JP2000254969A - 曲面を有する物品表面への図柄形成方法及び印刷ラッピング材料 - Google Patents

曲面を有する物品表面への図柄形成方法及び印刷ラッピング材料

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JP2000254969A
JP2000254969A JP11062635A JP6263599A JP2000254969A JP 2000254969 A JP2000254969 A JP 2000254969A JP 11062635 A JP11062635 A JP 11062635A JP 6263599 A JP6263599 A JP 6263599A JP 2000254969 A JP2000254969 A JP 2000254969A
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JP
Japan
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printed
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JP11062635A
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English (en)
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Yoji Sugiyama
洋治 杉山
Toru Fuji
徹 藤
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TOTSUYA KK
Totsuya KK
Original Assignee
TOTSUYA KK
Totsuya KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲面を有する携帯電話やカップ、ビン、缶等
の表面に、絵やキャラクター、図柄模様などを簡易に付
けることができる曲面を有する物品表面への図柄形成方
法及び印刷ラッピング材料を提供する。 【解決手段】 曲面を有する携帯電話、カップ、ビン、
缶等の物品表面に、表面及び/又は裏面に印刷図柄が施
された厚み0.01〜0.15mmの伸縮性プラスチッ
クフィルムの裏面に粘着力が50g/25mm以下の粘
着剤層を備える印刷ラッピング材料を伸ばしながら貼り
付け、必要に応じて部分的に切込みを入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲面を有する携帯
電話やカップ、ビン、缶等の表面に、絵やキャラクタ
ー、図柄模様などを簡易に付けることができる曲面を有
する物品表面への図柄形成方法及び印刷ラッピング材料
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、曲面を有する物品に印刷図柄を後
付けする材料としてシュリンクフィルムが知られてい
る。即ち、筒状に形成したシュリンクフィルムの中に物
品を挿入し、この状態でシュリンクフィルムを加熱し、
収縮したシュリンクフィルムが物品表面を被覆する状態
で取り付けられる方法である。このようなシュリンクフ
ィルムによる物品の表面被覆は、印刷図柄を形成させる
ためばかりでなく、物品表面の保護を目的とする場合も
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ュリンクフィルムは、矩形状のシュリンクフィルムを筒
状に形成した状態で熱収縮させ、フィルム自体の張力で
物品表面を被覆しているので、適用される物品の寸法サ
イズが限定される。言い換えれば物品のサイズに応じて
各種サイズのシュリンクフィルムを準備する必要があっ
た。また、加熱操作が必要であり、火傷を負う危険性も
あった。さらに、シュリンクフィルムは、ペットボトル
などのように曲面形状が簡単なものであれば支障を生じ
ないが、表面に突状部分や窪み状部分が形成された複雑
な曲面形状を有するものでは十分に密着せずに物品表面
からシュリンクフィルムが浮き上がっている部分が形成
されていた。また、例えば携帯電話におけるMC穴や電
池交換用の蓋部などをフィルムが覆った場合にはその部
分を切除しなければならないが、切除した部分の端縁は
張力が作用せず、めくれ(剥離)てしまい、この部分か
ら全体が剥離し、装飾効果及び表面保護効果が損なわれ
ることもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み鋭
意検討の末に見出されたもので、表面及び/又は裏面に
印刷が施された厚み0.01〜0.15mmの伸縮性プ
ラスチックフィルムの裏面に粘着力が50g/25mm
以下の粘着剤層を備えることを特徴とする印刷ラッピン
グ材料を提案するものである。また、本発明は、曲面を
有する携帯電話、カップ、ビン、缶等の物品表面に、上
記印刷ラッピング材料を伸ばしながら貼り付け、必要に
応じて部分的に切込みを入れ、開閉可能とすることを特
徴とする曲面を有する物品表面への図柄形成方法をも提
案するものである。
【0005】前記構成を有する本発明の印刷ラッピング
材料は、曲面を有する携帯電話、カップ、ビン、缶等の
各種物品の表面に、伸ばしながら貼り付けることがで
き、MC穴や電池交換用の蓋部などを開放するために必
要に応じて部分的に切込みを入れても従来のように端縁
がめくれたりすることがなく、極めて簡易に印刷図柄を
物品表面に形成させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における伸縮性プラスチッ
クフィルムとしては、ポリエチレン(LD、HD、LL
D、メタロセン)、ポリプロピレン、その他アルファオ
レフィンの重合物、その共重合物、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデンからなり、単層構造、或いは2以上の
多層構造であって、貼着する物品の曲面に対して追従す
る伸縮性を有するものであれば良い。例えばフィルムに
MC穴とほぼ同等或いはそれ以上の大きさの穴を形成し
ておき、これを貼着する際にMC穴に一致させるように
しても良い。また、そのような穴をフィルム全面に多数
形成しておき、滑り止め機能を持たせるようにしても良
いし、必要に応じて行う切除作業をこれらの穴により容
易に実施できるようにしても良い。
【0007】前記伸縮性プラスチックフィルムの裏面に
設ける粘着剤層は、一般的にはアクリル樹脂、ウレタン
樹脂、シリコーン樹脂、酢酸ビニル樹脂からなるものを
塗布して形成するものを指すが、フィルム自体が弱い粘
着力を有するものも含む。即ち後者は層を別途形成する
ものではないが、フィルムに含有させた可塑剤等により
自着性を有する程度に弱い粘着力を示すものであり、実
質的に粘着剤層が形成されていると見なす。これらの粘
着力(ステンレス板に対する粘着力)としては50g/
25mm以下の弱粘着タイプのものが用いられる。
【0008】また、前記伸縮性プラスチックフィルムの
表面、裏面の何れか一方、若しくは両方に施す印刷は、
公知のどのような手法により実施しても良い。
【0009】
【実施例】〔実施例1〕厚み0.08mmの伸縮性ポリ
オレフィンフィルム(高藤化成株式会社製『タフエコ
ー』)の表面に、印刷(枚葉オフセット印刷によりキャ
ラクターを点在させた絵柄)を行い、その裏面にはウレ
タン樹脂を主成分とする粘着剤層(東洋インキ株式会社
製『サイアバインSH101』)を設けて印刷ラッピン
グ材料を作成した。得られた印刷ラッピング材料の粘着
力は、10g/25mmであった。得られた印刷ラッピ
ング材料を、携帯電話、カップ、ビン、缶等に伸ばしな
がら貼り付けることができ、極めて簡易に印刷図柄を物
品表面に形成させることができた。各種物品にはそれに
応じた面積分を使用すれば良く、加熱具も必要としなか
った。さらに、携帯電話やカップはその表面に突状部分
及び窪み上部分を有する形状であったが、十分に密着し
た。また、携帯電話におけるMC穴や電池交換用の蓋部
などを切込みを入れても何等支障を生じなかった。
【0010】〔比較例1〕表面に印刷を施したシュリン
クフィルム(ポリプロピレンフィルム)を携帯電話、カ
ップ、ビン、缶等の表面に加熱しながら被覆させた。シ
ュリンクフィルムは、各種サイズの準備が必要であっ
た。また、火傷の危険もあった。さらに、携帯電話やカ
ップはその表面に突状部分及び窪み上部分を有する形状
であったため、十分に密着せずに物品表面からシュリン
クフィルムが浮き上がっている部分が形成されていた。
また、携帯電話におけるMC穴や電池交換用の蓋部など
を切除したところ、切除した部分の端縁がめくれてしま
った。
【0011】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのように
でも実施することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の印刷ラッピ
ング材料は、従来のシュリンクフィルムのように物品の
大きさに応じて各種サイズを準備する必要がなく、加熱
を必要とせず、極めて簡易に物品表面に図柄を付けるこ
とができる。また、例えば表面に突状部分や窪み状部分
が形成された複雑な曲面形状を有する携帯電話に対して
も十分に密着させることができ、浮き上がっている部分
が形成されないので、美麗な状態で物品を使用すること
ができる。さらに、例えば携帯電話におけるMC穴や電
池交換用の蓋部などをフィルムが覆った場合にその部分
に切込みを入れても、切込みを入れた部分の端縁は粘着
剤層の存在によりめくれ(剥離)ることがなく、装飾効
果及び表面保護効果が継続的に維持されるものとなる。
また、汚れた後は、容易に剥離することができ、別の印
刷ラッピング材料と交換することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 9:00 Fターム(参考) 4F100 AK01A AK01C AK04A AK04C AK07A AK07C AK08A AK08C AK15A AK15C AK16A AK16C AK22B AK25B AK51B AK52B AK62A AK62C AR00B BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA10A BA10B GB16 GB48 GB90 HB31A HB31C JK06B JK08A JK08C JL01 JL13B YY00A YY00B YY00C 4F211 AD05 AD09 AG03 TA03 TC06 TD11 TH02 TH18 TH19 TH27 TJ29 TN47 TN49 TN50 TN52

