JP2000251583A - 携帯端末 - Google Patents
携帯端末Info
- Publication number
- JP2000251583A JP2000251583A JP5080199A JP5080199A JP2000251583A JP 2000251583 A JP2000251583 A JP 2000251583A JP 5080199 A JP5080199 A JP 5080199A JP 5080199 A JP5080199 A JP 5080199A JP 2000251583 A JP2000251583 A JP 2000251583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input operation
- switch knob
- directional input
- operation switch
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/0202—Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2221/00—Actuators
- H01H2221/008—Actuators other then push button
- H01H2221/012—Joy stick type
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2239/00—Miscellaneous
- H01H2239/03—Avoiding erroneous switching
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話機などの携帯端末において、誤操作
を防止し確実な操作が可能な多方向入力スイッチノブを
小さなスペースで実現する。 【解決手段】 携帯電話機１のカバー３の表面は、表示
部６の下端部から送話部７に亘って凹状湾曲部10が形成
されている。十字方向入力操作スイッチノブ４は凹状湾
曲部10の底面から突出して設けられている。携帯電話機
１を表面を下向きにして机の上に置いても十字方向入力
操作スイッチノブ４は、机の表面に接触しないように構
成されている。
を防止し確実な操作が可能な多方向入力スイッチノブを
小さなスペースで実現する。 【解決手段】 携帯電話機１のカバー３の表面は、表示
部６の下端部から送話部７に亘って凹状湾曲部10が形成
されている。十字方向入力操作スイッチノブ４は凹状湾
曲部10の底面から突出して設けられている。携帯電話機
１を表面を下向きにして机の上に置いても十字方向入力
操作スイッチノブ４は、机の表面に接触しないように構
成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機などの携
帯端末に関し、特に、多方向スイッチノブ構造に特徴を
有する携帯端末に関するものである。
帯端末に関し、特に、多方向スイッチノブ構造に特徴を
有する携帯端末に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】携帯端末、特に携帯電話機は、昨今のユ
ーザーの要望から益々小型・軽量・薄型化の一途をたど
ってきている。そして、操作スイッチについても小型・
軽量・薄型化に対応して、多機能化や小型化が計られて
いる。
ーザーの要望から益々小型・軽量・薄型化の一途をたど
ってきている。そして、操作スイッチについても小型・
軽量・薄型化に対応して、多機能化や小型化が計られて
いる。
【０００３】操作スイッチの多機能化手段として多入力
操作スイッチ、所謂ジョイスティックスイッチと呼ばれ
る複数のスイッチを１つの入力操作部材で操作できるス
イッチがある。ジョイスティックスイッチの入力操作部
材の形状について例えば据付機器には操縦桿の形状が用
いられているのに対して、携帯機器には小型化のために
球状が用いられているのが一般的である。
操作スイッチ、所謂ジョイスティックスイッチと呼ばれ
る複数のスイッチを１つの入力操作部材で操作できるス
イッチがある。ジョイスティックスイッチの入力操作部
材の形状について例えば据付機器には操縦桿の形状が用
いられているのに対して、携帯機器には小型化のために
球状が用いられているのが一般的である。
【０００４】一例を挙げるとテレビジョン装置の映像切
換操作スイッチに使用されるリモートコントローラ（特
開平6-251663号公報）が提案されている。このリモート
コントローラは、図７に示すように、ジョイスティック
スイッチの入力操作部材であるジョイスティックノブの
形状が球状または円錐状に形成されており、多方向入力
操作スイッチノブとして使用されている。また、多方向
入力操作スイッチノブと同様、十字方向入力操作スイッ
チノブについても十字方向から操作し易いよう、ノブ先
端形状が球状または円錐状となっているのが一般的であ
る。
換操作スイッチに使用されるリモートコントローラ（特
開平6-251663号公報）が提案されている。このリモート
コントローラは、図７に示すように、ジョイスティック
スイッチの入力操作部材であるジョイスティックノブの
形状が球状または円錐状に形成されており、多方向入力
操作スイッチノブとして使用されている。また、多方向
