JP2000259993A - Led灯器信号装置 - Google Patents

Led灯器信号装置

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JP2000259993A
JP2000259993A JP6069399A JP6069399A JP2000259993A JP 2000259993 A JP2000259993 A JP 2000259993A JP 6069399 A JP6069399 A JP 6069399A JP 6069399 A JP6069399 A JP 6069399A JP 2000259993 A JP2000259993 A JP 2000259993A
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emitting diode
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Kenki Kaneko
圏機 金子
Yoshitaka Jinno
宜隆 神野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性が良好で、エネルギーロスやLEDの
チラツキが少なく、故障の少ない信頼性の高いLED灯
器信号装置が得られるようにする。 【解決手段】 交流電源12から供給される交流電流
は、AC/DCコンバータ20で直流電流に変換されて
制御部22に供給されて、SSR24a,24b,24
cを切り換え制御する。他方、LED灯器側に分岐され
た交流電流は、SSR24a,24b,24cの何れか
でオンされると、整流素子26で全波整流され、LED
群28を点灯させ、電流制御ICによってLEDのカソ
ード側のピーク電流値を一定に制御される。これによ
り、制御部22側で消費される電流領域とLED群28
で消費される電流領域とが異なるようになり、LED灯
器信号装置10全体に流れるピーク電流値を低く抑える
ことができるため、交流電源が変動することによるLE
Dのチラツキを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED灯器信号装
置に係り、更に詳しくは、複数の発光ダイオード群から
なるLED灯器とそのLED灯器を切り換え制御する制
御手段に対して交流電源を供給して信号表示を行うLE
D灯器信号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、交通信号装置などでは、電球
を使った信号灯器が使われていたが、最近は、比較的メ
ンテナンスが容易で信頼性の高い発光ダイオード(LE
D:Light Emitting Diode)を複数個点灯させることに
より信号表示を行うLED灯器が実用化されつつある。
この種のLED灯器は、直流電流を使って点灯させる必
要があるため、一般的な交流電源を利用する場合はトラ
ンスなどにより変圧を行い、整流(半波整流・全波整
流)した後の直流電流を使って点灯させていた。例え
ば、図5は、従来のLED灯器信号装置50の一例を示
した概略構成図である。図5のLED灯器信号装置50
は、信号表示を行うLED灯器56と、そのLED灯器
56の切り換え制御を行う信号切換制御部54とを備え
ていて、それらに対して交流電源52から電源が供給さ
れている。信号切換制御部54は、交流電源52からブ
レーカー58を介して制御部62側とLED灯器側とに
分かれ、制御部62側ではAC/DCコンバータ60に
よってAC(交流)電源をDC(直流)電源に変換し、
その直流電源を用いて制御部62によりソリッド・ステ
ート・リレー(以下、SSRと略称する)64の切り換
え制御が行われている。また、LED灯器側では、3色
(G:緑、Y:黄、R:赤)のLED灯器に対応させて
切り換え動作を行うSSR64a,64b,64cがそ
れぞれ並列に接続されていて、そのSSR64a,64
b,64cの先に後述するLED灯器56が接続されて
いる。ここで、交流電源52から供給される電流をIと
し、制御部62側に流れる電流をI1 とし、LED灯器
側に流れる電流をI2 とすると、I=I1 +I2 の関係
にある。LED灯器56は、上記した各SSR64a,
64b,64cに対応して、整流素子66a,66b,
66c、各信号色毎に複数個(N個)で構成された発光
ダイオード(LED群)68a,68b,68c、電流
調整用の直列抵抗70a,70b,70cがそれぞれ接
続されて構成されている。
【0003】次に、従来のLED灯器信号装置50の信
号表示動作について説明する。図6は、図5の各部を流
れる電流波形図であり、(a)は制御部に流れる電流I
1 の波形図、(b)はLED灯器に流れる電流I2 の波
形図、(c)はLED灯器信号装置全体に流れる電流I
