JP2000235069A - ガードゾーン表示機能を有するレーダ装置およびレーダ装置におけるガードゾーンの描画方法 - Google Patents

ガードゾーン表示機能を有するレーダ装置およびレーダ装置におけるガードゾーンの描画方法

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JP2000235069A
JP2000235069A JP11037486A JP3748699A JP2000235069A JP 2000235069 A JP2000235069 A JP 2000235069A JP 11037486 A JP11037486 A JP 11037486A JP 3748699 A JP3748699 A JP 3748699A JP 2000235069 A JP2000235069 A JP 2000235069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作者がレーダ表示器にガードゾーンを設定す
る際の操作が容易で、且つ設定途中においてガードゾー
ンの位置を目視で容易に確認可能とする。 【解決手段】表示制御部48は、第1の方位補助線R1
と距離補助線Q1とその交点位置にカーソルKを表示さ
せ、カーソルKを移動させたときに同時に第1の方位補
助線R1と距離補助線Q1とを移動させ、所望の交点位
置を第1の頂点Aとして確定する。次に、第1の頂点A
からカーソルKを移動させたとき、同時に第2の距離補
助線Q2を表示させて移動させ、第1の方位補助線R1
と第2の距離補助線Q2の所望の交点位置を第2の頂点
Bとして確定する。同様に、第3の頂点位置を確定した
とき、自動的に第4の頂点位置を確定する。そして、第
1および第2の方位補助線R1、R2と距離補助線Q
1、Q2を消去し、4つの頂点A、B、C、D間を結ぶ
2本の同心円弧と2本の部分方位線からなるガードゾー
ンGを表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶等に搭載され
て、陸地や他の船舶等の物標の探知を行うためのレーダ
装置に関し、特に、レーダ操作者による物標の方位、距
離の判断、衝突の危険の有無等の判断を容易にするた
め、表示画面上にガードソーンを表示する機能を有する
レーダ装置およびレーダ装置におけるガードゾーンの描
画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から船舶にはレーダ装置が搭載さ
れ、陸地や他の船舶等の物標の探知を行い、航路の観測
や衝突防止のための観測が行われている。
【0003】レーダ装置は周知のように回転する空中線
からの送信波を物標で反射させ、この反射波を受信して
レーダ指示機の表示器に自己位置を中心とした同心円上
の画像として表示する。この場合、物標の大きさは当該
物標からの反射波の強度の差として現れ、これを、例え
ば、ラスタスキャン型のCRT表示器画面上に物標点の
輝度の差として表示する。
【0004】このようなレーダ装置によれば、航行中並
びに停泊中に自船に接近する他の移動船舶の観測、ある
いは陸地等の固定的な物標からの反射波をもとに航路を
観測し、また、自船の停泊位置から潮流等の影響によっ
て離脱したか否かの監視等を行うことができる。
【0005】従来、この種のレーダ装置は周知の通り、
図11に示すように、アンテナ3に接続されるレーダ送
受信機1とレーダ表示部2とから構成されている。
【0006】レーダ送受信機1は、送信トリガ発生部1
dからの送信トリガに基づき、所定周波数の送信信号を
送信し、また物標からの反射波を受信する送受信部1c
と、アンテナ3を水平方向に回転させる回転駆動部1a
と、アンテナ3の回転方位、すなわち送受信信号の方位
信号Sθを導出するエンコーダ1bと、送受信部1cに
より受信した物標からの反射波信号をアナログデジタル
変換し受信強度信号Sbとして導出するA/D変換部1
eと、送信トリガに基づいて反射波受信時間から物標ま
での距離を計測し、距離信号Srを導出する距離計測部
1fとから構成されている。
【0007】一方、レーダ表示部2は、レーダ送受信機
1から導出された強度信号Sb、方位信号Sθ、および
距離信号Srからなるレーダ映像情報を得る制御部4
と、該レーダ情報を記憶するビデオメモリ5と、ビデオ
メモリ5を介して自己位置(自船位置)を中心とした同
心円上の画像(レーダ映像)として表示するラスタスキ
ャン型のCRT表示器7と、表示器7に前記レーダ映像
に対して重畳表示されるカーソル、距離可変マーカ、ガ
