JP2000270238A - 多画面表示装置 - Google Patents

多画面表示装置

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JP2000270238A JP11069465A JP6946599A JP2000270238A JP 2000270238 A JP2000270238 A JP 2000270238A JP 11069465 A JP11069465 A JP 11069465A JP 6946599 A JP6946599 A JP 6946599A JP 2000270238 A JP2000270238 A JP 2000270238A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のリモコン装置を用いて、各々に対応す
るウィンドウ出力を容易に区別して操作することができ
る多画面表示装置を提供する。 【解決手段】 個別のID情報を有する複数のリモコン
装置からの信号を受信する受信手段1により受信した信
号から、ID情報を抽出するリモコンID抽出手段3
と、それにより抽出されたID情報に基づいて、所定の
ウィンドウを生成するウィンドウ生成手段22と、受信
手段1により受信した信号から、映像の制御を行うため
の制御情報を抽出する制御情報抽出手段5と、リモコン
ID抽出手段3により抽出されたID情報、及び制御情
報抽出手段5により抽出された制御情報に基づいて、所
定のウィンドウ内に表示される映像を制御する映像制御
手段10と、ウィンドウ生成手段22により生成された
ウィンドウ内に、映像制御手段10にて制御された映像
をマッピングする画像合成手段25とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のリモコン装
置を用いて、複数のウィンドウ出力をコントロールする
多画面表示装置に関し、より詳細には、各々のリモコン
装置とウィンドウとの対応関係をわかり易く表示するこ
とができる多画面表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばテレビ受信機等のディ
スプレイ装置において、ディスプレイ上に複数のウィン
ドウを表示し、一つのリモコン装置を用いて操作対象と
なるウィンドウを切り替えながら、各々のウィンドウに
対して操作を行うものが知られている。
【0003】また、例えば特開平6−38105号公報
には、多画面表示における選局等の映像信号の切り替え
に際し、切り替え対象の画面とその他の画面とを区別す
るために、切り替え対象の画面は正常な画像を表示し、
その他の画面は予め設定した輝度(例えばハーフトー
ン)に切り替え、視聴者が明確に区別できるようにする
ものが提案されている。
【0004】さらに、特開平6−334944号公報に
は、送信器からの赤外線リモコン信号の到来方向角を検
出して、回転台上のテレビジョン受信機の画面の向きを
リモコン信号の到来方向に向けるワイアレスリモートコ
ントロール装置が提案されている。そしてまた、特開平
6−141198号公報には、TV本体の音声をリモコ
ン装置に転送し、リモコン装置より出力するものが提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、大画面において同時に複数の
ユーザが異なる番組を視聴しようとした場合、多画面分
割したディスプレイに対して、単一のリモコン装置を複
数人で使用しなければならず、使い勝手が悪いという問
題があった。また、多画面分割したときに、各々のユー
ザは自分がどのウィンドウを視聴しているか分からなく
なるという問題があった。
【0006】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、複数のリモコン装置を用いて、各々に
対応するウィンドウ出力を容易に区別して操作すること
ができる多画面表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係る多画面表示装置は、個別のID情報を有する複
数のリモコン装置を用いて、複数のウィンドウ内に表示
する各々の映像を操作する多画面表示装置であって、前
記リモコン装置からの信号を受信する受信手段と、該受
信手段により受信した信号から、前記ID情報を抽出す
るリモコンID抽出手段と、前記リモコンID抽出手段
により抽出されたID情報に基づいて、所定のウィンド
ウを生成するウィンドウ生成手段と、前記受信手段によ
り受信した信号から、映像の制御を行うための制御情報
