JP2000255768A - 連続搬送物体の制動方法及び装置 - Google Patents

連続搬送物体の制動方法及び装置

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JP2000255768A
JP2000255768A JP11058889A JP5888999A JP2000255768A JP 2000255768 A JP2000255768 A JP 2000255768A JP 11058889 A JP11058889 A JP 11058889A JP 5888999 A JP5888999 A JP 5888999A JP 2000255768 A JP2000255768 A JP 2000255768A
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Kiyotaka Terajima
清孝 寺島
Koji Yoshida
浩司 吉田
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ENUTEKKU KK
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/52Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
    • B65G47/64Switching conveyors
    • B65G47/644Switching conveyors by a pivoting displacement of the switching conveyor
    • B65G47/648Switching conveyors by a pivoting displacement of the switching conveyor about a vertical axis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送路を連続的に搬送される物体を衝突した
り転倒したりすることなく効果的に制動する方法及び装
置を提案し、これによって、制動後の処理能力を大幅に
高めることができる連続搬送物体の制動方法及び装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 連続して搬送される物体Bの搬送路12
の搬送方向に沿って複数の制動部材41,42,43を
配し、連続搬送中の被制動対象物Fに対して小さな制動
力を有する上流側制動部材41(42)を前進当接さ
せ、次いで前記上流側制動部材41によって減速された
被制動対象物Fに対して該上流側制動部材41(42)
より大きな制動力を有する下流側制動部材42(43)
を前進当接させて制動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送路上を連続
的に移送される物体(物品)の移動を減速ないし停止す
る制動方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば包装用びんあるいはペットボトル
等の容器は、製造された後に保管や輸送のために所定個
数ずつ所定の多列に整列して包装される。この整列に際
しては、搬送路上を列状に連続的に移送される容器の数
をカウントして、所定個数で複数の列に振り分けるいわ
ゆる振分装置が用いられる。この振分装置の一例を図6
に示す。
【0003】従来のこの種振分装置90は、図に示すよ
うに、コンベアCの搬入部C1で列状態(通常は1列)
に配置された物体Bを配列部C2で所定個数の所定列数
(ここでは10個の4列)に振り分けるもので、コンベ
アCの幅方向に設けられた機台91に所定の順序に従っ
て横移動するトラバーサ本体92を含む。トラバーサ本
体92は被振り分け物体Bのための筒状のガイド部材9
3を備えていてガイド部材93の後部は前記搬入部C1
と常時接続されるように当該搬入部C1との連結位置に
枢支されている。ガイド部材93の先端部には開閉自在
なストッパ96が設けられている。ストッパ96は、開
いた状態で物体BをコンベアC上に送り出し、所定個数
の物体Bを送り出した後閉じ、物体Bをガイド部材93
内に停止させる。そして、ストッパ96を閉じた状態で
トラバーサ本体92が横移動するようになっている。な
お、白抜き矢印はコンベアCの移動方向を表す。
【0004】この振り分け装置90によれば、トラバー
サ本体92の図6(6A)の位置で、ガイド部材93の
ストッパ96を開いて物体列L1のための物体B1をコ
ンベアC上に送り出す。そして図示しないカウンタによ
って当該列の所定個数(10個)の物体B1の送り出し
が完了すると、ガイド部材93のストッパ96が閉じ、
物体列L2のための物体B2をガイド部材93内に停止
