JP2000230928A - 海綿状脳障害のための免疫学的アッセイ - Google Patents

海綿状脳障害のための免疫学的アッセイ

Info

Publication number
JP2000230928A
JP2000230928A JP11033508A JP3350899A JP2000230928A JP 2000230928 A JP2000230928 A JP 2000230928A JP 11033508 A JP11033508 A JP 11033508A JP 3350899 A JP3350899 A JP 3350899A JP 2000230928 A JP2000230928 A JP 2000230928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibody
sample
animal
amino acid
met
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11033508A
Other languages
English (en)
Inventor
O'conner Michael
オコナー マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enfer Technology Ltd
Original Assignee
Enfer Technology Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enfer Technology Ltd filed Critical Enfer Technology Ltd
Priority to JP11033508A priority Critical patent/JP2000230928A/ja
Publication of JP2000230928A publication Critical patent/JP2000230928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝播性海綿状脳障害(TSE)の原因の感染
性因子についての、動物(特に動物の死骸)を試験する
方法を提供すること。 【解決手段】 動物における伝播性海綿状脳障害(TS
E)についての推定因子を検出するための方法であっ
て、該方法は、動物から身体組織サンプルを採取する工
程、PrPSCと反応し得る標識した抗体と免疫学的アッ
セイにおける該サンプルを反応させる工程、および該サ
ンプルに結合された標識した抗体の量を決定する工程を
含む、方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝播性(Tran
smissable)海綿状脳障害を検出する方法、お
よび伝播性海綿状脳障害(TSE)についての免疫学的
アッセイまたは試験に関する。
【0002】
【従来の技術】海綿状脳障害は、退行性(degene
rative)神経疾患の群である。海綿状脳障害の多
くの例が存在し、BSE(ウシ海綿状脳障害)、スクラ
ピー、クロイツフェルト−ヤーコプ病(CJD)、ゲル
ストマン−シュトロイスラー−シャインカー(Sche
inker)症候群、クールー、伝播性ミンク(Min
k)脳障害、Mule Deerの慢性るいそう疾患
(Chronic wasting Diseas
e)、ネコ海綿状脳障害、ならびに動物(例えば、オオ
ジカ、ニアラ、クーズー、ゲムズボック、およびトラ)
において見出される他の海綿状脳障害を含む。BSE
が、実験条件下でマウスおよびブタに伝播され得ること
もまた報告されている。感染性因子による種の障壁のこ
の交差は、ヒトに対する伝播が起こり得るという関心の
増加につながっている。
【0003】ウシ海綿状脳障害(BSE)は、「狂牛
病」として一般に知られるウシの退行性脳障害である。
それは、ゆっくりとした潜伏期を有し、4または5年ま
でに雌ウシにおける精神状態の進行性退行の症状があ
り、これは、協調の損失およびよたついた歩行、それら
の環境への興味の欠如、食物および水への無関心、また
は攻撃性を含む予測不可能な行動を含む。罹患したウシ
は、それらが3〜10歳のとき、症状を示す。
【0004】1986年11月にイギリスにおいて最初
に確認され、それ以後そこでは、100,000を超え
る事例が報告されている。罹患したウシの死後は、神経
細胞の破壊および異常なタンパク質線維の沈着(これ
は、脳に海綿質(海綿状)組織を与える)に起因して、
脳組織において特徴的なパターンの空胞形成を示す。類
似の海綿状疾患は、ヒトにおいて一世紀にわたる間(例
えば、クロイツフェルト−ヤーコプ病またはCJD)、
ヒツジにおいて200年にわたる間(スクラピー)認め
られている。BSEおよびその対応物の原因であると考
えられる因子は、プリオンとして公知の感染性タンパク
質である。プリオンは、タンパク質のみを含み、核酸を
含まない(核酸の存在は、通常のウイルスの場合におい
て必要とされる)感染性粒子である。特にスクラピーに
おいて、プリオンタンパク質またはPrPSCとして公知
