで搬
送されるボトル3のボトル口3aにキャップ4を供給自
在なキャップ供給装置5を設け、前記ボトル3のライン
搬送に伴って前記ボトル口3aに配置される前記キャッ
プ4をキャッピング完了状態に装着する回転駆動式キャ
ッピング装置6を、前記ボトル搬送ラインLにおける前
記キャップ供給装置5の下流側に設けてあるキャップ装
着装置において、前記キャッピング装置6に、ネジ付き
の樹脂キャップ4Aを締付自在な樹脂キャップ用アタッ
チメント7aと、ボトル口3aに被されたネジ無し金属
製の金属キャップ4Bを、前記ボトル口3aのネジ部形
状に合わせてネジを形成して装着する金属キャップ用ア
タッチメント7bとを切り替え自在に設け、前記キャッ
プ供給装置5と前記キャッピング装置6との間に、前記
ボトル口3aに配置された前記樹脂キャップ4Aを所定
回転数以上仮締め自在な仮締め装置1を仮締付作用状態
と仮締付非作用状態とに切り替え自在に設けてあるとこ
ろにある。請求項1の発明の特徴構成によれば、締め付
け対象のキャップが樹脂キャップの場合には、樹脂キャ
ップ用アタッチメントが駆動する状態にキャッピング装
置を切り替えると共に、前記仮締め装置を仮締付作用状
態に切り替えることによって、必要な装着回転数を満た
すようにボトルに樹脂キャップを締め付けて装着するこ
とが可能となる。そしてまた、締め付け対象のキャップ
が金属キャップの場合には、金属キャップ用アタッチメ
ントが駆動する状態にキャッピング装置を切り替えると
共に、前記仮締め装置を仮締付非作用状態に切り替える
ことによって、必要な装着回転数を満たすように金属キ
ャップにネジを形成してボトルに装着することが可能と
なる。即ち、前記各アタッチメント、及び、仮締め装置
を必要に応じて切り替えすることによって、同じ生産ラ
イン上で、樹脂キャップでも金属キャップでも装着する
ことが可能となる。また、既存の設備を改造して本発明
装置を構成する場合であっても、前記キャッピング装置
そのものの大規模な改造や新規設置を必要とせず、且
つ、前記仮締め装置そのものは付け足すだけですむか
ら、速やかに対応でき生産ラインの稼働停止を短くする
ことが可能となり、実質的な生産効率低下を最小限に止
めることが可能となる。従って、経済性の低下を抑制し
ながら、装置の汎用性を向上させることが可能となる。
【0007】請求項2の発明の特徴構成は、図6・7・
18・19・20・21に例示するごとく、前記仮締め
装置1は、前記キャップ供給装置5設置部分で前記ボト
ル口3aに配置された前記樹脂キャップ4Aの側面に接
当自在な抵抗長尺体9を、その長手方向が前記ボトル搬
送ラインLの搬送方向に沿う状態で、且つ、前記樹脂キ
ャップ4Aの通過位置側方に設け、前記樹脂キャップ4
Aの側面を押圧しながら前記樹脂キャップ4Aを回転自
在に支持する複数の押圧部Pを、前記抵抗長尺体9に対
向する位置に、前記樹脂キャップ4Aのキャップ軸芯X
2を前記ボトル3のボトル軸芯X1に合わせた状態で、
且つ、前記ボトル3とともに搬送方向に沿ってキャップ
4Aを支持して移動する状態に設け、前記ボトル3が前
記ボトル搬送ラインLを移動するに伴って、前記樹脂キ
ャップ4Aの側面に作用する前記抵抗長尺体9との摩擦
抵抗力によって前記樹脂キャップ4Aを回動締め付けす
るように形成してあるところにある。請求項2の発明の
特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶
えることができるのに加えて、ボトル口に被された樹脂
キャップの初期姿勢が傾斜していたにしても姿勢を矯正
して確実に締付装着することが可能となる。即ち、樹脂
キャップは、ボトル口上に配置された状態においては、
位置関係が一定でないことから、傾斜した状態に被さっ
ていることがあるが、本発明装置によれば、前記押圧部
によってボトル軸芯にキャップ軸芯が合う状態で樹脂キ
ャップを回転自在に支持することが可能となり、前記押
圧部を作用状態にするだけで、樹脂キャップの姿勢を矯
正し、適正に保つことが可能となる。また、前記押圧部
は、樹脂キャップを回転自在に支持したまま、ボトルの
搬送と共に移動するから、キャップに対して偏りのない
回転力を与えることが可能となり、例えば、ボトル口上