を抽出する制御情報抽出手段と、前記リモコンID抽出
手段により抽出されたID情報、及び前記制御情報抽出
手段により抽出された制御情報に基づいて、所定のウィ
ンドウ内に表示される映像を制御する映像制御手段と、
前記ウィンドウ生成手段により生成されたウィンドウ内
に、前記映像制御手段にて制御された映像をマッピング
する画像合成手段とを備えたものである。
【0008】これによって、ディスプレイ上の複数のウ
ィンドウ表示を、複数個のリモコン装置によって操作す
ることが可能になり、例えば大画面上で同時に複数のユ
ーザが異なる番組を視聴しようとした場合に、多画面分
割したディスプレイに対して、各々のユーザが保持して
いるリモコン装置によって、自分用のウィンドウ表示を
操作することが可能となる。
【0009】本願請求項2に記載の発明に係る多画面表
示装置は、前記請求項1に記載の多画面表示装置におい
て、前記ウィンドウ生成手段により生成されるウィンド
ウの枠に、当該ウィンドウに対応するリモコン装置に応
じた色付けを行うウィンドウ装飾手段を備えたものであ
る。
【0010】これによって、各々のウィンドウの枠に、
各々のリモコン装置に応じた色付けを行うので、ディス
プレイ内の分割されたウィンドウに対して、どのリモコ
ン装置がどのウィンドウを操作可能かという対応関係が
容易に理解できるようになる。
【0011】本願請求項3に記載の発明に係る多画面表
示装置は、前記請求項1又は2に記載の多画面表示装置
において、前記ウィンドウ生成手段により生成されたウ
ィンドウの形状を、当該ウィンドウに対応するリモコン
装置の位置に応じて可変するウィンドウ変形手段を備え
たものである。
【0012】これによって、各々のウィンドウの形状
(傾斜角度)を、各々のリモコン装置の位置に応じて可
変するので、どのリモコン装置がどのウィンドウを操作
可能かという対応関係が容易に理解できるようになるば
かりでなく、各リモコン装置の位置から視聴し易い画面
を提供することが可能になる。
【0013】本願請求項4に記載の発明に係る多画面表
示装置は、前記請求項1乃至3に記載の多画面表示装置
において、前記ウィンドウ生成手段により生成されたウ
ィンドウの配置位置を、当該ウィンドウに対応するリモ
コン装置の位置に応じて可変するウィンドウ配置制御手
段を備えたものである。
【0014】これによって、各々のウィンドウの配置位
置を、各々のリモコン装置の位置に応じて可変するの
で、どのリモコン装置がどのウィンドウを操作可能かと
いう対応関係が容易に理解できるようになるばかりでな
く、各リモコン装置の位置から視聴し易い画面を提供す
ることが可能になる。
【0015】本願請求項5に記載の発明に係る多画面表
示装置は、前記請求項1乃至4に記載の多画面表示装置
において、各々のリモコン装置が所定範囲内に存在する
か否かを確認するリモコン装置検出手段を備え、所定範
囲内に存在しないリモコン装置に対応するウィンドウは
消去するものである。
【0016】これによって、ユーザが視聴可能範囲から
離れたときに、該ユーザが保持しているリモコン装置に
対応するウィンドウを消去するため、ディスプレイを効
率的に用いることが可能となる。
【0017】本願請求項6に記載の発明に係る多画面表
示装置は、前記請求項1乃至5に記載の多画面表示装置
において、各々のウィンドウ内に表示される映像に関す
る音声を、当該ウィンドウに対応するリモコン装置に送
信する音声送信手段を備えたものである。
【0018】これによって、各々のウィンドウ内に表示
される映像に関する音声を、当該ウィンドウに対応する
リモコン装置に送信して、リモコン装置側で操作対象の
映像に関する音声のみを出力することが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多画面表示装置の
一実施形態を、例えばテレビジョン受信機を遠隔制御す
るものについて、図1乃至図8とともに説明する。ここ
で、図1は本実施形態の多画面表示装置の一部分を示す
ブロック図、図2は本実施形態の多画面表示装置の他の
部分を示すブロック図、図3は本実施形態の多画面表示
装置に用いるリモコン装置を示すブロック図、図4は本
実施形態の多画面表示装置におけるIDテーブルの構成
を示す説明図である。
【0020】図5は本実施形態の多画面表示装置におけ
る表示画面の一例を示す説明図、図6は本実施形態の多
画面表示装置における表示画面の他の例を示す説明図、
図7は本実施形態の多画面表示装置におけるウィンドウ
形状変形方法を示す説明図、図8は本実施形態の多画面
表示装置におけるウィンドウ形状変形時の表示画像を示
す説明図である。
