JP2000245762A - 造瘻袋用圧力逃がし弁、造瘻袋内で用いるための第2の袋、造瘻袋、および造瘻器具 - Google Patents

造瘻袋用圧力逃がし弁、造瘻袋内で用いるための第2の袋、造瘻袋、および造瘻器具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動圧力逃がし孔を備えた造瘻袋を提供す
る。 【解決手段】 腸内ガスを逃がすべく、弁を横切るガス
圧力差に応じて自動的に開閉する自動圧力逃がし弁を有
する造瘻袋10。その一つの形態は、弁がダイヤフラム
からなっており、このダイヤフラムは粘着性のゲルまた
は油の使用によって着座部に対してシール性を発揮す
る。ダイヤフラムは、一方側が挟み付けられてフラップ
のように曲がる。一つの好ましい形態では、弁84が脱
臭フィルタ82との組合せで用いられる。フィルタは弁
と同軸上に取り付けられ、あるいは弁に対してオフセッ
トされて離して設けられてもよい。弁とフィルタにおけ
る異なる流動特性を補うために、弁とフィルタが設けら
れてその間に緩衝容積を規定する副袋も開示されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造瘻器具に係り、
特に、例えば造瘻袋のような造瘻器具に用いられるフィ
ルター付き圧力逃がし孔に関する。
【0002】「造瘻」という用語には、少なくとも人工
肛門や回腸造瘻、および尿造瘻が含まれる。
【0003】
【従来の技術】造瘻袋には、腸内ガスを袋から逃がすた
めに腸内ガス逃がし孔が設けられてきた。しかし、一般
には袋内の全ガスを逃がすことは好ましくない。それ
は、全ガスを逃がすと、袋が着用者の瘻腔に対して潰れ
て平たくなってしまう問題があるからである。そのよう
な潰れは、着用者にとって非常な苦痛となる可能性があ
り、また、排泄物の瘻部開口通過に支障をきたすことに
なる。
【0004】フィルタの流速特性について、袋が膨らむ
のを防止する適正なガス流を達成するように、また袋が
潰れる危険も同時に回避するように、これを巧みに取り
扱うことは、実際には非常に難しい。腸内ガスの発生量
は、個々の人によって大きく異なり、その人の食事や健
康状態によっても大きく異なる。
【0005】この技術分野にあっては、袋内の圧力を自
動的に調整するように、造瘻袋に圧力逃がし弁を取り付
けるいくつかの提案がなされている。そのような提案
は、例えばUS3865109やGB2094153、
GB2122499に記載されている。しかし、今日ま
でのところ、造瘻製品においてそのような設計が商業的
に取り入れられたものは見られない。そしてその設計
は、信頼性、再生産性、製造の困難性、大きさおよびコ
ストの点に関する一つもしくはそれ以上の問題点が、大
規模生産にとってその設計が実際的でないものにしてい
るものと信じられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来技術
における問題点を克服するような自動圧力逃がし孔に対
して、大きな必需性が存する。
【0007】
【課題を解決するための手段】概略的に述べれば、本発
明の一形態は、以下に述べる(a)から(i)のうち一
つもしくはそれ以上の特徴を有する、造瘻袋用圧力逃が
し弁を提供するものである。
【0008】(a)該弁は可動ダイヤフラムを有してお
り、該ダイヤフラムの少なくとも一つと、そのダイヤフ
ラムのシールの着座部とが、付着性及び/又は粘着性及
び/又は油性及び/又はグリース性の材質からなるか、
あるいは付着性及び/又は粘着性及び/又は油性及び/
又はグリース性を帯びているかである。そのような特徴
は、シール着座部に対してダイヤフラムを保持するため
の強い付勢力を必要することなく、かつ好ましくない漏
れが低圧力で生じるのを防止するように、ダイヤフラム
とシール着座部との間に信頼性の高いシールが形成され
るのを確実にすることができる。
【0009】(b)該弁は、ダイヤフラムないし可動ダ
イヤフラムを有しており、ダイヤフラムの第1エッジ領
域で挟まれるか保持され、そのほぼ反対側のダイヤフラ
