JP2000245836A - 液体の高圧放出のための放出装置 - Google Patents

液体の高圧放出のための放出装置

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JP2000245836A
JP2000245836A JP11361362A JP36136299A JP2000245836A JP 2000245836 A JP2000245836 A JP 2000245836A JP 11361362 A JP11361362 A JP 11361362A JP 36136299 A JP36136299 A JP 36136299A JP 2000245836 A JP2000245836 A JP 2000245836A
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working piston
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discharge device
liquid
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Andreas Menne
メンネ アンドレーアス
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Ferton Holding SA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 清掃及び滅菌することができ、かつ、放出す
べき液体を汚染から保護できる放出装置を提供する。 【解決手段】 液体又は固体粒子を含む液体を高圧で放
出する放出装置1は、ヘッドユニット2と、末端の放出
開口内へ開放していると共に作動ピストン14により境
界付けされる圧力チャンバ11であって、作動ピストン
は圧力チャンバと逆方向の端部に弾性衝撃を与えられた
時に圧縮波を伝達することができ、圧縮波は作動ピスト
ンの圧力チャンバに面する端部を圧力チャンバ内へ変位
させて圧力チャンバの容積を減少させ、圧力チャンバの
容積の減少は圧力チャンバの元の容積より著しく小さい
圧力チャンバと、及び、駆動部材を備える駆動ユニット
22であって、駆動部材は駆動ユニット内で加速部を横
切って加速されて作動ピストンへ伝達されるべき弾性衝
撃を発生する駆動ユニットと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体又は固体粒子
を含む液体の高圧放出のための放出装置に関する。その
放出装置はヘッドユニットと圧力チャンバとを備える。
圧力チャンバは末端の放出開口内へ開放しており、作動
ピストンにより境界付けされる。作動ピストンは、圧力
チャンバと逆側の端部上に弾性衝撃を与えた時に圧縮波
を伝達することができ、その圧縮波は作動ピストンの圧
力チャンバ側の端部を圧力チャンバ内へ変位させて圧力
チャンバの容積を減少させることができる。圧力チャン
バの容積の減少は圧力チャンバの容積と比べてかなり小
さく、放出開口から少量の液体を高圧放出させる。さら
に、放出装置は駆動部材を有する駆動ユニットを備え、
その駆動部材は駆動ユニット内で加速部に沿って加速さ
れて、作動ピストンへ伝達されるべき弾性衝撃を発生す
る。
【0002】
【従来の技術】上述したような放出装置は例えばEP0771
219から既知である。その公報は、正確に分配された数
立方ミリメートル程度の微量の液体の放出のために特別
に設計された上記のような装置を記載している。よっ
て、それら装置は、高精度で投与されるべき微細な投与
量の液体薬の注入のための医用器具として特に好適であ
る。
【0003】そのような少量の液体の放出は、作動ピス
トンに弾性衝撃を伝達するのみの駆動部材によって達成
されるので、駆動部材によって作動ピストンが圧力チャ
ンバのさらに中へ移動することはない。即ち、衝撃を伝
達した後、駆動部材は作動ピストンに対してもはや外部
駆動力を加えない。よって、圧力チャンバ内に含まれ作
動ピストンによって規定された量の液体は、通常の注射
器の場合のような方法で放出されるのではなく、もっぱ
ら作動ピストンを通じて伝達された衝撃により励起され
た圧縮波のみによって放出される。圧縮波は圧力チャン
バ内へ伝わり、液体を高圧で放出開口から放出させる。
【0004】放出圧力、及び放出開口から放出される液
体の体積又は量は、駆動部材の速度を適切に調整するこ
とにより正確に制御可能である。それは、この速度が、
伝達される衝撃の大きさを決定するからである。
