JP2000228621A - Srラッチ、フリップフロップ、及びsrラッチの作動方法 - Google Patents
Srラッチ、フリップフロップ、及びsrラッチの作動方法Info
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- H03K3/35613—Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration
- H03K3/356139—Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration with synchronous operation
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的速いプロセッサ速度で動作するSRラ
ッチ、フリップフロップ、及びSRラッチの作動方法を
提供する。 【解決手段】 SRラッチ30が、セット信号及びリセ
ット信号からQ信号及びバーQ信号をそれぞれ発生し、
休止状態をもった信号発生ブロックと、Q信号及びバー
Q信号を受信し、第1及び第2論理ブロックが休止状態
になる時より前に第1及び第2論理ブロックから出力さ
れた電圧レベルでQ信号及びバーQ信号を維持する記憶
ブロック32とを有する。Q信号及びバーQ信号が、実
質的に同時に相補的な状態へ変化する。信号発生ブロッ
クが、セット信号及びリセット信号からQ信号及びバー
Q信号をそれぞれ発生するため第1及び第2論理ブロッ
ク34,36を含み、また第1及び第2論理ブロック3
4,36が休止状態を有する。
ッチ、フリップフロップ、及びSRラッチの作動方法を
提供する。 【解決手段】 SRラッチ30が、セット信号及びリセ
ット信号からQ信号及びバーQ信号をそれぞれ発生し、
休止状態をもった信号発生ブロックと、Q信号及びバー
Q信号を受信し、第1及び第2論理ブロックが休止状態
になる時より前に第1及び第2論理ブロックから出力さ
れた電圧レベルでQ信号及びバーQ信号を維持する記憶
ブロック32とを有する。Q信号及びバーQ信号が、実
質的に同時に相補的な状態へ変化する。信号発生ブロッ
クが、セット信号及びリセット信号からQ信号及びバー
Q信号をそれぞれ発生するため第1及び第2論理ブロッ
ク34,36を含み、また第1及び第2論理ブロック3
4,36が休止状態を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、デジ
タル回路に関するものであり、特にデジタル情報を一時
的に記憶するための、例えばフリップフロップのような
高速データラッチ回路に関するものである。
タル回路に関するものであり、特にデジタル情報を一時
的に記憶するための、例えばフリップフロップのような
高速データラッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フリップフロップは、種々の応用に、特
にプロセッサ、デジタル信号プロセッサ及びメモリーの
ようなデジタルシステムに使用される。図1は従来技術
のDフリップフロップ10の回路線図を示す。このDフ
リップフロップ10はSRラッチ14に結合されたデー
タ感知ブロック12を備えている。データ感知ブロック
12は公知である。ほぼ同様なデータ感知ブロックが、
Madden等の米国特許第4, 910, 713号公報に開示
されている。
にプロセッサ、デジタル信号プロセッサ及びメモリーの
ようなデジタルシステムに使用される。図1は従来技術
のDフリップフロップ10の回路線図を示す。このDフ
リップフロップ10はSRラッチ14に結合されたデー
タ感知ブロック12を備えている。データ感知ブロック
12は公知である。ほぼ同様なデータ感知ブロックが、
Madden等の米国特許第4, 910, 713号公報に開示
されている。
【0003】典型的には、SRラッチ14は一対のクロ
ス結合NANDゲート16,18を備えている。以下、
バーD、バーQ、バーR、及びバーSはそれぞれD、
Q、R、及びSの反転状態を示すものとする。一方のN
ANDゲート16のうち一つの入力はセット信号を受信
するセット入力バーSを備え、他方のNANDゲート1
8のうち一つの入力はリセット信号を受信するリセット
入力バーRを備えている。
ス結合NANDゲート16,18を備えている。以下、
バーD、バーQ、バーR、及びバーSはそれぞれD、
Q、R、及びSの反転状態を示すものとする。一方のN
ANDゲート16のうち一つの入力はセット信号を受信
するセット入力バーSを備え、他方のNANDゲート1
8のうち一つの入力はリセット信号を受信するリセット
入力バーRを備えている。
【0004】SRラッチ14は二つの信号Q,バーQを
出力する。Q出力が低電圧レベル及び高電圧レベルを有
するように、セット入力バーS上で高電圧レベル、即ち
論理1と、リセット入力バーR上で低電圧レベル、即ち
論理0とが、フリップフロップ10をリセット(クリア
に)する。リセット入力バーR上で高電圧レベルと、セ
ット入力バーS上で低電圧レベルとは、SRラッチ14
をある状態に、即ちQ出力が高電圧レベル、バーQ出力
が低電圧レベルとなる状態にセットする。低電圧レベル
がセット入力バーS及びリセット入力バーRで同時に出
現しないという前提上で、SRラッチ14は動作する。
もしセット入力バーS及びリセット入力バーRが高電圧
レベルならば、SRラッチ14は状態を変えずに、その
ときの状態のままである。セット入力バーS及びリセッ
ト入力バーR上では高電圧レベルが休止状態であると考
えられる。また、SRラッチ14をクロス結合NORゲ
ートで形成することもできる。
出力する。Q出力が低電圧レベル及び高電圧レベルを有
するように、セット入力バーS上で高電圧レベル、即ち
論理1と、リセット入力バーR上で低電圧レベル、即ち
論理0とが、フリップフロップ10をリセット(クリア
に)する。リセット入力バーR上で高電圧レベルと、セ
ット入力バーS上で低電圧レベルとは、SRラッチ14
をある状態に、即ちQ出力が高電圧レベル、バーQ出力
が低電圧レベルとなる状態にセットする。低電圧レベル
がセット入力バーS及びリセット入力バーRで同時に出
現しないという前提上で、SRラッチ14は動作する。
もしセット入力バーS及びリセット入力バーRが高電圧