の波形図である。なお、図6において、横軸は時間
(t)であり、縦軸は電流値(i)である。また、この
場合の縦軸の電流値(i)は、交流における電流の流れ
る方向は示しておらず、電流の流れる量のみを示す。ま
ず、制御部62では、交流電源52(AC90〜110
V)から供給される交流電流Iの一部である交流電流I
1 がAC/DCコンバータ60によって全波整流されて
直流電流に変換される際に、図6(a)に示すような立
ち上がりと立ち下がりの一部分を欠いた波形からなる電
流が流れる。また、LED灯器56側では、SSR64
の何れかが制御部62によりONされると(例えば、S
SR64c)、整流素子66cにより全波整流されてL
ED群68cを点灯させ、直列抵抗70cにより電流調
整が行われる。この時の電流波形は、図6(b)に示す
ような波形となる。このため、従来のLED灯器信号装
置50の全体に流れる電流Iは、上記したように(I1
+I2 )となることから、図6(c)のような電流波形
となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のLED灯器信号装置にあっては、図5に示さ
れるように、整流素子66で整流された直流電流をLE
D群68に流してLED灯器を点灯させるが、直列に接
続するLEDの数を変えたりLED素子の特性にバラツ
キがあると電圧降下量が変化するため、電流調整用の直
列抵抗70を個々に調整作業を行わなければならず、作
業性が悪いという問題があった。また、直列抵抗70を
用いて電流調整を行っていたため、発熱によるエネルギ
ーロスが大きく、省エネルギー化の流れに反するという
問題があった。さらに、直列に接続された複数のLED
の中の1つの素子がショートモードで故障した場合は、
LED群の抵抗値が変化するためLED群を流れる電流
値が変化し、LEDの明るさが変わったり、故障の原因
になるという問題があった。また、交流電源52の変動
(AC90〜110V)が大きいと、LED灯器もそれ
に伴って明るさが変動するため、チラツキの原因になる
という問題があった。本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、接続するLEDの数を変えたりLED
素子の特性にバラツキがあっても調整作業が不要で、エ
ネルギーロスやLEDのチラツキが少なく、故障の少な
い信頼性の高いLED灯器信号装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の発光ダイオード群からなるLED灯器と、該
LED灯器を切り換え制御する制御手段に対して交流電
源が供給されて信号表示を行うLED灯器信号装置にお
いて、前記LED灯器は、前記制御手段の切り換え対象
となる各信号灯器毎に複数の発光ダイオードが接続さ
れ、該発光ダイオード群にはピーク電流値を制御するピ
ーク電流制御手段が設けられ、前記制御手段では使用さ
れない電流領域を使って前記LED灯器を点灯させるよ
うに、前記ピーク電流制御手段により前記発光ダイオー
ド群に流れるピーク電流値を制限するようにしたもので
ある。これによれば、LED灯器は、制御手段の切り換
え対象となる各信号灯器毎に複数の発光ダイオードが接
続されていて、その発光ダイオード群にピーク電流値を
制御するピーク電流制御手段を設け、そのピーク電流制
御手段によって発光ダイオード群に流れるピーク電流値
を制限して、制御手段で使用しない電流領域を使ってL
ED灯器を点灯させるようにした。このため、制御手段
とLED灯器とで消費される合成電流値のピーク値が大
きくならず、交流電源の変動が小さくなり、それに伴っ
てLED灯器の明るさの変動も小さくなるので、LED
のチラツキを防止することができる。また、発光ダイオ
ード群を流れるピーク電流値をピーク電流制御手段によ
って制限するようにしたため、電流調整用の直列抵抗が
不要となって、発熱によるエネルギーロスや調整作業が
無くなり、接続する発光ダイオードの数や特性のバラツ
キに左右されることなく定電流制御を行うことにより、
故障の少ない信頼性の高いLED灯器信号装置とするこ
とができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のLED灯器信号装置において、前記LED灯器の各信
号灯器毎の発光ダイオード群には、それぞれ交流電流を
直流電流に変換する変換素子を設けたものである。これ
によれば、発光ダイオード群に交流電流を直流電流に変
換する変換素子を設けたため、ここで変換された直流電
流によって発光ダイオード群を点灯させることができ
る。この変換素子としては、例えば、ダイオードを用い
た整流素子などがあって、1つのダイオードを直列に接
続すると半波整流を行うことができ、4つのダイオード
を菱形に配置した、いわゆるダイオードブリッジを構成
