JPH10321039A - マイクロ波放電ランプ装置 - Google Patents

マイクロ波放電ランプ装置

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JPH10321039A
JPH10321039A JP12578897A JP12578897A JPH10321039A JP H10321039 A JPH10321039 A JP H10321039A JP 12578897 A JP12578897 A JP 12578897A JP 12578897 A JP12578897 A JP 12578897A JP H10321039 A JPH10321039 A JP H10321039A
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JP
Japan
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lamp
microwave
discharge lamp
waveguide
cooling air
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JP12578897A
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Mutsumi Mimasu
睦己 三▲升▼
Koichi Katase
幸一 片瀬
Katsushi Seki
勝志 関
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/52Cooling arrangements; Heating arrangements; Means for circulating gas or vapour within the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J65/00Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J65/04Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
    • H01J65/042Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field
    • H01J65/044Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field the field being produced by a separate microwave unit

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  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波放電ランプを小さくした場合で
も、装置の構成を複雑、かつ大型化することなく、効率
よくマイクロ波放電ランプを冷却可能にする。 【解決手段】 透光性を有する送風ガイド6をマイクロ
波放電ランプ4の周囲に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波電磁界
により放電発光するマイクロ波放電ランプ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギーなどの要求に伴い、
高輝度放電ランプ(HIDランプ)が注目されてきてい
る。その理由は、高輝度放電ランプが、蛍光灯などの蛍
光体を通して光出力を得る蛍光ランプに比べて、大きな
光出力を容易に得ることができるからである。この高輝
度放電ランプには、メタルハライドランプ、水銀ランプ
等の電極を有する有電極の放電ランプと、マイクロ波放
電ランプなどの無電極の放電ランプとがある。マイクロ
波放電ランプは、マグネトロンなどにより所定のマイク
ロ波電磁界を形成し、当該マイクロ波電磁界により生じ
るプラズマ放電を光源として利用したものである。この
マイクロ波放電ランプは、電極の消耗により寿命が定ま
る有電極のものに比べて長寿命なものである。さらにマ
イクロ波放電ランプでは、電極がないため光出力の発光
スペクトルの経時変化もほとんど生じることがない。ま
た、マイクロ波放電ランプは、点灯及び消灯状態におけ