の樹脂キャップの側面に抵抗長尺体を押しつけ付勢する
だけの構成をとる仮締め装置に比べて、ボトル口外周面
の搬送方向前端部分と樹脂キャップ内周面の搬送方向前
端部分とが強くこすれて傾斜したまま樹脂キャップが締
め付けられるといったことを防止し易い。従って、樹脂
キャップの締め付けそのものも、ボトル軸芯に対してキ
ャップ軸芯がぶれにくい状態で締め付けることが可能と
なる。従って、樹脂キャップが初期の状態で傾斜姿勢に
なっていても、ボトル軸芯にキャップ軸芯が合うように
支持しながら、より確実に締め付けることが可能とな
る。
【0008】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0010】図1は、本発明のキャップ装着装置の一実
施形態品を示すもので、当該キャップ装着装置2は、ボ
トル飲料の製造ラインにおける充填装置Rの下流側に配
置してあり、ボトル搬送ライン(以後、単にラインとい
う)Lで搬送されるボトル3のボトル口3aにキャップ
4を供給自在なキャップ供給装置5を設け、前記ボトル
3のライン搬送に伴って前記キャップ供給装置5設置部
分で前記ボトル口3aに配置される前記キャップ4をキ
ャッピング完了状態に装着する回転駆動式キャッピング
装置6を、前記ラインLにおける前記キャップ供給装置
5の下流側に設け、前記キャップ供給装置5と前記キャ
ッピング装置6との間に、キャップを仮締めする仮締め
装置1を配置して構成してある。
【0011】前記充填装置Rは、直線に延びる前記ライ
ンLから各ボトル3を充填ラインL1へ引き込む引込部
R1を介して分岐し、各ボトル3を一定間隔で搬送しな
がら飲料液を充填部R2において充填し、各ボトル3を
戻し部R3を介して前記ラインLに戻すものである。
【0012】因みに、前記ボトル3は、図2〜5に示す
ように、所謂ペットボトルやガラスボトルであり、前記
ボトル口3aの外周部には、キャップ4を螺合させるた
めの雄ネジ3bを形成してある。また、雄ネジ3bの基
端側には、前記キャップ4の改ざん防止リング4Acを
係止させるための拡径部3cを設けてある。また、ボト
ルがペットボトルの場合には、前記拡径部3cの更に下
方側に、後述するネックグリップ17が係止自在な鍔状
部3dを設けてある(図2・3参照)。
【0013】また、前記キャップ4には、ネジ付きの樹
脂キャップ4Aとネジ無しの金属キャップ4Bとがあ
る。前記樹脂キャップ4Aは、図2・3に示すように、
その内周面に、前記ボトル口3aの雄ネジ3bに対応し
た雌ネジ4Aaが形成してある。また、ボトル口3aの
上端が当接する部分には、樹脂キャップ4Aを締め付け
た状態でボトル口3aの内周部に当接して密閉を図るシ
ール環状突部4Abを備えたシール部材を有している。
そして、キャップ下縁部には、切り取り自在な改ざん防
止リング4Acを設けてある。この改ざん防止リング4
Acは、樹脂キャップ4Aを螺進させてボトル口3aに
取り付けるに伴って、前記拡径部3cを弾性的に乗り越
えて拡径部の下部に係止する。そして、樹脂キャップ4
Aに開方向の回転力を与えると、前記改ざん防止リング
4Acの内面の係止部が前記拡径部3cに引っ掛かった
ままキャップ本体が離脱方向に移動し、キャップ本体と
改ざん防止リング4Acとの間に形成した切取部4Ad
が裂けて分離する。従って、キャップ本体と改ざん防止
リング4Acとが分離している状態により、既に開封さ
れていることが一目瞭然に認識することができる。一
方、キャップ外周面には、図に示すように、縦縞模様に
形成されたローレット4Aeを形成してあり、キャップ
をつかみ易くしてある。前記金属キャップ4Bは、図4
・5に示すように、樹脂キャップ4Aとは異なり、ネジ
は形成してなく、前記ボトル口3aにそのまま被さるよ
うに構成してある。また、前記樹脂キャップのシール環
状突部4Abに相当するものとしては、例えば、シール
用のパッキン4Bbが底部分に嵌着してある。そして、
キャップ下縁部には、切取部4Bdを介して改ざん防止
リング4Bcを設けてある。そして、図17に示すよう
に、前記キャッピング装置6に取り付けた金属キャップ
用アタッチメント7bを使用して、キャップの天面をキ
