JP2000224561A - 番組出力制御方法およびそれを用いたテレビジョン装置 - Google Patents

番組出力制御方法およびそれを用いたテレビジョン装置

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JP2000224561A
JP2000224561A JP2285399A JP2285399A JP2000224561A JP 2000224561 A JP2000224561 A JP 2000224561A JP 2285399 A JP2285399 A JP 2285399A JP 2285399 A JP2285399 A JP 2285399A JP 2000224561 A JP2000224561 A JP 2000224561A
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program
signal
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unit
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Shinichi Ishibashi
伸一 石橋
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Aiwa Co Ltd
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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】番組を視聴する際に、アクセス制限が行われて
いる期間中だけ他の番組を自動的に視聴させる。 【解決手段】番組出力制限用データが重畳された番組の
映像信号SVa,SVbを信号切替部19で選択してデコ
ーダ部31に供給する。デコーダ部31で取り出したデ
ータを制御部40に供給してアクセス制限を行うか否か
を判別する。信号SVa,SVbを信号切替部18で選択
して、選択された番組を表示部21と音声出力部24か
ら出力する。信号SVbの番組出力中にアクセス制限を
行うと判別したときには、信号SVbの番組の出力を停
止した後、切替部18で信号SVaを選択して信号SVa
の番組を出力する。信号SVbの番組に対してアクセス
制限を行わないと判別したときには、切替部18で信号
SVbを選択して信号SVbの番組を出力する。アクセス
制限部分を除いて信号SVbの番組を連続して視聴でき
る。アクセス制限中は他の番組を視聴できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は番組出力制御方法
およびそれを用いたテレビジョン装置に関する。詳しく
は、番組出力制限用データが重畳された第1の番組を視
聴しているときに、第1の番組に重畳されている番組出
力制限用データと所望の制限レベルと比較し、比較結果
に基づき番組の出力を停止するか否かを判別し、出力を
停止するものと判別されている期間中は、他の番組に自
動的に切り替えることにより第1の番組の画像や音声の
出力を停止させるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より米国ではクローズド・キャプシ
ョン(closed caption)と呼ばれる文字多重放送が行われ
ている。このクローズド・キャプションでは、英数字や
記号等をコード化すると共に、テレビジョン信号の21
番目の走査線(第21H)に重畳して、画面上に字幕を
スーパーインポーズするものである。また、クローズド
・キャプションでは、拡張データサービス(Extended Da
ta Service)として、第2フィールドの21番目の走査
線(第284H)にデータを重畳させて、番組に関連し
た情報、例えば番組のタイトル名や長さ、番組の種類等
の情報を視聴者に提供できるようになされている。さら
に、拡張データサービスでは、子供等に悪影響を与える
のではないかと懸念される内容に対して、アクセス制限
(米国ではV−CHIPと呼ばれている)を行うための
評価情報の提供も行われている。
【0003】ここで、番組に重畳されている番組出力制
限用の情報(評価情報)を用いて暴力シーン等の視聴を
制限するためには、出力の制限を行う制限レベルを設定
し、評価情報が設定された制限レベル(以下「設定評価
レベル」という)以上と判別されたとき、すなわち悪影
響が大きいと懸念されると判別されたときには、番組の
出力制限、すなわちアクセス制限を行って画像や音声の
出力を禁止し、その後、評価情報のレベルが設定された
評価レベルよりも低くなったときには、アクセス制限を
解除して画像や音声の出力が行われる。
【0004】この番組出力制限用のデータ(以下「評価
情報データ」という)は、3ビットの番組評価情報、1
ビットのパリティ、3ビットの番組案内等の情報、およ
びデータが有効か否かを示す1ビットデータで構成され