ムの第2領域が制約されていない状態にされている。ダ
イヤフラムはフラップのように作動する。そのような特
徴は、従来技術において知られている軸対称な提案のも
のに比べて、弁の大きさを減じるのを可能にする。
【0010】フラップによって得られる抵抗は、ダイヤ
フラムの材質の硬さ、ダイヤフラムの大きさおよび厚
さ、そしてダイヤフラムの固定領域を把持ないし挟み付
ける手段の位置および大きさを含む性質によって影響さ
れる。これらのファクターは、性質に応答する適正な圧
力を達成するように処理される。例えば、ダイヤフラム
の所定の大きさ、所定のダイヤフラム材のために、ダイ
ヤフラムが開放すべく曲がるための適切な把持位置を選
択することによって、ダイヤフラムの開放圧力を制御す
ることはさらに可能である。
【0011】(c)該弁は、変形可能な(好ましくは曲
がることのできる)ダイヤフラムを含む。このダイヤフ
ラムは、約1/30よりも有意に小さくない(すなわち
0.03よりも有意に小さくない)厚さと横の寸法比を
有している。好ましくは、その比は大きく、大きくなる
ほど好ましく、少なくとも1/20,1/15,1/1
2,1/10,1/9,1/8であり、最も好ましいの
は1/7である。ダイヤフラムが横寸法を一つ以上持っ
ている場合、すなわち円形でない場合、上述の比は、少
なくとも最も小さい横寸法に適用されるべきである。そ
のような特徴は、従来技術において提示されている曲が
ることの可能な比較的薄いダイヤフラムに比べて、達成
されるべきところの、より徹底した性質を可能にするか
も知れない。
【0012】(d)弁が開く圧力は、約0.15psi
(ポンド毎平方インチ)ゲージよりも低く、好ましくは
約0.1psigよりも低い。(psigはpsiゲージであり、
弁を横切る正の圧力差を示しており、すなわち、袋外の
外部大気圧に対する袋内の正圧である。)
【0013】(e)弁ダイヤフラムは、ガスの流れを許
容しつつ液体に対する障壁(または障害物)として作用
する材質の保護層によって、あるいはそのように作用す
る配置された保護層によって、瘻孔からの排出される液
体及び/又は固体との直接接触から保護されている。例
えばその保護層は、微孔質のPTFEである。
【0014】(f)弁ユニットは、フィルタ材よりも先
行するダイヤフラムを備えている。
【0015】(g)弁は、ある種のガス(選択された悪
臭ガスを含む)の通過を選択的に遮断し、それらのガス
は捕らえて袋内に保持する。そのような特徴は、好まし
くないガス分子をフィルタ内に吸収する従来の多くの造
瘻フィルタと対比をなす。
【0016】(h)弁は、ダイヤフラムまたは可動ダイ
ヤフラムを収容するケーシングを有する。このケーシン
グは、ダイヤフラムを受け入れるための窪みを規定し且
つ袋に固定できる第1部材と、ダイヤフラムを覆うよう
に該窪み内に受け入れられる第2部材とを備えている。
好ましくは、第2部材は、窪み内に完全に入り込む寸法
を有している。好ましくは、第2部材は、機械的連結に
よって第1部材に固定される。好ましくは、第2部材
は、ガスがダイヤフラムを通過してケーシングから外へ
出て逃げられるように出口開口を有している。
【0017】(i)弁は、コーヒーバッグ型と呼ばれる
通気孔であるか、その型の通気孔を備えている。そのよ
うな通気孔は、コーヒーパッケージングの全く別の分野
において知られており、コーヒーのパケットから過剰圧
力を開放する。その分野の設計者は、上述した問題点と
は別の技術的問題点に対面している。特に、一つの問題
はコーヒーの芳香をいかにして残すかである。これに対
して造瘻の分野における問題は、人の鼻が敏感な悪臭を
いかにして抑えるかである。発明者の知る範囲では、そ
のような弁を造瘻の分野に用いることはこれまでに知ら
れていない。
【0018】コーヒーバッグ型と呼ばれる通気孔の一例
はEP−A−0659657に述べられている。
【0019】第2の形態では、本発明は、造瘻袋内に用
いるための第2の袋(以下、副袋と称す)を提供する。
この副袋は、第1および第2の開口と、該第1開口に通
じる脱臭フィルタと、第2開口に通じる圧力逃がし弁と