レベルならば、SRラッチ14は状態を変えずに、その
ときの状態のままである。セット入力バーS及びリセッ
ト入力バーR上では高電圧レベルが休止状態であると考
えられる。また、SRラッチ14をクロス結合NORゲ
ートで形成することもできる。
【0005】図2を参照すると、図1に示すデータ感知
ブロック12及びSRラッチ14のタイミング線図が示
されている。クロック信号(Clk)が低電圧にある
時、データ感知ブロック12のセット出力バーS及びリ
セット出力バーRは高電圧レベルにある。クロック信号
(Clk)が高電圧へ変化すると、入力Dは低電圧とな
り、入力バーDは高電圧となる。その結果、セット信号
バーSは高電圧レベルのままであり、一方、リセット信
号バーRは矢印21で示されるように低電圧レベルへ変
化する。NANDゲート18の入力でリセット信号バー
Rの低電圧レベルに応じて、バーQ信号は、矢印22で
示すように、高電圧レベルへ変化する。NANDゲート
16の入力における信号バーS及びバーQの高電圧レベ
ルに応じてQ信号は低電圧レベルへ変化する(矢印2
3)。
ブロック12及びSRラッチ14のタイミング線図が示
されている。クロック信号(Clk)が低電圧にある
時、データ感知ブロック12のセット出力バーS及びリ
セット出力バーRは高電圧レベルにある。クロック信号
(Clk)が高電圧へ変化すると、入力Dは低電圧とな
り、入力バーDは高電圧となる。その結果、セット信号
バーSは高電圧レベルのままであり、一方、リセット信
号バーRは矢印21で示されるように低電圧レベルへ変
化する。NANDゲート18の入力でリセット信号バー
Rの低電圧レベルに応じて、バーQ信号は、矢印22で
示すように、高電圧レベルへ変化する。NANDゲート
16の入力における信号バーS及びバーQの高電圧レベ
ルに応じてQ信号は低電圧レベルへ変化する(矢印2
3)。
【0006】NANDゲート18の遅延によってバーQ
信号が低電圧レベルから高電圧レベルへ変化するのに要
する総時間(矢印24)が決定され、またNANDゲー
ト16の遅延によってQ信号が高電圧レベルから低電圧
レベルへ変化するのに要する総時間(矢印25)が決定
されることが分かる。
信号が低電圧レベルから高電圧レベルへ変化するのに要
する総時間(矢印24)が決定され、またNANDゲー
ト16の遅延によってQ信号が高電圧レベルから低電圧
レベルへ変化するのに要する総時間(矢印25)が決定
されることが分かる。
【0007】入力Dが高電圧レベルにあり、入力バーD
が低電圧レベルにあり、そしてクロック信号(Clk)
が高電圧へ変化すると、NANDゲート16,18が決
定するのは、Q,バーQ信号が高電圧レベル及び低電圧
レベルへそれぞれ変化するのに要する総時間である。
が低電圧レベルにあり、そしてクロック信号(Clk)
が高電圧へ変化すると、NANDゲート16,18が決
定するのは、Q,バーQ信号が高電圧レベル及び低電圧
レベルへそれぞれ変化するのに要する総時間である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、SRラッ
チ14のクロス結合NANDゲート16,18がDフリ
ップフロップ10の速度を制限していることを確認し
た。クロス結合NANDゲート16,18は、同時に
Q,バーQ信号を発生し、ラッチする(取り込む)単一
段である。セット信号またはリセット信号が高電圧レベ
ルから低電圧レベルへ変化する時、セット信号バーS及
びリセット信号バーRは、Q,バーQ出力を発生させる
ために、二つのNANDゲート16,18を通過しなけ
ればならない。従って、SRラッチ14は、セット入力
バーSまたはリセット入力バーRにおける電圧レベルの
変化と、Q,バーQ出力における上昇及び下降エッジと
の間に二つのゲート遅延をもつ。これにより回路の速度
は70%以上低下される。更に、処理の制限で速度は一
層低下し、速度の低下量は100%を越え得る。
チ14のクロス結合NANDゲート16,18がDフリ
ップフロップ10の速度を制限していることを確認し
た。クロス結合NANDゲート16,18は、同時に
Q,バーQ信号を発生し、ラッチする(取り込む)単一
段である。セット信号またはリセット信号が高電圧レベ
ルから低電圧レベルへ変化する時、セット信号バーS及
びリセット信号バーRは、Q,バーQ出力を発生させる
ために、二つのNANDゲート16,18を通過しなけ
ればならない。従って、SRラッチ14は、セット入力
バーSまたはリセット入力バーRにおける電圧レベルの
変化と、Q,バーQ出力における上昇及び下降エッジと
の間に二つのゲート遅延をもつ。これにより回路の速度
は70%以上低下される。更に、処理の制限で速度は一
層低下し、速度の低下量は100%を越え得る。
【0009】図3において、図1に示された回路と同様
な回路20が別の従来のDフリップフロップに使用され
ている。図2の回路20は、トランジスタN6(図1)
が使用されていない点を除いて、図1の回路10と同様
である。トランジスタN6は、低出力応用のためにDフ
リップフロップ10のデータ感知ブロック12の静的動
作を保証している。トランジスタN6は、Dフリップフ
ロップ10の速度に重大な影響を及ぼさない。図2のS
Rラッチ14は図1のSRラッチ14と同じあるので、
図2のDフリップフロップ20には図1のDフリップフ
ロップと同様な性能上の問題がある。
な回路20が別の従来のDフリップフロップに使用され
ている。図2の回路20は、トランジスタN6(図1)
が使用されていない点を除いて、図1の回路10と同様
である。トランジスタN6は、低出力応用のためにDフ
リップフロップ10のデータ感知ブロック12の静的動
作を保証している。トランジスタN6は、Dフリップフ
ロップ10の速度に重大な影響を及ぼさない。図2のS
Rラッチ14は図1のSRラッチ14と同じあるので、
図2のDフリップフロップ20には図1のDフリップフ
ロップと同様な性能上の問題がある。
【0010】プロセッサの速度及び性能は常に上昇し続
けている。従って、より速い速度で作動するDフリップ
フロップが望ましい。
けている。従って、より速い速度で作動するDフリップ
フロップが望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、比較的