ードゾーン等を操作・設定する操作部6とから構成され
ている。
【0008】一般に、レーダ操作者は自船を中心として
表示されたレーダ映像から、自船と物標との間の相対距
離や方位を目視し、衝突の危険があるかどうか等を判断
しているが、画面上で容易に相対距離や方位の判断が可
能なように、画面上の任意の4点を頂点とし、この4頂
点を結ぶ線分で囲んだ四角形あるいはリング片形(リン
グを半径方向の2本の線で切断した形状)の領域を表示
することが行われている。
【0009】この線分で囲まれた領域は一般にガードゾ
ーンと称され、この領域内に物標や他の船舶が入ってき
たときに、レーダ操作者はその相対距離や方位を目視確
認することで、衝突の危険があるか否かの判断を容易に
行うことができ、操船者に衝突回避行動をとるよう伝達
することが可能となる。
【0010】一般にレーダ操作者が、ガードゾーンを設
定、表示する場合、画面中心の自船位置から所定の距
離、方位にあたる画面上の4点(四角形またはリング片
形の4頂点)を設定して、当該4つの頂点を結ぶ線分を
表示することになる。
【0011】従来、この手順には2通りの方法がある。
第1の方法は、ガードゾーンとしたい四角形やリング片
形の対角あるいは対角的な2頂点を指定し、その2点を
ガードゾーンの始点と終点として設定する方法である。
【0012】第2の方法は、電子カーソル(Electronic
Bearing Line )EBL、可変距離マーカ(Variable R
ange Marker )VRMを使用してガードゾーンとしたい
四角形やリング片形の4つの頂点を決め、この4点を結
ぶ4本の直線(または2本の直線と2本の円弧)で設定
する方法である。
【0013】図12、図13は、ガードゾーンを描画す
る従来技術に係る第1の方法の説明に供される模式図で
ある。
【0014】図12に示すように、レーダ操作者は、先
ず、表示すべきガードソーンの始点(1点目:ある頂
点)Aを設定するために、表示器7の画面上の位置Aに
カーソルKを移動してカーソル位置登録スイッチ等を押
下し、当該始点位置Aを設定(決定)する。
【0015】この状態ではカーソルKの位置Aが表示さ
れているのみであり、表示しようとする四角形やリング
片形のガードゾーンの情報(距離、方位)は何も表示さ
れていないので、レーダ操作者は、自身がイメージして
いるガードゾーンが設定できているかどうかを視覚的に
判断することができない。
【0016】次に、レーダ操作者は図13の模式図に示
すように、設定した始点AからカーソルKの移動を開始
し、表示しようとするガードゾーンの終点(ガードゾー
ンの対角線上の点)Cまで動かしてカーソル位置登録ス
イッチを押下し、当該終点位置Cを設定する。
【0017】これにより、始点Aと終点Cを通る距離線
と方位線とにより囲まれたガードゾーンGが表示され、
この表示の決定後に、レーダ操作者は、表示すべきリン
グ片形のガードゾーンの情報(距離、方位)を目視によ
り理解することができる。
【0018】なお、ガードゾーンGが決定されて表示さ
れると同時にカーソルKの表示が消去される。
【0019】次に、図14、図15を用いて、従来技術
に係るガードゾーンを描画する第2の方法を説明する。
【0020】図14に示すように、レーダ操作者は、表
示器7の画面上に、第1および第2の方位マーカ(方位
補助線)EBL1、EBL2を表示させるとともに、第
1および第2の可変距離マーカ(距離同心円補助線)V
RM1、VRM2を表示させる。
【0021】そして、これら第1および第2の方位マー
カEBL1、EBL2と、第1および第2の可変距離マ
ーカVRM1、VRM2を矢印で示す方向に操作部6に
より移動し、操作部6中の決定ボタンを押下することに
より、第1〜第4の各頂点位置A、B、C、Dが決定さ
れ、図15に示す円弧AD、BCおよび線分AB、DC
により確定される、リング片形のガードゾーンGが設定
される。
【0022】なお、図12〜図15において、符号Sは
船首基準線を示し、符号Oは画面中心位置であって図1
1のレーダ装置を搭載した船舶の自船位置を示してい
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
レーダ装置においては、上記第1の方法によって表示画
面上にガードゾーンGの設定を行う場合、カーソルKに
よって設定しようとするガードゾーンの始点Aおよび終
点Cの2点を設定するのみでガードゾーンGを描画する
ことができるという利点がある。
【0024】しかしながら、この第1の方法では、始点
Aを設定した時点では当該設定した始点Aのカーソルし