のあるタンパク質は、感染性に関して同時精製する(c
o−purify)ことが見出されており、そして他の
動物(例えば、実験条件下でのハムスター)由来の脳細
胞培養物におけるスクラピー様状態を生じ得る。PrP
SCは、スクラピー感染ヒツジの脳組織中に沈着する特徴
的なタンパク質線維の唯一公知の成分である。このタン
パク質PrPSCは、構造的改変を受けるようであるが、
用語PrPCは、PrPSCの正常細胞対応物に関して使
用される。PrPCの天然の機能は知られていないが、
それは生物における必須の構造または機能的な役割を有
するようである。
【0005】タンパク質補充としてイギリスの乳牛に日
常的に給餌されていたリサイクル動物組織が、感染の元
として同定されている。BSEは、元来、スクラピーに
感染したヒツジの脳から蔓延し、そしてその蔓延は、B
SEに感染したウシから採取された脳組織の摂取によっ
て偶発的に促進されたと考えられる。従って、イギリス
政府は、1988年7月に始まる、疑わしい動物および
それらの小屋の強制的な破壊を導入した。ウシへの動物
組織の給餌は、イギリスでは1988年7月に禁止され
た。
【0006】疾患の最初の報告以来、特にクールー(関
連疾患)が、ニューギニア部族の間で儀式的な共食いに
よって蔓延すると知られて以来、消費者は、BSEが乳
製品または牛肉製品を介してヒトに伝播性であり得ると
恐れた。1990年後半には、消費者は、牛肉市場にお
ける崩壊を起こしたBSEのヒトへの伝播に関心をもっ
ている。同様の恐怖が、1994年中期にドイツを襲っ
た。
【0007】1996年において、新しく記載された型
の致死的なCJD(変異CJD(Variant CJ
D))の10の症例が確認された。犠牲者は、異なった
脳組織症状を有し、すべて42歳未満であり、そして疾
患の遺伝的な記録を有さなかった。犠牲者は、疑わしい
動物の根絶が効果を生じる前に、BSE感染ウシとの接
触を介してその疾患を罹患し得ることが示唆されてい
る。変異CJDの同定により、イギリスにおける牛肉消
費の劇的な低下、ならびに世界中の種々の国々における
イギリスおよびいくつかの場合においてアイルランド牛
肉の輸入の禁止に至った。
【0008】従って、獣医学的および経済的の両方の理
由のために、家畜、動物の死骸、および一般に肉中の、
BSE、スクラピー、および他の関連する海綿状脳障害
への感染を検出するための診断の方法および診断キット
を提供する緊急の必要性が存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、BSEの原因の感染性因子についての、ウシ、特に
動物の死骸を試験する方法を提供することである。保護
方法が迅速であり、数時間足らずで結果が得られるこ
と、それが安価で、確実で、そして使いやすいものであ
ることもまた、目的である。
【0010】そのような検出方法は、それが、ヒトの食
品販売店への感染肉の侵入を防ぎ、従ってヒトが、変異
CJD、または感染肉を食べることによって伝播され得
る他の関連疾患を罹患する可能性を排除するという利点
を有する。そのような検出方法は、それが、肉および肉
製品における消費者の信頼を回復するというさらなる利
点を有し、それは、一般に農業団体および肉産業の両方
について有利である。
【0011】現在、感染した肉の死骸または家畜の死骸
を同定し得る利用可能な試験は存在せず、そして肉消費
に関する公衆の恐れを鎮め得る利用可能な製品は存在し
ない。
【0012】本発明は、海綿状脳障害の原因であると考
えられるrogueプリオンタンパク質である推定因子
PrPSCについての免疫学的アッセイを提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、免疫学的アッ
セイにおいて抗PrPSC抗体を用いて、動物における
(特に動物死骸における)伝播性海綿状脳障害(TS
E)を検出する方法に関する。同じ抗体を含むTSEを
検出するための診断的キットもまた開示される。
【0014】本発明に従って、動物におけるTSEにつ
いての推定因子を検出するための方法であって、上記の
方法は、動物から身体組織サンプルを採取する工程、P
rP SCと反応し得る標識した抗体と免疫学的アッセイに
おける上記のサンプルを反応させる工程、および上記の
サンプルに結合された標識した抗体の量を決定する工程
を含む方法が提供される。
【0015】適切には、上記アッセイにおいて使用され
る上記抗体が、以下の一般式:
【0016】
【化4】
【0017】を有する合成ペプチド配列に対して惹起さ
れ、ここで、R1は、Met、Leu、およびPheか
ら選択されるアミノ酸残基であり;R2は、Metまた
はValのいずれかであり;R3は、Alaであるか、
または存在せず;R4およびR5は、独立してLeu、I
le、およびMetから選択されるアミノ酸残基であ
り;括弧内の1つ以上の残基は存在するか、または非存
在であり得、ただし、それらが存在する場合、それらは
配列内の残りのペプチドに付着され;そしてXおよびY
は、各々独立して非存在であるか、または独立して1つ
以上のさらなるアミノ酸残基であり得る。
【0018】以下の配列:
