JP2000223291A - マイクロ波放電ランプ装置 - Google Patents
マイクロ波放電ランプ装置Info
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- JP2000223291A JP2000223291A JP2582899A JP2582899A JP2000223291A JP 2000223291 A JP2000223291 A JP 2000223291A JP 2582899 A JP2582899 A JP 2582899A JP 2582899 A JP2582899 A JP 2582899A JP 2000223291 A JP2000223291 A JP 2000223291A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロ波の漏洩を抑制することができる信
頼性の高いマイクロ波放電ランプ装置を提供する。 【解決手段】 マグネトロン4と、マグネトロン4が発
生したマイクロ波を伝達する導波管2と、マイクロ波空
洞形成部材9と、マイクロ波空洞形成部材9を取り囲む
マイクロ波吸収部材10と、マイクロ波空洞形成部材9
内に配置された無電極の発光管6と、冷却ファン8とを
備えている。マイクロ波吸収部材10は内側部材10a
と外側部材10bとからなり、内側部材10aと外側部
材10bとの間に、光透過性が高くマイクロ波を吸収す
るマイクロ波吸収媒体11が封入されている。
頼性の高いマイクロ波放電ランプ装置を提供する。 【解決手段】 マグネトロン4と、マグネトロン4が発
生したマイクロ波を伝達する導波管2と、マイクロ波空
洞形成部材9と、マイクロ波空洞形成部材9を取り囲む
マイクロ波吸収部材10と、マイクロ波空洞形成部材9
内に配置された無電極の発光管6と、冷却ファン8とを
備えている。マイクロ波吸収部材10は内側部材10a
と外側部材10bとからなり、内側部材10aと外側部
材10bとの間に、光透過性が高くマイクロ波を吸収す
るマイクロ波吸収媒体11が封入されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波放電ラ
ンプ装置に関するものである。
ンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波放電ランプ装置とし
て、図6に示すように、第1のマイクロ波空洞形成部材
1が導波管2と導通して設けられ、この第1のマイクロ
波空洞形成部材1を取り囲むように、第2のマイクロ波
空洞形成部材3が導波管2に導通して固定されたものが
知られている(特開昭62−119858号公報)。マ
グネトロン4は、導波管2内にアンテナを挿入して配置
されており、マグネトロン4が発生するマイクロ波は、
導波管2内を伝送し、給電口5を通って第1のマイクロ
波空洞形成部材1内に送られ、その中に置かれた無電極
の発光管6を点灯させる。発生した光は、第1のマイク
ロ波空洞形成部材1と第2のマイクロ波空洞形成部材3
とを透過し、反射器7により特定の方向へ取り出され
る。8は冷却ファンである。
て、図6に示すように、第1のマイクロ波空洞形成部材
1が導波管2と導通して設けられ、この第1のマイクロ
波空洞形成部材1を取り囲むように、第2のマイクロ波
空洞形成部材3が導波管2に導通して固定されたものが
知られている(特開昭62−119858号公報)。マ
グネトロン4は、導波管2内にアンテナを挿入して配置
されており、マグネトロン4が発生するマイクロ波は、
導波管2内を伝送し、給電口5を通って第1のマイクロ
波空洞形成部材1内に送られ、その中に置かれた無電極
の発光管6を点灯させる。発生した光は、第1のマイク
ロ波空洞形成部材1と第2のマイクロ波空洞形成部材3
とを透過し、反射器7により特定の方向へ取り出され
る。8は冷却ファンである。
【0003】この従来のマイクロ波放電ランプ装置で
は、第1のマイクロ波空洞形成部材1および第2のマイ
クロ波空洞形成部材3は金属メッシュからなり、第1の
マイクロ波空洞形成部材1の内部にマイクロ波空洞が形
成されている。また、第1のマイクロ波空洞形成部材1
と第2のマイクロ波空洞形成部材3との間の空間はマイ
クロ波の高調波に対して共振状態となるように構成され
ている。この構成により、第1のマイクロ波空洞形成部
材1から漏洩するマイクロ波の高調波が外部空間に漏洩
することを防止している。
は、第1のマイクロ波空洞形成部材1および第2のマイ
