JP2000254125A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2000254125A
JP2000254125A JP11058468A JP5846899A JP2000254125A JP 2000254125 A JP2000254125 A JP 2000254125A JP 11058468 A JP11058468 A JP 11058468A JP 5846899 A JP5846899 A JP 5846899A JP 2000254125 A JP2000254125 A JP 2000254125A
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本 輝 橋
Akira Tsuboi
井 晃 坪
Kazuhiro Sakakibara
原 一 洋 榊
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
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    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/52017Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波診断装置において、画像記憶手段から
特定の超音波画像を容易且つ正確に検索して表示するこ
とを可能とする。 【解決手段】 探触子1を用いて被検体内に超音波を送
受信し診断部位からの反射波によるエコー信号を収集し
て該診断部位の超音波画像を得て画像表示部6に表示す
ると共に、上記超音波画像の収集時の各種マークを表示
する手段(4,7)を有し、且つ複数の超音波画像を格
納する画像記憶手段(4,9)を有する超音波診断装置
において、上記各種マークを表示する手段で表示した各
種マークを用いて画像記憶手段から特定の超音波画像を
検索して表示する手段(10,11,12)を備えたも
のである。これにより、画像記憶手段から特定の超音波
画像を容易且つ正確に検索して表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体内に超音波
を送受信し診断部位からの反射波によるエコー信号を収
集して該診断部位の超音波画像を得て表示する超音波診
断装置に関し、特に、画像記憶手段から特定の超音波画
像を容易且つ正確に検索して表示し、また現在収集中の
超音波画像と上記検索した特定の超音波画像とを容易に
比較することができる超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波診断装置は、探触子を用い
て被検体内に超音波を送受信し診断部位からの反射波に
よるエコー信号を収集して該診断部位の超音波画像を得
て画像表示部に表示すると共に、上記超音波画像の収集
時の各種マーク(被検体を示すボディマーク及び探触子
を示すプローブマーク等)を表示する手段を有し、且つ
複数の超音波画像を格納する画像記憶手段を有して成っ
ていた。そして、画像表示部の画面に画像記憶手段から
画像を検索して表示するには、患者IDや撮影部位名、
撮影日付等から成る画像名のみを指定して特定の超音波
画像を検索していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波診断装置においては、患者IDや撮影部位
名、撮影日付等から成る画像名のみを指定して特定の超
音波画像を検索していたので、同一の患者が同じ日に同
一撮影部位について複数の検査を受けていたりすると、
上記画像名だけでは一義的に超音波画像が特定せず、必
要とする特定の超音波画像を検索することができないこ
とがあった。したがって、試行錯誤的にいくつかの画像
名を指定して表示、判断しなければならなかった。この
ことから、必要とする特定の超音波画像を検索するのに
時間がかかり、また正確に検索できないことがあった。
【0004】また、従来の超音波診断装置においては、
診断部位について超音波画像を得て診断する際に、その
診断部位について今までに得られた画像のうち一番良い
画像(これを「教科書画像」という)を表示して比較す
ることはできなかったので、上記得た診断画像がその部
位の画像として適切なものかどうかの判断が難しいこと
があった。特に、まだ経験の浅い検査技師等において
は、適切な画像を得るのに時間がかかり、超音波画像に
よる診断効率が低下することがあった。
【0005】また、他の医用画像診断装置で示される公
知技術として、例えば特開平3‐234243号公報に