させて、図(6B)のように、トラバーサ本体92が次
列L2位置に向かって移動する。この間に、列L1のた
めに送り出された物体Bは、図(6C)のように、コン
ベアCによってその配列部C2に送り込まれて列状に整
列保持される。
【0005】トラバーサ本体92が次列L2位置に移動
する際には、図(6B)のように次列L2の物体B2が
ガイド部材93に保持されて移動する。そして、トラバ
ーサ本体92が次列L2位置に移動を完了すると、図
(6C)及び(6D)に示すように、ストッパ96が開
いて次列L2のための所定個数の物体B2の送り出しが
なされ、その後ストッパ96が閉じ、次々列に対して前
記と同じ動作が繰り返される。
【0006】上の装置90にあっては、図からも理解さ
れるように、トラバーサ本体92が一の列L1から他の
列L2へ横移動する際ストッパ96が閉じられて次列の
物体B2がガイド部材93内に停止され滞留する機構で
あるために、振分作業がスピーディーに行われず高速処
理ができないという問題があった。
【0007】そこで、本出願人は、この種の振分作業を
高速で行うために特開平10−77114号公報に開示
される装置を提案した。図7に示すように、この振分装
置100は、機台101のトラバーサ本体102にコン
ベアCの進行方向に前後動する可動ガイド部材103を
設けたもので、振分作業をコンベアCと同調して行おう
とするものである。すなわち、同図(7A)のように、
一の列L1位置で所定個数の物体B1をコンベアC上に
送り出したときに後退位置にある可動ガイド部材103
は、次列L2位置へ横移動する際には図(7B)及び
(7C)のようにコンベアの進行方向に前進する。次列
L2位置への移動完了後、図(7D)のように当該次列
L2位置で所定個数の物体B2をコンベアC上に送り出
しつつ、前進位置にある可動部材103は後退する。な
お、可動部材103の先端のストッパ96は図6で説明
したと同様の作動をするほか、図7において図6と同一
符号は同一機能部材を表す。
【0008】しかるに、前記した振分装置にあっては、
いずれも一の列(L1)と次列(L2)との切替をガイ
ド部材先端に設けたストッパによって行っている。この
ストッパは、前記し図示したところからもわかるよう
に、コンベア上を連続的に搬送される物体を停止させる
もので、しかもカウントされた特定の物体に対して瞬時
に作動されなければならない。しかしながら、連続的に
搬送される特定の物体を瞬時に停止することは、慣性に
よる種々の問題を発生させる。
【0009】例えば、ガイド部材先端のストッパが次列
の先頭物品に対して作動し、ガイド部材内の物体を強制
停止させると、搬送中の物体が有する慣性によって後続
の物体が次々に衝突し、破損したり転倒したりすること
が起こる。被搬送物体Bが軽量で弾力性のあるペットボ
トル等にあっては、後続物体に慣性が伝播してその弾み
で物体の切れ目部分や連結部等で転倒したりコンベア上
からはじかれてしまうおそれがある。このような現象
は、ガイド部材がコンベア方向に移動する前記の可動ガ
イド部材の場合にも起こり得るし、また、コンベア速度
(つまり物品の搬送速度)が早くなればなるほど大きく
なる。それゆえに、物品の搬送速度を早めるには限界が
あり、この問題はこの種装置の処理能力を高める上での
障碍となっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
状況に鑑みて提案されたものであって、搬送路を連続的
に搬送される物体を衝突したり転倒したりすることなく
効果的に制動する方法及び装置を提案するものである。
そして、これによって、制動後の処理能力を大幅に高め
ることができる新規な連続搬送物体の制動方法及び装置
を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、連続して搬送される物体の搬送路の搬送方向に沿
って複数の制動部材を配し、連続搬送中の被制動対象物
に対して小さな制動力を有する上流側制動部材を前進当
接させ、次いで前記上流側制動部材によって減速された
被制動対象物に対して該上流側制動部材より大きな制動
力を有する下流側制動部材を前進当接させて制動するこ
とを特徴とする連続搬送物体の制動方法に係る。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記複数の制動部材がその制動時に前記搬送路の搬
送方向に移動するように配置されている連続搬送物体の
制動方法に係る。
【0013】請求項3の発明は、連続して搬送される物
体の搬送路の搬送方向に沿って設けられた小さな制動力
を有する上流側制動部材と、同じく前記上流側制動部材
の下流側に設けられた該上流側制動部材より大きな制動
力を有する下流側制動部材とを備え、前記上流側制動部
材が連続搬送物体の被制動対象物に対して前進当接した
後、当該減速された被制動対象物に対して前記下流側制