入力操作スイッチノブと同様、十字方向入力操作スイッ
チノブについても十字方向から操作し易いよう、ノブ先
端形状が球状または円錐状となっているのが一般的であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のよ
うに携帯端末が益々小型化するに伴い、多方向入力操作
スイッチノブは携帯端末筐体表面から大きく突出し、且
つ大きな面積を占めることになる。そして突出している
ことが原因で携帯中の誤操作を招くことが考えられる。
うに携帯端末が益々小型化するに伴い、多方向入力操作
スイッチノブは携帯端末筐体表面から大きく突出し、且
つ大きな面積を占めることになる。そして突出している
ことが原因で携帯中の誤操作を招くことが考えられる。
【０００６】一方、球状や円錐状または十字方向入力操
作スイッチノブの小型化が進むにつれ、人間の指による
キー入力操作時、指に引っ掛かる部分が少なくなること
で操作性が悪くなるか誤操作し易くなることが考えられ
る。
作スイッチノブの小型化が進むにつれ、人間の指による
キー入力操作時、指に引っ掛かる部分が少なくなること
で操作性が悪くなるか誤操作し易くなることが考えられ
る。
【０００７】本発明は、このような実情に鑑み、携帯端
末が小型化してもキー入力操作部のスペースを大きくす
ることなく、容易にかつ確実に操作できる、さらに、誤
動作を防止できる多方向入力操作スイッチノブを備えた
携帯端末を提供するものである。
末が小型化してもキー入力操作部のスペースを大きくす
ることなく、容易にかつ確実に操作できる、さらに、誤
動作を防止できる多方向入力操作スイッチノブを備えた
携帯端末を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明は、表面に凹状湾曲部を有する筐体と、その凹
状湾曲部の底面から突出して設けられた多方向入力操作
部材とを備え、凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上
に置いたときに多方向入力操作部材が剛体平面に接触し
ないように携帯端末を構成した。このように構成したこ
とにより、携帯端末を小型化しても操作部材のスペース
を大きくすることなく、容易にかつ確実に操作でき、さ
らに携帯端末を下向きにして机などの上に置いても誤動
作を防止することができる。
に本発明は、表面に凹状湾曲部を有する筐体と、その凹
状湾曲部の底面から突出して設けられた多方向入力操作
部材とを備え、凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上
に置いたときに多方向入力操作部材が剛体平面に接触し
ないように携帯端末を構成した。このように構成したこ
とにより、携帯端末を小型化しても操作部材のスペース
を大きくすることなく、容易にかつ確実に操作でき、さ
らに携帯端末を下向きにして机などの上に置いても誤動
作を防止することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、表面に凹状湾曲部を有する筐体と、その凹状湾曲部
の底面から突出して設けられた多方向入力操作部材とを
備え、前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上に置
いたときに前記多方向入力操作部材が前記平面に接触し
ないように構成したことを特徴とする携帯端末であり、
前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上に置いたと
きに前記多方向入力操作部材が前記平面に接触しないよ
うにして誤動作を防止するという作用を有する。
は、表面に凹状湾曲部を有する筐体と、その凹状湾曲部
の底面から突出して設けられた多方向入力操作部材とを
備え、前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上に置
いたときに前記多方向入力操作部材が前記平面に接触し
ないように構成したことを特徴とする携帯端末であり、
前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上に置いたと
きに前記多方向入力操作部材が前記平面に接触しないよ
うにして誤動作を防止するという作用を有する。
【００１０】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１記載の発明において、前記多方向入力操作部材の引き
寄せ面の上端に凹部または凸部を設けた携帯端末であ
り、前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上に置い
たときに前記多方向入力操作部材が前記平面に接触しな
いようにして誤動作を防止するとともに、前記多方向入
力操作部材の引き寄せ側への操作を容易にするという作
用を有する。
１記載の発明において、前記多方向入力操作部材の引き
寄せ面の上端に凹部または凸部を設けた携帯端末であ
り、前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上に置い
たときに前記多方向入力操作部材が前記平面に接触しな
いようにして誤動作を防止するとともに、前記多方向入
力操作部材の引き寄せ側への操作を容易にするという作
用を有する。