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲面を有する携帯電話、カップ、ビン、
    缶等の物品表面に、表面及び/又は裏面に印刷図柄が施
    された厚み0.01〜0.15mmの伸縮性プラスチッ
    クフィルムの裏面に粘着力が50g/25mm以下の粘
    着剤層を備える印刷ラッピング材料を伸ばしながら貼り
    付け、必要に応じて部分的に切込みを入れ、開閉可能と
    することを特徴とする曲面を有する物品表面への図柄形
    成方法。
  2. 【請求項2】 表面及び/又は裏面に印刷が施された厚
    み0.01〜0.15mmの伸縮性プラスチックフィル
    ムの裏面に粘着力が5〜50g/25mm以下の粘着剤
    層を備えることを特徴とする印刷ラッピング材料。
  3. 【請求項3】 伸縮性プラスチックフィルムは、ポリエ
    チレン、ポリプロピレン、その他アルファオレフィンの
    重合物、その共重合物、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
    リデンからなり、単層構造、或いは2以上の多層構造で
    あることを特徴とする請求項2に記載の印刷ラッピング
    材料。
  4. 【請求項4】 粘着剤層は、アクリル樹脂、ウレタン樹
    脂、シリコーン樹脂、酢酸ビニル樹脂からなることを特
    徴とする請求項2又は3に記載の印刷ラッピング材料。
JP11062635A 1999-03-10 1999-03-10 曲面を有する物品表面への図柄形成方法及び印刷ラッピング材料 Pending JP2000254969A (ja)

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