JP2000245847A - ステントクリンピング装置及び使用方法 - Google Patents

ステントクリンピング装置及び使用方法

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JP2000245847A
JP2000245847A JP9534199A JP9534199A JP2000245847A JP 2000245847 A JP2000245847 A JP 2000245847A JP 9534199 A JP9534199 A JP 9534199A JP 9534199 A JP9534199 A JP 9534199A JP 2000245847 A JP2000245847 A JP 2000245847A
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Japan
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stent
crimping
balloon
compressible
catheter assembly
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JP9534199A
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Stephen A Morales
エイ モラレス スティーヴン
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Abbott Cardiovascular Systems Inc
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Advanced Cardiovascular Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルーンカテーテル組立体への血管内ス
テントの効果的なクリンピングを可能にするための摺動
自在で係合可能な装置を提供する。 【解決手段】 ステントクリンピング装置は、少なくと
も1つの圧縮可能且つ緩め可能なループ部分を含み、ル
ープ部分はステント及びカテーテル組立体をループ部分
で支持することを可能にし、ステントをバルーンカテー
テル組立体に効果的にクリンピングするために半径方向
内方に圧縮可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者がステント
を、例えば典型的な経皮経管冠動脈形成(PTCA)法
に使用される種類のバルーンカテーテル組立体の遠位端
にクリンピングすることを可能にする型式のステントク
リンピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病巣斑を動脈壁に向って圧縮して動脈内
腔を拡張させるための典型的なPTCA法では、案内カ
テーテルを患者の上腕又は大腿の動脈から心臓血管系に
経皮的に導入し、案内カテーテルの遠位端が心門に至る
まで案内カテーテルを脈管系の中を通して前進させる。
案内ワイヤ及び遠位端にバルーンを有する膨張カテーテ
ルを案内カテーテルから導入し、案内ワイヤは膨張カテ
ーテル内を摺動する。先ず、案内ワイヤを案内カテーテ
ルから患者の冠状脈管系内に前進させ、膨張カテーテル
を予め前進させておいた案内ワイヤ上で前進させて、つ
いには膨張カテーテルを動脈の病巣に適確に位置決めす
る。いったん病巣に位置決めしたら、可撓性で膨張可能
な予備形成バルーンを比較的高圧で所定の大きさまで膨
らませて、病巣のアテローム斑を動脈壁の内側に向って
半径方向に圧縮し、それにより、動脈内腔を拡張させ
る。次いで、バルーンを小輪郭までしぼませ、その結
果、膨張カテーテルを患者の脈管系から引き抜き、拡張
させた動脈の中を通る血流を再開させることができる。
上述の方法は典型的であるけれども、それが血管形成に
使用される唯一の方法ではない。アテローム切除術及び
斑溶解薬剤のような血管を開口させるその他の方法が知
られている。
【0003】上で参照した種類の血管形成法では、動脈
の再狭窄が幾月か後におこることがあり、再狭窄は別の
血管形成法、外科的バイパス手術、又は領域を修復又は
強化するいくつかのその他の方法を必要とすることがあ
る。再狭窄のおこりのおそれを減少させ且つ領域を強化
するために、医師は脈管の開通性を維持するための、典
型的にはステントと呼ばれる血管内補装具を移植するこ
とができる。ステントは、組織を血管内の適所に保持す
るのに使用される、又は血が自由に流れるように血管の
開通性を保持するための血管用支持体を設けるのに使用
される装置である。バルーンカテーテルへクリンピング
し、次いで、バルーンカテーテル上で管腔内に位置決め
した後、拡張させることができ且つ拡張形態を保持する
膨張可能な管状部材を含む、ステントとして使用可能な
