JP2000271707A - 溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュ - Google Patents

溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュ

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JP2000271707A
JP2000271707A JP11085361A JP8536199A JP2000271707A JP 2000271707 A JP2000271707 A JP 2000271707A JP 11085361 A JP11085361 A JP 11085361A JP 8536199 A JP8536199 A JP 8536199A JP 2000271707 A JP2000271707 A JP 2000271707A
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heating
refractory
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Hiroshi Imagawa
浩志 今川
Taijiro Matsui
泰次郎 松井
Masateru Nakaho
真輝 仲保
Shinichi Fukunaga
新一 福永
Hidetoshi Terajima
英俊 寺島
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱空間部を形成する耐火物のコーナー部の
溶損やスポーリングによりる欠落を抑制して、タンディ
ッシュ蓋の鉄皮の変形や鉄皮の赤熱等を防止し、プラズ
マトーチの火炎の温度を高く保持して安定したプラズマ
トーチの火炎を形成できる溶鋼のプラズマ加熱用タンデ
ィッシュを提供する。 【解決手段】 鉄皮11の内側に耐火物12が内張りさ
れたタンディッシュ容器13と、内側に耐火物26が内
張りされたタンディッシュ容器13の蓋23と、蓋23
に形成されたプラズマトーチ挿入口22に装着されたプ
ラズマトーチ21とを有し、蓋13の内部であってプラ
ズマトーチ21の周囲にプラズマトーチ21からの熱を
輻射して溶鋼14に伝熱する加熱空間部20が形成され
た溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュであって、加熱
空間部20にその周囲の耐火物26を通じて不活性ガス
を吹き込む通気孔29を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマトーチを
用いて溶鋼を加熱する際に、プラズマトーチ装着部のタ
ンディッシュ蓋の耐火物の損耗の防止とプラズマトーチ
の火炎の安定化を図る溶鋼のプラズマ加熱用タンディッ
シュに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続鋳造等では、取鍋内の溶鋼を
一旦タンディッシュに供給してから、タンディッシュに
設けたノズルを介して鋳型に注湯を行いながら、鋳型及
び支持セグメントからの冷却水の噴射により凝固した鋳
片を連続して引き抜くことが行われている。この連続鋳
造は、60〜90分の長時間にわたり行われるために、
鋳造末期にタンディッシュに供給する溶鋼の温度が低下
し、タンディッシュ内に地金が付着したり、鋳型に注湯
するためのノズルが詰まる等の操業支障が生じる場合が
あり、溶鋼の過熱温度(溶鋼の凝固温度よりも高い温
度)をより高くしている。しかし、溶鋼の過熱温度を高
くすると、鋳造初期の温度も高くなり、鋳型内で凝固殻
が十分に形成されずブレークアウトの発生や内部偏析の
増加等の問題が生じる。そのため、特開平9−4785
0号公報に記載されているように、タンディッシュにプ
ラズマトーチを備えて、プラズマ火炎の安定を図ると共
に、溶鋼の加熱を行い溶鋼の過熱温度を極力低くするこ
とにより、鋳片の品質を確保しながら、地金の付着やノ
ズル詰まり等の操業支障を回避することが行われてい
る。また、特開平6−154964号公報には、高温の
溶鋼による溶損や急激な熱変化に耐えると共に、内部の
雰囲気を無酸化状態に保持するタンディッシュが提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−47850号公報では、タンディッシュ内の溶鋼を
3000〜5000℃のプラズマ火炎により加熱した際
に、タンディッシュ蓋に設けた加熱空間部を形成する耐
火物が輻射熱を受けて1750〜1850℃の高温度に
なり、特に加熱空間部を形成する耐火物のコーナー部が
熱により膨張し、熱スポーリングを生じて脱落して、耐
火物による断熱性が損なわれ、タンディッシュ蓋の鉄皮
の変形や赤熱等を招き、鋳造の中断やプラズマ加熱の停
止、あるいは蓋に生じた変形により内部に外気が侵入し
て雰囲気の酸素濃度が高くなり溶鋼の品質の低下が生じ
る。更に、耐火物のコーナー部を保護するために、プラ
ズマトーチの出力を抑えて火炎の温度を低くする場合
は、溶鋼の十分な加熱ができず、鋳造する溶鋼の温度が
