JP2000244603A - 情報転送方法、通信装置及びデータ通信システム - Google Patents

情報転送方法、通信装置及びデータ通信システム

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JP2000244603A
JP2000244603A JP2000038054A JP2000038054A JP2000244603A JP 2000244603 A JP2000244603 A JP 2000244603A JP 2000038054 A JP2000038054 A JP 2000038054A JP 2000038054 A JP2000038054 A JP 2000038054A JP 2000244603 A JP2000244603 A JP 2000244603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定のプロトコル・レイヤで用いるプロトコ
ルを他のレイヤに対して示す情報転送方法、通信装置及
びデータ通信システムの実現。 【解決手段】 ある一定の第1のプロトコル・レイヤと
ある一定の第2のプロトコル・レイヤとを備えるプロト
コル・スタック(206、210)によるデータ接続を介した情
報転送方法は、プロトコル識別子を生成し、プロトコル
・スタック中の第1のプロトコル・レイヤに従ってプロ
トコル識別子の値を決定し、プロトコル・スタック中の
第2のプロトコル・レイヤへプロトコル識別子を転送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に通信プロトコ
ル・スタックに関する。特に本発明は使用中のプロトコ
ルに関する情報に関し、プロトコル・レイヤ間で該情報
の通信が行われる。
【0002】
【従来の技術】データ通信接続とその中で使用されるプ
ロトコルは、通常、7つのプロトコル・レイヤを備える
開放形システム相互接続(OSI) 基準モデルを用いて記述
される。プロトコル・レイヤを有するという思想は、レ
イヤの機能及びレイヤ間のインターフェースが詳細に指
定され、プロトコル・スタックの所定のレイヤで使用中
のプロトコルを変更して所望のときに別のプロトコルに
することが可能であることを示す。互換性を確保するた
めに、プロトコル・レイヤ自身の特定のプロトコル・フ
レームのフィールドに含まれる情報に基づいてプロトコ
ル・レイヤのみが機能する。
【0003】将来の通信ネットワーク、特にワイヤレス
ネットワーク(wireless network)では様々な特徴を持
つ端末装置が採用され、そのうちのいくつかは現在の端
末装置よりももっと多目的なものになるであろう。様々
な品質の端末装置が出現してくるにつれて、アプリケー
ション・ソフトウェアはある程度まで端末装置の特徴に
適合できるようにならなければならない。アプリケーシ
ョンの中にはある一定の端末装置とある一定のプロトコ
ルでしか使用できないものもあるが、プログラムのいく
つかは、端末装置の特徴と使用中のデータ接続とに対す
る適合方法を認知している。端末装置が複数のプロトコ
ル・スタックをサポートしている場合、データ接続を確
立する際、使用プロトコルによってネゴシエーションを
行うことができる。したがって、アプリケーション・プ
ログラムは必ずしも該プログラムが動いているプロトコ
ル・スタックに関する情報を持つ必要はない。
【0004】特に、端末装置のより広範囲の選択、増加
するアプリケーションの数、様々なプロトコル・スタッ
クの同時的使用、パケット交換データ接続のために増加
するワイヤレス・ネットワークの使用に起因して、デー
タ・ネットワークのためのリソース管理はより複雑なも
のになる。何らかの理由のために別のデータ・ネットワ
ークが異種の部分を備えるという事実によって特に問題
が生じることになる。例えば、パケット交換データ・ネ
ットワークは、公衆固定パケットデータ・ネットワーク
に追加して、固定されたワイヤレス部分すなわち私有サ
ブネットワークを備えることができる。ネットワークの
様々なパーツ間のインターフェースの両端で接続仕様を
通信しなければならない。例えば、あるパーツが別のパ
ーツよりリソースが少ない場合、パーツ間で転送する情
報量を制限する必要性が生じる場合がある。あるいはネ
ットワークの様々なパーツが接続品質用として異なるパ
ラメータを使用している場合、これらの品質パラメータ
を他のパラメータと交換しなければならない。接続がネ
ットワークの様々な部分を通って、元の種類のネットワ
ークへ戻ってくる場合、その第2のインターフェース後
の接続はできるだけ元の接続に似たものにするほうがよ
い。したがって、インターフェースにおけるリソース管
理とインターフェースの両端での接続マッピングとを調
整する必要がある。
【0005】図1 は、無線リンク(radio link)を介す
る従来技術によるパケット交換データ接続を図示するも
のである。この装置で使用されるプロトコル・スタック
は底部に図示されていて、プロトコル・スタックの最高
位は動的にネゴシエーションを行うことができる。最下
位にある2つのプロトコル・レイヤ103 及び104 は送信
機(TX)101 及び受信機(RX)102 の双方において常に同じ
である。これらのプロトコル・レイヤは、物理リンクと
その制御とに関連し、本例では、無線波周波数、送信電
力及び起こり得る誤り訂正並びに再伝送方法とに関連す
る。図1 の送信機では、プロトコル・スタックの最高位
は3つの選択肢(105、106 、107)の中から選択すること
ができる。したがって、送信機はこれらの選択肢のいず
れをもサポートする受信機と接続することができる。図
1 の受信機では、2つの選択肢(105、106)の中からプロ
トコル・スタックの最高位を選択することができる。接
続設定の段階の中使用プロトコルのネゴシエーションが
行われ、同じプロトコル・スタックの最高位(105または
106 のいずれか) が図1 の双方の装置によって使用され
ることになる。
【0006】図2 は、固定ネットワークとワイヤレス移
動無線アクセス・ネットワークと間のインターフェース
における従来技術によるパケット交換データ接続を図示
する。この無線アクセス・ネットワークは基地局と無線