速いプロセッサ速度で作動する改良型のフリップフロッ
プを提供することである。
速いプロセッサ速度で作動する改良型のフリップフロッ
プを提供することである。
【0012】本発明の別の目的は、比較的速いプロセッ
サ速度で作動するSRラッチを提供することである。
サ速度で作動するSRラッチを提供することである。
【0013】本発明のこれらの、及びその他の目的及び
効果は、一般的には、ラッチングまたは記憶機能から
Q,バーQ信号の発生を分離するSRラッチによってほ
ぼ達成される。信号発生ブロックはセット及びリセット
入力信号に基いて適切なQ,バーQ信号を発生し、そし
て記憶ブロックはQ,バーQ信号をラッチし、それによ
り従来技術のクロス結合NANDゲートの二つのゲート
遅延を除去する。
効果は、一般的には、ラッチングまたは記憶機能から
Q,バーQ信号の発生を分離するSRラッチによってほ
ぼ達成される。信号発生ブロックはセット及びリセット
入力信号に基いて適切なQ,バーQ信号を発生し、そし
て記憶ブロックはQ,バーQ信号をラッチし、それによ
り従来技術のクロス結合NANDゲートの二つのゲート
遅延を除去する。
【0014】更に詳細には、信号発生ブロックは、セッ
ト及びリセット信号からそれぞれQ,バーQ信号を発生
するために第1及び第2論理ブロックを備えている。第
1及び第2論理ブロックはまた休止状態をもっている。
静的記憶ブロックは、Q,バーQ信号を受信し、そして
第1及び第2論理ブロックが休止状態となる前に出力し
ていた電圧レベルでQ,バーQ信号を維持する。
ト及びリセット信号からそれぞれQ,バーQ信号を発生
するために第1及び第2論理ブロックを備えている。第
1及び第2論理ブロックはまた休止状態をもっている。
静的記憶ブロックは、Q,バーQ信号を受信し、そして
第1及び第2論理ブロックが休止状態となる前に出力し
ていた電圧レベルでQ,バーQ信号を維持する。
【0015】別の実施の形態では、Dフリップフロップ
は本発明のSRラッチに結合された感知ブロックを備え
ている。
は本発明のSRラッチに結合された感知ブロックを備え
ている。
【0016】また、セット及びリセット信号を受信する
SRラッチの作動方法が提供されている。Q,バーQ信
号はセット及びリセット信号から発生される。Q,バー
Q信号は相補的な状態をもつ。Q,バーQ信号の発生
後、Q,バーQ信号の相補的な状態がラッチされる。
SRラッチの作動方法が提供されている。Q,バーQ信
号はセット及びリセット信号から発生される。Q,バー
Q信号は相補的な状態をもつ。Q,バーQ信号の発生
後、Q,バーQ信号の相補的な状態がラッチされる。
【0017】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴及び利点が本発
明の開示を考察する当業者にとって明らかとなろう。添
付図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について
さらに詳細に説明する。
明の開示を考察する当業者にとって明らかとなろう。添
付図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について
さらに詳細に説明する。
【0019】図4において、SRラッチ30はラッチン
グまたは記憶機能からQ,バーQ信号の発生を分離して
いる。信号発生ブロック31は、セット及びリセット信
号からQ,バーQ信号を発生する第1及び第2論理ブロ
ック34,36をそれぞれ備えている。記憶ブロック3
2は信号発生ブロック31で発生されたQ,バーQ信号
を記憶する。ラッチングの前にQ,バーQ信号を別個に
発生することにより、SRラッチの速度が増大される。
グまたは記憶機能からQ,バーQ信号の発生を分離して
いる。信号発生ブロック31は、セット及びリセット信
号からQ,バーQ信号を発生する第1及び第2論理ブロ
ック34,36をそれぞれ備えている。記憶ブロック3
2は信号発生ブロック31で発生されたQ,バーQ信号
を記憶する。ラッチングの前にQ,バーQ信号を別個に
発生することにより、SRラッチの速度が増大される。
【0020】静的記憶ブロック32は、第1及び第2論
理ブロック34,36それぞれの間に結合されている。
第1論理ブロック34は、セット信号バーS38及びリ
セット信号バーR40を受信し、そしてQ信号42を出
力する。セット信号バーS38が低電圧レベルであり、
リセット信号バーR40が高電圧レベルである時、Q信
号42は高電圧レベルを発生する。セット信号バーS3
8が高電圧レベルであり、リセット信号バーR40が低
電圧レベルである時には、Q信号42は低電圧レベルを
発生する。セット信号バーS38が高電圧レベルであ
り、リセット信号バーR40が高電圧レベルである時
に、第1理論ブロック34は休止状態となる。「休止」
という用語は、第1論理ブロック34の出力が高インピ
ーダンス状態であることを意味する。
理ブロック34,36それぞれの間に結合されている。
第1論理ブロック34は、セット信号バーS38及びリ
セット信号バーR40を受信し、そしてQ信号42を出
力する。セット信号バーS38が低電圧レベルであり、
リセット信号バーR40が高電圧レベルである時、Q信
号42は高電圧レベルを発生する。セット信号バーS3
8が高電圧レベルであり、リセット信号バーR40が低
電圧レベルである時には、Q信号42は低電圧レベルを
発生する。セット信号バーS38が高電圧レベルであ
り、リセット信号バーR40が高電圧レベルである時
に、第1理論ブロック34は休止状態となる。「休止」
という用語は、第1論理ブロック34の出力が高インピ
ーダンス状態であることを意味する。
【0021】第2論理ブロック36は、セット信号バー
S38及びリセット信号バーR40を受信し、そしてバ
ーQ信号44を出力する。セット信号バーS38が高電
圧レベルであり、かつリセット信号バーR40が低電圧
レベルである時に、バーQ信号44が高電圧レベルへ変
化する。セット信号バーS38が低電圧レベルであり、
リセット信号バーR40が高電圧レベルである時に、バ
ーQ信号44が低電圧レベルへ変化する。セット信号バ
ーS38が高電圧レベルであり、リセット信号バーR4
0が高電圧レベルである時に、バーQ信号44が休止状
態となる。