を有しており、副袋は、脱臭フィルタと圧力逃がし弁と
の間のガスのための緩衝室を形成する。
【0020】好ましくは、副袋は、少なくともある程度
までは膨らませることができる。
【0021】好ましくは、脱臭フィルタは副袋の壁に第
1開口の周囲領域で固定される。
【0022】好ましくは、圧力逃がし弁は副袋の壁に第
2開口の周囲領域で固定される。
【0023】第1開口は、副袋に入るガスの入口開口と
することができ、第2開口は外へ逃がすガスの出口開口
とすることができる。あるいは、これら開口の機能を入
れ替えることもできる。
【0024】好ましくは、圧力逃がし弁は、所定の閾値
圧に達したら自動的に開くタイプのものである。
【0025】第3の形態では、本発明は、圧力逃がし弁
と、該圧力逃がし弁に対してオフセットされた脱臭フィ
ルタとを備えた造瘻袋を提供する。
【0026】好ましくは、脱臭フィルタは圧力逃がし弁
に対して重なっていない。このことは、フィルタエレメ
ントと圧力逃がし弁とが最小の高さ形状に取り付けられ
ることを可能にし、造瘻袋を不必要に厚くするのを避け
る。
【0027】好ましくは、脱臭フィルタは圧力逃がし弁
から離れて配置される。
【0028】好ましくは、脱臭フィルタと圧力逃がし弁
は、主袋内の副袋に取り付けられる。好ましくは、副袋
は、脱臭フィルタと圧力逃がし弁との間でガスの緩衝室
を形成する。
【0029】さらに別の形態では、本発明は、上述の配
置のうちいずれかを備えた造瘻器具を提供する。好まし
くは、その器具は造瘻袋である。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の例について、
添付図面を参照して以下に述べる。
【0031】図1ないし3を参照すると、造瘻袋10
は、前壁12および後壁14からなっており、それらの
共通外周部分16が共に融着されて袋状に形成されてい
る。後壁14は瘻部開口18を有して形成されており、
取付部材20(模式的に描かれている)に固定されてい
る。取付部材20は、例えば粘着性の環で構成すること
ができ、あるいは、身体側の相補的な部材(図示せず)
とで機械的連結を形成する機械的連結リングで構成する
こともできる。そのような取付部材はこの技術分野では
周知であり、ここで詳細に述べる必要はない。
【0032】前壁12および後壁14は、一般にガスに
対して非透過性の材質よりなる。例えば、典型的な造瘻
袋の壁体は、エチレン酢酸ビニル(EVA)の一重また
は多重の層と、ポリ塩化ビニリデン(polyvinylidine c
hloride PVDC)の中央ガス障壁層と、一重または多
重のEVA層とからなる。
【0033】袋10には、この実施形態では前壁12
に、フィルタ付き圧力逃がし弁22が取り付けられてい
る。必要ならば、弁を後壁14に取り付けることが、他
の実施形態において高く評価されるであろう。袋の壁体
材には、弁を通してガスを逃がすことができるように、
スリット21(例えばSカットまたはXカット)または
他の開口が形成されている。弁22は、以下の(a),
(b)に示す二つの目的を持っている。
【0034】(a)袋内のガス圧が或る閾値を超えたと
きに自動的に開となる。そのことによって、袋内のいか
なる「過剰圧」も逃がし、且つ袋が膨らみあがるのを防
止する。
【0035】(b)袋内のガス圧が閾値よりも低いか、
それより下に落ちたときには閉状態を保つ。このこと
は、袋を、制御されてある程度に膨張した状態に保ち、
上述した潰れの問題を回避する。
【0036】この実施形態では、限界圧力は約0.15
psigよりも低く、好ましくは0.1psigよりも低い。し
かし、必要な袋の特性に従って高い圧力の閾値が好まし
い場合には、高い限界圧力が用いられてもよい。
【0037】図2および3に示すように、第1ケース部
材24は、可撓性ダイヤフラム28を収容する凹状空間
26を区画形成する。凹状空間26の床部は、一つもし
くはそれ以上の貫通孔32を有する隆起部分30を含ん
でおり、またダイヤフラム28のためのシール着座部3
4も規定している(または設けられている)。シール着
