JP2000232214A - 半導体集積回路および固体撮像素子 - Google Patents

半導体集積回路および固体撮像素子

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JP2000232214A
JP2000232214A JP11034222A JP3422299A JP2000232214A JP 2000232214 A JP2000232214 A JP 2000232214A JP 11034222 A JP11034222 A JP 11034222A JP 3422299 A JP3422299 A JP 3422299A JP 2000232214 A JP2000232214 A JP 2000232214A
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type
impurity concentration
concentration
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Satoshi Suzuki
智 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数種類の回路部を混在形成する
ための基礎構造として、第1導電型半導体基体上に第1
の第1導電型領域と第2の第1導電型領域とが順に積層
され、そのうち一部種類の回路部の形成区域について
は、前記2つの第1導電型領域の間に第2導電型埋め込
み領域が設けられている半導体集積回路および固体撮像
素子に関し、第2の第1導電型領域形成時に生じる第2
導電型埋め込み領域の不純物偏積を抑えることによっ
て、回路の性能を向上させることを目的とする。 【解決手段】 第1の第1導電型領域(第1の低濃度N
エピタキシャル成長層103)の不純物濃度を、第2の
第1導電型領域(第2の低濃度Nエピタキシャル成長層
104)の不純物濃度よりも高くすることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の回路部
を混在形成するための基礎構造として、第1導電型半導
体基体上に第1の第1導電型領域と第2の第1導電型領
域とが順に積層され、そのうち一部種類の回路部の形成
区域については、前記2つの第1導電型領域の間に第2
導電型埋め込み領域が設けられている半導体集積回路お
よび固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】感度向上のために、各画素に信号増幅用
のトランジスタを設けた固体撮像素子が種々提案されて
おり、これらは一般に増幅型固体撮像素子と呼ばれてい
る。図10に示した如く、増幅型固体撮像素子(以下、
単に「固体撮像素子」という。)320は、他の種類の
固体撮像素子と同様、画素部321と周辺回路部322
が同一チップ上に形成されてなる。
【0003】図11は、画素部321の単位画素画素を
なす単位セルの平面図である。図12は、図11のX−
X’位置における断面図であり、図13は、図11のY
−Y’位置における断面図である。なお、このような単
位セルは、特開平5−110052号公報にも従来例と
して開示されている。先ず、単位セルの構造から明らか
なように、固体撮像素子320の画素部321には、N
型高濃度半導体基板301上に、低濃度N型エピタキシ
ャル成長層302、低濃度N型エピタキシャル成長層3
12が順に形成され、これらの層を基礎構造としてフォ
トダイオード領域360が形成されている(図中、符号
375で示す領域については後述する)。
【0004】各単位セルのフォトダイオード領域360
には、上記N型高濃度半導体基板301をコレクタ領域
367として縦方向にベース領域(制御電極)361お
よびエミッタ領域(主電極)362を有したバイポーラ
トランジスタが形成され、このベース領域361が光電
変換部として使用される。これらコレクタ領域367と
ベース領域361との間に位置する低濃度N型エピタキ
シャル成長層302,312の不純物濃度の低い領域3
68は、空乏層が形成される領域である。
【0005】この単位セルには、エミッタ領域362に
連結されるエミッタ電極372および信号出力線363
や、単位セルをセンサ動作させるための駆動線364、
ベース領域361と駆動線364を両電極とする容量3
65等が形成されている。さらに、ベース領域361の
電荷を除去するために、ベース間のチャネル領域369
上部に薄い酸化膜370およびゲート366(上記駆動
線364の一部)を配したPMOS380が形成されて
いる。
【0006】また、各単位セルをY方向に分離するため