ネットワーク制御装置とを備える。ワイヤレス端末装置
201 は基地局202 を介して無線ネットワーク制御装置20
3 と接続される。無線ネットワーク制御装置は無線アク
セス・ネットワークと固定ネットワークとの境界でネッ
トワーク・ノード204 と接続している。例を挙げると、
第2の端末装置205 は直接ネットワーク・ノードと接続
して図示されている。該装置はルータと他のネットワー
ク要素とを介してネットワーク・ノードと接続する場合
のほうが多い。
【0007】図2 の底部に、各装置のプロトコル・スタ
ック206 〜210 を示す。各プロトコル・レイヤのプロト
コルはプロトコル・レイヤを示す文字L プラス番号によ
って示されている。固定ネットワークとワイヤレスネッ
トワークについて異なる最下位の2つのプロトコル・レ
イヤでは、プロトコルは記号によってマークされる。こ
の記号では、文字C は固定ネットワークを指し、文字R
は無線アクセス・ネットワークを表す。
【0008】無線アクセス・ネットワークによって2つ
の異なる第1のレイヤ・プロトコルが用いられる。図2
のこれらのプロトコルは、記号L1/R1 とL1/R2 とによっ
て示されている。プロトコルL1/R1 はワイヤレス端末装
置と基地局間の無線インターフェースと関連する。その
ためこのプロトコルL1/R1 は、ワイヤレス端末装置のプ
ロトコル・スタック206 の中で、及び、無線インターフ
ェース側において基地局のプロトコル・スタック207 の
中で使用される。プロトコルLL/R2 は固定回線を介する
無線アクセス・ネットワーク接続と関連する。そのた
め、このプロトコルLL/R2 は、無線ネットワーク制御装
置側の基地局プロトコル・スタックの中で、無線ネット
ワーク制御装置のプロトコル・スタックの中で、及び、
無線アクセス・ネットワーク側でネットワーク・ノード
204 のプロトコル・スタック209 の中で使用される。す
べての無線アクセス・ネットワーク要素並びにワイヤレ
ス端末装置は第2のプロトコル・レイヤの同じプロトコ
ルL2/Rを使用する。第2のプロトコル・レイヤの中にサ
ブレイヤがある場合、少なくとも第2のプロトコル・レ
イヤの最高位のサブレイヤは同じプロトコルを使用す
る。無線アクセス・ネットワーク要素の中で、プロトコ
ル・スタック207 及び208 は最下位の2つのレイヤをカ
バーすることが多い。
【0009】装置204 と装置205 との間の固定ネットワ
ーク側で、パケット交換データ接続がいわゆるコア・ネ
ットワーク・ベアラー・サービスの最高位で実行され
る。ベアラー・サービスという術語は本明細書において
は主としてプロトコル・スタックの第2のレイヤを指
す。これらの特性( このコアネットワーク・ベアラー・
サービスのデータ転送容量や品質など) は使用する物理
的接続とこの接続と関連する方法によって影響を受け
る。パケット交換データ接続自体の品質は( 第3のプロ
トコル・レイヤのIPv6プロトコルのサービス品質などと
して) より高いレベルで指定され、上記ベアラー・サー
ビスを選択して接続品質要件を満たすようにすることが
できる。
【0010】ネットワーク・ノード203 の中であるいは
ノード204 の中で、コアネットワーク・ベアラー・サー
ビスで実行されるパケット交換データ接続は、無線アク
セスベアラー・サービスの最高位に設けられなければな
らない。ワイヤレス移動無線アクセス・ネットワークの
中には、ある一定数の種々の無線アクセスベアラー・サ
ービスがあり、これらのサービスについて記述されてい
る品質の中には、転送レート、ビット誤り率(BER) 、さ
らに転送されたパケットの受信の検証の有無のみならず
検証用として使用される転送用ウィンドウ(transfer-wi
ndow) のサイズなども含まれる。しかしながら、ネット
ワーク・ノードは、所望の接続品質を保証できるほど十
分な容量を有する無線アクセスベアラー・サービスへコ
アネットワーク・ベアラー・サービスを無線資源を浪費
せずにマップしなければならない。ネットワーク・ノー
ドのプロトコル・スタック209 は、プロトコル・スタッ
クの最下位の2つのレイヤの中で、固定ネットワーク側
にある固定ネットワーク・プロトコルと、無線アクセス
・ネットワーク側にある無線アクセス・ネットワーク・
プロトコルとを使用する。
【0011】第3のレイヤ・プロトコルはパケット交換
データ・ネットワークで使用するプロトコルに基づいて
決定される。パケット交換データ接続が確立されると
き、端末装置201 及び205 はエンド・ツー・エンド接続
用として使用するプロトコルとネゴシエーションを行う
ことができる。これらのプロトコルは通常、第3のプロ
トコル・レイヤの最高位にあるプロトコルであり、ワイ
ヤレス端末装置のプロトコル・スタック206 及び、第2
の端末装置のプロトコル・スタック210 の中で同一の(
または少なくとも互換性のある) ものである。高位プロ
トコル・レイヤは、端末装置間のエンド・ツー・エンド
接続があるポイントで無線インターフェースと出会うこ
とを認知しない。これらの高位プロトコル・レイヤに関
する限り、この接続はエンド・ツー・エンド固定接続で
あってもよい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ネゴシエーションが行
われたプロトコル・スタックを動的に利用することが可
能な従来技術のエンド・ツー・エンド接続にはある種の
問題がつきまとう。例えば、アプリケーションが、テキ
スト、画像あるいはビデオのいずれかとしてデータの呈
示方法が判っている状況で、データ接続容量がビデオ画
像を転送するには不十分であることを知っている場合、
アプリケーションはビデオを除外することもできる。さ
らに、錯綜していて、かついくつかが紛失しているデー
タ・パケットの受信に関する高位プロトコル・レイヤの
能力についての知識を、下位のプロトコル・レイヤは持
っていない。下位のプロトコル・レイヤがデータ・パケ
ットが正常であるかどうかがはっきり判らず、高位プロ
トコルがそのデータ・パケットが正常であることを予期
している場合に、問題が生じがちになる。
【0013】従来技術のマルチメディア・アプリケーシ
ョンではデータ転送を行うために1つまたはそれより多
いデータ接続のいずれかを使用することができる。例え