るインピーダンスの変化が小さいので、点滅動作特性及
び始動・再始動特性もまた、有電極の放電ランプに比べ
てはるかに優れている。さらに、マイクロ波放電ランプ
は、環境保護の面でも有電極の放電ランプに比べて優れ
ている。というのは、マイクロ波放電ランプは、上記し
たように、長寿命なものなので部品の交換サイクルが長
い。また有害な水銀を使用しなくても、有電極のものと
同程度の光出力の輝度及び効率を得ることができるから
である。
【0003】以下、特開平3−49102号公報等に開
示された従来のマイクロ波放電ランプ装置について、図
11を参照して具体的に説明する。図11に示すよう
に、従来のマイクロ波放電ランプ装置は、マイクロ波を
発生するマイクロ波発生部51、マイクロ波発生部51
で発生したマイクロ波を伝導する導波管52、導波管5
2に接続された空洞共振部53、及び空洞共振部53内
に配置されたマイクロ波放電ランプ(以下、ランプと略
称する)54を備えている。マイクロ波発生部51は、
例えば2450MHzのマイクロ波を数kwの出力で発
生するマグネトロン本体51a、発生したマイクロ波を
放射するアンテナ51b、及びマグネトロン本体51a
を冷却するファン51cを具備している。マグネトロン
本体51aには、駆動用の高圧電源55が接続されてい
る。導波管52は、例えば矩形状の断面を有する金属製
の箱体により構成されている。この導波管52の一端部
側にはアンテナ51bが収納され、他端部側には給電窓
52aと給電窓52aに対向する孔部52bが設けられ
ている。空洞共振部53は、銅などの金属により形成さ
れ、両端部分が開口した略円筒状の筒状部材53aと筒
状部材53aの一方の開口端部に設けられたメッシュ板
53bとにより構成されている。筒状部材53aの他方
の開口端部は、導波管52の給電窓52aを取り囲むよ
うに導波管52の表面上に取り付けられている。この空
洞共振部53の内部空間は、マイクロ波のエネルギーを
蓄積する空洞共振器を形成し、給電窓52aからマイク
ロ波が放射された場合、その内部空間に所定のマイクロ
波電磁界を形成する。また、プラズマ放電によってラン
プ54内で発生した光は、メッシュ板53bを経て光出
力として外部に取り出される。空洞共振部53の内壁に
は、光出力を一の方向に効率よく取り出すために、可視
光に対する反射鏡(図示せず)が設けられている。
【0004】ランプ54は、透光性を有する石英ガラス
などにより実質的に球状、あるいは細長い円筒状に形成
され、石英ガラス製の支持棒56によって空洞共振部5
3の内部空間に配置されている。ランプ54の内部に
は、アルゴンなどの希ガス、少量の水銀、及び発光物質
であるヨウ化タリウム等の金属ハロゲン化物が封入され
ている。尚、消灯状態におけるランプ54の内圧は、始
動動作、すなわち後述の希ガスのプラズマ放電の開始を
容易なものとするために、約100〜200torrに調整
されている。支持棒56は、導波管52の給電窓52a
と孔部52bとを通り接続治具57aを介して、ランプ
54を回転するためのモータ57に接続されている。こ
のモータ57の回転により、ランプ54内に生じるプラ
ズマ放電が安定し、かつランプ54が冷却される。一対
のノズル58がランプ54に近接して設けられ、図示し
ないエアコンプレッサーからの冷却した空気流をランプ
54に噴射している。このことにより、ランプ54は十
分に冷却され、プラズマ放電によるランプ54の熱劣化
が防止される。尚、これらの一対のノズル58は、周知
のように、ランプ54のサイズ、マグネトロン本体51
aの出力などに対応して、従来のマイクロ波放電ランプ
装置に設けられるものである。具体的には、マグネトロ
ン本体51aの出力が数kw以上であって、例えば球形
のランプ54のサイズが直径8mm以下の場合、一対の
ノズル58がそのランプ54に近接して設けられる。こ
れに対して、マグネトロン本体51aの出力が小さく、
ランプ54のサイズが大きい場合、当該ランプ54はモ
ータ57による回転によって十分に冷却され、プラズマ
放電によるランプ54の熱劣化がある程度抑制される。
このため、従来のマイクロ波放電ランプ装置では、上記
ノズル58を省略することが一般的である。また、従来
のマイクロ波放電ランプ装置では、マグネトロン本体5
1aの出力が小さく、ランプ54のサイズが大きい場
合、モータ57を用いる代わりに、マグネトロン本体5
1aを冷却した後のファン51cの冷却風(冷却空気)