に、厚い酸化膜373および不純物層(分離層)374
等も形成されている。図10に示した周辺回路部322
は、上記駆動線364などを介してこのような各単位セ
ルに接続されている。画素部321の駆動時における周
辺回路部322は、単位セル毎に設けられたPMOS3
80や図示されないスイッチを切り替えることによっ
て、電荷の蓄積および読出しを制御する。
【0007】先ず、周辺回路部322は、駆動線364
の電位を適当な値の負電位とすることでPMOS380
をオン動作させて、バイポーラトランジスタのベース領
域361を接地する。これにより、ベース領域361お
よび容量365に蓄積されていた電荷は排出される。次
に、周辺回路部322は、エミッタ領域362を接地さ
せた状態で駆動線364の電位を正電位に切り替え、P
MOS380をオフする。このとき、容量365の容量
結合を介してベース電位は上昇するので、バイポーラト
ランジスタはオン状態となる。ベース領域361はフロ
ーティングであるから、そのベース電位は、流れるベー
ス電流によってエミッタ−ベース接合電位付近まで低下
する。そして、駆動線364を接地してベース電位を下
げることによって、周辺回路部322は、エミッタ−ベ
ースを逆バイアス状態として光電荷を蓄積する。
【0008】その後、周辺回路部322は、エミッタ領
域362を信号出力線363に接続し、駆動線364を
正電位としてベース電位を上昇させる。この結果、ベー
ス領域361に蓄積された電荷の大小に応じたエミッタ
電流が流れ、バイポーラトランジスタで増幅された光信
号は、前記信号出力線363を介して周辺回路部322
の水平転送用回路へと読み出される。
【0009】以上説明した駆動を行うために、周辺回路
部322は、CMOSプロセスによるシフトレジスタ等
の回路を備えている。図14は、周辺回路部322にお
けるNMOS領域394とPMOS領域393との境界
部分の平面図であり、図15は、図14のX−X’位置
における断面図である。
【0010】周辺回路部322では、図15に明らかな
ように、N型高濃度基板301上に、低濃度N型エピタ
キシャル成長層302、P型埋め込み拡散領域309が
順に形成され、さらにその上にPウエル領域304およ
びNウエル領域303が形成されており、これらの層を
基礎構造としてCMOS回路領域390が形成されてい
る。
【0011】CMOS回路領域390では、Pウエル領
域304およびNウエル領域303上に、それぞれNM
OS領域394およびPMOS領域393が形成され、
両者には共通のポリシリコンゲート308が形成されて
いる。このうち、NMOS領域394のPウエル領域3
04中にはN型ドレイン領域305が形成され、一方の
PMOS領域393のNウエル領域303中にはP型ソ
ース領域306が形成されており、両者はコンタクトホ
ール310を介してアルミニウム等の電極307にて接
続されている。
【0012】なお、各MOS間の横方向の分離は、LO
COS領域境界311によって図られる。ここで、周辺
回路部322の基礎構造において、P型埋め込み拡散領
域309が形成される理由は、Nウエル領域303とN
型高濃度半導体基板301とを分離し、かつソフトエラ
ーを防止するためである。すなわち、このP型埋め込み
拡散領域309とPウエル領域304とを電気的に接続
し、表面側のNウエル領域303を取り囲むことによっ
て、そのNウエル領域303とN型高濃度半導体基板3
01との電位を分離するのである。
【0013】図16は、このような固体撮像素子320
の基礎構造の製造工程を説明する図であり、図10にお
いて画素部321と周辺回路部322の境界に当たるC
1−C2断面図を製造工程順に示したものである。先
ず、上述したP型埋め込み拡散領域309を形成する必
要から、N型高濃度半導体基板301上に低濃度N型エ
ピタキシャル成長層302を形成し(図16(a))、
周辺回路部322にのみP型埋め込み拡散領域309を
形成し(図16(b))、さらにその上に、低濃度N型
エピタキシャル成長層312を形成する(図16(c)
(d))。その後、周辺回路部322においては、低濃
度N型エピタキシャル成長層312に所定の処理が施さ
れ、上記したPウエル領域304およびNウエル領域3
03が形成される(図16(e))。
【0014】この構成を基礎構造として、画素部321
には上記したフォトダイオード領域360(図11〜図
13参照)が、周辺回路部322には上記したCMOS
回路領域390(図14,図15参照)がそれぞれ形成
される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記製造工
程において、低濃度エピタキシャル成長層312を形成
する際(図16(c))には、P型埋め込み拡散領域3
