JP2000254986A - 紙製緩衝材の成形製造装置 - Google Patents

紙製緩衝材の成形製造装置

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JP2000254986A
JP2000254986A JP11062937A JP6293799A JP2000254986A JP 2000254986 A JP2000254986 A JP 2000254986A JP 11062937 A JP11062937 A JP 11062937A JP 6293799 A JP6293799 A JP 6293799A JP 2000254986 A JP2000254986 A JP 2000254986A
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conveyor
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drum
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JP11062937A
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English (en)
Inventor
Kenji Nogami
健治 野上
Shiyouzou Kagasawa
省三 加賀沢
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Sasaki Corp
Original Assignee
Sasaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙製緩衝材成形装置への細断片の定量供給の
精度が低かった。 【解決手段】 古紙等の被加工紙材を供給する供給コン
ベア1の下流側に設けられて細断片を形成する紙材細断
装置2、紙材細断装置2から細断片を受けて貯留部4へ
搬送する立ち上げコンベア3、貯留部4の下流側に設け
られ一定量の細断片を受ける定量ドラム5、定量ドラム
5から一定量の細断片を供給されて紙製緩衝材を成形す
る手段9を有し、かつ定量ドラム5は複数の定量孔51
を有する紙製緩衝材の成形製造装置による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、細断片の紙の再
利用に係る成形製造装置に係る。詳細にはOA用紙、事
務用紙等の企業秘密漏洩防止等の為に細かく裁断した細
断片の2次利用および工場廃材であるダンボール並びに
古雑誌等の古紙を細かく裁断した細断片を再利用して製
造する紙製緩衝材の成形製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、紙製緩衝材の成形製造装
置として特開平10ー286480号(先行技術1)を
提案している。先行技術1には、「古紙等の被加工紙材
を供給するベルトコンベアと、ベルトコンベアに臨ませ
た細断装置と、細断装置から細断片を受けて移送する立
ち上げコンベアと、立ち上げコンベアから細断片を受け
るホッパと、ホッパから定量供給する手段を上下方向に
具備した包装成形装置とからなる紙製緩衝材の成形製造
装置。」が開示されている。
【0003】先行技術1においてホッパから定量供給す
る手段としては、ホッパ内部の送り出しスクリュー7
と、モータ9によって回転力を与えられる駆動部8の正
回転、停止、逆回転するプログラム制御によって定量供
給されていた。そして、チューブ状の紙シート10内に
投入された細断片の高さを光センサースイッチ14によ
って感知すると、カッター16を指示し、紙シート10
の切断部上下を接着させると同時に切断して、紙制緩衝
材であるクッション小袋17を製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先行技術1に
おける定量供給する手段は、光センサースイッチにより
細断片の高さの感知することで、スクリューコンベアの
運転にON状態、OFF状態を取らせることによる定量
制御手段であった。そのために、定量性の精度にムラが
生ずるある課題を有した。
【0005】また、定量性の精度を向上させようとする
と操作パネルを大型化し、制御回路を大きく複雑にしな