座部34は、ダイヤフラム28との間に信頼性の高いシ
ールを形成するように、粘着性あるいは付着性の材質
で、もしくは油性またはグリース性の材料で規定されて
いる。この実施形態では、着座部材料34は、シリコン
ゲルまたはシリコン油の薄い層を含んでいる。別の実施
形態では、この着座部材料はダイヤフラム自身に設ける
こともできる。ダイヤフラムは、材料の固形体で構成す
ることもでき、あるいは積層材のように形成することも
できる。
【0038】ダイヤフラム28は、空間26内にほぼ全
体に入り込むキャップ36によって正規の位置に保持さ
れる。キャップは、アンダーカットされたエッジを有し
ており、隆起床部分30の相補形状のエッジとスナップ
嵌めを形成するようにされている。
【0039】キャップの上壁は、ガス排出開口38が形
成されており、ダイヤフラム28に当接する突出部4
0、ないしダイヤフラムの一方端に向かって突出する突
出部が形成されている。ダイヤフラムは、突出部40の
接触点で捉えられて可撓性フラップのように動作する。
ダイヤフラム28における圧力は、ダイヤフラム材の硬
さ、大きさ、厚さ、ダイヤフラムの折れ曲がる屈曲点を
決める突出部40の位置を含む材料の特性に従って開放
される。
【0040】ケース部材24の下部領域は、フィルタエ
レメント42を受け入れるための凹部が形成されてい
る。フィルタエレメントは、炭もしくは活性炭からなっ
ている。あるいは、炭もしくは活性炭を含んでいる。フ
ィルタの目的は、フィルタを通過するガスの悪臭を、フ
ィルタの特性に従って吸収し、あるいは遮断する(即
ち、跳ね返す)ことである。
【0041】軸方向に流すフィルタが用いられるかも知
れないが、フィルタエレメントは、径方向に流すタイプ
のものが好ましい。フィルタエレメント42の一方面4
8は、ケース24の床部分に溶接または熱融着され、他
方の面は、気体および液体を通さないプラスチックフィ
ルム50の層によってシールされている。ガスは、フィ
ルタの周囲の環状間隙52を通って(矢印54で示すよ
うに)フィルタ内に入り、フィルタ材を径方向に通過
し、そして中央開口32を通ってフィルタから流出す
る。
【0042】フィルタエレメントの材料は、袋内で収集
された固体物及び/又は液体物からフィルタを保護する
ためにコーティングすることができる。さらに、もしく
は代替的に、気体を透過させて液体を透過させないシー
ト(図には仮想線56で示す)がフィルタへの入り口を
覆って設けられてもよい。
【0043】フィルタエレメント自体はまた、ダイヤフ
ラム28が、固体または半固体の物質によって塞がれて
しまったり楔作用で開放したりするのを防いでおり、そ
のようなことが生じるとダイヤフラムは弁内で作動不良
になってしまう。
【0044】使用に際して、袋内の圧力が比較的穏やか
な状態では、ダイヤフラム28およびシール着座部34
の間の粘着性シールと、ダイヤフラム材の硬さと、突出
部40によって加えられる圧力との組み合わせが弁の閉
状態維持を確実にし、ガスは弁を通って逃げることがで
きない。
【0045】内部圧力が所定の閾値(弁の機械工学およ
び材料パラメータによって決められる)よりも高くなる
と、圧力はダイヤフラム28の自由なエッジを持ち上げ
るに十分であり、ダイヤフラム28とシール着座部34
の間でガスが通気するのを許容し、ガスは出口開口38
を通って逃げる。
【0046】続いて圧力が閾値よりも低くなると、ダイ
ヤフラム28はシール着座部に当接する閉位置に戻り、
弁が閉じられる。
【0047】この実施形態では、ダイヤフラム28は比
較的厚く、厚さ/横(直径)の比が約1/7である。比
較的柔軟な材質(例えば軟質ゴム)で比較的厚く作られ
たダイヤフラムを用いると、弁の設計における変更の許
容度が、比較的薄い可撓性ダイヤフラム用いる従来の技
術に比べて改善される。
【0048】図示した実施形態では、弁は、外縁44の
周囲を溶接することによって袋の壁体の内側面に固定さ
れている。しかし、他の実施形態において、弁が、反対
側の面46の周囲を溶接することによって袋の壁体の外
側面に固定することもできることは評価されるであろ