ば、1つの接続を介してテキスト・フォーマットのデー
タを、第2の接続を介してビデオ画像を、第3の接続を
介して音声を転送することができる。さらに、アプリケ
ーションによっては、常時接続をオープンにしておい
て、呈示されたオブジェクトの同期と関連するコマンド
をそのオープンな接続を通じて転送するようになってい
る場合もある。別の代替例として、これらのデータが単
一データ接続の中を進むものがある。すなわちアプリケ
ーションによってこれらのデータ・ストリームが多重化
されて単一のデータ・ストリームに変えられ、接続の他
端のアプリケーションによってこのデータ・ストリーム
が多重分離され再び別々のデータ・ストリームに変えら
れる。アプリケーションによって複数の別個のデータ接
続が利用される場合、これらの接続が全く同じアプリケ
ーションに属することを下位のプロトコル・レイヤが理
解していない場合に問題が生じる。リソースの不足に起
因してデータのごく一部しか転送できなくなる状況で、
このリソース不足が原因で、制御コマンドの転送を行う
最も重要なパケット交換データ接続のスピードが落ちた
り、接続が切れたりするという結果になる場合もある。
【0014】従来技術のパケット交換データ・ネットワ
ーク・インターフェース用として、データ転送のための
リソース不足のために転送データを優先させるか、ある
いはある一定の方式で定義した接続品質を他のパラメー
タによって定義した接続へマップするかのいずれかを行
うことが必要となる場合が多い。上記の状況では、下位
のプロトコル・レイヤが接続を介して転送された情報に
ついての知識を持っている場合であれは、下位のプロト
コル・レイヤで意思決定を行うのが有益となるであろ
う。例えば、接続を行うための通常のデータ転送レート
についての知識があれば接続を行うためにどれだけの量
のリソースを予約しておけばよいかを決定するのに役立
つであろう。優先的順位づけを行う場合、転送された情
報( 例えばその情報がアプリケーション・ソフトウェア
と関連する制御コマンドであれ、呈示可能なデータであ
れ) についてのさらに詳細な知識があれば何が最も重要
な情報であるかを決定する際に役立つであろう。
【0015】本発明の目的は、下位のプロトコル・レイ
ヤためにデータを特徴づけることを可能にする方法と、
高位プロトコル・レイヤためのデータ接続特性とを提供
することである。この方法はまず大まかな記述を行い次
いで詳細を記述する階層的方法であることが有利であ
る。またはこの記述は短いものであることが有利であ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】所定のプロトコル・レイ
ヤで使用するプロトコルまたはプロトコルの一部をプロ
トコル・スタックの他のレイヤに対して示すことが可能
な方法によって本発明の目的は達成される。
【0017】第1及び第2のプロトコル・レイヤを備え
るプロトコル・スタックによるデータ接続を介して情報
を転送する本発明による方法は、プロトコル識別子を生
成し、プロトコル・スタック中の第1のプロトコル・レ
イヤによってプロトコル識別子の値を決定し、プロトコ
ル・スタック中の第2のプロトコル・レイヤへプロトコ
ル識別子を転送することを特徴とする
【0018】例えば高位レイヤ・プロトコルあるいはプ
ロトコルの符号化方法によって、接続を介して転送され
たデータ量のみならずデータのバースト性などが特徴づ
けられる。したがってこれらは、データ転送についての
要件並びに下位のプロトコル・レイヤについての要件を
記述するものである。これらのプロトコルはまた、どの
ような種類のデータがパケット交換データ接続の中を流
れるかについて少なくとも部分的に教えてくれる。本発
明による方法は、1つのまたは複数の高位レイヤのプロ
トコルを識別し、それによってどのような種類のデータ
が高位レイヤのプロトコルによって転送されているかを
下位のプロトコル・レイヤに教えるものである。このよ
うにして、データ・パケットの内容に応じてデータ・パ
ケットの処理を行うことが可能になる。例えば、高位レ
イヤ・プロトコルがより良好に動作するようになってい
る場合、データ・パケットが高い信頼性で、正確な順序
で転送されたとき、下位のレイヤ・プロトコルはこの転
送を確認することができる。
【0019】同様にある下位のレイヤ・プロトコルは限
定された転送容量を持つデータ接続と関連している。し
たがって、本発明によるこの方法を利用して、高位レイ
ヤ・プロトコルはデータ接続に関する情報を得ることが
できる。例えば、GSM(移動通信用広域システム) ネット
ワークにおける高速データ接続用転送レートは9.6 また
は14.4kbpsの倍数であり、通常28.8kbps以下である。第
3世代UMTS( ユニバーサル移動通信システム) ネットワ
ークでは最大データ転送容量は2Mbps である。本発明に
よる方法を利用して、接続の他端のアプリケーションに
対してリンク・レイヤで使用されるプロトコルがUMTS及
びGSM の双方で動作できる端末装置によって示される場
合、アプリケーションはデータ転送レートに依存してビ
デオを利用してデータを呈示することができる。
【0020】本発明による方法を使用して、高位プロト
コルから下位のプロトコル・レイヤへ情報を通信する場
合、そのプロトコルに関する情報をプロトコル・フレー
ムに追加することができる。好適にはこの目的のために
フレーム中にフィールドが予約されていることが望まし
い。プロトコル・フレーム中の情報は、接続の他端の同
じ端末装置中のすべての下位のプロトコル・レイヤ、ネ
ットワーク要素、ネットワーク・インターフェース及び
/又は端末装置に達する。情報が、下位のプロトコルか
らそれより高位のプロトコルへ送信される場合、間接的
に送信を行わなければならない。例えば、端末装置で
は、下位のプロトコルに関する情報は高位プロトコルへ
局所的に送信することができる。そして高位プロトコル
によって、その情報はそのプロトコル・フレーム中に配
置されたり、転送データ中に挿入される。したがって情
報はこの接続を介して進み、接続部の他端にあるネット
ワーク要素、ネットワーク・インターフェース及び/又
は端末装置中、にある高位プロトコル・レイヤに達す
る。
【0021】本発明による方法では、この目的ために予