クロ波空洞形成部材3は金属メッシュからなり、第1の
マイクロ波空洞形成部材1の内部にマイクロ波空洞が形
成されている。また、第1のマイクロ波空洞形成部材1
と第2のマイクロ波空洞形成部材3との間の空間はマイ
クロ波の高調波に対して共振状態となるように構成され
ている。この構成により、第1のマイクロ波空洞形成部
材1から漏洩するマイクロ波の高調波が外部空間に漏洩
することを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メッシュ素材
で構成されたマイクロ波空洞形成部材では、光透過性を
確保する必要上、メッシュ素材の線径はできる限り細く
する必要があり、その場合機械的強度が低くなる。この
ため、マイクロ波空洞形成部材は外部から物理的な力を
受けると破損しやすくなる。また、マイクロ波空洞形成
部材は、ランプ点灯中に高温となるため、メッシュ素材
が変質、変形および疲労等を起こすことにより破損しや
すくなるとともに、メッシュ素材が大気や周囲環境から
の付着物と反応したり、蒸気化して飛散し発光管に付着
する等の問題があった。したがって、従来のマイクロ波
放電ランプ装置では、第1および第2のマイクロ波空洞
形成部材の加工や取り扱いの上で、マイクロ波漏洩につ
ながる欠陥や破損を招く可能性が高いという問題があっ
た。
で構成されたマイクロ波空洞形成部材では、光透過性を
確保する必要上、メッシュ素材の線径はできる限り細く
する必要があり、その場合機械的強度が低くなる。この
ため、マイクロ波空洞形成部材は外部から物理的な力を
受けると破損しやすくなる。また、マイクロ波空洞形成
部材は、ランプ点灯中に高温となるため、メッシュ素材
が変質、変形および疲労等を起こすことにより破損しや
すくなるとともに、メッシュ素材が大気や周囲環境から
の付着物と反応したり、蒸気化して飛散し発光管に付着
する等の問題があった。したがって、従来のマイクロ波
放電ランプ装置では、第1および第2のマイクロ波空洞
形成部材の加工や取り扱いの上で、マイクロ波漏洩につ
ながる欠陥や破損を招く可能性が高いという問題があっ
た。
【0005】また、金属メッシュからなるマイクロ波空
洞形成部材を用いた従来のマイクロ波放電ランプ装置で
は、厳密にいえば、マイクロ波放電ランプ装置にかなり
接近しない限り、実用上ほとんど問題のないレベル以下
にマイクロ波の漏洩を抑制しているということであっ
て、第2のマイクロ波空洞形成部材3の外側に全くマイ
クロ波が漏れないというわけではない。したがって、微
量のマイクロ波が影響する環境で従来のマイクロ波放電
ランプ装置を使用する場合にはマイクロ波の漏洩が問題
となる。マイクロ波による他の電子電気機器や通信等へ
の影響はもとより、近年人体への悪影響が報告されてお
り、特に室内等でマイクロ波放電ランプ装置を使用する
場合には、信頼性を向上するために電磁波漏洩を抑制す
る必要がある。
洞形成部材を用いた従来のマイクロ波放電ランプ装置で
は、厳密にいえば、マイクロ波放電ランプ装置にかなり
接近しない限り、実用上ほとんど問題のないレベル以下
にマイクロ波の漏洩を抑制しているということであっ
て、第2のマイクロ波空洞形成部材3の外側に全くマイ
クロ波が漏れないというわけではない。したがって、微
量のマイクロ波が影響する環境で従来のマイクロ波放電
ランプ装置を使用する場合にはマイクロ波の漏洩が問題
となる。マイクロ波による他の電子電気機器や通信等へ
の影響はもとより、近年人体への悪影響が報告されてお
り、特に室内等でマイクロ波放電ランプ装置を使用する
場合には、信頼性を向上するために電磁波漏洩を抑制す
る必要がある。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、マイクロ波の漏洩を抑制することがで
きる信頼性の高いマイクロ波放電ランプ装置を提供する
ことを目的とする。
なされたもので、マイクロ波の漏洩を抑制することがで
きる信頼性の高いマイクロ波放電ランプ装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波放電
ランプ装置は、マイクロ波発振器と、前記マイクロ波発
振器により発生したマイクロ波を伝達する伝送路と、前
記伝送路に接続され、前記マイクロ波によって内部に電
磁界が形成されるマイクロ波空洞形成部材と、前記マイ
クロ波空洞形成部材の内部に設けられた発光管と、前記
マイクロ波空洞形成部材を取り囲んで設けられたマイク
ロ波吸収部材とを有するものである。この構成により、
