JP2000222264A - 公開ファイル復旧装置、方法及び記録媒体 - Google Patents

公開ファイル復旧装置、方法及び記録媒体

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JP2000222264A
JP2000222264A JP11021426A JP2142699A JP2000222264A JP 2000222264 A JP2000222264 A JP 2000222264A JP 11021426 A JP11021426 A JP 11021426A JP 2142699 A JP2142699 A JP 2142699A JP 2000222264 A JP2000222264 A JP 2000222264A
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Tomohiko Inoue
智彦 井上
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公開ファイルの内容が不正に更新された場合
に、当該公開ファイルの内容を正しく復旧する。 【解決手段】 ファイル公開サーバ100の外部記憶装
置には、更新データ104、内部保存ファイル105、
公開ファイル106が保存される。公開ファイル更新処
理手段101は、ファイル公開サーバ100の管理者で
あるとの認証が得られた場合のみに起動され、更新デー
タ104に従って内部保存ファイル105と公開ファイ
ル106との内容更新を行う。ファイル公開処理手段1
03は、公開ファイル106のみをネットワークを介し
て外部に公開する。公開ファイル監視復旧処理手段10
2は、定期的に内部保存ファイル105と公開ファイル
106とを監視しており、内容に不一致があった場合に
は、公開ファイル106の内容を内部保存ファイル10
5の内容で置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WebサーバやF
TP(File Transrate Protocol)サーバ等で不特定多
数の者に公開されている公開ファイルが不正に更新され
た場合に、当該公開ファイルの内容を復旧する公開ファ
イル復旧装置、方法及びその方法を実行させるためのプ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】WebサーバやFTPサーバでは、不特
定多数のユーザを対象としてホームページのコンテン
ツ、フリーウェアなどのファイルを公開しているものが
ある(以下、このようなファイルを公開ファイルと呼
び、公開ファイルを公開しているサーバをファイル公開
サーバと呼ぶ)。このような公開ファイルは、サーバの
管理者や作成者などの特定の者のみが更新でき、不特定
の者による更新はできないようになっているのが一般的
である。
【0003】しかしながら、公開ファイルには、不特定
多数の者が用意にアクセスすることができるため、これ
らの者によってその内容が不正に更新されてしまう場合
がある。そこで、このようなファイル公開サーバは、公
開ファイルの内容を復旧するための機能を備えているの
が一般的である。
【0004】図4は、公開ファイルの内容を復旧するた
めの機能を備えた、従来のファイル公開サーバの構成を
示すブロック図である。このファイル公開サーバ107
では、公開ファイル更新手段101は、更新データ10
4に従って公開ファイル106の内容を更新する。ま
た、公開ファイルバックアップ処理手段108は、他の
処理とは非同期に、定期的または外部からの指示によっ
て起動され、公開ファイル106の内容を内部保存ファ
イル105にバックアップする。
【0005】ファイル公開処理手段103は、ネットワ
ークを介して不特定多数の者からのアクセスを受け付
け、公開ファイル106の内容を公開するが、公開ファ
イル106へ容易にアクセスすることができることとな
るため、公開ファイル106の内容が不正に更新されて
しまう場合がある。そこで、ファイル公開サーバ107
の管理者や更新データ104の作成者によって公開ファ
イル106の不正更新が発見されたときに、これらの者
は公開ファイル復旧処理手段109を更新させ、内部保
存ファイル105の内容で公開ファイル106の内容を
置き換えて、公開ファイル106を復旧することとして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファイル公開サーバによる公開ファイル106の復
旧には、次のような問題があった。
【0007】第1に、公開バックアップファイル処理手
段108が公開ファイル106の不正更新後に内部保存
ファイル105へのバックアップを行った場合には、内
部保存ファイル105の内容自体が正しくないものとな
ってしまう。従って、公開ファイル復旧処理手段109
により内部保存ファイル105の内容で公開ファイル1