約されているフィールドにある一定のプロトコル・レイ
ヤのプロトコル・フレームで、プロトコル、プロトコル
・バージョンまたはプロトコル要素に関する情報を転送
することができる。特別のフィールドを使用する利点と
して、下位のプロトコルがパケットの内容全体を調べて
分析する必要がないという点が挙げられる。パケット中
のある位置にある識別子によってプロトコルは識別され
る。もう1つの選択肢として、接続設定を行うとき上記
情報を通信するという例がある。その場合、ハンドシェ
イク処理と関連するデータ・パケット( 例えばプロトコ
ル・フィールド) によるか、データ転送用として使用さ
れるパケット交換データ接続からの別個の制御接続によ
るかのいずれかの方法でこの情報を転送することができ
る。
【0022】データ通信ネットワークで使用されるプロ
トコルは広く知られており、標準化団体やそれに相当す
る組織によって定められているので、プロトコルに関す
る情報は短い識別子を用いて通信することができる。さ
らに、プロトコル情報を通信するための本発明による識
別子は、好適には階層データ構造を成している。すなわ
ち単数または複数のプロトコルの概略がまず識別され、
その後により詳細な定義が行われる。そのような階層デ
ータ構造は、より細部に関連する情報が含まれるかどう
かが素早く示されるので融通性があり処理が高速にな
る。
【0023】本発明による方法によって通信された情報
は、同じ端末装置で、ネットワーク・インターフェース
にあるネットワーク要素の中で、あるいは接続の他端に
ある端末装置で局所的に利用することができる。本発明
は、例えば、データ転送やデータ表示フォーマットに関
してプロトコルがどのレイヤで最も重要であるかを決定
したり、あるいは、その他のプロトコル・レイヤでどこ
で、どのようにこの情報が利用されるかについて決定す
る方法について考慮するものではない。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明について、本発明の好適な
実施例および添付図面を参照しながらさらに詳しく以下
に説明する。
【0025】図1 及び2 については既に従来技術につい
ての説明の中で参照した。
【0026】図3 は、使用中のプロトコルに関する情報
について通信するための、本発明の好適な実施例による
2つの方法を概略的に例示する。この図は、ある一定の
パケット交換データ接続と関連するプロトコル・フレー
ムを図示する。一番右側にあるパケットが最初に送られ
て来たものである。各プロトコル・フレーム中で、斜線
部は使用中のプロトコルに関する情報を通信するプロト
コル・フレーム中の一部分を示す。
【0027】図3 の上部分は、データ転送自体のために
使用されるプロトコル・フレーム301 〜306 がプロトコ
ル情報も運ぶ方法を図示するものである。例を挙げる
と、図中の各プロトコル・フレームには、プロトコル識
別子307(プロトコル・フィールドなど) が含まれる。状
況に依って、この識別子は、すべてのプロトコル・フレ
ームまたは一部のフレームの中だけに在ってもよいし、
あるいは100 番目毎のフレームなどの中にあってもよ
い。
【0028】図3 の下部分は、使用プロトコルに関する
情報を接続の初めに通信する方法を図示するものであ
る。データ転送と関連するパケット308 〜313 は、右か
ら左へ時間順に並んでいる。この場合、使用中のプロト
コルに関する情報は識別子314の中にあり、この識別子3
14 はパケット交換データ接続の第1のプロトコル・フ
レーム308 の中にある。しかし、接続の初めに1つまた
はそれより多いハンドシェイキング・メッセージ中でこ
の情報を転送する方が一般的である。別の選択肢とし
て、接続の初めに別個の制御接続を介して情報を通信す
る例がある。例えば、移動ネットワークにおいて、端末
装置は通常、エアインターフェースと無線アクセス・ネ
ットワークを介して、無線アクセス・ネットワークの境
界上でネットワーク・ノードとつながる制御接続を有す
る。すなわちこの制御接続は、図2 の端末装置201 とネ
ットワーク要素204 との間に存在する。この接続は、い
わゆるコール制御、セッション管理、移動性管理または
無線資源管理(L3)接続の中の1つであってもよい。さら
に該接続は、例えば、端末装置の移動の管理に関し、セ
ッション管理及び/又は無線送信で使用される周波数及
び送信電力の管理に関する。この接続は、端末装置とス
イッチ( 図2 に図示せず) あるいは制御機能を行う別の
装置との間で確立してもよい。パケット交換データ接続
で使用するプロトコルに関する情報は、パケット交換デ
ータ接続を開くとき上記制御接続を介して転送してもよ
い。
【0029】図4 は本発明の好適な実施例が利用される
状況を図示する。図4 は、UMTSネットワークにおける図
2 のパケット交換データ接続中の無線アクセス・ネット
ワークの第2のプロトコル・レイヤの構造をさらに詳細
に描くものである。UMTSネットワークにおいて、ある一
定の端末装置またはアプリケーションと関連するパケッ
ト交換データ接続は、パケット交換データプロトコル・
コンテキストと呼ばれる識別子によって一緒にリンクす
ることができる。
【0030】無線アクセス・ネットワーク側で、第2の
プロトコル・レイヤは2つのサブレイヤすなわちリンク
アクセス制御(LAC) プロトコルとメディアアクセス制御
(MAC) プロトコルとを有する。図4 はLAC プロトコルの
動作を例示するものである。第3のプロトコル・レイヤ
はインターフェース401 の上にあり、MAC レイヤはイン
ターフェース423 の下にある。第3のプロトコル・レイ
ヤに隣接する、(L3CE;PDCP( パケットデータ・コンバ
ージェンス・プロトコル) にほぼ等しい) レイヤ3 互換
エンティティ407 は、管理ユニット(administrative un
it)408 と互換ユニット(compatibility unit)409 自
体とを有する。L3CEはパケット交換データプロトコル・
コンテキストのデータ転送の必要性を認識し、この必要
性を無線ベアラー・サービスに呈示する責任を負ってい
る。ネットワークサービス・アクセスポイント403 〜40
6 は、L3CEの高位インターフェース用として識別され、