マイクロ波吸収部材によってマイクロ波を吸収させるこ
とで、マイクロ波放電ランプ装置からの電磁波の漏洩を
防止することができる。
ランプ装置は、マイクロ波発振器と、前記マイクロ波発
振器により発生したマイクロ波を伝達する伝送路と、前
記伝送路に接続され、前記マイクロ波によって内部に電
磁界が形成されるマイクロ波空洞形成部材と、前記マイ
クロ波空洞形成部材の内部に設けられた発光管と、前記
マイクロ波空洞形成部材を取り囲んで設けられたマイク
ロ波吸収部材とを有するものである。この構成により、
マイクロ波吸収部材によってマイクロ波を吸収させるこ
とで、マイクロ波放電ランプ装置からの電磁波の漏洩を
防止することができる。
【0008】また、本発明のマイクロ波放電ランプ装置
は、マイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器により
発生したマイクロ波を伝達する伝送路と、前記伝送路に
接続されたマイクロ波吸収部材とを備え、前記マイクロ
波吸収部材は間にマイクロ波吸収媒体が封入された内側
部材と外側部材とで構成され、前記内側部材の内部に
は、前記マイクロ波によって電磁界が形成されるととも
に、発光管が設けられたものである。この構成により、
1つの部材でマイクロ波の吸収とマイクロ波空洞の形成
とを可能とするため、マイクロ波空洞を形成するためだ
けの部材を別に設ける必要がなくなる。これにより、よ
り安全性が高くマイクロ波の漏洩を完全に防止でき、信
頼性の高いマイクロ波放電ランプ装置を実現できる。
は、マイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器により
発生したマイクロ波を伝達する伝送路と、前記伝送路に
接続されたマイクロ波吸収部材とを備え、前記マイクロ
波吸収部材は間にマイクロ波吸収媒体が封入された内側
部材と外側部材とで構成され、前記内側部材の内部に
は、前記マイクロ波によって電磁界が形成されるととも
に、発光管が設けられたものである。この構成により、
1つの部材でマイクロ波の吸収とマイクロ波空洞の形成
とを可能とするため、マイクロ波空洞を形成するためだ
けの部材を別に設ける必要がなくなる。これにより、よ
り安全性が高くマイクロ波の漏洩を完全に防止でき、信
頼性の高いマイクロ波放電ランプ装置を実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。
いて、図面を用いて説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施形態のマイク
ロ波放電ランプ装置の構成を示している。図1に示すよ
うに、本実施の形態のマイクロ波放電ランプ装置は、マ
イクロ波発振器であるマグネトロン4と、マグネトロン
4が発生したマイクロ波を伝達するための伝送路である
導波管2と、マイクロ波空洞形成部材9と、マイクロ波
空洞形成部材9を取り囲むマイクロ波吸収部材10と、
誘電性材料でなる支持棒で支持されマイクロ波空洞形成
部材9内に配設された無電極の発光管6と、マグネトロ
ン4の動作温度を適正に保つための冷却ファン8とを備
えたものである。
ロ波放電ランプ装置の構成を示している。図1に示すよ
うに、本実施の形態のマイクロ波放電ランプ装置は、マ
イクロ波発振器であるマグネトロン4と、マグネトロン
4が発生したマイクロ波を伝達するための伝送路である
導波管2と、マイクロ波空洞形成部材9と、マイクロ波
空洞形成部材9を取り囲むマイクロ波吸収部材10と、
誘電性材料でなる支持棒で支持されマイクロ波空洞形成
部材9内に配設された無電極の発光管6と、マグネトロ
ン4の動作温度を適正に保つための冷却ファン8とを備
えたものである。
【0011】発光管6は、球形の石英ガラス管の内部
に、発光物質として臭化インジウム(InBr)等の金
属ハロゲン化物と、アルゴン(Ar)等の不活性ガスを
充填したものである。例えば、内径30mmの石英ガラ
ス管内にInBrを40mgおよびArを1.3kPa
封入したものである。安定した均等な放電発光を得るた
めに、発光管6の支持棒をモータ等に接続して、支持棒
を回転軸として発光管6を回転させながら点灯させても
よい。
に、発光物質として臭化インジウム(InBr)等の金
属ハロゲン化物と、アルゴン(Ar)等の不活性ガスを
充填したものである。例えば、内径30mmの石英ガラ
ス管内にInBrを40mgおよびArを1.3kPa
封入したものである。安定した均等な放電発光を得るた