06の内容を置き換えたとしても、それが正しい内容で
あるかどうか分からないという問題点があった。
【0008】第2に、公開ファイルバックアップ処理手
段108が公開ファイル106を内部保存ファイル10
5へバックアップした後、次に起動されるまでの間に、
公開ファイル更新処理手段101が公開ファイル106
の内容を更新する場合も生じうる。従って、公開ファイ
ル復旧処理手段109により内部保存ファイル105の
内容で公開ファイル106の内容を置き換えたとして
も、それが最新のものであるかどうか分からないという
問題点があった。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたものであり、不正アクセスで公開ファ
イルの内容が不正に更新された場合に、当該公開ファイ
ルの内容を正しく復旧することができる公開ファイル復
旧装置、方法及びこの方法を実行させるためのプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる公開ファイル復旧装置
は、所定の者との認証が得られた場合にのみ起動され、
入力されたデータに基づいて内部保存ファイルと公開フ
ァイルとを互いに同内容となるように更新して、それぞ
れ記憶装置に記憶させるファイル更新処理手段と、不特
定の者によって操作可能であり、該操作によって前記公
開ファイルの内容を外部に公開するファイル公開処理手
段と、前記内部保存ファイルと前記公開ファイルとを比
較し、内容に不一致があった場合に、前記公開ファイル
を前記内部保存ファイルで置き換えて、前記公開ファイ
ルを復旧する公開ファイル復旧処理手段とを備えること
を特徴とする。
【0011】上記公開ファイル復旧装置では、公開ファ
イルは、ファイル公開手段を通じて不特定の者が参照す
ることができるので、不正更新がされやすい。一方、内
部保存ファイルは、特定の者であるとの認証が必要なフ
ァイル更新処理手段によってしか内容の更新ができず、
容易に不正更新することができない。ここで、公開ファ
イルは、不正更新されて内部保存ファイルの内容と一致
しなくなると、公開ファイル復旧処理手段により内部保
存ファイルで置き換えられることとなるので、公開ファ
イルの復旧が可能となる。
【0012】また、内部保存ファイルは、公開ファイル
が正当に更新されるときに同じ内容で更新され、正当な
内容のファイルとして常に最新のものが保存されている
こととなる。このため、公開ファイルが不正更新された
場合に、これを最新の内容で正しく復旧することができ
る。
【0013】上記公開ファイル復旧装置において、前記
公開ファイル復旧処理手段は、前記公開ファイルの内容
が更新されたかどうかを監視する監視手段と、該監視手
段によって検出された公開ファイルの内容の更新が前記
ファイル更新処理手段によるものであるかどうかを判別
する判別手段を備え、該判別手段が前記ファイル更新処
理手段による更新でないと判別したときに、前記内部保
存ファイルと前記公開ファイルとを比較するものとする
こともできる。
【0014】この場合、ファイル更新処理手段以外によ
って公開ファイルが不正更新されて内部保存ファイルと
の内容の不一致が生じれば、直ちに公開ファイルが内部
保存ファイルに置き換えることとなる。従って、公開フ
ァイルが不正更新されても、その内容を元の状態に迅速
に復旧することができる。
【0015】上記公開ファイル復旧装置において、前記
公開ファイル復旧処理手段は、時間監視を行うタイマを
備え、該タイマが所定の時間を計時する毎に前記内部保
存ファイルと前記公開ファイルとを比較するものとする
こともできる。
【0016】この場合、定期的に公開ファイルと内部保
存ファイルとの内容を比較している。このため、公開フ
ァイルが不正更新された時点でその復旧ができなかった
としても、次にタイマが所定の時間を計時するタイミン
グでは、公開ファイルを復旧することができる。
【0017】上記公開ファイル復旧装置において、前記
公開ファイル復旧処理手段は、また、所定の者であると
の認証が得られた場合に起動されて、前記内部保存ファ
イルと前記公開ファイルとを比較するものとすることも
できる。
【0018】これにより、例えば、公開ファイルの管理
者や作成者によって公開ファイルの不正更新が発見され
た場合に、公開ファイルを最新の正しい内容のものに復
旧させることができる。
【0019】なお、上記公開ファイル復旧装置におい
て、前記公開ファイルは、その内容の一部に前記ファイ
ル公開手段を通じて不特定の者が更新することができる
部分を含んでいてもよい。この場合、前記公開ファイル
復旧処理手段は、前記公開ファイルのうちで不特定の者
が更新できない部分と前記内部保存ファイルの対応する
部分とを比較して、該部分で内容に不一致があった場合
に、前記公開ファイルを前記内部保存ファイルで置き換
えて、前記公開ファイルを復旧するものとすることがで