【0019】
【化5】
【0020】の1つ以上に対して惹起されるプリオン特
異的抗体は特に好ましい。
【0021】上記の下線を付した配列に対して惹起され
る抗体は、さらに特に好ましい。
【0022】アッセイにおいて使用される抗体は、好ま
しくはProteus,Englandから入手可能で
あるPrPSCに対するC5抗体(本明細書中において分
化試薬と呼ばれる)である。他の抗PrPSC抗体もま
た、本発明における使用に適切である。適切な抗体は、
WO 93/11155に開示される合成ペプチドに対
して指向される抗体である。
【0023】免疫学的アッセイは、競合的アッセイであ
り得、ここで固体支持体、適切にはマイクロタイタープ
レートが、キャリアータンパク質−ペプチド結合体で予
めコートされ、上記動物組織サンプルおよび抗ペプチド
抗体が、上記固体支持体に添加され、反応させられ、お
よび上記支持体が洗浄され、標識した抗(抗ペプチド抗
体)抗体が添加され、反応させられ、洗浄され、シグナ
ル試薬を添加され、そして上記シグナルが読みとられ
る。標識は、西洋ワサビペルオキシダーゼであり得る。
【0024】アッセイにおいて使用される一次抗体は、
好ましくはウサギ抗PrPSC抗体であり、そして二次抗
体は、好ましくは、ヤギ、ヒツジ、ロバ、または他の抗
ウサギ抗体から選択される。
【0025】特定の実施態様において、ELISAアッ
セイを使用して、PrPSCについてのペプチドフラグメ
ントを同定し得るが、他の適切な免疫学的アッセイは使
用され得る。
【0026】好ましい実施態様において、増強化学発光
アッセイは、PrPSC因子の検出を補助するために使用
される。動物は、適切にはウシ、ヒツジ、およびブタで
あり得、そして組織サンプルは、適切にはそのような動
物の死骸から採取され得る。
【0027】工程は以下である: 1.PrPSC(海綿状脳障害の原因であると考えられる
rogueプリオンタンパク質)についての推定因子の
検出を可能にする神経組織の浄化(cleanup); 2.特定の因子(抗体)の添加を含むアッセイプライミ
ング工程; 3.PrPSCについてのペプチドフラグメントで予めコ
ートしたウェルを用いるELISA; 4.PrPSC因子の検出のための増強した化学発光アッ
セイ;および 5.結果の定量。
【0028】特に、アッセイは、BSEにおいて見出さ
れる感染性プリオンタンパク質であるPrPSCタンパク
質のためのアッセイを含む。アッセイは、PrPSCと、
正常なBSEプリオンタンパク質であるPrPSCとの間
を識別し得る。PrPSCタンパク質は、三重らせん中の
一連のペプチドであるが、PrPSCにおいて、3分の1
の分子は、平らなβ−シートの形態である。
【0029】PrPCおよびPrPSCの両方が罹患被験
体中で見出されるが、PrPCは、正常な被験体中に見
出されるため、アッセイが正常なPrPCとPrPSC
の間を識別し得ることは、特に重要である。
【0030】特に好ましい実施態様において、CNS組
織のサンプル、適切には脊髄の横断面が、動物の死骸か
ら取り出され、ホモジェナイズされ、濾過され、そして
マイクロタイタートレイ上に置かれる。次いで、サンプ
ルは、上記のような抗体と、免疫学的アッセイにおいて
反応させられる。
【0031】本発明はまた、上記のような抗ペプチド抗
体を含む、動物中のTSEの検出のための試験キットを
提供する。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明は、本明細書中において実
施例を参考としてより詳細に記載される。Enfer
TSEイムノアッセイについて必要なものは、以下の通
りである: a)CNS組織のサンプル b)一連の調製用サンプル処理 c)プリオン特異的抗体 d)感度のよい検出方法。
【0033】a)CNS組織のサンプルを、特殊なサン
プリングclavical(Medisteel,Du
blin,Irelandから入手可能)を用いて、屠
殺の時点にてウシの死骸から摘出する。この組織サンプ
ルは、脊髄の横断面が必要な場合確認分析のためにサン
プルから取り出され得るようなものでなければならな
い。サンプルを、一般的な容器中に入れ、そして追跡可
能な(traceable)識別数(すなわち、EU
4桁(digit)死骸数、Irish Depart
ment of Agriculture耳標(ear
−tag)数、または追跡可能な工場殺傷数)で識別す
る。サンプルを、試験のために実験室に輸送する。
【0034】b)実験室に到達する際に、サンプルを、
バーコードを用いて識別する。各サンプルに割り当てら
れたバーコードは、サンプルの起源の工場、動物を殺傷
した日付、および追跡可能な識別サンプル数に関する情
報を組み込む。重さが0.3g〜1.1gにおよぶ各サ
ンプルの量を取り出し、そして均質化のためにストマッ
カーバッグ(stomacher bag)に入れる。
元々のサンプルの切片を含むこのバッグを、元々のサン
プルに同一のバーコードに割り当てる。このことによ
り、システムを通して十分に追跡可能となる。固定容量
の均質化緩衝液を、ストマッカーバッグおよび均質化し
たサンプルに添加する。次いで、サンプルを、調製した