めに、発光管6の支持棒をモータ等に接続して、支持棒
を回転軸として発光管6を回転させながら点灯させても
よい。
【0012】マイクロ波空洞形成部材9は、例えば導電
性材料のメッシュ素材等、実質的にマイクロ波をほとん
ど透過せず光を透過しかつ導電性を有する構成材を用い
て円筒形に成形されている。マイクロ波空洞形成部材9
と導波管2とを電気的に良好に接触するように接続し
て、マイクロ波空洞形成部材9と導波管2の管壁面の一
部とでマイクロ波空洞を形成する。マイクロ波空洞形成
部材9の内部に形成されるマイクロ波空洞は、導波管2
の管壁に設けた給電口5によって、導波管2内の伝送空
間と連絡している。
性材料のメッシュ素材等、実質的にマイクロ波をほとん
ど透過せず光を透過しかつ導電性を有する構成材を用い
て円筒形に成形されている。マイクロ波空洞形成部材9
と導波管2とを電気的に良好に接触するように接続し
て、マイクロ波空洞形成部材9と導波管2の管壁面の一
部とでマイクロ波空洞を形成する。マイクロ波空洞形成
部材9の内部に形成されるマイクロ波空洞は、導波管2
の管壁に設けた給電口5によって、導波管2内の伝送空
間と連絡している。
【0013】マグネトロン4は、導波管2内にアンテナ
を挿入して配置されており、マグネトロン4が発生する
マイクロ波は、アンテナから放射されて導波管2内を伝
送し、給電口5を通ってマイクロ波空洞形成部材9内に
送られる。発光管6内に封入された発光物質は、マイク
ロ波がマイクロ波空洞で形成する電磁界によって蒸発
し、励起され光を発生する。発光管6の発する光は、マ
イクロ波空洞形成部材9とマイクロ波吸収部材10とを
透過し、反射器(図示せず)等の光学系により特定の方
向へ取り出される。
を挿入して配置されており、マグネトロン4が発生する
マイクロ波は、アンテナから放射されて導波管2内を伝
送し、給電口5を通ってマイクロ波空洞形成部材9内に
送られる。発光管6内に封入された発光物質は、マイク
ロ波がマイクロ波空洞で形成する電磁界によって蒸発
し、励起され光を発生する。発光管6の発する光は、マ
イクロ波空洞形成部材9とマイクロ波吸収部材10とを
透過し、反射器(図示せず)等の光学系により特定の方
向へ取り出される。
【0014】ガラス製のマイクロ波吸収部材10は、内
側部材10aと外側部材10bとからなり、それらの間
に、光透過性が高くマイクロ波を吸収するマイクロ波吸
収媒体11を封入したものである。マイクロ波吸収媒体
11として流動性のある媒体を使うことで、熱対流等を
利用した循環冷却効果が得られ、発光管6の発する熱が
周囲に及ぼす熱的な影響を軽減できる。具体的には、マ
イクロ波吸収媒体11として安価な水等を使用すること
ができる。また、マイクロ波吸収媒体11として、水に
鉄イオン等の紫外線吸収イオンを加えたものを用いて、
発光管6より放射される紫外線を遮蔽したり、水に顔料
や染料等の色素を加えたものを用いて、可視光そのもの
を撹乱させたり、発光色を変えたりすることも可能であ
る。
側部材10aと外側部材10bとからなり、それらの間
に、光透過性が高くマイクロ波を吸収するマイクロ波吸
収媒体11を封入したものである。マイクロ波吸収媒体
11として流動性のある媒体を使うことで、熱対流等を
利用した循環冷却効果が得られ、発光管6の発する熱が
周囲に及ぼす熱的な影響を軽減できる。具体的には、マ
イクロ波吸収媒体11として安価な水等を使用すること
ができる。また、マイクロ波吸収媒体11として、水に
鉄イオン等の紫外線吸収イオンを加えたものを用いて、
発光管6より放射される紫外線を遮蔽したり、水に顔料
や染料等の色素を加えたものを用いて、可視光そのもの
を撹乱させたり、発光色を変えたりすることも可能であ
る。
【0015】マイクロ波の漏洩は、マイクロ波放電ラン
プ装置全体からみれば、マイクロ波空洞形成部材9と導
波管2との接続部およびマイクロ波空洞形成部材9その
ものから起こる可能性が最も高いため、これらをマイク
ロ波吸収部材10で取り囲むことによって、外部へのマ
イクロ波の漏洩をほとんど完全に防止することができ
る。したがって、安全性および信頼性の高いマイクロ波
放電ランプ装置を提供することができる。また、マイク
ロ波吸収部材10が、マイクロ波空洞形成部材9を保護
する構成となるため、マイクロ波空洞形成部材9は、多
少機械的強度が低くてもよく、光の透過率をできる限り
大きくするために、かなり開口率の高い金属メッシュ素
材を使うことが可能となる。
プ装置全体からみれば、マイクロ波空洞形成部材9と導