各アクセスポイントがそれ自身のネットワークサービス
・アクセスポイント識別子(NSAPI) を具有するようにな
る。図4 は4つのネットワークサービス・アクセスポイ
ントを例示するものである。L3CEの管理ユニット408 は
それ自身のネットワークサービス・アクセスポイント40
2 を具有している。
【0031】各パケット交換データプロトコル・コンテ
キストは、少なくとも1つのネットワークサービス・ア
クセスポイントを自由に利用することができ、このアク
セスポイントを介してデータが互換ユニットへ転送され
る。L3CEの下位インターフェース410 にはサービス・ア
クセスポイント412 〜415 があり、このアクセスポイン
トを介してデータは無線アクセスベアラー・サービスへ
転送される。各サービス・アクセスポイントはある種の
タイプの無線アクセスベアラー・サービスに対応する特
性を持ち、可能なかぎり種々様々な数多くの無線アクセ
スベアラー・サービスが存在する( 図4 には、4つの異
なる無線アクセスベアラー・サービスに対応する4つの
サービス・アクセスポイントが図示されている) 。サー
ビス・アクセスポイント411 は種々のレイヤの管理ユニ
ット間のデータ通信と関連する。
【0032】互換ユニット409 の動作は管理ユニット40
8 によって制御され、この互換ユニット409 は、接続設
定の段階中に同意された、パケット交換データプロトコ
ル・コンテキストのデータ転送の品質及び量に関する要
件についての知識を持っている。しかしこの装置の主要
な機能として、各特定のネットワークサービス・アクセ
スポイントのデータ転送を行う必要性に応じて、サービ
ス・アクセスポイントにネットワークサービス・アクセ
スポイントを弾力的にマップすることと、当該パケット
交換データプロトコル・コンテキストのために予約され
ているリソースの限度を超える転送レートが使用されよ
うとした場合にデータ転送の制限を行うこととがある。
この互換ユニット409 は、データ・パケットが接続品質
要件を有する場合、ネットワークサービス・アクセスポ
イントを通っていくつかのサービス・アクセスポイント
まで到来するデータ・パケットを配布する。複数のネッ
トワークサービス・アクセスポイントから全く同じサー
ビス・アクセスポイントへデータ・パケットを指し向け
ることが可能である。すなわち単一無線アクセスベアラ
ー・サービスはいくつかのネットワークサービス・アク
セスポイントの中を通って到来する情報を運ぶこともで
きる。この互換ユニットによって、データパッキングや
プロトコル・フィールドパッキングを行うことができ
る。
【0033】論理リンク制御(LLC) レイヤ416 中の論理
リンク・エンティティ419 〜422 によって個々の無線ア
クセスベアラー・サービスを介してデータ転送が制御さ
れる。各サービス・アクセスポイントにつき1つの論理
リンク・エンティティが存在する。これらのエンティテ
ィは自身のプロトコル構造を利用して、サービス・アク
セスポイントを介して互換ユニット409 から到来するデ
ータをこのプロトコル構造のデータ・フィールドの中へ
入れる。論理リンク・エンティティを制御する論理リン
ク管理(LLM) エンティティ417 は、特に、論理リンク接
続の確立及び終了、論理リンクの初期パラメータの設
定、ある種のエラー状態並びに端末装置間の論理リンク
制御パラメータの通信に対して責任を持つ。この論理リ
ンク・エンティティは、論理制御リンク装置418 を通じ
て無線アクセス・ネットワーク中の他のネットワーク要
素のLLM エンティティと交信を行う。LLC レイヤからポ
イント424 にあるLAC-MAC インターフェース423 の両端
にわたってLLC プロトコル・フレームが転送される。
【0034】本発明の好適な実施例では、固定ネットワ
ーク及び無線アクセス・ネットワークのインターフェー
スにあるネットワーク・ノード204 によって、パケット
交換データ接続でどのようなプロトコルが用いられてい
るかが分析される。このネットワーク・ノードの各論理
リンク・エンティティによって、プロトコル・フレーム
( このフレームのすべてまたはそのごく一部あるいはハ
ンドシェイクが行われている間だけ) に対して、使用中
の高位プロトコルを示すプロトコル識別子が追加され
る。これらのプロトコルに関する情報はLLM エンティテ
ィ417 を介して論理リンク・エンティティに到達する。
プロトコル識別子は、パケット交換データ接続用無線ア
クセスベアラー・サービスを選択する目的、及び、無線
アクセスベアラー・サービスの管理を行う目的の双方の
目的のために利用することができる。このプロトコル識
別子は、トラフィックの輻輳状態や送信のデッドロック
によって生じる繰り返される再伝送のようなMAC レイヤ
問題を解決する際に特に役立つ。例えば、再伝送モード
の選択、可能な送達確認ウィンドウのサイズ、該ウィン
ドウサイズの調整、LLC パケットの管理並びに転送デー
タ量の評価は高位プロトコルの識別を利用する処理であ
る。例えば、アプリケーションがリアルタイムのデータ
転送を必要とすることがわかっている場合、無線アクセ
スベアラー・サービスは再伝送を実行せずに正しい順序
でパケットを送信しようとする。
【0035】図5 は、マルチプロトコル環境でプロトコ
ルを識別する本発明の好適な実施例による階層データ構
造500 を示す。例えばこの階層データ構造は無線アクセ
ス・ネットワークで用いられ、図4 に図示のLLC とMAC
レイヤとの間で情報の通信が行われる。プロトコル識別
子は、プロトコル・フレーム中の特別のフィールドの
中、あるいはデータ自身の範囲内のいずれかに配置する
ことができる。図5 に示すプロトコル識別子は2バイト
長であり、これらのバイトは水平行として表され、ビッ
トは垂直列として表され、最下位ビットは最右端にあ
る。
【0036】第1バイトの最高位ビット501 はいわゆる
ポール/ 最終(PF)ビットであり、このビットの意味はプ
ロトコル識別子が配置されるプロトコル・フィールド中
のプロトコル・フレームのタイプに依って決められる。
次の4ビット502 は大まかなプロトコル識別に使用され
るもので、例えばこのフィールドをプロトコル内容識別
子と呼ぶこともできる。これら4ビットの各々はいわゆ