【0005】EP0771219に記載された放出装置によれ
ば、圧力チャンバの容積は作動ピストンの1ストローク
分の体積を遥かに超えるので、圧力チャンバの実際の大
きさにかかわらず少量の正確な投与量の液体を放出する
ことができる。
【0006】衝撃を伝達した後に駆動部材が作動ピスト
ンに対して外部力を加えることを防止するため、例え
ば、衝撃の伝達開始と同時に、駆動部材へ働く作動ピス
トン方向への駆動力を停止し、又は、ストッパを設け
て、衝撃の伝達後に駆動部材があらゆる力を作動ピスト
ンへ伝達することを防止することができる。
【0007】作動ピストンは好ましくは固体材料により
作られ、その材料は、金属材料の如く弾性衝撃波を可能
な限り小さい損失で伝達するものとできる。駆動部材
は、例えば駆動パイプ内で加速可能な駆動ピストンな
ど、加速部に沿って加速可能なあらゆる要素とすること
ができ、好ましくは作動ピストンに対して同軸状に配置
される。しかし、駆動部材をピストン以外、例えば作動
ピストンに対して作用して駆動衝撃を作動ピストンに加
えるプレート又はロッカーアームなどとして設計するこ
ともできる。
【0008】駆動部材を、気圧により、水圧により、機
械的に、又は電磁的に駆動することもできる。駆動部材
を駆動させる手段は、駆動部材の単一の作動ストローク
のみを可能とするように設計することができる。しか
し、駆動部材は好ましくは周期的に繰り返す衝撃パルス
を連続的に伝達し、繰返しの数を適切に調整することに
より放出される液体の総量を制御できるように駆動され
る。
【0009】EP0771219に記載される内視鏡用のもので
は、作動ピストンは、内視鏡用カテーテル内に延びるプ
ローブとして形成され、加速パイプ内に配置される近位
プローブヘッドを有する。加速パイプは、プローブヘッ
ドに作用する作動ピストンを収容するので、圧縮波がプ
ローブ内で励起され、カテーテル内に配置されたプロー
ブの端部をカテーテルの内腔により形成される圧力チャ
ンバ内へ変位させ、それにより液体が放出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、EP0771219に
記載される放出装置は、放出すべき液体を入れるヘッド
ユニットの一体的な構造が原因で清掃及び滅菌が困難で
ある。
【0011】本発明は、最初に述べたようなタイプの放
出装置を提供し、そのヘッドユニットは容易に清掃及び
滅菌することができ、かつ、放出すべき液体を汚染、特
にその装置の駆動ユニットから生じるあらゆる汚染から
適切に保護することを可能とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、放出装
置の圧力チャンバは、少なくとも部分的に、その装置の
ヘッドユニット内に設けられた圧力キャビティにより形
成される。さらに、放出装置のヘッドユニットと駆動ユ
ニットは別個独立のユニットとして形成され、それらは
分離可能な取付結合により相互に取り付けられる。さら
に、作動ピストンと加速部との間に中間部材が設けら
れ、その中間部材は別個の要素として構成され、駆動部
材から作動ピストンへ弾性衝撃を伝達する。中間部材は
装置の駆動ユニット内に設けられ、駆動ユニットの加速
部と作動ピストンの間に漏れのない密閉を提供する。
【0013】本発明の放出装置のヘッドユニットと駆動
ユニットは相互に分離可能に接続された別個のユニット
として設計されているので、放出すべき液体を含むヘッ
ドユニットを容易にかつ別個に清掃及び滅菌することが
できる。駆動ユニットは滅菌が全く必要ないか、又はヘ
ッドユニット側の端部のみの局部的な滅菌がのみが必要
であるかのいずれかである。放出装置のそれら2つのユ
ニットは別個に密閉されているので、また、特に駆動ユ
ニットの加速部はヘッドユニットに対して密閉されてい
るので、駆動ユニット内に存在する汚物の粒子や病原菌
によりヘッドユニット内に入れられる液体が汚染される
ことを確実に防止することができる。さらに、ヘッドユ
ニットを、例えば異なる液体薬品を含む別のヘッドユニ
ットに容易かつ迅速に交換することが可能である。
【0014】本発明の放出装置においては、衝撃が中間
部材を介して伝達され、駆動部材により作用される。駆
動部材が中間部材に当たる時、中間部材内に衝撃波が励
起され、その衝撃波は中間部材内を作動ピストンまで伝
搬し、次に作動ピストンは圧力チャンバ内の液体へ衝撃
波を伝達する。中間部材は、適切な質量を有するように
設計され、好ましくは遊びなしで好適に作動ピストンに
当接するならば、中間部材自身が静止位置に維持された
状態で作動ピストンへ衝撃を伝達するので特に有益であ