きる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる公開ファイル復旧方法は、所定の者との認
証が得られた場合にのみ起動され、入力されたデータに
基づいて内部保存ファイルと公開ファイルとを互いに同
内容となるように更新して、それぞれ記憶装置に記憶さ
せるファイル更新処理ステップと、不特定の者によって
操作可能であり、該操作によって前記公開ファイルの内
容を外部に公開するファイル公開処理ステップと、前記
内部保存ファイルと前記公開ファイルとを比較し、内容
に不一致があった場合に、前記公開ファイルを前記内部
保存ファイルで置き換えて、前記公開ファイルを復旧す
る公開ファイル復旧処理ステップとを含むことを特徴と
する。
【0021】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる記録媒体は、所定の者との認証が得られた
場合にのみ起動され、入力されたデータに基づいて内部
保存ファイルと公開ファイルとを互いに同内容となるよ
うに更新して、それぞれ記憶装置に記憶させるファイル
更新処理ステップと、不特定の者によって操作可能であ
り、該操作によって前記公開ファイルの内容を外部に公
開するファイル公開処理ステップと、前記内部保存ファ
イルと前記公開ファイルとを比較し、内容に不一致があ
った場合に、前記公開ファイルを前記内部保存ファイル
で置き換えて、前記公開ファイルを復旧する公開ファイ
ル復旧処理ステップとを実行させるためのプログラムを
記録することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0023】図1は、この実施の形態にかかるファイル
公開サーバの構成を示すブロック図である。このファイ
ル公開サーバ100は、CPU(Central Processing U
nit)、主記憶装置、補助記憶装置及び通信装置などを
備える情報処理装置によって構成され、公開ファイル更
新処理手段101と、公開ファイル監視復旧処理手段1
02と、ファイル公開処理手段103とを備える。ま
た、補助記憶装置には、更新データ104と、内部保存
ファイル105と、公開ファイル106とが記憶され
る。
【0024】公開ファイル更新処理手段101は、I
D、パスワード、ICカードその他の手法により、ファ
イル公開サーバ100の管理者(及び更新データ104
の作成者)であるとの認証が得られた場合のみに起動さ
れ、更新データ104の内容に従って内部保存ファイル
105の内容と公開ファイル106の内容とをそれぞれ
同一となるように更新する。公開ファイル更新手段10
1は、内部保存ファイル105及び公開ファイル106
の内容を更新した場合に、その旨を公開ファイル監視復
旧処理手段102に通知する。
【0025】公開ファイル監視復旧処理手段102は、
常時起動されて実行状態または実行可能状態にあり、内
部に設けられた時間監視用のタイマが所定の時間を計時
する毎に、内部保存ファイル105の内容と公開ファイ
ル106の内容とを比較する。公開ファイル監視復旧手
段102は、また、公開ファイル106の更新を常に監
視しており、公開ファイル更新処理手段101からの通
知がない場合、すなわち公開ファイル更新処理手段10
1以外による公開ファイル106の更新があった場合に
も、内部保存ファイル105の内容と公開ファイル10
6の内容とを比較する。
【0026】公開ファイル監視復旧処理手段102は、
このような比較の結果、内部保存ファイル105の内容
と公開ファイル106の内容とに不一致があった場合に
は、内部保存ファイル105の内容で公開ファイル10
6の内容を置き換えて、公開ファイル106の復旧を行
う。
【0027】ファイル公開処理手段103は、不特定の
者からのアクセスを受け付け、該アクセスした者に対し
て公開ファイル106の内容のみをネットワークを介し
て外部に公開するための処理を行う。
【0028】更新データ104は、内部保存ファイル1
05及び公開ファイル106の内容を更新するためのデ
ータであり、正当な権限をもつ者によって作成され、ネ
ットワークなどを通じてファイル公開サーバ100に送
られて、その補助記憶装置に記憶されたものである。更
新データ104は、公開ファイル更新処理手段101が
起動されたときに読み出される。
【0029】内部保存ファイル105は、公開ファイル
更新処理手段101により更新データ104に従って更
新されたデータを保存するファイルである。内部保存フ
ァイル105には、公開ファイル更新処理手段101及
び公開ファイル監視復旧手段102からのみアクセスす
ることができ、ファイル公開処理手段103からはアク
セスすることができない。
【0030】公開ファイル106は、内部保存ファイル
105と同様に、公開ファイル更新手段101により更
新データ104に従って更新されたデータを保存するフ
ァイルであり、ファイル公開処理手段103によりネッ
トワークを介して外部に公開されている。公開ファイル