種々の装置が種々の方式で当該技術で知られている。典
型的には、ステントをカテーテルのバルーン部分に着座
させ、そこへクリンピングして、病巣の動脈の内側の箇
所まで前進させる。次いで、ステントをカテーテルのバ
ルーン部分によって大直径まで拡張させて、ステントを
病巣の動脈内に移植する。説明したようなステント及び
送出しカテーテルの例が、米国特許第5,102,417号(パル
マ(Palmaz))、同第5,569,295号(ラム(Lam))、及び同第
5,514,154号(ラウ(Lau)等)に更に詳細に開示されてい
る。
【0004】しかしながら、もしステントがカテーテル
のバルーン部分へ効果的にクリンピングされないなら
ば、カテーテルを患者の脈管系内で前進させるとき、ス
テントは、拡張に先立って移動したり、更に身体管腔又
は冠状動脈内でカテーテルのバルーン部分から滑り落ち
たりするかもしれないし、或いは血流を遮断するかもし
れず、ステントを取出す方法が必要になる。
【0005】ステントをカテーテルのバルーン部分上に
配置する方法では、カテーテルを患者の脈管系内で前進
させるとき、ステントがカテーテルから滑り落ちること
を防止するために、ステントをバルーン部分にクリンピ
ングしなければならない。過去において、このクリンピ
ングはしばしば手で行われており、これは、加えられた
不均一な力、そしてその結果なるであろう不均一なクリ
ンピングのために最適な結果をもたらさない。加えて、
均一且つ確実なクリンピングが施されても判断しにく
い。従来技術の工具及び方法は、均一なクリンピングを
達成するに全く適切でなかった。ステントの設計は、一
般的には、最も高い成功率を得るために均一な金属−動
脈比を基本としており、かくして、不均一にクリンピン
グされたステントは血管又は動脈内で不均一に拡張した
ステントになることがあり、それは望ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ステントを
患者の脈管系を通して送出しできるようにステントをカ
テーテルへより良好に固着するために、カテーテルバル
ーン部分へのステントの均一できついクリンピングを可
能にする血管補装具クリンピング装置に向けられる。本
発明は、ステントをバルーンカテーテルへクリンピング
することに関連した種々の問題を解決しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の例示の実施形態
では、ステントクリンピング装置は可撓性スリーブの圧
縮可能且つ緩め可能なループ部分を手工具内に含み、ス
リーブの両端が手工具の摺動自在−係合可能部材に固着
される。ループ部分は、ステントをバルーンカテーテル
組立体に均一に且つきつくクリンピングするために、摺
動自在−係合可能圧縮力の付与によって半径方向内方に
圧縮可能である。更に、手工具に付与した圧縮力が使用
者によって解放されるとき、ループ部分は緩め可能であ
って、バルーンカテーテル組立体へクリンピングされた
ステントの解放を可能にする。
【0008】クリンピング装置は、ステントをバルーン
カテーテルの遠位端に一様に且つきつくクリンピングす
ることを可能にし、ステントがカテーテルのバルーン部
分から滑り落ちるかもしれない危険を減少させる。その
上、クリンピング装置はステントクリンピング法を実施
するのに使いやすい。
【0009】ステントをカテーテルのバルーン部分へク
リンピングする例示の方法では、クリンピング装置は手
で保持されるように設計され、クリンピング方法は一人
の人によって実施される。先ず、ステントをすぼませた
バルーンの上に滑らせることによってステントをバルー
ンに予備着座させる。ステント及びバルーンカテーテル
組立体を半径方向に圧縮可能な装置内に配置し又は位置
決めし、そこで支持し、その結果、ステント及びバルー
ンは可撓性スリーブのループ部分内に位置決めされる。
使用者がステント及びバルーンカテーテル組立体を一方
の手で保持しながら、他方の手を使用して、摺動的でク
リンピング装置と係合可能な力を付与することによって
圧縮力を付与する。ループ部分の直径が収縮するとき、
ループ部分はステントをカテーテルのバルーン部分へ一
様に且つきつく圧縮する。その後、使用者は圧縮力を解
放し、それにより、ループの引張り力を解放し、その結
果、今やカテーテルのバルーン部分にきつく圧縮された
ステントをクリンピング装置から取出すことができる。
【0010】本発明のこれらの及びその他の利点は、添
付図面と関連させるとき、本発明の以下の詳細な説明か
らより明らかになろう。
【0011】
【発明の実施の形態】装置10が、バルーンカテーテル
組立体8の遠位端7に隣接したしぼんだバルーン部分6
への血管内ステント5の効果的なクリンピングを可能に
するための工具20からなる。装置10の例示の実施形
態では、図1乃至図9に示すように、ステント5及びカ
テーテル8を工具20で支持することができ、使用者が
圧縮力を工具20に加えてステントをカテーテルへクリ