ている。ここで3ビットの番組評価情報は、例えば映画
等では図5に示すように分類されており、「一般向き」
との評定に対してはビット「001」が割り当てられて
いる。また、「12歳以下で保護者を必要」との評定に
対してはビット「010」が割り当てられている。さら
に、他の年齢に応じても割り当てが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録媒体の
記録番組を再生しているときにアクセス制限が行われる
と画像や音声の出力が停止されるので、引き続き記録番
組を視聴する場合には画像や音声の出力が停止された状
態でアクセス制限が解除されるまで待機していなければ
ならない。また、画像や音声の出力が禁止されたとき
に、テレビジョン番組の視聴に切り替えた場合には、記
録番組のアクセス制限が解除されたことを判別すること
ができないことから、アクセス制限が行われた部分を除
いて引き続き記録番組を視聴することは簡単にできな
い。
【0006】そこで、この発明では、番組を視聴する際
に、アクセス制限が行われている期間中だけ他の番組を
自動的に視聴することができる番組出力制御方法および
それを用いたテレビジョン装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る番組出力
制御方法は、番組出力制限用データが重畳された第1の
番組を視聴しているときに、第1の番組に重畳されてい
る番組出力制限用データと所望の制限レベルを比較し、
比較結果に基づき番組の出力を停止するか否かを判別す
るものとし、第1の番組の出力を停止すると判別された
ときには、第1の番組の出力を停止した後、第1の番組
から第2の番組に切り替えて第2の番組を出力し、その
後、第1の番組に重畳されている番組出力制限用データ
と所望の制限レベルとの比較結果に基づき番組の出力を
停止しないと判別されたとき、あるいは第1の番組に番
組出力制限用のデータが所定時間以上重畳されていない
と判別されたときには、出力する番組を第1の番組に切
り替えるものである。
【0008】また、テレビジョン装置は、番組出力制限
用データが重畳された第1の番組の信号、あるいは第1
の番組の信号とは異なる第2の番組の信号を切り替えて
選択する信号切替手段と、信号切替手段で選択された信
号に基づき画像や音声を出力する出力手段と、第1の番
組の信号から番組出力制限用データを得るデコード手段
と、デコード手段で得られた番組出力制限用データに基
づき、信号切替手段および出力手段の動作を制御する制
御手段を有し、制御手段では、番組出力制限用データと
所望の制限レベルを比較し、比較結果に基づき出力手段
を制御して画像や音声の出力を停止するか否かを判別
し、信号切替手段で第1の番組の信号を選択していると
きに画像や音声の出力を停止すると判別したときには、
出力手段を制御して画像や音声の出力を停止させた後、
信号切替手段を制御して第1の番組の信号に替えて第2
の番組の信号を選択する共に出力手段を制御して画像や
音声を出力を再開し、番組出力制限用データと所望の制
限レベルとの比較結果に基づき、画像や音声の出力を停
止しないと判別したとき、あるいは第1の番組の信号に
番組出力制限用データが所定時間以上重畳されていない
と判別したときには、信号切替手段と出力手段を制御し
て第1の番組の信号に基づく画像や音声を出力させるも
のである。
【0009】この発明においては、例えば再生手段から
得られた第1の番組を視聴しているときに、この番組の
信号に重畳されている番組出力制限用データと所望の制
限レベルが比較されて、比較結果に基づき番組の出力を
停止するか否かの判別が行われる。ここで、番組の出力
を停止すると判別されている期間中は、第1の番組の画
像や音声の出力が停止されて、自動的に第2の番組の画
像や音声が出力される。また、再生手段がリピート動作
中であるときには、番組の切替が停止される。さらに、
再生手段が再生動作中であるときに、番組の信号の同期
信号が所定時間以上検出されない場合には、第2の番組
が出力されている状態で番組の切り替えが終了される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明に係るテレビジョン装置の実施の形態について説明す
る。
【0011】図1に示すアンテナ10で受信された放送
波は、チューナ11に供給される。チューナ11では、
後述する動作制御部40からの選局制御信号TCaに基
づく放送波の信号を選択して中間周波信号を生成し、こ
の中間周波信号を映像中間周波処理部12によって増幅
すると共に検波する。この映像中間周波処理部12で得
られた映像信号SVaは、信号切替部18の端子18a側
と信号切替部19の端子19a側に供給される。
【0012】また、記録媒体再生部15で記録媒体を再
生して得られた映像信号SVbは、信号切替部18の端
子18b側と信号切替部19の端子19b側および同期判
別部30に供給される。
【0013】信号切替部18の可動端子18cには、色