る。こうして、中間部材により実現される加速部の密閉
は衝撃の伝達中にも確保される。この衝撃駆動のための
密閉原理はDE19618971A1にも記載されているが、それは
腎臓結石の破壊装置のためのものである。中間部材は好
ましくは、金属材料のように可能であれば損失なく弾性
衝撃波を伝達する固体材料から作られる。さらに、中間
部材は好ましくはピストン形状の本体として形成され、
その軸方向運動は両方向においてストッパにより制限さ
れ、小さな軸方向の遊びが中間部材と作動ピストンに近
接するストッパとの間に存在する。よって中間部材から
作動ピストンに近接するストッパへのあらゆるパルス伝
達が防止され、それは作動ピストンへの衝撃パルスの損
失のない伝達を確実にする。
【0015】好適な実施形態によれば、ヘッドユニット
はスリーブタイプのインサートを備え、そのスリーブは
作動ピストンを収容すると共に分離可能な取付結合によ
り駆動ユニットに取り付けられる。キャップがインサー
トに分離可能に取り付けられ、そのキャップは圧力キャ
ビティ出口を有し、その圧力キャビティ出口は放出開口
との流体接続を形成する。圧力キャビティは、例えばイ
ンサート内に設ける中空部が長い作動ピストンを収容す
るように設計することにより、もっぱらインサート内に
形成することができる。しかし、圧力キャビティは、キ
ャップ内に形成される近接凹部と結合する上述のキャビ
ティにより形成することもできる。
【0016】ヘッドユニットの2つの部分からなる構造
は、ヘッドユニットを清掃及び滅菌のために分解して清
掃器具がより容易にアクセスできるようにすることを可
能とする。インサートとキャップとの間の接続は、例え
ばプラグイン接続、差込み留め具、又はねじ式接続によ
り形成することができる。
【0017】圧縮波の伝搬、及び圧力チャンバからの液
体のあらゆる漏れはキャップとインサートとの間のギャ
ップを小さくすることにより防止できるが、キャップと
インサートとの間のギャップを密閉する弾性密閉部材を
設けて、液体を病原菌などの汚染からより確実に保護す
ることが好ましい。さらにまた、インサートと装置の駆
動ユニットとの間のギャップを密閉する弾性密閉部材を
設けて、同様に病原菌がインサートと駆動ユニットとの
間に侵入することを効果的に防止するようにすることも
好ましい。
【0018】本発明の放出装置の周期的な動作を可能と
するために、液体充填首部が設けられ、その首部はイン
サートの部分に好都合に設けられ、作動ピストンとイン
サートとの間のギャップを介して圧力キャビティに通じ
ている。作動ピストンとインサートとの間のギャップ
は、圧力チャンバと液体充填首部との間に十分な流体接
続を提供できる程度に十分に大きく、圧力チャンバ内で
励起された圧縮波がギャップを介して液体充填首部に向
かって後方へ伝搬することを最小化する程度に十分に狭
い。さらに、別に滅菌が必要であったりチェックバルブ
を設けなければならないような別個の供給通路を設ける
必要が無い。液体充填首部は、例えばインサートの側面
内に挿入又はねじ込みされる首部として設計することが
できる。この目的において、インサートは好ましくは放
射状フランジを備え、そのフランジはインサートの長さ
方向の中央に形成され、液体充填首部のための基部とし
て機能すると共にキャップを含むインサートを駆動ユニ
ットに取付けることを容易にするハンドルとしても機能
する。その代わりに、液体充填首部はキャップに設ける
ことができ、その場合にはキャップはその内部に形成さ
れた通路を有し、その通路はチェックバルブにより制御
され、圧力チャンバを液体充填首部へ接続する。
【0019】放出装置の効率を改善するために、弾性密
閉要素により作動ピストンをインサートに対して密閉
し、その弾性密閉要素は圧力チャンバ側から見て液体充
填首部の背後の位置でピストンの周囲に配置される。そ
の密閉要素は駆動ユニット内への液体の漏れ込みを防止
し、それにより液体は放出開口のみを通じて圧力チャン
バから排出される。さらに、密閉要素は、作動ピストン
とインサートの間のギャップを通じて圧縮波が伝搬する
ことを防止し、それにより2次的に圧力チャンバからの
液体の後方への放出を防止する。
【0020】弾性密閉要素は、例えばインサート内に形
成された内部環状溝内に配置することができ、それによ
り弾性密閉要素は作動ピストンの周囲に密閉状態で当接
する。しかし、好適な実施形態では、圧力チャンバと逆
側の作動ピストンの端部に放射状フランジが設けられ、
それにより弾性密閉要素をフランジとインサートに形成
された肩部との間であって該フランジの圧力チャンバを
