JP2000231327A - 小型点字器 - Google Patents

小型点字器

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JP2000231327A
JP2000231327A JP2000114392A JP2000114392A JP2000231327A JP 2000231327 A JP2000231327 A JP 2000231327A JP 2000114392 A JP2000114392 A JP 2000114392A JP 2000114392 A JP2000114392 A JP 2000114392A JP 2000231327 A JP2000231327 A JP 2000231327A
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JP
Japan
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braille
paper
small
sized
braille device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000114392A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sugiyama
雅章 杉山
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NIPPON TENJI TOSHOKAN
Original Assignee
NIPPON TENJI TOSHOKAN
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Abstract

(57)【要約】 小型点字器 【課題】従来の小型点字器ではB5サイズの紙に点字を
容易に打つことができるが、針の間隔より短い用紙(以
下では、小型用紙という)、たとえば名刺サイズの用紙
は、点字器の中で紙の位置が固定されず、打たれた点字
の行の並びが用紙に対し斜めになってしまったり、用紙
毎に点字の書かれている位置がずれてしまったりしてい
た。さらに視覚障害者が小型用紙に点字を打とうとする
と、小型用紙が点字器の中のどの位置にあるのか把握で
きなかった。本発明は、針の間隔より短い用紙に点字を
容易に打つための道具を提供するものである。 【解決手段】ヒンジ部11には、切り欠け部12、13
を設け、切り欠け部13の面16の上下方向の位置は、
面16の延長線が針9の円の上部に接するようにする。
また、この切り欠け部の間隔14は対象となる小型用紙
40の縦寸法17よりわずかに大きくする。さらに、上
板上面には、小型用紙に点字を打つことができる領域を
示すための凸枠41を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小型点字器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の点字器の構成を図5に示す。小型
点字器1は、上板2と下板3で構成されている。上板2
には窓4が規則的に並んでおり、下板3には断面半円形
の凹部5と、紙を押さえる針6〜9と、ヒンジ部10が
ある。また、上板2の4角には、針6〜9を受ける穴1
8〜21があいている。点字を打つための器具である点
筆22には、芯23がある。この小型点字器で点字の点
を打つには、まず、上板2と下板3を開き、B5サイズ
の紙をヒンジ部10の根元に当たるまで左に寄せ、その
後上板2と下板3を閉じる。すると、紙は針6〜9によ
って4点が押さえられ固定される。次に点筆22の芯2
3を窓4の上から押し込み点字を打つ。そして上板の右
端から左に向かって点字を打ってゆき、点字器の最終行
まで打ち終わったら上板2を開け、紙を針6〜9から取
り出す。次に図6に示すように、紙30を上方向にずら
し、紙の穴33,34を針6,7に合わせ、上板2を閉
じる。すると針8,9が新たに紙に穴を開け4点で固定
される。この繰り返しにより、B5サイズの紙に上から
下まで点字を打つことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
小型点字器ではB5サイズの紙に点字を容易に打つこと
ができるが、針の間隔より短い用紙(以下では、小型用
紙という)、たとえば名刺サイズの用紙は、点字器の中
で紙の位置が固定されず、打たれた点字の行の並びが、
用紙に対し斜めになってしまったり、用紙毎に点字の書
かれている位置がずれてしまったりしていた。さらに視
覚障害者が小型用紙に点字を打とうとすると、小型用紙
が点字器の中のどの位置にあるのか把握できなかった。
本発明は、針の間隔より短い用紙に点字を容易に打つた
めの道具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1のように、ヒンジ部
11には、切り欠け部12、13を設ける。また、図2
に示すように、切り欠け部13の面16の上下方向の位
置は、面16の延長線が針9の円の上部に接するように
する。また、この切り欠け部の間隔14は対象となる小
型用紙40の縦寸法17よりわずかに大きくする。さら
に、上板上面には、小型用紙に点字を打つことができる
領域を示すための凸枠41を設ける。(図3参照)凸枠
は図のような“コ”の字型でも良いし、小型用紙に点字
を打つことができる領域全部を囲む凸枠42でもよい。
(図4参照)また、凸部の形状は線形状以外にも、一点
鎖線形状、凸点形状などでも良い。本発明は、以上のよ
うな構成よりなる小型点字器である。
【0005】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態について
説明する。図2は小型点字器の上板2を開けた状態の上
面視である。まず、小型用紙40の下端43を針9に当
てる。次に、小型用紙40の角部が切り欠け部12,1
3に入るまでを左に移動させる。次に、上板2を下板3
に合わせれば、凸部41を目印にして小型用紙40に点
字を打つことができる。この時小型用紙40は、上板
2,下板3で挟まれ且つ、切り欠け部12,13、針9
の3点で位置が決められているのでずれることがない。
(位置固定は、切り欠け部12,13で充分であるが、
小型用紙40が針9と接することによりさらに安定した
固定となる。) また、図7に本発明の他の実施例を示す。ヒンジ部51
には、切り欠け部52,53、54、55が設置されて
いる。切り欠け部の間隔56,57は2種の小型用紙に
対応しているので、一つの点字器で2種の異なる小型用
紙を使うことができる。
【0006】
【発明の効果】針で固定することができない小型用紙で
も、点字器内で位置がずれることがない。また、視覚障
害者のように紙の位置が目で確認できない人でも、凸枠
を手で触ることにより、小型用紙に点字を打つことがで
きる領域を確認する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図
【図2】 本発明の上面視
【図3】 本発明の斜視図
【図4】 本発明の他の実施例を示す斜視図
【図5】 従来の小型点字器
【図6】 従来の小型点字器の使用例
【図7】 本発明の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 小型点字器 2 上板 3 下板 4 窓 5 凹部 6〜9 針 10 ヒンジ部(従来の小型点字器) 11 ヒンジ部(本発明の小型点字器) 12、13 切り欠け部 14 切り欠け部の間隔 15、16 切り欠け部の面 17 小型用紙の縦寸法 18〜21 穴 22 点筆 23 芯 30 紙 33、34 穴 40 小型用紙 41 コの字形状の凸枠 42 四角形状の凸枠 43 小型用紙の下端 51 ヒンジ部(他の実施例) 52 切り欠け部(他の実施例) 53 切り欠け部(他の実施例) 54 切り欠け部(他の実施例) 55 切り欠け部(他の実施例) 56 切り欠け部の間隔(他の実施例) 57 切り欠け部の間隔(他の実施例)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上板2,下板3で構成される点字器のヒン
    ジ部11には、切り欠け部12、13があり、この切り
    欠け部の間隔14を、小型用紙40の縦寸法17よりわ
    ずかに大きくした小型点字器。
  2. 【請求項2】請求項1の点字器において、切り欠け部1
    3の面16の延長線が、針9の上部に接するようにした
    小型点字器。
  3. 【請求項3】上板2,下板3で構成される点字器のヒン
    ジ部には複数の切り欠け部があり、この切り欠け部の間
    隔を、対応する複数の小型用紙の縦寸法よりわずかに大
    きくした小型点字器。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2、請求項3の点字器の
    上板2の上面に、小型用紙に点字を打つことができる領
    域を示すための凸枠を設けた点字器。
JP2000114392A 2000-03-11 2000-03-11 小型点字器 Pending JP2000231327A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2874114A1 (fr) * 2004-08-03 2006-02-10 Eo E D P S Dispositif d'information
JP2012220897A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Ndc Ltd 点字器
KR101625116B1 (ko) 2014-12-19 2016-05-27 모터웰 주식회사 시각 장애인을 위한 점자 라벨기

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