目標値よりも低くなり鋳片の品質が悪化したり、タンデ
ィッシュの地金付着やノズル詰まり等の操業支障が生じ
る。また、特開平6−154964号公報では、溶損や
急激な熱変化に耐える耐火物を内張りしているが、プラ
ズマ火炎によって、耐火物の温度が輻射熱を受けて耐火
物の許容温度を超えるため、耐火物の溶損及びスポーリ
ングが発生し、前述の特開平9−47850号公報のプ
ラズマ火炎により加熱する場合と同様の問題がある。更
に、鉄皮の変形は、タンディッシュと蓋との間に隙間を
生じさせ、その隙間から外気が侵入するために、内部の
雰囲気中の酸素濃度が増加し、溶鋼の酸化によって品質
が低下する。また、プラズマ火炎を形成する際の電気抵
抗が増加したり、プラズマ火炎を通常の出力に維持する
のに加電圧を高める必要がある等の問題がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、加熱空間部を形成する耐火物のコーナー部の溶損や
スポーリングによりる欠落を抑制して、タンディッシュ
蓋の鉄皮の変形や鉄皮の赤熱等を防止し、プラズマトー
チの火炎の温度を高く保持して安定したプラズマトーチ
の火炎を形成できる溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシ
ュを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュは、鉄皮の内
側に耐火物が内張りされたタンディッシュ容器と、内側
に耐火物が内張りされた前記タンディッシュ容器の蓋
と、該蓋に形成されたプラズマトーチ挿入口に装着され
たプラズマトーチとを有し、前記蓋の内部であって前記
プラズマトーチの周囲に該プラズマトーチからの熱を輻
射して溶鋼に伝熱する加熱空間部が形成された溶鋼のプ
ラズマ加熱用タンディッシュであって、前記加熱空間部
にその周囲の前記耐火物を通じて不活性ガスを吹き込む
通気孔を設けている。これにより、加熱空間部を形成す
る耐火物のコーナー部の溶損やスポーリングによる欠落
を抑制し、タンディッシュ蓋の鉄皮の変形や鉄皮の赤熱
等を防止したり、プラズマトーチの火炎の温度を高く保
持しながら安定した火炎を形成できる。
【0006】ここで、前記通気孔が1〜5mmの直径を
有するようにすることができる。通気孔を1〜5mmの
直径にしているので、飛散する地金の付着による通気孔
の閉鎖や耐火物の強度低下を防ぎ、耐火物の冷却効率を
高めることができる。耐火物に設けた通気孔の直径が1
mm未満では、プラズマトーチの火炎の衝撃で飛散した
溶鋼により通気孔が閉塞し、不活性ガスの吹き込みが不
均一になり耐火物の溶損やスポーリングを招く。一方、
通気孔の直径が5mmを超えると、耐火物の強度から耐
火物に設ける通気孔の数が制限され、均一な冷却を行う
ことができない。
【0007】更に、前記通気孔を1〜5本/cm2 設け
ることができる。耐火物に均等に設けた通気孔から不活
性ガスを吹き込むので、耐火物の冷却が均一になり、耐
火物の溶損やスポーリングを確実に防止できる。通気孔
が1本/cm2 未満では、耐火物の冷却を均等にでき
ず、却って温度差の増加によりスポーリングが生じ易く
なる。通気孔が5本/cm2 を超えて多くなると、耐火
物の強度そのものが低下する。
【0008】また、前記通気孔を前記加熱空間部を形成
する耐火物の内側コーナー部に設けてもよい。これによ
り、加熱空間部の熱膨張により大きな応力が生じるコー
ナー部の冷却を積極的に行うことができ、耐火物の内側
コーナー部の溶損やスポーリングを防止してタンディッ
シュの変形や赤熱を防止し、タンディッシュの寿命を延
長できる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の一実施の形態に係る
溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュの全体の概要図、
図2は本発明の一実施の形態に係る溶鋼のプラズマ加熱
用タンディッシュの蓋の断面図である。図1に示すよう
に、本発明の一実施の形態に係る溶鋼のプラズマ加熱用
タンディッシュ10(以下タンディッシュ10という)
は、鉄皮11の内側に耐火物12を内張りし、底部13
aに図示しない鋳型に溶鋼14を注湯するためのノズル
15を装着したタンディッシュ容器13と、図示しない
取鍋からタンディッシュ容器13内に溶鋼14を供給す
るロングノズル16の装着口17と、一般に用いる油圧
シリンダー等により昇降して底部13aのノズル15を
開閉するストッパー18の装着口19と、後述する加熱
空間部20にプラズマトーチ21を出し入れするプラズ
マトーチ挿入口22を設けた蓋23を備えている。更
に、図2に示すように、蓋23は、20〜50mmの厚
みの鉄皮24の内側に、耐火物として40〜80mmの
厚みを有する断熱ボード25を張り付け、この断熱ボー
ド25の表面に120〜200mmの厚みの不定形耐火
物26を内張りしている。
【0010】不定形耐火物26の内部には、蓋23の外
部に設けられた不活性ガスの供給管27に連通したガス
ヘッダー28を設けている。このガスヘッダー28に
は、不定形耐火物26の内部を貫通して、蓋23の内部