96ウェルマイクロタイタープレート上に2連で分配す
る。固定容量の示差緩衝液(Differential
Buffer)を、マイクロタイタープレートに適用
し、そしてインキュベートする。次いで、固定容量のプ
ライミング緩衝液を、プレート上のサンプルに添加し、
そしてインキュベートする。この工程は、サンプル調製
手順を完了する。
【0035】c)ここで、イムノアッセイのためのサン
プルの準備ができている。これは、プリオン特異的抗体
を必要とする。この抗体を、合成プリオンペプチドに対
してウサギにおいて惹起させる。固定した容量のこの特
異的抗体を、マイクロタイタープレートに添加し、イン
キュベートし、そして洗浄する。固定容量の二次抗体
を、プレートに添加し、インキュベートし、そして洗浄
する。ここで、結果の検出が可能である。
【0036】d)結果の検出は、増強化学発光による。
固定容量の化学発光試薬を、マイクロタイタープレート
に添加し、そしてインキュベートする。光シグナルを、
実験系化学発光計を用いて読みとり、結果を対応するバ
ーコードに割り当て、そして結果報告をプリントする。
【0037】
【実施例】(実施例1) <試薬> (サンプルの均質化のための試薬) Enfer均質化緩衝液(HB) 逆浸透水 示差試薬 ポジティブコントロール ネガティブコントロール Enferイムノアッセイプライミング緩衝液(IP
B) (イムノアッセイ手順のための試薬) 1.5Mリン酸緩衝化生理食塩水(PBS) 150mMリン酸緩衝化生理食塩水(PBS)/Twe
en20(0.05%)塩化ナトリウム溶液(NaC
l) 供給業者によって指示されるように希釈した150mM
PBS/Tween20(0.05%)中のウサギ抗
PrPペプチド 正常ヤギ血清 供給業者によって指示されるように希釈した150mM
PBS/Tween20(0.05%)中のロバ抗ウ
サギIgG西洋ワサビペルオキシダーゼ結合体 Amerlite ReagentTMJohnson
& Johnson Clinical Diagno
stics。
【0038】<装置> バーコードリーダーおよびコンピュータデータベースイ
ンターフェイス バーコードラベルプリンター 回転(ボトル)ミキサー 96ウェルマイクロタイトレーションプレート化学発光
リーダー 96ウェルマイクロタイトレーションプレート振盪イン
キュベーター(2) 96ウェルマイクロタイトレーションプレート洗浄機
(2) マイクロコンピュータ レーザープリンター マイクロコンピュータ「custom」ソフトウエア−
データ処理および報告 冷凍庫 −20℃ 冷蔵庫 4℃ 逆浸透水系 自動8チャンネルピペット 自動マイクロタイタープレートストリップディスペンサ
ー ボルテックスミキサー 使い捨てパスツール(Pasteur)ピペット ストマッカーホモジナイザーおよびバッグ(変量)) ブレード(Blade) 安全サンプル箱および輸送トレイラー クラスII安全キャビネットシステム オートクレーブ。
【0039】<サンプルおよびサンプリング手順>サン
プルを、脊髄中のPrPSCタンパク質の検出を可能にす
るようにする。サンプルのサイズは、一次分析、および
必要な場合反復または確認分析の実施を可能にするに十
分なサイズである。サンプルを、固定量の組織が各サン
プルについて採取されることを確実にする様式で採取す
る。サンプルを、実験室においてサンプルの識別を可能
にする様式で採取する。パッケージング、保存、および
実験室への輸送の方法は、分析の結果が偏らないように
サンプルの完全性を維持する。分析のためのサンプル
を、絶縁および封をしたコンテナ中で実験室に輸送す
る。
【0040】<手順> (組織の均質化および調製)7.5mlの均質化緩衝液
(HB)を、各サンプルに添加する。サンプルに封を
し、そしてホモジナイザーに入れ、3分間ホモジェナイ
ズする。サンプルをホモジナイザーから取り出し、そし
て40個のサンプルの集積後、サンプルを指定した棚上
に置く。0.02mlの示差試薬を、ウェルA1、A2
を除く予めコートしたマイクロタイタープレートの各ウ
ェルに適用する。各サンプルの識別バーコードを、バー
コードスキャナーを用いてマイクロコンピュータに順に
転送する。0.18mlのサンプルを、A1、A2、A
3、A4(コントロール)を除く各ウェルに適用する。
プレートを、マイクロタイタープレートシーラーで覆
う。マイクロタイタープレートを、振盪しながら37℃
にて1時間インキュベートする。マイクロタイタープレ
ートウェルを、0.4mlのNaCl溶液で8×洗浄す
る。0.25mlのイムノアッセイプライミング緩衝液
を、各ウェルに分配する。マイクロタイタープレート
を、振盪しながら37℃にて15分間インキュベートす
る。マイクロタイタープレートウェルを、0.4mlの
PBS/Tween20(0.05%)溶液で4×洗浄
する。
【0041】(化学発光イムノアッセイ)0.2mlの
一次抗体を、マイクロタイトレーションプレートの各ウ
ェル中に分配する。マイクロタイトレーションプレート
を、浸透しながら37℃にて40分間インキュベートす
る。マイクロタイトレーションプレートウェルを、0.
