JP2000267584A - 電気光学装置 - Google Patents

電気光学装置

Info

Publication number
JP2000267584A
JP2000267584A JP11067165A JP6716599A JP2000267584A JP 2000267584 A JP2000267584 A JP 2000267584A JP 11067165 A JP11067165 A JP 11067165A JP 6716599 A JP6716599 A JP 6716599A JP 2000267584 A JP2000267584 A JP 2000267584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electro
light
liquid crystal
optical device
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11067165A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimitaka Kamijo
公高 上條
Tsuyoshi Maeda
強 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11067165A priority Critical patent/JP2000267584A/ja
Publication of JP2000267584A publication Critical patent/JP2000267584A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】明るく効率の良いモノカラー電気光学装置を提
供する。 【解決手段】カラーフィルム25を半透過反射型液晶装
置の上部に配置し、前記カラーフィルム25が主として
透過できる波長範囲内に、バックライト80の最大強度
波長を有する。液晶セル51は非使用時においても半透
過反射型液晶装置が外光を反射できる構成、すなわちノ
ーマリーホワイト表示モードの構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板間に挟んだ電
気光学材料に電圧を印加して画像形成をする電気光学装
置に関する。特に、明るい場所では反射型の表示装置と
して機能し、暗い場所では透過型の表示装置として機能
するいわゆる半透過反射型の電気光学装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】電気光学
装置、例えば基板間にTN液晶、STN液晶等を挟んだ
液晶装置は携帯電話又は携帯型情報機器等に代表される
電子機器の表示部分として使われることが多い。近年、
それら電子機器はファッション性重視の傾向から、ボデ
ィーのカラー化が進んでいる。 そのため、それら電子
機器に搭載する液晶装置にもボディーカラーに合わせた
背景色表示、又はボディーカラーとの組み合わせによっ
てファッション性を高めるような色彩の背景色表示が求
められている。 特に、携帯電話にあっては、常時表示
を行いつづける時計などと異なり使用時以外は表示を行
わないので非使用時のファッション性、又は、店頭にて
電源OFFの状態で多数並べられて販売される場合にお
ける他商品との差別化が重要である。
【0003】本発明者らは上記の市場ニーズに答えるモ
ノカラー液晶装置として、特願平10−236072号
に記載した液晶装置を開発した。この液晶装置によれば
液晶セルと、その前面に設けた偏光子との間、若しくは
液晶セルとその背面に設けた反射偏光子との間にカラー
フィルムを配置し、そのカラーフィルムによる着色作用
によってモノカラー表示を可能としている。 ところ
が、上記のモノカラー液晶装置にあっては、着色フィル
ムと電子機器の使用者との間に必ず偏光子が存在する。
そのため、電子機器又は液晶装置の非使用時において液
晶装置の表面色が偏光子の色(主にグレー)となること
があった。
【0004】本発明は上記の課題を課題を解決するため
になされたものであり、電子機器又は電子光学装置の非
使用時及び使用時において表面色がカラーとなる電気光
学装置を得ることをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の構成をとる。すなわち、本発明の第
1の電気光学装置は、基板間に電気光学層を有する電気
光学素子と、前記電気光学素子の背面側に設けられてお
り前記電気光学素子に向けて光を出射する照明装置と、
前記電気光学素子の前面側に設けられており、可視波
長光のうち所定波長範囲の光を主として透過又は反射
し、前記所定波長範囲以外の波長の可視波長光を主とし
て吸収するカラーフィルムとを具備し、 前記照明手段
は、前記所定の範囲内に最大強度波長を有する光を前記
電気光学素子に向けて出射可能であることを特徴とす
る。
【0006】上記本発明における第1の電気光学装置に
よれば、外光のうち透過又は反射される所定波長範囲の
光を使用者は見ることとなる。従来における電気光学装
置の外観色は電気光学装置本来の色、例えば液晶装置に
おいては灰色であったが、本発明の第1の液晶装置にあ
っては、着色手段の反射波長色、例えば青となるのでカ
ラフルな外観の電気光学装置が実現する。本発明の第1
の電気光学装置を用いて暗い場所で表示を行う場合にお
いては、照明装置から出射する光を利用する。その際、
照明装置からの出射光の最大強度波長(ピーク波長)は
カラーフィルムが主として透過させることができる波長
範囲内にある。すなわち、照明装置から出射する光のう
ち、最も光量の多い波長成分の光のほとんどがカラーフ
ィルムによって吸収されることなくカラーフィルムを透
過する。そのため、照明装置からの光の大半を表示に利
用できるので光の利用効率が良い。また、照明装置とし
て極端に出射光量の多い光源を仮に用いた場合であって
もカラーフィルムでの光の吸収があまり起こらないの
で、発熱によるパネル変形、カラーフィルムの剥がれが
生じない。
【0007】尚、第1の電気光学装置における照明装置
としては、LED素子、EL素子等の着色光源を用いる
と好ましい。もちろん、これら着色光源と、該着色光源
からの光を電気光学素子に向けて出射させる導光板と、
を組み合わせて照明手段としてもかまわない。
【0008】また、第1電気光学装置における光学素子
としては、TN液晶素子、STN液晶素子、ゲストホス
ト液晶素子等を用いることができる。
【0009】また、上記第1の電気光学装置において、
電気光学素子の前面とはすなわち使用者が表示画像を視
認する側の面のことを指し、背面とは該前面とは反対側
の面のことを指す。
【0010】また、上記第1の電気光学装置におけるカ
ラーフィルムとしては、高分子フィルムからなるカラー
フィルムが好適に用いられるが、場合によっては電気光
学装置を構成する基板自体を着色することによってカラ
ーフィルムの替わりとしてもよい。尚、カラーフィルム
の具体例としては、ポリビニルアルコール、ポリカーボ
ネート、トリアセチルセルロース、ポリエステル、ポリ
メチルメタクリレート等に顔料又は染料等を混入させた
ものを用いることができる。
【0011】本発明の第1の電気光学装置の一態様にあ
っては、前記照明装置と前記電気光学層との間には入射
光の一部を反射させ、前記入射光の他の一部を透過させ
る半透過反射層が設けられていることを特徴とする。
【0012】本態様は、暗い場所では照明装置からの光
を利用して透過型の表示をし、明るい場所では外光を利
用して表示をするいわゆる半透過反射型の電気光学装置
に関する態様である。本態様にあっては、暗い場所で
は、半透過反射層を透過した照明装置から出射する光の
偏光軸を、電気光学素子への印加電圧に応じて変化させ
ることにより表示の明暗又は中間調を選択し画像表示を
行う。一方明るい場所では、半透過反射層によって反射
された外光の偏光軸を、電気光学素子への印加電圧に応
じて変化させて表示の明暗又は中間調を選択し画像表示
を行う。つまり、暗い場所では、照明装置からの着色光
色〜黒色までの色変化による表示画像が得られ、明るい
場所においても着色光色〜黒色までの色変化による表示
画像が得られる。
【0013】尚、前記半透過反射層は、前記電気光学層
と一方の前記基板との間に設けられていると好ましい。
本例のように半透過反射層が電気光学素子内面側に形成