であってプラズマトーチ21の周囲に形成された加熱空
間部20に連通する通気孔29を設けている。通気孔2
9は、1〜5mmの直径のものを用い、プラズマトーチ
21を囲む加熱空間部20を形成する不定形耐火物26
の内側コーナー部26a〜26dに1〜5本/cm2
間隔で設けており、不活性ガスを1〜5kg/cm2
圧力で加熱空間部20内に吹き込む。また、プラズマト
ーチ21は、加熱を行う時に、その先端21cがプラズ
マトーチ挿入口22から図示しない昇降装置により溶鋼
面14aより上方150mmの位置にくるようにセット
され、例えばアルゴンガスを用いて、陽極21a(アル
ゴンガスを陽イオン化した流れ)と陰極21b(アルゴ
ンガスを陰イオン化した流れ)を先端21cで衝突混合
して高温度の火炎を形成する。
【0011】次に、タンディッシュ10における溶鋼1
4の加熱動作について説明する。底部13aのノズル1
5をストッパー18で閉じた状態にあるタンディッシュ
容器13に、取鍋に設けたロングノズル16を装着口1
7に装着して取鍋から溶鋼14を供給しながら、貯湯量
が35トンに到達した時点で、装着口19に設けたスト
ッパー18を油圧シリンダー等により上昇させて、ノズ
ル15を開いて2.0〜4.0トン/分の供給量で鋳型
に注湯を開始した。そして、蓋23に取付けたプラズマ
トーチ21を囲む凹状に形成された加熱空間部20に、
供給管27、ガスヘッダー28を通して通気孔29から
不活性ガスの一例であるアルゴンガスを2〜10kg/
cm2 の圧力で1〜10NL/分吹き込んだ。そして、
タンディッシュ容器13内の雰囲気を置換して雰囲気内
の酸素濃度を1重量%以下にした。置換後、溶鋼面14
aの上方150mmの位置に先端21cがくるようにプ
ラズマトーチ挿入口22にプラズマトーチ21を装着
し、アルゴンガスを用いて陽極21aと、陰極21bを
先端21cで衝突混合し、この熱を輻射して、加熱空間
部20で伝熱し溶鋼面14aでの火炎温度を3000〜
5000℃にして溶鋼14の加熱を行った。
【0012】この溶鋼14の加熱の際には、プラズマト
ーチ21を囲む加熱空間部20の周辺の不定形耐火物2
6が1750〜1850℃の高温になる。特に不定形耐
火物26の内側コーナー部26a〜26dは、熱膨張と
限界強度を超えてスポーリングや溶損を生じ、タンディ
ッシュ容器13及び蓋23の寿命を大幅に低下させた
り、プラズマトーチ21の出力の低下等を招く。しか
し、不定形耐火物26の内部を貫通して加熱空間部20
に連通する通気孔29を加熱空間部20の不定形耐火物
26の内側コーナー部26a〜26dに設けて、この通
気孔29からアルゴンガスを1〜5kg/cm2 の圧力
で、1〜10NL/分を吹き込むことにより、内側コー
ナー部26a〜26dを冷却できるので、熱膨張を抑制
し、限界強度を超えない1600℃以下の低温度に維持
でき、スポーリングや溶損を抑制して不定形耐火物26
の寿命を向上できる。更に、通気孔29からアルゴンガ
スを連続して吹き込むことで、加熱空間部20を含めた
周辺の雰囲気中の酸素や窒素等の有害なガスの濃度を低
く抑えることができ、プラズマトーチ21の火炎が安定
し、負荷電圧の低減と加熱効率の向上が可能となる。
【0013】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨
を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲であ
る。例えば、タンディッシュ容器13のの蓋23に内張
りする耐火物として断熱ボード25を用いずに、全てを
不定形耐火物26にしても良い。また、通気孔29を有
する不定形耐火物26のかわりにポーラスプラグ等に用
いられているポーラス状の耐火物を用いることもでき
る。更に、不活性ガスとして、窒素ガスやアルゴンガ
ス、あるいはこれ等を混合した気体を用いることもでき
る。
【0014】
【発明の効果】請求項1〜4記載の溶鋼のプラズマ加熱
用タンディッシュは、鉄皮の内側に耐火物が内張りされ
たタンディッシュ容器と、内側に耐火物が内張りされた
タンディッシュ容器の蓋と、蓋に形成されたプラズマト
ーチ挿入口に装着されたプラズマトーチとを有し、蓋の
内部であってプラズマトーチの周囲にプラズマトーチか
らの熱を輻射して溶鋼に伝熱する加熱空間部が形成され
た溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュであって、加熱
空間部にその周囲の耐火物を通じて不活性ガスを吹き込
む通気孔を設けているので、加熱空間部を形成する耐火
物の内側コーナー部の溶損やスポーリングによる欠落を
抑制でき、タンディッシュ蓋の鉄皮の変形や鉄皮の赤熱
等を防止してタンディッシュの寿命を延長し、内部の雰
囲気中の酸素濃度を低減して溶鋼の品質の低下を防止
し、プラズマトーチの火炎の温度を高く保持して安定し
たプラズマトーチの火炎を形成できる。
【0015】特に、請求項2記載の溶鋼のプラズマ加熱
用タンディッシュは、通気孔を1〜5mmの直径にする
ので、飛散する地金の付着による通気孔の閉鎖や耐火物
の強度低下を防いで、不活性ガスを安定して流し、耐火
物の冷却効率を高めることができる。