ンピングすることができるように、工具20は使用者の
手で保持されるようになっている。
【0012】工具20は受入れ部材22と摺動自在−係
合可能部材24とを含み、摺動自在−係合可能部材24
は摺動自在に移動可能であって受入れ部材22に係合す
る。摺動自在−係合可能部材24はハンドル部分26
と、受入れ部材と摺動自在に係合可能な突出部分28と
を含む。受入れ部材22は溝30を有する。摺動自在−
係合可能部材24の突出部分28と受入れ部材22の溝
30とは係合可能であり、形状がほぼ相補的である。受
入れ部材22及び摺動自在な係合部材24は両方とも、
好ましくは、半透明である。
【0013】工具20は、端が摺動自在−係合可能部材
24及び受入れ部材22に固着された、ステント5及び
カテーテル8を支持するためのクリンピング部材32を
更に含む。クリンピング部材32は摺動自在−係合可能
部材24に固着されるようになっている第1端34と、
受入れ部材22に固着されるようになっている、第1端
と反対側のクリンピング部材32の端の第2端36とを
含む。第1固着部材38が第1端34を摺動自在−係合
可能部材24に固着するようになっており、第2固着部
材40が第2端36を受入れ部材22に固着するように
なっている。クリンピング部材32は少なくとも1つの
圧縮可能ループ部分42を更に含み、ステント5を着座
させたバルーンカテーテル組立体8の部分をループ部分
42で支持することができる。クリンピング部材32は
圧縮可能材料で形成され、その結果、摺動自在−係合可
能部材24を滑らせて受入れ部材22に係合させると
き、ループ部分42は半径方向内方に圧縮されてステン
ト5をバルーン部分6へクリンピングする。言い換えれ
ば、受入れ部材22及び摺動自在−係合機能部材24を
一緒に握りしめるとき、ループ部分42の直径は減少
し、それにより、ステント5をバルーン部分6へクリン
ピングする。摺動自在−係合可能部材24によって付与
される力を解放するとき、摺動自在−係合可能部材24
を引張って受入れ部材22との係合から外すことによっ
て、クリンピングされたステント5及びカテーテルをル
ープ部分42から取出すことができる。クリンピング部
材32を形成する圧縮可能材料は、好ましくは、デラウ
ェア州、ウィルミントンのE.I.デュポン・ドヌムール(du
Pont deNemours)社によってマイラー(MYLAR)の商標名で
販売されているようなポリエステルフィルムである。も
し受入れ部材22及び摺動自在−係合可能部材24を一
緒に繰り返し握りしめるならば、ステントはバルーンに
一層きつくクリンピングされよう。
【0014】図1乃至図9に示す実施形態では、摺動自
在−係合可能部材24は凹部分44を含み、凹部分44
はそこから突出する複数のペグ46を含み、第1固着部
材38は、クリンピング部材32を整列させ且つ摺動自
在−係合可能部材24に固着するために、クリンピング
部材32及び複数のペグ46に係合させるためのスロッ
ト48を含む。第2固着部材40は仕上げ面50を含
み、仕上げ面50はそこから突出する複数のペグ52を
含み、受入れ部材22は、クリンピング部材32を整列
させ、受入れ部材22に固着するために、クリンピング
部材32及び第2固着部材ペグ52に係合させるための
スロット54を含む。
【0015】図10及び図11でわかるように、クリン
ピング部材32の2つの好ましい変形の実施形態が図示
される。ループ部分42は複数のループを含み、クリン
ピングに先立って、ステント5及びカテーテルのバルー
ン部分6を受入れるように寸法決めされる。摺動自在−
係合可能部材及び受入れ部材22が互いに押されると
き、クリンピング部材の第1端34及びクリンピング部
材の第2端36は反対方向に移動し、それにより、ルー
プ部分42をステント上に収縮させ、ステントを増大す
る力でバルーンへクリンピングする。図10及び図11
に示すように、クリンピング部材32を固着し且つクリ
ンピング部材の第1端34及び第2端36を引張り状態
にするのを助けるために、第2端の孔35を第2端のペ
グ52と整合させ、第1端の孔37を第1端のペグ46
と整合させる。かくして、クリンピング部材の第1端3
4及び第2端36はペグのそれぞれの組にきつく取付け
られ、その結果、受入れ部材22及び摺動自在−係合可
能部材24が一緒に握りしめられるとき、第1端35及
び第2端37はペグ46、52と一緒に移動する。
【0016】操作の際、ステント5をバルーンカテーテ
ル組立体8のしぼんだバルーン部分6に装着するため
に、ステント5をバルーン上に取り付け、その結果、ス
テントはバルーン部分の上に位置するけれども、そこに
クリンピングされない。ステント5をカテーテルバルー
ン部分6にクリンピングすることを可能にするために、
ステント及びカテーテルバルーン部分を工具−支持クリ
ンピング部材32のループ部分42に挿入してループ部
分42で支持する。この時点では、ステント5は圧縮さ
れていないので、ステント5はバルーンにクリンピング