【0021】テレビジョン受信機本体を示す図1及び図
2において、1は後述するリモコン装置からの信号を受
け取る受信部、2はリモコン装置からの信号を復調する
復調部であり、受信部1で受信した信号からリモコン装
置のID情報を取り出すリモコンID抽出部3と、受信
部1で受信した信号からリモコン装置の位置情報を取り
出す位置情報抽出部4と、受信部1で受信した信号から
チャンネル切り替えやボリューム制御等の制御情報を取
り出す制御情報抽出部5とを備えている。
【0022】6はリモコンID抽出部3により抽出した
ID情報に基づいて、リモコン装置と表示ウィンドウと
チューナーとの対応付けを管理するID管理部、7はI
D管理部6における各々の対応関係を記述するIDテー
ブル、8はID管理部6で管理しているウィンドウに対
するリモコン装置の有無をチェックするリモコン装置検
出部である。
【0023】9はID管理部6からの各々のID対応情
報を用いて、制御情報抽出部5により取り出されたチュ
ーナー制御信号を、各々のチューナー11〜14に振り
分けるチューナー管理部、10はチューナー部であり、
テレビジョン放送等の電波を受信するチューナー11〜
14と、各々のチューナー11〜14の音声出力をリモ
コン装置に送出するための変調を行う音声変調部15〜
18とを備えている。
【0024】19は音声変調部15〜18により変調さ
れた音声信号を、各々のリモコン装置に振り分けるため
の送信制御部、20は送信制御部19により振り分けら
れた音声信号を対応する各々のリモコン装置に送信する
送信部である。
【0025】21はウィンドウ管理部であり、ID管理
部6からの指示によって、表示ウィンドウの生成/消滅
を行うウィンドウ生成部22と、ウィンドウ装飾データ
部23のカラーテーブル情報に基づいて、ウィンドウ生
成部22にて生成したウィンドウの枠に、各リモコン装
置毎に対応した所定の色付けを行うウィンドウ装飾部2
4とを備えている。
【0026】25はウィンドウ生成部22により生成し
たウィンドウに、ID情報の対応するチューナー11〜
14による受信映像をマッピング合成する画像合成部、
26はウィンドウアレンジ部であり、ID管理部6から
のリモコン位置情報に基づいて、ウィンドウの形状を変
形させるウィンドウ変形部27と、ID管理部6からの
リモコン位置情報、或いは配置記述テーブル28の記述
に基づいて、変形させたウィンドウの画面上の配置を行
うウィンドウ配置制御部29とを備えている。
【0027】30はウィンドウ生成部22にて作成され
た映像を、表示装置31に出力するための信号に変換す
る画面生成部である。
【0028】さらに、リモコン装置を示す図3におい
て、41はチャンネル選択やボリューム変更等の制御を
行うための操作命令を入力するデータ入力部、42はテ
レビジョン受信機本体と当該リモコン装置との位置関係
を検出するために、リモコン装置の位置座標を検出する
位置情報検出部、43は当該リモコン装置固有のID情
報等を記憶しておくためのメモリである。
【0029】44は当該リモコン装置のID情報や入力
データや位置情報を管理して送出信号を作成するための
リモコン情報管理部、45はリモコン情報管理部44に
より作成された信号を、テレビジョン受信機本体に送出
するための信号送信部である。
【0030】46はテレビジョン受信機本体からの音声
信号や確認信号を受信するための信号受信部、47は信
号受信部46で受信した音声信号を復調するための音声
復調部、48は音声を出力するためのスピーカーやヘッ
ドホン端子からなる音声出力部である。
【0031】次に、上記のように構成したテレビジョン
受信機の動作について説明する。複数のユーザは各々、
上述したようなリモコン装置を1つずつ持っており、デ
ータ入力部41よりチャンネルやボリューム等の制御情
報を入力する。この制御情報はID情報や位置情報とと
もに、信号送信部45よりテレビジョン受信機本体に送
出される。
【0032】各リモコン装置からの信号は、テレビジョ
ン受信機本体の受信部1で受け取り、復調部2のリモコ
ンID抽出部3、位置情報抽出部4、制御情報抽出部5
により、それぞれID情報、位置情報、制御情報を取り
出す。そして、リモコン装置のID及び位置に関する情
報はID管理部6へ、制御情報はチューナー管理部9へ
各々出力される。
【0033】チューナー管理部9では、リモコンID抽
出部3からのID情報に基づいて、制御情報抽出部5で
抽出した制御情報を当該リモコンIDに対応するチュー
ナー11〜14に振り分けて、所望の映像信号を同調選
局して受信する。ここで、リモコン装置とチューナーと
は1対1に対応しており、例えばリモコン装置を最大4