をランプ54に吹き付けることも提案されている。具体
的には、上記冷却風を導波管52内を通して給電窓52
aからランプ54に吹き付ける、あるいはガイド板など
を用いて冷却風を誘導しメッシュ板53bの外側からラ
ンプ54に吹き付けることが行われていた。
【0005】従来のマイクロ波放電ランプ装置の動作に
ついて説明する。高圧電源55からマイクロ波発生部5
1に高圧電圧が供給されると、マイクロ波がマイクロ波
発生部51のアンテナ51aから導波管52の内部に放
射される。このマイクロ波は、導波管52内を伝導し導
波管52に設けられた給電窓52aから空洞共振部53
に放射される。このことにより、空洞共振部53の内部
空間で所定のマイクロ波電磁界を形成する。そして、当
該マイクロ波電磁界により、まず希ガスが絶縁破壊を起
こしてプラズマ放電を開始する。続いて、このプラズマ
放電により、ランプ54の内壁温度が上昇し、そのこと
により、水銀及び金属ハロゲン化物が蒸気化して、ラン
プ54の内圧が上昇する。そして、前記内壁温度の最冷
点温度及び内圧がそれぞれ所定の値で安定する状態、す
なわち定常点灯状態においては、所定の発光スペクトル
を有する光が、金属蒸気のプラズマ放電によりランプ5
4の内部に生じる。そして、上記光が光出力として空洞
共振部53からメッシュ板53bを経て外部に放射され
る。尚、上述の定常点灯状態では、ランプ54の内圧に
おいて、金属蒸気の圧力が希ガスの圧力よりも大きい割
合を占めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のマ
イクロ波放電ランプ装置では、マイクロ波放電ランプの
サイズ、マグネトロン本体の出力などに対応して、一対
のノズル、エアコンプレッサーなどのランプ冷却専用の
構成部材を設ける必要があった。このため、マイクロ波
放電ランプ装置の構成が複雑なものとなり、かつ大型化
するという問題点を生じた。これらの問題点は、光源を
小さくするためにマイクロ波放電ランプを小さくした場
合、特に現れるものであった。それというのは、マイク
ロ波放電ランプを小さくした場合、プラズマ放電が当該
ランプの内壁に近接して発生し、ランプの管壁温度が上
昇した。このことにより、マイクロ波放電ランプの熱劣
化が促進され、熱劣化によるランプの破裂、失透などを
生じて、マイクロ波放電ランプの寿命が短くなる恐れが
あった。また、内壁温度の上昇により、マイクロ波放電
ランプの定常点灯状態が不安定なものとなり、その点灯
特性の悪化を招いた。従って、従来のマイクロ波放電ラ
ンプ装置では、マイクロ波放電ランプを小さくした場
合、上記ランプ冷却専用の構成部材を必ず設ける必要が
あり、当該装置の構成が複雑、かつ大型化した。また、
光源を小さくするということは、光源からの光出力をレ
ンズや反射鏡などで集光して用いる場合、光出力を効率
よく取り出すために、強く要望されるものである。例え
ばインターナショナル、シンポジウム、ダイジェスト、
技術報告、第24巻、p716ー719、(”Small Lo
ng-Lived Stable Light Sourcefor Projection-Displa
y Applications”)に示されているように、マイクロ波
放電ランプを投写型表示装置のバックライト光源として
用いる場合において、バックライト光源からの光出力を
効率よく取り出すために強く要望される。しかしなが
ら、従来のマイクロ波放電ランプ装置では、マイクロ波
放電ランプを小型化した場合、上述したように、装置の
構成が複雑、かつ大型化するという問題点を生じた。こ
のため、従来のマイクロ波放電ランプ装置を投写型表示
装置のバックライト光源などに用いることは困難なもの
であった。さらに、マグネトロン本体を冷却した後の冷
却風を給電窓からマイクロ波放電ランプに吹き付ける従
来の構成では、給電窓に対して空洞共振部の内部空間が
拡がっているので、冷却風が給電窓から空洞共振部の内
部空間に拡散して、マイクロ波放電ランプを効率よく冷
却することができなかった。また、メッシュ板側から上
記冷却風を吹き付ける従来の構成でも、メッシュ板が冷
却風の流れを阻害して、マイクロ波放電ランプを効率よ
く冷却することができなかった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、マイクロ波放電ランプを
小さくした場合でも、装置の構成を複雑、かつ大型化す
ることなく、効率よくマイクロ波放電ランプを冷却でき