106の内容は、不正更新された場合を除き、内部保存
ファイル105の内容と一致する。公開ファイル106
は、また、公開ファイル監視復旧処理手段106によっ
て内容に更新があったかどうかが監視されている。
【0031】以下、この実施の形態にかかるファイル公
開サーバにおける動作について、説明する。このファイ
ル公開サーバ100では、公開ファイル106が不正更
新された場合にその内容を復旧するための措置として、
(1)公開ファイル更新処理手段101による更新処
理、(2)公開ファイル監視復旧処理手段102による
監視復旧処理、の2つが行われている。以下、それぞれ
図2、図3のフローチャートを参照して、詳しく説明す
る。
【0032】(1)公開ファイル更新処理手段101に
よる更新処理(図2) ファイル公開サーバ100の管理者(または更新データ
104の作成者)が公開ファイル更新処理手段101に
ID、パスワードなどを入力して認証が得られると、図
2のフローチャートの処理が開始する。
【0033】処理が開始すると、公開ファイル更新処理
手段101は、まず、更新データ104を補助記憶装置
から読み出して、取得する(ステップA1)。次に、公
開ファイル更新処理手段101は、取得した更新データ
104に基づいて、内部保存ファイル105を更新する
(ステップA2)。
【0034】次に、公開ファイル更新処理手段101
は、更新後の内部保存ファイル105の内容を公開ファ
イル106の内容と比較し(ステップA3)、両者の内
容に相違があるかどうかを判別する(ステップA4)。
両者の内容に相違がない場合には、公開ファイル106
は最新で正しい内容のものとなっているため、そのまま
このフローチャートの処理を終了する。
【0035】一方、両者の内容に相違がある場合には、
公開ファイル106の内容が内部保存ファイル105の
内容と一致するように、公開ファイル106の内容を更
新する(ステップA5)。ここで、公開ファイル106
の内容を更新するためには、公開ファイル106を内部
保存ファイル105の内容で置き換えてもよく、また、
更新データ104に基づいて内部保存ファイル105と
同様の方法により更新してもよい。
【0036】公開ファイル106の内容が更新される
と、公開ファイル更新処理手段101は、公開ファイル
監視復旧処理手段102に所定のメッセージを送り、公
開ファイル更新処理手段101により公開ファイル10
6が更新されたことを通知する(ステップA6)。そし
て、このフローチャートの処理を終了する。
【0037】(2)公開ファイル監視復旧処理手段10
2による監視復旧処理(図3) ファイル公開サーバ100が起動されると、図3のフロ
ーチャートの処理が開始し、以降、図3の処理は常時起
動状態にあり、公開ファイル106の更新を監視してい
る。
【0038】公開ファイル監視復旧処理手段102によ
る処理では、まず、内部の時間監視タイマの値が初期化
される(ステップB1)。次に、公開ファイル監視復旧
処理手段102は、監視している公開ファイル106が
更新されたかどうかを判別する(ステップB2)。公開
ファイル106が更新されたと判別されたときは、公開
ファイル更新処理手段101から所定のメッセージが通
知されたか否かにより、公開ファイル106が公開ファ
イル更新処理手段101で更新されたかどうかを判別す
る(ステップB3)。
【0039】公開ファイル更新処理手段101で公開フ
ァイル106が更新されたと判別されたときは、ステッ
プB1の処理に戻り、時間監視タイマの値が再び初期化
される。一方、公開ファイル更新処理手段101で公開
ファイル106が更新されたのではないと判別されたと
きは、後述するステップB5の処理に進む。
【0040】また、ステップB2において、公開ファイ
ル106が更新されていないと判別されたときは公開フ
ァイル監視復旧処理手段102は、時間監視タイマが一
定の時間を計時したかどうかを判定する(ステップB
4)。一定の時間を計時している場合には、後述するス
テップB5の処理に進む。一定の時間を計時していない
場合には、ステップB2の処理に戻る。
【0041】ステップB5では、公開ファイル監視復旧
処理手段102は、内部保存ファイル105の内容と公
開ファイル106の内容とを比較する。そして、両者の
内容に相違があるかどうかを判定する(ステップB
6)。両者の内容に相違がない場合には、公開ファイル
106は不正更新されておらず、ステップB1に戻って
再び時間監視タイマの値を初期化する。
【0042】一方、両者の内容に相違があると判定され
た場合には、公開ファイル105が不正更新されている
場合であり、公開ファイル監視復旧処理手段102は、
公開ファイル106の内容を内部保存ファイル105の
内容で置き換えて、公開ファイル106を復旧する(ス
テップB7)。そして、再びステップB1の処理に戻
り、以下、同様の処理を繰り返す。
【0043】以上説明したように、この実施の形態にか