09のP型不純物313が、低濃度N型エピタキシャル
成長層302,312の界面に偏積するという事態が生
じている。
【0016】これにより、画素部321、特に図10に
おいて斜線で示す部分には、P型拡散層または中性領域
に近い層が形成されてしまう(前述の図12,図13,
図16中、符号375)。以下、このようにして形成さ
れたP型拡散層または中性領域に近い層を「偏積層」と
いう。この原因を具体的に説明すると、P型埋め込み拡
散領域309のP型不純物濃度は、上記したようにNウ
エル領域303とN型高濃度半導体基板301とを分離
するために比較的高濃度であることが要求されるので、
例えば、最大濃度として1E16/cm3〜1E19/
cm3が設定される。このため、低濃度N型エピタキシ
ャル成長層312の形成開始時、つまり2回目のエピタ
キシャル成長(図16(c))において行われるプレ高
温水素クリーニングの際には、この高い濃度のP型不純
物の一部(図中符号313)が雰囲気中に発散してしま
う。そして、その発散したP型不純物313は、エピタ
キシャル成長直前の活性な状態の低濃度N型エピタキシ
ャル成長層302に再付着し、その後、層の中へと拡散
してしまうと考えられる。
【0017】このように形成された偏積層375は、低
濃度N型エピタキシャル成長層302,312の界面に
しか認められないが、前述の図11〜図13に示した如
く、画素部321におけるバイポーラトランジスタのベ
ース領域361とコレクタ領域367の電位制御は、高
濃度N型基板301から低濃度N型エピタキシャル成長
層302,312を介して供与されるため、その偏積層
375からの影響を受ける。この偏積層375の抵抗に
よって電位降下が生じ、電位制御が適正に行われなくな
るのである。
【0018】この結果、感度低下や消費電力の増大等の
問題が生じ、固体撮像素子320の性能は著しく低下す
る。また、図10に示すように、画素部321には偏積
層375の影響を受け易い領域と受けにくい領域とがあ
るので、画素間の特性のばらつきも生じている。固体撮
像素子320の性能低下については、このばらつきもそ
の要因の1つとなっている。
【0019】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、上記偏積層375の形成を抑えることによっ
て、半導体集積回路の性能を向上させることを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数種類の回路部を混在形成するための基礎構造と
して、第1導電型半導体基体上に第1の第1導電型領域
と第2の第1導電型領域とが順に積層され、そのうち一
部種類の回路部の形成区域については、2つの第1導電
型領域の間に第2導電型埋め込み領域が設けられている
半導体集積回路において、第1の第1導電型領域の不純
物濃度は、第2の第1導電型領域の不純物濃度よりも高
いことを特徴とする。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体集積回路において、第1の第1導電型領域の不
純物濃度は、第2の第1導電型領域の不純物濃度の2倍
以上であることを特徴とする。請求項3に記載の発明
は、請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路に
おいて、第1の第1導電型領域の不純物濃度は、第2導
電型埋め込み領域の不純物濃度の1/10倍以上である
ことを特徴とする。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3の何れか1項に記載の半導体集積回路において、
第1導電型はN型であり、かつ第2導電型はP型である
ことを特徴とする。請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4の何れか1項に記載の半導体集積回路にお
いて、第2の第1導電型領域は、エピタキシャル法(気
相成長法)により形成されることを特徴とする。
【0023】請求項6に記載の発明は、画素部および周
辺回路部の共通の基礎構造として、第1導電型半導体基
板上に第1の第1導電型領域と第2の第1導電型領域と
が順に積層され、そのうち周辺回路部の形成区域につい
ては、2つの第1導電型領域の間に第2導電型埋め込み
領域が設けられている固体撮像素子において、第1の第
1導電型領域の不純物濃度は、第2の第1導電型領域の
不純物濃度よりも高いことを特徴とする。
【0024】(作用)請求項1に記載の発明では、複数
種類の回路部の基礎構造として、第1半導体基体上に、
比較的不純物濃度の高い第1の第1導電型領域と、第2
の第1導電型領域とを有し、さらに一部種類の回路部に