4mlのPBS/Tween20(0.05%)溶液で
4×洗浄する。0.2mlの二次抗体を、マイクロタイ
トレーションプレートの各ウェル中に分配する。マイク
ロタイトレーションプレートを、振盪しながら37℃に
て30分間インキュベートする。マイクロタイトレーシ
ョンプレートウェルを、0.4mlのPBS/Twee
n(0.05%)溶液で4×洗浄する。0.15mlの
AmerliteTm試薬を、マイクロタイトレーション
プレートの各ウェル中に分配する。マイクロタイトレー
ションプレートを、振盪しながら37℃にて3分間イン
キュベートする。発光を、リーダーで読みとる。データ
整理および解釈。
【0042】(結果の計算) N/A。
【0043】<抗体、均質化緩衝液、イムノアッセイプ
ライミング緩衝液、品質管理> (抗体)ウサギ抗−PrPペプチドを、凍結保存し、そ
して供給業者によって指示されるように使用強度(wo
rking strenghth)に希釈する。ロバ抗
ウサギIgG−西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)
結合体を、4℃にて貯蔵し、供給業者によって指示され
るように希釈する。正常ヤギ血清を、4℃にて貯蔵し、
適切に希釈する。
【0044】(品質管理) Veterinary Research Labor
atories.Abbotstown.Dubli
n.により供給される。
【0045】(すべての試薬の供給源) Enfer Scientific Ltd., Co.Tipperary, Ireland。
【0046】<流れ図> CNS組織サンプル ↓ 均質化および調製 ↓ イムノアッセイ ↓ 結果報告。
【0047】(実施例2) 1.均質化: 1.1 1gのCNS組織を、サンプルから取り出し、
そしてストマッカーバッグに入れる。 1.2 15mlの均質化緩衝液を、切片に添加する。 1.3 この混合物を、ストマッカーホモジナイザーを
用いて3分間ホモジェナイズする。 1.4 生じたホモジネートを、1ミクロンのフィルタ
ーを通して濾過する。
【0048】2.プレーティング: 2.1 96ウェルマイクロタイタープレートを、20
0μlの付着剤(Adhering Agent)を各
ウェルに分配し、そして37℃にて一晩インキュベート
することによって調製する。 2.2 使用前に、プレートを4×PBST(5×リン
酸緩衝化生理食塩水錠(Sigma,U.K.によって
供給される)、1リットル逆浸透H2O/1%Twee
n20に対して)(150mM)で洗浄する。 2.3 200μlのブランクコントロール(例えば、
水、生理食塩水、または緩衝液)を、2連でプレートの
A1、2位置上に分配する。 2.4 200μlのネガティブコントロール(既知の
ネガティブBSEホモジネート)を、4連でプレートの
B1、2、C1、2位置上に分配する。既知のネガティ
ブBSEホモジネートは、Veterinary Re
search Laboratory,Abbotst
own,Castleknock,Dublin,Ir
elandによって供給される。 2.5 200μlのポジティブコントロール(既知の
ポジティブBSEホモジネート(Veterinary
Research Laboratory,Abbo
tstown,Castleknock,Dubli
n,Irelandから入手可能))を、4連でプレー
トのD1、2、E1、2位置上に分配する。 2.6 200μlの各濾過したホモジネートを、2連
でプレートの残りの位置上に分配する。 2.7 50μlの示差緩衝液を、250μlのウェル
容量を有するプレート上に分配する。 2.8 プレートを、マイクロタイタープレートシーラ
ーで覆い、そして20℃にて30分間インキュベートす
る。 2.9 プレートを、2000rpmにて30分間遠心
分離する。 2.10 次いで、プレートを、150mMのPBST
で4回洗浄する。 2.11 50μlのプライミング緩衝液を、マイクロ
タイタープレートの各ウェルに添加し、そしてプレート
を37℃にて1時間インキュベートする。 2.12 プレートを、150mMのPBSTで4回洗
浄する。
【0049】3.イムノアッセイ: 3.1 250μlの一次プリオン特異的抗体、ウサギ
抗プリオンペプチド抗体を1:2000の希釈にて、プ
レート上に分配する。 3.2 プレートを、室温にて40分間インキュベート
する。 3.3 プレートを、150mMのPBSTで4回洗浄
する。 3.4 250μlの二次抗体、ロバ抗ウサギHRPを
1:2000の希釈にてプレート上に分配し、そしてプ
レートを37℃にて30分間インキュベートする。 3.5 プレートを、150mMのPBSTで4回洗浄
する。
【0050】4.検出 4.1 250μlの増強化学発光試薬(Amerli
te Reagent,Johnson & John
son Clinical Diagnostics,
U.K.によって供給される)を、プレートに添加す
る。 4.2 プレートを、室温にて10分間インキュベート
する。 4.3 光シグナルを、Labsystems Che
miluminometer(Medical Sup
ply Co.,Dublin,Irelandによっ
て供給される)(これは、走査波長リーダーである)を
用いて読みとる。デバイスは、全IR可視UVスペクト
ルを走査し、そして結果を外挿することによって、プレ
ートの各ウェルからの発光を読みとる。 4.4 プレートからの光シグナルを、特製ソフトウエ
アパッケージ(G.K.S.Software,Dub
lin,Irelandから入手可能)に転送する。 4.5 各光シグナルを、対応するバーコードに割り当
て、そして報告をプリントする。 4.6 結果を、化学発光光単位L.U.で見積もる。
【0051】<試薬の供給源> 1.プレート付着剤、均質化緩衝液、プライミング緩衝