るマイクロ波放電ランプ装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波放電
ランプ装置は、マイクロ波発生部と、前記マイクロ波発
生部からのマイクロ波を伝導する導波管と、前記導波管
に接続され、所定のマイクロ波電磁界を形成する空洞共
振部と、前記空洞共振部内に設けられ、発光物質を封入
したランプと、前記ランプを回転自在に支持する回転支
持部と、前記ランプの周囲に設けられ、前記ランプを冷
却するための気体を前記ランプに導く透光性の送風ガイ
ドとを有している。このように構成することにより、マ
イクロ波放電ランプ装置の構成を複雑、かつ大型化する
ことなく、ランプを効率よく冷却することができる。
【0009】本発明の別のマイクロ波放電ランプ装置
は、前記送風ガイドが、透光性を有する石英ガラス、ま
たは透光性を有するセラミック材料により構成されてい
る。このように構成することにより、ランプからの光出
力を遮ることなく外部に放射することができる。
【0010】本発明の別のマイクロ波放電ランプ装置
は、前記空洞共振部が、送風ガイドの外側表面上に設け
られた金属メッシュ部材、または導電性を有する透明な
導電膜により構成されている。このように構成すること
により、空洞共振部の機械的な強度を向上することがで
きる。
【0011】本発明の別のマイクロ波放電ランプ装置
は、前記ランプが、送風ガイド内を流れる空気によって
回転するように、回転支持部により回転自在に支持され
ている。このように構成することにより、マイクロ波放
電ランプ装置の構成を簡略化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマイクロ波放電ラ
ンプ装置の好ましい実施形態について、図面を参照して
説明する。
【0013】《第1の実施形態》図1に示すように、本
実施形態のマイクロ波放電ランプ装置は、マイクロ波を
発生するマイクロ波発生部1、当該マイクロ波を空洞共
振部3に伝導する導波管2、及び空洞共振部3内に配置
されるマイクロ波放電ランプ(以下、ランプと略称す
る)4を具備している。さらに、マイクロ波放電ランプ
装置は、ランプ4を回転自在に支持する回転支持部5、
及び空洞共振部3内でランプ4の周囲に設けられ、ラン
プ4を冷却する冷却風(冷却空気)をランプ4に導く送
風ガイド6を有する。マイクロ波発生部1は、例えば2
450MHzのマイクロ波を数kwの出力で発生するマ
グネトロン本体1a、発生したマイクロ波を放射するア
ンテナ1b、及びマグネトロン本体1aを冷却するファ
ン1cを有する。マグネトロン本体1aには、駆動用の
高圧電源7が接続されている。また、マグネトロン本体
1aは、ダクト1d内に配設されている。このダクト1
dは、ファン1cにより発生した冷却風をマグネトロン
本体1aを冷却したあと導波管2内に導くための通風路
として機能する。導波管2は、例えば矩形状の断面を有
する金属製の箱体により構成されている。導波管2の一
端部側にはアンテナ1bが収納され、他端部側には給電
窓2a及び給電窓2aと対向して孔部2bが設けられて
いる。この導波管2は、例えばEIA(Electronic Ind
ustries Association)規格に基づいて形成されてい
る。具体的には、2170MHzから3300MHzの
マイクロ波を効率よく伝導するように、長さ及び矩形状
の断面の寸法は、例えば100cm及び86.36mm
×43.18mmである。また、導波管2の内部には、
マイクロ波をアンテナ1bから空洞共振部3に効率よく
伝導するために、整合器として作用するスタブ(図示せ
ず)等が設けられている。さらに、導波管2には、上記
ダクト1dと導波管2内を連通するために、複数の穴2
cからなる開口部2dが設けられている。このことによ
り、ファン1cにより発生した冷却風は、マグネトロン
本体1aを冷却した後、ダクト1d、開口部2d、及び
導波管2を経て、給電窓2aから送風ガイド6内に供給
され、送風ガイド6内に配置されたランプ4に吹き付け
られる。尚、給電窓2a、孔部2b、及び各穴2cは、
例えば直径30mm、50mm、及び5mmの円形にそ
れぞれ形成されている。
【0014】空洞共振部3は、ランプ4内のプラズマ放
電を光出力として外部に取り出すために、銅などの金属
をメッシュ状に形成した金属メッシュ部材3aにより構
成されている。この金属メッシュ部材3aは、一端が開