ャップヘッド押さえN3で押しながら、金属キャップ4
Bの外方から対向する二つのネジ形成用ローラ(図示で
は一つのみ表示)N1を周面に押し当てながらキャップ
軸心X2周りに回転させることによって、ボトル3に金
属キャップ4Bを被したままで、前記ボトル口3aの雄
ネジ3bの形状に合わせてネジ形成を行うことが可能と
なる。また、同時に前記金属キャップ用アタッチメント
7bの対向する二つのスカート形成用ローラ(図示では
一つのみ表示)N2を、金属キャップ4Bの下縁部に押
し当てながらキャップ軸心X2周りに回転させることに
よって、ボトル拡径部3cの下に回り込み、前記改ざん
防止リング4Bcが形成される。この改ざん防止リング
4Bcによれば、キャップが不用意に緩むのを防止する
ことができると共に、樹脂キャップ4Aの場合と同様
に、キャップ本体と改ざん防止リング4Bcとが分離し
ている状態を見れば、既に開封されていることが一目瞭
然に認識することができる。一方、キャップ外周面に
は、図に示すように、縦縞模様に形成されたローレット
4Beを形成してあり、キャップをつかみ易くしてあ
る。
【0014】前記キャップ供給装置5は、図6・8に示
すように、ラインL上方に間隔をあけて配置してあり、
多数のキャップ4を縦配列に並んだ状態に保持する長尺
の傾斜シュート5aを設け、その下端部には、前記キャ
ップ4が前記傾斜シュート5a下端部から不用意に脱落
するのを防止する停止手段(例えば、キャップを弱い力
で挟持する挟持片を設けて構成してある)を設けてあ
る。また、前記傾斜シュート5aの設置高さは、傾斜シ
ュート5aの下端部に位置するキャップ4の前端部が、
前記ボトル口3aが通過する高さ位置に重なるように設
定してあり、ラインL上を移動する各ボトル口3aが、
前記キャップ4を引っかけながら取り出すように構成し
てある。そして、下端部のキャップ4が引き出された
ら、次のキャップが下方へ移動して前記停止手段によっ
て保持される。このようにして、キャップ4は順次供給
される。
【0015】前記キャッピング装置6は、図1に示すよ
うに、直線に延びる前記ラインLから分岐させたて設置
してあり、ボトルはキャッピングラインL2上を搬送さ
れる。尚、前記ラインLとキャッピングラインL2始端
部との間には、前記ラインLから各ボトル3を前記キャ
ッピングラインL2へ引き込むための引込部6Aが設け
られ、前記キャッピングラインL2終端部と前記ライン
Lとの間には、キャッピングラインL2から各ボトル3
を前記ラインLに戻すための戻し部6Cが設けられてい
る。キャッピング装置6は、図15に示すように、ボト
ル3上のキャップ4に被さって前記キャップ4を装着状
態に操作自在な装着アタッチメント7を下端部に着脱自
在に設けたスピンドル6Bを設けて構成してある。前記
スピンドル6Bは、ボトル搬送速度に同期して搬送方向
に移動しながら回転昇降して、前記装着アタッチメント
7がキャップ4に被さる状態まで下降し、前記キャップ
4に回転駆動力を与えるものである。但し、この場合の
回転数は、1.7回転となるように設定してある。ま
た、実際の使用に当たっては、キャップ4の種類に応じ
て、例えば、樹脂キャップ4Aの場合は、前記装着アタ
ッチメント7として、樹脂キャップ4Aを挟持して締付
自在な樹脂キャップ用アタッチメント7aを選択して前
記スピンドル6Bに一定トルクで切れるクラッチを介し
て取り付ける。そして、金属キャップ4Bの場合は、前
記装着アタッチメント7として、金属キャップ4Bの外
周部を押圧してネジを形成し、下縁部を巻き締める金属
キャップ用アタッチメント7bを選択して前記スピンド
ル6Bに取り付ける。前記樹脂キャップ用アタッチメン
ト7aによるキャップ装着状況は、図16に示すとおり
で、樹脂キャップ4Aの外周部を挟持してキャップ軸心
X2周りに回転させることで装着するものである。ま
た、前記金属キャップ用アタッチメント7bによるキャ
ップ装着状況は、図17に示すとおりで、金属キャップ
4Bの天面をキャップヘッド押さえN3で押圧した状態
で、金属キャップ4Bの外方から周面に、対向する二つ
のネジ形成用ローラN1を押し当てると共に、対向する
二つのスカート形成用ローラN2を、金属キャップ4B