う。
【0049】図4は圧力逃がし弁60の第2の実施形態
を示している。前述した実施形態における構成と等価な
構成を示すためには同じ参照符号が用いられている。第
2実施形態は、フィルタエレメント42がダイヤフラム
28に先行するのに代わって、フィルタエレメント42
がダイヤフラム28の下流側に配置されている点を除い
て第1実施形態と非常に似ている。
【0050】図4を参照すると、ケースは、フランジ6
4および浅い窪み66を規定する第1部材62と、ダイ
ヤフラム28のための凹部を規定する第2のカップ状部
材68とからなる。カップ状部材は、気体を透過させて
液体を透過させない材料の、例えばPTFEのフィルム
によって保護された入口開口70を有している。第1部
材62は、ダイヤフラムをシール着座部(第2部材68
によって規定されている)に対して挟み付けるための突
出部40を有している。
【0051】弁は上述した作用と同じ作用をなすのであ
るが、入口における圧力が所定の閾値を超えるとダイヤ
フラムが一方のエッジに沿って持ち上がる。そしてガス
がフィルタエレメント42に向かって開口78を通過す
る。
【0052】フィルタエレメント42は、浅い窪み66
内に受け入れられて第1部材62に糊付けまたは熱融着
される。第1実施形態におけるのと同様に、フィルタエ
レメント42は径方向に流すタイプのものであり、ガス
は径方向外方へ流れて周囲のエッジ74へ出る。この径
方向の流れは、気体を通さないカバーフィルム76によ
って強制される。
【0053】弁は、図4に示すように袋の壁体12の内
側面に溶接することができ、また、仮想線で示すように
袋の壁体12の外側面に溶接することもできる。後者の
設計では、フランジ64は袋の壁体の外側面に現われ、
弁組立体の残りの部分は袋内に入り込んだ状態となる。
【0054】上述した実施形態は、フィルタと通気開口
の軸が共通な組み合わせ例を示しているが、圧力逃がし
弁とフィルタが共通のユニットとして一体に取り付けら
れていなくて、図5から7に示すように互いに別々に取
り付けられている造瘻器具であっても、同じ原理は適用
される。
【0055】図5から7を参照すると、造瘻袋10のさ
らに別の実施形態が示されている。前述した実施形態に
おける構成と等価な構成を示すためには同じ参照符号が
用いられている。前述のフィルタと弁とが共通軸のユニ
ットにされている実施形態と比較すると、この実施形態
では副袋80が用いられており、副袋80の中ではフィ
ルタエレメント82(42)が弁ユニット84(22)
に対してオフセットされている。
【0056】副袋80は、互いに共通の周縁部90が溶
接された第1および第2の不浸透性のプラスチックシー
ト86および88からなっている。シート86および8
8は、主袋10の前壁および後壁12および14と同じ
材質とすることができる。第1シート86は、ガスが副
袋80に入る入口開口92を有しており、第2シート8
8は、袋前壁12の通気出口96に通じる出口開口94
を有している。
【0057】図6および7に最もよく示されているよう
に、フィルタエレメント82は入口開口92の周囲領域
で第1シート86に接着されており、副袋80に入るガ
スはフィルタエレメント82によって脱臭される。前述
したのと同様に、フィルタエレメント82は、フィルタ
内で径方向のガス流を確実にするために、気体を通さな
いプラスチックフィルムの層50が設けられている。
【0058】弁ユニット84は、フィルタエレメント8
2からオフセットされており、副袋80の第2シート8
8に、出口開口94の周囲で接着されている。弁ユニッ
トは前述した実施形態(共通軸フィルタを除く)と同様
の構造的特徴を有することができる。
【0059】この実施形態では、フィルタを排泄物から
最適に保護するために、フィルタユニット82は副袋8
0内に配置されている。しかし必要ならば、フィルタエ
レメントは副袋80の外側で第1シート86に接着する
こともできることは評価されるであろう。いずれの配置
であっても、副袋を覆って保護シート98が接着される
のが好ましい。保護シートは、実質的に気体を透過させ