台で使用する場合には、チューナーも4台必要とする。
【0034】ID管理部6では、リモコン装置、チュー
ナー、ウィンドウのそれぞれの対応付けを、リモコン装
置のID情報によって管理しており、その情報はIDテ
ーブル7に格納している。IDテーブル7は、図4に示
すように、リモコンID、チューナーID、ウィンドウ
ID、リモコン装置の位置情報から構成されており、リ
モコンIDとチューナーIDとは1対1に対応してい
る。尚、ウィンドウIDはウィンドウの発生とともに割
り振られ、消去とともに抹消される。
【0035】ウィンドウ管理部21のウィンドウ生成部
22では、ID管理部6からの指示に従って、チューナ
ー11〜14による受信映像をマッピングするための土
台となるウィンドウの生成/抹消を行い、画像合成部2
5へ出力する。
【0036】ここで、ウィンドウ装飾部24では、図5
に示すように、ウィンドウ生成部22で生成されたウィ
ンドウの枠に、リモコンIDごとに対応した色付けを行
う。このリモコンIDに対応するウィンドウ枠の色は、
ウィンドウ装飾データ部23のテーブルに格納してお
り、複数のウィンドウ毎に、当該ウィンドウを操作対象
とするリモコン装置に応じた異なった色の枠を付けて表
示することが可能となる。
【0037】画像合成部25では、ウィンドウ管理部2
1によって作成された複数のウィンドウのそれぞれに、
ウィンドウIDに相当するチューナー11〜14からの
映像信号をマッピングした画像を生成する。例えば、図
4に示したIDテーブル7を持つ場合、IDが4のウィ
ンドウには、IDが2のチューナーからの画像がマッピ
ングされる。マッピングされたウィンドウ画像は、ウィ
ンドウアレンジ部26へ出力される。
【0038】ウィンドウアレンジ部26のウィンドウ変
形部27では、図6に示すように、IDテーブル7の各
リモコン位置情報における(x,y)座標に基づいて、
それぞれのウィンドウの変形を行う。このウィンドウの
変形方法を、リモコン装置がx軸方向に移動した場合に
ついて説明する。
【0039】図7に示すように、リモコン装置が表示装
置31の投影面の中心から右にφ度の位置にあった場
合、このリモコン装置のIDに対応したウィンドウもy
軸方向の回転軸を中心に反時計周りにθ度回転させて投
影したような画像を作成する。従って、図8に示すよう
に、リモコン装置の位置に応じてウィンドウの中心を軸
として回転したように見える台形画像を表示装置31に
表示することが可能となる。
【0040】リモコン装置が投影面の中心から左に移動
した場合、ウィンドウは右の場合と反対方向の回転処理
が施される。尚、図7,図8においては、リモコン装置
がx軸方向(左右方向)に移動した場合、y軸を中心に
回転したような効果を表現する方法について説明した
が、リモコン装置がy軸方向(上下方向)に移動した場
合は、x軸を中心に回転したような変形画像を作成・表
示する。
【0041】これによって、どのリモコン装置がどのウ
ィンドウに対応しているかをわかり易く提示することが
できるばかりでなく、表示装置31の投影面に対して斜
め方向から視聴しているユーザに対して、違和感のない
見易い表示ウィンドウを提供することが可能となる。
【0042】ウィンドウ配置制御部29では、ウィンド
ウ変形部27で変形処理された各ウィンドウを、各リモ
コン装置の位置情報、及び配置記述テーブル28の情報
に基づいて配置する。すなわち、図6に示すように、画
面上における各々の表示ウィンドウが、対応するリモコ
ン装置の位置に最も近くなるように、並び替えられる。
【0043】また、配置記述テーブル28には、あるウ
ィンドウの大きさが変わったときに、他のウィンドウに
対して重ならないようなウィンドウ間の調整や、ユーザ
の位置に応じたウィンドウの開き方などが記述されてい
る。そして、ウィンドウ配置制御部29からの信号は、
画像生成部30を介して表示装置31へ出力される。
【0044】さらに、送信制御部19では、各々のチュ
ーナー11〜14で受信した音声信号を時系列分割し
て、送信部20よりそれぞれ対応するリモコン装置に送
信するための処理を行う。これによって、それぞれのリ
モコン装置は、操作対象のウィンドウ映像に関する音声
信号を受信して出力することが可能となる。
【0045】また、リモコン装置検出部8は、ID管理
部6からの要請によって生成されたウィンドウに対応す
るリモコン装置に対して、送信部20を介して定期的に
確認信号を出力する。リモコン装置は、テレビジョン受
信機からの確認信号を受信すると、リモコン情報管理部
44で管理しているリモコンIDや位置情報や制御情報