ければならない課題を有した。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、古
紙等の被加工紙材を供給する供給コンベアと、供給コン
ベアの下流側に設けられ被加工紙材を細断して細断片を
形成する紙材細断装置と、紙材細断装置の下流側に設け
られ細断片を受けて貯留部へ移送する立ち上げコンベア
と、立ち上げコンベアの下流側に設けられ移送された細
断片を貯留しつつ送り出す貯留部と、貯留部の下流側に
設けられ貯留部から一定量の細断片を受ける定量ドラム
と、定量ドラムの下流側に設けられ定量ドラムから一定
量の細断片を供給されて紙製緩衝材を成形する手段とを
有し、かつ定量ドラムは複数の定量孔を有することを特
徴とする紙製緩衝材の成形製造装置を提案する。
【0007】また、古紙等の被加工紙材を供給する供給
コンベアと、供給コンベアの下流側に設けられ被加工紙
材を細断して細断片を形成する紙材細断装置と、紙材細
断装置の下流側に設けられ細断片を受けて貯留部へ移送
する立ち上げコンベアと、立ち上げコンベアの下流側に
設けられ移送された細断片を貯留しつつ送り出す貯留部
と、貯留部の下流側に設けられ貯留部から一定量の細断
片を受ける定量ドラムと、定量ドラムの下流側に設けら
れ定量ドラムから一定量の細断片を供給されて紙製緩衝
材を成形する手段とを有し、かつ定量ドラムは複数の定
量孔を有し回転自在であり回転および停止の作動により
貯留部から一定の量の細断片を供給されることを特徴と
する紙製緩衝材の成形製造装置を提案する。
【0008】さらに、古紙等の被加工紙材を供給する供
給コンベアと、供給コンベアの下流側に設けられ被加工
紙材を細断して細断片を形成する紙材細断装置と、紙材
細断装置の下流側に設けられ細断片を受けて貯留部へ移
送する立ち上げコンベアと、立ち上げコンベアの下流側
に設けられ移送された細断片を貯留しつつ送り出す貯留
部と、貯留部の下流側に設けられ貯留部から一定量の細
断片を受ける定量ドラムと、定量ドラムの下流側に設け
られ定量ドラムから一定量の細断片を供給されて紙製緩
衝材を成形する手段とを有し、かつ貯留部はホッパと細
断片送り出し羽根と上限感知センサーと下限感知センサ
ーとを有することにより細断片の貯留量および供給量の
調整が可能であり、かつ定量ドラムは複数の定量孔を有
することを特徴とする紙製緩衝材の成形製造装置を提案
する。
【0009】さらにまた、古紙等の被加工紙材を供給す
る供給コンベアと、供給コンベアの下流側に設けられ被
加工紙材を細断して細断片を形成する紙材細断装置と、
紙材細断装置の下流側に設けられ細断片を受けて貯留部
へ移送する立ち上げコンベアと、立ち上げコンベアの下
流側に設けられ移送された細断片を貯留しつつ送り出す
貯留部と、貯留部の下流側に設けられ貯留部から一定量
の細断片を受ける定量ドラムと、定量ドラムの下流側に
設けられ定量ドラムから一定の量の細断片を供給される
フォーマーと、フォーマーの外形に沿ってチューブ状の
成形される紙シートおよび紙シートに内包された細断片
を一定の大きさに切断溶着する手段とを有し、定量ドラ
ムは複数の定量孔を有することを特徴とする紙製緩衝材
の成形製造装置を提案する。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について、
紙製緩衝材の成形製造装置の説明図である図1、図1の
定量ドラムの拡大斜視図である図2にに基づいて説明す
る。
【0011】この発明の実施の形態の紙製緩衝材の成形
製造装置において、1は平ベルトからなる供給コンベア
であり、古紙等の被加工紙材を供給する。2は古紙等の
被加工紙材を細かく裁断する紙材細断装置である。紙材
細断装置2は、回転軸に細巾カッターを胴配列した一対
の回転刃物体を相対させてなり、供給コンベア1の下流
側端部に設けられて供給コンベア1によって供給される
古紙等の紙材を細く裁断して細断片を作成する。この実
施の形態では、紙材細断装置2の刃巾は11mm、回転
径150mmに形成され、供給される古紙等では電話帳
の厚さ程度まで切断可能である。
【0012】3は、立ち上げコンベアであり、細断装置
2の下流側に配設される。立ち上げコンベア3は平ベル
ト上に横設したラグを適宜に設けており、紙材細断装置
2によって細く細断された細断片を載置して、立ち上げ