再生・同期処理部20と音声中間周波処理部22が接続
されており、映像中間周波処理部12からの映像信号S
Va、あるいは記録媒体再生部15からの映像信号SVb
の何れかが、動作制御部40から切替制御信号CSVに
基づいて選択されて、色再生・同期処理部20と音声中
間周波処理部22に供給される。
【0014】色再生・同期処理部20では、供給された
映像信号から三原色信号や同期信号を生成する。この三
原色信号や同期信号が受像管等を用いて構成された表示
部21に供給されて、表示部21の画面上に所望の番組
の画像が表示される。また、色再生・同期処理部20で
は、動作制御部40から供給された映像出力制御信号V
OCによって表示部21に対する三原色信号の供給を停
止する。このため、番組の画像の表示が禁止される。ま
た、動作制御部40から供給されたオンスクリーン制御
信号OSSに基づいて、チャネル番号や動作に関する表
示が表示部21で行われる。
【0015】音声中間周波処理部22では、供給された
映像信号を検波して音声中間周波信号を生成すると共に
増幅し、さらに音声中間周波信号を検波して音声信号を
取り出す。この音声信号が音声増幅部23によって増幅
されて、スピーカ等を用いて構成された音声出力部24
に供給されることにより、音声出力部24から再生音が
出力される。また、音声増幅部23では、動作制御部4
0から供給された音声出力制御信号AOCによって音声
出力部24に対する音声信号の供給を停止して、番組の
音声の出力を禁止する。
【0016】同期判別部30では、記録媒体再生部15
から供給された映像信号SVbの同期信号を検出するこ
とにより、記録媒体再生部15から映像信号SVbが出
力されているか否かを示す判別信号JSを生成して動作
制御部40に供給する。
【0017】信号切替部19の可動端子19cはデコー
ダ部31と接続されており、信号切替部19の端子19
aに供給された映像中間周波処理部12からの映像信号
SVa、あるいは端子19bに供給された記録媒体再生部
15からの映像信号SVbの何れかが、動作制御部40
から切替制御信号CSWに基づいて選択されてデコーダ
部31に供給される。
【0018】デコーダ部31では、映像信号SVaある
いは映像信号SVbに重畳されている評価情報を示す信
号を分離すると共にデコード処理して評価情報データD
Tを生成して動作制御部40に供給する。なお、デコー
ダ部31には、動作制御部40から制御信号CTが供給
されており、この制御信号CTに基づいてデコーダ部3
1の動作が制御される。
【0019】動作制御部40には操作入力部41が接続
されており、操作入力部41からの操作信号PSに基づ
いて、番組の視聴を制限するための所望の制限レベル
(以下「設定評価レベル」という)の設定等が行われ
る。また、動作制御部40にはモード判別部42が接続
されており、モード判別部42によって記録媒体再生モ
ードとされているか否かの判別が行われて、判別結果を
示す判別信号MDが動作制御部40に供給される。さら
に、動作制御部40にはメモリ部43や時計部44が接
続されており、メモリ部43に記憶されている設定評価
レベルDMとデコーダ部31から供給された評価情報デ
ータDTとの比較結果、および時計部44からの時間情
報TS、モード判別部42からの判別信号MD、同期判
別部30からの判別信号JSに基づいて、切替制御信号
CSV,CSWや映像出力制御信号VOC、音声出力制
御信号AOCおよびオンスクリーン制御信号OSSの生
成等を行う。
【0020】次に、図2,図3のフローチャートを用い
て動作制御部40の処理について説明する。なお図2,
図3は、記録媒体再生部15で記録媒体の再生が行われ
たときの動作を示している。
【0021】ステップST1では、信号切替部18,1
9の可動端子18c,19cをそれぞれ、端子18b,1
9b側として、記録媒体再生部15からの映像信号SVb
を選択してステップST2に進む。
【0022】ステップST2では、映像信号SVbに重
畳されている評価情報データDTのレベルが設定評価デ
ータで示される設定評価レベル以上であり、アクセス制
限を実施して番組の表示や番組の音声の出力を禁止する
消去動作を行うか否かの判別が行われる。ここで、消去
動作を行わないときにはステップST1に戻り、消去動
作を行うときにはステップST3に進む。
【0023】ステップST3では、消去動作をオン状態
とすると共に、アクセス制限が行われたことを表示部2
1で表示してステップST4に進む。なお、ステップS
T3では、評価情報データDTのレベルが設定評価レベ
ル以上であることを所定時間継続して確認したときにス
テップST4に進むものとすれば、アクセス制限が行わ
れたことを容易に確認できる。
【0024】ステップST4では、信号切替部18の可
動端子18cを端子18a側としてチューナ11側からの
映像信号SVaを選択する。また、このとき、タイマー
経過時間TMBを初期値「0」に設定してステップST
5に進む。