か表示されないため、設定しようとするガードゾーンG
の位置(四角形やリング片形の領域の方位、距離)を目
視により容易に判断することができないという不都合が
存在している。
【0025】また、上記第2の方法によって表示画面上
にガードゾーンGの設定を行う場合、可変距離マーカV
RM1、VRM2と、方位マーカEBL1、EBL2を
使用するために、設定しようとするガードゾーンの位置
(四角形や扇形の領域の方位、距離)が、設定の途中に
おいて目視しやすくなるが、この第2の方法では、4本
の線(第1および第2の方位マーカEBL1、EBL2
と、第1および第2の可変距離マーカVRM1、VRM
2)の設定動作が必要となり操作が繁雑であるという問
題がある。
【0026】本発明は、このような課題を考慮してなさ
れたものであって、レーダ操作者がレーダ表示器にガー
ドゾーンを設定する際、設定操作が容易で、且つ、設定
途中において、設定しようとするガードゾーンの位置
(四角形やリング片形の領域の方位、距離)を目視によ
り容易に判断することを可能とするガードゾーン表示機
能を有するレーダ装置およびレーダ装置におけるガード
ゾーンの描画方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明では、4つの頂点
を有する四角形あるいはリング片形のガードゾーンを描
画しようとするとき、第1の距離同心円補助線と第1の
方位補助線を使用してガードゾーンの1点目の頂点
(A)を確定し、次に、第1の方位補助線と第2の距離
同心円補助線 または第1の距離同心円補助線と第2の
方位補助線を使用してガードゾーンの2点目の頂点(B
またはD)を確定し、次に、第2の距離同心円補助線と
第2の方位補助線を使用してガードゾーンの3点目の頂
点(C)を確定する。これら3点により、残りの4点目
の頂点(頂点ABCが確定されている場合には、第2の
方位補助線と第1の距離同心円補助線との交点を頂点D
とし、頂点ADCが確定されている場合には、第1の方
位補助線と第2の距離同心円補助線との交点を頂点Bと
する。)が自動的に確定される。そして、これら4頂点
を通る直線による四角形あるいはリング片形(2本の方
位線と2本の距離同心円線により形成される形)でガー
ドゾーンが描画される。
【0028】このようにすれば、距離同心円補助線と方
位補助線とが画面上に順次現れることになるので、設定
操作が容易で、且つ、設定途中において、設定しようと
するガードゾーンの位置(四角形やリング片形の領域の
方位、距離)を目視により容易に判断することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガードゾーン
表示機能を有するレーダ装置レーダ装置におけるガード
ゾーンの描画方法の一実施の形態について、添付の図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
【0030】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れたガードゾーン表示機能を有するレーダ装置10の構
成を示すブロック図である。
【0031】レーダ装置10は、アンテナ16と、この
アンテナ16に接続されるレーダ送受信機12と、この
レーダ送受信機12に接続されるレーダ表示部14とか
ら構成されている。
【0032】レーダ送受信機12は周知の構成であり、
送信トリガ発生部28からの送信トリガに基づき、所定
周波数の送信信号を送信し物標からの反射波を受信する
送受信部24と、アンテナ16を回転させる回転駆動部
20と、アンテナ16の回転方位、すなわち送受信信号
の方位信号Sθを導出するエンコーダ22と、送受信部
24により受信した物標からの反射波信号をアナログデ
ジタル変換し受信強度信号Sbとして導出するA/D変
換部26と、送信トリガに基づいて反射波受信時間から
物標までの距離を計測し、距離信号Srを導出する距離
計測部30とから構成されている。
【0033】一方、レーダ表示部14は、レーダ送受信
機12から導出された距離信号Sr、方位信号Sθ、お
よび反射波の強度信号(すなわち物標のレーダ映像信
号)Sbと、距離信号Srと方位信号Sθとを得てレー
ダ映像表示用メモリ44に対する描画を制御するととも
に、レーダ映像表示用メモリ44に記憶されたレーダ映
像データをCRT表示器46上の画面に表示するシステ
ム制御部42を備える。
【0034】システム制御部42は、前記距離信号Sr
と方位信号Sθとからなる極座標(r,θ)をXY直交
座標(x,y)に変換し、該XY直交座標(x,y)を