記載されているようなX線CT装置における画像の表示
方法がある。しかし、この画像表示方法は、一連のCT
画像の位置を示すスケールを表示し、該スケールに基づ
いて表示すべきCT画像を捜して表示するもので、探触
子を被検体に当接して様々な態様の画像を得る超音波診
断装置には直ちに転用できるものではなかった。
【0006】つまり、上記超音波診断装置を用いて行う
検査では、被検体は大きさが異なるものであること、検
査技師等の診断者は上記被検体に探触子を当接させるた
めに入れる力がまちまちであることなどの事情から、こ
れらの点を配慮しないで済むX線CT装置の上記公知技
術を超音波診断装置へそのまま転用することはできない
ものであった。
【0007】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、画像記憶手段から特定の超音波画像を容易且つ正
確に検索して表示し、また現在収集中の超音波画像と上
記検索した特定の超音波画像とを容易に比較することが
できる超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による超音波診断装置は、探触子を用いて被
検体内に超音波を送受信し診断部位からの反射波による
エコー信号を収集して該診断部位の超音波画像を得て画
像表示部に表示すると共に、上記超音波画像の収集時の
各種マークを表示する手段を有し、且つ複数の超音波画
像を格納する画像記憶手段を有する超音波診断装置にお
いて、上記各種マークを表示する手段で表示した各種マ
ークを用いて画像記憶手段から特定の超音波画像を検索
して表示する手段を備えたものである。
【0009】また、上記検索して表示される特定の超音
波画像と現在収集中の超音波画像とを、画像表示部の画
面上に並列に表示するようにしたものである。
【0010】さらに、上記検索に用いる各種マークは、
上記被検体の模式を示すボディーマーク、上記探触子の
模式を示す探触子マーク(プローブマーク)としたもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明による超音波診
断装置の実施の形態を示すブロック図である。この超音
波診断装置は、被検体内に超音波を送受信し診断部位か
らの反射波によるエコー信号を収集して該診断部位の超
音波画像を得て表示するもので、図1に示すように、探
触子1と、超音波送受信部2と、ビデオRAM3と、画
像データ記憶部4と、表示回路部5と、画像表示部6
と、中央演算装置7と、入力装置部8と、外部記憶装置
9とを有し、更に画像登録手段10と、各種マークによ
る画像検索手段11と、アドレステーブル12とを備え
て成る。
【0012】上記探触子1は、被検体内の診断部位に向
けて超音波を打ち出すと共に診断部位からの反射波を受
信するもので、図示省略したがその内部には、超音波の
発生源であると共に反射波を受信する振動子が設けられ
ている。超音波送受信部2は、上記探触子1を制御して
超音波を打ち出すと共に受信した反射波の信号から反射
エコー信号を検出するもので、図示省略したがその内部
には、パルス発生器及び受信増幅器並びにそれらの制御
回路を有している。
【0013】ビデオRAM3は、上記超音波送受信部2
から順次出力される超音波画像のデータ、例えば断層像
データを自動的に記憶するもので、随時書き込み読み出
しメモリから成る。また、画像データ記憶部4は、上記
超音波送受信部2から送られてきた断層像データ等を一
時的に記憶するもので、例えばシネメモリ等から成り、
複数の超音波画像を格納する画像記憶手段の一つとな
る。
【0014】表示回路部5は、上記ビデオRAM3から
読み出した断層像データをアナログ信号に変換して表示
用の映像信号とするもので、その内部にはD/A変換器
及び映像信号変換回路が設けられている。また、画像表
示部6は、上記表示回路部5から出力される映像信号を
入力して超音波画像13として表示するもので、例えば
テレビモニタから成り、その画面の一部には被検体の模
式を示すボディマーク及び探触子の模式を示すプローブ
マーク等の各種マーク14を表示するようになってい
る。
【0015】中央演算装置7は、上記の各構成要素の動
作を制御するもので、例えばCPUから成る。そして、
この中央演算装置7と前記画像データ記憶部4とで、超
音波画像の収集時の各種マーク(ボディマーク及びプロ
ーブマーク等)を表示する手段を構成している。また、
入力装置部8は、上記中央演算装置7に各種の操作指令
及び診断情報を入力するもので、例えばキーボード、マ
ウス、トラックボール又はジョイスティック等から成
る。
【0016】さらに、外部記憶装置9は、多くの情報源
から教科書画像を取得するために多数の超音波画像を格