【００１１】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１又は２記載の発明において、前記多方向入力操作部材
の上面の両側縁に曲面を形成するとともに、その上面の
幅を所定の値に設定した携帯端末であり、前記凹状湾曲
部を下向きにして剛体の平面上に置いたときに前記多方
向入力操作部材が前記平面に接触しないようにして誤動
作を防止するとともに、前記多方向入力操作部材のスラ
イド方向への操作を容易にするという作用を有する。
１又は２記載の発明において、前記多方向入力操作部材
の上面の両側縁に曲面を形成するとともに、その上面の
幅を所定の値に設定した携帯端末であり、前記凹状湾曲
部を下向きにして剛体の平面上に置いたときに前記多方
向入力操作部材が前記平面に接触しないようにして誤動
作を防止するとともに、前記多方向入力操作部材のスラ
イド方向への操作を容易にするという作用を有する。
【００１２】本発明の請求項４に記載の発明は、請求項
１乃至３のいずれか１項記載の発明において、前記多方
向入力操作部材をほぼｎ角錐形状にし、ｎ個の接点を有
する多方向入力操作スイッチの切換を可能にした携帯端
末であり、前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上
に置いたときに前記多方向入力操作部材が前記平面に接
触しないようにして誤動作を防止するとともに、ｎ個の
接点を有する多方向入力操作スイッチの切換を可能にす
るという作用を有する。
１乃至３のいずれか１項記載の発明において、前記多方
向入力操作部材をほぼｎ角錐形状にし、ｎ個の接点を有
する多方向入力操作スイッチの切換を可能にした携帯端
末であり、前記凹状湾曲部を下向きにして剛体の平面上
に置いたときに前記多方向入力操作部材が前記平面に接
触しないようにして誤動作を防止するとともに、ｎ個の
接点を有する多方向入力操作スイッチの切換を可能にす
るという作用を有する。
【００１３】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
ながら詳細に説明する。
【００１４】（第１の実施の形態）本発明の第１の実施
の形態では、携帯電話機の筐体に凹状湾曲部を設けると
ともに、ほぼ四角錐状の十字方向入力操作スイッチノブ
をその凹状湾曲部から突出して設け、凹状湾曲部を下向
きにして机などの上に置いたときに十字方向入力スイッ
チノブが机などの表面に接触しないようにした。
の形態では、携帯電話機の筐体に凹状湾曲部を設けると
ともに、ほぼ四角錐状の十字方向入力操作スイッチノブ
をその凹状湾曲部から突出して設け、凹状湾曲部を下向
きにして机などの上に置いたときに十字方向入力スイッ
チノブが机などの表面に接触しないようにした。
【００１５】図１は、本発明の第１の実施の形態の携帯
電話機の外観図である。この携帯電話機１は、筺体を構
成するケース２およびカバー３を備え、筺体の左上端に
は外部アンテナ９が取り付けてある。そして、カバー３
の表面には、上部から順に受話部８、表示部６、十字方
向入力操作スイッチノブ４、テンキーパッド５、および
送話部７が配置されている。また、カバー３の表面は、
凹状湾曲部（以下、単に湾曲部という）10に示す通り、
表示部６の下端部から送話部７に亘って弓形に形成され
ている。
電話機の外観図である。この携帯電話機１は、筺体を構
成するケース２およびカバー３を備え、筺体の左上端に
は外部アンテナ９が取り付けてある。そして、カバー３
の表面には、上部から順に受話部８、表示部６、十字方
向入力操作スイッチノブ４、テンキーパッド５、および
送話部７が配置されている。また、カバー３の表面は、
凹状湾曲部（以下、単に湾曲部という）10に示す通り、
表示部６の下端部から送話部７に亘って弓形に形成され
ている。
【００１６】また、携帯電話機１の筐体は使い勝手を考
えて全体が細長い形状に構成されており、十字方向入力
操作スイッチノブ４はカバー３の表面の湾曲部10の底面
から突出して取り付けられている。このように突出して
いることにより、片手で握持して容易に操作することが
できる。また、十字方向入力操作スイッチノブ４は四角
錐の上端部を水平にカットし、そこに小さな平面を有す
る形状になされている。なお、この図において、十字方
向入力操作スイッチノブ４の上下左右に記載した矢印は
このノブ４の操作方向を示す。すなわち、左右の矢印は
スライド方向であり、上向きの矢印は押し付け方向であ
り、下向きの矢印は引き寄せ方向である。
えて全体が細長い形状に構成されており、十字方向入力
操作スイッチノブ４はカバー３の表面の湾曲部10の底面
から突出して取り付けられている。このように突出して
いることにより、片手で握持して容易に操作することが
できる。また、十字方向入力操作スイッチノブ４は四角
錐の上端部を水平にカットし、そこに小さな平面を有す
る形状になされている。なお、この図において、十字方
向入力操作スイッチノブ４の上下左右に記載した矢印は
このノブ４の操作方向を示す。すなわち、左右の矢印は
スライド方向であり、上向きの矢印は押し付け方向であ
り、下向きの矢印は引き寄せ方向である。
【００１７】ここで、図２に示すように、カバー３の表
面を下向きにして机11の表面に置いたときに、十字方向
入力操作スイッチノブ４が机11の表面に接触することの