メモリアドレス(記憶番地)とし、このメモリアドレス
により指定されるレーダ映像表示用メモリ44のメモリ
セルに前記強度信号Sbを記憶する。
【0035】システム制御部42に接続される表示制御
部48は、トラックボールやスイッチ等を有する操作部
52に接続される操作制御部としてのCPU54を有
し、CPU54は、操作部52のトラックボールによっ
て指定されたCRT表示器46の画面上の位置を識別
し、当該位置にカーソル等を表示するため、グラフィッ
クディスプレイコントローラ(GDC)56を通じて、
GDメモリ58に所定の画像情報、例えば、電子カーソ
ル(Electronic Bearing Line )EBLや可変距離マー
カ(Variable Range Marker )VRMあるいはガードゾ
ーン等を書き込むための制御を行う。
【0036】なお、図1において、レーダ送受信機12
により、アンテナ16を介して送信信号を送信して物標
からの反射波を受信し、距離信号Sr、方位信号Sθ、
および物標からの反射波強度信号Sbを導出し、レーダ
表示部14のシステム制御部42によりレーダ映像表示
用メモリ44にレーダ映像信号を記憶し、CRT表示器
46にレーダ映像を表示する動作は、従来のレーダ装置
と同様である。
【0037】ここで、システム制御部42は、レーダ映
像表示用メモリ44にレーダ映像信号を記憶し、また、
レーダ映像表示用メモリ44からレーダ映像信号を読み
出し、CRT表示器46にレーダ映像を表示する制御、
および表示制御部48のGDメモリ58に描画されたカ
ーソル、ガードゾーン、船首基準線、および自船位置等
の画像データと前記レーダ映像データを合成して、CR
T表示器46に表示する制御を行う機能を有する。
【0038】次に、ガードゾーンの設定(決定、確定)
の操作について詳細に説明する。
【0039】図2の機能ブロック図に示すように、操作
部52は、トラックボール521と複数のスイッチ52
2を有しており、CPU54はレーダ操作者によるトラ
ックボール521の移動に基づいてカーソルの移動量デ
ータを受け、またスイッチ522のオン・オフのデータ
を受ける。
【0040】ガードゾーンをGDメモリ58に描画する
際には、CPU54が、トラックボール521の移動量
よりカーソルの位置データを受け取り、この位置情報か
らCRT表示器46の画面上に表示するガードゾーン
(四角形やリング片形)の位置を決定する。そして、C
PU54は、GDC56に対して図形、文字描画の描画
コマンドと描画する座標データを送る。
【0041】GDC56では、受け取ったコマンドと座
標データにより図形、文字をGDメモリ58に描画す
る。
【0042】ガードゾーン設定において、CPU54
は、図2に模式的に示す1点目確定手段541、2点目
確定手段542、3点目確定手段543、および4点目
自動算出手段544の機能を有する。この場合、設定す
るガードゾーンの各頂点のうち1点目から3点目の設定
に当たって方位補助線と距離補助線(距離同心円補助
線)を使用しているため、最終の4点目は当該方位補助
線、距離補助線(距離同心円補助線)と、1点目〜3点
目の位置データとを用いて自動的に算出することができ
る。
【0043】また、GDC56は、通常、上記の描画コ
マンドの他に消去コマンドを備えており、作成したガー
ドゾーンを消去する場合には、操作部52により表示し
ているガードゾーンの位置を指定し、消去コマンドを選
択することにより消去動作が行われる。
【0044】次に、図3〜図10を用いてガードゾーン
Gの設定の手順を詳細に説明する。
【0045】操作者によるスイッチ522の操作によ
り、表示制御部48とシステム制御部42は、図3に示
すように、十字形等のカーソルKをCRT表示器46の
画面上に表示させるとともに、該カーソルKの位置を通
る点線表示の第1の方位補助線R1と第1の距離同心円
補助線(単に、距離補助線ともいう。)Q1をCRT表
示器46の画面上に表示させる。
【0046】操作者がその交点位置に表示されるカーソ
ルKをトラックボール521により移動させたときに、
表示制御部48とシステム制御部42は、同時に第1の
方位補助線R1と距離同心円補助線Q1とを移動させ、
スイッチ522の操作により所望の交点位置を第1の頂
点(頂点位置)Aとして確定する(図3参照、1点目確
定手段541)。
【0047】この過程ではカーソルKの座標位置を通る
第1の方位補助線R1と第1の距離同心円補助線Q1が
CRT表示器46の画面上に表示されるため、設定しよ
うとしているガードゾーンの第1点目(頂点位置)Aの