【0025】ステップST5では、信号切替部19の可
動端子19cを端子19a側としてチューナ11側からの
映像信号SVaを選択する。また、このとき、消去動作
をオフ状態とすると共に、タイマー経過時間TMA,T
MCを初期値「0」に設定してステップST6に進む。
【0026】ステップST6では、リピート動作中であ
るか否かの判別が行われる。このリピート動作とは、記
録媒体の再生位置が終端位置となったときに再生位置を
記録媒体の先頭位置に移動させて再度再生動作を行うも
のである。例えば記録媒体再生部15かビデオテープレ
コーダであるときには、テープエンドとなったときに自
動的にテープの巻き戻しを行い、テープ先頭から再度テ
ープ再生を行うものである。このリピート動作中である
か否かの判別はモード判別部42で行われる。ここで、
モード判別部42からの判別信号MDに基づき、リピー
ト動作中であると判別されたときにはステップST7に
進み、リピート動作中であると判別されていないときに
は、ステップST8に進む。
【0027】ステップST7では、リピート動作中にス
テップST26に進まないように、タイマー経過時間T
MBを初期値「0」に設定してステップST9に進む。
【0028】ステップST8では、モード判別部42か
らの判別信号MDに基づき、記録媒体再生モードとされ
ているか否かの判別が行われて、記録媒体再生モードで
あると判別されたときにはステップST9に進み、記録
媒体再生モードでないと判別されたときにはステップS
T26に進む。
【0029】ステップST9では、同期判別部30から
の判別信号JSに基づき、同期判別部30で映像信号S
Vbの同期信号が検出されているか否かの判別が行われ
る。ここで、記録媒体再生部15から映像信号SVbが
出力されて、同期信号が検出されていると判別されたと
きにはステップST10に進み、同期信号が検出されて
いると判別されないときにはステップST11に進む。
【0030】ステップST10では、タイマー経過時間
TMBを初期値「0」に設定してステップST14に進
む。
【0031】ステップST11では、タイマー経過時間
TMBが時間Lb以上であるか否かが判別される。ここ
で、時間Lbは記録媒体再生モード時に番組の終了を判
別するための時間であり、同期信号が検出されずタイマ
ー経過時間TMBが時間Lb以上となったときには、番
組の終了と判別してステップST26に進み、タイマー
経過時間TMBが時間Lb以上となっていないときには
ステップST12に進む。
【0032】ステップST12では、信号切替部19の
可動端子19cが端子19b側とされているか否の判別が
行われる。ここで、端子19b側とされて、記録媒体再
生部15からの映像信号SVbが選択されているときに
はステップST13に進み、端子19b側とされていな
いときにはステップST14に進む。
【0033】ステップST13では、タイマー経過時間
TMCを初期値「0」に設定してステップST24に進
む。
【0034】ステップST14では、デコーダ部31か
ら評価情報データDTが供給されたか否かの判別が行わ
れて、評価情報データDTが供給されたときにはステッ
プST15に進み、供給されていないときにはステップ
ST19に進む。
【0035】ステップST15では、タイマー経過時間
TMAを時間Laに設定してステップST16に進む。
このステップST15でタイマー経過時間TMAを時間
Laに設定することにより、後述するステップST2
4,25によって、直ちに信号切替部19で端子切替動
作が行われて、アクセス制限の判別を行う映像信号の切
り替えを速やかに行うことができる。
【0036】ステップST16では、供給された評価情
報データDTのレベルが設定評価レベル以上であるか否
かの判別が行われる。ここで、設定評価レベル以上であ
るときにはステップST17に進み、設定評価レベル以
上でないときにはステップST20に進む。
【0037】ステップST17では、信号切替部19の
可動端子19cが端子19b側とされているか否かの判別
が行われる。ここで、可動端子19cが端子19b側とさ
れて記録媒体再生部15からの映像信号SVbが選択さ
れているときにはステップST23に進む。また、可動
端子19cが端子19a側とされてチューナ11側からの
映像信号SVaが選択されているときにはステップST
18に進む。このステップST18では消去動作をオン
状態としてステップST23に進む。
【0038】ステップST14からステップST19に
進むと、ステップST19では、評価情報が重畳される
時間間隔よりも長い時間Lc、例えば評価情報が1秒〜
3秒間隔程度で重畳されているときには時間Lcを5秒
とし、タイマー経過時間TMCが時間Lc以上であるか
否かの判別が行われる。ここで、時間Lc以上であると
判別されたときにはステップST20に進み、時間Lc
以上であると判別されていないときにはステップST2
3に進む。
【0039】ステップST20では、ステップST17