コンベア3の下流側に配設される貯留部4に細断片を搬
送し上方から投入する。
【0013】貯留部4は、ホッパ40と、細断片送り出
し羽根41と、上限感知センサー42と、下限感知セン
サー43とからなる。ホッパ40は、全体として逆円錐
体からなり、下端に送出口44を開口しており、更に内
部には細断片送り出し羽根41を立設している。ホッパ
40の逆円錐形内壁の上部には上限感知センサー42、
下部には下限感知センサー43をそれぞれ設けている。
細断片送り出し羽根41は、ホッパ40内部に入った細
断片を下方へ移動させる手段である。すなわち細断片送
り出し手段41は、ホッパ40の中央に立設する回転軸
41aを中心にプロペラ状羽根を回転させることによっ
て、ホッパ40内部へ供給された細断片を螺旋状に順次
下方へ移動させ、送出口44から送り出す。
【0014】ホッパ40の送出口44の下端に接するよ
うに定量ドラム5が設けられる。定量ドラム5は、一定
厚さの円盤体からなり、ほぼ垂直に設けられた円盤体回
転軸50を中心に水平方向に回転自在である。定量ドラ
ム5は、円盤体回転軸50から一定距離の円周上に貫通
孔からなる複数の定量孔51を設ける。この実施の形態
では定量孔51は6個であるが、定量ドラム5の円盤の
大きさによって数は限定されない。定量孔51が移動す
る円周の上方位置の1カ所にホッパ40の送出口44が
開口して設けられる。1の定量孔51は、定量ドラム5
の円盤体を厚さ方向に貫通する空間を有する円筒状貫通
孔であり、上面開口部51aと上面開口部51aと同径
の下面開口部51bを有している。複数の全ての定量孔
51も同様の円径の円筒体からなり、同様の孔空間容積
を有する。定量孔51は、上面開口部51aの孔径が、
この実施の形態では、ホッパ40の送出口44の径と、
ほぼ同径からなるが、定量孔51の他の実施の形態とし
ては、送出口44の径以上の径からなる上面開口部を有
する円筒状貫通孔、あるいは下面開口部51bの径が上
面開口部51aの径より大きい円錐台状孔であればよ
い。定量孔51は円筒状あるいは円錐台状であるため、
孔内に充填される細断片は、下面が開口すると自重で落
下する。
【0015】定量ドラム5の下面に接する位置に、定量
ドラム5の回転に対して固定されている円盤状底板6を
設ける。円盤状底板6は、定量ドラム5の定量孔51が
回転移動する円周部分の1カ所に底板排出口60を開口
して設ける。底板排出口60の孔径は、この実施の形態
では、定量孔51の下面開口部51bの開口径と同径で
あるが、他の実施の形態としては、それ以上の径を有す
る孔径であれば定量孔51に充填される細断片は落下可
能である。さらにこの発明の別の実施の形態では、底板
排出口60の垂直上方向位置に細断片押出し装置を設
け、定量孔51内に充填されている細断片を上方から下
方へ押圧し、底板排出口60からの落下を補助させる。
【0016】定量ドラム5が円盤体回転軸50を中心に
回転することにより各々の定量孔51は円移動する。定
量ドラム5の回転方法は、複数の定量孔51の1つの上
面開口部51aが、ホッパ40の送出口44に対向した
ときに一定時間停止し、一定時間経過後、再度回転す
る。定量ドラム5が、複数の定量孔51の1つの上面開
口部51aをホッパ40の送出口44に対向させた位置
にあるとき、他の1つの定量孔51は、下面開口部51
bを底板6の排出口60に合致し対向させる。
【0017】底板6の底板排出口60は、フォーマー7
の上端に接続している。フォーマー7は、上下方向の固
体円筒体からなり、中空体である。
【0018】8は紙シートであり、紙材ロール80から
順次引き出され、フォーマー7の外形に沿ってチューブ
状の成形される。紙シート8は、三方シーラ部9の上部
で縦方向に形成される合わせ目録を溶着ローラによって
予め下部および側部を接着されている。チューブ状に成
形された紙シート8の下部の位置に、紙製緩衝材を成形
する切断溶着手段9であるカッターおよび三方シーラ部
9を配設する。10は細断片感知センサーであり、この
実施の形態では光センサーからなり、カッターおよび三
方シーラ部9の下方近傍に配設され、チューブ状に成形
された紙シート8内を落下してくる細断片Aを感知し、
カッターおよび三方シーラ部9を作動させる。11は排
出コンベアであり、三方シーラ部9の下方に配設され
る。