距離と方位とを、操作者が視覚的に容易に把握すること
ができる。なお、図3〜図7および図10に表示されて
いる符号Sは、船首基準線を示し、符号Oは、画面中心
位置に設定される自船位置を示している。
【0048】次に、トラックボール521により、図4
に示すように、第1の頂点位置AからカーソルKを移動
させたとき、表示制御部48とシステム制御部42は、
同時に第2の距離同心円補助線Q2を表示させて移動さ
せ、スイッチ522の操作により第1の方位補助線R1
と第2の距離同心円補助線Q2の所望の交点位置を第2
の頂点(頂点位置)Bとして確定する(2点目確定手段
542)。
【0049】この過程では、レーダ操作者がトラックボ
ール521を操作し、カーソルKをA点からB点に向か
って移動させる際、カーソルKがA点から外れたとき、
直ちに、カーソルKの位置を通る新たな距離補助線(第
2の距離同心円補助線ともいう。)Q2が表示される。
従って、レーダ操作者は、上述のA点を通る第1の距離
補助線Q1と新たな第2の距離補助線Q2とを目安に、
設定したいガードゾーンの距離方向(半径方向)の幅
(距離)を決定することができる。
【0050】次に、操作者が、第2の頂点位置Bからカ
ーソルKを移動させたとき、図5に示すように、表示制
御部48とシステム制御部42は、同時に第2の方位補
助線R2を表示させて移動させ、移動後の所望の交点位
置を、スイッチ522の操作により第2の距離同心円補
助線Q2と第2の方位補助線R2の第3の頂点(頂点位
置)C(図6参照)として確定する(3点目確定手段5
43)。
【0051】なお、この第3の頂点位置Cを確定するま
でのカーソルKの移動操作の際には、図5に示したよう
に、線分AB、線分BC' 、線分C' D' 、線分D' A
によって囲まれた作成しようとするガードゾーンGが表
示される。
【0052】この過程においても、レーダ操作者がトラ
ックボール521を操作し、カーソルKを頂点位置Bか
らCに向かって移動させていくと、移動したカーソル位
置を通る新たな方位補助線R2が表示される。従って、
レーダ操作者は、既に表示されている方位補助線R1と
新たな方位補助線R2とを目安に、設定したいガードゾ
ーンGの方位方向の幅を見通しよく決定することができ
る。
【0053】第3の頂点位置Cが確定されたとき、CP
U54は、第2の方位補助線R2と第1の距離同心円補
助線Q1との交点を第4の頂点Dとして自動的に確定
し、表示制御部48とシステム制御部42とは、第1お
よび第2の方位補助線R1、R2と、距離同心円補助線
Q1、Q2を消去して4つの頂点A、B、C、D間を結
ぶ2本の同心円弧100、102と、2本の部分方位線
104、106のみからなるガードゾーンGをGDメモ
リ58に描画する。
【0054】GDメモリ58に描画されたガードゾーン
Gとレーダ映像表示用メモリ44に記憶されているレー
ダ映像が、システム制御部42により合成され、該シス
テム制御部42の制御の下にCRT表示器46上にガー
ドゾーン付きレーダ映像が表示される。
【0055】上述した実施の形態においては、第2の頂
点位置Bを決定する際に、図8に示すように、頂点位置
Aから頂点位置Bに向かって、半径方向外側にカーソル
Kを移動するようにしているが、これに限らず、図9に
示すように、第2の頂点位置Bを決定する際には、頂点
位置Aから円周方向の、例えば、右側にカーソルKを移
動させて、第2の頂点位置Dを、カーソルKを円周方向
に移動させたときに併せて表示される第2の方位補助線
R2との交点に決定するようにしてもよい。
【0056】この場合には、第3の頂点位置Cは、第2
の頂点位置Dから第2の方位補助線R2に沿って半径方
向の外側にカーソルKを移動し、カーソルKの移動を開
始したときから表示される第2の距離同心円補助線Q2
との所望の交点に第3の頂点位置Cを決定するようにし
てもよい。このとき、第4の頂点位置Bは、第1の方位
補助線R1と第2の距離同心円補助線Q2との交点位置
に自動的に決定され、図7に示したものと同一のガード
ゾーンGを表示することができる。
【0057】なお、上述した図6〜図9例のガードゾー
ンGの形状は、4つの頂点A、B、C、Dを通るリング
片形(2本の部分方位線と2本の部分距離同心円線によ
り形成される形)としているが、これに限らず、図10
に示すように、これら4頂点A、B、C、Dを通る直線
による四角形とすることもできる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レーダ
操作者がレーダ表示器にカーソルの移動によりガードゾ