の下縁部に押し当てながらキャップ軸心X2周りに回転
させることによって、ボトル3に金属キャップ4Bを被
したままで、前記ボトル口3aの雄ネジ3bの形状に合
わせてネジ形成を行うと共に、下端部に前記改ざん防止
リング4Bcを形成することができる。
【0016】前記仮締め装置1は、図1・6・7・8・
9・10に示すように、前記キャップ供給装置5でボト
ル口3aに被された樹脂キャップ4Aの天面に接当して
浮き上がりを防止する天面抑え手段8を設け、ラインL
上を移動する前記樹脂キャップ4Aの側面が接当して回
転力を生み出す抵抗長尺体9を、キャップ通過位置の右
側方に設け、前記抵抗長尺体9の対向位置に、前記樹脂
キャップ4Aの側面を押圧しながら前記抵抗長尺体9と
の間に前記樹脂キャップ4Aを回転自在に支持する一対
のローラ(押圧部Pの一例)10を、前記ボトル3とと
もに搬送方向に沿って移動する状態に備えた仮締め装置
本体11を設けて構成してある。また、ラインLにおけ
る当該仮締め装置1の設置部分には、図1・6・7に示
すように、スクリューコンベヤ12を搬送方向に沿って
設けてあり、このスクリューコンベヤ12のスクリュー
ピッチ間に各ボトル3が入り込んだ状態で搬送されるこ
とによって、各ボトル3どうしの間隔を所定値(前記ス
クリューピッチの寸法)に調整できるように構成してあ
る。
【0017】前記天面抑え手段8は、図に示すように、
前記樹脂キャップ4Aの幅とほぼ同寸法の幅に形成した
抑え板8aと、前記抑え板8aを下方へ押圧付勢するス
プリング8bとを設けて構成してある。また、前記抑え
板8aは、搬送方向にそって長細く形成してあり、始端
側部分は図に示すように傾斜させてある。そして、抑え
板8aは、その高さを変更自在に形成してあり、通常
は、キャップ天面を無理に押圧するものではなく、正常
なセット状態のキャップに対しては、キャップと抑え板
8aとの間に少しの隙間があく状態になるように高さ設
定してあり、要するに、キャップの浮き上がり防止を図
れるように構成してある。
【0018】前記抵抗長尺体9は、図10に示すよう
に、搬送方向に沿って長細く形成してあり、ボトル搬送
方向に直交する方向にのみスライド可能な状態に固定側
に取り付けてあると共に、スプリング9aによってライ
ン側へ押圧付勢してある。但し、ライン側への最大突出
量は規制してある。この最大突出量は、前記スプリング
9aに内嵌させてあるボルト9bと、そのボルト9bに
螺合させてある調整ナット9cとの螺合位置を変更する
ことによって調節できるもので、例えば、締付対象とな
るキャップサイズに応じて最適値に調整することが可能
となる。また、抵抗長尺体9の始端側部分は、前記抑え
板8aと同様に、面取り形状に傾斜させてある。更に、
樹脂キャップ4A側面が接当する抵抗面は、縦縞形状の
ローレット9dを形成してあり、前記樹脂キャップ4A
のローレット4Aeが噛み合うことでキャップの回転力
を生み出しやすいように構成してある。尚、抵抗長尺体
9の長さ寸法は、樹脂キャップ4が0.6回転以上でき
る寸法に設定してある。この寸法設定について説明す
る。当該実施形態でのキャップ装着装置2は、前述の通
り、金属キャップ4Bを使用するボトルや、樹脂キャッ
プ4Aを使用するボトルを、ともに締め付け対象とでき
るように構成してある。但し、夫々のキャップの仕様に
よって装着回転数が異なるものであるが、当該実施形態
での前記キャッピング装置6のスピンドルの回転数は、
金属キャップで必要となる1.7回転に設定してある。
一方、樹脂キャップの装着回転数としては、螺合の有効
巻き数の1.3回転と螺旋が噛み合うまでに必要な無効
巻き数の1.0回転を合わせて確実に締め込むために最
低2.3回転が必要であり、少なくとも前記1.7回転
との差である0.6回転については、当該仮締め装置1
によって予め回転させておく必要がある。従って、同じ
ラインでありながら、大規模な装置改良を行わなくて
も、前記金属製・合成樹脂製のキャップの何れであって
も装着することが可能となる。
【0019】前記仮締め装置本体11について説明す
る。仮締め装置本体11は、図6・7に示すように、フ
レーム13上に一対の無端チェーン14を、前記ライン
方向に沿って回転駆動自在に設け、前記両無端チェーン