されることにより、下側基板の厚みに起因しておこるい
わゆる2重画像が生じないからである。
【0014】また、半透過反射層の他の一例としては、
入射光をその偏光成分に応じて反射又は吸収させる偏光
板と、前記偏光板と前記照明手段との間に位置する反射
板とを具備してもよい。その場合にあって、反射板は、
入射光をその偏光成分に応じて反射又は透過させる反射
偏光板であり、前記偏光板の透過軸と前記反射偏光板の
透過軸のなす角度θが、0°<θ<90°であると好ま
しい。
【0015】本例にあっては、反射偏光板の透過軸と偏
光板の透過軸とがずれて配置されている。電気光学素子
から半透過反射層に向けて出射した外光はその偏光方向
に応じて偏光板を透過する、あるいは偏光板によって吸
収される。偏光板の透過軸と反射偏光板の透過軸とは一
致していない(つまりθ≠0°)ので、偏光板を透過し
た光の一部は反射偏光板によって反射され、再び電気光
学素子に向けて出射される。一方、照明装置から反射偏
光板に向けて出射された光はその偏光方向に応じて反射
偏光板を透過する、あるいは反射偏光板によって反射さ
れる。反射偏光板の透過軸と偏光板の透過軸とは直交し
ていない(つまりθ≠ 90°)ので、反射偏光板を透過
した光のうち偏光板の透過軸方向と同じ偏光成分の光は
偏光板を透過し電気光学素子に向けて出射される。尚、
本例にあって、外光を表示に利用する反射表示において
は、反射偏光板によって反射される光の光量が多いほう
が明るい表示となるので、θをできるだけ大きく設定す
こととが好ましい。一方、照明装置の出射光を表示に利
用する透過表示においては反射偏光板を透過する光量が
多いほうが明るい表示になるので、θをできるだけ小さ
く設定することが好ましい。本発明者の実験によれば、
反射表示が明るい半透過反射型の電子光学装置を実現す
るのには、60°<θ < 90°程度とするとより好ま
しく、透過表示が明るい半透過反射型の電子光学装置を
実現するには0°<θ<85°とするとよいことが確認
されている。すなわち、透過表示及び反射表示の両方を
明るい表示にするためには、60°<θ<85°に設定
すると最も好ましい。このような反射偏光板は、国際公
開(W095/017692)等によって一般に知られ
ている。
【0016】また、上記第1の電気光学装置における反
射板の他の一例としては、パール顔料を用いた偏光反射
板(例えば、日東電工:G4225NP1)、薄膜状の
アルミニウム等の反射等を用いてもよい。薄膜状のアル
ミニウムを用いる場合にあっては、アルミニウムは照明
装置からの光の一部を電気光学素子側に透過できるよう
に薄く製膜されている、又は、アルミニウムに開口部が
形成されている必要がある。尚、第1の電気光学装置に
あっては、半透過反射層の上側位置あるいは下側位置に
散乱層が配置されていてもよい。
【0017】また、本発明の第2の電気光学装置は、基
板間に電気光学層を有する電気光学素子を有し、前記電
気光学層に印加する電圧を変化させることによって画像
形成する電気光学装置であって、 前記電気光学素子の
背面側に設けられており前記電気光学素子に向けて光を
出射する照明装置と、前記電気光学素子の前面側に設け
られており、可視波長光のうち所定波長範囲の光を主と
して透過又は反射し、前記所定波長範囲以外の波長の可
視波長光を主として吸収するカラーフィルムと、前記カ
ラーフィルムと前記電気光学素子との間に位置し、入射
光をその偏光成分に応じて透過又は吸収させる偏光板
と、 前記照明装置と前記電気光学層との間に位置し、
入射光の一部を反射させ、他の一部を透過させる半透過
反射層と、を具備し、前記電気光学層に電圧が印加され
ないときに、前記偏光板を通過して前記電気光学層に入
射した光は、前記半透過反射層によって反射された後、
再び前記偏光板を主として透過することを特徴とする本
発明の第2の電気光学装置によれば、外光のうちカラー
フィルムによって着色された波長範囲の光を使用者は常
に見ることとなる。従来における電気光学装置の外観色
は電気光学装置本来の色、例えば液晶装置においては灰
色又は緑色などであったが、本発明の第2の電気光学装
置にあっては、カラーフィルムによるの反射波長色、例
えば青色となるのでカラフルな外観の電気光学装置が容
易に実現する。更には、電気光学層に電圧が印加されな
いときに電気光学素子表面側から電気光学素子に入射し
た光は、半透過反射層によって反射され偏光板を主とし
て透過する。言いかえれば上記第2の電気光学装置はノ
ーマリーホワイトモードの電気光学装置であるので、電
気光学装置の非使用時(電圧無印加時)に着色層を透過
した外光は半透過反射層によって反射されカラーフィル
ム及び偏光板を透過する。つまり、前述したカラーフィ
ルムによる反射のみでなく、カラーフィルムを透過する
ことによる着色作用によっても電気光学装置の表面色が
着色されるので、非使用時(電圧無印加時)における電
気光学装置の外観色はよりカラフルになる。
【0018】第2の電気光学装置における照明手段とし
ては、冷陰極管等の白色光源、LED素子、EL素子等
の着色光源を用いると好ましい。尚、着色光源を用いる
場合にあっては、その出射光の最大強度波長は、着色手
段が主として透過させることができる波長範囲内にある
と、光源光の利用効率の点から好ましい。もちろん、こ
れら着色光源と、該着色光源からの光を電気光学素子に
向けて出射させる導光板と、を組み合わせて照明手段と
してもかまわない。
【0019】また、上記第2の電気光学装置における照
明手段としては光学素子としては、TN液晶素子、ST
N液晶素子、ゲストホスト液晶素子等を用いることがで
きる。
【0020】また、上記第2の電気光学装置において、
電気光学素子の前面とはすなわち使用者が表示画像を視
認する側の面のことを指し、背面とは該表面とは反対側
の面のことを指す。
【0021】また、第2の電気光学装置におけるカラー
フィルムとしては前述した第1の電気光学装置と同様
に、高分子フィルムからなるカラーフィルムが好適に用
いられるが、場合によっては電気光学装置を構成する基
板自体を着色することによってカラーフィルムと同様の
作用を生じさせてもよい。尚カラーフィルムの具体例と
しては、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ト
リアセチルセルロース、ポリエステル、ポリメチルメタ
クリレート等に顔料又は染料等を混入させたものを用い
ることができる。
【0022】さらには、第2の電気光学装置においては
前述した第1の電気光学装置における各態様、すなわ
ち、下記(1)〜(4)の構成を好適に使用することが
できる。尚、その際の作用及び効果は光源光が着色され
てなくともよい点を除けば、第1電気光学装置の場合の
作用効果と同様であるのでここではその説明は省略す
る。
【0023】(1)半透過反射層は、前記電気光学層と
前記基板との間に設けられていることを特徴とする。
【0024】(2)半透過反射層は、入射光をその偏光
成分に応じて反射又は透過させる反射偏光板であること
を特徴とする。
【0025】(3)半透過反射層は、入射光をその偏光
成分に応じて反射又は透過させる反射偏光板であること
を特徴とする。
【0026】(4)半透過反射層は、入射光をその偏光
成分に応じて反射又は吸収させる偏光板と、前記偏光板
と前記照明手段との間に位置する反射板とを具備するこ
とを特徴とし、反射板として入射光をその偏光成分に応
じて反射又は透過させる反射偏光板を用いることができ
る。その際、前記偏光板の透過軸と前記反射偏光板の透
過軸のなす角度θは、0°<θ<90°となるように設
定する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0028】(第1実施例)まず、本発明による電気光
学装置の第1実施例の構成について、図1、図2及び図3を
参照して説明する。第1実施例は、本発明をパッシブマ
トリクス駆動方式の半透過反射型液晶装置に適用したも
のである。図2は、図1のA−A‘断面を示す半透過反
射型液晶装置の模式的な断面図である。図3は、図1及
び図2におけるストライプ状電極の交点を模式的に示し
たものである。尚、図1及び図2では、説明の便宜上ス
トライプ状電極を縦横6本づつ示しているが実際には、
多数本の電極が存在しており、図1、図2及び図3におけ
る各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとす
るため、各層や各部材ごとに縮尺を異ならしめてある。
【0029】図1及び図2において、第1実施例におけ
る半透過反射型液晶装置55は、第1基板10と第2基
板20との間に電気光学層として液晶層50が挟持する
ことによって電気光学素子としての液晶セル51を構成
している。液晶セル51のの前面(即ち、図2で上側表
面)に位相差板22、位相差板23と吸収型偏光子とし
ての偏光板24が配置され、その表面にカラーフィルム
25が配置されている。更に半透過型液晶装置の背面
(即ち、図2で下側表面)に位相差板26と吸収型偏光
子としての偏光板28が配置され、その背面には照明装
置としてのバックライト80が配置されている。
【0030】液晶セル51は、第1基板10上に形成さ
れたストライプ状の反射電極11と透明な第2基板上に
形成されたストライプ状の透明電極21とが相交差する
ように配置され構成されている。第1基板10及び第2基
板20は、液晶層50の周囲において、シール材31及
び封止材32により、第1基板10及び第2基板20間に
封入されている。なお、半透過反射型液晶装置を構成す
る各要素間に隙間があるように描かれているが、これは
図示の便宜上のものであり、実際は各要素が互いにほぼ
密着される状態となっている。
【0031】反射電極11は、例えばアルミニウムを主
成分とする導電性の反射膜からなり、アルミニウム蒸着
等により形成されており、また、反射電極11には図3
に示すように光が透過可能なように反射電極が形成され
ていないスリット53が配置されている。
【0032】カラーフィルム25は、例えば、ポリビニ
ールアルコール、ポリカーボネート、トリアセチルセル
ロース、ポリエステル、ポリメチルメタクリレートなど
に顔料または染料を混入させた材料を用いて、延伸成形
により形成される。半透過反射型液晶装置55を反射モ
ードで用いる場合は、光がカラーフィルム25を2度透
過することになるため、カラーフィルム25は、光透過
率の高いものが好ましく、可視光領域の波長における最
低の透過率が少なくとも20%以上であることが好まし
い。
【0033】また、カラーフィルム25は延伸形成され
るため、通常、その延伸方向が遅相軸となる屈折率異方
性を持つ。そのため、カラーフィルム25は半透過反射
型液晶装置55の最前面に配置することが好ましい。
【0034】照明装置としてのバックライト80は、図
2に示すように光源82と導光板81とを備えている。
光源82から出射された光は、導光板81によって、液
晶セル51の全画素に光が入射するように導光され、拡
散される。導光板81としては、通常、アクリル板が用
いられ、アクリル製導光板の上に拡散板や集光プリズム
を積層したものを用いてもよい。光源82としては、L
ED(発光ダイオード)などが用いられる。なお、バッ
クライトとしては、光源82と導光板81との組み合わ
せの代わりに、面光源であるEL(エレクトロルミネセ
ント)等を用いてもよい。
【0035】図4に本実施例で用いるLEDの波長特性
を示す。このLEDは緑色光を出射可能であり、そのピ
ークは490nm〜520nmとなっている。又、図5
に本実施例で用いるカラーフィルムの透過特性を示す。
このカラーフィルムの透過領域は概ね450nm〜64
0nmに透過強度のピークがある、即ち、LEDからの
出射光のほとんどがカラーフィルムを透過できる。本実
施例においては、緑色を出射するLEDを光源として用
いているが、赤色光又は青色光等の他色を出射するLE
D又はELを光源として用いてももちろん構わない。青
色光を出射する光源を用いると、そのピークは410n
m〜460nmとなり、その場合にあっては、カラーフ
ィルムの透過領域は概ね370nm〜560nmに透過
強度のピークがくるように設定すればよい。また、赤色
光を出射する光源を用いると、そのピークは580nm
〜610nmとなり、その場合にあっては、カラーフィ
ルムの透過領域は概ね540nm〜730nmに透過強
度のピークがくるように設定すればよい。
【0036】また、液晶セル51は、図1及び図2に図
示した構成要素以外にも、液晶層50に面して設けられ
る配向膜、および駆動回路、スペーサーなども備えてい
る。
【0037】<反射型の液晶表示装置としての動作>上
記のように形成された半透過反射型液晶装置55を、明
るい光のもとで反射型として用いる場合の動作原理を説
明する。
【0038】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、カラーフィルム25によって着色された外光は、偏
光板24、位相差板23、位相差板22、明表示状態の
液晶層50、反射電極11により偏光板24の透過軸に
ほぼ平行な楕円率の高い楕円偏光として偏光板24に反
射される。偏光板24を透過した光はカラーフィルム2
5を透過することにより、再び着色されて出射されるの
で、カラーフィルムによって着色された明るい領域とな
る。
【0039】選択電圧印加の時には、カラーフィルター
25によって着色された外光は、偏光板24、位相差板
23、位相差板22、暗表示状態の液晶層50、反射電
極11により偏光板24の透過軸にほぼ垂直な楕円率の
高い楕円偏光として偏光板24に反射され、偏光板24
により吸収されるため暗い領域となる。
【0040】<透過型液晶表示装置としての動作>次
に、半透過反射型液晶装置55を周囲が暗い状態で、透
過型として用いる場合の動作原理を説明する。
【0041】半透過反射型液晶装置55を透過型として
用いる場合には、バックライト80より出射された光は
偏光板28と位相差板26によって楕円偏光に偏光され
て、反射電極11に設けられたスリット53を透過して
液晶層50に入射される。この時に入射される楕円偏光
は、液晶装置55を反射型として用いたときに、暗表示
状態で反射電極11により反射される楕円偏光とほぼ等
しいものとなっている。
【0042】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、液晶層50に出射された楕円偏光は明表示状態の液
晶層50、位相差板22、位相差板23を透過すること
により、偏光板24の透過軸にほぼ平行になる楕円率の
高い楕円偏光として偏光板24に反射される。カラーフィ
ルム25を透過することにより、再び着色されて出射さ
れるので、カラーフィルム25によって着色された明る
い領域となっている。この時、バックライト80より照
射される光は、カラーフィルター25が主として透過さ
せることができる波長範囲内である。
【0043】選択電圧印加の時には、液晶層50に出射
された楕円偏光は、暗表示状態の液晶層50、位相差板
22、位相差板23を透過することにより、偏光板24
の透過軸にほぼ垂直な楕円率の高い楕円偏光として偏光
板24に反射され、偏光板24により吸収されるため暗
い領域となる。
【0044】なお、半透過反射型液晶装置55は明状態
と暗状態の中間の表示を行うこともできる。
【0045】(第2実施例)本発明による電気光学装置
の第2実施例の構成について、図6、図7を参照して説
明する。第2実施例は、本発明をパッシブマトリクス駆
動方式の半透過反射型液晶装置に適用したものである。
図7は、図6のB−B‘断面を示す半透過反射型液晶装
置の模式的な断面図である。尚、図7及び図6では、説
明の便宜上ストライプ状電極を縦横6本づつ図式的に示
しているが実際には、多数本の電極が存在しており、図
6及び図7における各層や各部材を図面上で認識可能な
程度の大きさとするため、各層や各部材ごとに縮尺を異
ならしめてある。
【0046】図6及び図7において、第2実施形態にお
ける半透過反射型液晶装置255は、第1基板210と
第2基板220との間に電気光学層として液晶層250
が挟持することによって電気光学素子としての液晶セル
251を構成している。液晶セル251のの前面(即
ち、図7で上側表面)に位相差板222と吸収型偏光子
としての偏光板24が配置され、その表面に着色層とし
てカラーフィルム25が配置されている。更に半透過型
液晶装置255の背面(即ち、図7で下側表面)に反射
型偏光子としての半透過反射型偏光板228が配置さ
れ、その背面には照明装置としてのバックライト80が
配置されている。
【0047】液晶セル251は、 透明な第1基板21
0上に形成されたストライプ状の透明電極228と透明
な第2基板上に形成されたストライプ状の透明電極22
