JP2000222008A - プログラマブルコントローラi/oユニットデバッグ装置 - Google Patents
プログラマブルコントローラi/oユニットデバッグ装置Info
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- JP2000222008A JP2000222008A JP11021049A JP2104999A JP2000222008A JP 2000222008 A JP2000222008 A JP 2000222008A JP 11021049 A JP11021049 A JP 11021049A JP 2104999 A JP2104999 A JP 2104999A JP 2000222008 A JP2000222008 A JP 2000222008A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 I/Oユニット内に特別な開発支援装置やシ
リアル通信装置などのハードウェアを使用せずにマイク
ロプロセッサのプログラムデバッグが可能であり、また
不具合が発生した場合でもプログラムの実行状態でMP
U内部の動作確認が可能であるなどの改良にある。 【解決手段】 メインCPUユニットの内部にCPU
と、シリアル通信ポートと、バスインタフェースとを設
け、I/Oユニットの内部にMPUと、MPUとCPU
とを接続するためのデュアルポートRAMと、バスイン
タフェースとを設け、プログラミングコンソールからI
/Oユニット内部MPUのプログラムの実行制御および
確認をするためのMPUデバッグ手段を、前記バスイン
タフェースとデュアルポートRAMとメインCPUユニ
ットを経由するよう構成したものである。
リアル通信装置などのハードウェアを使用せずにマイク
ロプロセッサのプログラムデバッグが可能であり、また
不具合が発生した場合でもプログラムの実行状態でMP
U内部の動作確認が可能であるなどの改良にある。 【解決手段】 メインCPUユニットの内部にCPU
と、シリアル通信ポートと、バスインタフェースとを設
け、I/Oユニットの内部にMPUと、MPUとCPU
とを接続するためのデュアルポートRAMと、バスイン
タフェースとを設け、プログラミングコンソールからI
/Oユニット内部MPUのプログラムの実行制御および
確認をするためのMPUデバッグ手段を、前記バスイン
タフェースとデュアルポートRAMとメインCPUユニ
ットを経由するよう構成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロプロセッサ
制御に使用されるプログラムデバッグ装置に関するもの
である。
制御に使用されるプログラムデバッグ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサを使用した制御用プ
ログラムを開発する場合、プログラム開発支援装置を使
用するのが一般的である。この場合、開発支援装置の機
能を利用してプログラムの開発、試験及び検証が可能で
あるのでI/Oユニットのハードウェア回路設計は必要
な機能のみ考慮し、試験のための機能については特別に
考慮しなくともよかったが、開発終了後、プログラムに
不具合が生じた場合、前記プログラム開発支援用装置に
より不具合箇所を調査解析し、再び読出専用メモリに書
込み、搭載する必要があった。特に小規模I/Oユニッ
トの場合はプリント基板実装面積が小さく、プログラム
開発支援用装置の接続すら困難なこともあり、限られた
I/Oポートを使用してプログラム動作の確認のための
手段を構築することもできるが、I/Oユニット毎に別
々に開発せざるをえず非効率的なことであった。
ログラムを開発する場合、プログラム開発支援装置を使
用するのが一般的である。この場合、開発支援装置の機
能を利用してプログラムの開発、試験及び検証が可能で
あるのでI/Oユニットのハードウェア回路設計は必要
な機能のみ考慮し、試験のための機能については特別に
考慮しなくともよかったが、開発終了後、プログラムに
不具合が生じた場合、前記プログラム開発支援用装置に
より不具合箇所を調査解析し、再び読出専用メモリに書
込み、搭載する必要があった。特に小規模I/Oユニッ
トの場合はプリント基板実装面積が小さく、プログラム
開発支援用装置の接続すら困難なこともあり、限られた
I/Oポートを使用してプログラム動作の確認のための
手段を構築することもできるが、I/Oユニット毎に別
々に開発せざるをえず非効率的なことであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記マイクロプロセッ
サシステムにおいて、制御プログラムを開発し、制御動
