JP2000222745A - 光ピックアップ送り機構 - Google Patents

光ピックアップ送り機構

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JP2000222745A
JP2000222745A JP11021733A JP2173399A JP2000222745A JP 2000222745 A JP2000222745 A JP 2000222745A JP 11021733 A JP11021733 A JP 11021733A JP 2173399 A JP2173399 A JP 2173399A JP 2000222745 A JP2000222745 A JP 2000222745A
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JP
Japan
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optical pickup
disk
carriage
guide rail
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP11021733A
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English (en)
Inventor
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップをディスク半径線に対し湾曲
する円弧状搬送路に沿って案内し、機構全体を簡略化す
る。 【解決手段】 光ピックアップ2を搭載したキャリッジ
23を、光ディスク6の径の一部を弦として張る円弧に
沿って配設した湾曲案内レール22上に移動自在に設
け、キャリッジ23に一端が連結され他端が湾曲案内レ
ール22の湾曲中心に軸支された回動アーム24を、駆
動装置25により回動して光ピックアップ2を搬送す
る。湾曲案内レール22の曲率半径をディスク最内周側
トラックとディスク最外周側トラックとを結ぶ直線距離
の1/2に近づけるほど、湾曲案内レール22の湾曲度
が大となる半面、光ピックアップ送り機構21の占有面
積が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円弧状の湾曲案内
レールに沿って光ピックアップを搬送案内するようにし
た光ピックアップ送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクを再生する光ディスク装置
は、光ディスクの信号記録面から信号を読み取る光ピッ
クアップを目標とする任意のトラックへと移動させ、目
標トラックに対し正確に光スポットを照射させて信号を
読み取る必要がある。このため、光ピックアップをディ
スク半径方向に搬送案内する光ピックアップ送り機構の
役割は重要である。図3は、従来の光ピックアップ送り
機構の一例を示す概略平面図である。同図に示した光ピ
ックアップ送り機構1は、光ピックアップ2を搭載した
キャリッジ3の両端を、左右一対の案内レール4,5に
より光ディスク6のディスク半径方向に搬送案内する構
成としたものである。これら一対の案内レール4,5
は、光ディスク6を回転駆動するスピンドルモータ7を
支える中央ベース8と周辺ベース9との間に互いに所定
間隔をもって離間対向させて配設してある。キャリッジ
3の側面部には、送り螺子10が螺設されており、送り
モータ11の回転動力を受けて回転駆動される小径歯車
12が噛合している。小径歯車12は、大径歯車13と
中径歯車14からなる減速歯車機構を介して送りモータ
11の回転を伝達され、正転方向或いは逆転方向に回転
駆動される。
【0003】光ディスク6をスピンドルモータ7のモー
タ軸先端のターンテーブル7a上にクランプし、再生ト
ラックを指示して再生指令を発すると、送りモータ11
が駆動される。送りモータ11の回転は、モータ軸に直
結された駆動歯車11aから、中径歯車14、大径歯車
13、小径歯車12を介して送り螺子10に伝達され
る。小径歯車12が正転すると、送り螺子10はキャリ
ッジ3とともにディスク内周側からディスク外周側へと
螺子送りされる。また、これとは逆に、小径歯車12が
逆転すると、送り螺子10はキャリッジ3とともにディ
スク外周側からディスク内周側へと螺子送りされる。か
くして、送りモータ11の正逆転に応じて光ピックアッ
プ2を光ディスク6の任意のトラックにアクセスできる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ピックア
ップ送り機構1は、光ピックアップ2を搬送するキャリ
ッジ3の側面に形成した送り螺子10を、光ピックアッ
プ2の搬送距離と同一か又はそれよりも若干大きな軸長
をもって形成する必要があり、従ってディスク最内周側
トラックを走査するとき或いはディスク最外周側トラッ
クを走査するときに、それぞれ送り螺子10の先端又は
末端がキャリッジ搬送空間の外側に突出することにな
る。しかしながら、キャリッジ搬送空間から突出する突
出部分を収容する空間は、送り螺子10の収容以外に用
途はなく、空間利用効率を低下させるものであり、同様
にまた左右一対の案内レール4,5の間の空間も、ただ
単純にキャリッジ3の移動空間として空けておく必要が
あるため、減速歯車機構や送りモータ11の配置空間を
含む大きなスペースが機構全体に要求されることにな