て液体を透過させず、例えば微孔質のラミネートで構成
することができる。同様に、弁ユニット84は副袋80
の外側で第2シート88に接着することができる。図6
に矢印100で示すように、使用に際して腸内ガスは、
保護シート98を通過し、入口開口92を経て副袋内に
入る。腸内ガスは脱臭フィルタ84を径方向に流れて副
袋80の主たる容積内へ至る。副袋内のガス圧が所定の
閾値を超えると、弁ユニット84が自動的に開いてガス
を逃がし、蓄積された圧力を開放する。
【0060】副袋80は、フィルタエレメント82と弁
ユニット84との間に、中間収集容積または緩衝容積を
形成することは評価されるであろろう。これは、フィル
タエレメント82および弁ユニット84の互いにおける
逆流の影響を低減する。特に、フィルタエレメントの抵
抗はフィルタを通過する流量を制限し、それ故、弁ユニ
ット84が一旦開くと弁ユニット84の背後の圧力を維
持する能力を制限する。このことは、緩衝容積がない
と、弁ユニット34が不規則に間欠的に開いたり閉じた
りすることを場合によって招くことになる。そして、フ
ィルタエレメント82を通る好ましくない乱れたガスの
流れが生じる。しかし、緩衝容積の存在は、ガスの流れ
を円滑にしてそのような問題を回避すると信じられる。
【0061】以上の説明は、本発明の好ましい形態を単
に例示するだけであり、本発明の技術的範囲および原理
から逸脱しない範囲で数多の変形は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 圧力逃がし弁を備えた造瘻袋の概略断面図で
ある。
【図2】 圧力逃がし弁をより詳細に示す概略断面図で
ある。
【図3】 図2の弁を部分的に破断して示す分解斜視図
である。
【図4】 弁の第2実施形態を示す概略断面図である。
【図5】 圧力逃がし弁を備えた造瘻袋のさらに別の実
施形態を示す概略断面図である。
【図6】 図5の袋の中で用いられる副袋をより詳細に
示す概略断面図である。
【図7】 図6の副袋の概略分解図である。
【符号の説明】
10 造瘻袋 12 前壁 14 後壁 16 共通外周部分 18 瘻部開口 20 取付部材 21 スリット 22 圧力逃がし弁 24 第1ケース部材 26 凹状空間 28 ダイヤフラム 30 隆起床部分 32 貫通孔 34 シール着座部 36 キャップ 38 ガス排出開口 40 突出部 42 フィルタエレメント 44 外縁 46 面 48 フィルタエレメントの一方面 50 プラスチックフィルム 52 環状間隙 54 矢印 56 仮想線 60 圧力逃がし弁 62 第1部材 64 フランジ 66 浅い窪み 68 第2のカップ状部材 70 入口開口 72 フィルム 74 フィルタエレメントの周囲のエッジ 76 カバーフィルム 78 開口 80 副袋 82 フィルタエレメント 84 弁ユニット 86 プラスチックシート 88 プラスチックシート 90 周縁部 92 入口開口 94 出口開口 96 通気出口 98 保護シート 100 矢印
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月24日(2000.5.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図7】
【図4】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キース・ジー・エム・ホランズ イギリス、ビーエヌ15・9ユーダブリュ ー、ウエスト・サセックス、ソンプティン グ、コークナム・レイン7番 (72)発明者 ティモシー・ケイ・ソーンデイル イギリス、アールエイチ6・0エイジー、 サリー、ポービー・クロス・ロード3番、 ウッドクロフト (72)発明者 ピーター・エル・スティア イギリス、アールエイチ10・4ジェイゼッ ト、サセックス、イースト・グリンステッ ド、キングズコート、ウッドランズ・ライ ズ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座と弁体とを有する造瘻袋用圧力逃が