と同様に、信号切替部19の可動端子19cが端子19b
側とされているか否かの判別が行われて、可動端子19
cが端子19b側とされているときにはステップST21
に進み、端子19b側とされていないときにはステップ
ST22に進む。
【0040】ステップST21では、消去動作がオフ状
態とされると共に、タイマー経過時間TMCが初期値
「0」に設定されてステップST1に戻る。
【0041】ステップST22では、消去制御がオフ状
態とされると共に、タイマー経過時間TMCが初期値
「0」に設定されてステップST23に進む。
【0042】ステップST23では、操作入力部41か
らの操作信号PSに基づき選局制御信号TCaを生成し
て、チューナ11でのチャネル切替が行われたか否かの
判別が行われる。ここで、チャネル切替が行われていな
いときにはステップST24に進み、チャネル切替が行
われているときにはステップST5に戻る。
【0043】ステップST24では、タイマー経過時間
TMAが時間La以上であるか否かの判別が行われる。
ここで、時間La以上経過していないときにはステップ
ST6に戻り、時間La以上経過するとステップST2
5に進む。
【0044】ステップST25では、タイマー経過時間
TMA,TMCを初期値「0」に設定すると共に、信号
切替部19の可動端子19cの切り替えを行ってステッ
プST6に戻る。例えば、信号切替部19の可動端子1
9cが端子19a側とされているときには端子19b側に
切り替えられてステップST6に戻る。また可動端子1
9cが端子19b側とされているときには端子19a側に
切り替えられてステップST6に戻る。
【0045】また、ステップST8あるいはステップS
T11からステップST26に進むと、ステップST2
6では記録媒体再生部15から映像信号SVbが出力さ
れていない旨の表示がなされる。またタイマー経過時間
TMCが初期値「0」に設定されると共に、信号切替部
19の可動端子19cを端子19a側として、チューナ1
1側の映像信号SVaを選択して動作が終了される。
【0046】次に、図4を用いてテレビジョン装置の動
作を説明する。チューナ11で選局した番組を視聴する
場合には、信号切替部18の可動端子18cが端子18a
側とされて、色再生・同期処理部20と音声中間周波処
理部22に映像信号SVaが供給される。また、図4A
に示すように表示部21の表示領域21aに視聴してい
る番組のチャネル番号「3」が表示される。
【0047】ここで、記録媒体再生モードとされると、
図2のステップST1によって、信号切替部18,19
の可動端子18c,19cが端子18b,19b側とされ
て、記録媒体を再生して得られた画像が表示部21に表
示される。この場合、図4Bに示すように、表示領域2
1aには記録媒体の再生中であることを示す表示「再
生」が表示される。また、信号切替部19の可動端子1
9cが端子19b側とされているので、記録媒体を再生し
て得られた番組に重畳されている評価情報データDTが
デコーダ部31から動作制御部40に供給される。この
評価情報データDTのレベルがステップST2で予め設
定した設定評価レベル以上であると判別されると、ステ
ップST3によって図4Cに示すように表示部21の画
面上にはアクセス制限が行われて消去動作がオン状態で
あることを示す表示「アクセス制限中」が表示領域21
bに表示されると共に、番組の画像や音声の出力が禁止
される。
【0048】その後、ステップST4およびステップS
T5によって、信号切替部18の可動端子18cが端子
18a側とされると共に消去動作がオフ状態とされて、
図4Dに示すように表示部21の画面上には、チューナ
11で選局された番組の画像が自動的に表示される。な
お、チューナ11では、例えば記録媒体再生部15で記
録媒体の再生が行われる前に視聴されていたチャネル番
号が選局される。
【0049】その後、ステップST6以降の処理によっ
て、記録媒体再生モードとされているときには、チュー
ナ11側からの映像信号SVaと記録媒体再生部15か
らの映像信号SVbとを交互に切り替えて、評価情報デ
ータDTのレベルが予め設定した設定評価レベル以上で
あるか否かが判別される。ここで、記録媒体を再生して
得られた番組に対してアクセス制限が行われて、表示部
21の画面上にチューナ11側で選局された番組が表示
されているときに、この選局された番組に重畳されてい
る評価情報データDTのレベルが予め設定した設定評価
レベル以上であるときには消去動作が行われて、この選
局された番組の画像や音声の出力が禁止されると共に、
画面上には図4Eに示すように消去動作がオン状態であ
ることを示す表示「アクセス制限中」が行われる。ま
た、この選局された番組に重畳されている評価情報デー
タDTのレベルが予め設定した設定評価レベル以上でな
くなったときには消去動作が終了されて、選局された番
組の画像や音声の出力が行われる。
【0050】その後、記録媒体を再生して得られた番組
に重畳されている評価情報データDTのレベルが予め設