されない。
【0017】ステント5をカテーテルバルーン部分6に
クリンピングするために、工具20の使用者はクリンピ
ング部材32の端34、36を摺動自在−係合可能部材
24及び受入れ部材22に固着する。クリンピング部材
32の第1端34を摺動自在−係合可能部材24の凹部
分44のペグ46間に位置決めし、第1固着部材38の
スロット48を押しつけてクリンピング部材32及び摺
動自在−係合可能部材24のペグに係合させることによ
って、クリンピング部材32を摺動自在−係合可能部材
24に固着する。クリンピング部材32の第2端36を
第2固着部材40の仕上げ面50のペグ52間に位置決
めし、第2固着部材40のペグ52を押しつけてクリン
ピング部材32及び受入れ部材22のスロット54と係
合させることによって、クリンピング部材32を受入れ
部材22に固着する。
【0018】次いで、工具20の使用者は、摺動自在−
係合可能部材24を滑らせて受入れ部材22に係合させ
る力を加え、その結果、摺動自在−係合可能部材24の
突出部分は、端35、37の両方が固着されたクリンピ
ング部材32を受入れ部材22の溝30に押し込む。す
ると、この運動は、第1端34及び第2端36を反対方
向に移動させ、これにより、ループ部分42の直径をよ
り小さくさせ且つ半径方向内方に圧縮させ、それによ
り、ステント5をカテーテルのバルーン部分6へ半径方
向内方に圧縮させる。
【0019】ステント5がカテーテルのバルーン部分6
へクリンピングされた後、使用者はクリンピング部材に
加えた力を、摺動自在−係合可能部材24を引張って受
入れ部材22との係合から外すことによって解放するこ
とができる。この運動により、ループ部分42は直径が
増大する。次いで、使用者は、第1固着部材38をクリ
ンピング部材32及び摺動自在−係合可能部材24から
外し、且つ第2固着部材40をクリンピング部材32及
び受入れ部材22から外すことによって、クリンピング
部材32を、第1固着部材38及び第2固着部材40に
よって固着されることから解放し、クリンピングされた
ステント及びカテーテルのバルーン部分のループ部分4
2からの取出しを可能にする。すると、ステント5をク
リンピングしたバルーンカテーテル組立体8は、患者の
身体内でのステントの展開のための患者の身体内への挿
入の準備が整った。
【0020】本発明の新規な特徴は、ステントの種々の
部分の締付けを変えるクリンピング工具の能力である。
かくして、ステントは、いくつかの箇所でバルーンによ
りきつくクリンピングされ、ステントとバルーンとの間
の牽引(境界面)を局在化する。たとえ、ステントが受
けたクリンピング力に変化があっても、クリンピング力
は均一の範囲内にとどまる。冠状動脈用ステントの場合
には、クリンピングされたステントはその長さに沿って
0.0762mm乃至0.127mm(0.003インチ乃
至0.005インチ)の範囲の直径を有するのが良く、
均一なクリンピングが従前通り考えられ、バルーンに加
えられる良好な牽引力又は良好な保持力になる。
【0021】好ましい実施形態では、説明したステント
は血管内で使用可能な内腔血管補装具であるとされ、バ
ルーン送出しカテーテルは、治療で冠状血管形成に使用
されるカテーテルと同じ又は同様のものであるけれど
も、本発明を、任意の型式の補装具をクリンピングする
のに使用しうるように本発明に対し修正をすることがで
きることが当業者によって認識されよう。本発明は、患
者の脈管系内で展開されるステントに限られず、任意タ
イプの移植体、補装具、ライナー、又は同様の構造体を
クリンピングする広範な適用例を有する。その上、ステ
ントを、冠状動脈内だけでなく任意の体管腔内に送出す
ことができる。本発明の範囲を逸脱することなしに、当
業者によってその他の修正を本発明に対してなすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 摺動自在−係合可能部材が受入れ部材と係
合する方向に摺動自在に移動させられる、本発明の例示
的な実施形態の斜視図である。
【図2】 ループ部分の拡張状態における本発明の例
示的な実施形態の側面図である。
【図3】 手工具のループ部分が、ステントをカテー
テルバルーン部分へクリンピングするための圧縮状態に
ある、本発明の例示的な実施形態の側面図である。
【図4】 摺動自在係合部材及び第1固着部材の側面
図である。
【図5】 図4の線5-5における、摺動自在係合部
材及び第1固着部材の平面図である。
【図6】 図5の線6−6における、第1固着部材の
端面図である。
【図7】 受入れ部材及び第2固着部材の側面図であ
る。
【図8】 図7の線8-8における、受入れ部材及び
第2固着部材の平面図である。
【図9】 図8の線9-9における、第2固着部材の
端面図である。
【図10】 ループ部分の1つの実施形態を図示する斜
視図である。
【図11】 ループ部分の変形の実施形態を図示する斜
視図である。
【符号の説明】