【0019】12は、操作パネルである。操作パネル1
2は、主要電源と、各部材への指示制御回路を有する。
操作パネル12の指示制御回路は、供給コンベア1の作
動制御、紙材細断装置2の作動制御、立ち上げコンベア
3の作動制御、貯留部4の細断片送り出し羽根41の回
転制御、定量ドラム5の回転制御を予め指示するプログ
ラム制御設定値の設定送信、および設定値を変更する設
定送信が可能である。さらに操作パネル12の指示制御
回路は、紙材ロール80からの紙シート8の送り出し作
動制御、紙製緩衝材(クッション袋)の長さを決める紙
制緩衝材成形手段9の作動制御、および排出コンベア1
1の作動制御の設定値を指示し、変更するとともに、細
断片感知センサー10からの感知信号の受信、上限感知
センサー42および下限感知センサー43からの信号の
受信等を受け、それらの信号に対応した信号を送信す
る。紙製緩衝材成形製造装置は、操作パネル12の指示
制御回路のコンピュータによって予めプログラムし設定
された設定値によってコントロールされながら作動させ
るか、あるいは、作業者によって、操作パネル12の操
作によって設定値を変更させて作動させことも可能であ
る。この実施の形態では、紙製緩衝材(クッション袋)
の長さは3段階に可変可能である。
【0020】次に、この発明の紙製緩衝材の成形製造装
置の作用について説明する。予め操作パネル12には、
貯留部4のホッパ40の容積以上に細断片Aが立ち上げ
コンベア3から投入されないようにするために、上限感
知センサー42が細断片Aを感知した旨の感知信号を受
信した場合、供給コンベア1、細断装置2および立ち上
げコンベア3の作動を遅らせるか、停止させる信号を送
るように設定する。
【0021】貯留部4の下限感知センサー43からの感
知信号を受信した場合には、供給コンベア1、細断装置
2および立ち上げコンベア3の作動を一定時間速める信
号を送るように設定しておく。
【0022】また、定量ドラム5の回転方法は、複数の
定量孔51のうちの1つの定量孔51の上面開口部51
aが、ホッパ40の送出口44に対向したときに、定量
孔51の孔内に一定量の細断片Aが送り込まれる一定時
間の間停止する。その一定時間経過後、再度回転し、次
の定量孔51の上面開口部51aが、ホッパ40の送出
口44に合致し対向する位置まで回転したときに、同様
に停止する。
【0023】作業者等によって、古紙等の被加工紙材を
供給コンベア1の上流側に供給する。供給された紙材
は、供給コンベア1によって紙材細断装置2に供給さ
れ、紙材細断装置2によって、細かく裁断され細断片を
作成する。
【0024】作成された細断片は、立ち上げコンベア3
によって搬送され、貯留部4のホッパ40の上方から落
下させて、ホッパ40内へ投入され貯留される。ホッパ
40内では、細断片送り出し羽根41がゆっくり回転
し、斜めに形成された複数の羽根の回転により、投入さ
れ貯留された細断片をホッパ40の下端に開口する送出
口44へ押圧し圧縮しつつ移動させる。
【0025】ホッパ40へ投入される細断片の量が、送
出口44から排出される量より多くなると、ホッパ40
内部に細断片は貯留過剰になり、ホッパ40内壁上部に
設けられた上限感知センサー42が細断片を感知して、
操作パネル12へ感知信号を伝送する。操作パネル12
は、その感知信号を受信すると供給コンベア1、細断装
置2および立ち上げコンベア3へ、それらの装置1、
2、3の移動速度、作動速度を遅らせる旨の信号、ある
いは停止させる旨の信号を送信する。これによって細断
片のホッパ40への投入量を減少させ、細断片がホッパ
40から溢れ出ることを自動的に防止する。
【0026】ホッパ40へ投入される細断片の量が、送
出口44から排出される量より少なくなると、ホッパ4
0内壁下部に設けられた下限感知センサー43が細断片
が無いことを感知して、操作パネル12へ感知信号を伝
送する。操作パネル12は、その信号を受信すると供給
コンベア1、細断装置2および立ち上げコンベア3へ、
それらの装置1、2、3の移動速度、作動速度を速める
信号を送信する。これによって細断片のホッパ40への
投入量を増加させ、細断片がホッパ40から無くなるこ
とを自動的に防止する。
【0027】貯留部4の送出口44に接するように定量
ドラム5を設けてあり、定量ドラム5は円盤体回転軸5
0を回転中心に回転停止自在である。この回転により、