    し弁であって、 上記弁体は、該弁体を横切る圧力差に応じて、弁座に対
    して自動的に開閉することが可能な可動ダイヤフラムを
    備え、 上記弁座およびダイヤフラムのうち少なくとも一方が、
    該ダイヤフラムを上記弁座に対して少なくとも部分的に
    制御可能に固定するための付着性材を有する、造瘻袋用
    圧力逃がし弁。
  2. 【請求項2】 上記付着性材は、シリコンタイプの油ま
    たはゲルである、請求項1記載の弁。
  3. 【請求項3】 上記ダイヤフラムは、該ダイヤフラムの
    第1エッジ領域で挟まれるか保持され、そのほぼ反対側
    のダイヤフラムの第2領域が制約されていない状態にさ
    れている、請求項1または2記載の弁。
  4. 【請求項4】 弁を横切る圧力差に応じて自動的に開閉
    するタイプの造瘻袋用圧力逃がし弁であって、 該弁は可動ダイヤフラムを備え、 該可動ダイヤフラムの第1エッジ領域で挟まれるか保持
    され、そのほぼ反対側のダイヤフラムの第2領域が制約
    されていない状態にされている、造瘻袋用圧力逃がし
    弁。
  5. 【請求項5】 上記可動ダイヤフラムを収容するケーシ
    ングを備え、 該ケーシングは、該ダイヤフラムを受け入れるための窪
    みを規定し、且つ袋手段に固定可能な第1部材と、該ダ
    イヤフラムを覆うべく該窪み内に入り込める第2部材と
    を備えている、請求項1ないし4のいずれかに記載の
    弁。
  6. 【請求項6】 造瘻袋内で用いるための第2の袋であっ
    て、 第1および第2の開口と、該第1開口に通じる脱臭フィ
    ルタと、該第2開口に通じる圧力逃がし弁とを有し、 上記脱臭フィルタと上記圧力逃がし弁との間でガスの緩
    衝室を規定する、造瘻袋内で用いるための第2の袋。
  7. 【請求項7】 上記脱臭フィルタが、該第2の袋の壁体
    に、上記第1開口の周囲領域に固定されている、請求項
    6記載の第2の袋。
  8. 【請求項8】 上記圧力逃がし弁が、該第2の袋の壁体
    に、上記第2開口の周囲領域に固定されている、請求項
    6記載の第2の袋。
  9. 【請求項9】 上記第1開口が、上記第2の袋に入って
    くるガスの入口開口であり、上記第2開口が、上記第2
    の袋を出ていくガスの出口開口である、請求項6ないし
    8のいずれかに記載の第2の袋。
  10. 【請求項10】 上記圧力逃がし弁が、該弁を横切るガ
    ス圧力差に応じて自動的に開閉するタイプの弁である、
    請求項6ないし9のいずれかに記載の第2の袋。
  11. 【請求項11】 圧力逃がし弁および脱臭フィルタを備
    え、該脱臭フィルタが圧力逃がし弁にからオフセットさ
    れている、造瘻袋。
  12. 【請求項12】 上記脱臭フィルタが上記圧力逃がし弁
    に重なっていない、請求項11記載の造瘻袋。
  13. 【請求項13】 上記脱臭フィルタが上記圧力逃がし弁
    から離されている、請求項11または12記載の造瘻
    袋。
  14. 【請求項14】 上記脱臭フィルタおよび上記圧力逃が
    し弁が、造瘻袋内の第2の袋に取り付けられており、該
    第2の袋が、脱臭フィルタと圧力逃がし弁との間で緩衝
    室を規定する、請求項11ないし13のいずれかに記載
    の造瘻袋。
  15. 【請求項15】 上記圧力逃がし弁が、該弁を横切るガ
    ス圧力差に応じて自動的に開閉するタイプの弁であ
    る、、請求項11ないし14のいずれかに記載の造瘻
    袋。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし5のいずれかに記載の
    弁か、請求項6ないし10のいずれかに記載の第2の袋
    のいずれかである、造瘻器具。
  17. 【請求項17】 上記器具は造瘻袋である、請求項16
    記載の造瘻器具。
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