向いた側に配置することができる。この設計は、放出中
に弾性密閉要素が高い圧力で押圧されること、ピストン
へ伝達される衝撃がピストン及びそのフランジをインサ
ートに形成された肩部に向かって押すこと、などの理由
から有益である。そうして、圧力チャンバの密閉がさら
に改善される。さらに、密閉要素は、有益に作動ピスト
ンが常にその元の軸方向位置、即ちその衝撃以前の位置
に戻ることを確実とし、それは好ましくは中間部材と当
接する位置であるので、中間部材は作動ピストンと逆側
のストッパに対して押しつけられる。これは、中間部材
と作動ピストン側のストッパとの間に軸方向の遊びが維
持されることを確実にする。その遊びは、問題のない装
置の動作のために必要である。装置が動作していない時
にも液体の排出を可能とするために、密閉要素をフラン
ジとインサートに形成された肩部との間に弾性的にゆが
んだ状態で配置することが有益である。密閉要素が前記
溝内に弾性的にゆがんだ状態で配置されて、作動ピスト
ンの密閉要素に対するあらゆる軸方向変位が防止される
ならば、上述のようにインサート内に形成された環状溝
内に配置された密閉要素によっても作動ピストンが中間
部材とともにそれぞれの元の位置に戻ることが確保され
る。
【0021】好ましくは、補償キャビティが作動ピスト
ンと中間部材との間のギャップの周りに設けられ、空気
などの気体で満たされる。衝撃の伝達中に作動ピストン
が中間部材から分離される場合、それらの間に形成され
る空間は、作動ピストンの運動を妨げる負圧を発生す
る。しかし、補償キャビティは中間部材と作動ピストン
との間に作られる空間より大きいので、この圧力低下は
小さすぎて作動ピストンの運動に影響を与えない。
【0022】1つの実施形態によれば、本発明の放出装
置は内視鏡用放出装置として形成される。この目的で、
装置のヘッドユニットは内視鏡用カテーテルに接続さ
れ、その内視鏡用カテーテルは、内部に液体の通過を可
能とする内腔と、放出開口と、を備える。圧力チャンバ
はカテーテルの内腔並びに内腔と作動ピストンの間に形
成される圧力キャビティにより形成される。
【0023】この実施形態では、ヘッドユニット内に少
なくとも圧力チャンバの一部を形成することは、作動ピ
ストンの運動中に摩耗により作られるあらゆる残留物
が、カテーテルの内腔内ではなくヘッドユニット内で発
見されるという長所を有する。そうして、放出中の摩耗
から生じる粒子の危険性が減少し、挿入のために特別に
設計された長く細いカテーテルと比べて、清掃装置がヘ
ッドユニットにより容易にアクセス可能なようにヘッド
ユニットが設計されるので、そのような粒子の排除がさ
らに容易になる。一般的に、例えば空気が圧力チャンバ
内に吸入されることを防止する別のチェックバルブなど
のあらゆる可動要素をヘッドユニット内に配置して内視
鏡用カテーテルが液体通路のみとして機能すると共に、
それゆえに特に小さい寸法で形成できるようにすること
ができる。また、ヘッドユニットをあらゆる所望の異な
る内径のカテーテルに難なく接続することができ、内視
鏡装置は完全に機能的に保持される。
【0024】カテーテルをヘッドユニットへ、好ましく
は作動ピストンと逆側の端部に、例えばねじ式又はプラ
グイン接続により固定することができる。それに対応し
て、キャップを含む多部分タイプのヘッドユニットの場
合、カテーテルを都合良くキャップに取り付けることで
きる。内視鏡用カテーテルは、剛性又は可撓性のカテー
テルにより形成することができる。さらに、内視鏡用カ
テーテルは、内視鏡の操作通路内への挿入のために設計
することができる。内視鏡への応用のため、放出装置と
内視鏡を結合して単一のユニットを形成することが好ま
しい。
【0025】本発明の装置の好ましい使用の観点から、
圧力チャンバを取り囲む壁、及び、インサート、キャッ
プ、作動ピストン及び密閉部材などの周囲部分を、滅菌
が特に容易であり、困難なく無菌状態に維持できる材料
から作るべきである。即ち、それら部分を例えば研磨し
た鋼、チタン、またはそれらの合金などの非常になめら
かな材料から作るべきであり、それは当然密閉部材には
当てはまらない。さらに、その材料は放出すべき液体に
関して不活性であるべきである。
【0026】装置の清掃及び滅菌を可能とするために、
取付結合を分離又は分割して、ヘッドユニットを駆動ユ
ニットから取り外せるようにすることができる。次に、
作動ピストンをその周りの密閉要素と共にインサートか
ら取り外し、その後に密閉要素を作動ピストンからはが
すことができる。さらに、キャップとそれに固定された
カテーテル、もしくはインサートとキャップを分離する
ことが可能である。