かるファイル公開サーバでは、不特定の者が参照可能な
公開ファイル106の内容が不正更新されて内部保存フ
ァイル105の内容と一致しなくなると、公開ファイル
管理復旧処理手段102によって内部保存ファイル10
5で公開ファイル106が置き換えられ、公開ファイル
106が復旧される。ここで、内部保存ファイル101
は、公開ファイル更新処理手段101によってしか内容
更新することができず、また、公開ファイル106の内
容更新時に同時に内容が更新されるので、常に最新の正
しい内容のものとなっている。このため、公開ファイル
106が不正更新された場合に、これを最新の内容で正
しく復旧することができる。
【0044】また、公開ファイル監視復旧処理手段10
2は、公開ファイル106の更新を常に監視し、その更
新が公開ファイル101によるものでないと判別すれ
ば、公開ファイル106を内部保存ファイル105で置
き換えて、復旧させる。このため、公開ファイル106
が外部の者によって不正更新された場合に、その内容を
元の状態に迅速に復旧することができる。
【0045】さらに、公開ファイル監視復旧処理手段1
02は、時間監視タイマによって一定期間毎に公開ファ
イル106の内容を内部保存ファイル105の内容と比
較している。このため、公開ファイル監視復旧処理手段
102が、公開ファイル106が不正更新された時点で
その不正更新を見落としたとしても、公開ファイル10
6の内容を定期的に復旧することができる。
【0046】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について、説明する。
【0047】上記の実施の形態では、公開ファイル監視
復旧処理手段102は、タイマ監視により所定の時間経
過を監視したとき、或いは公開ファイル更新処理手段1
01以外によって公開ファイル106が更新されたこと
を監視したときにに、不一致があれば公開ファイル10
6を内部保存ファイル105で置き換えて、公開ファイ
ル106の内容を復旧していた。しかしながら、公開フ
ァイル監視復旧処理手段102は、例えば、ファイルサ
ーバ100の管理者や更新データ104の作成者である
との認証が得られた場合に、内部保存ファイル105と
公開ファイル106の内容とを比較し、不一致があれば
公開ファイル106を復旧するようにしてもよい。これ
により、公開ファイル106が不正更新されたことを発
見したときに、その内容を復旧することができる。
【0048】上記の実施の形態では、公開ファイル監視
復旧処理手段102は、内部保存ファイル105の内容
と公開ファイル106の内容とに不一致があった場合に
は、内部保存ファイル105の内容で公開ファイル10
6の内容を置き換える者としていた。これに対し、公開
ファイル106の一部に外部者のアクセスによって内容
更新をしてもよい部分があるある場合には、外部者が本
来内容を更新できない部分のみを内部保存ファイル10
5の内容と比較するようにしてもよい。
【0049】上記の実施の形態では、公開ファイル更新
処理手段101が更新データ104に従って内部保存フ
ァイル105と公開ファイル106との内容を更新した
ときに、その旨を公開ファイル監視復旧処理手段102
に通知するものとしていた。これにより、公開ファイル
監視復旧処理手段102は、公開ファイル106が公開
ファイル更新処理手段101によって更新されたかどう
かを判別していた。これに対し、公開ファイル更新処理
手段101からの通知を行うことなく、公開ファイル監
視復旧処理手段102が公開ファイル106の更新を検
出したときに、公開ファイル101に対して問い合わせ
を行うものとしてもよい。
【0050】上記の実施の形態では、公開ファイル更新
処理手段101、公開ファイル監視復旧処理手段102
及びファイル公開処理手段103は、ファイル公開サー
バ100上で実現されるものとして説明した。しかしな
がら、これら各手段101〜103の機能、処理手順を
実行させるためのプログラムをCD−ROMなどのコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布しても
よい。そして、従来よりファイルの公開に用いられてい
たファイル公開サーバのプログラムを、この記録媒体に
記録されたプログラムに置き換えて実行させるものとし
てもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
公開ファイルの内容が不正に更新されても、当該公開フ
ァイルの内容を正しく復旧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるファイル公開サー
バの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の公開ファイル更新処理手段が実行する処
理を示すフローチャートである。
【図3】図1の公開ファイル監視復旧処理手段が実行す