を信号送信部39から送信する。
【0046】テレビジョン受信機では、リモコン装置か
らの受信結果に基づいて、リモコン装置の有無の決定を
行う。そして、リモコン装置検出部8にて、リモコン装
置の確認が検出されなかった場合、対応するウィンドウ
を消去するよう、ID管理部6を介してウィンドウ生成
部22に指示を送出する。
【0047】これによって、あるリモコン装置がテレビ
ジョン受信機本体から確認できない範囲に出た場合、ユ
ーザがテレビの視聴範囲外に出たとみなして、対応する
ウィンドウを消去することが可能となり、ウィンドウ表
示画面を有効に使用することが可能になる。
【0048】また、信号受信部46から入力した音声信
号は、音声復調部47で復調されて、音声出力部48の
スピーカやイヤホン端子などから、当該リモコン装置に
より現在視聴している映像に関する音声を出力すること
が可能となる。
【0049】尚、上記一実施形態においては、チューナ
ーの数を4個のものとして説明したが、これに限らずチ
ューナーの数は何個であっても良い。また、テレビジョ
ン受信機を例に説明したため、ウィンドウ内に表示され
る映像は全てチューナーより送出されているが、これに
限らずビデオプレイヤー、DVDプレイヤー、ビデオカ
メラ等からの映像を各ウィンドウにマッピングしても良
い。
【0050】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明に係る多画面
表示装置は、上述したような構成としているので、ディ
スプレイ上の複数のウィンドウ表示を、複数個のリモコ
ン装置によって操作することが可能になり、例えば大画
面上で同時に複数のユーザが異なる番組を視聴しようと
した場合に、多画面分割したディスプレイに対して、各
々のユーザが保持しているリモコン装置によって、自分
用のウィンドウ表示を操作することが可能となる。
【0051】本願請求項2に記載の発明に係る多画面表
示装置は、各々のウィンドウの枠に、各々のリモコン装
置に応じた色付けを行うので、ディスプレイ内の分割さ
れたウィンドウに対して、どのリモコン装置がどのウィ
ンドウを操作可能かという対応関係が容易に理解できる
ようになる。
【0052】本願請求項3に記載の発明に係る多画面表
示装置は、各々のウィンドウの形状(傾斜角度)を、各
々のリモコン装置の位置に応じて可変するので、どのリ
モコン装置がどのウィンドウを操作可能かという対応関
係が容易に理解できるようになるばかりでなく、各リモ
コン装置の位置から視聴し易い画面を提供することが可
能になる。
【0053】本願請求項4に記載の発明に係る多画面表
示装置は、各々のウィンドウの配置位置を、各々のリモ
コン装置の位置に応じて可変するので、どのリモコン装
置がどのウィンドウを操作可能かという対応関係が容易
に理解できるようになるばかりでなく、各リモコン装置
の位置から視聴し易い画面を提供することが可能にな
る。
【0054】本願請求項5に記載の発明に係る多画面表
示装置は、ユーザが視聴可能範囲から離れたときに、該
ユーザが保持しているリモコン装置に対応するウィンド
ウを消去するため、ディスプレイを効率的に用いること
が可能となる。
【0055】本願請求項6に記載の発明に係る多画面表
示装置は、各々のウィンドウ内に表示される映像に関す
る音声を、当該ウィンドウに対応するリモコン装置に送
信して、リモコン装置側で操作対象の映像に関する音声
のみを出力することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多画面表示装置の一実施形態における
一部分を示すブロック図である。
【図2】本発明の多画面表示装置の一実施形態における
他の部分を示すブロック図である。
【図3】本発明の多画面表示装置の一実施形態に用いる
リモコン装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の多画面表示装置の一実施形態における
IDテーブルの構成を示す説明図である。
【図5】本発明の多画面表示装置の一実施形態における
表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の多画面表示装置の一実施形態における
表示画面の他の例を示す説明図である。
【図7】本発明の多画面表示装置の一実施形態における
ウィンドウ形状変形方法を示す説明図である。
【図8】本発明の多画面表示装置の一実施形態における