り、コンパクト設計が困難である等の課題を抱えるもの
であった。
【0005】本発明は上記課題を解決したものであり、
光ピックアップを搭載したキャリッジを回動アームを介
して送りモータに連結し、光ピックアップをディスク半
径線に対し湾曲する円弧状搬送路に沿って案内すること
により、機構を簡略化することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、光ディスクの信号記録面から信号を読み
取る光ピックアップと、前記光ディスクの径の一部を弦
として張る円弧に沿って配設した湾曲案内レールと、前
記光ピックアップを搭載し、前記湾曲案内レール上を移
動するキャリッジと、該キャリッジに一端が連結され、
他端が前記湾曲案内レールの湾曲中心に軸支した回動ア
ームと、該回動アームを回動駆動する駆動装置とを具備
することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、前記駆動装置が、正逆転
可能な送りモータと、該送りモータの回転動力を減速し
て伝達する減速歯車機構と、前記回動アームの他端部に
設けられ、前記減速歯車機構に噛合させた駆動歯車とを
具備することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1,
2を参照して説明する。図1は、本発明の光ピックアッ
プ送り機構の一実施形態を示す概略平面図、図2は、図
1に示した光ピックアップ送り機構の側面図である。
【0009】図1,2に示す光ピックアップ送り機構2
1は、光ディスク6の径の一部を弦として張る円弧に沿
って湾曲案内レール22が配設してあり、光ピックアッ
プ2を搭載したキャリッジ23に一端が連結された回動
アーム24の他端を、湾曲案内レール22の湾曲中心に
軸支し、この回動アーム24を駆動装置25により回動
駆動する構成としてある。駆動装置25は、正逆転可能
な送りモータ26と、送りモータ26の回転動力を減速
して伝達する減速歯車機構27と、回動アーム24を支
える支軸24aに同軸的に固着することで回動アーム2
4の他端部に一体化され、減速歯車機構27に噛合する
駆動歯車28とからなる。
【0010】減速歯車機構27は、径が異なる複数の歯
車(図示せず)を初段から終段まで縦列的に噛合させて
構成したものであり、初段歯車が送りモータ26のモー
タ軸に固着した傘歯車26aに噛合し、終段歯車が駆動
歯車28に噛合している。送りモータ26は、正逆転が
可能な直流モータからなり、コントローラ(図示せず)
からの回転制御指令を受けて回転駆動される。
【0011】なお、本実施形態では、湾曲案内レール2
2の曲率半径を、ディスク最内周側トラックとディスク
最外周側トラックとを結ぶ直線距離の1/2よりも若干
大きな値に設定してある。このため、湾曲案内レール2
2の両端を結んでできる弦を境に、駆動歯車28の支軸
24aは湾曲案内レール22とは反対側に位置すること
になる。
【0012】ここで、再生トラックを指定して送りモー
タ26を正転駆動すると、送りモータ26の回転は傘歯
車26aから減速歯車機構27を介して駆動歯車28に
伝達され、回動アーム24は図1中時計方向に回動す
る。その結果、回動アーム24を介して駆動歯車28に
連結されたキャリッジ23は、ディスク内周側から外周
側へ湾曲案内レール22上を搬送案内される。また、上
記とは逆に、送りモータ26を逆転駆動した場合、送り
モータ26の回転が傘歯車26aから減速歯車機構27
を介して駆動歯車28に伝達され、回動アーム24は図
1中反時計方向に回動する。その結果、回動アーム24
を介して駆動歯車28に連結されたキャリッジ23は、
ディスク外周側から内周側へ湾曲案内レール22上を搬
送案内される。
【0013】なお、光ピックアップ2の搬送位置は、駆
動歯車28の回動角度すなわち、送りモータ26の回転
回数に応じて検出することができるが、光ディスク6の
信号記録面から読み取った信号に含まれるアドレス情報
からも光ピックアップ2による再生位置すなわち再生ト
ラックを正確に検出することができる。
【0014】このように、上記光ピックアップ送り機構
21は、光ピックアップ2を搭載したキャリッジ23
を、光ディスク6の径の一部を弦として張る円弧に沿っ
て配設した湾曲案内レール22上に移動自在に設け、キ
ャリッジ23に一端が連結され他端が湾曲案内レール2
2の湾曲中心に軸支された回動アーム24を、駆動装置
25により回動して光ピックアップ2を搬送する構成と
したから、光ピックアップ2は光ディスク6の半径方向
に直線的に搬送案内されず、円弧状に搬送案内される。
【0015】この場合、ディスク最内周縁部からディス
ク最外周縁部までを搬送区間とする円弧状に湾曲する搬
送路をもった湾曲案内レール22が、支軸24aを中心
にキャリッジ23を振り子のように搬送案内するため、
湾曲案内レール22は1本でよく、しかも機構主要部が
湾曲案内レール22の湾曲中心近傍に配設できるため、
全体構成が非常に簡単であり、限られた配設空間を有効
活用して光ディスク装置のコンパクト化が可能である。
また、送りモータ26の回転が回動アーム24によりキ
ャリッジ23の振り子運動に変換されるため、湾曲案内
レール22の曲率半径をディスク最内周側トラックとデ
ィスク最外周側トラックとを結ぶ直線距離の1/2に近
づけるほど、湾曲案内レール22の湾曲度が大となる半
面、光ピックアップ送り機構21の占有面積が小さくな