S38及びリセット信号バーR40を受信し、そしてバ
ーQ信号44を出力する。セット信号バーS38が高電
圧レベルであり、かつリセット信号バーR40が低電圧
レベルである時に、バーQ信号44が高電圧レベルへ変
化する。セット信号バーS38が低電圧レベルであり、
リセット信号バーR40が高電圧レベルである時に、バ
ーQ信号44が低電圧レベルへ変化する。セット信号バ
ーS38が高電圧レベルであり、リセット信号バーR4
0が高電圧レベルである時に、バーQ信号44が休止状
態となる。
【0022】静的記憶ブロック32は、第1及び第2論
理ブロック34,36それぞれの間に結合されている。
静的記憶ブロック32は、第1及び第2論理ブロックに
よって出力された高電圧及び低電圧に応動する。静的記
憶ブロック32は、第1及び第2論理ブロック34,3
6が休止状態となる前に出力された電圧レベルでQ信号
42及びバーQ信号44を維持している。
理ブロック34,36それぞれの間に結合されている。
静的記憶ブロック32は、第1及び第2論理ブロックに
よって出力された高電圧及び低電圧に応動する。静的記
憶ブロック32は、第1及び第2論理ブロック34,3
6が休止状態となる前に出力された電圧レベルでQ信号
42及びバーQ信号44を維持している。
【0023】特に、第1及び第2論理ブロック34,3
6は同じ構造である。インバータ46,48はスタック
型トランジスタ対52,54に結合され、トランジスタ
対52,54は、NORゲートのような結合論理回路の
ように機能する。スタック型トランジスタ対52,54
は、nMOSトランジス62,64に直列に接続された
pMOSトランジスタ56,58をそれぞれ備えてい
る。しかしながら、本発明のスタック型トランジスタ対
52,54は典型的な結合論理回路と相違する。pMO
S及びnMOSトランジスタの全てのゲート66,6
8,70,72が高電圧レベルにある時、スタック型ト
ランジスタ対52,54が高電圧を発生せずに休止状態
となり、そして信号が出力されない高インピーダンス状
態になる。
6は同じ構造である。インバータ46,48はスタック
型トランジスタ対52,54に結合され、トランジスタ
対52,54は、NORゲートのような結合論理回路の
ように機能する。スタック型トランジスタ対52,54
は、nMOSトランジス62,64に直列に接続された
pMOSトランジスタ56,58をそれぞれ備えてい
る。しかしながら、本発明のスタック型トランジスタ対
52,54は典型的な結合論理回路と相違する。pMO
S及びnMOSトランジスタの全てのゲート66,6
8,70,72が高電圧レベルにある時、スタック型ト
ランジスタ対52,54が高電圧を発生せずに休止状態
となり、そして信号が出力されない高インピーダンス状
態になる。
【0024】第1及び第2論理ブロック34,36が休
止状態となる時点の前に、静的記憶ブロック32が第1
及び第2論理ブロック34,36からQ信号42及びバ
ーQ信号44をそれぞれラッチする一対のクロス結合イ
ンバータ82,84を備えている。
止状態となる時点の前に、静的記憶ブロック32が第1
及び第2論理ブロック34,36からQ信号42及びバ
ーQ信号44をそれぞれラッチする一対のクロス結合イ
ンバータ82,84を備えている。
【0025】図5は、本発明で使用するのに適したイン
バータ92の概略図であり、本発明は入力IN及び出力
OUTを備えたpMOSトランジスタ94及びnMOS
トランジスタ96を備えている。
バータ92の概略図であり、本発明は入力IN及び出力
OUTを備えたpMOSトランジスタ94及びnMOS
トランジスタ96を備えている。
【0026】図6Aにおいて、改良型のDフリップフロ
ップ100は本発明のSRラッチ30に結合された感知
ブロック101を備えている。感知ブロック101は公
知である。William C. Madden 等に対し、High Input I
mpedance, Strobed CMOS Differential Sense Amplifie
r と名称付けられ、1990年 3月20日に許可された米国特
許第4,910,713号公報は、感知ブロック101
上の背景情報としての参照文献によって組み込まれてい
る。感知ブロック101は、SRラッチ30へ入力され
るセット信号バーS38及びリセット信号バーR40を
それぞれ発生する。
ップ100は本発明のSRラッチ30に結合された感知
ブロック101を備えている。感知ブロック101は公
知である。William C. Madden 等に対し、High Input I
mpedance, Strobed CMOS Differential Sense Amplifie
r と名称付けられ、1990年 3月20日に許可された米国特
許第4,910,713号公報は、感知ブロック101
上の背景情報としての参照文献によって組み込まれてい
る。感知ブロック101は、SRラッチ30へ入力され
るセット信号バーS38及びリセット信号バーR40を
それぞれ発生する。
【0027】また、図6Aは、0.2μCMOS技術を
使用する一つの実施例においてミクロン(μ)台でトラ
ンジスタの幅を示す。インバータのトランジスタを含む
全てのトランジスタの長さ及び有効長さは同じであり、
0.2μに等しい。図6Aにおいて、インバータの上の
数字はpMOSトランジスタの幅であり、またインバー
タの下の数字はnMOSトランジスタの幅である。例え
ば、図6Bに示すように、第1論理ブロック34のイン
バータ46は幅10μのpMOSトランジスタ及び幅5
μのnMOSトランジスタを備えている。
使用する一つの実施例においてミクロン(μ)台でトラ
ンジスタの幅を示す。インバータのトランジスタを含む
全てのトランジスタの長さ及び有効長さは同じであり、
0.2μに等しい。図6Aにおいて、インバータの上の
数字はpMOSトランジスタの幅であり、またインバー
タの下の数字はnMOSトランジスタの幅である。例え
ば、図6Bに示すように、第1論理ブロック34のイン
バータ46は幅10μのpMOSトランジスタ及び幅5
μのnMOSトランジスタを備えている。
【0028】第1及び第2論理ブロック34,36それ
ぞれのインバータ46,48のトランジスタは、静的記
憶ブロック32のインバータ82,84のトランジスタ