納するもので、例えばCD−ROM又はLAN等から成
り、複数の超音波画像を格納する画像記憶手段の他の一
つとなる。
【0017】ここで、本発明においては、上記中央演算
装置7に画像登録手段10と各種マークによる画像検索
手段11が接続されると共に、これらにアドレステーブ
ル12が接続されている。画像登録手段10は、例えば
教科書画像として有効な画像データを特定する情報、例
えばボディマーク及びプローブマーク等の各種マークを
アドレステーブル12に書き込むものである。また、各
種マークによる画像検索手段11は、上記アドレステー
ブル12に書き込まれた各種マークにより例えば教科書
画像を検索するものである。
【0018】さらに、アドレステーブル12は、例えば
教科書画像として有効な画像データに対応させて各種マ
ークを順次書き込むもので、図2に示すように、個々の
画像データに対応させてボディマーク、プローブマー
ク、プローブの位置等が書き込まれている。そして、上
記画像登録手段10と各種マークによる画像検索手段1
1とアドレステーブル12とで、前記各種マークを表示
する手段(4,7)で表示した各種マークを用いて画像
記憶手段(4,9)から教科書画像等の特定の超音波画
像を検索して表示する手段を構成している。
【0019】なお、上記アドレステーブル12により、
画像登録手段10と各種マークによる画像検索手段11
とを管理しており、画像データ記憶部4から例えば教科
書画像となる画像データを検索してビデオRAM3に出
力させ、該画像データを表示回路部5を介して画像表示
部6に送り、その画面に教科書画像15として表示させ
るようになっている。このとき、外部記憶装置9から画
像データを検索することにより、多くの情報源から教科
書画像を取得して表示することができる。
【0020】また、図1に示すように、上記ビデオRA
M3に超音波画像のデータ13′と教科書画像のデータ
15′とを出力することにより、上記画像表示部6に現
在収集中の超音波画像13と検索した教科書画像15と
を画面上に並列して表示することができる。
【0021】次に、このように構成された本発明の超音
波診断装置の動作について説明する。まず、通常の超音
波画像を診断画像として表示するには、図1において、
探触子1により超音波を被検体内の診断部位に送受信
し、超音波送受信部2で診断部位からの反射波によるエ
コー信号を収集し画像データを作成してビデオRAM3
に出力し、その画像データを表示回路部5を介して画像
表示部6に送り、その画面に超音波画像13を表示す
る。
【0022】このとき、収集した超音波画像の画像デー
タは、画像データ記憶部4に順次記憶される。これと同
時に、上記超音波画像の収集時のボディマーク、プロー
ブマーク等の各種マークが、収集した各画像に対応して
各種マークによる画像検索手段11に順次登録される。
そして、画像表示部6の画面には、図1に示すように、
収集中の診断画像として超音波画像13が表示されると
共に、その画面の一部にそのときの各種マーク14が表
示される。
【0023】次に、上記診断画像としての超音波画像1
3を表示すると共に、その教科書画像15を検索して画
像表示部6の画面上に並列して表示する動作について、
図3に示すフローチャートを参照して説明する。まず、
画像登録手段10によりボディマーク、プローブマーク
等の各種マークをアドレステーブル12に書き込む。こ
の状態で、所望の教科書画像15に対応する探触子1を
決定する(図3のステップS1)。次に、所望の教科書
画像15に対応するボディマークを選択する(ステップ
S2)。その後、探触子1の位置を決定する(ステップ
S3)。
【0024】このとき、上記ボディマークを選択すると
きに、特定画像(この場合は教科書画像)を検索して表
示するか否かを選択する(ステップS4)。教科書画像
を検索表示する場合は、“YES”側に進み、図1に示
す各種マークによる画像検索手段11を起動してステッ
プS5に入る。この場合、上記ボディマークを入力装置
部8のマウス等によりクリックすることで各種マークに
よる画像検索手段11が起動する。これにより、上記選
択されたボディマークによって、図2に示すアドレステ
ーブル12にある必要なプローブマーク、プローブの位
置等の情報を得て、該当の画像データを“0”,
“1”,“2”,…と特定して、画像データ記憶部4又
は外部記憶装置9から所望の教科書画像のデータを検索
する(ステップS5)。
【0025】上記検索された教科書画像のデータは、図
1に示すビデオRAM3に送られ、表示回路部5を介し
て画像表示部6に送出され、現在の診断画像としての超
音波画像13とその教科書画像15とが並列して2画面