波管2との接続部およびマイクロ波空洞形成部材9その
ものから起こる可能性が最も高いため、これらをマイク
ロ波吸収部材10で取り囲むことによって、外部へのマ
イクロ波の漏洩をほとんど完全に防止することができ
る。したがって、安全性および信頼性の高いマイクロ波
放電ランプ装置を提供することができる。また、マイク
ロ波吸収部材10が、マイクロ波空洞形成部材9を保護
する構成となるため、マイクロ波空洞形成部材9は、多
少機械的強度が低くてもよく、光の透過率をできる限り
大きくするために、かなり開口率の高い金属メッシュ素
材を使うことが可能となる。
【0016】図2は図1のマイクロ波吸収部材10およ
びその内部を示した一部切欠斜視図である。
びその内部を示した一部切欠斜視図である。
【0017】図2に示すように、マイクロ波吸収部材1
0の下部に設けた開口部12は、マイクロ波吸収部材1
0内にマイクロ波吸収媒体11を注入するためのもので
あるが、この開口部12に循環パイプを接続してマイク
ロ波吸収媒体11を循環させることにより、発光管6か
ら発生する熱を効率よく逃がして冷却させることができ
る。また、マイクロ波吸収媒体11がマグネトロン4を
冷却するように、循環パイプをマグネトロン4の周囲に
巻き付けることにより、マグネトロン4を冷却するため
の冷却ファン8(図1参照)をなくすことができる。
0の下部に設けた開口部12は、マイクロ波吸収部材1
0内にマイクロ波吸収媒体11を注入するためのもので
あるが、この開口部12に循環パイプを接続してマイク
ロ波吸収媒体11を循環させることにより、発光管6か
ら発生する熱を効率よく逃がして冷却させることができ
る。また、マイクロ波吸収媒体11がマグネトロン4を
冷却するように、循環パイプをマグネトロン4の周囲に
巻き付けることにより、マグネトロン4を冷却するため
の冷却ファン8(図1参照)をなくすことができる。
【0018】また、冷却効果も兼ねたマイクロ波吸収媒
体11を用いているので、マイクロ波空洞形成部材9を
構成する金属メッシュの金属蒸気が、ランプ点灯中に発
生する熱によって飛散して発光管6に付着することが抑
制される。このため、発光管6の透過率が減少すること
を抑制することができる。
体11を用いているので、マイクロ波空洞形成部材9を
構成する金属メッシュの金属蒸気が、ランプ点灯中に発
生する熱によって飛散して発光管6に付着することが抑
制される。このため、発光管6の透過率が減少すること
を抑制することができる。
【0019】なお、本実施の形態ではマイクロ波空洞形
成部材9として、導電性材料のメッシュ素材を円筒形に
成形したものを用いた場合について説明したが、機械的
強度と光透過率をさらに確保するために、例えば石英ガ
ラスや透光性セラミックス等を構成材とする円筒形容器
の表面に、ネサ膜やITO(Indium Tin Oxide)等の透
明導電膜を形成したものを用いることもできる。透明導
電膜の代わりに、銀等の導電性材料を、できる限り線幅
が小さいメッシュ状に印刷法等を用いて貼り付けてもよ
い。またマイクロ波空洞形成部材9の形状は、円筒形に
限定されるものではない。発光管6を効率よく点灯させ
るためにマイクロ波エネルギーと発光管6との整合性等
を考慮したり、発光管6内のプラズマ形状や温度分布等
を考慮して、マイクロ波空洞形成部材9の形状を設計す
ることができる。
成部材9として、導電性材料のメッシュ素材を円筒形に
成形したものを用いた場合について説明したが、機械的
強度と光透過率をさらに確保するために、例えば石英ガ
ラスや透光性セラミックス等を構成材とする円筒形容器
の表面に、ネサ膜やITO(Indium Tin Oxide)等の透
明導電膜を形成したものを用いることもできる。透明導
電膜の代わりに、銀等の導電性材料を、できる限り線幅
が小さいメッシュ状に印刷法等を用いて貼り付けてもよ
い。またマイクロ波空洞形成部材9の形状は、円筒形に
限定されるものではない。発光管6を効率よく点灯させ
るためにマイクロ波エネルギーと発光管6との整合性等
を考慮したり、発光管6内のプラズマ形状や温度分布等
を考慮して、マイクロ波空洞形成部材9の形状を設計す
ることができる。
【0020】図3は、本発明の第2の実施形態によるマ
イクロ波放電ランプ装置の構成を示しており、図4は図
3のマイクロ波吸収部材およびその内部を示している。
イクロ波放電ランプ装置の構成を示しており、図4は図
3のマイクロ波吸収部材およびその内部を示している。
【0021】第1の実施の形態では、マイクロ波空洞形