るフラグであり、所定のプロトコルが使用中であるかか
どうかを示すものである。図5 の底部はプロトコル内容
識別子502 の構造をもっと詳しく示すものである。選択
されたプロトコルはパケット交換ネットワークで一般に
使用されるデータ通信プロトコルである。例えば、プロ
トコル内容識別子中の第1のIP( インターネットプロト
コル) 識別子はネットワークレイヤ・プロトコルと関連
し、0 は使用されているネットワーク・プロトコルがIP
ではないことを示し、1 はプロトコルがIPであることを
示す。第2のPR( パケット無線) 識別子は使用されてい
るワイヤレスパケット交換ネットワークと関連し、0 は
GPRS( パケット無線サービス) ネットワークが使用され
ていないことを示し、1 はGPRSネットワークが使用され
ていることを示す。第3のTU( 伝送制御プロトコル/ ユ
ーザ・データグラム・プロトコル) 識別子によってTCP
とUDP プロトコルとが区別され、0 はUDP の使用に対応
し、1 はTCPの使用に対応する。第4のAP( アプリケー
ション・プロトコル) 識別子はデータ構造がもっと詳し
くアプリケーション・プロトコルを記述しているるかい
ないを示す(0は記述無しを意味し、1 は記述有りを意味
する) 。
【0037】プロトコル識別子500 の第1バイトの最後
の3ビットは使用中のプロトコルのアプリケーションを
定義するプロトコル・フィールド503 を構成する。この
フィールドは例えばプロトコル内容特定グループと呼ぶ
ことができる。例えば、プロトコル内容識別子でIP識別
子が1 である場合、プロトコル内容特定グループの中の
値000 はIPv4プロトコルに対応し、値001 はIPv6プロト
コルに対応する。プロトコル内容識別子でAP識別子が1
の場合、プロトコル内容特定グループの値000はハイパ
ーテキスト転送プロトコル(HTTP)に対応し、001 はワイ
ヤレス接続に使用されるもっと軽いワイヤレス・アプリ
ケーション・プロトコル(WAP) に対応し、010 はマルチ
メディア及びハイパー・メディアのプレゼンテーション
用として設計されたMHEGアプリケーション・プロトコル
に対応し、011 はJAVA用プロトコルに対応する。IPバー
ジョンとアプリケーション・プロトコルの双方に関する
情報の通信を希望する場合には、例えば、プロトコル識
別子が置かれているフレームの1つおきに、IP識別子の
値が1 で、AP識別子の値が0(したがってプロトコル内容
特定グループはIPバージョンを示す) となるようにし、
また、フレームの1つおきに、IP識別子の値が0 でAPの
値が1(プロトコル内容特定グループはアプリケーション
用プロトコルを示す) となるようにして上記希望を達成
することができる。これら両方の項目(IP バージョンと
アプリケーション・プロトコル) の双方に関する情報を
通信するための他の方法には、プロトコル識別子がより
長いフィールドを持つようにまたはより多くのプロトコ
ル識別子が存在するようにプロトコル識別子を指定する
ステップが含まれる。この時1つのプロトコル識別子の
中でより多くの情報を通信することが可能となる。
【0038】データ構造500 の中の第2バイト504 は内
容記述子であり、この内容記述子の中で各ビットはフラ
グとして機能する。したがって8つのプロトコルを識別
することができ、例えばバイト中の最下位ビットは最高
位レイヤ・プロトコルに対応する。内容記述子は、プロ
トコル内容特定グループの中で特定できるプロトコル・
グループに対して指定される。例えば、以下のフラグ、
すなわち最下位ビットから始めてWAP グループ、ワイヤ
レス・アプリケーション環境(WAE) 、ワイヤレス・セッ
ション・プロトコル(WSP) 、ワイヤレス・トランザクシ
ョン・プロトコル(WTP) 、ワイヤレス・トランスポート
・レイヤ・セキュリティ(WTLS)、ワイヤレス・データグ
ラム・プロトコル(WDP) が指定される。同様に、MHEGグ
ループに対しては、MHEG制御、MHEGセットアップ・コン
テナ(container) 、MHEGオブジェクト、MHEGリンクが指
定される。これらの記述子でマークされたパケットには
MHEGアプリケーションと関連付けられたある一定タイプ
の情報が含まれる。例えばMHEG制御パケットにはマルチ
メディア・オブジェクトを示すアプリケーションのため
の制御及び同期情報が含まれる。
【0039】本発明の好適な実施例は、アプリケーショ
ン・ソフトウェア( 例えばマルチメディア・アプリケー
ション) によっていくつかの別個のデータ接続が用いら
れる状況でプロトコル識別子を利用するものである。例
えばMHEGフォーマットを使ってマルチメディア・オブジ
ェクトを呈示する場合、上述のプロトコルまたは対応す
るプロトコル識別子を用いて全く同じアプリケーション
に属するものであるとして前記接続を識別することがで
きる。したがって、例えばこれらのデータ接続は、無線
アクセス・ネットワーク・インターフェースで一貫して
制御することができる。このようにして、例えばマルチ
メディア・オブジェクトが接続の他端へうまく転送され
たものの、オブジェクトの表示に必要な制御コマンドが
リソース不足のために転送されなかったというような状
況が回避される。
【0040】図6 は本発明の好適な実施例による方法を
適用した装置を示す。装置600 は本実施例ではワイヤレ
ス端末装置として示される通信装置である。本装置の動
作は、制御ユニット601 によって制御され、該制御ユニ
ットはデータ通信と関連するプロトコル・スタック602
に対して特に責任を持つ。本発明の好適な実施例による
方法は図6 の第2プロトコル・レイヤに適用される。例
を挙げると、この第2プロトコル・レイヤの構造は図4
のものと同じであり、また、第3レイヤに隣接する互換
レイヤ407 と、論理リンク制御レイヤ416 とが図6 に図
示されている。これらのレイヤの要素及びインターフェ
ースは図6 では名称をふっていないが、それらは図4 の
要素やインターフェースと同じある。図6 に図示の装置
は、例えば下位のレイヤ・プロトコルが利用できるよう
にLLC プロトコル・フレームの中に他のレイヤのプロト
コルに関する情報を含むことができる。さらに別の装置
がこれらのフレームに入れた情報をこの装置は読むこと
