JP2000222009A - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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- JP2000222009A JP2000222009A JP11024475A JP2447599A JP2000222009A JP 2000222009 A JP2000222009 A JP 2000222009A JP 11024475 A JP11024475 A JP 11024475A JP 2447599 A JP2447599 A JP 2447599A JP 2000222009 A JP2000222009 A JP 2000222009A
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Abstract
を表示し、制御盤や自動販売機等の密閉空間内の配置に
適したプログラマブルコントローラを提供する。 【解決手段】 制御盤1の密閉空間内に配置されて所定
の演算処理動作を実行し、入出力状態をLED表示部1
0に表示するプログラマブルコントローラ1は、前記密
閉空間に設けた扉25の開閉を検出するための扉開閉検
出スイッチ12を設け、これにより扉の開放を検出して
前記LED表示部10による入出力状態を表示を行い、
他方、扉開閉検出スイッチ12により扉の閉止を検出し
た場合には前記LED表示部10による入出力状態の表
示を停止し、消費電力の低減を図り、配置される密閉空
間の内の温度の上昇を抑え、部品としての寿命を延長す
る。特に、制御盤や自動販売機等の密閉空間内に配置さ
れるに好適である。
Description
プログラムを実行するプログラマブルコントローラに関
し、特に、制御盤や自動販売機等の密閉された空間内に
配置されるプログラマブルコントローラに関する。
下、「PLC」と略する)は、例えば、制御盤や自動販
売機等、密閉された空間内に配置されており、予め設定
した演算プログラムを実行することにより、かかる装置
の制御を行っている。なお、一般に、かかるPLCに
は、PLC本体の入出力状態を表すため、例えば発光ダ
イオード(LED)等からなる表示装置が取り付けられ
ており、そして、このPLCに電源が供給されてPLC
のシステムソフトウェアが動作し始めると、その入出力
状態をこの表示装置のLEDにより、常に表示し続ける
構造となっていた。すなわち、表示が不要な時にLED
等からなる表示装置を消灯させるという点については考
慮されていなかった。
2号公報によれば、出力端子の入出力信号を表示する複
数の表示灯を備えたプログラマブル・シーケンス・コン
トローラであって、前記表示灯を入出力信号状態に応じ
て表示させるか消灯状態にしておくかを設定する設定手
段を備え、前記設定手段をプログラミング/メンテナン
ス装置が接続されたことによりONとし、他方、プログ
ラミング/メンテナンス装置が外されるか、または外さ
れてから一定時間経過することによりOFFとするする
ように構成したものが提案されている。これによれば、
利用者が不要な時に表示灯を消灯させることにより機器
の消費電力を小さく抑え、また表示灯の寿命を長くする
ことが可能となるものである。
従来技術では、なお、以下のような問題点が指摘されて
いる。すなわち、上記の従来技術では、プログラミング
/メンテナンス装置が接続されなければ表示灯が点灯さ
れず、そのため、プログラミング/メンテナンス以外の
場合においても、わざわざ、プログラミング/メンテナ
ンス装置を接続しなければならず面倒である。
LCはその密閉空間内に配置されており、そのため入出
力状態を表すLEDに入出力情報を表示する必要はない
が、しかしながら、必ずしもプログラミング/メンテナ
ンス以外の場合にも、例えば、ユーザーが保守・点検を
行う場合もある。そして、かかる場合には、制御盤や自
動販売機の密閉空間の扉を開放してそのPLCの動作を
点検することとなる。ところが、上記の従来技術では、
プログラミング/メンテナンスを行う必要がない場合に
おいても、ユーザーPLCの動作を点検すためには、上
記プログラミング/メンテナンス装置を持ち歩かなけれ
ばならず、そして、検査のためにいちいち当該装置をP
LCの通信ポートに差し込まなければならない。
グラマブルコントローラにおける問題点を解消し、すな
わち、その表示部である複数のLEDを常に表示状態に
することなく、かつ、必要な場合には自動的に表示部の
複数のLEDによりその入出力状態の表示を行うことを
可能にする、特に、制御盤や自動販売機等の密閉空間内
に配置されるに適したプログラマブルコントローラを提
供することを目的とするものである。
記の目的を達成するために、密閉された空間内に配置さ
れて所定の演算処理動作を実行し、その入出力状態を表
示手段により表示することの可能なプログラマブルコン
トローラであって、前記密閉空間に設けられた扉の開閉