動部材が前進当接するよう構成されていることを特徴と
する連続搬送物体の制動装置に係る。
【0014】請求項4の発明は、請求項3において、前
記制動部材が搬送路の両側に設けられた複数組の制動部
材よりなる連続搬送物体の制動装置に係る。
【0015】請求項5の発明は、請求項3又は4におい
て、前記各制動部材が弾性制動部を備えたシリンダ装置
よりなる連続搬送物体の制動装置に係る。
【0016】請求項6の発明は、請求項3ないし5のい
ずれかにおいて、前記下流側制動部材がそれより上流側
に配置された制動部材より一定時間の遅れをもって作動
されるように構成された連続搬送物体の制動装置に係
る。
【0017】さらに、請求項7の発明は、請求項3ない
し6のいずれかにおいて、前記各制動部材が前記搬送路
の搬送方向に進退する可動部材に配置されている連続搬
送物体の制動装置に係る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例を振分装
置に適用しその作動を順に表した概略平面図、図2はこ
の発明の制動装置の作動の第1段階を示す平面図、図3
は同じく制動装置の作動の第2段階を示す平面図、図4
は制動装置の作動の第3段階を示す平面図、図5は制動
装置の正面図である。
【0019】図示の実施例は先述した物体の多列振分を
行う装置に本発明を適用した例であるが、この発明はこ
のほかに被搬送物品の流れを変える変流や分流、分岐、
仕分け等を行う際あるいはそれらの装置などに効果的に
用いられることができるものである。以下、図示の例に
従ってこの発明を説明すると、図1に示す振分装置10
は、矢印S方向に進行するコンベアC上を列状態で移動
する物体Bを、コンベアCの幅方向に所定の順序にした
がって横移動するトラバーサ本体15によって所定個数
の所定列数に振り分けるものである。この振分装置10
の基本構造は、前記したと従来例と同様に、機台11
と、トラバーサ本体15と、固定ガイド部材20と、導
入ガイド部材25と、可動ガイド部材30の各部を含
み、コンベアC上の搬入部C1で1列状態に配置された
物体BをコンベアCの配列部C2で所定個数の所定列数
の物体列L1,L2・・となるように振り分けるもので
ある。
【0020】なお、可動ガイド部材30は、従来例でも
述べたように、トラバーサ本体15による次列への横移
動とともにコンベアCの搬送方向に進退する。すなわ
ち、図1の(1A)のように後退位置で物体Bの送り出
しを完了した後、図(1B)及び(1C)のように該可
動ガイド部材30はトラバーサ本体15による次列への
横移動とともに前進し、その後図(1D)のように該当
列での物体B送り出し時には真っ直ぐ後退する。可動ガ
イド部材30を進退させることによって、列切替時にお
いて連続搬送物体Bをガイド部材内に滞留させることな
く、コンベア速度とほぼ同調して連続的に振り分け作業
を行うことができる。この可動ガイド部材30の先端に
本発明の制動装置40が取り付けられる。
【0021】制動装置40は、請求項1の発明として規
定し図2ないし図4に示すように、連続して搬送される
物体Bの搬送路12の搬送方向に沿って上流側から順に
第1制動部材41、第2制動部材42及び第3制動部材
43が備えられており、各制動部材の制動力は第1制動
部材41、第2制動部材42、第3制動部材43の順に
大きくなっている。そして、より小さな制動力を有する
上流側制動部材41(部材43に対しては部材42)が
連続搬送物体Bの被制動対象物Fに対して前進当接した
後(図2)、当該減速された被制動対象物Fに対してよ
り大きな制動力を有する下流側制動部材42(部材42
に対してはさらに部材43)が前進当接するよう構成さ
れている(図3及び図4)。このように、連続搬送中の
被制動対象物Fに対して、はじめ小さな制動力を有する
上流側制動部材41を前進当接させて減速し、次いで当
該減速された被制動対象物Fに対してより大きな制動力
を有する下流側制動部材42(及び43)を前進当接さ
せて制動することによって、被制動対象物Fの制動によ
る慣性は大きく緩和される。
【0022】さらに、この例のように、制動装置40が
可動部材30に取り付けられて、第1制動部材41、第
2制動部材42及び第3制動部材43がその制動時にコ
ンベアの搬送方向に移動する場合には、被制動対象物の
制動による慣性はさらに大きく緩和される。これは請求
項2の発明として規定される。
【0023】次に制動装置40の構成についてさらに詳
述する。請求項3の発明としても規定したように、この
制動装置40は、連続して搬送される物体の搬送路12
の搬送方向に沿って設けられた小さな制動力を有する上
流側制動部材41(部材43に対しては部材42)と、
同じく前記上流側制動部材の下流側に設けられた該上流
側制動部材より大きな制動力を有する下流側制動部材4
2(部材42に対してはさらに部材43)とを備え、前