作を確認するためにはプログラム開発支援装置を必要と
しているが、小規模I/Oユニットの場合は開発支援装
置を接続することが不可能な場合がある。また開発支援
装置を接続することにより、プログラム実行確認の環境
が変ってしまい、実際の使用環境と同一にはならない場
合が多くある。またプログラムデバッグ装置を内蔵する
場合、このための専用I/Oポートをあらかじめハード
ウェア設計段階からいれておく必要があるが、通常は使
用することもなく、必要のないハードウェアを内蔵して
おくのは製品のコストを上げるものであり、また資源の
無駄にもなる。本発明は上述した点に鑑みて創案された
もので、その目的とするところは、これらの欠点をプロ
グラマブルコントローラI/Oユニットデバッグ装置を
提供することにある。
サシステムにおいて、制御プログラムを開発し、制御動
作を確認するためにはプログラム開発支援装置を必要と
しているが、小規模I/Oユニットの場合は開発支援装
置を接続することが不可能な場合がある。また開発支援
装置を接続することにより、プログラム実行確認の環境
が変ってしまい、実際の使用環境と同一にはならない場
合が多くある。またプログラムデバッグ装置を内蔵する
場合、このための専用I/Oポートをあらかじめハード
ウェア設計段階からいれておく必要があるが、通常は使
用することもなく、必要のないハードウェアを内蔵して
おくのは製品のコストを上げるものであり、また資源の
無駄にもなる。本発明は上述した点に鑑みて創案された
もので、その目的とするところは、これらの欠点をプロ
グラマブルコントローラI/Oユニットデバッグ装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、メインCPUユニット1と分割され
たI/Oユニット2とを接続するためにベースユニット
5を使用するプログラマブルコントローラにおいて、メ
インCPUユニット1の内部にCPU11と、CPU1
1とプログラミングコンソール4を接続するためのシリ
アル通信ポート15と、CPU11とI/Oユニット2
とを接続するためのバスインタフェース16とを設け、
I/Oユニット2の内部にMPU21と、MPU21と
CPU11とを接続するためのデュアルポートRAM2
7と、バスインタフェース26とを設け、プログラミン
グコンソール4からI/Oユニット2内部MPU21の
MPUデバッグ手段34を、メインCPUユニット1を
経由して提供することを特徴とするプログラマブルコン
トローラI/Oユニットデバッグ装置である。本発明に
よれば、プログラマブルコントローラにあらかじめハー
ドウェア設計段階から必要としていたハードウェアだけ
でI/OユニットMPUのデバッグ装置を提供すること
が可能であり、前記課題を解決することができる。以
下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
するための手段は、メインCPUユニット1と分割され
たI/Oユニット2とを接続するためにベースユニット
5を使用するプログラマブルコントローラにおいて、メ
インCPUユニット1の内部にCPU11と、CPU1
1とプログラミングコンソール4を接続するためのシリ
アル通信ポート15と、CPU11とI/Oユニット2
とを接続するためのバスインタフェース16とを設け、
I/Oユニット2の内部にMPU21と、MPU21と
CPU11とを接続するためのデュアルポートRAM2
7と、バスインタフェース26とを設け、プログラミン
グコンソール4からI/Oユニット2内部MPU21の
MPUデバッグ手段34を、メインCPUユニット1を
経由して提供することを特徴とするプログラマブルコン
トローラI/Oユニットデバッグ装置である。本発明に
よれば、プログラマブルコントローラにあらかじめハー
ドウェア設計段階から必要としていたハードウェアだけ
でI/OユニットMPUのデバッグ装置を提供すること
が可能であり、前記課題を解決することができる。以
下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の適用PLC(プロ
グラマブルロジックコントローラ:以下省略)システム
ブロック全体図で、ベースユニット5に搭載されたメイ
ンCPUユニット1および複数のI/Oユニット2は電
源ユニット6に供給される電源により外部制御対象機器
3を制御するのが目的である。本システムにおいて外部
制御対象機器3は種々雑多のものがあり、接続方式も色
々な方法があるため、I/Oユニット2の種類も多くな
っており、また使用する数も多くなるのが一般的であ
る。この場合、特に複雑な制御が要求される通信インタ
フェースの場合はMPUを使用したストアードプログラ