1とが相交差するように配置され構成されている。液晶
層250は周囲において、シール材31及び封止材32
により、第1基板210及び第2基板220間に封入され
ている。なお、半透過反射型液晶装置を構成する各要素
間に隙間があるように描かれているが、これは図示の便
宜上のものであり、実際は各要素が互いにほぼ密着され
る状態となっている。
【0048】カラーフィルム25は、例えば、ポリビニ
ールアルコール、ポリカーボネート、トリアセチルセル
ロース、ポリエステル、ポリメチルメタクリレートなど
に顔料または染料を混入させた材料を用いて、延伸成形
により形成される。半透過反射型液晶装置255を反射
モードで用いる場合は、光がカラーフィルム25を2度
透過することになるため、カラーフィルム25は、光透
過率の高いものが好ましく、可視光領域の波長における
最低の透過率が少なくとも20%以上であることが好ま
しい。
【0049】また、カラーフィルム25は延伸形成され
るため、通常、その延伸方向が遅相軸となる屈折率異方
性を持つ。そのため、カラーフィルム25は半透過反射
型液晶装置255の最前面に配置することが好ましい。
【0050】照明装置としてのバックライト80は、図
7に示すように光源82と導光板81とを備えている。
光源82から出射された光は、導光板81によって、液
晶セル251の全画素に光が入射するように導光され、
拡散される。導光板81としては、通常、アクリル板が
用いられ、アクリル製導光板の上に拡散板や集光プリズ
ムを積層したものを用いてもよい。光源82としては、
LED(発光ダイオード)などが用いられる。なお、バ
ックライトとしては、光源82と導光板81との組み合
わせの代わりに、面光源であるEL(エレクトロルミネ
セント)等を用いてもよい。
【0051】光源82としては、第1実施例と同様に図
4に記載の波長特性を有するLEDを用いることができ
る。このLEDは緑色光を出射可能であり、そのピーク
は490nm〜520nmとなっている。又、図5に本
実施例で用いるカラーフィルムの透過特性を示す。この
カラーフィルムの透過領域は概ね450nm〜640n
mに透過強度のピークがある、即ち、LEDからの出射
光のほとんどがカラーフィルムを透過できる。本実施例
においては、緑色を出射するLEDを光源として用いて
いるが、赤色光又は青色光等の他色を出射するLED又
はELを光源として用いてももちろん構わない。赤色光
を出射する光源を用いると、そのピークは410nm〜
440nmとなり、その場合にあっては、カラーフィル
ムの透過領域は概ね370nm〜560nmに透過強度
のピークがくるように設定すればよい。また、青色光を
出射する光源を用いると、そのピークは580nm〜6
10nmとなり、その場合にあっては、カラーフィルム
の透過領域は概ね540nm〜730nmに透過強度の
ピークがくるように設定すればよい。
【0052】図7における半透過反射型偏光板226
は、国際公開(WO95/017692)に記載された
リフレクティブポラライザーや、特表平9−50698
5号公報などに開示された反射偏光子と同様のものであ
り、厚さと屈折率特性についてそれぞれ所定の関係を満
たす一対の層が多重積層された構造となっている。 半
透過反射型偏光板226は、透過軸方向の偏光面を有す
る偏光を透過し、透過軸とほぼ直交する反射軸方向の偏
光面を持つ偏光を反射する性質を持っている。
【0053】また、液晶セル251は、図6及び図7に
図示した構成要素以外にも、液晶層250に面して設け
られる配向膜、および駆動回路、スペーサーなども備え
ている。
【0054】<反射型の液晶表示装置としての動作>上
記のように形成された半透過反射型液晶装置255を、
明るい光のもとで反射型として用いる場合の動作原理を
説明する。
【0055】非選択電圧印加の時、又は電圧無印加の時
の時には、カラーフィルム25によって着色された外光
は、偏光板24、位相差板222、明表示状態の液晶層
250、半透過反射型偏光板226により偏光板24の
透過軸にほぼ平行な直線偏光として偏光板24に反射さ
れる。偏光板24を透過した光はカラーフィルム25を
透過することにより、再び着色されて出射されるので、
カラーフィルム25によって着色された明るい領域にな
る。
【0056】選択電圧印加時の時には、カラーフィルム
25によって着色された外光は、偏光板24、位相差板
222、明表示状態の液晶層250により半透過反射型
偏光板226の透過軸にほぼ平行な方向に偏光され半透
過反射型偏光板226を透過し、バックライト80で吸
収され暗い領域になる。
【0057】<透過型液晶表示装置としての動作>次
に、半透過反射型液晶装置255を周囲が暗い状態で、
透過型として用いる場合の動作原理を説明する。
【0058】半透過反射型液晶装置255を透過型とし
て用いる場合には、バックライト80より出射された光
は半透過反射型偏光板226の透過軸方向の直線偏光が
透過し、液晶層250に常に入射されている。
【0059】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、液晶層250に入射された光は暗表示状態の液晶層
250、位相差板222を透過して、偏光板24の透過
軸にほぼ垂直な直線偏光になり偏光板24で吸収され暗
い領域になる。
【0060】選択電圧印加時には、液晶層250に入射
された光は明表示状態の液晶層250、位相差板222
を透過して、偏光板24の透過軸にほぼ平行な直線偏光
になり透過する。カラーフィルム25を透過することに
より、再び着色されて出射されるので、カラーフィルム
によって着色された明るい領域となっている。この時、
バックライト80より照射される光は、カラーフィルタ
ー25が主として透過させることができる波長範囲内で
ある。
【0061】なお、半透過反射型液晶装置255は明状
態と暗状態の中間の表示を行うこともできる。
【0062】(第3実施例)第3実施形態については、
第2実施形態において反射型として用いる時と透過型で
用いるときに表示が反転してしまうのを防ぐために、吸
収型偏光板を液晶セル251と半透過反射板の間に追加
し、半透過反射板の軸角度を変えている点以外は第2実
施形態と同様である。次に、本発明による電気光学装置
の第3実施形態の構成について、図8を参考にして説明
する。図8は半透過反射型液晶装置の模式的な断面図で
ある。尚、図8では説明の便宜上ストライプ状電極を6
本図式的に示しているが実際には、多数本の電極が存在
しており、図8における各層や各部材を図面上で認識可
能な程度の大きさとするため、各層や各部材ごとに縮尺
を異ならしめてある。
【0063】図8において、第3実施形態における半透
過反射型液晶装置355は、第1基板10と第2基板2
0との間に電気光学層として液晶層50が挟持すること
によって電気光学素子としての液晶セル51を構成して
いる。液晶セル51のの前面(即ち、図8で上側表面)
に位相差板222と吸収型偏光子としての偏光板24が
配置され、その表面に着色層としてカラーフィルム25
が配置されている。更に半透過型液晶装置355の背面
(即ち、図で下側表面)に反射板としての反射偏光板2
26が配置され、その背面には照明装置としてのバック
ライト80が配置されている。また、液晶層250と反
射偏光板226の間には、吸収型偏光素子として偏光板
229が配置されている。この時、図9に示すように反
射偏光板226の透過軸226Tと偏光板229の透過
軸229Tはなす角θが、60°<θ<85°となって
いる。
【0064】液晶セル251は、 透明な第1基板21
0上に形成されたストライプ状の透明電極228と透明
な第2基板上に形成されたストライプ状の透明電極22
1とが相交差するように配置され構成されている。液晶
層250は周囲において、シール材31及び封止材32
により、第1基板210及び第2基板220間に封入され
ている。なお、半透過反射型液晶装置を構成する各要素
間に隙間があるように描かれているが、これは図示の便
宜上のものであり、実際は各要素が互いにほぼ密着され
る状態となっている。
【0065】カラーフィルム25は、例えば、ポリビニ
ールアルコール、ポリカーボネート、トリアセチルセル
ロース、ポリエステル、ポリメチルメタクリレートなど
に顔料または染料を混入させた材料を用いて、延伸成形
により形成される。半透過反射型液晶装置355を反射
モードで用いる場合は、光がカラーフィルム25を2度