記上流側制動部材41が連続搬送物体Bの被制動対象物
Fに対して前進当接した後、当該減速された被制動対象
物Fに対して前記下流側制動部材42(部材42に対し
てはさらに部材43)が前進当接するよう構成されてい
る。
【0024】この例では、また、請求項4の発明として
規定したように、前記制動部材41,42,43がコン
ベアCの両側に設けられた複数組の制動部材41Aと4
1B、42Aと42B、43Aと43Bより構成され
る。各組の制動部材は、同等の制動力を有しかつ同時に
作動し、連続搬送物体がペットボトルのような軽量かつ
不安定なものである場合にも安定した効果的な制動を行
うことができる。なお、本発明では、連続搬送物体の性
状あるいは形態等により搬送路の一方の側部あるいは上
側などに設けてもよいものである。
【0025】さらに、この例では、請求項5の発明とし
て規定したように、前記各制動部材41,42,43が
弾性制動部47,48,49を備えたシリンダ装置4
4,45,46より構成される。弾性制動部47,4
8,49は、被制動対象物Fに直接当接して制動せしめ
る部材で、その材質はゴム、プラスチック、スポンジ、
金属、布など適宜選択され、またその形状も板状、ブラ
シ状、バフ状、突起状など前記材質に応じて適宜決定さ
れる。この弾性制動部47,48,49は、その硬度や
厚み、密度などを変えて、上流側制動部材と下流側制動
部材との制動力の差を得ることができる。実施例では、
第1制動部材41の弾性制動部47は硬度50度のゴム
板を3枚一組としたものを2組使用し、第2制動部材4
2の弾性制動部48は前記第1制動部材41の弾性制動
部47と同じ硬度で厚みが略2倍のゴム板を用い、さら
に第3制動部材43の弾性制動部材48は硬度が70度
で厚みが前記第2制動部材42の弾性制動部47と同じ
としたものを用いている。シリンダ装置44,45,4
6は、公知の空圧又は油圧式のもので、電磁弁等により
作動される。
【0026】さらに、この例では、請求項6の発明とし
て規定したように、下流側に配置された制動部材42
(部材42に対しては部材43)がそれより上流側に配
置された制動部材41(部材43に対しては部材42)
より一定時間の遅れをもって前進作動されるように構成
されている。この前進作動時間の遅れは搬送速度および
各制動部材の配置間隔によっても異なるが、実施例で
は、搬送速度(コンベア速度)が毎分100m、各制動
部材41,42,43の配置間隔(ピッチ)が50mm
で、各制動部材は30mmsec.間隔で上流側から順
に作動するように設定されている。
【0027】さらに、実施例装置では、請求項7の発明
として規定したように、前記各制動部材41,42,4
3(及び41A,42A,43A)が前記搬送路の搬送
方向に進退する可動部材30に配置されている。これ
は、請求項2の発明について説明した通りである。
【0028】次に、この発明の作動例を図1の振分装置
10に関連して説明する。まず、図1の(1A)のよう
に、搬送路12のコンベアC上を列状態にされた連続搬
送物体B(ペットボトル)が連続して搬送され、配列部
C2に振り分けされる所定の個数(この例では10個)
に達した時点で、当該制動装置40の上流に設けられて
いるカウンタ(図示せず)からの信号により、振り分け
作業のための制動が開始される。
【0029】具体的には、前列L1に配列される10個
目の物体R(B1)が通過した後、次列L2に振り分け
される先頭の物体F(B2)が被制動対象物となり、該
対象物Fに対して制動が開始される。まず、図2のよう
に第1制動部材41が前進して対象物Fに当接して(ヒ
ットして)、弱ブレーキをかける。続いて、図3のよう
に前記第1制動部材41によって減速された対象物Fに
対して、一定時間の遅れをもって(ここでは前記のよう
に30mmsec.のタイミング差で)第2制動部材4
2が前進当接して(ヒットして)中ブレーキを、さらに
一定時間の遅れをもって(同じく30mmsec.のタ
イミング差で)図4のように第3制動部材43が前進当
接して(ヒットして)強ブレーキをかける。この制動に
より、次列L2に振り分けされる先頭の物体である被制
動対象物Fと、前列L1に配列される最後尾の物体Rと
の間隔dが徐々に広げられ、トラバーサ本体15による
横移動をスムーズに行うことができる。
【0030】なお、各制動部材41,42,43は、前
記のように搬送路12の搬送方向に進退する可動ガイド
部材30に配備され、図1の(1B)及び(1C)のよ
うにその制動時に搬送方向に移動する。従って、各制動
部材41,42,43は制動とともに、図示のようにト
ラバーサ本体15によって次列へ横移動しつつ可動ガイ
ド部材30によって前進する。これによって、列切替を
確実になすとともに、連続搬送物体をガイド部材内に滞
留させることなく、コンベア速度とほぼ同調して連続的
にかつスピーディに振り分け作業を行うことができる。