すれば全波整流を行うことができる。この変換素子は、
必ずしもLED灯器内に設ける必要はなく、発光ダイオ
ード群の上記した制御手段内に設けるようにしても勿論
良い。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記
載のLED灯器信号装置において、前記ピーク電流制御
手段は、前記発光ダイオード群を流れる電流が所定の電
流値以下になるとスイッチをオンして発光ダイオードを
点灯させ、所定の電流値を越えるとスイッチをオフして
発光ダイオードを消灯させるスイッチング作用を持った
半導体スイッチを含んでいるものである。これによれ
ば、ピーク電流制御手段として半導体スイッチを含む回
路が構成され、その半導体スイッチは、発光ダイオード
群の電流が所定の電流値以下となるとオンになって発光
ダイオードを点灯させ、所定の電流値を越えるとオフに
なって発光ダイオードを消灯させるように、発光ダイオ
ード群を流れる電流値に基づいてオン/オフ制御が行わ
れるため、交流電源から供給される交流電流が変動した
り、位相のずれが生じたとしても、常に供給される交流
電流に対応した定電流制御が行われるので、交流電源側
の変動等の影響を受けることがなくなり、信頼性の高
い、チラツキの少ない安定した信号表示を行うことがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1には、本実施の形態
に係るLED灯器信号装置10の概略構成を説明する図
である。本実施の形態では、一般道路の交差点の交通信
号に用いられる緑(または青)、黄、赤の3つの信号表
示(G:緑、Y:黄、R:赤)を順次切り換えて交通整
理を行うLED灯器の信号装置について実施したもので
ある。図1に示すLED灯器信号装置10は、G,Y,
Rの信号表示を行うLED灯器16と、そのLED灯器
16の切り換え制御を行う制御手段としての信号切換制
御部14とを備えていて、それらのLED灯器16およ
び信号切換制御部14に対しては交流電源12から電源
が供給される。信号切換制御部14については、上記従
来例の信号切換制御部54の構成とほぼ同様であって、
交流電源12から供給される交流電流がブレーカー18
を介して制御部22側とLED灯器側とに分けられる。
制御部22側では、AC/DCコンバータ20によって
AC(交流)電源がDC(直流)電源に変換され、その
変換された直流電源を用いた制御部22によってSSR
24の切り換え制御が行われる。他方、LED灯器側で
は、G,Y,Rの3色のLED灯器に対応してON/O
FFの切り換え動作を行うSSR24a,24b,24
cがそれぞれ並列に接続されていて、そのSSR24
a,24b,24cの先に後述する各色のLED灯器1
6が接続されて構成されている。本実施の形態では、交
流電源12から供給される交流電流をI´とし、制御部
22側に流れるI1 ´とし、LED灯器16側に流れる
交流電流をI2 ´とすると、I´=I1 ´+I2 ´の関
係にある。また、LED灯器16については、上記した
各SSR24a,24b,24cに対応した変換素子と
しての整流素子26a,26b,26c、G,Y,Rの
各信号色毎に複数個の発光ダイオードが直列に接続され
ているLED群28a,28b,28c、および、本発
明の特徴的な構成要素であるピーク電流制御手段として
の電流制御IC30a,30b,30cがそれぞれ接続
されて構成されている。
【0008】図2は、図1のLED灯器16の一構成例
を示した回路図であり、図1のLED灯器16における
G,Y,Rの何れか一つの回路を取り出したものであ
る。図2に示されるように、整流素子26(26a,2
6b,26c)は、ここでは4つのダイオードを使って
菱形に配置したダイオードブリッジであって、全波整流
を行うことができる。LED群28(28a,28b,
28c)は、複数個の発光ダイオードを直列に接続した
もので、30個程度接続したとしても駆動させることが
可能である。電流制御IC30(30a,30b,30
c)は、LED群28のカソード側に設けられていて、
常にここを流れるピーク電流値が所定の値以下となるよ
うに制御するものである。本実施の形態では、その一例
として電流制御IC30を図2に示すような回路で構成
したものである。すなわち、LED群28のカソード側
は、NPN型のバイポーラトランジスタ(NPNトラン
ジスタ)32のコレクタに接続されているとともに、抵
抗40を介してNPNトランジスタ32のベース、およ
び、PNP型のバイポーラトランジスタ(PNPトラン
ジスタ)42のエミッタに接続されている。そして、N
PNトランジスタ32のエミッタは、ダイオード34と
抵抗36とを介して整流素子26に接続されている。ま
た、PNPトランジスタ42のベースはNPNトランジ
スタ44のコレクタに接続され、そのNPNトランジス