透過することになるため、カラーフィルム25は、光透
過率の高いものが好ましく、可視光領域の波長における
最低の透過率が少なくとも20%以上であることが好ま
しい。
【0066】また、カラーフィルム25は延伸形成され
るため、通常、その延伸方向が遅相軸となる屈折率異方
性を持つ。そのため、カラーフィルム25は半透過反射
型液晶装置355の最前面に配置することが好ましい。
【0067】バックライト80は、図8に示すように光
源82と導光板81とを備えている。光源82から出射
された光は、導光板81によって、液晶セル251の全
画素に光が入射するように導光され、拡散される。導光
板81としては、通常、アクリル板が用いられ、アクリ
ル製導光板の上に拡散板や集光プリズムを積層したもの
を用いてもよい。光源82としては、LED(発光ダイ
オード)などが用いられる。なお、バックライトとして
は、光源82と導光板81との組み合わせの代わりに、
面光源であるEL(エレクトロルミネセント)等を用い
てもよい。
【0068】光源82としては、第1実施例と同様に図
4に記載の波長特性を有するLEDを用いることができ
る。このLEDは緑色光を出射可能であり、そのピーク
は490nm〜520nmとなっている。又、図5に本
実施例で用いるカラーフィルムの透過特性を示す。この
カラーフィルムの透過領域は概ね450nm〜640n
mに透過強度のピークがある、即ち、LEDからの出射
光のほとんどがカラーフィルムを透過できる。本実施例
においては、緑色を出射するLEDを光源として用いて
いるが、赤色光又は青色光等の他色を出射するLED又
はELを光源として用いてももちろん構わない。青色光
を出射する光源を用いると、そのピークは410nm〜
460nmとなり、その場合にあっては、カラーフィル
ムの透過領域は概ね370nm〜560nmに透過強度
のピークがくるように設定すればよい。また、青色光を
出射する光源を用いると、そのピークは580nm〜6
10nmとなり、その場合にあっては、カラーフィルム
の透過領域は概ね540nm〜730nmに透過強度の
ピークがくるように設定すればよい。
【0069】図8における半透過反射型偏光板226
は、国際公開(WO95/017692)に記載のリフ
レクティブポラライザーや、特表平9−506985号
公報などに開示された反射偏光子と同様のものであり、
厚さと屈折率特性についてそれぞれ所定の関係を満たす
一対の層が多重積層された構造となっている。 半透過
反射型偏光板226は、透過軸方向の偏光面を有する偏
光を透過し、透過軸とほぼ直交する反射軸方向の偏光面
を持つ偏光を反射する性質を持っている。
【0070】また、液晶セル251は、図8に図示した
構成要素以外にも、液晶層250に面して設けられる配
向膜、および駆動回路、スペーサーなども備えている。
【0071】<反射型の液晶表示装置としての動作>上
記のように形成された半透過反射型液晶装置355を、
明るい光のもとで反射型として用いる場合の動作原理を
説明する。
【0072】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時のと
きには、カラーフィルム25によって着色された外光
は、偏光板24、位相差板222と明表示状態の液晶層
250を透過して偏光板229の透過軸にほぼ平行な直
線偏光となり、偏光板229を透過する。反射型偏光板
226の透過軸は偏光板229の透過軸から60°〜8
5°づれて配置されており、反射軸に平行な偏光成分の
みが反射され偏光板229に向けて出射される。再び偏
光板229に出射された光は明表示状態の液晶層250
と位相差板222を透過し、偏光板24の透過軸にほぼ
平行な直線偏光として偏光板24に反射される。偏光板
24を透過した光がカラーフィルム25で再び着色され
出射されるので、カラーフィル25によって着色された
明るい領域になる。
【0073】<透過型液晶表示装置としての動作>次
に、半透過反射型液晶装置355を周囲が暗い状態で、
透過型として用いる場合の動作原理を説明する。
【0074】半透過反射型液晶装置355を透過型とし
て用いる場合には、バックライト80より出射された光
は反射型偏光板226の透過軸方向の偏光成分が反射偏
光板226を透過し、偏光板229に出射される。偏光
板229に入射された光のうち偏光板229の透過軸方
向の偏光成分が液晶層350に常に入射されている。
【0075】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、液晶層350に入射された光は明表示状態の液晶層
350、位相差板222を透過して、偏光板24の透過
軸にほぼ平行な直線偏光になり偏光板24を透過する。
カラーフィルム25を透過することにより、再び着色さ
れて出射されるので、カラーフィルムによって着色され
た明るい領域となっている。この時、バックライト80
より照射される光は、カラーフィルター25が主として
透過させることができる波長範囲内である。
【0076】なお、半透過反射型液晶装置355は明状
態と暗状態の中間の表示を行うこともできる。
【0077】(第4実施例)次に、本発明による電気光
学装置の第4実施例について、図10及び図11を参照
して説明する。第4実施例は、第1実施例で示した本発
明の応用例をTFDアクティブマトリクス駆動方式の半
透過反射型液晶装置に応用したものである。
【0078】次に図10及び図11を用いてTFD駆動
素子440及び反射電極462等について説明する。T
FD駆動素子440は、第1基板410上に形成された
絶縁膜441を下地として、その上に形成されており、
絶縁膜441の側から順に第1金属膜442、絶縁層4
44及び第2金属膜446から構成され、TFD構造
(Thin Film Diode)或いはMIM構造(Metal Insula
tor Metal構造)を持つ。そして、TFD駆動素子44
0の第1金属膜442は、第1基板上410上に形成さ
れた走査線461に接続されており、第2金属膜446
は、反射電極の他の一例である導電性の反射膜からなる
反射電極462に接続されている。尚、走査線461に
代えてデータ線(後述する)を第1基板410上に形成
し、反射電極462に接続して、走査線461を対向基
板側に設けてもよい。
【0079】第1基板は、例えばガラス、プラスチック
などの絶縁性及び透明性を有する基板或いは不透明な半
導体基板等からなる。下地をなす絶縁膜441は、例え
ば酸化タンタルからなる。但し、絶縁膜441は、第2
金属膜446の堆積後等に行われる熱処理により第1金
属膜442が下地から剥離しないこと及び下地から第1
金属膜442に不純物が拡散しないことを主目的として
形成されるものである。従って、第1基板を、例えば石
英基板等のように耐熱性や純度に優れた基板から構成す
ること等により、これらの剥離や不純物の拡散が問題と
ならない場合には、絶縁膜441は省略することができ
る。第1金属膜442は、導電性の金属薄膜からなり、
例えば、タンタル単体又はタンタル合金からなる。絶縁
膜444は、例えば化成液中で第1金属膜442の表面
に陽極酸化により形成された酸化膜からなる。第2金属
膜446は、導電性の金属薄膜からなり、例えば、クロ
ム単体又はクロム合金からなる。
【0080】反射電極462は、例えばアルミニウムを
主成分とする導電性の反射膜からなり、アルミニウム蒸
着により形成されており、実施例1と同様に反射電極4
62には光を透過可能なように反射電極が形成されてい
ないスリットが配置されている。
【0081】更に、反射電極462、TFD駆動素子4
40、走査線461等の液晶に面する側(即ち、図11
で上側表面)には透明絶縁膜492が設けられている。
【0082】以上、2端子型非線形素子としてTFD駆
動素子の幾つかの例について説明したが、ZnO(酸化
亜鉛)バリスタ、MSI(Metal Semi-Insulator)駆
動素子、RD(Ring Diode)などの双方向ダイオード
特性を有する2端子型非線形素子を本実施形態の反射型
液晶装置に適用可能である。
【0083】<反射型の液晶表示装置としての動作>上
記のように形成された半透過反射型液晶装置455を、
明るい光のもとで反射型として用いる場合の動作原理を
説明する。
【0084】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、カラーフィルム25によって着色された外光は、偏
