JP2000222085A - 終端回路 - Google Patents

終端回路

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JP2000222085A
JP2000222085A JP11027110A JP2711099A JP2000222085A JP 2000222085 A JP2000222085 A JP 2000222085A JP 11027110 A JP11027110 A JP 11027110A JP 2711099 A JP2711099 A JP 2711099A JP 2000222085 A JP2000222085 A JP 2000222085A
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JP
Japan
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buses
bus
potential
pull
termination circuit
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JP11027110A
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English (en)
Inventor
Hideo Matsukawa
英男 松川
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスの本数に比して消費電力が小さく、しか
も回路部品数が少ない終端回路を実現する。 【解決手段】 複数本引かれたバスの終端に接続され、
バスのインピーダンスの整合をとる終端回路において、
複数のバスに対して1つのバス電位安定化回路を設け、
各バスにはそれぞれ直列に抵抗を接続し、この直列接続
した抵抗によりインピーダンスの整合をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスの終端に接続
され、バスのインピーダンスの整合をとる終端回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機システムでは、全体の回路をCP
U部、記憶装置部、入出力インタフェイス部等、複数の
プリント基板に分割することがある。分割した各ユニッ
トをバスに接続することによって、ユニット間で相互に
通信可能にする。バスで伝達された信号はバスの遠端で
反射し、信号歪を生じるため、誤動作を生じるおそれが
ある。このような信号の反射を防ぐために終端回路が装
着される。終端回路の一種にテフナン終端回路がある。
テフナン終端回路はTTLデバイスが接続されたバスに
広く用いられている。
【0003】図3はテフナン終端回路の構成図である。
図3で、バス1にはドライバ2とレシーバ3が直列に接
続されている。プルアップ抵抗R1は、一端は+5Vの
電源電位点に、他端はドライバ2と3の接続点aにそれ
ぞれ接続されている。プルダウン抵抗R2は、一端は接
地電位GNDに、他端は接続点aにそれぞれ接続されて
いる。バスが複数本弾かれているときは、図3に示すテ
フナン終端回路はバス毎に設けられている。
【0004】しかし、テフナン終端回路では次の問題点
があった。 +5Vの電源電位と接地電位GNDの電位差によりバ
スが非駆動時にも電流が流れ続ける。バスが複数本引か
れているときは、各バス毎のテフナン終端回路毎にそれ
ぞれ電流が流れ続ける。このため、消費電力が大きくな
る。 バス毎にテフナン終端回路が設けられているため、部
品数が多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、複数のバスに
対して1つのバス電位安定化回路を設け、各バスにはそ
れぞれ直列に抵抗を接続し、この直列接続した抵抗によ
りインピーダンスの整合をとることによって、バスの本
数に比して消費電力が小さく、しかも回路部品数が少な
い終端回路を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった終端回路である。
【0007】(1)複数本引かれたバスの終端に接続さ
れ、バスのインピーダンスの整合をとる終端回路におい
て、前記複数のバスにそれぞれ直列に接続された直列抵
抗と、一端は前記複数のバスの一端が共通に接続された
共通接続点に、他端は接地電位点にそれぞれ接続された
コンデンサと、一端は電源電位点に、他端は前記共通接
続点にそれぞれ接続されたプルアップ抵抗と、一端は接
地電位点に、他端は共通接続点にそれぞれ接続されたプ
ルダウン抵抗と、を具備したことを特徴とする終端回
路。
【0008】(2)前記複数のバスにそれぞれ接続され
た直列抵抗の抵抗値はバスの特性インピーダンスに応じ
た値になっていることを特徴とする(1)記載の終端回
路。
【0009】(3)前記複数のバスにそれぞれ設けら
れ、バスに信号を送出するドライバと、このドライバの
前段に設けられ、前記複数のバスに同時に送出する信号
をハイレベル信号の数が一定になった信号にコーディン
グし、コーディングした信号をドライバに送るエンコー
ダと、を具備したことを特徴とする(1)記載の終端回
路。
【0010】(4)前記コンデンサは、一端は前記共通
接続点に、他端は電源電位点にそれぞれ接続されたこと
を特徴とする(1)記載の終端回路。
【0011】(5)前記プルアップ抵抗とプルダウン抵
抗の一方を設けたことを特徴とする(1)記載の終端回
路。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1で、バス101〜10nの一端は共通接続点A
に接続されている。直列抵抗111〜11nはバス10
1〜10nにそれぞれ直列に接続されている。直列抵抗
111〜11nの抵抗値は、バス101〜10nの特性
インピーダンス値にそれぞれ合わせた値になっている。
【0013】コンデンサ12は、一端は共通接続点A
に、他端は接地電位点GNDにそれぞれ接続されてい
る。コンデンサ12は、バス101〜10n上に高周波
信号が送出されたときにインピーダンスが約0Ωにな
