JP2000226303A - 植物の成長促進剤 - Google Patents

植物の成長促進剤

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JP2000226303A
JP2000226303A JP11025787A JP2578799A JP2000226303A JP 2000226303 A JP2000226303 A JP 2000226303A JP 11025787 A JP11025787 A JP 11025787A JP 2578799 A JP2578799 A JP 2578799A JP 2000226303 A JP2000226303 A JP 2000226303A
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fossil
plants
pineapple
plant
silica sand
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JP11025787A
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Junichi Umezaki
順一 梅崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物に散布することにより、肥料等の栄養分
の吸収を効率的に行うことを可能にし、かつ土壌や環境
面において何ら影響ない植物の成長促進剤を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 植物の成長促進剤は基材としての化石粉
体に対してパイナップル酵素並びにケイ砂を次の配合比
をもって水で混合することとしている。 化石粉体 90〜98重量部 パイナップル酵素 5〜1重量部 ケイ砂 5〜1重量部 ここでパイナップル酵素はパイナップルの果肉を搾汁
し、これを濃縮して製造される。また化石粉体は、サン
ゴ化石、硅藻化石、微生物化石等の化石鉱物を粉砕して
製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、植物の葉面、ある
いは植物の根の部分に散布され、植物の成長を促進させ
るための植物の成長促進剤に関する。
【0002】
【従来の技術】植物の成長促進剤に関しては、従来より
様々な提案がなされており、その多くは化学合成された
薬剤を希釈して散布する方法が採用されていた。しか
し、最近は堆肥や自然の有機肥料を使用する有機農法が
盛んになり、植物の成長促進剤においても、土壌や環境
面に影響を与えることのないものを開発する試みがなさ
れている。
【0003】例えば特開10−95703号において
は、合成されたアルミノケイ酸塩の誘導体を用いる方法
が提案されており、こうした物質からなる成長促進剤を
土壌に散布することにより、太陽光の蓄熱性を高め、ま
た植物に対して遠赤外線の輻射熱を放射させることとし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】出願人はこうした試み
の中、さらに自然な素材で、植物の成長を促進すること
のできる様々なものを土壌や植物の葉面に散布し、実験
を行ったところである。
【0005】本発明は、植物に散布することにより、肥
料等の栄養分の吸収を効率的に行うことを可能にし、か
つ土壌や環境面において何ら影響ない植物の成長促進剤
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は植物の葉面あるいは植物が植栽される根の
部分に散布される植物の成長促進剤であって、サンゴ化
石、硅藻化石、微生物化石等の化石鉱物を粉砕して構成
される化石粉体と、パイナップルより抽出されるパイナ
ップル酵素と、ケイ砂とを主成分とし、これらを水で混
合してなる植物の成長促進剤としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本実施形態に係る植物の成長促進
剤は、基材としてサンゴ化石、硅藻化石、微生物化石等
の化石鉱物を粉砕して製造される化石粉体を使用する。
化石粉体は多孔質で熱吸収性に優れ、特に海中微生物の
化石やサンゴの化石を粉砕して製造される化石粉体は、
多種多量のミネラル成分を含有するものとされ、このミ
ネラル成分は植物の成長に不可欠なリン、カルシウム、
カリウムなどの働きを助ける補助酵素とされる。
【0008】上記基材としての化石粉体に対しては、パ
イナップル酵素並びにケイ砂がそれぞれ配合され、その
配合費は次のとおりとされる。 化石粉体 90〜98重量部 パイナップル酵素 5〜1重量部 ケイ砂 5〜1重量部
【0009】もっとも有効な配合比としては、下記の配
合比が最適とされ、これら配合比で配合される各材料を
活性還元水で混合するようにしている。 化学粉体 95重量部 パイナップル酵素 2重量部 ケイ砂 3重量部
【0010】ここで配合するパイナップル酵素は、パイ
ナップルの果肉を搾汁し、これを濃縮して製造され、そ
の成分を分析すると、アルコールデハイドロゲナーゼ
(アルコール)、ラクテートデハイドロゲナーゼ(乳
糖)、グルコース6リン酸デハイドロゲナーゼ(糖
質)、アルデヒドデハイドロゲナーゼ(アルデヒド)、
L・アスパルテイト・ベーターセミアルデヒド・NAD
Pオキシドレクターゼ(アルデヒド)、グルタミン酸デ
ハイドロゲナーゼ(アミノ酸)、アスパラギン酸セミア
ルデヒド・デハイドロゲナーゼ(アミノ酸)、NADP
H2チクトクロームC・リアクターゼ(NADP)、グ
ルタチオン・デハイドロゲナーゼ(グルタチオン)、ト
レハローズリン酸シンテターゼ(糖質)、ポリフォスヘ
エードキナーゼ(APT)、エタノールアミンフォスヘ
エードサイチジル・トライスフェラーゼ(CTP)、ト
レハローズフォスファターゼ(糖質)、メタルチオ・フ
ォスファ・グリセレート・フォスファターゼ(グリセリ
ン)、クヌマラーゼ(イヌリン)、β−マンノシターゼ
(糖質)、ウリジン・ヌクレオシターゼーゼ(アミノ
酸)、シトシン・ジアミナーゼ(シトシン)、メチルシ
ステインシンテタ(アミノ酸)、アスパラギン酸シンテ
ターゼ(APT)、コハク酸デハイドロゲナーゼ(コハ
ク酸)、アコニチン酸ハイドロラーゼ(クエン酸)、フ
マレイトハイドロラーゼ(マロン酸)、マレイトデハイ
ドロゲナーゼ(マロン酸)、クエン酸シンテターゼ(ア
セチルCouA)、イソクエン酸デハイドロゲナーゼ
(クエン酸)、LSNADPオキシダクターゼ(アミ
ン)、モノアミンオキシダクターゼ(アミン)、ヒスタ
ミナーゼ(アミン)、ピルビル酸デカルポキシラーゼ
(オキソ酸)、ATPアーゼ(ATP)、ヌクレオチド
ピロフォスファターゼ(核酸)、エンドポリフォスファ
ターゼ(ATP)、オロチジン5リン酸デカルポキシラ
ーゼ(オロチジン)の各酵素が含有されていることが確
認されるところである。
【0011】またケイ砂は天然のケイ石を粉砕して製造
される。さらに活性還元水は、天然水や井戸水からなる
原水をセラミックや天然石(花こう斑岩や石英斑岩)に
接触させたり、ミネラル分を添加し、さらにイオン調整
することにより製造される。
【0012】こうして化石粉体、パイナップル酵素、ケ
イ砂を活性還元水で混合して製造される植物の成長促進
剤は、植物の根の部分の土壌に散布したり、さらに水で
希釈して葉面に散布する等の方法で植物に供給される。
【0013】こうして植物に上記植物の成長促進剤が散
布されると、パイナップル酵素中に含まれる多種類の酵
素の働きにより、植物が高分子を高速に分解することと
なり、セルローズ、リグニン、デンプン等の土壌中の養
分や成長に必要な微量元素(ランタイノド、アクチノイ
ド等の希土類、コバルト等)を高速に分解し、吸収する
こととなる。またパイナップル酵素は植物の発根を促進
するので、土中の養分を吸収して植物の成長スピードが
早められることとなる。またこうしたパイナップル酵素
は、植物の成長において気温の影響を受けにくいという
特性が発見されたところである。例えば従来、夏季にお
いてホウレン草等の冬野菜を栽培する場合、夏季は日照
量が多いために光合成が活発になる反面、それ以上に高
温であるので成長活動が鈍化し、栄養分の吸収が事実上
できないものとされている。しかし、パイナップル酵素
を含有する本実施形態に係る成長促進剤を散布し、夏場
に冬野菜を栽培した場合、気温が高くなってもパイナッ
プル酵素の働きにより、栄養分の吸収がスムーズに行わ
れ、冬場と同様に成長が行われることとなる。
【0014】上記作用を有するパイナップル酵素は、上
記成長促進剤において多孔質の化石粉体並びにケイ砂に
おいて長期間に亘って保持され、植物に対して持続的に
こうした成長促進の作用を与えることとなる。さらに前
記した化石粉体に含まれる多種多様なミネラル成分がパ
イナップル酵素と相乗的に作用し、植物の成長を促進さ
せることとなる。また化石粉体はケイ砂とともに太陽光
の吸熱を促進し、例えば地中や葉面の非日射状態での温
度低下を柔らげ、併せて植物の成長を促進させることが
可能となる。したがって、冬場における冷害や霜害の被
害から植物を守ることも可能とされる。
【0015】さらにケイ砂は活性還元水とともに、地中
に発生する地場電流や静電気から植物を守るものと考え
られ、一般に植物に悪影響のある静電ストレスを取り除
くことが可能となる。
【0016】なお、上記実施形態においては、活性還元
水を用いて化石粉体、パイナップル酵素、ケイ砂を混合
することとしているが、通常の井戸水や水道水を用いて
これらを混合することとしてもよい。さらに化石粉体、
パイナップル酵素、ケイ砂の混合比は、季節、土地環
境、土地の気候などに応じて変更することとすればよ
い。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば植物に散
布することにより、肥料等の栄養分の吸収を効率的に行
うことを可能にし、かつ土壌や環境面において何ら影響
ない植物の成長促進剤を提供することができるという効
果がある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物の葉面あるいは植物が植栽される根
    の部分に散布される植物の成長促進剤であって、サンゴ
    化石、硅藻化石、微生物化石等の化石鉱物を粉砕して構
    成される化石粉体と、パイナップルより抽出されるパイ
    ナップル酵素と、ケイ砂と、を主成分とし、これらを水
    で混合してなる植物の成長促進剤。
  2. 【請求項2】 請求項1において、化石粉体を90〜9
    8重量部、パイナップル酵素を5〜1重量部、ケイ砂を
    5〜1重量部の混合比をもって配合してなる植物の成長
    促進剤。
  3. 【請求項3】 混合するための水を活性水としてなる請
    求項1に記載の植物の成長促進剤。
JP11025787A 1999-02-03 1999-02-03 植物の成長促進剤 Pending JP2000226303A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140026629A1 (en) * 2009-12-22 2014-01-30 Ralco Nutrition, Inc. Organically chelated mineral compositions and methods thereof
US10570066B2 (en) 2014-04-17 2020-02-25 Ralco Nutrition, Inc. Agricultural compositions and applications utilizing mineral compounds

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