【0027】駆動部材がその始動位置から偶然に離れる
ことを防止するために、固定装置を設けて駆動部材をそ
の始動位置に固定する。固定装置は、例えばクランプ装
置とすることができ、クランプ力により駆動部材を固定
し、そのクランプ力は駆動力により克服可能である。有
利には、磁気的固定装置を駆動部材の固定のために設
け、磁気的固定装置を例えば電磁石、好ましくは永久磁
石により形成することができる。駆動部材は、磁化可能
な金属部材などの駆動部材に取り付けられた磁気的部分
を有することができ、その部分は磁気的固定装置との組
み合わせにおいて作用する。好ましくは、駆動部材全体
を例えば鋼などの磁化可能な材料から作る。
【0028】
【発明の実施の形態】図1及び2は、本発明に従う内視
鏡用放出装置1の長さ方向断面を示し、その放出装置1
は高圧で液体を放出するために使用することができる。
放出装置1はヘッドユニット2を備え、ヘッドユニット
2は可撓性チューブにより形成される内視鏡用カテーテ
ル3と接続され、内視鏡用カテーテル3は通路により形
成される内腔4及び放出開口5を有する。ヘッドユニッ
ト2は圧力キャビティ6を備え、圧力キャビティ6はス
リーブタイプのインサート7により形成される円筒状の
中空部8と、インサート7に同軸状にねじ込まれたキャ
ップ10内に形成される近接する凹部9とからなる。凹
部9と中空部8とは、それらの近接する端部が相互に面
一となるように整列される。インサート7とキャップ1
0の両者はヘッドユニット2の構成部分である。圧力キ
ャビティ6と内腔4は圧力チャンバ11を形成し、その
内部に液体が入れられる。
【0029】キャップ10は、インサート7側の端部1
2の部分に同軸状に延びる雌ねじを有し、それはインサ
ート7のキャップ側の端部13の部分に形成された同軸
状の雄ねじと結合して作用する。インサート7側におい
て、圧力キャビティ6、それゆえ圧力チャンバ11は、
インサート7の中空部8の内部に配置された円筒状作動
ピストン14により境界付けされる。キャップ側におい
て、圧力キャビティ6は圧力キャビティ出口15内へ向
けて開放している。この目的で、キャップ10内の凹部
9は圧力キャビティ6と同軸状に逆方向に向かって円錐
状先細り形状となっている。圧力キャビティ出口15は
内視鏡用カテーテル3と接続され、内視鏡用カテーテル
3の内腔4は圧力キャビティ出口15を介して圧力キャ
ビティ6と通じている。この目的のため、内視鏡用カテ
ーテル3はキャップ10の前面側でキャップ10内に挿
入され又はねじ込まれる。さらに、内視鏡用カテーテル
3の放出端部は放出ノズル16を備える。
【0030】圧力キャビティ6と逆方向の端面17にお
いて、作動ピストン14は中間部材18の端面に当接
し、その中間部材18は実質的に円筒状中間ピストンと
して形成されると共に作動ピストン14と同軸状に配置
される。作動ピストン14と逆方向の軸方向端部では、
中間部材18は円筒状駆動パイプ20に接続され、その
駆動パイプ20の端面は中間部材18の端面19と当接
し、駆動パイプ20は中間部材18及び作動ピストン1
4と同軸状に配置される。駆動パイプ20内には、同軸
状駆動ピストン21により形成される駆動部材が駆動パ
イプ20の長さ方向において自由移動可能に配置され
る。後により詳細に説明するように、駆動ピストン21
を作動ピストン14に向かって加速し、駆動ピストン2
1が介在する中間部材18を介して作動ピストン14に
弾性衝撃を伝達するようにし、その衝撃が圧力チャンバ
の方向に面した作動ピストン14の端部を圧力チャンバ
11内へ変位させる。
【0031】駆動ピストン21、駆動パイプ20及び中
間部材18は駆動ユニット22の構成要素であり、後に
説明するように、ヘッドユニット2は駆動ユニット22
とは別個に構成される。
【0032】駆動ユニット22は受入れスリーブ23を
備え、受入れスリーブ23はインサート7と同軸状に構
成されると共に中間部材18を収容する。インサート7
と逆方向の端部24において、受入れスリーブ23内に
はスタッフィングボックス25が挿入され、中間部材1
8の作動ピストン14と逆方向の端部26と、駆動パイ
プ20の作動ピストン14の方向の端部27とがスタッ
フィングボックス25内に受容される。スタッフィング
ボックス25は受入れスリーブ23内にきつく押し込ま
れ、又は密閉装置によって受入れスリーブ23に対して
密閉される。受入れスリーブ23はインサート7に面す
る端部28に雌ねじを有し、インサート7は受入れスリ
ーブ23側の端部29に雄ねじを有して受入れスリーブ
23内へねじ込まれる。ここに記述する実施形態では、
