JP2000230210A - 建築用タイルブロック - Google Patents

建築用タイルブロック

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JP2000230210A
JP2000230210A JP11032620A JP3262099A JP2000230210A JP 2000230210 A JP2000230210 A JP 2000230210A JP 11032620 A JP11032620 A JP 11032620A JP 3262099 A JP3262099 A JP 3262099A JP 2000230210 A JP2000230210 A JP 2000230210A
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JP
Japan
Prior art keywords
tile block
transparent
transparent beads
substrate
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP11032620A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Okamoto
覚 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAMADA TOKUSHU GLASS KK
Original Assignee
HAMADA TOKUSHU GLASS KK
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Publication date
Application filed by HAMADA TOKUSHU GLASS KK filed Critical HAMADA TOKUSHU GLASS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限定された範囲内で光を反射するようにした
建築用タイルブロックを提供することである。 【解決手段】 タイルブロック1は、不透明基板2に、
硬質材料から成る多数の透明ビーズ3をその頂部3aが
基板2の表面から露出するように埋め込み、各透明ビー
ズ3の底面に光反射板4を設けたものである。そして前
記頂部3aの形状をほぼ円球面又は長円球面にしてある
ため、反射光の範囲を限定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、舗道やプラットホーム
等に貼り付けられるタイルブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、横断歩道や駅のプラットホーム
等に、視覚障害者のための誘導用板状体が貼り付けられ
ている。その板状体は、表面に半球形等の突起を多数設
けたものであって、視覚障害者は杖と足裏の感触で板状
体に沿って所定個所に誘導されるようになっている。
【0003】
【発明の課題】上記のような従来の誘導用板状体は、ほ
とんど光を反射しない材料で形成されている。ところ
が、視覚障害者でも完全に視覚が無い者は少なく、わず
かな光でも感知可能な人が多い。そこで、誘導用板状体
を光反射性の良好な材料で形成することが考えられる。
しかしながら、単に光を反射する材料で作製するだけで
は、例えば光が広角に反射すると、誘導用板状体の位置
が何処にあるかを感知することが困難である。
【0004】そこで、この発明の課題は、限定された範
囲内で光を反射するようにしたタイルブロックを提供す
ることである。
【0005】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明においては、不透明基板に、透明硬質材料から成る多
数の透明ビーズをその球面状頂部が前記基板の表面から
露出するように埋め込み、各透明ビーズの底面に光反射
板を設け、前記頂部の形状をほぼ円球面又はほぼ長円球
面にした構成を採用したのである。
【0006】前記光反射板の内面に透明着色板を設ける
か、又は透明ビーズに着色顔料を混入しておくことがで
きる。
【0007】さらに、前記透明ビーズとの頂部頂面を平
坦にしておくのが好ましい。
【0008】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付図面に
基づいて説明する。図1に示すように、この発明のタイ
ルブロック1は、適宜形状の不透明な基板2に、透明ビ
ーズ3を頂部3aが露出するように埋め込み、透明ビー
ズ3の底面に光反射板4を設けたものである。
【0009】前記基板2は、セメント、合成ゴム、合成
樹脂、石材、陶磁器、木材などの単体又は複合体或は粉
粒体の集合体から成り、その平面形状は、四角形が一般
的であるが、その他の多角形や円形など、用途に応じて
任意に選択することができる。
【0010】前記透明ビーズ3は、透明ガラスや透明な
硬質合成樹脂などの耐摩耗性を有する硬質材料より成
り、頂部3aが基板2の表面から露出するように埋め込
まれている。そして、頂部3aの断面形状はほぼ円弧状