液、および示差緩衝液は、Enfer Product
s Ltd.によって供給される。 2.プリオン特異的抗体(抗PrP)は、Enfer
Productsによって供給され、そして以下の合成
プリオンペプチドに対して惹起されたウサギ抗体であ
る。 プリオン配列 N末端
【0052】
【化6】
【0053】本明細書中で使用されるすべての配列は、
以下のように見られるアミノ酸残基に対する標準的な
I.U.P.A.C.三文字コード略語を用いて与えら
れる:A−アラニン、C−システイン、D−アスパラギ
ン酸、E−グルタミン酸、F−フェニルアラニン、G−
グリシン、H−ヒスチジン、I−イソロイシン、K−リ
ジン、L−ロイシン、M−メチオニン、Nーアスパラギ
ン、P−プロリン、Q−グルタミン、R−アルギニン、
Sーセリン、T−スレオニン、V−バリン、W−トリプ
トファン、およびY−チロシン。両方の下線を付した配
列(34アミノ酸のペプチドおよび40アミノ酸のペプ
チド)を用いて、ウサギ抗PrP抗体を惹起させる。ペ
プチドを、活性化オボアルブミンに結合し、そしてフロ
イント完全アジュバント中で筋肉内注射する。追加免疫
注射は、皮下であり、そしてフロイント不完全アジュバ
ントを使用する。ウサギを、30日目に採血する。 3.化学発光試薬は、Johnson and Joh
nson Clinical Diagnostic
s,U.K.により供給され、そして結果をLabsy
stems Chemiluminometerを用い
て読みとる。
【0054】(実施例3) <確証データ> 1.アッセイ間変動 10のアッセイの全体において、ポジティブコントロー
ルおよびネガティブコントロールに対して生じたデータ
を、表1に提供する。これらのコントロールは、2つの
無関係の方法−組織学(HIS)および免疫組織化学
(ICC)によってポジティブおよびネガティブと判断
されている(これらの方法は、Enfer試験を用いて
報告された結果を確認するために最終的に使用され
る)。これらの2つのサンプルに基づくアッセイ間変動
は、ポジティブコントロールについて19%、そしてネ
ガティブコントロールについて93%である。これらの
データは、アッセイが許容可能な再現性を有することを
示す。別のコントロールもまた、本研究に含んだ。これ
は、日ごとの抗体差異に起因するアッセイ間の変動の研
究を可能にするペプチドコントロールであった。これら
のデータは、表1に含まれる。再度、14%にてのアッ
セイ間変動は、満足できるものである。
【0055】2.アッセイ内変動 アッセイ内変動を、アッセイ間研究について使用される
ものと同じ型のコントロール(ポジティブ、ネガティ
ブ、およびペプチド)を用いて、そして各コントロール
について23の反復を単一のプレート上に置いて決定し
た。これらのコントロールに対して生じたデータを、表
2に提供する。これは、ポジティブコントロールについ
9%、ペプチドコントロールについて11%、そして
ネガティブコントロールについて57%の変動を示す。
【0056】3.安定性研究 多くの安定性研究を、この確証の目的のために実施し
た。
【0057】(a)ホモジネート安定性 この場合において、サンプルをホモジェナイズし、そし
てアリコートに分けた。7日の期間にわたって、同じホ
モジネートを、−20℃、2〜8℃にて貯蔵したアリコ
ートを用いた4つの場合に関して、そして室温および3
7℃にて貯蔵したアリコートを用いた2つの場合に関し
て試験した。表3において要約した結果は、アッセイ間
変動を考慮すると、−20℃の貯蔵条件でのこの期間に
わたって、光シグナルが安定であり、2〜8℃、室温、
および37℃ではいくぶん劣化を有していることを示
す。
【0058】(b)均質化緩衝液(HB)の安定性 本研究は、生成目的のための均質化緩衝液の有効期限を
決定するように設定した。上記の(a)において要約し
たものと同様のプロトコルに従い、結果を表4において
提供した。再度、結果は、HBが使用のために安定であ
ることを示す。
【0059】(c)一次抗体の安定性−使用強度 未希釈の抗体は、不定期間にわたって凍結保存され得
る。しかし、PBS/Tween20(0.05%)を
用いて使用強度に希釈した抗体は、濃縮抗体ほど安定で
はなく、従って安定性研究を実施した。1:1Kの抗体
希釈を、72日期間にわたって9つの場合に関して作製
した。研究の最終日に、9つの調製物の各々を、抗原で
コートしたプレートに適用し、そしてELISAを実施
した。結果を表5に示す。これらのデータから、使用強
度抗体は少なくとも70日の期間は安定であることが理
解され得る。
【0060】(d)均質化前の均質化緩衝液中のサンプ
ルの安定性 何らかの要因がHBを添加した後サンプルをホモジェナ
イズすることにおいて遅れを生じる場合、アッセイが影
響を受けないことを保証するために、この安定性試験を
実施した。均質化緩衝液を、1gの脳対15mlの緩衝
液の比でサンプルに添加し、そして混合物を室温で一晩
(15時間)放置した。この時間の後、サンプルをホモ
ジェナイズし、そしてイムノアッセイを実施した。結果
を表6に示す(− 2つの試験されたサンプルの1つは
遅れなし、そして1つは遅れありであった)。処理は、
最終的な結果に差異を生じなかった。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】
【表5】
【0066】
【表6】
【0067】
【発明の効果】本方法は、死骸中のTSE因子の迅速な
検出を可能にし、結果は数時間足らずで得られ、通常約
1.5〜2時間である。したがって、その死骸は、ヒト