成部材9とマイクロ波吸収部材10とを別体に構成して
いたのに対し、第2の実施の形態では、マイクロ波吸収
部材10の内側部材10aの表面に導電膜13を形成
し、内側部材10aと導波管2の管壁面とでマイクロ波
空洞を形成している。導電膜13としては、例えばネサ
膜やITO等の透明導電膜を用いることができる。ま
た、銀等の導電性材料を用いる場合には、線幅をできる
限り小さくし開口率の高いメッシュ状に、内側部材10
aの表面に形成する。この構成により、発光管6が放射
する光の透過率、すなわち光の利用効率を高くすること
ができる。
成部材9とマイクロ波吸収部材10とを別体に構成して
いたのに対し、第2の実施の形態では、マイクロ波吸収
部材10の内側部材10aの表面に導電膜13を形成
し、内側部材10aと導波管2の管壁面とでマイクロ波
空洞を形成している。導電膜13としては、例えばネサ
膜やITO等の透明導電膜を用いることができる。ま
た、銀等の導電性材料を用いる場合には、線幅をできる
限り小さくし開口率の高いメッシュ状に、内側部材10
aの表面に形成する。この構成により、発光管6が放射
する光の透過率、すなわち光の利用効率を高くすること
ができる。
【0022】第2の実施形態では、マイクロ波吸収部材
10が内側部材10aと外側部材10bとで構成されて
いることを利用して、内側部材10aに、第1の実施形
態で示したマイクロ波空洞形成部材9と同じ役割を持た
せている。この構成により、機械的強度の低いマイクロ
波空洞形成部材およびマイクロ波吸収部材がなくなるた
め、マイクロ波漏洩の危険性をさらに低くすることがで
きる。
10が内側部材10aと外側部材10bとで構成されて
いることを利用して、内側部材10aに、第1の実施形
態で示したマイクロ波空洞形成部材9と同じ役割を持た
せている。この構成により、機械的強度の低いマイクロ
波空洞形成部材およびマイクロ波吸収部材がなくなるた
め、マイクロ波漏洩の危険性をさらに低くすることがで
きる。
【0023】次に、本発明の第3の実施形態によるマイ
クロ波放電ランプ装置について、図5を用いて説明す
る。
クロ波放電ランプ装置について、図5を用いて説明す
る。
【0024】第2の実施形態では内側部材10aの内表
面(発光管6と対向している表面)に導電膜13を形成
していたが、第3の実施形態のマイクロ波放電ランプ装
置では、図5に示すように、内側部材10aの外表面
(外側部材10bと対向している表面)に導電膜13を
形成している。ただし、その場合、キャップ状の密閉栓
14が導電膜13と導通するように、内側部材10aを
密閉栓14に固定する構造にする。さらに、導電膜13
と導波管2との間で導通させるために、密閉栓14を導
電性材料で作るか、もしくは密閉栓14の表面に導電膜
等を形成する。この構成により、マイクロ波漏洩を抑制
できるとともに、導電膜13の形成が容易となる。
面(発光管6と対向している表面)に導電膜13を形成
していたが、第3の実施形態のマイクロ波放電ランプ装
置では、図5に示すように、内側部材10aの外表面
(外側部材10bと対向している表面)に導電膜13を
形成している。ただし、その場合、キャップ状の密閉栓
14が導電膜13と導通するように、内側部材10aを
密閉栓14に固定する構造にする。さらに、導電膜13
と導波管2との間で導通させるために、密閉栓14を導
電性材料で作るか、もしくは密閉栓14の表面に導電膜
等を形成する。この構成により、マイクロ波漏洩を抑制
できるとともに、導電膜13の形成が容易となる。
【0025】なお、上記第1および第2の実施形態で
は、マイクロ波吸収部材10が内側部材10aと外側部
材10bとで構成されている場合について説明したが、
内側部材10aと外側部材10bとが一体形成されたも
のでも同様の効果を得ることができる。
は、マイクロ波吸収部材10が内側部材10aと外側部
材10bとで構成されている場合について説明したが、
内側部材10aと外側部材10bとが一体形成されたも
のでも同様の効果を得ることができる。
【0026】上記実施の形態において、発光管6の充填
物は、上述したものに限定されるものではなく、充填し
た発光物質はマイクロ波により発光放射するものであれ
ばよい。また、発光管6の構成材料や形状も上述したも
のに限定されるものではなく、構成材料は耐熱性と透光
性を有する材料であればよい。例えば上述した石英ガラ
スの代わりに透光性セラミックス材料を用いると、発光
管6の耐熱性を高めることが可能である。
物は、上述したものに限定されるものではなく、充填し