定した設定評価レベル以上でなくなったとき、消去動作
がオン状態であるときにはオフ状態とすると共に、信号
切替部18,19の可動端子18c,19cが端子18
b,19b側とされて、図4Fに示すように、記録媒体を
再生して得られた画像が表示部21に表示される。
【0051】また、リピート動作が行われた場合であっ
ても、タイマー経過時間がステップST7で初期値
「0」に繰り返し設定されるので、ステップST11か
らステップST26に進むことがなく繰り返し処理が行
われる。記録媒体再生モードが終了されたとき、あるい
は記録媒体に記録されている番組が終了して同期信号が
時間Lb以上検出されなくなったときには、ステップS
T26によって信号切替部19の可動端子19cが端子
19a側とされて、図4Gに示すように映像信号SVbが
供給されていない旨の表示「再生番組終了」が所定時間
行われた後、図4Hに示すように、チューナ11で選局
された番組が表示部21の画面上に表示される。
【0052】このように、上述の実施の形態によれば、
記録番組を視聴しているときに、評価情報データDTの
レベルが予め設定した設定評価レベル以上となるとアク
セス制限が行われて画像や音声の出力が停止されると共
に、その後、自動的に例えばテレビジョン番組に切り替
えられる。また、アクセス制限が解除されたときには、
自動的に記録番組に切り替えられて画像や音声が出力さ
れるので、画像や音声の出力が禁止された状態でアクセ
ス制限が解除されるまで待機していなくとも、アクセス
制限中はテレビジョン番組を視聴することができると共
に、アクセス制限が行われた部分を除いて引き続き記録
番組を視聴することが簡単にできる。
【0053】また、記録媒体再生部15の動作モードや
記録媒体再生部15から映像信号SVbが出力されてい
るか否かに応じてアクセス制限動作が行われるので、正
しくアクセス制限を行うことができる。
【0054】なお、上述の実施の形態では、記録媒体を
再生して得られた映像信号に重畳されている評価情報デ
ータに基づいてアクセス制限を行うものとしたが、映像
信号は外部から供給された映像信号であっても良い。ま
た、アクセス制限中は、チューナ11で選局された番組
の出力を行うものとしたが、例えば記憶手段を設けて、
アクセス制限中は記憶手段に記憶されている画像や音声
を出力するものとしてもよい。この場合、テレビジョン
装置を店頭等に設置したときには、アクセス制限中に広
告等を表示させることで、宣伝効果を高めることができ
る。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、番組出力制限用デー
タが重畳された第1の番組を視聴しているときに、第1
の番組に重畳されている番組出力制限用データと所望の
制限レベルと比較し、比較結果に基づき番組の出力を停
止するか否かを判別し、出力を停止するものと判別され
ている期間中、第2の番組に自動的に切り替えることに
より第1の番組の画像や音声の出力が停止される。この
ため、第1の番組の出力が停止されているときには第2
の番組を視聴することができる。また、第1の番組の出
力を停止しないと判別されたときには、出力される番組
が第1の番組に戻されるので、出力が制限された部分を
除いて第1の番組を連続して視聴することができる。
【0056】また、第1の番組の出力を停止していると
きに第1の番組が終了したとき、あるいは第1の番組が
記録媒体を再生手段で再生して得られた番組である場合
に再生手段がリピート動作中のとき、出力する番組が第
1の番組に戻されることがないので第1の番組の出力が
停止されているときに視聴している番組を引き続き視聴
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビジョン装置の構成を示す図である。
【図2】動作制御部40の処理を示すフローチャート
(1/2)である。
【図3】動作制御部40の処理を示すフローチャート
(2/2)である。
【図4】テレビジョン装置の動作を説明するための図で
ある。
【図5】番組評価情報を示す図である。
【符号の説明】
10 アンテナ 11 チューナ 12 映像中間周波処理部 15 記録媒体再生部 18,19 信号切替部 20 色再生・同期処理部 21 表示部 22 音声中間周波処理部 23 音声増幅部 24 音声出力部 30 同期判別部 31 デコーダ部 40 動作制御部 41 操作入力部 42 モード判別部 43 メモリ部 44 時計部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA11 BA13 BA14 BA21 CA01 CA02 CA09 CB08 DA04 DA10 5C063 AA01 AC01 CA14 CA29 CA36 DA07 DA13 DB01 DB03 EB35 EB37 EB41 5C064 BA01 BA07 BB07 BC06 BC16 BC20 BC23 BC25 BC27 BD08 BD09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組出力制限用データが重畳された第1