ーンを設定する際、設定途中において、カーソル位置を
通る方位補助線、距離補助線を順次表示するようにして
いるので、繁雑さが回避され、かつ設定しようとするガ
ードゾーンの位置を目視により容易に確認して判断する
ことができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態が適用されたガードゾー
ン表示機能を有するレーダ装置の構成を示す電気的ブロ
ック図である。
【図2】図1例中、表示制御部の機能を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】ガードゾーンの第1頂点目を設定する状態を示
す模式図である。
【図4】ガードゾーンの第2頂点目を設定する状態を示
す模式図である。
【図5】ガードゾーンの第3頂点目を設定する途中の状
態を示す模式図である。
【図6】ガードゾーンの第3頂点目を設定する状態を示
す模式図である。
【図7】ガードゾーンの第4頂点目が自動的に算出さ
れ、ガードゾーンが表示(描画)される状態を示す模式
図である。
【図8】ガードゾーンの各頂点の決定順序の説明に供さ
れる線図である。
【図9】ガードゾーンの各頂点の他の決定順序の説明に
供される線図である。
【図10】ガードゾーンの他の形状の説明に供される線
図である。
【図11】従来のレーダ装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図12】従来のガードゾーンの設定の第1の方法を説
明するための模式図である。
【図13】従来のガードゾーンの設定の第1の方法を説
明するための模式図である。
【図14】従来のガードゾーンの設定の第2の方法を説
明するための模式図である。
【図15】従来のガードゾーンの設定の第2の方法を説
明するための模式図である。
【符号の説明】
10…レーダ装置 12…レーダ送受信
機 14…レーダ表示部 16…アンテナ 20…回転駆動部 22…エンコーダ 24…送受信部 26…A/D変換部 28…送信トリガ発生部 30…距離計測部 42…システム制御部 44…レーダ映像表
示用メモリ 46…CRT表示器 48…表示制御部 52…操作部 54…CPU 56…GDC 58…GDメモリ 521…トラックボール 522…スイッチ 541…1点目確定手段 542…2点目確定
手段 543…3点目確定手段 544…4点目自動
算出手段 A、B、C、D…ガードゾーンの頂点位置 G…ガードゾーン K…カーソル R1、R2…方位補助線 Q1、Q2…距離同心円補助線(距離補助線) Sr…距離信号 Sθ…方位信号 Sb…物標からの反射波強度信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物標に係る方位信号、距離信号および受信
    強度信号をレーダ情報として導出するレーダ送受信機
    と、 前記レーダ送受信機により導出されたレーダ情報に基づ
    くレーダ映像を表示する表示器と、 ガードゾーンを描画するための操作部と、 該操作部からの指示に基づき、前記表示器上に、2本の
    方位線と2本の距離同心円線の交点が4頂点とされる四
    角形、あるいは前記2本の方位線と前記2本の距離同心
    円線により切り取られる4頂点を有する図形をガードゾ
    ーンとして表示するためのガードゾーン表示制御部とを
    備え、 前記ガードゾーン表示制御部は、前記ガードゾーンを表
    示する際に、カーソルを表示させるとともに、該カーソ
    ルを通る位置に第1の方位補助線と第1の距離同心円補
    助線を表示させ、前記カーソルを前記操作部により移動
    させたときに同時に第1の方位補助線と第1の距離同心
    円補助線とを移動させ、操作部の操作により所望の交点
    位置を第1の頂点として確定し、 次に、前記第1の頂点位置から前記カーソルを移動させ
    たとき、同時に第2の距離同心円補助線を表示させて移
    動させ、操作部の操作により前記第1の方位補助線と前
    記第2の距離同心円補助線の所望の交点位置を第2の頂
    点として確定し、 次に、前記第2の頂点位置から前記カーソルを移動させ
    たとき、同時に第2の方位補助線を表示させて移動さ
    せ、操作部の操作により前記第2の距離同心円補助線と
    前記第2の方位補助線の所望の交点位置を第3の頂点と
    して確定し、 次いで、前記第2の方位補助線と前記第1の距離同心円
    補助線との交点を第4の頂点として自動的に確定し、前
    記第1および第2の方位補助線と距離同心円補助線を消