おいては、両者間に第2導電型埋め込み領域を有する。
一般に、このような基礎構造の形成は、第1導電型半導
体基体上に、第1の第1導電型領域、第2導電型埋め込
み領域、第2の第1導電型領域の順に行われる。
【0025】従来は、このうち第2の第1導電型領域の
形成時に、第2導電型埋め込み領域の不純物の一部(第
2導電型不純物)が第1の第1導電型領域に偏積してい
た。しかし、請求項1に記載の発明では、第1の第1導
電型領域の不純物濃度は、第2の第1導電型領域の不純
物濃度よりも高くなっているので、第2の第1導電型領
域の形成時に上層側(反基体側)に拡散させることがで
きる。この結果、第1の導電型領域に偏積する第2導電
型不純物は、このように拡散した第1導電型領域の不純
物(第1導電型不純物)によって、ある程度相殺される
ことになる。
【0026】したがって、上記偏積層375(図12,
図13参照)の形成は抑えられ、半導体集積回路の性能
は向上する。請求項2に記載の発明では、第1の第1導
電型領域の不純物濃度は、第2の第1導電型領域の不純
物濃度の2倍以上である。第1の第1導電型領域の不純
物濃度を第2の第1導電型領域と比較してこの程度の値
にまで高めることによって、確実に偏積層の形成を抑え
ることができる。
【0027】請求項3に記載の発明では、第1の第1導
電型領域の不純物濃度は、第2導電型埋め込み領域の不
純物濃度の1/10倍以上である。第1の第1導電型領
域の不純物濃度を第2導電型埋め込み領域と比較して適
当な値にまで高めることによって、より確実に半導体集
積回路の性能を向上させることができる。なお、表1
は、第1の第1導電型領域および第2導電型埋め込み領
域それぞれの不純物濃度と、それらを基礎構造として有
する半導体集積回路の特性を示す実験結果である。
【表1】 表1に示すとおり、第2導電型埋め込み領域の不純物濃
度(b)に対する第1の第1導電型領域の不純物濃度
(a)の倍率(相対不純物濃度倍率(a)/(b))が
1/10倍より小さいと、偏積層の悪影響により半導体
集積回路の特性は許容できない範囲にまで低下する(表
1中×印)が、この倍率が1/10倍以上であると、そ
の特性は良好となる(表1中○印)という結果が得られ
ている。
【0028】請求項4に記載の発明では、第1導電型は
N型であり、かつ第2導電型はP型である。上記したよ
うに、偏積層の形成は、第2導電型埋め込み領域の不純
物の偏積によって生じるが、特に、その不純物の導電型
がP型である場合(例えばホウ素)には、上記した発散
が顕著となるため偏積が生じやすい。したがって、導電
型の組み合わせを上記のとおりとする半導体集積回路に
おいて、第1の第1導電型領域の不純物濃度を高くして
その偏積層375の形成を抑えることは、大変有効とな
る。
【0029】請求項5に記載の発明では、第2の第1導
電型領域は、エピタキシャル法(気相成長法)により形
成される。上記したように、このエピタキシャル法で
は、エピタキシャル成長を行う前にプレ高温水素クリー
ニングを行うが、この際に、先に形成された第2導電型
埋め込み領域の不純物の一部が雰囲気中に発散してしま
い、エピタキシャル成長直前の活性な状態の第1の第1
導電型領域に再付着し、その領域中へと拡散してしま
う。
【0030】つまり、エピタキシャル法は、その原理的
な理由から、偏積層が形成され易い。したがって、第1
の第1導電型領域の不純物濃度を高くしてその形成を抑
えることは、大変有効となる。請求項6に記載の発明
は、画素部および周辺回路部の共通の基礎構造として、
第1半導体基体上に、比較的不純物濃度の高い第1の第
1導電型領域と、第2の第1導電型領域とを有し、さら
に周辺回路部においては、両者間に第2導電型埋め込み
領域を有する。
【0031】一般に、画素部の各画素では、この基礎構
造上にフォトダイオード領域を有しており、第2の第1
導電型領域側から入射する光の比較的長波長側まで感度
を持たせて光電変換効率を高めるために、また、隣接画
素への光発生電荷の混入(クロストーク)を低減させる
ために、その空乏層を拡げる必要がある。したがって、
第1および第2の第1導電型領域の不純物濃度について
は、なるべく低濃度にするのが好ましい。
【0032】その一方で、入射する光の強度は、第1導
電型半導体基体へ向かうに従って指数関数的に低下する
ので、その基体側に形成されている第1の第1導電型領
域の不純物濃度に限っては、適当な範囲内で高くしても
上記クロストークの悪影響が生じない。以上の理由か
ら、請求項6に記載の発明では、第1の第1導電型領域
の不純物濃度を上げることによって、画素間のクロスト
ークを抑えると共に受光感度を保ちながら、偏積層の形
成を抑えることができる。したがって、固体撮像素子全