14にわたって多数の連結棒状体15をライン方向に一
定間隔(前記スクリューコンベヤ12のスクリューピッ
チと同じ寸法)に固着して前記無端チェーン14と共に
回転できるように構成してある。更には、前記連結棒状
体15に対して長手方向にスライド自在に第一出退棒状
体16を設け、前記第一出退棒状体16の先端部に、前
記ボトル3の鍔状部3d下方を挟持して位置決め自在な
ネックグリップ17をグリップ状態と非グリップ状態と
に切り替え自在に設け、前記第一出退棒状体16を介し
て長手方向にスライド自在に第二出退棒状体18を設
け、前記第二出退棒状体18の先端に、前記一対のロー
ラ10を設けてある。前記一対のローラ10は、それぞ
れ縦軸心周りに回転自在に前記第二出退棒状体18に取
り付けてあり、それらの配置は、平面視において、樹脂
キャップ4Aとの各ローラ10の接点と、前記樹脂キャ
ップ4Aと抵抗長尺体9との接点とを結ぶ三角形が、前
記樹脂キャップ4Aと抵抗長尺体9との接点を頂点とし
た二等辺三角形となる状態に設定してある(図10参
照)。勿論、前記二等辺三角形内に、樹脂キャップ4A
の中心が位置することとなり、樹脂キャップ4Aは、安
定した状態で回転自在に支持される。また、前記ローラ
10の外周面には、前記抵抗長尺体9と同様の縦縞形状
のローレット10aが形成してあり、キャップが滑るの
を防止できるように構成してある。よって、当該ローラ
10と、抵抗長尺体9とで前記樹脂キャップ4Aを挟ん
だ場合、ローラ10・抵抗長尺体9は、キャップ側面と
線接触状態に接当し、例えば、樹脂キャップ4Aが傾斜
姿勢であったとしても、ローラ軸にキャップ軸心X2が
沿う状態に姿勢変更させることが可能となる(図9参
照)。そして、前記第二出退棒状体18には、前記第一
出退棒状体16の長手方向に沿って前記抵抗長尺体9側
にスライドすることによって前記ネックグリップ17の
両グリップ片17a間に進入して両グリップ片17aど
うしを近接させて前記グリップ状態に切り替えると共
に、前記第一出退棒状体16の長手方向に沿って前記抵
抗長尺体9とは反対側にスライドすることによって前記
ネックグリップ17から外れながらグリップ片17aど
うしを離間させて前記非グリップ状態に切り替えるグリ
ップ切り替え楔部18aを設けてある。尚、前記両グリ
ップ片17aどうしは、バネ部材によって離間する方向
に付勢されており、前記グリップ切り替え楔部18aが
前記ネックグリップ17から外れると、自動的に離間し
て非グリップ状態となる(図12・13・14参照)。
【0020】一方、仮締め装置本体11の固定側には、
図6・7に示すように、前記無端チェーン14と共に回
転駆動する前記第一出退棒状体16を、前記抵抗長尺体
9側へ出退させる第一カム機構19と、第二出退棒状体
18を前記抵抗長尺体9側へ出退させる第二カム機構2
0とを固定してある。
【0021】前記第一カム機構19は、図6・7・12
・13・14に示すように、前記第一出退棒状体16に
形成したカムフォロア16aが嵌合自在な一対のレール
部材21によって構成してある。前記レール部材21
は、中間部がラインL側に凸状となる出退誘導経路と、
前線にわたってラインLから離間した直線状の直線バイ
パス経路とを形成する状態に設けてある。前記出退誘導
経路は、ラインL方向において前記キャップ供給装置5
より上流においてはラインLに近接するように、また、
キャップ供給装置5から前記抵抗長尺体9終端までの範
囲においては、ラインLに平行となり、それより下流に
おいてはラインLから離間する形状に構成してある。そ
の動きについて説明すると、前記無端チェーン14の回
転駆動に伴って、前記第一出退棒状体16もラインLに
沿って移動するわけであるが、その際、前記カムフォロ
ア16aがレール部材21に当接して案内されること
で、前記レール部材21の形状に沿った軌跡で前記第一
出退棒状体16を出退移動させることが可能となる(図
6参照)。尚、前記レール部材21は、前記無端チェー
ン14の上方のみに設けてあり(図11参照)、前記第
一出退棒状体16が下方に位置するときには、前記抵抗
長尺体9とは反対側へ後退した状態のまま回転を続け
る。また、前記レール部材21の始端部には、前記出退