表示される(ステップS6)。これにより、まだ経験の
浅い検査技師等においても、教科書画像15と比較しな
がら適切な超音波画像13を短時間で得ることができ
る。
【0026】一方、教科書画像を検索表示しない場合
は、上記ステップS4は“NO”側に進み、そのまま診
断画像としての超音波画像13のみを表示する(ステッ
プS7)。
【0027】なお、以上の説明では、特定の超音波画像
として教科書画像15を検索表示する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、同様にして特定の過去画
像を検索表示してもよいし、特定のボディマーク又はプ
ローブマークに対応する画像を検索表示してもよいし、
更に他の各種の画像を特定して検索表示してもよい。こ
の場合でも、ボディマーク又はプローブマーク等を利用
して、所望の画像を短時間に正確に検索して表示するこ
とができる。
【0028】また、図2に示すアドレステーブル12で
は、個々の画像データに対応させてボディマーク、プロ
ーブマーク、プローブの位置を書き込んだ例を示してい
るが、この他にも患者IDや撮影日付等を追加してもよ
い。これにより、例えば特定の過去画像の検索において
その絞り込みが容易になる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
各種マークを表示する手段で表示した各種マークを用い
て画像記憶手段から特定の超音波画像を検索して表示す
る手段を備えたことにより、上記画像記憶手段から特定
の超音波画像を容易且つ正確に検索して表示することが
できる。即ち、各種マークにより一義的に超音波画像を
特定することができ、必要とする特定の超音波画像を短
時間に正確に検索して表示することができる。
【0030】また、上記検索して表示される特定の超音
波画像と現在収集中の超音波画像とを、画像表示部の画
面上に並列に表示するようにしたものにおいては、現在
収集中の超音波画像と上記検索した特定の超音波画像と
を容易に比較することができ、得た診断画像がその部位
の画像として適切なものかどうかの判断が容易にでき
る。したがって、まだ経験の浅い検査技師等において
も、適切な画像を短時間で得ることができ、超音波画像
による診断効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波診断装置の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】アドレステーブルの内容を示す説明図である。
【図3】本発明の超音波診断装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1…探触子 2…超音波送受信部 3…ビデオRAM 4…画像データ記憶部 5…表示回路部 6…画像表示部 7…中央演算装置 8…入力装置部 9…外部記憶装置 10…画像登録手段 11…各種マークによる画像検索手段 12…アドレステーブル 13…超音波画像 14…各種マーク 15…教科書画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊 原 一 洋 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C301 AA01 EE11 EE13 JB04 KK13 KK27 KK28 LL02 LL03 LL11 LL13 5C054 AA07 CA08 EA05 EH07 FC12 FE17 FF03 HA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探触子を用いて被検体内に超音波を送受
    信し診断部位からの反射波によるエコー信号を収集して
    該診断部位の超音波画像を得て画像表示部に表示すると
    共に、上記超音波画像の収集時の各種マークを表示する
    手段を有し、且つ複数の超音波画像を格納する画像記憶
    手段を有する超音波診断装置において、 上記各種マークを表示する手段で表示した各種マークを
    用いて画像記憶手段から特定の超音波画像を検索して表
    示する手段を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 上記検索して表示される特定の超音波画
    像と現在収集中の超音波画像とを、画像表示部の画面上
    に並列に表示するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の超音波診断装置。
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