定量ドラム5の複数の定量孔51は、円盤体回転軸50
が中心位置とする円周上で、送出口44の下方の位置を
含む円周上を順次円移動する。定量ドラム5の回転は、
間欠的回転であり、複数の定量孔51の1つの上面開口
部51aが、ホッパ40の送出口44に対向する位置に
きたときに一定時間自動的に停止する。するとホッパ4
0内部の細断片は、細断片送り出し羽根41によって螺
旋状に下方へ押圧されており、かつ送出口44が開口状
態になるため、自動的にホッパ40の送出口44から送
り出され定量孔51に落下し押し込められ定量孔51に
充填される。この回転停止時間は定量孔51に細断片が
圧縮充填される予定の一定の時間であり、予め操作パネ
ル12から定量ドラム5の駆動部へ設定信号により停止
時間は送信され決められている。定量孔51の下面開口
部51bは、底板6の上面によって閉鎖されているた
め、押し込められる細断片は落下しない。
【0028】定量ドラム5の一定の停止時間経過後、再
度回転する。この定量ドラム5の回転速度、回転時間は
予め決められており、操作パネル12から定量ドラム5
の駆動部へ伝送される設定信号により回転速度、回転時
間は決められている。この回転により次の定量孔51の
上面開口部51aが送出口44の下方へ合致して対向す
る位置に停止する。次の定量孔51に同様に細断片が圧
縮充填される。定量ドラム5の定量孔51と定量孔51
の間は定量ドラム5の上面板が、送出口44を閉鎖した
形となるので細断片は、ホッパ40内に貯留する。定量
ドラム5が、複数の定量孔51の1つの上面開口部51
aを送出口44に対向させた位置をとるとき、他の1つ
の定量孔51は、下面開口部51bを底板6の排出口6
0に合致し対向して開口する。この実施の形態では、底
板6の排出口60の配設位置は、送出口44の位置の円
盤体回転軸50を中心としたほぼ点対称の反対側位置に
設けてある。定量孔51に充填されていた細断片は、定
量孔51が円筒方向が上下方向でかつ同径の円筒体であ
るため、底板6の排出口60に下面開口部51bが合致
すると引力によって自動的に一塊(一固まり)となって
排出され、フォーマー7へ入り落下していく。
【0029】定量ドラム5の複数の定量孔51が、順次
円周上を移動しながらホッパ40の送出口44から一定
量の細断片を圧縮充填されて受け取り、その一定量の細
断片は圧縮された一塊として底板6の排出口60からフ
ォーマー7へ供給される。
【0030】圧縮された一塊の細断片は、フォーマー7
の外形に沿ってチューブ状に成形され下部が溶着されて
いる紙シート8に包まれると同時に、細断片感知センサ
ー10が一塊の細断片の落下を感知し同時に、紙製緩衝
材成形手段9であるカッターおよび三方シーラ部9を作
動させ、紙シート8の上下を溶着させると同時に切断し
て、1つの紙製緩衝材を成形製造する。同様に順次成形
された紙製緩衝材(クッション小袋)は、排出コンベア
11により搬送される。三方シーラ部9の上部で縦方向
の合わせ目録を接着され、溶着ローラによってよって予
め塗布されている接着剤がヒート溶着される。
【0031】
【発明の効果】この発明は、従来に比し、簡単な装置に
よって、細断片の供給が、確実で定量性の精度が高い供
給が行うことが可能になる。かつ装置の保守、点検が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す紙製緩衝材の成
形製造装置の説明図
【図2】 図1の定量ドラムの拡大斜視図
【符号の説明】
1 供給コンベア 2 細断装置 3 立ち上げコンベア 4 貯留部 40 ホッパ 41 細断片送り出し羽根 42 上限感知センサー 43 下限感知センサー 44 送出口 5 定量ドラム 50 円盤体回転軸 51 定量孔 51a 定量孔の上面開口部 51b 定量孔の下面開口部 6 底板 60 底板排出口 7 フォーマー 8 紙シート 80 紙材ロール 9 紙製緩衝材成形手段(カッター、三方シーラ部) 10 細断片感知センサー 11 排出コンベア 12 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E018 AA04 AB03 BA02 BA05 BA08 BB05 BB07 CA08 DA02 DA05 EA01 EA04 3E075 AA07 AA19 BA92 BA95 CA02 DA15 DA16 DB02 DB08 DB12 DD13 DD33 DE25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古紙等の被加工紙材を供給する供給コン