り、機構全体のコンパクト度を高めることができる。
【0016】また、駆動装置25が、正逆転可能な送り
モータ26と、送りモータ26の回転動力を減速して伝
達する減速歯車機構27と、回動アーム24の他端部に
設けられ、減速歯車機構27に噛合させた駆動歯車28
とを備えているため、減速歯車機構27を構成する歯車
列の設定如何で要求トルクに見合った減速比を設定し、
さらにこの減速比に合わせて送りモータ26の回動ピッ
チを設定することで、光ディスク6のトラック密度に応
じたトラッキング分解能を実現し、光ピックアップ2を
安定して確実に搬送案内することができる。
【0017】なお、上記実施形態では、湾曲案内レール
22の曲率半径を、ディスク最内周側トラックとディス
ク最外周側トラックとを結ぶ直線距離の1/2よりも若
干大きな値に設定したが、湾曲案内レール22の曲率半
径を上記直線距離の1/2に設定することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ピックアップを搭載したキャリッジを、光ディスクの
径の一部を弦として張る円弧に沿って配設した湾曲案内
レール上に移動自在に設け、キャリッジに一端が連結さ
れ他端が湾曲案内レールの湾曲中心に軸支された回動ア
ームを、駆動装置により回動して光ピックアップを搬送
する構成としたから、光ピックアップは光ディスクの半
径方向に直線的に搬送案内されず、円弧状に搬送案内さ
れることになるが、ディスク最内周縁部からディスク最
外周縁部までを搬送区間とする円弧状に湾曲する搬送路
をもった湾曲案内レールが、回動アームの軸支点を中心
にキャリッジを振り子のように搬送案内するため、湾曲
案内レールは1本でよく、しかも機構主要部が湾曲案内
レールの湾曲中心近傍に配設できるため、全体構成が非
常に簡単であり、限られた配設空間を有効活用して光デ
ィスク装置のコンパクト化が可能であり、また送りモー
タの回転が回動アームによりキャリッジの振り子運動に
変換されるため、湾曲案内レールの曲率半径をディスク
最内周側トラックとディスク最外周側トラックとを結ぶ
直線距離の1/2に近づけるほど、湾曲案内レールの湾
曲度が大となる半面、光ピックアップ送り機構の占有面
積が小さくなり、機構全体のコンパクト度を高めること
ができる等の優れた効果を奏する。
【0019】また、駆動装置が、正逆転可能な送りモー
タと、該送りモータの回転動力を減速して伝達する減速
歯車機構と、前記回動アームの他端部に設けられ、前記
減速歯車機構に噛合させた歯車とを具備するので、減速
歯車機構を構成する歯車列の設定如何で要求トルクに見
合った減速比を設定し、さらにこの減速比に合わせて送
りモータの回動ピッチを設定することで、光ディスクの
トラック密度に応じたトラッキング分解能を実現するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ送り機構の一実施形態
を示す概略平面図である。
【図2】図1に示した光ピックアップ送り機構の側面図
である。
【図3】従来の光ピックアップ送り機構の一例を示す概
略平面図である。
【符号の説明】
2 光ピックアップ 6 光ディスク 21 光ピックアップ送り機構 22 湾曲案内レール 23 キャリッジ 24 回動アーム 25 駆動装置 26 送りモータ 27 減速歯車機構 28 駆動歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの信号記録面から信号を読み
    取る光ピックアップと、前記光ディスクの径の一部を弦
    として張る円弧に沿って配設した湾曲案内レールと、前
    記光ピックアップを搭載し、前記湾曲案内レール上を移
    動するキャリッジと、該キャリッジに一端が連結され、
    他端が前記湾曲案内レールの湾曲中心に軸支した回動ア
    ームと、該回動アームを回動駆動する駆動装置とを具備
    することを特徴とする光ピックアップ送り機構。
  2. 【請求項2】 前記駆動装置は、正逆転可能な送りモー
    タと、該送りモータの回転動力を減速して伝達する減速
    歯車機構と、前記回動アームの他端部に設けられ、前記
    減速歯車機構に噛合させた駆動歯車とを具備することを
    特徴とする請求項1記載の光ピックアップ送り機構。
JP11021733A 1999-01-29 1999-01-29 光ピックアップ送り機構 Pending JP2000222745A (ja)

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JP11021733A JP2000222745A (ja) 1999-01-29 1999-01-29 光ピックアップ送り機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008132827A1 (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Panasonic Corporation 光ディスク装置

Cited By (4)

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CN101542624B (zh) * 2007-04-19 2012-10-24 松下电器产业株式会社 光盘装置

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