JP2000241160A - セグメントの設置方法 - Google Patents

セグメントの設置方法

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JP2000241160A
JP2000241160A JP11041973A JP4197399A JP2000241160A JP 2000241160 A JP2000241160 A JP 2000241160A JP 11041973 A JP11041973 A JP 11041973A JP 4197399 A JP4197399 A JP 4197399A JP 2000241160 A JP2000241160 A JP 2000241160A
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JP
Japan
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segment
curved surface
curved
installing
segments
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Pending
Application number
JP11041973A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Aihara
孝次 相原
Yasuo Tsubone
康雄 坪根
Fumiaki Sonobe
文明 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な作業によって正確な曲面セグメント1を
設置することができる、セグメント1の設置方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】曲面形状の壁面にセグメント1を設置する
方法であって、曲面の円心2位置に光波測距儀3を設置
し、各曲面セグメント1には一定の位置にターゲット4
を設置し、曲面セグメント1の1枚分の円周長さに対応
する角度で分割した水平角を設定し、測距儀で示した水
平角、およびセグメントの設置する高さにおける円心か
らの距離と、曲面セグメント1のターゲット4を一致さ
せることによって行う、セグメント1の設置方法を特徴
としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セグメントの設置
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地下タンクのように、掘削した地山の内
側に多数枚のセグメントを並べて曲面形状を形成し、そ
のセグメントと地山との間にコンクリートを打設する工
法が採用されている。そのためにはセグメントを正確な
位置に整然と設置しなければならず、従来は補助者が下
げ振りを下げて鉛直線を確認しながらセグメントの設置
位置を決め低た。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】前記した従来のセグ
メントの設置方法にあっては、次のような問題点があ
る。 <イ>曲面セグメントの設置は、三次元的に位置を決め
なければならず、従来のような下げ振りとトランシット
による作業では多くの時間と手数、熟練を必要とした。 <ロ>特にタンクのような円周のすべてにセグメントを
設置する構造では、わずかな誤差であってもその蓄積に
よって最後にはセグメントを設置できなくなったり、あ
るいは過大な隙間が開いてしまうという問題があった。
【0004】
【本発明の目的】本発明は上記したような従来の問題を
解決するためになされたもので、簡単な作業によって正
確な曲面セグメントを設置することができる、セグメン
トの設置方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明のセグメントの設置方法は、曲面形
状の壁面になるようにセグメントを設置する方法であっ
て、曲面の円心位置に光波測距儀を設置し、各曲面セグ
メントには一定の位置にターゲットを設置し、曲面セグ
メント1枚分の円周長さに対応した角度で分割した水平
角を設定し、測距儀で示した水平角、およびセグメント
の設置高さにおける円心からの距離と、曲面セグメント
のターゲットを一致させることによって行う、セグメン
トの設置方法を特徴としたものである。
【0006】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
のセグメントの設置方法の実施例について説明する。
【0007】<イ>曲面壁の形状。 曲面形状の壁面にセグメント1を設置する場合に、曲面
には必ず円心2が存在する。例えば、地下タンクのよう
な円形の曲面壁の場合には、その曲面の円心2位置が存
在する。本発明の方法は、このような曲面の円心を基準
としてセグメントを設置する方法である。
【0008】<ロ>光波測距儀。 本発明の方法では、その曲面の円心2位置に光波測距儀
3を設置する。光波測距儀3は測量器の器体から光波を
発信し、ターゲット4からの反射によって往復した時間
を知って距離を測定する装置である。
【0009】<ハ>セグメント1。 各曲面セグメント1には一定の位置にターゲット4を設
置する。このターゲット4を光波測距儀3で視準するこ
とによって距離を測定する。
【0010】<ニ>測定方法。 まず測定前に、曲面の壁において、曲面セグメント1の
1枚分の円周長さに対応する角度で分割した水平角と、
そのセグメント1の高さにおける円心2からの距離を計
算しておく。一方壁面側ではセグメント1を仮に設置す
る。光波測距儀3では最初の基準線に対してその水平角
と距離に相当する位置が分かっているから、曲面セグメ
ント1のターゲット4がその点に一致するようにセグメ
ント1側に合図を送る。セグメント1側ではその合図に
よってセグメント1のターゲット4が所定の数値と一致
するまで微調整を繰り返す。こうして正確な位置にセグ
メント1を設置する。
【0011】
【本発明の効果】本発明のセグメント1の設置方法は以
上説明したようになるから次のような効果を得ることが
できる。 <イ>円心2に設置した光波測距儀3によって正確な分
割角度でセグメント1群を配置できるから、設置位置の
誤差が蓄積することがなく、全円周のセグメント1を正
確に配置することができる。 <ロ>この設置方法を繰り返し行うことによって、巨大
な壁面の全体に正確な壁面の形状を、迅速な作業によっ
て形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセグメント1の設置方法の実施例の説
明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園部 文明 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 Fターム(参考) 2D055 GB08 LA13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲面形状の壁面にセグメントを設置する方
    法であって、 曲面の円心位置に光波測距儀を設置し、 各曲面セグメントには一定の位置にターゲットを設置
    し、 曲面セグメント1枚分の円周長さに対応する角度で分割
    した水平角を設定し、 測距儀で示した水平角、およびセグメントの設置高さに
    おける円心からの距離と、 曲面セグメントのターゲットを一致させることによって
    行う、 セグメントの設置方法
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