体としての性能は向上する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 <第1実施形態>先ず、図1,図2,図3,図4を参照
して本発明の第1実施形態について説明する。本実施形
態は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求
項5,請求項6に対応する。
【0034】図1は、第1実施形態の固体撮像素子10
0(請求項1の半導体集積回路および請求項6の固体撮
像素子に対応する)の構成を示す図である。固体撮像素
子100は、図10に示した従来の固体撮像素子320
と同様に、同一チップ上に画素部101と周辺回路部1
02とが形成されてなる。図2は、固体撮像素子100
の基礎構造の製造工程を説明する図であり、図1におい
て画素部101と周辺回路部102の境界に当たるC1
−C2断面図を製造工程順に示したものである。図2に
おいて、図16に示す従来例と同じものについては同一
の符号を付して示す。
【0035】先ず、周辺回路部102にP型埋め込み拡
散層(第2導電型埋め込み領域に対応する)を形成する
必要から、N型高濃度半導体基板(第1導電型半導体基
体に対応する)301上に、第1の低濃度N型エピタキ
シャル成長層(第1の第1導電型領域に対応する)10
3が形成される。第1実施形態におけるこの第1の低濃
度N型エピタキシャル成長層103については、不純物
濃度が1〜9E15/cm3、膜厚が3〜8μmになっ
ている(図2(a))。
【0036】次いで、周辺回路部102にのみP型埋め
込み拡散領域309が形成される(図2(b))。この
際には、先ずP型埋め込み拡散領域309を形成すべき
領域のみマスク開口した状態でイオン注入にてP型不純
物を導入し、その後熱拡散の処理を行い所定の深さのP
型埋め込み拡散領域309を形成する。この不純物濃度
としては、その後形成されるNウエル領域303とN型
高濃度半導体基板301との分離をする必要上、最大濃
度として1E16/cm3〜1E19/cm3程度が必要
となる。
【0037】次いで、第2の低濃度N型エピタキシャル
成長層(第2の第1導電型領域に対応する)104を形
成する(図2(c)(d))。この第2の低濃度N型エ
ピタキシャル成長層104の不純物濃度は、空乏層を拡
げて入射光に対する感度を高めるためにも低濃度が好ま
しく、2〜10E14/cm3とされる。また、膜厚
は、3〜10μmとされる。
【0038】さらに、周辺回路部102においては、通
常のフォトリソグラフィー技術とイオン注入技術及び熱
処理が施され、Pウエル領域304およびNウエル領域
303が形成される(図2(e))。第1実施形態で
は、第1の低濃度N型エピタキシャル成長層103の不
純物濃度は、第2のエピタキシャル成長層104の不純
物濃度よりも適度に高くなっている。
【0039】このような第1の低濃度N型エピタキシャ
ル成長層103のN型不純物は、低濃度N型エピタキシ
ャル成長層104の形成時、つまり2回目のエピタキシ
ャル成長の際に、高温となって上層側(反基板側)に約
1μm程度拡散する。そして、この2回目のエピタキシ
ャル成長時(図2(c))に特に顕著に混入するP型不
純物313は、このように拡散するN型不純物によって
ある程度相殺される。
【0040】したがって、図にも明らかなように、従来
の単位セルの基礎構造部分に形成されていた偏積層37
5(図12,図13参照)は、無視できる程度になる。
以上の工程により形成される構造を基礎構造として、画
素部101には、各単位画素のフォトダイオード領域、
周辺回路部102にはCMOS回路領域が、それぞれ従
来と同じ所定の方法で形成される。
【0041】なお、図3,図4は、画素部101の単位
セルの断面図である。図3は従来の単位セルを示す図1
2と同方向の断面図であり、図4は従来の単位セルを示
す図13と同方向の断面図である。図3,図4におい
て、図12,図13に示す従来例と同じものについては
同一の符号を付して示し、ここではその説明を省略す
る。
【0042】第1実施形態では、上述したように偏積層
375の形成は抑えられているので、周辺回路部102
によって従来と同様にして行われるバイポーラトランジ
スタの電位制御では、N型高濃度半導体基板301の領
域から主表面側の第2の低濃度N型エピタキシャル成長
層104への抵抗増大は、抑えられる。したがって、そ
の電位制御は、確実に行われる。
【0043】なお、単位セルでは、入射光(hν)の比
較的長波長側まで感度を持たせて光電変換効率を高める
ために、また、隣接画素への光発生電荷の混入(クロス
トーク)を低減させるために、空乏層を拡げる必要があ
る。したがって、第1および第2の低濃度N型エピタキ