ができる。
【0041】プロトコル識別子構造と、例を挙げて上述
したフィールド内容とは、上述のフィールドを備える上
述の2バイト識別子に本発明を限定するものではない。
本発明による階層プロトコル識別子は様々な構造を持つ
こともでき、識別子によって識別可能なプロトコルは以
上名前を挙げたもの以外のプロトコルにすることもでき
る。
【0042】本発明によるプロトコル識別子は階層的で
あること必要としない。プロトコル識別子は1つまたは
それより多いフィールドを備え、これらフィールドの各
々がプロトコルまたはプロトコル要素を識別するように
することもできるが、フィールドが識別するオブジェク
ト間の関係を決定するために使用する構造はこのプロト
コル識別子には含まれない。プロトコル識別子の中の連
続フィールドは、例えばビデオ画像の符号化のために使
用されるコーデックと、データ接続に沿ったパケット無
線ネットワークとを識別することができる。このような
プロトコル識別子もまた本発明によるものである。
【0043】プロトコルは転送情報の内容を示すことも
できる。プロトコル識別子によって例えば転送情報が音
声、ビデオ画像または一般データであるかどうかを示す
ことができる。音声及びビデオである場合、例えば音声
あるいはビデオ画像符号化に使用したコーデック、コー
デックのバージョン番号あるいはコーデックによって作
成されたビット・ストリームが準拠した規格を識別する
ことも可能である。
【0044】主として固定ネットワークと無線アクセス
・ネットワークと間のインターフェースにおける本発明
による方法の利用について以上説明したとはいえ、本発
明の適用は特定のインターフェースに限定されるもので
はない。
【0045】主としてデータ接続の管理、情報表示フォ
ーマットの選択、並びに転送対象情報の優先的順位づけ
において本発明による方法をどのように利用することが
できるかについて以上説明した。しかし以上の例によっ
て、本発明の利用がこれらの目的に対してのみ限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロトコル・スタックとの無線リンクを介する
従来技術のパケット交換データ接続を示す図である。
【図2】プロトコル・スタックとのワイヤレス移動ネッ
トワークのエアインターフェースを介する従来技術のパ
ケット交換データ接続を示す図である。
【図3】本発明の2つの好適な実施例によるデータ通信
方法を示す図である。
【図4】本発明の第3の好適な実施例と関連するプロト
コル・レイヤをさらに詳しく示す図である。
【図5】本発明の第4の好適な実施例による通信用プロ
トコル情報用のために使用されるデータ構造を示す図で
ある。
【図6】本発明の好適な実施例による方法を採用する装
置の概略を示す図である。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある一定の第1のプロトコル・レイヤと
    ある一定の第2のプロトコル・レイヤとを備えるプロト
    コル・スタック(206、210)によるデータ接続を介した情
    報転送方法において、 プロトコル識別子を生成し、 前記プロトコル・スタック中の前記第1のプロトコル・
    レイヤに従って前記プロトコル識別子の値を決定し、 前記プロトコル・スタック中の前記第2のプロトコル・
    レイヤへ前記プロトコル識別子を転送することを特徴と
    する情報転送方法。
  2. 【請求項2】 第1の通信装置(101、201)と第2の通信
    装置(102、205)との間で情報が転送され、前記第1の通
    信装置から前記第2の通信装置へ前記プロトコル識別子
    が転送されることを特徴とする請求項1 に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の通信装置(201) と第2の通信装置
    (205) との間で第3の通信装置(204) を介して情報が転
    送され、前記第1の通信装置から前記第3の通信装置へ
    前記プロトコル識別子が転送されることを特徴とする請
    求項1 に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の通信装置(201) と第2の通信装置
    (205) との間で第3の通信装置(204) を介して情報が転
    送され、前記プロトコル識別子が前記第3の通信装置か
    ら前記第1の通信装置へ転送されることを特徴とする請
    求項1 に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1の通信装置(201) と第2の通信装置
    (205) との間で第3の通信装置と第4の通信装置とを介
    して情報が転送され、前記プロトコル識別子が前記第3
    の通信装置から前記第4の通信装置へ転送されることを
    特徴とする請求項1 に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記プロトコル識別子が前記データ接続
    を介して転送されることを特徴とする請求項1 に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記プロトコル識別子が前記データ接続
    とは異なるある一定の制御接続を介して転送されること
    を特徴とする請求項1 に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記プロトコル識別子が前記データ接続
    の開始と関連して転送されることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記データ接続の開始後ある一定の段階
    で前記プロトコル識別子が転送されることを特徴とする
    請求項1 に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記プロトコル識別子がある一定間隔
    で繰り返し転送されることを特徴とする請求項1 に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 前記プロトコル識別子が判定され、前