ウィンドウ形状変形時の表示画像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 受信部 2 復調部 3 リモコンID抽出部 4 位置情報抽出部 5 制御情報抽出部 6 ID管理部 7 IDテーブル 8 リモコン装置検出部 9 チューナー管理部 10 チューナー部 11〜14 チューナー 15〜18 音声変調部 19 送信制御部 20 送信部 21 ウィンドウ管理部 22 ウィンドウ生成部 23 ウィンドウ装飾データ部 24 ウィンドウ装飾部 25 画像合成部 26 ウィンドウアレンジ部 27 ウィンドウ変形部 28 配置記述テーブル 29 ウィンドウ配置制御部 30 画像生成部 31 表示装置 41 リモコン情報管理部 42 位置情報検出部 43 メモリ 44 リモコン情報管理部 45 信号送出部 46 信号受信部 47 音声復調部 48 音声出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/45 H04N 5/45 Fターム(参考) 5C023 AA11 AA14 AA38 BA01 BA11 BA15 CA01 CA08 DA01 DA08 5C025 BA14 BA28 CA02 CA06 CB10 DA08 5C056 AA05 BA01 BA06 CA01 CA08 DA01 DA08 DA11 EA05 EA12 5C082 AA02 AA21 AA31 BA41 CA12 CA31 CA42 CA55 CA62 CA64 CB01 CB06 MM05 MM09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別のID情報を有する複数のリモコン
    装置を用いて、複数のウィンドウ内に表示する各々の映
    像を操作する多画面表示装置であって、 前記リモコン装置からの信号を受信する受信手段と、 該受信手段により受信した信号から、前記ID情報を抽
    出するリモコンID抽出手段と、 前記リモコンID抽出手段により抽出されたID情報に
    基づいて、所定のウィンドウを生成するウィンドウ生成
    手段と、 前記受信手段により受信した信号から、映像の制御を行
    うための制御情報を抽出する制御情報抽出手段と、 前記リモコンID抽出手段により抽出されたID情報、
    及び前記制御情報抽出手段により抽出された制御情報に
    基づいて、所定のウィンドウ内に表示される映像を制御
    する映像制御手段と、 前記ウィンドウ生成手段により生成されたウィンドウ内
    に、前記映像制御手段にて制御された映像をマッピング
    する画像合成手段とを備えたことを特徴とする多画面表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の多画面表示装置に
    おいて、 前記ウィンドウ生成手段により生成されるウィンドウの
    枠に、当該ウィンドウに対応するリモコン装置に応じた
    色付けを行うウィンドウ装飾手段を備えたことを特徴と
    する多画面表示装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の多画面表示
    装置において、 前記ウィンドウ生成手段により生成されたウィンドウの
    形状を、当該ウィンドウに対応するリモコン装置の位置
    に応じて可変するウィンドウ変形手段を備えたことを特
    徴とする多画面表示装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至3に記載の多画面表示
    装置において、 前記ウィンドウ生成手段により生成されたウィンドウの
    配置位置を、当該ウィンドウに対応するリモコン装置の
    位置に応じて可変するウィンドウ配置制御手段を備えた
    ことを特徴とする多画面表示装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4に記載の多画面表示
    装置において、 各々のリモコン装置が所定範囲内に存在するか否かを確
    認するリモコン装置検出手段を備え、 所定範囲内に存在しないリモコン装置に対応するウィン
    ドウは消去することを特徴とする多画面表示装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5に記載の多画面表示
    装置において、 各々のウィンドウ内に表示される映像に関する音声を、
    当該ウィンドウに対応するリモコン装置に送信する音声
    送信手段を備えたことを特徴とする多画面表示装置。
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