光板24、位相差板23、位相差板22、明表示状態の
液晶層50、反射電極462により偏光板24の透過軸
にほぼ平行な楕円率の高い楕円偏光として偏光板24に
反射される。偏光板24を透過した光はカラーフィルム
25を透過することにより、再び着色されて出射される
ので、カラーフィルムによって着色された明るい領域と
なる。
【0085】選択電圧印加の時には、カラーフィルター
25によって着色された外光は、偏光板24、位相差板
23、位相差板22、暗表示状態の液晶層50、反射電
極462により偏光板24の透過軸にほぼ垂直な楕円率
の高い楕円偏光として偏光板24に反射され、偏光板2
4により吸収されるため暗い領域となる。
【0086】<透過型液晶表示装置としての動作>次
に、半透過反射型液晶装置455を周囲が暗い状態で、
透過型として用いる場合の動作原理を説明する。
【0087】半透過反射型455を透過型として用いる
場合には、バックライト80より出射された光は偏光板
28と位相差板26によって楕円偏光に偏光されて、反
射電極462に設けられたスリットを透過して液晶層5
0に入射される。この時に入射される楕円偏光は、液晶
装置455を反射型として用いたときに暗表示状態で反
射電極462により反射される楕円偏光とほぼ等しいも
のとなっている。
【0088】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、液晶層50に出射された楕円偏光は、液晶層50、
位相差板22、位相差板23を透過することにより、偏
光板24の透過軸にほぼ平行になる楕円率の高い楕円偏
光として偏光板24に反射される。カラーフィルム25を
透過することにより、再び着色されて出射されるので、
カラーフィルム25によって着色された明るい領域とな
っている。この時、バックライト80より照射される光
は、カラーフィルター25が主として透過させることが
できる波長範囲内である。
【0089】選択電圧印加の時には、透過型として用い
るときと同じように、液晶層50に出射された楕円偏光
は、液晶層50、位相差板22、位相差板23を透過す
ることにより、偏光板24の透過軸にほぼ垂直な楕円率
の高い楕円偏光として偏光板24に反射され、偏光板2
4により吸収されるため暗い領域となる。
【0090】なお、半透過反射型液晶装置455は明状
態と暗状態の中間の表示を行うこともできる。
【0091】(第5実施例)次に、本発明による電気工
学装置の第5実施形態について、図12及び図13を参
照して説明する。第5実施形態は、第1実施形態で示し
た本発明の応用例をTFTアクティブマトリクス駆動方
式の半透過反射型液晶装置に応用したものである。
【0092】次に図12及び図13を用いてTFT駆動
素子530及び反射電極511等について説明する。
第1基板510には、マトリクス状に反射膜からなる反
射電極511(その輪郭511aが図中点線で示されて
いる)が設けられており、例えばアルミニウムを主成分
とする導電性の反射膜からなり、アルミニウム蒸着等に
より形成されており、実施形態1と同様に反射電極51
1には光を透過可能なように反射電極が形成されていな
いスリットが配置されている。
【0093】反射電極511の縦横の境界に各々沿って
データ線522、走査線512及び容量線592が設け
られている。データ線522は、コンタクトホール50
5を介してポリシリコン膜等からなる半導体層501a
のうちソース領域に電気的接続されている。画素電極5
11は、コンタクトホール508を介して半導体層50
1aのうちドレイン領域に電気的接続されている。容量
線592は、絶縁膜を介して半導体層501aのうちの
ドレイン領域から延設された第1蓄積容量電極に対向配
置しており、蓄積容量570を構成する。また、半導体
層501aのうち図中右上がりの斜線領域で示したチャ
ネル領域501a’に対向するように走査線512が配
置されており、走査線512はゲート電極として機能す
る。このように、走査線512とデータ線522との交
差する個所には夫々、チャネル領域501a’に走査線
512がゲート電極として対向配置されたTFT駆動素
子530が設けられている。
【0094】第1基板510は、たとえばガラス、プラ
スチックなどの絶縁性及び透明性を有する基板或いは不
透明な半導体基板等からなる。第2基板520は、透明
な例えばガラス基板や石英基板からなる。
【0095】更に、画素電極511、TFT駆動素子5
30等の液晶に面する側(即ち、図13で上側表面)に
は、透明絶縁膜593が設けられており、その上に例え
ばポリイミド薄膜などの有機薄膜からなりラビング処理
等の所定の配向処理が施された配向膜595が設けられ
ている。
【0096】更に、複数の画素スイッチング用TFT駆
動素子530の下には、第1層間絶縁膜594が設けら
れている。第1層間絶縁膜594は、第1基板510の
全面に形成されることにより、画素スイッチング用TF
T駆動素子530のための下地膜として機能する。第1
層間絶縁膜594は、例えば、NSG(ノンドープトシ
リケートガラス)、PSG(リンシリケートガラス)、
BSG(ボロンシリケートガラス)、BPSG(ボロン
リンシリケートガラス)などの高絶縁性ガラス又は、酸
化シリコン膜、窒化シリコン膜等からなる。
【0097】図13において、画素スイッチング用TF
T530は、コンタクトホール505を介してデータ線
522に接続されたソース領域、走査線512にゲート
絶縁膜を介して対向配置されたチャネル領域501a’
及びコンタクトホール508を介して反射電極511に
接続されたドレイン領域を含んで構成されている。デー
タ線522は、Al等の低抵抗な金属膜や金属シリサイ
ド等の合金膜などの遮光性且つ導電性の薄膜から構成さ
れている。また、その上には、コンタクトホール505
及び508が開孔された第2層間絶縁膜591が形成さ
れており、更に、その上には、コンタクトホール508
が開孔された第3層間絶縁膜597が形成されている。
これら第2及び第3層間絶縁膜591及び597につい
ても、第1層間絶縁膜594と同様に、NSG、PS
G、BSG、BPSGなどの高絶縁性ガラス又は、酸化
シリコン膜、窒化シリコン膜等からなる。
【0098】反射電極511は、例えばアルミニウムを
主成分とする導電性の反射膜からなり、アルミニウム蒸
着により形成されており、実施形態1と同様に反射電極
511には光を透過可能なように反射電極が形成されて
いないスリットが配置されている。
【0099】画素スイッチング用TFT駆動素子530
は、LDD構造、オフセット構造、セルフアライン構造
等いずれの構造のTFTであってもよい。更に、シング
ルゲート構造の他、デュアルゲート或いはトリプルゲー
ト以上でTFT駆動素子530を構成してもよい。
【0100】<反射型の液晶表示装置としての動作>上
記のように形成された半透過反射型液晶装置555を、
明るい光のもとで反射型として用いる場合の動作原理を
説明する。
【0101】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、カラーフィルム25によって着色された外光は、偏
光板24、位相差板23、位相差板22、明表示状態の
液晶層550、反射電極511により偏光板24の透過
軸にほぼ平行な楕円率の高い楕円偏光として偏光板24
に反射される。偏光板24を透過した光はカラーフィル
ム25を透過することにより、再び着色されて出射され
るので、カラーフィルムによって着色された明るい領域
となる。
【0102】選択電圧印加の時には、カラーフィルター
25によって着色された外光は、偏光板24、位相差板
23、位相差板22、暗表示状態の液晶層550、反射
電極511により偏光板24の透過軸にほぼ垂直な楕円
率の高い楕円偏光として偏光板24に反射され、偏光板
24により吸収されるため暗い領域となる。
【0103】<透過型液晶表示装置としての動作>次
に、半透過反射型液晶装置555を周囲が暗い状態で、
透過型として用いる場合の動作原理を説明する。
【0104】半透過反射型液晶装置555を透過型とし
て用いる場合には、バックライト80より出射された光
は偏光板28と位相差板26によって楕円偏光に偏光さ
れて、反射電極511に設けられたスリットを透過して
液晶層550に入射される。この時に入射される楕円偏
光は、液晶装置555を反射型として用いたときに暗表