    記データ接続中一度より多く転送され、 前記プロトコル識別子が前記第1のプロトコル・レイヤ
    のある一定部分に基づいて毎回判定され、 前記第1のプロトコル・レイヤの前記部分が判定のすべ
    ての時点で同一とならないないように選択されることを
    特徴とする請求項1 に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記プロトコル識別子が、前記第1の
    プロトコル・レイヤのある一定部分に基づいて判定され
    る各々の要素を備えるようになっていることを特徴とす
    る請求項1 に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記プロトコル識別子(500) が、第1
    の要素(502、503)と第2の要素(503、504)とを備えるよ
    うになっており、 前記第2の要素を判定し、前記第1の要素によって全体
    として判定された前記第1のプロトコル・レイヤの一部
    分を更に詳細に画定するようになすことを特徴とする請
    求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 ある一定の転送データである一定のプ
    ロトコル・レイヤのプロトコル・フレーム中に前記プロ
    トコル識別子(500) を配置することを特徴とする請求項
    1 に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記プロトコル識別子(500) がプロト
    コル・フレームの内のある一定のフィールドに配置さ
    れ、前記フィールドが前記プロトコル識別子のために予
    約されていることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記プロトコル識別子が、ある一定の
    論理リンク制御プロトコルのプロトコル・フレームのフ
    ィールドに配置されることを特徴とする請求項15に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 前記プロトコル識別子が、前記データ
    接続を介して転送されたデータの内容について記述する
    ことを特徴とする請求項1 に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ある一定の第1のプロトコル・レイヤ
    とある一定の第2のプロトコル・レイヤとを備えるプロ
    トコル・スタックに従って別の通信装置へ情報を転送す
    るように設けられた通信装置において、 該通信装置がプロトコル識別子を作成するように設けら
    れ、 前記通信装置が前記プロトコル・スタックの前記第1の
    プロトコル・レイヤによって前記プロトコル識別子の値
    を判定するように設けられ、 前記通信装置が、前記通信装置自体または前記もう一方
    の第2の通信装置のいずれかにある前記プロトコル・ス
    タックの前記第2のプロトコル・レイヤへ前記プロトコ
    ル識別子を転送するように設けられていることを特徴と
    する通信装置。
  19. 【請求項19】 ある一定の第1のプロトコル・レイヤ
    とある一定の第2のプロトコル・レイヤとを備えるプロ
    トコル・スタックに従って、第2の通信装置から情報を
    転送するように設けられている通信装置において、該通
    信装置の前記第2のプロトコル・レイヤが前記プロトコ
    ル・スタックの前記第1のプロトコル・レイヤによって
    判定される値を持つプロトコル識別子を受信するように
    設けられていることを特徴とする通信装置。
  20. 【請求項20】 第1の通信装置と、第2の通信装置
    と、ある一定の第1のプロトコル・レイヤ及びある一定
    の第2のプロトコル・レイヤを備えるプロトコル・スタ
    ックに従って前記第1の通信装置と前記第2の通信装置
    との間で情報を転送するための手段とを備えるデータ通
    信システムにおいて、 少なくとも前記第1の通信装置がプロトコル識別子を作
    成するように設けられ、 少なくとも前記第1の通信装置が前記プロトコル・スタ
    ックの前記第1のプロトコル・レイヤによって前記プロ
    トコル識別子の値を判定するように設けられ、 少なくとも前記第1の通信装置が、前記プロトコル・ス
    タックの前記第2のプロトコル・レイヤへ前記プロトコ
    ル識別子を転送するように設けられることを特徴とする
    データ通信システム。
  21. 【請求項21】 前記第1の通信装置が無線アクセス・
    ネットワークのワイヤレス端末装置であり、 情報を転送するための前記手段が前記第2の通信装置へ
    前記プロトコル識別子を転送するように設けられ、 前記第2の通信装置が前記無線アクセス・ネットワーク
    の中にあるネットワーク要素であることを特徴とする請
    求項20に記載のデータ通信システム。
  22. 【請求項22】 情報を転送するための前記手段がコー
    ル制御接続の移動ネットワークの無線インターフェース
    の両端にわたって前記プロトコル識別子を転送するよう
    に設けられることを特徴とする請求項21に記載のデータ
    通信システム。
  23. 【請求項23】 前記第1の通信装置が無線アクセス・
    ネットワークの中のネットワーク要素であり、 情報を転送するための前記手段が前記第2の通信装置へ
    前記プロトコル識別子を転送するように設けられ、 前記第2の通信装置が前記無線アクセス・ネットワーク
    の中にあるワイヤレス端末装置であることを特徴とする
    請求項20に記載のデータ通信システム。
  24. 【請求項24】 情報を転送するための前記手段がコー
    ル制御接続の移動ネットワークの無線インターフェース
    の両端にわたって前記プロトコル識別子を転送するよう
    に設けられることを特徴とする請求項23に記載のデータ
    通信システム。
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