た発光物質はマイクロ波により発光放射するものであれ
ばよい。また、発光管6の構成材料や形状も上述したも
のに限定されるものではなく、構成材料は耐熱性と透光
性を有する材料であればよい。例えば上述した石英ガラ
スの代わりに透光性セラミックス材料を用いると、発光
管6の耐熱性を高めることが可能である。
【0027】また、上記実施の形態では矩形の導波管2
を用いた場合について説明したが、導波管2の形状や導
波管2とマイクロ波空洞との接続方法はこれに限るもの
ではない。さらに、導波管2の代わりに、同軸線路等を
マイクロ波電送手段として使用することも可能であり、
その場合にはマイクロ空洞と連絡する部分が、上記実施
の形態の給電口に代わりアンテナ等で構成されることに
なる。
を用いた場合について説明したが、導波管2の形状や導
波管2とマイクロ波空洞との接続方法はこれに限るもの
ではない。さらに、導波管2の代わりに、同軸線路等を
マイクロ波電送手段として使用することも可能であり、
その場合にはマイクロ空洞と連絡する部分が、上記実施
の形態の給電口に代わりアンテナ等で構成されることに
なる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、マイクロ波空洞
形成部材の外側を、マイクロ波吸収部材で取り囲むこと
によって、マイクロ波の漏洩を抑制できるとともに、信
頼性が高く、室内照明等に使用可能なマイクロ波放電ラ
ンプ装置を提供することができる。
形成部材の外側を、マイクロ波吸収部材で取り囲むこと
によって、マイクロ波の漏洩を抑制できるとともに、信
頼性が高く、室内照明等に使用可能なマイクロ波放電ラ
ンプ装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態によるマイクロ波放電
ランプ装置を示す部分断面図
ランプ装置を示す部分断面図
【図2】本発明の第1の実施形態によるマイクロ波放電
ランプ装置の一部構成を示す部分切欠斜視図
ランプ装置の一部構成を示す部分切欠斜視図
【図3】本発明の第2の実施形態によるマイクロ波放電
ランプ装置を示す部分断面図
ランプ装置を示す部分断面図
【図4】本発明の第2の実施形態によるマイクロ波放電
ランプ装置の一部構成を示す部分切欠斜視図
ランプ装置の一部構成を示す部分切欠斜視図
【図5】本発明の第3の実施形態によるマイクロ波放電
ランプ装置を示す部分断面図
ランプ装置を示す部分断面図
【図6】従来のマイクロ波放電ランプ装置を示す部分断
面図
面図
2 導波管 4 マグネトロン 5 給電口 6 発光管 8 冷却ファン 9 マイクロ波空洞形成部材 10 マイクロ波吸収部材 11 マイクロ波吸収媒体 12 開口部 13 導電膜 14 密閉栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一番ヶ瀬 剛 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA17 AA19 5C039 PP01 PP02
Claims (6)
- 【請求項1】 マイクロ波発振器と、前記マイクロ波発
振器により発生したマイクロ波を伝達する伝送路と、前
記伝送路に接続され、前記マイクロ波によって内部に電
磁界が形成されるマイクロ波空洞形成部材と、前記マイ
クロ波空洞形成部材の内部に設けられた発光管と、前記
マイクロ波空洞形成部材を取り囲んで設けられたマイク
ロ波吸収部材とを有するマイクロ波放電ランプ装置。 - 【請求項2】 前記マイクロ波吸収部材は、間にマイク
ロ波吸収媒体が封入された内側部材と外側部材とで構成
された請求項1記載のマイクロ波放電ランプ装置。 - 【請求項3】 マイクロ波発振器と、前記マイクロ波発
振器により発生したマイクロ波を伝達する伝送路と、前
記伝送路に接続されたマイクロ波吸収部材とを備え、前
記マイクロ波吸収部材は間にマイクロ波吸収媒体が封入
された内側部材と外側部材とで構成され、前記内側部材
の内部には、前記マイクロ波によって電磁界が形成され
るとともに、発光管が設けられたマイクロ波放電ランプ
装置。 - 【請求項4】 前記内側部材の表面に導電性材料が形成
された請求項3記載のマイクロ波放電ランプ装置。 - 【請求項5】 前記マイクロ波吸収部材に、前記マイク
ロ波吸収媒体を循環させるための出入り口が設けられた
請求項2ないし4のいずれかに記載のマイクロ波放電ラ
ンプ装置。 - 【請求項6】 前記マイクロ波吸収媒体が水である請求