駆動ユニット22とヘッドユニット2との間の分離可能
な接続は、インサート7と受入れスリーブ23の間のね
じ式接続により形成される。
【0033】中間部材18は放射状フランジ30を備
え、フランジ30は軸方向にはほとんど遊びが無く、半
径方向には遊びが全く無くなるように凹部31内に受容
される。凹部31の軸方向端面は、スタッフィングボッ
クス25の中間部材18側の端面32の内側端部と受入
れスリーブ23内に形成される内部肩部33により形成
される。凹部31の半径方向又は周囲面は、受入れスリ
ーブ23の円筒状内壁の部分により形成される。中間部
材18は、Oリング34、35によりスタッフィングボ
ックス25及び受入れスリーブ23に対してそれぞれ密
閉され、それらOリング34、35は駆動ピストン21
の衝撃方向に見て環状フランジ30のそれぞれ前方及び
後方に配置される。
【0034】作動ピストン14は、中間部材18側の端
部に形成された放射状フランジ36を備え、フランジ3
6と、中間部材18と逆方向側でインサート7に形成さ
れた内部肩部37の間にOリング38が配置されてい
る。Oリング38は、作動ピストン14をインサート7
に対して密閉すると共に作動ピストン14を中間部材1
8に対して軸方向に付勢し、それにより中間部材18の
フランジ30の端面がスタッフィングボックス25の近
接する端面32に押しつけられる。環状チャンバ39
は、作動ピストン14と中間部材18の間のギャップの
周りに形成され、中間部材18側のフランジ36の端面
と受入れスリーブ23の作動ピストン14側の内部端面
とにより規定される。環状チャンバ39は、内部に気体
が満たされ、中間部材18を取り囲む補償キャビティを
形成する。
【0035】インサート7は外側へ延びるフランジ40
を備え、フランジ40は2つの雄ねじの間に形成され
る。フランジ40は半径方向に延びる貫通穴41を備
え、貫通穴41の内部へ首部42がねじ込まれ、首部4
2は液体充填用首部として作用する。貫通穴41は圧力
キャビティ6に通じ、それにより作動ピストン14とイ
ンサート7との間に形成されるギャップを介して圧力チ
ャンバ11に通じ、首部42を通じて圧力チャンバ11
に液体を供給することができる。Oリング43、44は
インサート7のフランジ40に両側で当接する。Oリン
グ43は受入れスリーブ23に対してインサート7の周
囲面を密閉し、フランジ40の逆側に配置されたOリン
グ44はキャップ10に対してインサート7の周囲面を
密閉する。
【0036】受入れスリーブ23のインサート7と逆方
向の端部24にはケーシングが設けられ、そのケーシン
グはスリーブ23の周りに配置され、駆動パイプ20を
収容すると共に受入れスリーブ23に対してきつく押し
込まれた円筒状受入れパイプ45により形成される。環
状チャンバ46は受入れパイプ45と駆動パイプ20の
間に形成され、スタッフィングボックス25の隣りで駆
動パイプ20に横方向に形成された開口47を通じて駆
動パイプ20の内部と通じている。
【0037】ヘッドユニット2と逆方向の端部におい
て、環状チャンバ46は密閉スリーブ48により軸方向
に境界付けされ、密閉スリーブ48は駆動パイプ20を
取り囲むと共に受入れパイプ45内へ同軸状にねじ込ま
れる。Oリング49、50は密閉スリーブ48を駆動パ
イプ20と受入れパイプ45に対して密閉する。
【0038】駆動パイプ20のヘッドユニット2と逆方
向の端部はカバー51によりしっかりと閉鎖されてい
る。受入れパイプ45のヘッドユニット2と逆方向の端
部はプラグ52によりしっかりと閉鎖され、プラグ52
には圧縮空気の供給のための接続ピース53が形成され
ている。駆動パイプ20はカバー51に近接して配置さ
れた横方向開口54を有し、その開口54は、プラグ5
2、密閉スリーブ48、受入れパイプ45及び駆動パイ
プ20の間に形成されたチャンバ55を介して接続ピー
ス53内の開口へと通じている。剛性プレート56と弾
性プレート57とがカバー51の内部に配置され、一体
的に駆動ピストン21のための緩衝停止部として作用す
る。この目的のため、2つのプレート56、57は相互
に直接接触するように配置され、剛性プレート56の方
が駆動ピストン21に近い。弾性プレート57は弾性プ
ラスチック材料又はゴムから作られ、緩衝要素として機
能する。剛性プレート56は永久磁石材料から作られ、
即ち永久磁石を形成する。駆動ピストン21は鋼などの
磁化可能な材料から作られる。そうして、剛性プレート
56は駆動ピストン21の磁気的固定装置を構成し、そ
の固定装置の部分で駆動ピストン21はその始動位置に
保持され、偶然の移動に対して固定される。剛性プレー