を検出するための開閉検出手段を設け、当該開閉検出手
段により前記扉の開放を検出することにより前記表示手
段による入出力状態を表示を行い、他方、当該開閉検出
手段により前記扉の閉止を検出することにより前記表示
手段による入出力状態を表示を停止するように構成した
プログラマブルコントローラが提供される。
閉された空間は制御盤の内部であり、あるいは、自動販
売機の内部である。
て、添付の図を参照しながら詳細に説明する。図2は、
本発明の実施の形態になるプログラマブルコントローラ
(PLC)1を、例えば、制御盤2の複数の密閉空間内
に配置した状態を示している。図からも明らかなよう
に、複数の制御盤2の密閉空間には、それぞれ、開閉可
能な扉25が設けられており、通常は、これら扉25は
閉止されており、プログラミング/メンテナンスや保守
・点検の際には、これら扉25を開放して所定の作業を
行うこととなる。なお、ここでは、PLC1を制御盤2
の複数の密閉空間内に配置した実施の形態を示したが、
その他、例えば自動販売機等に適用した場合においても
同様である。
部に配置されたPLC1の外観が示されており、この図
からも明らかなように、このPLC1には、その表面
に、複数の発光ダイオード(LED)等からなる表示装
置3が設けられている。すなわち、これら複数の発光ダ
イオードLEDから成る表示装置3は、以下にもその内
部構成を示すPLC内の演算処理部により処理される入
出力状態を表示しており、これにより、ユーザーは、P
LC1の動作状態を確認することが出来る。
が示されており、図からも明らかなように、このPLC
1は、通信ポート5、マイコン6、I/Oバス7、7
…、入出力回路8、端子台9、そして、上記表示装置3
を構成するLED表示部10から構成されている。そし
て、上記PLC1の通信ポート5には、PLC設置時の
デバッグを行うための装置、あるいは、その後のプログ
ラミング/メンテナンスを行う際に使用するプログラミ
ング/メンテナンス装置等の周辺装置4が接続され、さ
らには、上記制御盤2の密閉空間に開閉可能に取り付け
られた扉25の開閉を検出するための扉開閉検出スイッ
チ12が接続されるように構成されている。
記扉25の開閉に連動してその接点を開閉するスイッチ
を用い、あるいは、かかるスイッチに代えて、例えば、
発光ダイオードとフォトダイオード(光センサ)を利用
し、上記扉25の開閉による光路の遮断あるいは光路の
屈折又は反射を用いて、扉の開閉状態を検出するように
することも可能である。すなわち、上記センサあるいは
スイッチが扉の全開状態からの移動量が所定の値以上に
なった場合には扉の開状態を検出し、他方この移動量が
所定の値以下の場合には扉の閉状態を検出することによ
り扉の開閉状態を検出する。また、その他の方法を用い
てもよい。
る処理手順の一例が、添付の図4に示されている。な
お、かかる処理手順は、例えば、数10msec程度の
周期で繰り返して実行される。
れ、PLCのシステムソフトが動作し始めると、PLC
1を構成するマイコン6が動作を開始し、例えば、上記
制御盤の場合、その制御対象である各種装置からの信号
を入力する入力処理(ステップS11)を行う。続い
て、上記通信ポート5から入力される扉開閉検出スイッ
チ12からの出力信号を入力した後、予めプログラムさ
れた演算手順に基づいて演算を行う演算処理(ステップ
S12)に移行する。なお、その際、制御盤の制御対象
である各種装置を制御するための各種の演算処理を実行
することとなるが、これら各種の制御演算処理は本発明
とは関連しないことから、ここでは、その説明は省略す
る。
では、その各種の演算処理の一部において、図示のよう
に、上記扉開閉検出スイッチ12からの出力信号がある
か否かを判定する(ステップS13)。その後、処理は
出力処理(ステップS14)へ移行し、ここでは、上記
演算処理(ステップS12)において演算された各種の
演算結果に基づいて、やはり制御盤の制御対象である各
種装置(例えば、リレー、モーター等)を制御するため
の各種の出力信号を形成して出力する。
て上記扉開閉検出スイッチ12からの出力信号があると
判定された場合(すなわち、「YES」の場合)には、
上記図1の入出力回路8に表示選択信号を出力し、もっ
て、LED表示部10による入出力状態の表示を指示す
る。他方、上記ステップS13において上記扉開閉検出
スイッチ12からの出力信号がないと判定された場合
(すなわち、「NO」の場合)には、上記図1の入出力
回路8に非表示選択信号を出力し、もって、LED表示
部10による入出力状態の表示を停止する。
プログラマブルコントローラ(PLC)1によれば、例
えば、制御盤2等の密閉空間に開閉可能に取り付けられ
た扉25の開閉を検出する扉開閉検出スイッチ12から
の出力信号を上記通信ポート5から入力し、この検出信
号により上記PLC1のLED表示部10の点灯を制御
する。このことから、例えば、ユーザーが制御盤2を点
検・保守するために扉25の開放した場合には自動的に