項2ないし5のいずれかに記載のマイクロ波放電ランプ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2582899A JP2000223291A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | マイクロ波放電ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2582899A JP2000223291A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | マイクロ波放電ランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000223291A true JP2000223291A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12176729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2582899A Pending JP2000223291A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | マイクロ波放電ランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000223291A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430014B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2004-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 무전극 램프의 공진기 보호장치 |
| KR100442487B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2004-07-30 | 주식회사 엘지이아이 | 방수형 무전극 조명기기 |
| WO2005015607A1 (en) * | 2003-08-08 | 2005-02-17 | Expantech Co., Ltd. | Plasma lamp and manufacturing method thereof |
| JP2006261098A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-28 | Lg Electronics Inc | 無電極照明機器 |
| JP2013535763A (ja) * | 2010-07-13 | 2013-09-12 | セラビジョン・リミテッド | プラズマ光源 |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP2582899A patent/JP2000223291A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100442487B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2004-07-30 | 주식회사 엘지이아이 | 방수형 무전극 조명기기 |
| KR100430014B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2004-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 무전극 램프의 공진기 보호장치 |
| WO2005015607A1 (en) * | 2003-08-08 | 2005-02-17 | Expantech Co., Ltd. | Plasma lamp and manufacturing method thereof |
| JP2006261098A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-28 | Lg Electronics Inc | 無電極照明機器 |
| JP2013535763A (ja) * | 2010-07-13 | 2013-09-12 | セラビジョン・リミテッド | プラズマ光源 |
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