5 ステント 8 バルーンカテーテル組立体 10 装置 20 工具 22 受入れ部材 24 摺動自在−係合可能部材 26 ハンドル 28 突出部分 30 溝 32 クリンピング部材 34 第1端 36 第2端 38 第1固着部材 40 第2固着部材 42 ループ部分 46 ペグ 52 ペグ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステントをバルーンカテーテル組立体
    へクリンピングするための、手で保持する装置であっ
    て、 ステントをバルーン部分へクリンピングするための力を
    ステントに加えるとき半径方向内方に圧縮可能であり、
    且つ加えた力を解放してクリンピングしたステント及び
    カテーテル部分を解放するとき緩め可能である圧縮可能
    部分を有する、ステントを着座させることができるバル
    ーンカテーテル組立体の一部分を支持するための手段
    と、 使用者が、ステントをカテーテル部分へクリンピングす
    るために、前記支持手段の圧縮可能部分の圧縮を半径方
    向内方に生じさせる摺動自在−係合可能圧縮力を加える
    ことができるように、力を前記支持手段に付与すること
    を可能にするための、摺動自在に移動可能で係合可能な
    手段と、からなる、 前記装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段の圧縮可能部分は、ステ
    ント及びカテーテル部分を支持し且つカテーテル部分へ
    のステントのクリンピングを可能にするための少なくと
    も1つのループを含むスリーブからなる、請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 前記力−付与−可能手段は、前記支持
    手段の圧縮可能部分を受入れるための手段を有する、請
    求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記スリーブは可撓性材料からなる、
    請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記力−付与−可能手段は、前記支持
    部分の圧縮可能部分を圧縮するように前記受入れ手段に
    摺動自在に係合することができる手段を更に有する、請
    求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記受入れ手段は溝を含む、請求項3
    に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記受入れ手段は半透明材料からな
    る、請求項3に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記可撓性スリーブ材料はポリエステ
    ルフィルムからなる、請求項4に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記力−付与−可能手段は、前記支持
    手段の圧縮可能部分を前記摺動自在−係合可能手段及び
    前記受入れ手段に固着するための手段を更に有する、請
    求項5に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記摺動自在−係合可能手段は、ハン
    ドル部分と、前記受入れ手段に摺動自在に係合可能な突
    出部分とを含む、請求項5に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記支持手段の圧縮可能部分は第2部
    分を含み、前記固着手段は、前記支持手段の圧縮可能部
    分の第1部分を前記受入れ手段に固着するための手段を
    有する、請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記受入れ手段は溝を含み、前記摺動
    自在−係合可能手段の突出部分と前記受入れ手段の溝と
    は形状がほぼ相補的である、請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記支持手段の圧縮可能部分は第2部
    分を更に有し、前記固着手段は、前記支持手段の圧縮可
    能部分の第1部分を前記摺動自在−係合可能手段に固着
    するための手段を更に有する、請求項11に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 血管内ステントをバルーンカテーテル
    組立体へクリンピングする方法であって、 ステントを位置決めしたバルーンカテーテル組立体の一
    部分を半径方向に圧縮可能な装置内に配置し、 前記圧縮可能装置を半径方向内方に圧縮するための摺動
    自在−係合可能圧縮力を付与し、ステントをバルーンカ