口した円筒状の形状を有するものであり、その開口端部
が導波管2の給電窓2aを取り囲むように導波管2の表
面上に取り付けられている。空洞共振部3の内部空間
は、マイクロ波のエネルギーを蓄積する空洞共振器を形
成する。すなわち、給電窓2aからマイクロ波が放射さ
れた場合、その内部空間に所定のマイクロ波電磁界を形
成する。また、空洞共振部3は、後述の整合条件が満た
されている場合では、マイクロ波を金属メッシュ部材3
aから外部に漏洩することなく、ランプ4内でプラズマ
放電を効率よく生じることができる。このため、光出力
を金属メッシュ部材3aから外部にむだなく放射するこ
とができる。空洞共振部3の外側には、ランプ4からの
光出力を一の方向に効率よく放射するために、略円筒状
の反射鏡8が設けられている。ランプ4は、透光性を有
する石英ガラス、あるいはアルミナセラミックなどセラ
ミック材により形成され、例えば外径6mm、内径3m
mの中空の球形に構成されている。ランプ4は、回転支
持部5により所定のマイクロ波電磁界内に配置されてい
る。ランプ4の内部の空間には、アルゴン、クリプト
ン、またはキセノンなどの希ガスと、金属ハロゲン化物
などの発光に寄与し、プラズマ放電をした場合に可視領
域の発光スペクトルを有する光を発光する物質が封入さ
れている。この発光に寄与する物質の具体例としては、
ヨウ化ナトリウムなどの単独で可視領域全体の発光スペ
クトルを有する光を発光するもの、あるいはヨウ化ガド
リニウム、ヨウ化ルテチウム及びヨウ化タリウムなどの
複数の金属ハロゲン化物を組み合わせたものがある。ま
た、発光に寄与する物質として、上述の金属ハロゲン化
物の代わりに、太陽光線に近い発光スペクトルを有する
光を発光するイオウを用いてもよい。尚、消灯状態にお
けるランプ4の内圧は、始動動作、すなわち後述の希ガ
スのプラズマ放電の開始を容易なものとするために、数
kPa〜数十kPaに調整されている。尚、ランプ4の
形状は、球形に限定されるものではなく、細長い円筒状
などの形状でもよい。
【0015】回転支持部5は、石英ガラスなどにより形
成された支持棒5a、及び接続治具5bを介して支持棒
5aに接続されたモータ5cを備えている。支持棒5a
は、導波管2の給電窓2aと孔部2bとを通り、ランプ
4の気密性を損なうことなく、ランプ4を支持してい
る。モータ5cは、ランプ4の点灯動作時に、ランプ4
を所定の回転数により回転する。このことにより、ラン
プ4を冷却し、かつランプ4内に発生するプラズマ放電
が安定する。つまり、ランプ4を回転することにより、
プラズマ放電のアークの収縮等のプラズマ放電での不安
定現象の発生を抑制し、アークの形状がほぼ均一となっ
てプラズマ放電が安定する。さらに、例えば”プラズマ
工学の基礎”(A.von.Engel著、オーム社、昭和60
年刊行)に示されているように、プラズマ放電が安定す
ることにより、ランプ4の管壁温度は均一なものにする
ことができる。送風ガイド6は、透光性を有する石英ガ
ラス、あるいはアルミナセラミックなどのセラミック材
により、一端が開口した略円筒状に形成されている。送
風ガイド6の開口端部は、給電窓2aを取り囲むように
導波管2の表面上に取り付けられている。開口端部と対
向する端部には、ランプ4を冷却した後の冷却風を逃が
すために、複数の開口穴6aが設けられている。各開口
穴6aの具体例は、直径10mmであり、開口穴6aの
個数、サイズを変更することにより、冷却風の風量を調
整し、よってランプ4の冷却効率を調整することができ
る。この送風ガイド6を設けることにより、ランプ4か
らの光出力を遮断、低減することがなく、さらに給電窓
2aから空洞共振部3内に吹き込む上記冷却風を拡散す
ることなく、ランプ4に吹き付けることができる。この
ため、ランプ4は、冷却風によって効率よく冷却され
る。また、送風ガイド6は、所定のマイクロ波電磁界を
形成するために所定の大きさの内部空間を有する空洞共
振部3内に配置されるので、マイクロ波放電ランプ装置
を大型化することはない。
【0016】次に、マイクロ波放電ランプ装置の動作に
ついて説明する。高圧電源7からマグネトロン本体1a
に高圧電圧が供給されると、マイクロ波発生部1が動作
して、2450MHzのマイクロ波がアンテナ1bから
導波管2の内部に放射される。このマイクロ波は、導波
管2内を伝導して給電窓2aから空洞共振部3に放射さ
れ、空洞共振部3の内部空間で所定のマイクロ波電磁界
を形成する。そして、当該マイクロ波電磁界により、ラ