シャル成長層103,104の不純物濃度については、
なるべく低濃度にするのが好ましい。
【0044】その一方で、入射光(hν)の強度は、N
型高濃度半導体基板301へ向かうに従って指数関数的
に低下するので、基板側に形成されている第1の低濃度
N型エピタキシャル成長層103の不純物濃度に限って
は、適当な範囲内で高くしても上記クロストークの悪影
響が生じない。以上の理由から、第1実施形態では、第
1の低濃度N型エピタキシャル成長層103の不純物濃
度を適度に上げることによって、画素間のクロストーク
を抑えると共に受光感度を保ちながら偏積層375(図
12,図13参照)の形成を抑えることができるので、
固体撮像素子100全体としての性能は向上する。
【0045】特に、第1の低濃度N型エピタキシャル成
長層103のN型不純物濃度を、第2の低濃度N型エピ
タキシャル成長層104のN型不純物濃度の2倍以上に
すれば、より確実に偏積層形成を抑えることができる
(請求項2に対応)。また、第1の低濃度N型エピタキ
シャル成長層103のN型不純物濃度を、P型埋め込み
拡散領域309のP型不純物濃度の1/10倍以上にす
れば、表1にも明らかなように、確実に固体撮像素子1
00の性能を向上させることができる(請求項3に対
応)。
【0046】<第2実施形態>次に、図5,図6,図
7,図8,図9を参照して本発明の第2実施形態につい
て説明する。本実施形態は、請求項1,請求項2,請求
項3,請求項4,請求項5,請求項6に対応する。ここ
では、第1実施形態との相違点についてのみ説明し、そ
の他の部分については説明を省略する。
【0047】図5は、第2実施形態の固体撮像素子19
0の回路図である。第2実施形態の固体撮像素子190
(請求項1の半導体集積回路および請求項6の固体撮像
素子に対応する)は、第1実施形態と異なり、各単位画
素31のトランジスタとして接合型電界効果トランジス
タ(JFET)が使用される。第2実施形態では、この
ような単位画素31を複数(図では3×3個)有した画
素部191、およびその駆動を行う周辺回路部192
(CMOSプロセスによる)の構成は、第1実施形態と
若干異なるが、全体の基礎構造は図2に示すものと基本
的に同じである。
【0048】すなわち、N型高濃度半導体基板上に、第
1の低濃度N型エピタキシャル成長層、第2の低濃度N
型エピタキシャル成長層を順に有し、特に周辺回路部1
92においては、第1の低濃度N型エピタキシャル成長
層と第2の低濃度N型エピタキシャル成長層との間にP
型埋め込み拡散領域が形成されている。このうち、第1
の低濃度N型エピタキシャル成長層は、N型不純物濃度
が1〜9E15/cm3(好適には1〜2E15/c
3)、膜厚が3〜10μmとなっており、第2の低濃
度N型エピタキシャル成長層は、N型不純物濃度が2〜
10E14/cm3(好適には3〜6E14/cm3)、
膜厚が3〜10μmとなっている。
【0049】図6は、画素部191の単位セルを示す平
面図である。図7は、図6のX1−X2位置における断
面図であり、図8は、図6のY1−Y2位置における断
面図であり、図9は、図6のY3−Y4位置における断
面図である。
【0050】単位セルでは、N型高濃度半導体基板19
3上に、上記した不純物濃度の第1の低濃度N型エピタ
キシャル成長層194、第2の低濃度N型エピタキシャ
ル成長層195が順に形成されている。この基礎構造上
には、入射光に応じた光発生電荷を蓄積するための埋め
込みフォトダイオード(BPD)201と、蓄積された
電荷を増幅するJFET202と、JFET202のゲ
ート電位を制御するリセットドレイン(RSD)203
とが形成されている。なお、JFET202は、P型ゲ
ート領域206とN型チャネル領域216とN型ソース
領域209とN型ドレイン領域208とからなり、ま
た、RSD203は、P型電荷蓄積層207からなる。
【0051】また、単位セルには、BPD201からJ
FET202のP型ゲート領域206へ電荷を転送する
ための転送ゲート(TG)205や、JFET202の
P型ゲート領域206をリセットし、制御するためのリ
セットゲート(RSG)204、余剰電荷を除去するた
めのラテラルオーバーフロードレイン(LOD)214
が形成され、さらに、1層目アルミニウムによるソース
ライン210、2層目アルミニウムによる遮光膜兼用R
SD配線211、コンタクトホール212、スルーホー
ル213、1層目アルミニウム接続配線215、JFE
TのN型ソース領域へのコンタクトホール217、ポリ
シリコンによるRSG配線218、ポリシリコンによる
TG配線219等も形成されている。
【0052】図5点線で示す単位画素31内には、上記
JFET202の他、TG205や、RSG204等に