タ44のエミッタは整流素子26に接続されている。さ
らに、PNPトランジスタ42のコレクタは、NPNト
ランジスタ44のベースに接続されているとともに、抵
抗38を介してダイオード34と抵抗36の間に接続さ
れている。
【0009】次に、このように構成されている電流制御
IC30の動作について簡単に説明する。まず、図2の
NPNトランジスタ32は、LED群28のカソード側
から抵抗40を介して流れるベース電流によってオン/
オフ制御がなされ、NPNトランジスタ32がオンする
と、ダイオード34および抵抗36を通って主電流が流
れる。その電流値が所定の値を越えると、ベース電流に
よってNPNトランジスタ44がオン動作し、その結
果、PNPトランジスタ42のベース電流を変化させる
ため、PNPトランジスタ42もオン動作する。これに
よって、NPNトランジスタ32のベース電流のバイパ
スが形成されることから、NPNトランジスタ32がオ
フ動作して主電流の流れを遮断し、LED群28を消灯
させる。その後、回路電圧が低下してくると、NPNト
ランジスタ44を流れる電流が減少して、PNPトラン
ジスタ42がオフすることにより最初の状態に戻る。こ
のような動作が、LED群28のカソード側の電流変動
に応じてサイクリックに繰り返される。この電流制御I
C30は、整流素子26で全波整流した電流波形のう
ち、LED群28の点灯に使用する電流としてある一定
の電流値以下の電流しか使わないようにするものであ
る。図3は、LED灯器に流れる電流波形を比較した図
であり、(a)は本発明の電流波形図、(b)は比較例
の電流波形図である。図3において、横軸は時間(t)
であり、縦軸は電流値(i)である。電流制御IC30
を使用しない場合は、図3(b)に示すように、全波整
流されたままの電流波形がLED群28に流れることに
なるが、電流制御IC30を使った場合は、ピーク電流
値が制限されることになるため、所定の電流値以下の電
流のみが流れる図3(a)に示すような電流波形とな
る。このピーク電流値は、電流制御IC30で使用され
るスイッチングトランジスタの閾値を変えることによっ
て、所望の電流値にすることができる。そして、図4
は、図1の各部に流れる電流波形図であり、(a)は制
御部に流れる電流I1 ´の波形図、(b)はLED灯器
に流れる電流I2 ´の波形図、(c)はLED灯器信号
装置全体に流れる電流I´の波形図である。図4におい
て、横軸は時間(t)であり、縦軸は電流値(i)であ
る。また、この場合の縦軸の電流値(i)は、交流にお
ける電流の流れる方向は示しておらず、電流の流れる量
のみを示す。上記のような電流制御IC30を使用して
LED灯器16を構成した場合、LED灯器に流れる電
流I2 ´は、図4(b)に示すようになり、制御部22
に流れる電流I1 ´は、従来例と同様に図4(a)に示
すような波形となるため、これらの合成電流波形である
LED灯器信号装置10全体に流れる電流I´は、図4
(c)のようになる。このように、図4(c)に示した
本実施の形態のLED灯器信号装置全体に流れる電流波
形は、図6(c)に示した従来のLED灯器信号装置全
体に流れる電流波形と比べると、ピーク電流値を小さく
することができるため、交流電源12の変動が低減さ
れ、LED灯器のチラツキを防止することができる。ま
た、図3(a)に示すように、本実施の形態のLED灯
器を流れる電流波形は、ピーク電流値を一定の値に制限
するため、電流の変化量自体が小さくなる上、交流波形
の1サイクルの間に4回の点灯が行われるので(50H
z:200回、60Hz:240回)、明るさの変化が
少なく、残像効果によってチラツキがほとんどなくな
る。これに対して、図3(b)の比較例の場合は、電流
の変化量が(a)と比べると大きく、交流波形の1サイ
クルの間に2回しか点灯しないため(50Hz:100
回、60Hz:120回)、本実施の形態の場合よりも
明るさの変化が大きくなり、点灯回数が半減する分だけ
チラツキが目立つものであった。
【0010】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、LED群の発光ダイオードの数を変えたり、個々の
LED素子の特性にバラツキがあっても、電流制御IC
によってLED群のカソードを流れるピーク電流制御が
自動的に行われるため、電流調整作業が不要となり、作
業性が良好となる。また、LED群の中の1つのLED
素子がショートモードで故障した場合でも、電流制御が
継続して行われることから故障の原因が少なくなり、信
頼性の高い装置にすることができる。さらに、本実施の
形態によれば、電流調整用の直列抵抗を使用しないた
め、発熱によるエネルギーロスがほとんど無くなり、省
エネルギー化することができる。また、本実施の形態に
よれば、LED灯器側で使用されるピーク電流を制御す