ンプ4の内部で、希ガスが絶縁破壊を起こしてプラズマ
放電を開始する。そして、このプラズマ放電により、ラ
ンプ4の内壁温度が上昇する。そのことにより、水銀及
び金属ハロゲン化物が蒸気化してランプ4の内圧を上昇
する。そして、ランプ4の内壁温度の最冷点温度及び内
圧がそれぞれ所定の値(例えば、500℃〜600℃及
び101.3kPa〜202.6kPa)で安定する状
態、すなわち定常点灯状態においては、封入された金属
ハロゲン化物により定まる発光スペクトルを有する光
が、金属蒸気のプラズマ放電がランプ4の内部に生じ
る。このことにより、この光が、光出力として空洞共振
部3の金属メッシュ部材3aから外部に放射される。
尚、上述の定常点灯状態では、ランプ4の内圧の分圧で
は金属蒸気の圧力が希ガスの圧力よりも大きい割合を占
めている。また、この定常点灯状態では、導波管2と、
空洞共振部3とランプ4とで構成される共振器との整合
条件が満たされている。すなわち、ランプ4内のプラズ
マ放電による損失や空洞共振部3の内壁に発生するうず
電流による適度な損失などに依存する共振器の負荷の値
が、消灯状態での値より大きくなる。さらに、定常点灯
状態では、共振器の負荷の値は導波管2が有するインピ
ーダンスに実質的に等しい値になっている。このため、
マイクロ波は、定常点灯状態では導波管2の給電窓2a
でほとんど反射することなく空洞共振部3に向かって放
射され、プラズマ放電がランプ4内で効率よく行われて
いる。その結果、本発明のマイクロ波放電ランプ装置で
は、光出力を金属メッシュ部材3aから外部に高効率で
放射することができる。また、この定常点灯状態では、
ランプ4はモータ5cにより所定の回転数で回転してい
るので、プラズマ放電が安定した状態となり、ランプ4
の管壁温度が均一なものとなる。さらに、モータ5cに
よる回転と送風ガイド6により導かれた上記冷却風とに
より、ランプ4は効率よく冷却される。その結果、上記
最冷点温度が一定の値で維持され、定常点灯状態での点
灯特性が、ランプ4の寿命を通じて安定したものとな
る。
【0017】本実施形態のマイクロ波放電ランプ装置で
は、ランプ4を回転支持部5により回転支持し、給電窓
2aから空洞共振部3内に吹き込む冷却風を送風ガイド
6により、ランプ4の近傍に導いている。このため、ラ
ンプ4はモータ5cによる回転、及び上記冷却風によっ
て効率よく十分に冷却され、プラズマ放電によるランプ
4の熱劣化を抑制してランプ4の寿命が短くなるのを防
止できる。その結果、本実施形態のマイクロ波放電ラン
プ装置では、ランプ4を小さくした場合でも、「従来の
技術」の欄に記載した一対のノズル、エアコンプレッサ
ー等のランプ冷却専用の構成部材を省略することがで
き、当該ランプ装置の構成を複雑、かつ大型化すること
を防止できる。さらに、当該ランプ装置の構成を複雑、
かつ大型化することなく、ランプ4を小さくできるの
で、本実施形態のマイクロ波放電ランプ装置は液晶投写
型表示装置のバックライト光源などのVPS(Video Pr
ojection System)に使用される光源に適したものとな
る。尚、上述の説明では、ダクト1d内にマグネトロン
本体1aを配置し、ダクト1dと導波管2とを連通する
ための開口部2dを導波管2に設けることにより、マグ
ネトロン本体1aを冷却した後の冷却風を導波管2の給
電窓2aから送風ガイド6内に導く構成について説明し
た。しかしながら、冷却風を給電窓2aまで導く構成
は、上述の構成に限定されるものではなく、例えばファ
ン1cからの冷却風を孔部2bに導き、支持棒5aに沿
って給電窓2aから送風ダクト4内のランプ4に集中的
に吹き付ける構成としてもよい。また、支持棒5aに羽
根を設けることにより、給電窓2aから送風ガイド6の
方向に強制的に冷却風を流す構成としてもよい。
【0018】《第2の実施形態》図2、及び図3に示す
ように、本実施形態のマイクロ波放電ランプ装置では、
送風ガイド6の外側表面上に空洞共振部3を構成する金
属部材を設けた。それ以外の各部は、第1の実施形態の
ものと同様であるので、それらの重複した説明は省略す
る。図2、及び図3において、空洞共振部3を構成する
金属メッシュ部材3aは、送風ガイド6の外側表面上に
設けられている。この金属メッシュ部材3aは、例えば
送風ガイド6上に金属メッキを施し、エッチングするこ
とによって形成される。このように構成することによ
り、本実施形態のマイクロ波放電ランプ装置では、空洞