ないように、湾曲部10の湾曲の程度と十字方向入力操作
スイッチノブ４の配置および突出の程度が設定されてい
る。したがって、この携帯電話機１によれば、ユーザが
不用意にカバー３の表面を下向きにして机11の上に置い
たとしても、筐体内のプリント基板14に取り付けられた
十字方向入力操作スイッチ12が誤動作してしまうおそれ
はない。
面を下向きにして机11の表面に置いたときに、十字方向
入力操作スイッチノブ４が机11の表面に接触することの
ないように、湾曲部10の湾曲の程度と十字方向入力操作
スイッチノブ４の配置および突出の程度が設定されてい
る。したがって、この携帯電話機１によれば、ユーザが
不用意にカバー３の表面を下向きにして机11の上に置い
たとしても、筐体内のプリント基板14に取り付けられた
十字方向入力操作スイッチ12が誤動作してしまうおそれ
はない。
【００１８】このように本発明の第１の実施の形態で
は、十字方向入力操作スイッチノブ４はカバー３の表面
の湾曲部10の底面から突出して取り付けられているの
で、片手で握持して容易に操作し得る。また、不用意に
カバー３の表面を下向きにして机などの上に置いたとし
ても、十字方向入力操作スイッチ12が誤動作してしまう
ことはない。
は、十字方向入力操作スイッチノブ４はカバー３の表面
の湾曲部10の底面から突出して取り付けられているの
で、片手で握持して容易に操作し得る。また、不用意に
カバー３の表面を下向きにして机などの上に置いたとし
ても、十字方向入力操作スイッチ12が誤動作してしまう
ことはない。
【００１９】（第２の実施の形態）本発明の第２の実施
の形態では、十字方向入力操作スイッチノブの形状およ
び幅を工夫することにより、操作をさらに容易にした。
の形態では、十字方向入力操作スイッチノブの形状およ
び幅を工夫することにより、操作をさらに容易にした。
【００２０】図３および図４は、本発明の第２の実施の
形態における十字方向入力操作スイッチノブ４の構造を
示す断面図である。この図において、図１および図２と
対応する部分にはそれらの図で用いた符号と同一の符号
を付した（以下の各実施の形態について同じ）。なお、
この十字方向入力操作スイッチノブ４が設けられている
携帯電話機の全体構造は図１と同様である（以下の各実
施の形態についても同じ）。
形態における十字方向入力操作スイッチノブ４の構造を
示す断面図である。この図において、図１および図２と
対応する部分にはそれらの図で用いた符号と同一の符号
を付した（以下の各実施の形態について同じ）。なお、
この十字方向入力操作スイッチノブ４が設けられている
携帯電話機の全体構造は図１と同様である（以下の各実
施の形態についても同じ）。
【００２１】図１に示したように、十字方向入力操作ス
イッチノブ４はカバー３の表面の湾曲部10の底面から突
出しているので、片手で握持して容易に操作することが
できる。そのため、十字方向入力操作スイッチノブ４の
使用者は指13を十字方向入力操作スイッチノブ４に乗せ
た状態で操作することになる。
イッチノブ４はカバー３の表面の湾曲部10の底面から突
出しているので、片手で握持して容易に操作することが
できる。そのため、十字方向入力操作スイッチノブ４の
使用者は指13を十字方向入力操作スイッチノブ４に乗せ
た状態で操作することになる。
【００２２】本発明の第２の実施の形態では、図３に示
すように、指13の腹のほぼ下半分を用いて押し付け操作
16を行う際、十字方向入力操作スイッチノブ４が押し付
け側へ傾倒し易くなるよう、カバー３の表面に対してほ
ぼ垂直な押し付け面15を設けた。また、指13が下へ動く
動作、すなわち指13の腹のほぼ上半分を用いて引き寄せ
操作18を行う際、十字方向入力操作スイッチノブ４が引
き寄せ側へ傾倒し易くなるよう、十字方向入力操作スイ
ッチノブ４の手前側（図３では左側に表示されている）
が高くなる傾斜面を構成し、引き寄せ面17とした。さら
に図４に示すように、指13を左右へ動かす動作、すなわ
ちスライド操作21を行う際、指13の腹が十字方向入力操
作スイッチノブ４に引っ掛かり易くするために、十字方
向入力操作スイッチノブ４の表面の両側縁に角度の小さ
いまたはコーナーの曲率の小さい一対のスライド面19を
設けるとともに、指13の幅に納まり、かつ指13の腹の肉
が余る程度のノブ幅20に設定した。
すように、指13の腹のほぼ下半分を用いて押し付け操作
16を行う際、十字方向入力操作スイッチノブ４が押し付
け側へ傾倒し易くなるよう、カバー３の表面に対してほ
ぼ垂直な押し付け面15を設けた。また、指13が下へ動く
動作、すなわち指13の腹のほぼ上半分を用いて引き寄せ
操作18を行う際、十字方向入力操作スイッチノブ４が引
き寄せ側へ傾倒し易くなるよう、十字方向入力操作スイ
ッチノブ４の手前側（図３では左側に表示されている）
が高くなる傾斜面を構成し、引き寄せ面17とした。さら
に図４に示すように、指13を左右へ動かす動作、すなわ
ちスライド操作21を行う際、指13の腹が十字方向入力操
作スイッチノブ４に引っ掛かり易くするために、十字方
向入力操作スイッチノブ４の表面の両側縁に角度の小さ
いまたはコーナーの曲率の小さい一対のスライド面19を
設けるとともに、指13の幅に納まり、かつ指13の腹の肉
が余る程度のノブ幅20に設定した。
【００２３】このように、本発明の第２の実施の形態で
は、十字方向入力操作スイッチノブ４の形状および幅を