ちなみに、この場合において、被制動対象物体Fは必ず
しも停止される必要はなく、制動による減速によって前
列最後尾の物体Rと間隔dを広げ、トラバーサ本体15
による横移動中次列L2位置まで可動ガイド部材30内
に保持されておればよいものである。
【0031】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
係る連続搬送物体の制動方法及び装置によれば、連続搬
送中の被制動対象物に対して徐々に大きくなる制動力を
有する複数の制動部材を順次当接させることにより制動
するものであるため、連続搬送物体の慣性が和わらげら
れて、搬送路を連続的に搬送される物体を衝突したり転
倒したりすることなく効果的に制動することができる。
従って、これによって、制動後の処理能力を大幅に高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を振分装置に適用しその作
動を順に表した概略平面図である。
【図2】この発明の制動装置の作動の第1段階を示す平
面図である。
【図3】同じく制動装置の作動第2段階を示す平面図で
ある。
【図4】制動装置の作動の第3段階を示す平面図であ
る。
【図5】制動装置の正面図である。
【図6】従来の振分装置の一例の作動を示す概略平面図
である。
【図7】従来の振分装置の他の例の作動を示す概略平面
図である。
【符号の説明】
10 振分装置 12 搬送路 15 トラバーサ本体 30 可動ガイド部材 40 制動装置 41,42,43 制動部材 44,45,46 シリンダ装置 47,48,49 弾性制動部 B 被搬送物体 C コンベア F 被制動物体 R 被搬送物体(前列の最後尾)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して搬送される物体の搬送路の搬送
    方向に沿って複数の制動部材を配し、連続搬送中の被制
    動対象物に対して小さな制動力を有する上流側制動部材
    を前進当接させ、次いで前記上流側制動部材によって減
    速された被制動対象物に対して該上流側制動部材より大
    きな制動力を有する下流側制動部材を前進当接させて制
    動することを特徴とする連続搬送物体の制動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記複数の制動部材
    がその制動時に前記搬送路の搬送方向に移動するように
    配置されている連続搬送物体の制動方法。
  3. 【請求項3】 連続して搬送される物体の搬送路の搬送
    方向に沿って設けられた小さな制動力を有する上流側制
    動部材と、 同じく前記上流側制動部材の下流側に設けられた該上流
    側制動部材より大きな制動力を有する下流側制動部材と
    を備え、 前記上流側制動部材が連続搬送物体の被制動対象物に対
    して前進当接した後、当該減速された被制動対象物に対
    して前記下流側制動部材が前進当接するよう構成されて
    いることを特徴とする連続搬送物体の制動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記制動部材が搬送
    路の両側に設けられた複数組の制動部材よりなる連続搬
    送物体の制動装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において、前記各制動部
    材が弾性制動部を備えたシリンダ装置よりなる連続搬送
    物体の制動装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかにおいて、
    前記下流側制動部材がそれより上流側に配置された制動
    部材より一定時間の遅れをもって作動されるように構成
    された連続搬送物体の制動装置。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし6のいずれかにおいて、
    前記各制動部材が前記搬送路の搬送方向に進退する可動
    部材に配置されている連続搬送物体の制動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011105480A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Omori Mach Co Ltd 搬送装置及び包装機
JP2013032198A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Shibuya Kogyo Co Ltd 物品停止装置および物品停止装置を備えた容器処理装置

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