共振部3、及び金属メッシュ部材3aの機械的な強度を
向上することが可能となる。さらに、空洞共振部3と送
風ガイド6とを一体的に構成しているので、当該ランプ
装置の製造作業を容易にすることができる。また、図4
に示すように、金属メッシュ部材3aの代わりに、IT
O(IndiumTin Oxide)のような導電性を有する透明な
導電膜3bを送風ガイド6の表面上に形成する構成でも
よい。尚、送風ガイド6の表面上にメッシュ状の溝を設
けて、金属メッシュ部材3aを当該溝にはめ込んで送風
ガイド6の表面に固着する構成としてもよい。
【0019】《第3の実施形態》図5乃至図7に示すよ
うに、本実施形態のマイクロ波放電ランプ装置は、送風
ガイド6内にランプ4を回転支持する回転支持部15を
設けた。それ以外の各部は、第1の実施形態のものと同
様であるので、それらの重複した説明は省略する。図5
乃至図7において、回転支持部15は、ランプ4を中心
にして互いに対象的に当該ランプ4に接続された一対の
支持棒15a,15b、及び送風ガイド6の内側表面に
配置され、支持棒15a,15bをそれぞれ回転自在に
支持する軸受け15c,15dにより構成されている。
この回転支持部15は、給電窓2aからランプ4に吹き
付けられる冷却風により、ランプ4、及び一対の支持棒
15a,15bが回転するようにランプ4を支持してい
る。具体的には、図6に示すように、球形状のランプ4
の中心を給電窓2aの中心、及び送風ガイド6の中心軸
に対して遍芯させておく。これらの一対の支持棒15
a,15b、及び軸受け15c,15dは、マイクロ波
電磁界により加熱されない材質、例えば石英ガラス、あ
るいはアルミナセラミックなどセラミック材により形成
されている。一対の支持棒15a,15bは、ボンディ
ングガラスなどにより、ランプ4に固着されている。
尚、ランプ4と一対の支持棒15a,15bとを一体的
に形成してもよい。このように構成することにより、ラ
ンプ4では、その中心に関して一方の側が他方の側より
大きい風量を受ける。このため、ランプ4、及び一対の
支持棒15a,15bは、冷却風により回転する。その
結果、上記第1、第2の実施形態に示したモータ5c等
を省略することができ、当該ランプ装置の構成を簡略化
することができる。尚、ランプ4、または一対の支持棒
15a,15bに羽根などを取り付けることにより、上
記冷却風による回転力を大きくして、ランプ4が回転を
容易に行える構成としてもよい。さらに、一対の支持棒
15a,15bの代わりに、一本の支持棒とその軸受け
によってランプ4を回転自在に支持する構成でもよい。
また、図8に示すように、送風ガラス6内に軸受け15
d’を設ける構成でもよい。
【0020】《第4の実施形態》図9、及び図10に示
すように、本実施形態のマイクロ波放電ランプ装置は、
送風ガイド6の外側表面上に空洞共振部3を構成する金
属部材、及びランプ4を回転自在に支持する金属製の軸
受け25c,25dを設けた。それ以外の各部は、第1
の実施形態のものと同様であるので、それらの重複した
説明は省略する。図9、及び図10において、空洞共振
部3を構成する金属メッシュ部材3aは、送風ガイド6
の外側表面上に設けられている。回転支持部25は、ラ
ンプ4が給電窓2aから吹き付けられる冷却風により回
転するように、ランプ4を回転自在に支持している。具
体的には、図6に示したものと同様に、送風ガイド6の
中心軸の方向において、給電窓2aの中心とランプ4の
中心とを互いにずらしてランプ4を支持する。また、回
転支持部25は、ランプ4を中心にして互いに対象的に
当該ランプ4に接続された一対の支持棒25a,25
b、及び送風ガイド6の外側表面に配置され、支持棒2
5a,25bをそれぞれ回転自在に支持する軸受け25
c,25dにより構成されている。一対の支持棒25
a,25bは、マイクロ波電磁界により加熱されない材
質、例えば石英ガラス、あるいはアルミナセラミックな
どセラミック材により形成されている。軸受け25c,
25dは、ステンレス等の金属により構成され、金属メ
ッシュ部材3aを介して送風ガイド6に固着されてい
る。このように構成することにより、上記第3の実施形
態での効果に加えて、軸受けの材質を制限されることが
なく、材質の選択幅が広がり、コスト低減を図ることが
できる。尚、上述の第3、第4の実施形態では、ランプ
4と一対の支持棒15a,15b、又は25a,25b