より構成されるPMOS31aおよびPMOS31b、
JFET202のN型ドレイン31cを示した。このよ
うな単位画素31からなる画素部191は、JFETの
ソースライン32a〜32c、転送ゲート(TG)駆動
用配線33a〜33c、リセットドレイン(RSD)駆
動用配線50a〜50c、リセットゲート(RSG)駆
動用配線37a等を介して、水平走査回路40、垂直走
査回路34、定電流源44等を含む周辺回路部192に
接続されている。
【0053】画素部191の駆動時に周辺回路部192
は、単位画素31毎に設けられた各スイッチを切り替え
ることによって、電荷の蓄積および読出しを行う。この
電荷蓄積および読出しの動作において、JFET202
のドレイン208の電位は、図7,図8,図9に示すN
型高濃度半導体基板193から低濃度N型エピタキシャ
ル成長層194,195を経由して表面側へと供与され
る。
【0054】上記したとおり、第2実施形態の基礎構造
では、第1実施形態と同様に第1の低濃度N型エピタキ
シャル成長層201の不純物濃度が適度に高いので、偏
積層375(図12,図13参照)の形成が抑えられて
いる。したがって、このN型高濃度半導体基板193か
らJFETのドレイン208への電位供給は良好に行わ
れ、JFETのソース209とドレイン208間の電位
差不足による特性の悪化は抑えられる。
【0055】この結果、第2実施形態の固体撮像素子1
90の性能は向上する。特に、第1の低濃度N型エピタ
キシャル成長層194のN型不純物濃度を、第2の低濃
度N型エピタキシャル成長層195のN型不純物濃度の
2倍以上にすれば、より確実に偏積層の形成を抑えるこ
とができる(請求項2に対応)。また、第1の低濃度N
型エピタキシャル成長層194のN型不純物濃度を、周
辺回路部192のP型埋め込み拡散領域(不図示)のP
型不純物濃度の1/10倍以上にすれば、表1にも明ら
かなように、確実に固体撮像素子190の性能を向上さ
せることができる(請求項3に対応)。
【0056】なお、上記各実施形態では、複数種の回路
部として画素部と周辺回路部とが同一チップ上に形成さ
れた固体撮像素子を説明した。このような適用例が特に
高い効果を得られるのであるが、基礎構造として第1導
電型半導体基体上に第1の第1導電型領域と第2の第1
導電型領域とが順に積層されており一部種類の回路部の
形成区域に第2導電型埋め込み領域が設けられているの
であれば、他の種類の半導体集積回路においても効果は
得られる。
【0057】また、上記各実施形態においてP型とN型
とを反対にしてできる半導体集積回路について、第1の
第1導電型領域に対応するP型領域の不純物濃度を適度
に高くすることによっても、回路の性能を向上させるこ
とができる。また、上記各実施形態では、第1導電型半
導体基体として半導体基板を使用している例を挙げてい
るが、その基礎構造を電気的に同様の構造とすることが
できるのであれば、第1導電型半導体として、半導体基
板上に形成された第1導電型領域を使用してもよい。
【0058】また、上記各実施形態では、第2および第
1の第1導電型領域に対応する層が、エピタキシャル法
によって形成される例を挙げている。このような例が特
に高い効果を得られるのであるが、この2層が第2導電
型埋め込み領域を間に挟んで順に積層されるのであれ
ば、他の方法によって形成されたものであっても効果は
得られる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、第1の第1
導電型領域の不純物濃度を高くすることによって偏積層
の形成を抑えるので、半導体集積回路の性能は向上す
る。請求項2に記載の発明では、第1の第1導電型領域
の不純物濃度を第2の第1導電型領域の不純物濃度の2
倍以上とすることによって、確実に偏積層の形成を抑え
る。
【0060】請求項3に記載の発明では、第1の第1導
電型領域の不純物濃度を、第2導電型埋め込み領域の不
純物濃度の1/10倍以上とすることによって、表1に
示す実験結果により明らかなように、確実に半導体集積
回路の性能を向上させることができる。請求項4に記載
の発明では、請求項1から請求項3の何れか1項に記載
の発明を、第2導電型埋め込み領域の導電型がP型であ
る半導体集積回路に適用する。このような半導体集積回
路では、上記偏積が顕著となるので、第1の第1導電型
領域の不純物濃度を高くして偏積層の形成を抑えること
は、大変有効となる。
【0061】請求項5に記載の発明では、請求項1から
請求項4の何れか1項に記載の発明を、エピタキシャル
法によって形成される半導体集積回路に適用する。エピ
タキシャル法は、その原理的な理由から偏積層が形成さ
れ易いので、第1の第1導電型領域の不純物濃度を高く