をなしている。但し、図4に示すように、頂部3aに平
坦面3cを形成しておくのが好ましい。また、基板2内
に埋め込まれた部分の断面形状はいずれでもよい。図1
のように、頂部3aに連続する円弧状でもよく、或は図
2のように、直線状になっていてもよい。さらに図3の
ように基部3bが膨出する形状でもよい。平面形状は、
図5のように円形であってもよく、或は図6のように長
円形でもよい。そのほか、正方形や長方形、楕円形、十
字形なども考えられる。要するに、頂部3aがほぼ円球
面又はほぼ長円球面などの球面状をなしておればよい。
【0011】前記透明ビーズ3の底面には、光反射板4
が設けられている。光反射板4は、通常のガラス鏡のよ
うなものでもよいが、金属蒸着フィルム、例えばポリエ
ステルフィルムにアルミニウム蒸着を施したものでもよ
い。この光反射板4は、透明ビーズ3の底面に固着して
おくのがよい。また、光反射板4は平坦なものが好まし
いが凹面であってもよい。このような光反射板4を設け
ることによって、透明ビーズ3の屈折率を無視すれば、
反射光を、ほぼ図1の鎖線で示す範囲内に限定すること
ができる。即ち透明ビーズ3が光輝を発する範囲は、ほ
ぼ鎖線で示す範囲に限定される。従ってある程度タイル
ブロック1に近づかないと、反射光を感知できないこと
になる。この範囲は、透明ビーズ3の屈折率を考慮し
て、球面状頂部3aの曲率及びサイズ等を変化させるこ
とにより調節することができる。さらに、光反射板4を
設ける範囲を制限することによって調節することもでき
る。
【0012】上記透明ビーズ3は、無色透明でもよい
が、着色顔料を混入してもよい。また、着色によって反
射光が弱められるのを恐れる場合は、図2及び図4に示
すように、透明な着色ガラスや着色フィルムのような薄
い着色板5を反射板4の内側に重ねておくのがよい。
【0013】透明ビーズ3を基板2に取り付ける方法
は、基板2の材料中に予め透明ビーズ3を埋め込んで、
その材料を所定の形状に成形固化したり、材料に凹所を
設けてその凹所内に透明ビーズ3を嵌め込み、接着剤で
固定するなどである。透明ビーズ3の配列は任意であ
る。図5のように行、列共に整列させてもよく、図6の
ように互違いに配列してもよい。またランダムに配列す
ることもできる。
【0014】なお、透明ビーズ3の頂部3aに設けた平
坦面3cは、歩行者の滑り止めに有効であるが、さらに
この平坦面3cに細かい凹凸を設けておくことができ
る。
【0015】また、この発明のタイルブロックは、舗道
面のほか、室内の床面や、壁面、ベンチ等にも使用する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】この発明のタイルブロックは、以上のよ
うに、基板に透明ビーズを埋め込み、透明ビーズの球面
状頂部を基板表面から露出させ、透明ビーズの底面に光
反射板を設けたものであるから、一定の範囲内において
透明ビーズが光輝を発し、タイルブロックに接近したと
きに、透明ビーズの突起による感触に加えて反射光を感
知することができるので、視覚障害者の誘導に好適であ
る。
【0017】また、透明ビーズに着色するか着色板を設
けることにより、美感が向上し誘導路以外にも装飾板な
ど多くの用途に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のタイルブロックの一例を示す一部断
面図
【図2】タイルブロックの他の例を示す一部断面図
【図3】タイルブロックのさらに他の例を示す一部断面
【図4】タイルブロックのまたさらに他の例を示す一部
断面図
【図5】タイルブロックの一例を示す斜視図
【図6】タイルブロックの他の例を示す斜視図
【符号の説明】
1 タイルブロック 2 基板 3 透明ビーズ 3a 頂部 3b 基部 3c 平坦面 4 反射板 5 透明着色板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AA07 AB03 AF03 AF06 AG03 AG11 DA02 DB01 DC01 DC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不透明基板に、硬質材料から成る多数の
    透明ビーズをその球面状頂部が前記基板の表面から露出
    するように埋め込み、各透明ビーズの底面に光反射板を
    設けた建築用タイルブロック。
  2. 【請求項2】 前記球面状頂部がほぼ円球面又はほぼ長
    円球面である請求項1に記載の建築用タイルブロック。
  3. 【請求項3】 前記光反射板の内面に透明着色板を設け
    た請求項1に記載の建築用タイルブロック。
  4. 【請求項4】 前記透明ビーズに着色した請求項1に記
    載の建築用タイルブロック。
  5. 【請求項5】 前記透明ビーズの頂部頂面を平坦にした
    請求項1から4のいずれかに記載の建築用タイルブロッ
    ク。
JP11032620A 1999-02-10 1999-02-10 建築用タイルブロック Pending JP2000230210A (ja)

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