工夫することにより、指13をスライド方向および引き寄
せ方向へ操作する動きに対して十字方向入力操作スイッ
チノブ４に引っ掛かり易くし、自然に十字方向入力操作
スイッチノブ４が傾倒して容易に入力操作を行えるよう
にした。
は、十字方向入力操作スイッチノブ４の形状および幅を
工夫することにより、指13をスライド方向および引き寄
せ方向へ操作する動きに対して十字方向入力操作スイッ
チノブ４に引っ掛かり易くし、自然に十字方向入力操作
スイッチノブ４が傾倒して容易に入力操作を行えるよう
にした。
【００２４】（第３の実施の形態）本発明の第３の実施
の形態では、引き寄せ面に凸部を設け、指が引っ掛かり
易くすることで引き寄せ方向の操作を容易にした。
の形態では、引き寄せ面に凸部を設け、指が引っ掛かり
易くすることで引き寄せ方向の操作を容易にした。
【００２５】図５は、本発明の第３の実施の形態におけ
る十字方向入力操作スイッチノブ４の構造を示す断面図
である。この図に示すように、十字方向入力操作スイッ
チノブ４の引き寄せ面17の上端（ここで上端とは携帯電
話機１の筐体の外部アンテナ側を意味しており、図５で
は右端に表示されている）に凸部22を設けた。引き寄せ
面17の上端に凸部22を有することで、指13を引き寄せ方
向へ操作する動きに対して十字方向入力操作スイッチノ
ブ４に引っ掛かり易くし、指13が引き寄せ面17を容易に
引き寄せることができる。
る十字方向入力操作スイッチノブ４の構造を示す断面図
である。この図に示すように、十字方向入力操作スイッ
チノブ４の引き寄せ面17の上端（ここで上端とは携帯電
話機１の筐体の外部アンテナ側を意味しており、図５で
は右端に表示されている）に凸部22を設けた。引き寄せ
面17の上端に凸部22を有することで、指13を引き寄せ方
向へ操作する動きに対して十字方向入力操作スイッチノ
ブ４に引っ掛かり易くし、指13が引き寄せ面17を容易に
引き寄せることができる。
【００２６】（第４の実施の形態）本発明の第４の実施
の形態では、引き寄せ面に凹部を設け、指が引っ掛かり
易くすることで引き寄せ方向の操作を容易にした。
の形態では、引き寄せ面に凹部を設け、指が引っ掛かり
易くすることで引き寄せ方向の操作を容易にした。
【００２７】図６は、本発明の第４の実施の形態におけ
る十字方向入力操作スイッチノブ４の構造を示す断面図
である。この図に示すように、十字方向入力操作スイッ
チノブ４の引き寄せ面17の上端（図６では右端に表示さ
れている）に凹部23を設けた。引き寄せ面17の上端に凹
部23を有することで、指13を引き寄せ方向へ操作する動
きに対して十字方向入力操作スイッチノブ４に引っ掛か
り易くし、指13が引き寄せ面17を容易に引き寄せること
ができる。
る十字方向入力操作スイッチノブ４の構造を示す断面図
である。この図に示すように、十字方向入力操作スイッ
チノブ４の引き寄せ面17の上端（図６では右端に表示さ
れている）に凹部23を設けた。引き寄せ面17の上端に凹
部23を有することで、指13を引き寄せ方向へ操作する動
きに対して十字方向入力操作スイッチノブ４に引っ掛か
り易くし、指13が引き寄せ面17を容易に引き寄せること
ができる。
【００２８】なお、前記各実施の形態では、多方向入力
操作スイッチを十字方向入力操作スイッチとした場合を
例に挙げて説明したが、本発明はｎ個の接点（ｎは５以
上の整数）を有する多方向入力操作スイッチとすること
もできる。その場合、多方向入力操作スイッチノブの形
状はほぼｎ角錐状にすれば良い。
操作スイッチを十字方向入力操作スイッチとした場合を
例に挙げて説明したが、本発明はｎ個の接点（ｎは５以
上の整数）を有する多方向入力操作スイッチとすること
もできる。その場合、多方向入力操作スイッチノブの形
状はほぼｎ角錐状にすれば良い。
【００２９】
【発明の効果】以上、説明したように本発明では、携帯
端末の表面に凹状湾曲部を形成し、その湾曲部の底面か
ら突出して設けられた多方向入力操作部材が、湾曲部を
下向きにして剛体の平面上に置いたときに剛体平面に接
触しないように構成したので、誤操作を防止し確実にス
イッチ操作ができる操作部材を小さなスペースで実現す
ることができるという効果が得られる。
端末の表面に凹状湾曲部を形成し、その湾曲部の底面か
ら突出して設けられた多方向入力操作部材が、湾曲部を
下向きにして剛体の平面上に置いたときに剛体平面に接
触しないように構成したので、誤操作を防止し確実にス
イッチ操作ができる操作部材を小さなスペースで実現す
ることができるという効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の携帯電話機の外観
図、
図、
【図２】本発明の第１の実施の形態の携帯電話機を下向
きに机の上に置いた状態を示す図、
きに机の上に置いた状態を示す図、
【図３】本発明の第２の実施の形態における十字方向入
力操作スイッチノブの構造を示す断面図、
力操作スイッチノブの構造を示す断面図、
【図４】本発明の第２の実施の形態における十字方向入
力操作スイッチノブのスライド操作を説明する図、
力操作スイッチノブのスライド操作を説明する図、
【図５】本発明の第３の実施の形態における十字方向入
力操作スイッチノブの構造を示す断面図、
力操作スイッチノブの構造を示す断面図、
【図６】本発明の第４の実施の形態における十字方向入