より大きい。フリップフロップが予定の速度で作動する
ような大きさに、インバータ46,48が作られてい
る。特に、pMOSトランジスタ58による遅延量がイ
ンバータ46とnMOSトランジスタ62とによる遅延
量に実質的に等しいような大きさに、インバータ46の
トランジスタが作られている。pMOSトランジスタ5
6による遅延量がインバータ48とnMOSトランジス
タ64とによる遅延量に実質的に等しいような大きさ
に、インバータ48のトランジスタが作られている。従
って、Q信号及びバーQ信号の変化は実質的に同じ遅延
量をもつ。
ぞれのインバータ46,48のトランジスタは、静的記
憶ブロック32のインバータ82,84のトランジスタ
より大きい。フリップフロップが予定の速度で作動する
ような大きさに、インバータ46,48が作られてい
る。特に、pMOSトランジスタ58による遅延量がイ
ンバータ46とnMOSトランジスタ62とによる遅延
量に実質的に等しいような大きさに、インバータ46の
トランジスタが作られている。pMOSトランジスタ5
6による遅延量がインバータ48とnMOSトランジス
タ64とによる遅延量に実質的に等しいような大きさ
に、インバータ48のトランジスタが作られている。従
って、Q信号及びバーQ信号の変化は実質的に同じ遅延
量をもつ。
【0029】Q信号及びバーQ信号が発生され、第1及
び第2論理ブロック34,36それぞれによって出力さ
れた後に、静的記憶ブロック32がQ信号及びバーQ信
号をラッチするので、静的記憶ブロック32のインバー
タ82,84のトランジスタはインバータ46,48の
トランジスタと同じ高速度で作動することを要求されて
いない。従って、静的記憶ブロックのインバータ82,
84のトランジスタは第1及び第2論理ブロック34,
36のインバータ46,48のトランジスタより小さ
い。さらに、第1論理ブロック34において、pMOS
トランジスタ56は、インバータ46による遅延を補う
ためにnMOSトランジスタ62と実質的に同じ大きさ
である。従って、Q信号42の上昇及び下降エッジ変化
の両方は実質的に同じ遅延量をもつ。同様に、第2論理
ブロック36において、pMOSトランジスタ58は、
インバータ48による遅延を補うためにnMOSトラン
ジスタ64と実質的に同じ大きさである。
び第2論理ブロック34,36それぞれによって出力さ
れた後に、静的記憶ブロック32がQ信号及びバーQ信
号をラッチするので、静的記憶ブロック32のインバー
タ82,84のトランジスタはインバータ46,48の
トランジスタと同じ高速度で作動することを要求されて
いない。従って、静的記憶ブロックのインバータ82,
84のトランジスタは第1及び第2論理ブロック34,
36のインバータ46,48のトランジスタより小さ
い。さらに、第1論理ブロック34において、pMOS
トランジスタ56は、インバータ46による遅延を補う
ためにnMOSトランジスタ62と実質的に同じ大きさ
である。従って、Q信号42の上昇及び下降エッジ変化
の両方は実質的に同じ遅延量をもつ。同様に、第2論理
ブロック36において、pMOSトランジスタ58は、
インバータ48による遅延を補うためにnMOSトラン
ジスタ64と実質的に同じ大きさである。
【0030】図6A及び図7を参照すると、データ感知
ブロック101からクロック信号(Clk)に関してS
Rラッチ30のタイミングを説明する。クロック信号
(Clk)が低電圧の時、データ感知ブロック101
は、高電圧レベルのセット信号バーS及びリセット信号
バーRを出力する。この例において、クロック信号(C
lk)が高電圧レベルへ変化すると、セット信号バーS
は矢印102で示すように、低電圧レベルへ変化する。
セット信号バーSが低電圧レベルへ変化すると、Q出力
信号が矢印104で示すように高電圧レベルへ変化し、
そしてインバータ48の出力信号IS は矢印105で示
すように高電圧レベルへ変化する。インバータ48によ
って出力信号IS が高電圧レベルへ変化すると、nMO
Sトランジスタ64は導通し、そしてバーQ出力信号は
矢印106で示すように低電圧レベルへ変化する。
ブロック101からクロック信号(Clk)に関してS
Rラッチ30のタイミングを説明する。クロック信号
(Clk)が低電圧の時、データ感知ブロック101
は、高電圧レベルのセット信号バーS及びリセット信号
バーRを出力する。この例において、クロック信号(C
lk)が高電圧レベルへ変化すると、セット信号バーS
は矢印102で示すように、低電圧レベルへ変化する。
セット信号バーSが低電圧レベルへ変化すると、Q出力
信号が矢印104で示すように高電圧レベルへ変化し、
そしてインバータ48の出力信号IS は矢印105で示
すように高電圧レベルへ変化する。インバータ48によ
って出力信号IS が高電圧レベルへ変化すると、nMO
Sトランジスタ64は導通し、そしてバーQ出力信号は
矢印106で示すように低電圧レベルへ変化する。
【0031】Q信号及びバーQ信号が相補的な高電圧及
び低電圧レベルに達した後、静的記憶ブロック32はQ
信号及びバーQ信号をラッチする。特に、クロック信号
が矢印110で示されるように低電圧レベルへ戻ると、
セット信号バーSは高電圧レベルへ変化し、その高電圧
レベルによって第1及び第2論理ブロック34,36は
それぞれ信号を発生せずに、出力の点で高インピーダン
ス状態を示している。第1及び第2論理ブロック34,
36がそれぞれ(線112で示すように)高インピーダ
ンス状態を発生する前に、しかしQ信号及びバーQ信号
が相補的な状態に達した後に、静的記憶ブロック32は
Q出力信号及びバーQ出力信号をラッチする。
び低電圧レベルに達した後、静的記憶ブロック32はQ
信号及びバーQ信号をラッチする。特に、クロック信号
が矢印110で示されるように低電圧レベルへ戻ると、
セット信号バーSは高電圧レベルへ変化し、その高電圧
レベルによって第1及び第2論理ブロック34,36は
それぞれ信号を発生せずに、出力の点で高インピーダン
ス状態を示している。第1及び第2論理ブロック34,
36がそれぞれ(線112で示すように)高インピーダ
ンス状態を発生する前に、しかしQ信号及びバーQ信号
が相補的な状態に達した後に、静的記憶ブロック32は
Q出力信号及びバーQ出力信号をラッチする。
【0032】同様に、リセット信号バーRが、矢印11