誘導経路と直線バイパス経路とを切替自在なポイント切
替機構21aを設けてある。従って、例えば、キャップ
4の仮締めを必要としない金属製キャップが被されたボ
トル3がラインに流れている際には、前記カムフォロア
16aが直線バイパス経路へ誘導されるように前記ポイ
ント切替機構21aを切り替えて、前記第一出退棒状体
16を後退状態にし、駆動側のクラッチを切ることによ
り、当該仮締め装置1が作用しないようにすることがで
きる(図7参照)。
【0022】また、第二カム機構20は、前記レール部
材21がラインLに近接したまま平行となる区間で作用
するように設けてあり、前記第二出退棒状体18に形成
したカムフォロア18bが当接するカム板部材22によ
って構成してある。前記カム板部材22は、ラインL方
向における中間部がラインL側に凸状となるカム作用面
22aを設けて構成してある。前記カム作用面22aに
よってカムフォロア18bが誘導されることで前記第二
出退棒状体18がラインL側に出退する。その動きを説
明すると、前記無端チェーン14の回転駆動に伴ってラ
インLに沿って移動する前記第一出退棒状体16が最も
ラインLに近接した時点(最もキャップ供給装置5に近
接した時点)から、前記第二出退棒状体18がラインL
側に近接し始め、前記第一出退棒状体16が前記抵抗長
尺体9にさしかかる直前で前記第二出退棒状体18がラ
インLに最も近接する。そして、前記第一出退棒状体1
6が前記抵抗長尺体9より下手側に差し掛かった直後か
ら前記第二出退棒状体18がラインLから遠ざかる。ま
た、前記スクリューコンベヤ12によって搬送されるボ
トル3のセンターに、前記第一出退棒状体16・第二出
退棒状体18の中心位置が合うように、各駆動系は同期
運転されている。
【0023】尚、当該仮締め装置1は、対象となるボト
ルやキャップのサイズ(外径や高さ)が異なる物にも対
応できるように、前記ローラ10の突出量・突出させる
高さ、前記ネックグリップ17の突出させる高さ、抵抗
長尺体9の高さ等を増減調整することができるように構
成されている。
【0024】それでは、次に、前記キャップ供給装置5
によってボトル口3a上に配置された樹脂キャップ4A
が当該仮締め装置1によって仮締めされる様子を説明す
る。 [1] 前記スクリューコンベヤ12によって一定間隔
で各ボトル3はラインL上を搬送される。それに並行し
て前記第一出退棒状体16が対象ボトル側に近接し、ネ
ックグリップ17のグリップ片17aが開いた状態で対
象ボトル3の前後に位置する(図13参照)。 [2] 続いて、対象ボトル3が前記キャップ供給装置
5に近づくにつれて第二出退棒状体18がラインL側に
近接し、それに伴って前記グリップ切り替え楔部18a
がネックグリップ17に進入して前記ボトル3を挟持
し、相互の相対位置が固定される。但し、ボトル3及び
第一出退棒状体16・第二出退棒状体18は、共にライ
ンLを同じように移動している(図14参照)。 [3] そして、ボトル3がキャップ供給装置5に差し
掛かると、ボトル口3aによって樹脂キャップ4Aが抜
き取られ、樹脂キャップ4Aはボトル口3a上に位置し
たまま天面抑え手段8で浮き上がりを防止される(図8
参照)。 [4] 更に、ボトル3が進行するにつれて、第二出退
棒状体18が樹脂キャップ4A側に近接し、前記一対の
ローラ10と前記抵抗長尺体9とで挟まれた状態となる
(図9・10参照)。それに伴って、樹脂キャップ4A
には、前記一対のローラ10からラインL下手側への搬
送力が伝わる一方、前記抵抗長尺体9によって樹脂キャ
ップ4Aの接点に抵抗力が作用し、それらの各力のモー
メントによって、樹脂キャップ4Aは、共に移動するボ
トル3のボトル軸心X1周りに右回転し、ボトル口3a
の雄ネジ3bに樹脂キャップ4Aの雌ネジ4Aaが螺合
して締め込まれる。 [5] ボトル3が、前記抵抗長尺体9を通過すると、
前記第二出退棒状体18がラインLから離間して、前記
ローラ10が樹脂キャップ4Aから遠ざかると共に、ネ
ックグリップ17が非グリップ状態となる(図12参
照)。 [6] 続いて、第一出退棒状体16もラインLから遠
ざかる。以後、各ボトルに対して同様のキャップ仮締め
