JP2000225584A - コード部が着脱可能な電動工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動工具はその性格上、コードを誤って切断
してしまうことが多いが、そういう場合、コードだけを
取り替えられるようにする事と、コードで乱雑になる工
事現場の解消。 【解決手段】 電動工具本体から、コードを取り外し可
能な形にするか、１０ｃｍ程の短いコードをつければよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、建築などで用い
る電動工具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】電動工具は長いコードが、電動工具本体
の中ではんだ溶接などによりつながれていたので、コー
ドだけ取り外すことはできなかった。そのため、工具を
使った際にコードを切断してしまった場合、コードをビ
ニールテープなどで修復して使っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】コードを誤って切断し
たときに、ビニールテープなどで修復した場合の接触不
良や感電による危険の防止と、コードで乱雑になる工事
現場の解消。

【０００４】

【課題を解決するための手段】電動工具本体をコード取
り外し自由なかたちにするか、電動工具につけるコード
を１０ｃｍ程の長さにする。

【０００５】

【実施例】図１・従来の電動工具のコードがある部分に
雄プラグを装置し、コードには電動工具と接続する方に
雌プラグを装置する。接続したときに防水のため、プラ
グでパッキンを挟む形にし（１）、コード側のプラグの
まわりに、差込み口を覆うようにゴムの縁をつける
（２）。プラグが簡単に抜けないようにフックをつける
（３）。 図２・または、コードを電動工具に直接差込む形ではな
く、従来の電動工具のコードを１０ｃｍ程の長さのとこ
ろで切り、本体側のコードの切り口には雄プラグをつけ
て、コード側にはそれに対応した雌プラグをつけたかた
ちにする。防水のためにプラグでパッキンを挟む形にし
（１）、簡単に抜けないようにフックを設ける（３）。
ゴムカバーを継手部分に掛るように雌プラグの廻りに設
ける（４）。作業の邪魔にならないようにプラグは小さ
く細い形状にする。

【０００６】

【発明の効果】本発明は、ビニールテープで修復するこ
とによる危険を防ぐだけではない。電動工具を片づける
とき楽である。現場の状況によって、コードの長さが変
えられる。また、各種の電動工具に共通して使用すれば
一本のコードでいろいろな電動工具が使えるので、工事
現場が、多数のコードで乱雑になることがない。差込み
プラグが沢山いらない。アースがとりやすい。などの効
果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 電動工具本体に直接コードを差込む場合の斜
視図

【図２】 電動工具本体に短いコードをつけた場合の斜
視図

【符号の説明】

１…防水パッキン ２…防水用のゴムの縁 ３…フック ４…防水用のゴムカバー

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コード部が着脱可能な電動工具
2. 【請求項２】 コードの長さが数ｃｍの電動工具
3. 【請求項３】 防水用のパッキン、ゴムのついたコー
   ド