8で示すように、低電圧レベルへ変化すると、バーQ出
力信号は、矢印120で示すように、高電圧レベルへ変
化し、そしてインバータ46によって出力された信号I
R は、矢印121で示すように、高電圧レベルへ変化す
る。インバータ46によって出力された信号IR が高電
圧レベルへ変化すると、nMOSトランジスタ62は導
通し、そしてQ出力信号は、矢印122で示すように、
低電圧レベルへ変化する。さらに、リセット信号バーR
が(線126で示すように)高電圧レベルへ変化して第
1及び第2論理ブロック34,36がそれぞれ高インピ
ーダンス状態を発生する前に、しかし、Q及びバーQ出
力信号が相補的な状態に達した後に、静的記憶ブロック
32はQ及びバーQ出力信号をラッチする。
8で示すように、低電圧レベルへ変化すると、バーQ出
力信号は、矢印120で示すように、高電圧レベルへ変
化し、そしてインバータ46によって出力された信号I
R は、矢印121で示すように、高電圧レベルへ変化す
る。インバータ46によって出力された信号IR が高電
圧レベルへ変化すると、nMOSトランジスタ62は導
通し、そしてQ出力信号は、矢印122で示すように、
低電圧レベルへ変化する。さらに、リセット信号バーR
が(線126で示すように)高電圧レベルへ変化して第
1及び第2論理ブロック34,36がそれぞれ高インピ
ーダンス状態を発生する前に、しかし、Q及びバーQ出
力信号が相補的な状態に達した後に、静的記憶ブロック
32はQ及びバーQ出力信号をラッチする。
【0033】本発明の特に注目すべき特徴は、線12
8,129で示すように、Q信号及びバーQ信号が実質
的に同時に相補的な状態に達することである。言い換え
れば、クロック信号(Clk)の正のエッジ変化からQ
及びバーQ信号が相補的な状態に達する時までの遅延量
は、矢印130,131で示すように、実質的に等しく
されている。
8,129で示すように、Q信号及びバーQ信号が実質
的に同時に相補的な状態に達することである。言い換え
れば、クロック信号(Clk)の正のエッジ変化からQ
及びバーQ信号が相補的な状態に達する時までの遅延量
は、矢印130,131で示すように、実質的に等しく
されている。
【0034】図6A及び図6Bに関して上記したトラン
ジスタチャンネル長さ及び幅を用いて、図1の従来技術
のDフリップフロップと本発明のSRフリップフロップ
とのシミュレーション比較を行なった。そのシミュレー
ションにおいて、チャンネル長さは0.2μであり、最
小ゲート幅は1.6μであり、最大ゲート幅は22μで
あった。閾値電圧は0.7ボルトであり、容量負荷(C
l)は200fFであり、これは22個の最小サイズの
インバータ(3.2μ/1.6μ)のファンアウトに等
しい。電力供給電圧Vddは2ボルトであり、温度は2
5℃であった。その結果を以下に表1、表2、表3およ
び表4で示す。
ジスタチャンネル長さ及び幅を用いて、図1の従来技術
のDフリップフロップと本発明のSRフリップフロップ
とのシミュレーション比較を行なった。そのシミュレー
ションにおいて、チャンネル長さは0.2μであり、最
小ゲート幅は1.6μであり、最大ゲート幅は22μで
あった。閾値電圧は0.7ボルトであり、容量負荷(C
l)は200fFであり、これは22個の最小サイズの
インバータ(3.2μ/1.6μ)のファンアウトに等
しい。電力供給電圧Vddは2ボルトであり、温度は2
5℃であった。その結果を以下に表1、表2、表3およ
び表4で示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】表2及び表4において、Clk−Q(バー
Q)hlは時間総数、即ちクロック信号が高電圧レベル
へ変化した後に、Q(またはバーQ)出力で信号が高電
圧レベルから低電圧レベルへ変化するのに要する時間総
数である。Clk−Q(バーQ)lhは時間総数、即ち
クロック信号が高電圧レベルへ変化した後に、Q(また
はバーQ)出力で信号が低電圧レベルから高電圧レベル
へ変化するのに要する時間総数である。最小D−Q(バ
ーQ)hlは最小時間総数、即ちD入力上で信号の高電
圧レベルから低電圧レベルへの変化が現れるのに、SR
ラッチのQ(バーQ)出力で要する最小時間総数であ
る。最小D−Q(バーQ)lhは最小時間総数、即ちD
入力上で信号の低電圧レベルから高電圧レベルへの変化
が現れるのに、SRラッチのQ(バーQ)出力で要する
最小時間総数である。
Q)hlは時間総数、即ちクロック信号が高電圧レベル
へ変化した後に、Q(またはバーQ)出力で信号が高電
圧レベルから低電圧レベルへ変化するのに要する時間総
数である。Clk−Q(バーQ)lhは時間総数、即ち
クロック信号が高電圧レベルへ変化した後に、Q(また
はバーQ)出力で信号が低電圧レベルから高電圧レベル
へ変化するのに要する時間総数である。最小D−Q(バ
ーQ)hlは最小時間総数、即ちD入力上で信号の高電
圧レベルから低電圧レベルへの変化が現れるのに、SR
ラッチのQ(バーQ)出力で要する最小時間総数であ
る。最小D−Q(バーQ)lhは最小時間総数、即ちD
入力上で信号の低電圧レベルから高電圧レベルへの変化
が現れるのに、SRラッチのQ(バーQ)出力で要する
最小時間総数である。
【0040】要約すると、本発明は、遅延を元の遅延の
約62%に低減する。
約62%に低減する。
【0041】本願において開示される発明のうち、代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0042】速度と出力との交換は常に可能である。し
かしながら、高性能、低出力適用において、速度と出力
との両方は同程度に重要である。総出力と遅延との積
(PDP)は、速度と出力との組合わせを測定し、かつ
遅延時間と総出力との積に等しい組合わせパラメータで
ある。本発明のSRラッチは改良された総PDPを備え
ている。図1のフリップフロップに対して、総PDPは
元の値の約65%まで低減され、一方、図2のフリップ
フロップに対して、総PDPは元の値の約66%まで低
減されている。
かしながら、高性能、低出力適用において、速度と出力
との両方は同程度に重要である。総出力と遅延との積
(PDP)は、速度と出力との組合わせを測定し、かつ
遅延時間と総出力との積に等しい組合わせパラメータで