PLC1のLED表示部10が点灯し、ユーザーがわざ
わざプログラミング/メンテナンス装置等の周辺装置4
を通信ポート5に出力端子等を差し込むことなく、簡単
に、上記PLC1の入出力状態を含む点検・保守を行う
ことが可能になる。
2の扉25を閉止した後には、上記扉開閉検出スイッチ
12からの出力信号により上記PLC1のLED表示部
10には入出力状態が表示されない。そのため、上記P
LC1自体による消費電力を低減を図ることが出来ると
共に、特に、制御盤等のような密閉空間内に配置される
ことの多い上記PLC1にとっては、その制御盤である
密閉空間の内における温度の上昇を抑えることが可能と
なり、すなわち、配置空間内部の温度上昇を極力抑制す
ることにより、PLCの部品としての寿命を延長するこ
とが可能になる。
D表示部10はPLC1の一部(上記の例では表面)に
取り付けたものとして説明したが、しかしながら、本発
明はかかる構造のみに限られることなく、例えば、上記
LED表示部10を上記PLC本体から分離した構造の
PLCにも適用することが可能であることは言うまでも
ない。
に、本発明のプログラマブルコントローラによれば、入
出力状態を表示する表示部の複数のLEDを常に表示状
態にすることなく、かつ、必要な場合には自動的に表示
部の表示を行うことを可能にし、消費電力を低減を図る
と共に、プログラマブルコントローラが配置される密閉
空間の内における温度の上昇を抑えて部品としての寿命
を延長し、特に、制御盤や自動販売機等の密閉空間内に
配置されるに適したプログラマブルコントローラを提供
するという優れた効果を発揮する。
詳細構成を示す回路ブロック図である。
閉空間である制御盤内に配置した状態の一例を示す図で
ある。
見を示す正面図である。
けるLED表示部による入出力状態の表示制御のための
処理内容の一例を示すフローチャート図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 密閉された空間内に配置されて所定の演
算処理動作を実行し、その入出力状態を表示手段により
表示することの可能なプログラマブルコントローラであ
って、前記密閉空間に設けられた扉の開閉を検出するた
めの開閉検出手段を設け、当該開閉検出手段により前記
扉の開状態を検出することにより前記表示手段による入
出力状態の表示を行い、他方、当該開閉検出手段により
前記扉の閉状態を検出することにより前記表示手段によ
る入出力状態の表示を停止するように構成したことを特
徴とするプログラマブルコントローラ。 - 【請求項2】 前記請求項1のプログラマブルコントロ
ーラにおいて、前記密閉された空間は制御盤の内部であ
ることを特徴とするプログラマブルコントローラ。 - 【請求項3】 前記請求項1のプログラマブルコントロ
ーラにおいて、前記密閉された空間は自動販売機の内部
であることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024475A JP2000222009A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | プログラマブルコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024475A JP2000222009A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | プログラマブルコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000222009A true JP2000222009A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12139204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11024475A Pending JP2000222009A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000222009A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009178003A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 分電盤 |
-
1999
- 1999-02-02 JP JP11024475A patent/JP2000222009A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009178003A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 分電盤 |
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