の食品販売店に入る前に食肉処理場から除去され得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599019694 Block A, Earlsfort Centre, Earlsfort T errace, Dublin 2, I reland (72)発明者 マイケル オコナー アイルランド国 カウンティー ダブリ ン, マウント メリオン, チェストナ ット グローブ 13 Fターム(参考) 2G045 AA25 AA29 CB01 CB17 CB26 DA36 FB03 FB07 4H045 AA30 BA18 BA19 BA40 CA40 DA75 DA86 EA53

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物における伝播性海綿状脳障害(TS
    E)についての推定因子を検出するための方法であっ
    て、該方法は、動物から身体組織サンプルを採取する工
    程、PrPSCと反応し得る標識した抗体と免疫学的アッ
    セイにおける該サンプルを反応させる工程、および該サ
    ンプルに結合された標識した抗体の量を決定する工程を
    含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記アッセイにおいて使用される前記抗
    体が、以下の一般式: 【化1】 を有する合成ペプチド配列に対して惹起され、ここで、
    1は、Met、Leu、およびPheから選択される
    アミノ酸残基であり;R2は、MetまたはValのい
    ずれかであり;R3は、Alaであるか、または存在せ
    ず;R4およびR5は、独立してLeu、Ile、および
    Metから選択されるアミノ酸残基であり;括弧内の1
    つ以上の残基は存在するか、または非存在であり得、た
    だし、それらが存在する場合、それらは配列内の残りの
    ペプチドに付着され;そしてXおよびYは、各々独立し
    て非存在であるか、または独立して1つ以上のさらなる
    アミノ酸残基であり得る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記抗体が、以下の配列: 【化2】 の1つ以上に対して惹起されるプリオン特異的抗体であ
    る、請求項1または2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記抗体が、請求項3に示される下線を
    付した配列に対して惹起される抗体である、請求項3に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記免疫学的アッセイが、競合的アッセ
    イであり得、ここで固体支持体、適切にはマイクロタイ
    タープレートが、キャリアータンパク質−ペプチド結合
    体で予めコートされ、前記動物組織サンプルおよび抗ペ
    プチド抗体が、該固体支持体に添加され、反応させら
    れ、および該支持体を洗浄され、標識した抗(抗ペプチ
    ド抗体)抗体が添加され、反応させられ、洗浄され、シ
    グナル試薬が添加され、そして該シグナルが読みとられ
    る、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記動物が、ウシ、ヒツジ、およびブタ
    から選択され、そして前記組織サンプルが、そのような
    動物の死骸から採取される、請求項1〜5のいずれかに
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 CNS組織のサンプル、適切には脊髄の
    横断面が試験のために使用される、請求項1〜6のいず
    れかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 動物におけるTSEの検出のための試験
    キットであって、以下の一般式: 【化3】 を有する合成ペプチド配列に対して惹起される抗ペプチ
    ド抗体を含み、ここで、R1は、Met、Leu、およ
    びPheから選択されるアミノ酸残基であり;R2は、
    MetまたはValのいずれかであり;R3は、Ala
    であるか、または存在せず;R4およびR5は、独立して
    Leu、Ile、およびMetから選択されるアミノ酸
    残基であり;括弧内の1つ以上の残基は存在するか、ま
    たは非存在であり得、ただし、それらが存在する場合、
    それらは配列内の残りのペプチドに付着され;そしてX
    およびYは、各々独立して非存在であるか、または独立
    して1つ以上のさらなるアミノ酸残基であり得る、試験
    キット。
JP11033508A 1999-02-10 1999-02-10 海綿状脳障害のための免疫学的アッセイ Pending JP2000230928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11033508A JP2000230928A (ja) 1999-02-10 1999-02-10 海綿状脳障害のための免疫学的アッセイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11033508A JP2000230928A (ja) 1999-02-10 1999-02-10 海綿状脳障害のための免疫学的アッセイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000230928A true JP2000230928A (ja) 2000-08-22

Family