    去して前記4頂点間を結ぶ前記四角形、あるいは前記2
    本の方位線と前記2本の距離同心円線により切り取られ
    る4頂点を有する図形をガードゾーンとして表示させる
    ことを特徴とするガードゾーン表示機能を有するレーダ
    装置。
  2. 【請求項2】物標に係る方位信号、距離信号および受信
    強度信号をレーダ情報として導出するレーダ送受信機
    と、 前記レーダ送受信機により導出されたレーダ情報に基づ
    くレーダ映像を表示する表示器と、 ガードゾーンを描画するための操作部と、 該操作部からの指示に基づき、前記表示器上に、2本の
    方位線と2本の距離同心円線の交点が4頂点とされる四
    角形、あるいは前記2本の方位線と前記2本の距離同心
    円線により切り取られる4頂点を有する図形をガードゾ
    ーンとして表示するためのガードゾーン表示制御部とを
    備え、 前記ガードゾーン表示制御部は、前記ガードゾーンを表
    示する際に、カーソルを表示させるとともに、該カーソ
    ルを通る位置に第1の方位補助線と第1の距離同心円補
    助線を表示させ、前記カーソルを前記操作部により移動
    させたときに同時に第1の方位補助線と距離同心円補助
    線とを移動させ、操作部の操作により所望の交点位置を
    第1の頂点として確定し、 次に、前記第1の頂点位置から前記カーソルを移動させ
    たとき、同時に第2の方位補助線を表示させて移動さ
    せ、操作部の操作により前記第1の距離同心円補助線と
    前記第2の方位補助線の所望の交点位置を第2の頂点と
    して確定し、 次に、前記第2の頂点位置から前記カーソルを移動させ
    たとき、同時に第2の距離同心円補助線を表示させて移
    動させ、操作部の操作により前記第2の方位補助線と前
    記第2の距離同心円補助線の所望の交点位置を第3の頂
    点として確定し、 次いで、前記第2の距離同心円補助線と前記第1の方位
    補助線との交点を第4の頂点として自動的に確定し、前
    記第1および第2の方位補助線と距離同心円補助線を消
    去して前記4頂点間を結ぶ前記四角形、あるいは前記2
    本の方位線と前記2本の距離同心円線により切り取られ
    る4頂点を有する図形をガードゾーンとして表示させる
    ことを特徴とするガードゾーン表示機能を有するレーダ
    装置。
  3. 【請求項3】レーダ映像を表示器に表示させるレーダ装
    置におけるガードゾーンの描画方法において、 前記ガードゾーンが、2本の方位線と2本の距離同心円
    線の交点が4頂点とされる四角形、あるいは前記2本の
    方位線と前記2本の距離同心円線により切り取られる4
    頂点を有する図形として描画される場合、 第1の方位補助線と第1の距離同心円補助線を使用して
    1頂点目を決定する第1のステップと、 前記第1の方位補助線と第2の距離同心円補助線を使用
    して2頂点目を決定する第2のステップと、 前記第2の距離同心円補助線と第2の方位補助線を使用
    して3頂点目を決定する第3のステップと、 これら3頂点より、前記第2の方位補助線と前記第1の
    距離同心円補助線の交点を自動的に4頂点目として決定
    し、前記ガードゾーンを描画する第4のステップとを有
    することを特徴とするレーダ装置におけるガードゾーン
    の描画方法。
  4. 【請求項4】レーダ映像を表示器に表示させるレーダ装
    置におけるガードゾーンの描画方法において、 前記ガードゾーンが、2本の方位線と2本の距離同心円
    線の交点が4頂点とされる四角形、あるいは前記2本の
    方位線と前記2本の距離同心円線により切り取られる4
    頂点を有する図形として描画される場合、 第1の方位補助線と第1の距離同心円補助線を使用して
    1頂点目を決定する第1のステップと、 前記第1の距離同心円補助線と第2の方位補助線を使用
    して2頂点目を決定する第2のステップと、 前記第2の方位補助線と第2の距離同心円補助線を使用
    して3頂点目を決定する第3のステップと、 これら3頂点より、前記第2の距離同心円補助線と前記
    第1の方位補助線の交点を自動的に4頂点目として決定
    し、前記ガードゾーンを描画する第4のステップとを有
    することを特徴とするレーダ装置におけるガードゾーン
    の描画方法。
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