示状態で反射電極511により反射される楕円偏光とほ
ぼ等しいものとなっている。
【0105】非選択電圧印加、又は電圧無印加の時に
は、透過型として用いるときと同じように、液晶層55
0に出射された楕円偏光は、液晶層550、位相差板4
22、位相差板423を透過することにより、偏光板2
4の透過軸にほぼ平行になる楕円率の高い楕円偏光とし
て偏光板24に反射される。カラーフィルム25を透過す
ることにより、再び着色されて出射されるので、カラー
フィルム25によって着色された明るい領域となってい
る。この時、バックライト80より照射される光は、カ
ラーフィルター25が主として透過させることができる
波長範囲内である。
【0106】選択電圧印加の時には、透過型として用い
るときと同じように、液晶層50に出射された楕円偏光
は、液晶層550、位相差板22、位相差板23を透過
することにより、偏光板24の透過軸にほぼ垂直な楕円
率の高い楕円偏光として偏光板24に反射され、偏光板
24により吸収されるため暗い領域になる。
【0107】なお、半透過反射型液晶装置455は明状
態と暗状態の中間の表示を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液晶装置の模式図。
【図2】本発明の一実施例である液晶装置の構造を示す
断面図。
【図3】本発明の一実施例である液晶装置の部分拡大
図。
【図4】本発明の実施例であるLEDの分光強度。
【図5】本発明の実施例であるカラーフィルムの分光透
過強度。
【図6】本発明の他の実施例である液晶装置の模式図。
【図7】本発明の他の実施例である液晶装置の構造を示
す断面図。
【図8】本発明の他の実施例である液晶装置の構造を示
す断面図。
【図9】本発明の他の実施例である液晶装置のフィルム
構成を示す概略図。
【図10】本発明の他の実施例である液晶装置の部分拡
大図。
【図11】本発明の他の実施例である液晶装置の部分拡
大図。
【図12】本発明の他の実施例である液晶装置の部分拡
大図。
【図13】本発明の他の実施例である液晶装置の部分拡
大図。
【符号の説明】
10 第1基板 11 反射電極 20 第2基板 21 透明電極 22 位相差板 23 位相差板 24 偏光板 25 カラーフィルム 26 位相差板 28 偏光板 31 シール材 32 封止材 50 液晶層 51 液晶セル 53 スリット 55 半透過反射型液晶装置 80 バックライト 81 導光板 82 光源 210 第1基板 211 透明電極 220 第2基板 221 透明電極 222 位相差板 226 半透過反射型偏光板 226T 透過軸 229T 透過軸 250 液晶層 251 液晶セル 255 半透過反射型液晶装置 355 半透過反射型液晶装置 410 第1基板 441 絶縁膜 442 第1金属膜 444 絶縁層 446 第2金属膜 461 走査線 462 反射電極 492 透明絶縁膜 495 配向膜 501a' チャネル領域 501a 半導体層 505 コンタクトホール 508 コンタクトホール 510 第1基板 511 反射電極 512 走査線 522 データ線 530 TFT駆動素子 570 蓄積容量 591 第2層間絶縁膜 592 容量線 593 透明絶縁膜 594 第1層間絶縁膜 595 配向膜 597 第3層間絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FA02X FA08X FA08Z FA11X FA11Z FA15Y FA23Z FA41Z FA44Z FA45Z FB02 FB06 FB08 FD08 HA07 HA08 HA10 LA15 LA16 5G435 AA04 BB12 CC12 DD12 DD13 EE27 GG01 GG12 GG24 LL07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板間に電気光学層を有する電気光学素子
    と、 前記電気光学素子の背面側に設けられており前記電気光
    学素子に向けて光を出射する照明装置と、 前記電気光学素子の前面側に設けられており、可視波長
    光のうち所定波長範囲の光を主として透過又は反射し、
    前記所定波長範囲以外の波長の可視波長光を主として吸
    収するカラーフィルムとを具備し、 前記照明手段は、前記所定の範囲内に最大強度波長を有
    する光を前記電気光学素子に向けて出射可能であること
    を特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電気光学装置であって、
    前記照明装置と前記電気光学層との間には入射光の一部
    を反射させ、前記入射光の他の一部を透過させる半透過
    反射層が設けられていることを特徴とする電気光学装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の電気光学装置であって、
    前記半透過反射層は、前記電気光学層と一方の前記基板
    との間に設けられていることを特徴とする電気光学装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の電気光学装置であって、
    前記半透過反射層は、入射光をその偏光成分に応じて反
    射又は透過させる反射偏光板であることを特徴とする電
    気光学装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の電気光学装置であって、
    前記半透過反射層は、入射光をその偏光成分に応じて反
    射又は吸収させる偏光板と、前記偏光板と前記照明手段
    との間に位置する反射板を具備することを特徴とする電
    気光学装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の電気光学装置であって、
    前記反射板は、入射光をその偏光成分に応じて反射又は
    透過させる反射偏光板であり、前記偏光板の透過軸と前
    記反射偏光板の透過軸のなす角度θが、0°<θ<90
    °であることを特徴とする電気光学装置。
  7. 【請求項7】基板間に電気光学層を有する電気光学素子
    を有し、該電気光学層に印加する電圧を変化させること
    によって画像形成する電気光学装置であって、 前記電気光学素子の背面側に設けられており前記電気光
    学素子に向けて光を出射する照明装置と、 前記電気光学素子の前面側に設けられており、可視波長
    光のうち所定波長範囲の光を主として透過又は反射し、
    前記所定波長範囲以外の波長の可視波長光を主として吸
    収するカラーフィルムと、 前記カラーフィルムと前記電気光学素子との間に位置
    し、入射光をその偏光成分に応じて透過又は吸収させる
    偏光板と、 前記照明装置と前記電気光学層との間に位置し、入射光
    の一部を反射させ、他の一部を透過させる半透過反射層
    と、を具備し、 前記電気光学層に電圧が印加されないときに、前記偏光
    板を通過して前記電気光学層に入射した光は、前記半透
    過反射層によって反射された後、再び前記偏光板を主と
    して透過することを特徴とする電気光学装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の電気光学装置であって、
    前記半透過反射層は、前記電気光学層と前記基板との間
    に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の電気光学装置であって、
    前記半透過反射層は、入射光をその偏光成分に応じて反
    射又は透過させる反射偏光板であることを特徴とする電
    気光学装置。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の電気光学装置であっ
    て、前記半透過反射層は、入射光をその偏光成分に応じ
    て反射又は吸収させる偏光板と、前記偏光板と前記照明
    手段との間に位置する反射板とを具備することを特徴と
    する電気光学装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の電気光学装置であっ
    て、前記反射板は、入射光をその偏光成分に応じて反射
    又は透過させる反射偏光板であり、前記偏光板の透過軸