ト56と駆動ピストン21との間に生成される磁力は、
駆動力により克服されるような大きさに定められる。
【0039】次に、上述の内視鏡用放出装置1の動作を
説明する。接続ピース53を通じて、ポンプ(図示せ
ず)により放出装置1に圧縮空気を供給する。チャンバ
55及び開口54を介して、圧縮空気は駆動パイプ20
の内部に入り、そこで圧縮空気は駆動ピストン21に対
して作用して駆動ピストン21が中間部材18の方向へ
加速される。駆動ピストン21によって駆動パイプ20
から変位した空気は開口47を通過し、環状チャンバ4
6内へ送られる。駆動ピストン21は、中間部材18に
当接するまで、加速されるのみ、即ち、供給された圧縮
空気により作られる力により移動する。次に、環状チャ
ンバ46内で圧縮された空気は開口47を通って駆動パ
イプ20内へと戻るように流れ、ピストン12は元の位
置へ戻される。
【0040】中間部材18に当接すると、駆動ピストン
21は、圧縮波を生じさせる弾性衝撃を中間部材18に
励起し、その圧縮波は中間部材18を通って伝搬し、弾
性衝撃として作動ピストン14へ伝達される。次に、そ
の弾性衝撃は弾性圧縮波として作動ピストン14内を伝
搬する。中間部材18のフランジ30と受入れスリーブ
23の内部肩部33の間の軸方向の遊びは、衝撃が中間
部材18から受入れスリーブ23へと伝達されることを
防止する。軸方向の遊びは作動ピストン14のフランジ
36の背後に配置されたOリング38により確保され、
Oリング38は作動ピストン14を中間部材18に対し
て押しつけ、中間部材18のフランジ30はスタッフィ
ングボックス25に押しつけられて、動作のために必要
な軸方向の遊びが維持される。
【0041】上述のように作動ピストン14へ伝達され
た圧縮波はピストン14を通って伝搬し、圧力キャビテ
ィ6、つまり圧力チャンバ11に面する端面を圧力チャ
ンバ11内へ変位させる。その結果、圧力チャンバ11
内の圧力は増加し、圧力チャンバ11内に含まれる液体
は放出開口5を通じて放出される。
【0042】ヘッドユニット2は内部にチェックバルブ
を備えることができ、そのチェックバルブは放出開口5
を通じて空気が内腔4内へ吸い込まれることを防止す
る。チェックバルブはキャップ10内に、例えば圧力キ
ャビティ出口15を制御するバルブの形態で設けること
ができる。また、首部42もチェックバルブを備えるこ
とができ、それはリザーバからの液体の供給のためにの
み圧力チャンバ11を開放する。
【0043】フランジ36と内部肩部37の間に配置さ
れるOリング38は別の長所を有する。中間部材18か
ら作動ピストン14への衝撃の伝達中に、Oリング38
は圧縮され、圧力チャンバ11内の圧力が増した時にイ
ンサート7に対する作動ピストン14の密閉が改善され
る。
【0044】中間部材18と分離した作動ピストン14
の場合、中間部材18を取り囲む環状チャンバ39が圧
力の補償をもたらす。よって、作動ピストン14の変位
を妨げ、それにより放出装置のトラブルのない動作を妨
げる負圧の生成が防止される。
【0045】本発明による内視鏡用放出装置1のヘッド
ユニット2と駆動ユニット22の2つの部分からなる設
計は、液体の供給及び収容のための構成要素を有するヘ
ッドユニット2を、駆動ユニット22と別個に、即ち駆
動ユニット22と独立に準備及び滅菌することができる
という長所を有する。さらに、2つのユニット2、22
のいずれか1つに欠陥が生じても、装置1全体ではな
く、欠陥を有するユニットのみを交換する必要が生じ
る。
【0046】駆動ユニット22とヘッドユニット2は、
装置の別個の、カプセルに入れられた、即ち密閉された
ユニットとして設計されているので、ヘッドユニット2
内に含まれる液体を汚染からより効果的に保護すること
ができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、容易に清掃及び滅菌す
ることができ、かつ、放出すべき液体を汚染、特にその
装置の駆動ユニットから生じるあらゆる汚染から適切に
保護することができる放出装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に従う放出装置の長さ方向断
面図である。
【図2】図1に示す放出装置の前方部の拡大図である。
【符号の説明】
1…放出装置 2…ヘッドユニット 3…内視鏡用カテーテル 6…圧力キャビティ 7…インサート 10…キャップ 11…圧力チャンバ 14…作動ピストン 15…圧力キャビティ出口 18…中間部材 20…駆動パイプ 21…駆動ピストン 22…駆動ユニット 23…受入れスリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500000485 Place de la Liberte 2,CH−2800 Delemont,S witzerland