力操作スイッチノブの構造を示す断面図、
力操作スイッチノブの構造を示す断面図、
【図７】テレビジョン装置のリモートコントローラの外
観図である。
観図である。
１ 携帯電話機 ２ ケース ３ カバー ４ 十字方向入力操作スイッチノブ 10 湾曲部 11 机 13 指 15 押し付け面 17 引き寄せ面 18 引き寄せ操作 19 スライド面 20 ノブ幅 21 スライド操作 22 凸部 23 凹部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 祐之 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 友部 真治 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 大村 裕史 石川県金沢市彦三町二丁目１番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内
Claims (4)
- 【請求項１】 表面に凹状湾曲部を有する筐体と、その
凹状湾曲部の底面から突出して設けられた多方向入力操
作部材とを備え、前記表面を下向きにして剛体の平面上
に置いたときに前記多方向入力操作部材が前記平面に接
触しないように構成したことを特徴とする携帯端末。 - 【請求項２】 前記多方向入力操作部材の引き寄せ面の
上端に凹部または凸部を設けたことを特徴とする請求項
１記載の携帯端末。 - 【請求項３】 前記多方向入力操作部材の上面の両側縁
に曲面を形成するとともに、その上面の幅を所定の値に
設定したことを特徴とする請求項１又は２記載の携帯端
末。 - 【請求項４】 前記多方向入力操作部材をほぼｎ角錐形
状にし、ｎ個の接点を有する多方向入力操作スイッチの
切換を可能にしたことを特徴とする請求項１乃至３のい
ずれか１項記載の携帯端末。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080199A JP2000251583A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 携帯端末 |
| EP00101511A EP1032008A3 (en) | 1999-02-26 | 2000-01-26 | Portable terminal |
| NO20000765A NO20000765L (no) | 1999-02-26 | 2000-02-16 | Bærbar terminal |
| CN 00102641 CN1233002C (zh) | 1999-02-26 | 2000-02-24 | 手持终端设备 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080199A JP2000251583A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 携帯端末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000251583A true JP2000251583A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12868890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5080199A Pending JP2000251583A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 携帯端末 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1032008A3 (ja) |
| JP (1) | JP2000251583A (ja) |
| CN (1) | CN1233002C (ja) |
| NO (1) | NO20000765L (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5168726A (ja) * | 1974-12-12 | 1976-06-14 | Hosiden Electronics Co | |
| DE8509315U1 (de) * | 1985-03-28 | 1985-05-15 | Triumph-Adler Aktiengesellschaft für Büro- und Informationstechnik, 8500 Nürnberg | Sicherheitsvorrichtung für Tasten |
| JPH0350585Y2 (ja) * | 1985-11-07 | 1991-10-29 | ||
| US4992631A (en) * | 1989-06-02 | 1991-02-12 | Atari Corporation | Multi-directional switch assembly |
| EP0477098B1 (en) * | 1990-09-18 | 1996-06-26 | Fujitsu Limited | Cursor displacement control device for a computer display |