    テーテル組立体へクリンピングし、 圧縮力を解放して、クリンピングしたステント及びバル
    ーンカテーテル組立体の取出しを可能にする、ことから
    なる、 前記方法。
  15. 【請求項15】 ステント及びバルーンカテーテル組立
    体を半径方向に圧縮可能な装置内に配置する前記段階
    は、バルーンカテーテル組立体を、使用者が圧縮力をス
    テントに付与することができるように、使用者の手で保
    持されるようになっている装置内のステント及びバルー
    ンカテーテル組立体を支持するための手段の圧縮可能部
    分内に配置することからなる、請求項14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 ステント及びバルーンカテーテル組立
    体を半径方向に圧縮可能な装置で支持する前記段階は、
    ステント及びバルーンカテーテル組立体をスリーブの少
    なくとも1つのループで支持することからなり、圧縮可
    能装置に力を付与する前記段階は、スリーブの少なくと
    も1つのループに力を付与することからなる、請求項1
    4に記載の方法。
  17. 【請求項17】 圧縮可能装置に圧縮力を付与する前記
    段階は、ステント及びバルーンカテーテル組立体を支持
    する前記手段の圧縮可能部分が固着された摺動自在−係
    合可能部材及び受入れ部材に力を付与し、ステントをカ
    テーテルへクリンピングするために、前記支持手段を圧
    縮するように摺動自在−係合可能部材及び受入れ部材を
    圧縮することからなる、請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 バルーンカテーテル組立体部分と、 ステントと、からなり、該ステントは、使用者の手で保
    持されるようになっている摺動自在−係合可能部材及び
    受入れ部材からなる装置を介して付与された圧縮力によ
    って前記バルーンカテーテル組立体へクリンピングされ
    ている、 バルーン組立体部分へクリンピングしたステント。
  19. 【請求項19】 ステントをカテーテルのバルーン部分
    に均一に且つきつくクリンピングするためのクリンピン
    グ工具であって、 第1大直径から第2小直径まで変化することができるル
    ープ部分を含む可撓性スリーブを有するクリンピング部
    材と、 突出部材に摺動自在に係合することができるように形成
    された受入れ部材と、を有し、前記受入れ部材と前記突
    出部材とは使用者の手に合うように人間工学的に設計さ
    れたほぼ相補的な形状を有し、 前記可撓性スリーブは第1端及び第2端を有し、ステン
    ト及びバルーン部分を前記ループ部分内に位置決めする
    とき、前記端は、使用者が受入れ部材と突出部材とを摺
    動自在に係合させて前記可撓性スリーブの両端を引張る
    ように前記突出部材に取付けられ、前記可撓性スリーブ
    は前記ループ部分を第1大直径から第2小直径まで収縮
    させ、それにより、ステントをカテーテルのバルーン部
    分へきつくクリンピングするための圧縮力を付与する、 前記クリンピング工具。
  20. 【請求項20】 前記受入れ部材は、相補的に形成され
    た前記突出部材を受入れるために形成された溝を有す
    る、請求項19に記載のクリンピング工具。
  21. 【請求項21】 前記クリンピング工具はかなり剛い材
    料で形成される、請求項19に記載のクリンピング工
    具。
  22. 【請求項22】 前記クリンピング部材の可撓性スリー
    ブは可撓性プラスチックで形成される、請求項19に記
    載のクリンピング工具。
  23. 【請求項23】 前記クリンピング部材の可撓性スリー
    ブの第1端は、第2固着部材によって前記受入れ部材に
    取付けられ、前記可撓性スリーブの第2端は、第1固着
    部材によって前記突出部材に取付けられる、請求項19
    に記載のクリンピング工具。
  24. 【請求項24】 前記可撓性スリーブの第1端及び第2
    端は、該端を貫通して第2及び第1固着部材内に延びる
    複数のペグによって整列する、請求項23に記載のクリ
    ンピング工具。
  25. 【請求項25】 前記クリンピング部材の可撓性スリー
    ブは、ステントをカテーテルのバルーン部分にクリンピ
    ングするクリンピング力を付与するために、第1大直径
    から第2小直径まで変化することができる複数のループ
    部分を有する、請求項19に記載のクリンピング工具。
  26. 【請求項26】 複数のループ部分によってステントに
    付与したクリンピング力は、ステントの長さに沿って変
    化する、請求項25に記載のクリンピング工具。
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