が実施される。尚、当該仮締め装置1によって樹脂キャ
ップ4Aが仮締めされたボトル3は、ラインL下流側の
キャッピング装置6に移動して、樹脂キャップ用アタッ
チメント7aによってキャップ本締めされる。また、金
属キャップ4BがラインLに流れる際には、前記仮締め
装置1は、非作用状態に切り替えられ、ボトルは、ライ
ンL下流側のキャッピング装置6に移動して、金属キャ
ップ用アタッチメント7bによってキャップが装着され
る。
【0025】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0026】〈1〉 前記押圧部Pは、先の実施形態で
説明したように樹脂キャップ4Aとの接点と、抵抗長尺
体9と樹脂キャップ4Aとの接点とを結ぶ三角形が二等
辺三角形となるようにローラ10を配置するものに限ら
ず、例えば、図18(イ)に示すように、両ローラ10
を、それぞれ、搬送方向の下手側へずらした位置に配置
するものであってもよい。また、ローラ10は、二ヶ所
にのみ設けることに限らず、例えば、図18(ロ)に示
すように、三ヶ所に設けてもよい。更には、四ヶ所以上
の複数ヶ所に設けるものであってもよい。要するに、各
押圧部Pは、ボトル軸芯X1方向視における樹脂キャッ
プ4Aとの各接点と、抵抗長尺体9と樹脂キャップ4A
との接点とを頂点とする多角形中に、前記ボトル軸芯X
1が位置する状態に夫々配置してあれば、樹脂キャップ
4Aを回転自在に支持することについて、安定した状態
で叶えること可能となる。また、押圧部Pそのものは、
複数設けることが必要であるが、図19に示すように、
一つの押圧部材23に複数の押圧部Pを備えたものであ
ってもよい。更には、押圧部Pを構成するには、先の実
施形態で説明したローラ10に限るものではなく、図1
9に示すように、キャップ側面を摺動自在に押圧する構
成を採用することも可能である。この場合、樹脂キャッ
プに対する接当部分は、滑らかに仕上げておくことで、
樹脂キャップとの摩擦抵抗を減少させて、無理なく支持
することが可能となる。 〈2〉 前記押圧部Pは、先の実施形態で説明したよう
に、樹脂キャップに対して直接に接当する物に限るもの
ではなく、例えば、図20に示すように、各押圧部Pに
わたって掛け回した無端ベルトBを介して接当するよう
に構成するものであってもよい。この場合は、樹脂キャ
ップ4Aの支持位置の確保は押圧部Pで行いながら、前
記無端ベルトBをキャップ側面と連続的に接当させるこ
とが可能となり、樹脂キャップの空回りを防止し易く、
より確実に締めることが可能となる。 〈3〉 前記押圧部Pは、先の実施形態で説明したよう
に、駆動機構を備えてないものに限るものではなく、例
えば、押圧部Pがローラ10で構成してある場合は、前
記ローラ10の少なくとも一つが、駆動自在に形成して
あってもよい。また、前記各ローラ10に上述のように
無端ベルトBを掛け回してあるような場合には、ローラ
10の少なくとも一つか、他の無端ベルト支持ローラ2
4の一つかに駆動機構Mを設けてあってもよい(図20
参照)。 〈4〉 前記キャップ締付装置の配置は、先の実施形態
で説明したようにボトル搬送ラインLの直線部分に限る
ものではなく、例えば、図21に示すように、曲線部分
に設置することも可能である。この場合、例えば、先の
実施形態で説明したキャッピング装置6の引込部6Aに
設置することも可能で、ボトル搬送ラインLをより短く
して、省スペース化・工程の短縮化を図ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップ装着装置を示す概念図
【図2】樹脂キャップとボトルを示す要部側面図
【図3】樹脂キャップとボトルを示す要部断面図
【図4】金属キャップとボトルを示す要部側面図
【図5】金属キャップとボトルを示す要部断面図
【図6】仮締め装置の平面を示す説明図
【図7】仮締め装置の平面を示す説明図
【図8】キャップ供給装置を示す要部側面視断面図
【図9】仮締め装置の要部を示す正面図
【図10】キャップ締付状況を示す平面視説明図
【図11】仮締め装置本体の要部を示すボトル搬送方向
下手側からの説明図
【図12】ボトルと仮締め装置本体との関係を示す説明
【図13】ボトルと仮締め装置本体との関係を示す説明