ることにより、制御部側で使用する電流領域とLED灯
器側で使用する電流領域とが重ならないようにし、LE
D灯器信号装置全体で使用されるピーク電流を低減した
ため、交流電源の変動が小さくなって、LED灯器のチ
ラツキを少なくすることができる。なお、上記の実施の
形態では、電流制御ICを図2に示すような回路構成と
して実施したが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、LED群のカソード側の電流値に応じてピーク電流
を制御することができる機能を持ったものであれば、種
々の回路あるいは装置に代えて実施することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、LEDのチラツキを防止することができ
るとともに、発熱によるエネルギーロスや調整作業が無
くなって、故障の少ない信頼性の高い装置とすることが
できる。請求項2に記載の発明によれば、変換素子で変
換された直流電流によって発光ダイオード群を点灯させ
ることができる。請求項3に記載の発明によれば、所定
のスイッチング作用を持った半導体スイッチが含まれた
ピーク電流制御手段を構成したので、交流電源から供給
される交流電流が変動したり位相がずれても、交流電源
側の変動等の影響を受けることがなくなり、信頼性の高
い、チラツキの少ない安定した信号表示を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るLED灯器信号装置の概略
構成を説明する図である。
【図2】図1のLED灯器の一構成例を示した回路図で
ある。
【図3】LED灯器に流れる電流波形を比較した図であ
り、(a)は本発明の電流波形図、(b)は比較例の電
流波形図である。
【図4】図1の各部に流れる電流波形図であり、(a)
は制御部に流れる電流I1 ´の波形図、(b)はLED
灯器に流れる電流I2 ´の波形図、(c)はLED灯器
信号装置全体に流れる電流I´の波形図である。
【図5】従来のLED灯器信号装置の一例を示した概略
構成図である。
【図6】図5の各部を流れる電流波形図であり、(a)
は制御部に流れる電流I1 、(b)はLED灯器に流れ
る電流I2 、(c)はLED灯器信号装置全体に流れる
電流Iである。
【符号の説明】
10 LED灯器信号装置、12 交流電源、14 信
号切換制御部、16LED灯器、18 ブレーカー、2
0 AC/DCコンバータ、22 制御部、24a,2
4b,24c SSR、26a,26b,26c 整流
素子、28a,28b,28c LED群、30a,3
0b,30c 電流制御IC、32NPNトランジス
タ、34 ダイオード、36,38,40 抵抗、42
PNPトランジスタ、44 NPNトランジスタ。
フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA11 AA24 AA27 AA30 AA83 AB07 CG25 CG28 CJ00 CJ17 3K080 AA15 AB15 AB17 BA07 5H180 HH14 HH29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光ダイオード群からなるLED
    灯器と、該LED灯器を切り換え制御する制御手段に対
    して交流電源が供給されて信号表示を行うLED灯器信
    号装置において、 前記LED灯器は、前記制御手段の切り換え対象となる
    各信号灯器毎に複数の発光ダイオードが接続され、該発
    光ダイオード群にはピーク電流値を制御するピーク電流
    制御手段が設けられ、 前記制御手段では使用されない電流領域を使って前記L
    ED灯器を点灯させるように、前記ピーク電流制御手段
    により前記発光ダイオード群に流れるピーク電流値を制
    限するようにしたことを特徴とするLED灯器信号装
    置。
  2. 【請求項2】 前記LED灯器の各信号灯器毎の発光ダ
    イオード群には、それぞれ交流電流を直流電流に変換す
    る変換素子を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    LED灯器信号装置。
  3. 【請求項3】 前記ピーク電流制御手段は、前記発光ダ
    イオード群を流れる電流が所定の電流値以下になるとス
    イッチをオンして発光ダイオードを点灯させ、所定の電
    流値を越えるとスイッチをオフして発光ダイオードを消
    灯させるスイッチング作用を持った半導体スイッチを含
    んでいることを特徴とする請求項1または2に記載のL
    ED灯器信号装置。
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