    と前記反射偏光板の透過軸のなす角度θが、0°<θ<
    90°であることを特徴とする電気光学装置。
JP11067165A 1999-03-12 1999-03-12 電気光学装置 Withdrawn JP2000267584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067165A JP2000267584A (ja) 1999-03-12 1999-03-12 電気光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067165A JP2000267584A (ja) 1999-03-12 1999-03-12 電気光学装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000267584A true JP2000267584A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13337025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11067165A Withdrawn JP2000267584A (ja) 1999-03-12 1999-03-12 電気光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000267584A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003005181A (ja) * 2001-04-20 2003-01-08 Seiko Instruments Inc 液晶表示装置
JP2008198604A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Samsung Sdi Co Ltd プラズマ・ディスプレイパネル
US7948181B2 (en) 2007-03-08 2011-05-24 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel and plasma display device including the plasma display panel
WO2018008497A1 (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 シャープ株式会社 表示装置及び電子機器
WO2018008498A1 (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 シャープ株式会社 表示装置、電子機器、半透過反射板、及び、電気機器
US11119355B2 (en) 2018-04-17 2021-09-14 Japan Display Inc. Electro-optical device
WO2021182133A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16 日東電工株式会社 偏光子、光学積層体および画像表示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003005181A (ja) * 2001-04-20 2003-01-08 Seiko Instruments Inc 液晶表示装置
JP2008198604A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Samsung Sdi Co Ltd プラズマ・ディスプレイパネル
JP4637190B2 (ja) * 2007-02-08 2011-02-23 三星エスディアイ株式会社 プラズマ・ディスプレイパネル
US7948181B2 (en) 2007-03-08 2011-05-24 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel and plasma display device including the plasma display panel
WO2018008497A1 (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 シャープ株式会社 表示装置及び電子機器
WO2018008498A1 (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 シャープ株式会社 表示装置、電子機器、半透過反射板、及び、電気機器
US10921638B2 (en) 2016-07-06 2021-02-16 Sharp Kabushiki Kaisha Display device, electronic apparatus, semi-transmissive reflection plate, and electrical apparatus
US11119355B2 (en) 2018-04-17 2021-09-14 Japan Display Inc. Electro-optical device
WO2021182133A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16 日東電工株式会社 偏光子、光学積層体および画像表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3235102B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP3337028B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
WO1999040479A1 (fr) Dispositif a cristaux liquides et dispositif electronique
TW200424679A (en) Display and device including the same
US7619703B2 (en) Liquid crystal display
US6671016B1 (en) Transmission-reflection type liquid crystal display device having a selectively reflective filter layer
JPH103078A (ja) 反射型液晶装置及びこれを用いた電子機器
JP2001033768A (ja) 液晶装置及び電子機器
JP3345772B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP2005292709A (ja) 液晶表示素子
JP3405935B2 (ja) カラー液晶表示装置
JP2000267584A (ja) 電気光学装置
JP2003021836A (ja) 液晶表示装置
JP2001083494A (ja) 半透過反射型の液晶装置及びそれを用いた電子機器
JP3578894B2 (ja) 液晶表示装置
JP3705184B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP2006184363A (ja) 液晶表示装置
JP2003195288A (ja) 半透過型の液晶表示装置
US6765639B2 (en) Circuit for liquid crystal display device and electronic equipment, controlling rotational direction of light reflected in boundary domain
JP2003228067A (ja) 液晶表示装置および電子機器
JP2000235180A (ja) 液晶装置及び電子機器
US20050140902A1 (en) In plane switching liquid crystal display with transflector
JPH1138410A (ja) 液晶表示装置
JPH0961854A (ja) カラー液晶表示素子
JP3405340B2 (ja) 液晶表示素子

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606