とを固着し、冷却風によってともに回転する構成につい
て説明した。このような構成以外に、例えばランプ4の
表面に凹部を設け、上記支持棒をランプ4に固着するこ
となく凹部に嵌合してランプ4を支持し、ランプ4のみ
を冷却風により回転する構成としてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のマイクロ波放電ランプ装置によ
れば、マイクロ波放電ランプを回転支持部により回転支
持し、給電窓から空洞共振部内に吹き込む冷却風を送風
ガイドにより、マイクロ波放電ランプの近傍に集中的に
導いている。このため、マイクロ波放電ランプは、回転
支持部による回転、及び上記冷却風によって効率よく十
分に冷却され、プラズマ放電によるマイクロ波放電ラン
プの熱劣化を抑制してマイクロ波放電ランプの寿命が短
くなるのを防止できる。その結果、マイクロ波放電ラン
プを小さくした場合でも、一対のノズル、エアコンプレ
ッサー等のランプ冷却専用の構成部材を省略することが
でき、当該ランプ装置の構成を複雑、かつ大型化するこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるマイクロ波放電
ランプ装置の構成を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施形態であるマイクロ波放電
ランプ装置の構成を示す構成図。
【図3】図2の一点鎖線IIIで囲む送風ガイド、及び空
洞共振部を構成する金属部材の断面を示す拡大断面図。
【図4】図2の一点鎖線IIIで囲む送風ガイド、及び空
洞共振部を構成する透明な導電膜の断面を示す拡大断面
図。
【図5】本発明の第3の実施形態であるマイクロ波放電
ランプ装置の構成を示す構成図。
【図6】図5のVI−VI線で断面をとったランプ、給電
窓、及び送風ガイドの位置関係を示す断面図。
【図7】図5の一点鎖線VIIで囲む送風ガイドの内側表
面に設けられた軸受けの構成を示す拡大断面図。
【図8】図5の一点鎖線VIIで囲む送風ガイドの内側表
面に設けられた別の軸受けの構成を示す拡大断面図。
【図9】本発明の第4の実施形態であるマイクロ波放電
ランプ装置の構成を示す構成図。
【図10】図9の一点鎖線Xで囲む送風ガイドの外側表
面に設けられた軸受けの構成を示す拡大断面図。
【図11】従来のマイクロ波放電ランプ装置の構成を示
す構成図。
【符号の説明】
1 マイクロ波発生部 2 導波管 3 空洞共振部 3a 金属メッシュ部材 3b 導電膜 4 ランプ 5、15、25 回転支持部 6 送風ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波発生部と、前記マイクロ波発
    生部からのマイクロ波を伝導する導波管と、前記導波管
    に接続され、所定のマイクロ波電磁界を形成する空洞共
    振部と、前記空洞共振部内に設けられ、発光物質を封入
    したランプと、前記ランプを回転自在に支持する回転支
    持部と、前記ランプの周囲に設けられ、前記ランプを冷
    却するための気体を前記ランプに導く透光性の送風ガイ
    ドとを具備することを特徴とするマイクロ波放電ランプ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記送風ガイドが、透光性を有する石英
    ガラス、または透光性を有するセラミック材料により構
    成されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波
    放電ランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記空洞共振部が、送風ガイドの外側表
    面上に設けられた金属メッシュ部材、または導電性を有
    する透明な導電膜により構成されることを特徴とする請
    求項1または2に記載のマイクロ波放電ランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記ランプが、送風ガイド内を流れる空
    気によって回転するように、回転支持部により回転自在
    に支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のマイクロ波放電ランプ装置。
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