る処理を示すフローチャートである。
【図4】従来例にかかるファイル公開サーバの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
100 ファイル公開サーバ 101 公開ファイル更新処理手段 102 公開ファイル監視復旧手段 103 ファイル公開処理手段 104 更新データ 105 内部保存ファイル 106 公開ファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の者との認証が得られた場合にのみ起
    動され、入力されたデータに基づいて内部保存ファイル
    と公開ファイルとを互いに同内容となるように更新し
    て、それぞれ記憶装置に記憶させるファイル更新処理手
    段と、 不特定の者によって操作可能であり、該操作によって前
    記公開ファイルの内容を外部に公開するファイル公開処
    理手段と、 前記内部保存ファイルと前記公開ファイルとを比較し、
    内容に不一致があった場合に、前記公開ファイルを前記
    内部保存ファイルで置き換えて、前記公開ファイルを復
    旧する公開ファイル復旧処理手段とを備えることを特徴
    とする公開ファイル復旧装置。
  2. 【請求項2】前記公開ファイル復旧処理手段は、前記公
    開ファイルの内容が更新されたかどうかを監視する監視
    手段と、該監視手段によって検出された公開ファイルの
    内容の更新が前記ファイル更新処理手段によるものであ
    るかどうかを判別する判別手段を備え、該判別手段が前
    記ファイル更新処理手段による更新でないと判別したと
    きに、前記内部保存ファイルと前記公開ファイルとを比
    較することを特徴とする請求項1に記載の公開ファイル
    復旧装置。
  3. 【請求項3】前記公開ファイル復旧処理手段は、時間監
    視を行うタイマを備え、該タイマが所定の時間を計時す
    る毎に前記内部保存ファイルと前記公開ファイルとを比
    較することを特徴とする請求項1または2に記載の公開
    ファイル復旧装置。
  4. 【請求項4】前記公開ファイル復旧処理手段は、所定の
    者であるとの認証が得られた場合に起動されて、前記内
    部保存ファイルと前記公開ファイルとを比較することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の公開
    ファイル復旧装置。
  5. 【請求項5】前記公開ファイルは、その内容の一部に前
    記ファイル公開手段を通じて不特定の者が更新すること
    ができる部分を含み、 前記公開ファイル復旧処理手段は、前記公開ファイルの
    うちで不特定の者が更新できない部分と前記内部保存フ
    ァイルの対応する部分とを比較して、該部分で内容に不
    一致があった場合に、前記公開ファイルを前記内部保存
    ファイルで置き換えて、前記公開ファイルを復旧するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    公開ファイル復旧装置。
  6. 【請求項6】所定の者との認証が得られた場合にのみ起
    動され、入力されたデータに基づいて内部保存ファイル
    と公開ファイルとを互いに同内容となるように更新し
    て、それぞれ記憶装置に記憶させるファイル更新処理ス
    テップと、 不特定の者によって操作可能であり、該操作によって前
    記公開ファイルの内容を外部に公開するファイル公開処
    理ステップと、 前記内部保存ファイルと前記公開ファイルとを比較し、
    内容に不一致があった場合に、前記公開ファイルを前記
    内部保存ファイルで置き換えて、前記公開ファイルを復
    旧する公開ファイル復旧処理ステップとを含むことを特
    徴とする公開ファイル復旧方法。
  7. 【請求項7】所定の者との認証が得られた場合にのみ起
    動され、入力されたデータに基づいて内部保存ファイル
    と公開ファイルとを互いに同内容となるように更新し
    て、それぞれ記憶装置に記憶させるファイル更新処理ス
    テップと、 不特定の者によって操作可能であり、該操作によって前
    記公開ファイルの内容を外部に公開するファイル公開処
    理ステップと、 前記内部保存ファイルと前記公開ファイルとを比較し、
    内容に不一致があった場合に、前記公開ファイルを前記
    内部保存ファイルで置き換えて、前記公開ファイルを復
    旧する公開ファイル復旧処理ステップとを実行させるた
    めのプログラムを記録することを特徴とするコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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