    の番組を視聴しているときに、前記第1の番組に重畳さ
    れている前記番組出力制限用データと所望の制限レベル
    を比較し、比較結果に基づき番組の出力を停止するか否
    かを判別するものとし、 前記第1の番組の出力を停止すると判別されたときに
    は、前記第1の番組の出力を停止した後、前記第1の番
    組から第2の番組に切り替えて前記第2の番組を出力
    し、 その後、前記第1の番組に重畳されている前記番組出力
    制限用データと前記所望の制限レベルとの比較結果に基
    づき番組の出力を停止しないと判別されたとき、あるい
    は前記第1の番組に前記番組出力制限用のデータが所定
    時間以上重畳されていないと判別されたときには、出力
    する番組を前記第1の番組に切り替えることを特徴とす
    る番組出力制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の番組の出力を停止していると
    きに前記第1の番組が終了したときには、前記第1の番
    組に戻すことなく前記第1の番組の終了を報知すること
    を特徴とする請求項1記載の番組出力制御方法。
  3. 【請求項3】 番組出力制限用データが重畳された第1
    の番組の信号、あるいは前記第1の番組の信号とは異な
    る第2の番組の信号を切り替えて選択する信号切替手段
    と、 前記信号切替手段で選択された信号に基づき画像や音声
    を出力する出力手段と、 前記第1の番組の信号から前記番組出力制限用データを
    得るデコード手段と、 前記デコード手段で得られた前記番組出力制限用データ
    に基づき、前記信号切替手段および前記出力手段の動作
    を制御する制御手段を有し、 前記制御手段では、前記番組出力制限用データと所望の
    制限レベルを比較し、比較結果に基づき前記出力手段を
    制御して前記画像や音声の出力を停止するか否かを判別
    し、 前記信号切替手段で前記第1の番組の信号を選択してい
    るときに前記画像や音声の出力を停止すると判別したと
    きには、前記出力手段を制御して前記画像や音声の出力
    を停止させた後、前記信号切替手段を制御して前記第1
    の番組の信号に替えて前記第2の番組の信号を選択する
    共に前記出力手段を制御して前記画像や音声を出力を再
    開し、 前記番組出力制限用データと前記所望の制限レベルとの
    比較結果に基づき、前記画像や音声の出力を停止しない
    と判別したとき、あるいは前記第1の番組の信号に前記
    番組出力制限用データが所定時間以上重畳されていない
    と判別したときには、前記信号切替手段と前記出力手段
    を制御して前記第1の番組の信号に基づく画像や音声を
    出力させることを特徴とするテレビジョン装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体を再生する再生手段を備え、 前記第1の番組の信号は前記再生手段で得られた信号と
    することを特徴とする請求項3記載のテレビジョン装
    置。
  5. 【請求項5】 前記再生手段の動作モードを判別して、
    判別結果を示すモード判別信号を前記制御手段に供給す
    るモード判別手段を備え、 前記制御手段では、前記モード判別信号に基づき前記再
    生手段のリピート動作中は、前記信号切替手段と前記出
    力手段の動作状態を保持させることを特徴とする請求項
    4記載のテレビジョン装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の番組の信号の同期信号を検出
    して、同期検出信号を前記制御手段に供給する同期検出
    手段を備え、 前記制御手段では、前記モード判別信号に基づき前記再
    生手段が再生動作中であると判別されているとき、前記
    同期検出信号に基づき前記同期検出手段で同期信号が所
    定時間以上検出されない場合には、前記信号切替手段で
    前記第2の番組の信号を選択した状態で信号切替動作を
    終了することを特徴とする請求項5記載のテレビジョン
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007119476A1 (ja) * 2006-03-24 2007-10-25 Pioneer Corporation 再生装置、再生制御方法および再生制御プログラム
KR100875422B1 (ko) * 2006-08-17 2008-12-23 엘지전자 주식회사 영상 표시 장치 및 이를 이용한 방송 제공 방법

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