してその偏積層の形成を抑えることは、大変有効とな
る。
【0062】請求項6に記載の発明では、第1の第1導
電型領域の不純物濃度を上げることによって、画素間の
クロストークを抑えると共に受光感度を保ちながら、偏
積層375の形成を抑えることができる。したがって、
固体撮像素子全体としての性能は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の固体撮像素子100の構成を示
す図である。
【図2】固体撮像素子100の基礎構造の製造工程を説
明する図であり、図1において画素部101と周辺回路
部102の境界に当たるC1−C2断面図を製造工程順
に示したものである。
【図3】画素部101の単位セルの断面図である。
【図4】画素部101の単位セルの断面図である。
【図5】第2実施形態の固体撮像素子190の回路図で
ある。
【図6】画素部191の単位セルを示す平面図である。
【図7】図6のX1−X2位置における断面図である。
【図8】図6のY1−Y2位置における断面図である。
【図9】図6のY3−Y4位置における断面図である。
【図10】同一チップ上に形成された画素部321と周
辺回路部322とを示す図である。
【図11】画素部321の単位画素をなす単位セルの平
面図である。
【図12】図11のX−X’位置における断面図であ
る。
【図13】図11のY−Y’位置における断面図であ
る。
【図14】周辺回路部322におけるNMOS領域39
4とPMOS領域393との境界部分の平面図である。
【図15】図14のX−X’位置における断面図であ
る。
【図16】固体撮像素子320の基礎構造の製造工程を
説明する図である。
【符号の説明】
100,190,320 固体撮像素子 101,191,321 画素部 102,192,322 周辺回路部 103,194 第1の低濃度N型エピタキシャル成長
層 104,195 第2の低濃度N型エピタキシャル成長
層 193,301 N型高濃度半導体基板 302,312 低濃度N型エピタキシャル成長層 375 偏積層 309 P型埋め込み拡散領域 303 Nウエル領域 304 Pウエル領域 313 発散したP型不純物 360 フォトダイオード領域 390 CMOS領域 394 NMOS領域 393 PMOS領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の回路部を混在形成するための
    基礎構造として、第1導電型半導体基体上に第1の第1
    導電型領域と第2の第1導電型領域とが順に積層され、
    そのうち一部種類の回路部の形成区域については、前記
    2つの第1導電型領域の間に第2導電型埋め込み領域が
    設けられている半導体集積回路において、 前記第1の第1導電型領域の不純物濃度は、前記第2の
    第1導電型領域の不純物濃度よりも高いことを特徴とす
    る半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体集積回路におい
    て、 前記第1の第1導電型領域の不純物濃度は、前記第2の
    第1導電型領域の不純物濃度の2倍以上であることを特
    徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の半導体
    集積回路において、 前記第1の第1導電型領域の不純物濃度は、前記第2導
    電型埋め込み領域の不純物濃度の1/10倍以上である
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れか1項に記
    載の半導体集積回路において、 前記第1導電型はN型であり、かつ前記第2導電型はP
    型であることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4の何れか1項に記
    載の半導体集積回路において、 前記第2の第1導電型領域は、エピタキシャル法(気相
    成長法)により形成されることを特徴とする半導体集積
    回路。
  6. 【請求項6】 画素部および周辺回路部の共通の基礎構
    造として、第1導電型半導体基板上に第1の第1導電型
    領域と第2の第1導電型領域とが順に積層され、そのう
    ち前記周辺回路部の形成区域については、前記2つの第
    1導電型領域の間に第2導電型埋め込み領域が設けられ
    ている固体撮像素子において、 前記第1の第1導電型領域の不純物濃度は、前記第2の
    第1導電型領域の不純物濃度よりも高いことを特徴とす
    る固体撮像素子。
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