    ベアと、供給コンベアの下流側に設けられ被加工紙材を
    細断して細断片を形成する紙材細断装置と、紙材細断装
    置の下流側に設けられ細断片を受けて貯留部へ移送する
    立ち上げコンベアと、立ち上げコンベアの下流側に設け
    られ移送された細断片を貯留しつつ送り出す貯留部と、
    貯留部の下流側に設けられ貯留部から一定量の細断片を
    受ける定量ドラムと、定量ドラムの下流側に設けられ定
    量ドラムから一定量の細断片を供給されて紙製緩衝材を
    成形する手段とを有し、かつ定量ドラムは複数の定量孔
    を有することを特徴とする紙製緩衝材の成形製造装置。
  2. 【請求項2】 古紙等の被加工紙材を供給する供給コン
    ベアと、供給コンベアの下流側に設けられ被加工紙材を
    細断して細断片を形成する紙材細断装置と、紙材細断装
    置の下流側に設けられ細断片を受けて貯留部へ移送する
    立ち上げコンベアと、立ち上げコンベアの下流側に設け
    られ移送された細断片を貯留しつつ送り出す貯留部と、
    貯留部の下流側に設けられ貯留部から一定量の細断片を
    受ける定量ドラムと、定量ドラムの下流側に設けられ定
    量ドラムから一定量の細断片を供給されて紙製緩衝材を
    成形する手段とを有し、かつ定量ドラムは複数の定量孔
    を有し回転自在であり回転および停止の作動により貯留
    部から一定の量の細断片を供給されることを特徴とする
    紙製緩衝材の成形製造装置。
  3. 【請求項3】 古紙等の被加工紙材を供給する供給コン
    ベアと、供給コンベアの下流側に設けられ被加工紙材を
    細断して細断片を形成する紙材細断装置と、紙材細断装
    置の下流側に設けられ細断片を受けて貯留部へ移送する
    立ち上げコンベアと、立ち上げコンベアの下流側に設け
    られ移送された細断片を貯留しつつ送り出す貯留部と、
    貯留部の下流側に設けられ貯留部から一定量の細断片を
    受ける定量ドラムと、定量ドラムの下流側に設けられ定
    量ドラムから一定量の細断片を供給されて紙製緩衝材を
    成形する手段とを有し、かつ貯留部はホッパと細断片送
    り出し羽根と上限感知センサーと下限感知センサーとを
    有することにより細断片の貯留量および供給量の調整が
    可能であり、かつ定量ドラムは複数の定量孔を有するこ
    とを特徴とする紙製緩衝材の成形製造装置。
  4. 【請求項4】 古紙等の被加工紙材を供給する供給コン
    ベアと、供給コンベアの下流側に設けられ被加工紙材を
    細断して細断片を形成する紙材細断装置と、紙材細断装
    置の下流側に設けられ細断片を受けて貯留部へ移送する
    立ち上げコンベアと、立ち上げコンベアの下流側に設け
    られ移送された細断片を貯留しつつ送り出す貯留部と、
    貯留部の下流側に設けられ貯留部から一定量の細断片を
    受ける定量ドラムと、定量ドラムの下流側に設けられ定
    量ドラムから一定の量の細断片を供給されるフォーマー
    と、フォーマーの外形に沿ってチューブ状の成形される
    紙シートおよび紙シートに内包された細断片を一定の大
    きさに切断溶着する手段とを有し、定量ドラムは複数の
    定量孔を有することを特徴とする紙製緩衝材の成形製造
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269650A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Tokiwa Corp 粉粒繊維系材料充填方法及びその装置
WO2017033924A1 (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 株式会社日立システムズ 緩衝材製造装置及び緩衝材製造方法

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