【図14】ボトルと仮締め装置本体との関係を示す説明
【図15】キャッピング装置を示す概念図
【図16】樹脂キャップ用アタッチメントを示す概念図
【図17】金属キャップ用アタッチメントを示す概念図
【図18】別実施形態の押圧部を示す平面図
【図19】別実施形態の押圧部を示す平面図
【図20】別実施形態の押圧部を示す平面図
【図21】別実施形態の押圧部を示す平面図
【図22】従来のキャップ締付装置を示す概念図
【符号の説明】
1 仮締め装置 3 ボトル 3a ボトル口 4 キャップ 4A 樹脂キャップ 5 キャップ供給装置 6 キャッピング装置 7a 樹脂キャップ用アタッチメント 7b 金属キャップ用アタッチメント 9 抵抗長尺体 L ボトル搬送ライン P 押圧部 X1 ボトル軸心 X2 キャップ軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 和彦 神奈川県川崎市中原区今井上町57 サント リー株式会社多摩川工場内 (72)発明者 上松 一則 大阪府大阪市北区堂島2丁目1番5号 サ ントリー株式会社内 Fターム(参考) 3E080 AA07 CD08 CF02 CF14 DD12 FF01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトル搬送ラインで搬送されるボトルの
    ボトル口にキャップを供給自在なキャップ供給装置を設
    け、前記ボトルのライン搬送に伴って前記ボトル口に配
    置される前記キャップをキャッピング完了状態に装着す
    る回転駆動式キャッピング装置を、前記ボトル搬送ライ
    ンにおける前記キャップ供給装置の下流側に設けてある
    キャップ装着装置であって、 前記キャッピング装置に、ネジ付き樹脂キャップを締付
    自在な樹脂キャップ用アタッチメントと、ボトル口に被
    されたネジ無し金属キャップを、前記ボトル口のネジ部
    形状に合わせてネジを形成して装着する金属キャップ用
    アタッチメントとを切り替え自在に設け、 前記キャップ供給装置と前記キャッピング装置との間
    に、前記ボトル口に配置された前記樹脂キャップを所定
    回転数以上仮締め自在な仮締め装置を仮締付作用状態と
    仮締付非作用状態とに切り替え自在に設けてあるキャッ
    プ装着装置。
  2. 【請求項2】 前記仮締め装置は、前記キャップ供給装
    置設置部分で前記ボトル口に配置された前記樹脂キャッ
    プの側面に接当自在な抵抗長尺体を、その長手方向が前
    記ボトル搬送ラインの搬送方向に沿う状態で、且つ、前
    記樹脂キャップの通過位置側方に設け、前記樹脂キャッ
    プの側面を押圧しながら前記樹脂キャップを回転自在に
    支持する複数の押圧部を、前記抵抗長尺体に対向する位
    置に、前記樹脂キャップのキャップ軸芯を前記ボトルの
    ボトル軸芯に合わせた状態で、且つ、前記ボトルととも
    に搬送方向に沿ってキャップを支持して移動する状態に
    設け、前記ボトルが前記ボトル搬送ラインを移動するに
    伴って、前記樹脂キャップの側面に作用する前記抵抗長
    尺体との摩擦抵抗力によって前記樹脂キャップを回動締
    め付けするように形成してある請求項1に記載のキャッ
    プ装着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001206486A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Seiko Corp キャップの巻締方法
JP2018529592A (ja) * 2015-10-05 2018-10-11 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 容器に蓋を取り付けるための取付ユニット
JP7021814B1 (ja) * 2021-06-29 2022-02-17 株式会社スズキエンジニアリング 容器処理装置

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