【0016】請求項3記載の溶鋼のプラズマ加熱用タン
ディッシュは、通気孔を1〜5本/cm2 設けているの
で、通気孔から吹き込む不活性ガスにより、耐火物を均
一に冷却でき、耐火物の溶損やスポーリングをより確実
に防止できる。
【0017】請求項4記載の溶鋼のプラズマ加熱用タン
ディッシュは、通気孔を加熱空間部を形成する耐火物の
内側コーナー部に設けているので、熱膨張により大きい
応力が生じるコーナー部の冷却を行うことができ、耐火
物の内側コーナー部の溶損やスポーリングを防止し、タ
ンディッシュの変形や赤熱を防止し、タンディッシュの
寿命を延長できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る溶鋼のプラズマ加
熱用タンディッシュの全体の概要図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る溶鋼のプラズマ加
熱用タンディッシュの蓋の断面図である。
【符号の説明】
10:溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュ、11:鉄
皮、12:耐火物、13:容器、13a:底部、14:
溶鋼、14a:溶鋼面、15:ノズル、16:ロングノ
ズル、17:装着口、18:ストッパー、19:装着
口、20:加熱空間部、21:プラズマトーチ、21
a:陽極、21b:陰極、21c:先端、22:プラズ
マトーチ挿入口、23:蓋、24:鉄皮、25:断熱ボ
ード、26:不定形耐火物、26a〜26d:内側コー
ナー部、27:供給管、28:ガスヘッダー、29:通
気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲保 真輝 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 福永 新一 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 寺島 英俊 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 Fターム(参考) 4E014 AA01 AB01 EA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄皮の内側に耐火物が内張りされたタン
    ディッシュ容器と、内側に耐火物が内張りされた前記タ
    ンディッシュ容器の蓋と、該蓋に形成されたプラズマト
    ーチ挿入口に装着されたプラズマトーチとを有し、前記
    蓋の内部であって前記プラズマトーチの周囲に該プラズ
    マトーチからの熱を輻射して溶鋼に伝熱する加熱空間部
    が形成された溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュであ
    って、前記加熱空間部にその周囲の前記耐火物を通じて
    不活性ガスを吹き込む通気孔を設けたことを特徴とする
    溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の溶鋼のプラズマ加熱用タ
    ンディッシュにおいて、前記通気孔が1〜5mmの直径
    を有することを特徴とする溶鋼のプラズマ加熱用タンデ
    ィッシュ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の溶鋼のプラズマ加
    熱用タンディッシュにおいて、前記通気孔を1〜5本/
    cm2 設けている溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシ
    ュ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶
    鋼のプラズマ加熱用タンディッシュにおいて、前記通気
    孔が前記加熱空間部を形成する耐火物の内側コーナー部
    に設けられている溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシ
    ュ。
JP11085361A 1999-03-29 1999-03-29 溶鋼のプラズマ加熱用タンディッシュ Withdrawn JP2000271707A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014200821A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 プラズマ加熱制御装置とプラズマ加熱制御方法
CN108339970A (zh) * 2017-01-23 2018-07-31 新日铁住金工程技术株式会社 钢液加热装置及加热方法

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JP2014200821A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 プラズマ加熱制御装置とプラズマ加熱制御方法
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