ID=12388496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11033508A Pending JP2000230928A (ja) 1999-02-10 1999-02-10 海綿状脳障害のための免疫学的アッセイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000230928A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060263767A1 (en) Ultrasensitive detection of prions by automated protein misfolding cyclic amplification
JP2002527082A (ja) 疾患に関連した蛋白質の立体構造に関するアッセイ法
EP0909388B1 (en) Immunological assay for spongiform encephalopathies
NO331624B1 (no) Fremgangsmate for diagnostiseringen eller pavisningen av en konformasjonssykdom i en prove, test av en markor for en konformasjonssykdom, diagnostisk sett for anvendelse i testen, fremgangsmate for identifisering av forbindelse som modulerer konformasjonstransisjonen for protein, fremgangsmate for pavisning av patogen form av prionprotein, apparat for anvendelse i fremgangsmatene og fremgangsmate for diagnostisering av CJD og Alzheimers i en prove.
JP2007017449A (ja) 伝達性の海綿状脳症
AU753331B2 (en) Assay for specific strains of multiple disease related conformations of a protein
AU2002226643A1 (en) Test for transmissible spongiform encephalopathies
JP2000230928A (ja) 海綿状脳障害のための免疫学的アッセイ
Madec et al. Biochemical properties of protease resistant prion proteinPrPsc in natural sheep scrapie
CA2452946C (en) Detection and diagnosis of transmissible spongiform encephalopathies
US20020001817A1 (en) Assay for specific strains of multiple disease related conformations of a protein
JP2010523977A (ja) プリオンアッセイ
US20020168689A1 (en) Immunological assay for Spongiform Encephalopathies
Edenhofer et al. Chemistry and molecular biology of transmissible spongiform encephalopathies
US20040175775A1 (en) Method of detecting PrPsc in eye fluid
JP2001501314A (ja) Tse病の非侵入性前症候性検出のための“プリオニン”高特異的マーカー、及び動物及びヒトにおいてtse病を予防し、そして制御するための治療試薬のための標的物
Shaw et al. Uman type NF-L antibodies are effective reagents for the imaging of neurodegeneration
WO2005116266A2 (en) Methods of amplifying infectious proteins
AU2003276778A1 (en) Method for the detection of a pathogenic form of a prion protein
Narayan Transmission of CWD from White-tailed Deer (Odocoileus virginianus), to Elk Transgenic Mice Results in Modifications to the Infectious Prion
Atkinson Bovine spongiform encephalopathy (BSE): its context in New Zealand and new tests
van Rosmalen Cell-biological aspects of the prion protein in transgenic Xenopus intermediate pituitary cells
Schmerr Do Animal Transmissible Spongiform Encephalopathies Pose a Risk for Human Health?
Cashman et al. PrP Sc-selective peptides
Hatcher Conformation Based Reagents for the Detection of Disease-Associated Prion Protein

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090401