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体又は固体粒子を含む液体の高圧放出
    のための放出装置において、 ヘッドユニットと、 末端の放出開口内へ開放していると共に作動ピストンに
    より境界付けされる圧力チャンバであって、前記作動ピ
    ストンは圧力チャンバと反対側の端部に弾性衝撃を与え
    られた時に圧縮波を伝達することができ、圧縮波は作動
    ピストンの圧力チャンバ側の端部を圧力チャンバ内へ変
    位させて圧力チャンバの容積を減少させることができ、
    圧力チャンバの容積の減少は圧力チャンバの容積より著
    しく小さい圧力チャンバと、及び駆動部材を備える駆動
    ユニットであって、駆動部材は駆動ユニット内で加速部
    に沿って加速されて作動ピストンへ伝達されるべき弾性
    衝撃を発生する駆動ユニットと、を備え、 圧力チャンバは少なくとも部分的にヘッドユニット内に
    設けられた圧力キャビティにより構成され、ヘッドユニ
    ットと駆動ユニットとは別個独立のユニットとして構成
    されて分離可能な取付結合により相互に取り付けられ、
    弾性衝撃を駆動部材から作動ピストンへ伝達するための
    要素として作動ピストンと加速部との間に中間部材が設
    けられ、中間部材は駆動ユニット内に配置され、駆動ユ
    ニットの加速部は中間部材により作動ピストンの方向へ
    しっかりと密閉されることを特徴とする放出装置。
  2. 【請求項2】 ヘッドユニットは、作動ピストンを収容
    すると共に分離可能な取付結合により駆動ユニットに取
    り付けられるスリーブ型インサートを有し、キャップが
    分離可能にインサートに設けられ、前記キャップは放出
    開口との流体接続を提供する圧力キャビティ出口を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の放出装置。
  3. 【請求項3】 インサートは、弾性密閉部材によりキャ
    ップ及び駆動ユニットに対して密閉されることを特徴と
    する請求項2に記載の放出装置。
  4. 【請求項4】 インサートは液体充填首部を有し、液体
    充填首部は作動ピストンとインサートとの間に形成され
    るギャップを介して圧力キャビティと通じていることを
    特徴とする請求項2又は3に記載の放出装置。
  5. 【請求項5】 作動ピストンは弾性密閉要素によりイン
    サートに対して密閉されていることを特徴とする請求項
    2乃至4のいずれかに記載の放出装置。
  6. 【請求項6】 作動ピストンは、圧力チャンバと逆側の
    端部に放射状フランジを有し、放射状フランジとインサ
    ートに形成された肩部との間に弾性密閉部材が配置され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の放出装置。
  7. 【請求項7】 作動ピストンと中間部材との間のギャッ
    プの周りに補償キャビティが設けられることを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の放出装置。
  8. 【請求項8】 ヘッドユニットは内腔を有する内視鏡用
    カテーテルに接続され、内視鏡用カテーテルは、内部に
    液体の通過を可能とする内腔と放出開口とを有し、圧力
    チャンバは内視鏡用カテーテルの内腔及び圧力キャビテ
    ィにより形成されることを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載の放出装置。
  9. 【請求項9】 放出装置に接続されて単一のユニットを
    形成する内視鏡を備えることを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の放出装置。
  10. 【請求項10】 駆動部材は磁気的固定装置により始動
    位置に保持されることを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれかに記載の放出装置。
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