ある。本発明のSRラッチは改良された総PDPを備え
ている。図1のフリップフロップに対して、総PDPは
元の値の約65%まで低減され、一方、図2のフリップ
フロップに対して、総PDPは元の値の約66%まで低
減されている。
【0043】従って、改良されたフリップフロップは低
減された出力で提供され、かつ比較的高速度で作動す
る。
減された出力で提供され、かつ比較的高速度で作動す
る。
【0044】本発明の他の特徴及び利点は本発明の開示
を考察する当業者に明らかになろう。従って、本発明の
範囲は特許請求の範囲によってのみ限定されることにな
る。
を考察する当業者に明らかになろう。従って、本発明の
範囲は特許請求の範囲によってのみ限定されることにな
る。
【0045】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき説明したが、本発明は前記実施の形態
に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施の形態に基づき説明したが、本発明は前記実施の形態
に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0047】(1).ラッチングの前にQおよびバーQ信号
を別個に発生することにより、SRラッチの速度が増大
される。これにより、比較的速いプロセッサ速度でSR
ラッチを作動できる。
を別個に発生することにより、SRラッチの速度が増大
される。これにより、比較的速いプロセッサ速度でSR
ラッチを作動できる。
【0048】(2).改良されたフリップフロップは低減さ
れた出力で提供され、かつ比較的高速度で作動する。こ
れにより、比較的速いプロセッサ速度で改良型のフリッ
プフロップを作動できる。
れた出力で提供され、かつ比較的高速度で作動する。こ
れにより、比較的速いプロセッサ速度で改良型のフリッ
プフロップを作動できる。
【0049】(3).Q信号及びバーQ信号が実質的に同時
に相補的な状態に達する。言い換えれば、クロック信号
(Clk)の正のエッジ変化からQおよびバーQ信号が
相補的な状態に達するまで遅延量は実質的に等しくされ
ている。そのため、QおよびバーQ信号の発生後、SR
ラッチの作動方法によってQおよびバーQ信号の相補的
な状態がラッチされる。
に相補的な状態に達する。言い換えれば、クロック信号
(Clk)の正のエッジ変化からQおよびバーQ信号が
相補的な状態に達するまで遅延量は実質的に等しくされ
ている。そのため、QおよびバーQ信号の発生後、SR
ラッチの作動方法によってQおよびバーQ信号の相補的
な状態がラッチされる。
【図1】従来技術のDフリップフロップの回路線図であ
る。
る。
【図2】図1のDフリップフロップのタイミング線図で
ある。
ある。
【図3】別の従来技術のDフリップフロップの回路線図
である。
である。
【図4】本発明のSRラッチの回路線図である。
【図5】本発明に使用するのに適切なインバータの一つ
の実施の形態の回路線図である。
の実施の形態の回路線図である。
【図6A】トランジスタの型を示す本発明のSRラッチ
を使用したDフリップフロップの回路線図である。
を使用したDフリップフロップの回路線図である。
【図6B】トランジスタの型を示す図6Aのインバータ
の回路線図である。
の回路線図である。
【図7】データ感知ブロックに接続して使用された本発
明のSRラッチのタイミング線図である。
明のSRラッチのタイミング線図である。
30 SRラッチ 31 信号発生ブロック 32 静的記憶ブロック 34 第1論理ブロック 36 第2論理ブロック 38 セット信号バーS 40 リセット信号バーR 42 Q信号 44 バーQ信号 46,48 インバータ 52,54 スタック型トランジスタ対 56,58 pMOSトランジスタ 62,64 nMOSトランジスタ 66,68,70,72 ゲート 82,84 クロス結合インバータ 92 インバータ 94 pMOSトランジスタ 96 nMOSトランジスタ 100 改良型のDフリップフロップ 101 データ感知ブロック
Claims (24)
- 【請求項1】 セット信号及びリセット信号からQ信号
及びバーQ信号をそれぞれ発生し、また休止状態をもっ
た信号発生ブロックと、 前記Q信号及びバーQ信号を受信し、第1及び第2論理
ブロックが休止状態になる時より前に前記第1及び第2
論理ブロックから出力された電圧レベルで前記Q信号及
びバーQ信号を維持する記憶ブロックと、を有すること
を特徴とするSRラッチ。 - 【請求項2】 前記Q信号及びバーQ信号が、実質的に
同時に相補的な状態へ変化することを特徴とする請求項
1記載のSRラッチ。 - 【請求項3】 前記信号発生ブロックが、前記セット信
号及びリセット信号から前記Q信号及びバーQ信号をそ
れぞれ発生するため第1及び第2論理ブロックを備え、
また前記第1及び第2論理ブロックが休止状態を有する
ことを特徴とする請求項1記載のSRラッチ。 - 【請求項4】 前記記憶ブロックが、静的記憶ブロック
であることを特徴とする請求項1記載のSRラッチ。 - 【請求項5】 前記静的記憶ブロックが、一対のクロス
結合インバータを備えることを特徴とする請求項4記載
のSRラッチ。 - 【請求項6】 前記第1及び第2論理ブロックが休止状
態になる時、前記静的記憶ブロックがそのときに記憶し
ていた状態を維持することを特徴とする請求項4記載の
SRラッチ。 - 【請求項7】 前記第1及び第2論理ブロックが休止状
態になる前に、前記静的記憶ブロックが前記Q信号及び
バーQ信号をラッチすることを特徴とする請求項4記載
のSRラッチ。 - 【請求項8】 前記第1論理ブロックが、前記リセット
信号を受信するための第1インバータと、前記セット信
号と前記第1インバータの出力とを受信し、前記Q信号
を発生する第1スタック型トランジスタ対とを備え、 前記第2論理ブロックが、前記セット信号を受信するた
めの第2インバータと、前記リセット信号と前記第2イ
ンバータの出力とを受信し前記バーQ信号を発生する第
2スタック型トランジスタ対とを備えることを特徴とす
る請求項3記載のSRラッチ。 - 【請求項9】 前記第1及び第2スタック型トランジス
タ対が、休止状態をもつことを特徴とする請求項8記載
のSRラッチ。 - 【請求項10】 前記第1と第2スタック型トランジス