| GB2266274A (en) * | 1992-04-13 | 1993-10-27 | Andrew Kenneth Woolnough | Keyboard with keys which have multi-direction movement modes. |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP5080199A patent/JP2000251583A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-26 EP EP00101511A patent/EP1032008A3/en not_active Withdrawn
- 2000-02-16 NO NO20000765A patent/NO20000765L/no unknown
- 2000-02-24 CN CN 00102641 patent/CN1233002C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1032008A3 (en) | 2001-11-28 |
| NO20000765L (no) | 2000-08-28 |
| EP1032008A2 (en) | 2000-08-30 |
| CN1265514A (zh) | 2000-09-06 |
| NO20000765D0 (no) | 2000-02-16 |
| CN1233002C (zh) | 2005-12-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1168396B1 (en) | Tactile electromechanical data input mechanism | |
| US6198054B1 (en) | Multiple electric switch with single actuating lever | |
| US6784384B2 (en) | Rotation key device for a portable terminal | |
| EP1156643B1 (en) | Step keys, step key assembly, and terminal having the step key assembly | |
| US20040185923A1 (en) | Key input device for portable communication terminal | |
| EP1883089A2 (en) | A switch and method for operation thereof | |
| TWI440250B (zh) | 天線及利用其之無線通訊裝置 | |
| JP4414037B2 (ja) | スイッチ装置 | |
| US20210103347A1 (en) | Composite key structure and wireless electronic device using the same | |
| US20040135767A1 (en) | Displayed viewing area switching device in a computer | |
| US6563061B2 (en) | Key switch and keyboard | |
| US6613989B2 (en) | Multi-directional switch and apparatus using the same | |
| JP2000251583A (ja) | 携帯端末 | |
| JP2001006497A (ja) | 多方向スイッチ | |
| CN212262348U (zh) | 一种电子设备触屏辅助装置 | |
| JP2001052570A (ja) | スティックスイッチ用のツマミ | |
| JPH1131440A (ja) | 多方向操作スイッチおよびこれを用いた多方向操作装置 | |
| KR200229591Y1 (ko) | 다방향 택트스위치 | |
| JP4513579B2 (ja) | 押釦スイッチ装置及び電子機器 | |
| JPH06331873A (ja) | 入力装置 | |
| JP2000149703A (ja) | 多回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器 | |
| KR100595122B1 (ko) | 이동통신단말기의 키패드 구조 | |
| JP4199507B2 (ja) | 二重プッシュボタンを具えた電子機器 | |
| CN111840995A (zh) | 一种电子设备触屏辅助装置 | |
| JP2002124152A (ja) | 電子機器の操作釦 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050407 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050412 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050610 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |