JP2000224682A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- JP2000224682A JP2000224682A JP11024923A JP2492399A JP2000224682A JP 2000224682 A JP2000224682 A JP 2000224682A JP 11024923 A JP11024923 A JP 11024923A JP 2492399 A JP2492399 A JP 2492399A JP 2000224682 A JP2000224682 A JP 2000224682A
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- Japan
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- speaker
- panels
- duralumin
- panel
- speaker unit
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Abstract
えて内部伝播速度が早く立ち上がりのよい音が得られる
スピーカキャビネットを備えたスピーカ提供をするこ
と。 【解決手段】 6枚のジュラルミン製のパネルから構成
されたキャビネットとスピーカユニットとから構成さ
れ、上下及び左右のパネルはそれぞれ緩やかな曲面をも
って形成され、それぞれ対向する上下、左右、前後のパ
ネルはそれぞれ貫通ネジ棒にて互いに引っ張り合わせて
テンションを掛けた状態で組み立てられる。
Description
トを用いたスピーカに関し、特にキャビネットにテンシ
ョンが与えられてなるスピーカに関する。
ションを与えると振動の態様が変わり、相当な制振作用
がもたらされることが知られており、金属製スピーカキ
ャビネットとしては、内部伝播速度が早く立ち上がりの
よい音を得るために比較的量産可能なものの中で最も強
度の強いジュラルミンを用いる試みがなされている。
り、溶接ができず、また粘性がないので屈曲すると割れ
てしまうことから、比較的厚い板を組み合わせてその縁
部をネジ止めしたり、鋳造によって製造されていたとこ
ろである。しかしながら、ジュラルミンの厚板のネジ止
めや鋳造では材料コストが高いのみならず、十分なテン
ションが与えられず、当該材料の持つ特性を十分生かす
ことができていなかった。
ルミンを用いるとともにこれにテンションを与えて内部
伝播速度が早く立ち上がりのよい音が得られるスピーカ
キャビネットを備えたスピーカ提供をすることに技術的
課題が存する。然るに、本発明者は、ジュラルミンも比
較的薄い板厚とすれば、緩やかな曲げには絶え得ること
に着目して本発明を為すに到った。
ラルミン製のパネルから構成されたキャビネットとスピ
ーカユニットとから構成され、上下及び左右のパネルは
それぞれ緩やかな曲面をもって形成され、それぞれ対向
する上下、左右、前後のパネルはそれぞれ貫通ネジ棒に
て互いに引っ張り合わせてテンションを掛けた状態で組
み立てられたスピーカキャビネットを備えたスピーカに
よって解決する。なお、当該ジュラルミン製パネルの厚
さは4mm程度を上限とする比較的薄いものを用いるのが
亀裂を生じることなく屈曲面を形成する上で好ましい。
かかるスピーカによれば、キャビネットが強度の高い材
質にテンションが与えられた構造であるので、箱体の強
度が強くなるのみならず、内部伝播速度が高く立ち上が
りのよい音を得ることができる。さらには、上下及び左
右の各一対のパネルにおいて平行面を形成することがな
いので、定在波が生じ難い形状となる。
組み込まれるとともに、後パネルに螺入されたネジ棒に
てスピーカユニット背面を押圧した構造とすれば、金属
製であるスピーカユニット自体の制振にも寄与する。
るには、まず6枚のパネルの中、上下及び左右のパネル
にベンディングローラ又はプレス等によって緩やかな曲
面を形成した上で、対向する上下、左右のパネルをそれ
ぞれ貫通ネジ棒にて互いに引っ張り合わせて筒状に組み
立てる。次いで、当該筒状体の両端開口部の形状に合わ
せて前後パネルを形成し、前パネルには予めスピーカユ
ニットを取り付け、前パネルと後パネルとによって該筒
状体の前後開口部を貫通ネジ棒で互いに引っ張り合わせ
て密閉する。かかる方法によって、溶接ができず粘性も
低いジュラルミンにテンションを与えた状態で、しかも
上下及び左右の各一対のパネルにおいて平行面を形成す
ることがない箱体に組み立てることができる。
施例について添付図面を参照しつつさらに詳細に説明す
ることとする。図1は、本願発明の第1実施例にかかる
スピーカ1を示すもので、それぞれ対称形状の緩やかな
曲面を有しており筒状に形成される上下パネル2a、2
b及び左右パネル3a、3bと、当該筒状体の両側開口
を密閉する前後パネル4a、4b及び前パネル4aに取
り付けられたスピーカユニット5とを有している。
かな曲面を描いて外側に膨らむとともに両端部がやや反
り返った波状に形成され、その前後部2個所に貫通ネジ
棒6a、6bが挿通する貫通孔が形成されている。ま
た、左右パネル4a、4bは緩やかな曲面を描いて反っ
た形状に形成されると共に、前後部2個所には貫通ネジ
棒7a、7bが挿通する貫通孔が形成されている。
形成される筒状体の両側開口に合わせた形状に切断形成
されるとともに、貫通ネジ棒8a、8bが挿通する貫通
孔が形成されている。前パネル4aは中央部に円形孔が
形成され、その縁部にスピーカユニット5が嵌め込まれ
ネジ止めされる。
ル3b及び後パネル4bに形成された各貫通孔は、各貫
通ネジ棒6a、6b、7a、7b、8a、8bの先端ネ
ジ部が螺着されるネジ孔としてもよい。貫通孔の場合は
各貫通ネジ棒の先端部はナット(図示せず)によってネ
ジ止めされる。
先ず、左右パネル3a、3bに貫通ネジ棒7a、7bを
挿入してネジ棒先端をナット止めしておいて、上下パネ
ル2a、2bを上下から被せた状態で貫通ネジ棒6a、
6bを貫通孔に挿入して先端をナット止めして左右パネ
ル3a、3bとの間で位置調整しながらネジ締めして固
定して筒状体を構成する。次いで、この筒状体の両端開
口部を前後パネル4a、4bで塞いで、貫通ネジ棒8
a、8bを貫通孔に挿入して先端にナットを装着して締
め上げる。各貫通ネジ棒を締め上げていくと、上下、左
右、前後の各パネルが箱状に密閉固定されて強度が確保
されるのみならず全体にテンションが与えられたスピー
カキャビネットが形成されることとなる。
カ1aを示すもので、上下パネル2c、2dの曲面形状
とそれに伴って前後パネル4c、4dの形状が異なる点
を除いては、貫通ネジ棒にて締め上げて箱状に構成する
点においては第1実施例と同様であるので説明を省略す
る。
合う両側縁部に設けた貫通ネジ棒8a、8b用の貫通孔
の他に、前パネル4cに取り付けられたスピーカユニッ
ト5に対向する中央部にネジ孔を設けると共に当該ネジ
孔にネジ棒9が螺入して対向するスピーカユニット背面
を押圧している。このネジ棒9はこの押圧に充分に耐え
得る強度のあるものを使用する。かかるネジ棒9による
後方からの押圧によって金属製であるユニット自体の制
振に寄与することとなる。
きず粘性も低いジュラルミン板を用いてテンションが与
えられ内部伝播速度が高く立ち上がりのよい音を得るこ
とができるスピーカを容易にかつ、安いコストでつくる
ことができることとなった。さらには、上下及び左右の
各一対のパネルにおいて平行面を形成することがないの
で、定在波が生じ難いスピーカを提供できることとなっ
た。
ピーカユニット背面を押圧した構造とすれば、スピーカ
ユニット自体の制振に寄与するスピーカとなる。
視図である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 6枚のジュラルミン製のパネルから構成
されたキャビネットとスピーカユニットとから構成さ
れ、上下及び左右のパネルはそれぞれ緩やかな曲面をも
って形成され、それぞれ対向する上下、左右、前後のパ
ネルはそれぞれ貫通ネジ棒にて互いに引っ張り合わせて
テンションを掛けた状態で組み立てられたことを特徴と
するスピーカ。 - 【請求項2】 上記スピーカユニットは前パネルに組み
込まれるとともに、後パネルに螺入されたネジ棒にてス
ピーカユニット背面が押圧されたことを特徴とする請求
項1に記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02492399A JP4132349B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02492399A JP4132349B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000224682A true JP2000224682A (ja) | 2000-08-11 |
JP4132349B2 JP4132349B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=12151664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02492399A Expired - Fee Related JP4132349B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4132349B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6628797B2 (en) | 2000-07-13 | 2003-09-30 | N.P.L. Ltd. | Loudspeaker-and-pre-stressed cabinet |
JP2014072571A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Shotoku Kogyosho Co Ltd | 波状管型スピーカーボックス及び音響装置 |
-
1999
- 1999-02-02 JP JP02492399A patent/JP4132349B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6628797B2 (en) | 2000-07-13 | 2003-09-30 | N.P.L. Ltd. | Loudspeaker-and-pre-stressed cabinet |
JP2014072571A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Shotoku Kogyosho Co Ltd | 波状管型スピーカーボックス及び音響装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4132349B2 (ja) | 2008-08-13 |
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