タ対とのいずれか一方が低電圧レベルを出力した時、他
方のスタック型トランジスタ対が高電圧レベルを出力す
ることを特徴とする請求項8記載のSRラッチ。 - 【請求項11】 前記第1及び第2スタック型トランジ
スタ対が、nMOSトランジスタに直列に接続されたp
MOSトランジスタを備えることを特徴とする請求項8
記載のSRラッチ。 - 【請求項12】 前記pMOSトランジスタの大きさ
が、前記nMOSトランジスタとほぼ同じであることを
特徴とする請求項11記載のSRラッチ。 - 【請求項13】 第1電圧レベルまたは第2電圧レベル
の入力信号を受信し、第1電圧レベルと第2電圧レベル
との間で変化するクロック信号を受信し、そして前記ク
ロック信号が前記第1電圧レベルと第2電圧レベルとの
間で変化する時に入力信号の電圧レベルを記憶し、前記
第1電圧レベル及び第2電圧レベルのセット信号及びリ
セット信号を発生する感知ブロックと、 前記セット信号及びリセット信号からQ信号及びバーQ
信号をそれぞれ発生し、また休止状態をもつ信号発生ブ
ロックと、 前記Q信号及びバーQ信号を受信し、前記信号発生ブロ
ックが、休止状態になる時より前に、前記第1及び第2
論理ブロックから出力された前記電圧レベルで前記Q信
号及びバーQ信号を維持する記憶ブロックと、を有する
ことを特徴とするフリップフロップ。 - 【請求項14】 前記Q信号及びバーQ信号が、実質的
に同時に相補的な状態へ変化することを特徴とする請求
項13記載のフリップフロップ。 - 【請求項15】 前記信号発生ブロックが、前記セット
信号及びリセット信号から前記Q信号及びバーQ信号を
それぞれ発生し、また休止状態をもつ第1及び第2論理
ブロックを備えることを特徴とする請求項13記載のフ
リップフロップ。 - 【請求項16】 前記記憶ブロックが、静的記憶ブロッ
クであることを特徴とする請求項15記載のフリップフ
ロップ。 - 【請求項17】 前記静的記憶ブロックが、一対のクロ
ス結合インバータを備えることを特徴とする請求項16
記載のフリップフロップ。 - 【請求項18】 前記第1及び第2論理ブロックが休止
状態になる前に、前記静的記憶ブロックが前記Q信号及
びバーQ信号をラッチすることを特徴とする請求項16
記載のフリップフロップ。 - 【請求項19】 前記第1論理ブロックが、前記リセッ
ト信号を受信するための第1インバータと、前記セット
信号と前記第1インバータの出力とを受信し、前記Q信
号を発生する第1スタック型トランジスタ対とを備え、 前記第2論理ブロックが、前記セット信号を受信するた
めの第2インバータと、前記リセット信号と前記第2イ
ンバータの出力とを受信し、前記バーQ信号を発生する
第2スタック型トランジスタ対とを備えることを特徴と
する請求項16記載のフリップフロップ。 - 【請求項20】 前記第1と第2スタック型トランジス
タ対とのいずれか一方が低電圧レベルを出力した時、他
方のスタック型トランジスタ対が高電圧レベルを出力す
ることを特徴とする請求項19記載のフリップフロッ
プ。 - 【請求項21】 前記第1及び第2スタック型トランジ
スタ対が、nMOSトランジスタに直列に接続されたp
MOSトランジスタを備え、前記pMOSトランジスタ
の大きさが前記nMOSトランジスタとほぼ同じである
ことを特徴とする請求項19記載のフリップフロップ。 - 【請求項22】 セット信号及びリセット信号を受信す
る工程と、 前記セット信号及びリセット信号から、相補的な状態を
もつQ信号及びバーQ信号を発生する工程と、 前記Q及びバーQ信号を発生する工程の後に、前記Q信
号及びバーQ信号の相補的な状態をラッチする工程と、
を備えることを特徴とするSRラッチの作動方法。 - 【請求項23】 前記セット信号及びリセット信号が高
電圧レベルである時、高インピーダンス状態を発生する
工程をさらに有し、前記ラッチする工程が、高インピー
ダンス状態を発生する前記工程の前に相補的な状態の前
記Q信号及びバーQ信号をラッチすることを特徴とする
請求項22記載のSRラッチの作動方法。 - 【請求項24】 前記Q信号及びバーQ信号が、実質的
に同時に相補的な状態へ変化することを特徴とする請求
項22記載のSRラッチの作動方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/208,618 US6232810B1 (en) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | Flip-flop |
US09/208,618 | 1998-12-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000228621A true JP2000228621A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=22775292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11288958A Pending JP2000228621A (ja) | 1998-12-08 | 1999-10-12 | Srラッチ、フリップフロップ、及びsrラッチの作動方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6232810B1 (ja) |
JP (1) | JP2000228621A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005252787A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Renesas Technology Corp | フリップフロップ回路 |
JP2013110690A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Toyota Motor Corp | ラッチト・コンパレータ |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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