り、共通接続点Aの電位を接地電位とほぼ等しくする。
なお、コンデンサ12は片側を接地電位点GNDに接続
しているが、電源電位点Vccに接続してもよい。
【0014】電位安定用回路13はバスが駆動されずに
ハイ・インピーダンスのときに、バスの電位を安定させ
るための回路である。電位安定用回路13は複数のバス
101〜10nについて1個だけ設けられ、共通接続点
Aに接続されている。電位安定用回路13で、プルアッ
プ抵抗131は、一端は電源電位点Vcに、他端は共通
接続点Aにそれぞれ接続されている。プルダウン抵抗1
32は、一端は接地電位点GNDに、他端は共通接続点
Aにそれぞれ接続されている。なお、プルアップ抵抗1
31とプルダウン抵抗132の一方のみを設けてもよ
い。
【0015】このような終端回路では、バス101〜1
0nで伝送されている信号が遷移している状態にあると
きは、高周波信号がバスに伝送されているとみることが
できる。この場合は、コンデンサ12のインピーダンス
が約0Ωになるため、直列抵抗111〜11nが終端抵
抗となる。直列抵抗111〜11nの抵抗値は、バス1
01〜10nの特性インピーダンス値にそれぞれ合わせ
た値になっているため、正しくインピーダンス整合がと
られる。電位安定用回路13はバスが駆動されていない
ときの電位を安定させる。TTLデバイスがバスに接続
されているとき等には、電位を安定させることが必要に
なる。
【0016】図2は本発明の他の構成例を示した図であ
る。図2で図1と同一のものは同一符号を付ける。図2
で、ドライバ141〜14nは各バス101〜10n毎
に設けられていて、バスに信号を送出する。エンコーダ
15は、ドライバの141〜14nの前段に設けられ、
バス101〜10nに同時に送出する信号をハイレベル
信号の数が一定になった信号にコーディングし、コーデ
ィングした信号をドライバ141〜14nに送る。
【0017】ここで、ハイレベル信号の数を一定にする
理由を説明する。バスの本数が8本(n=8)、直列抵
抗111〜11nの抵抗値が100Ω、ハイレベル電圧
が3V、ローレベル電圧が0Vである場合を例に挙げて
説明する。
【0018】ハイレベル信号の数を規定しない場合、1
本のバス101の信号がハイレベル、他の7本のバスの
信号がローレベルであるときは、直列抵抗111では左
端の電位が約3V、右端の電位(共通接続点Aの電位)
が約0Vになる。これにより、バス101に流れる電流
は約30mAになる。
【0019】一方、ハイレベル信号の数を4個に規定し
た場合は、8本のバスにハイレベルとローレベルの信号
がそれぞれ4個ずつ存在する。ハイレベル信号が存在す
るバスの直列抵抗では、左端の電位が約3V、右端の電
位が約1.5Vになる。これにより、バスに流れる電流
は約15mAになる。このようにハイレベル信号の数を
制限することによって、バスに流れる電流の値を低減で
きる。これによって、ドライバが供給しなければならな
い電流を小さくすることができ、ドライバの駆動能力が
低い場合でも対応できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0021】請求項1の発明によれば、複数のバスに対
して1つの電位を安定化させる回路だけが設けられ、バ
スの非駆動時にはこの安定化回路だけに電流が流れる。
これにより、バスの本数に比して消費電力を小さくする
ことができる。また、バスの本数に比して回路部品数を
少なくすることができる。
【0022】請求項2の発明によれば、それぞれのバス
で独立にインピーダンスの整合をとることができる。
【0023】請求項3の発明によれば、ドライバの駆動
能力が低い場合でも十分なレベルの信号をバスに供給で
きる。
【0024】請求項4の発明によれば、高周波信号がバ
ス上に存在したときにバスの電位をほぼ電源電位に保持
しておくことができる。
【0025】請求項5の発明によれば、バスの電位を安
定化させる回路の構成を簡略化できる。
【0026】以上説明したように本発明によれば、バス
の本数に比して消費電力が小さく、しかも部品数が少な
い終端回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】テフナン終端回路の構成図である。
【符号の説明】
12 コンデンサ 15 エンコーダ 101〜10n バス 111〜11n 直列抵抗 131 プルアップ抵抗 132 プルダウン抵抗 141〜14n ドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本引かれたバスの終端に接続され、
    バスのインピーダンスの整合をとる終端回路において、 前記複数のバスにそれぞれ直列に接続された直列抵抗
    と、 一端は前記複数のバスの一端が共通に接続された共通接
    続点に、他端は接地電位点にそれぞれ接続されたコンデ
    ンサと、 一端は電源電位点に、他端は前記共通接続点にそれぞれ
    接続されたプルアップ抵抗と、 一端は接地電位点に、他端は共通接続点にそれぞれ接続
    されたプルダウン抵抗と、を具備したことを特徴とする
    終端回路。
  2. 【請求項2】 前記複数のバスにそれぞれ接続された直
    列抵抗の抵抗値はバスの特性インピーダンスに応じた値
    になっていることを特徴とする請求項1記載の終端回
    路。
  3. 【請求項3】 前記複数のバスにそれぞれ設けられ、バ
    スに信号を送出するドライバと、 このドライバの前段に設けられ、前記複数のバスに同時
    に送出する信号をハイレベル信号の数が一定になった信
    号にコーディングし、コーディングした信号をドライバ
    に送るエンコーダと、を具備したことを特徴とする請求
    項1記載の終端回路。
  4. 【請求項4】 前記コンデンサは、一端は前記共通接続
    点に、他端は電源電位点にそれぞれ接続されたことを特
    徴とする請求項1記載の終端回路。
  5. 【請求項5】 前記プルアップ抵抗とプルダウン抵抗の
    一方を設けたことを特徴とする請求項1記載の終端回
    路。
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