ム方式により、外部制御対象機器3とのインタフェース
機能を実行している。
グラマブルロジックコントローラ:以下省略)システム
ブロック全体図で、ベースユニット5に搭載されたメイ
ンCPUユニット1および複数のI/Oユニット2は電
源ユニット6に供給される電源により外部制御対象機器
3を制御するのが目的である。本システムにおいて外部
制御対象機器3は種々雑多のものがあり、接続方式も色
々な方法があるため、I/Oユニット2の種類も多くな
っており、また使用する数も多くなるのが一般的であ
る。この場合、特に複雑な制御が要求される通信インタ
フェースの場合はMPUを使用したストアードプログラ
ム方式により、外部制御対象機器3とのインタフェース
機能を実行している。
【0006】図2は本発明の適用PLCシステムブロッ
ク図主要構成要素詳細図で、以下これについて説明す
る。メインCPUユニット1のCPU11は読み出し専
用メモリ(以下ROMと称する。)ROM14に記憶さ
れたシステムプログラムと、随時書込可能メモリ(以下
RAMと称する。)RAM13に記憶されたシステム情
報と、RAM12に記憶されたアプリケーションプログ
ラムおよび、アプリケーションデータ情報に基づいてベ
ースユニット5に搭載されたI/Oユニット2のデュア
ルポートRAM(以下DP−RAMと称する。)DP−
RAM27へバスインタフェース(以下BUS−I/F
と称する。)BUS−I/F16およびBUS−I/F
26を通してデータ転送しハンドシェークする。
ク図主要構成要素詳細図で、以下これについて説明す
る。メインCPUユニット1のCPU11は読み出し専
用メモリ(以下ROMと称する。)ROM14に記憶さ
れたシステムプログラムと、随時書込可能メモリ(以下
RAMと称する。)RAM13に記憶されたシステム情
報と、RAM12に記憶されたアプリケーションプログ
ラムおよび、アプリケーションデータ情報に基づいてベ
ースユニット5に搭載されたI/Oユニット2のデュア
ルポートRAM(以下DP−RAMと称する。)DP−
RAM27へバスインタフェース(以下BUS−I/F
と称する。)BUS−I/F16およびBUS−I/F
26を通してデータ転送しハンドシェークする。
【0007】I/Oユニット2のMPU21はROM2
3に記憶されたI/Oユニット固定のプログラムと、R
AM22に記憶された一時記憶情報とDP−RAM27
に記憶されたメインCPUユニット1からの制御情報に
基づきI/Oポート24を制御し外部制御対象機器を制
御するのが目的である。プログラミングコンソール4は
メインCPUユニット1内のRAM12に記憶するアプ
リケーションプログラムおよびアプリケーションデータ
情報をシリアル通信ポート15を通じて書込/読み込み
作業を実施するためのもので、通常はRAM12のアプ
リケーション情報についてのアクセス以外は許可されな
い。
3に記憶されたI/Oユニット固定のプログラムと、R
AM22に記憶された一時記憶情報とDP−RAM27
に記憶されたメインCPUユニット1からの制御情報に
基づきI/Oポート24を制御し外部制御対象機器を制
御するのが目的である。プログラミングコンソール4は
メインCPUユニット1内のRAM12に記憶するアプ
リケーションプログラムおよびアプリケーションデータ
情報をシリアル通信ポート15を通じて書込/読み込み
作業を実施するためのもので、通常はRAM12のアプ
リケーション情報についてのアクセス以外は許可されな
い。
【0008】これはアプリケーション情報以外のシステ
ム情報を誤って変更すると異常な動作を起こし外部制御
対象機器の動作に異常を来すのを防止するためのもので
ある。メインCPUユニット1のアプリケーションプロ
グラムをデバッグする場合、プログラミングコンソール
4を使用してROM14に記憶されたシステムプログラ
ムおよびRAM13に記憶されたシステム情報に基づい
てCPU11の管理下でアプリケーションプログラムお
よびアプリケーションデータ情報を変更し、作業をすす
めることにより可能である。
ム情報を誤って変更すると異常な動作を起こし外部制御
対象機器の動作に異常を来すのを防止するためのもので
ある。メインCPUユニット1のアプリケーションプロ
グラムをデバッグする場合、プログラミングコンソール
4を使用してROM14に記憶されたシステムプログラ
ムおよびRAM13に記憶されたシステム情報に基づい
てCPU11の管理下でアプリケーションプログラムお
よびアプリケーションデータ情報を変更し、作業をすす
めることにより可能である。
【0009】I/Oユニット2のプログラムはROM2
3に記憶されており、通常は変更することが不可能であ
り、専用の開発支援装置を外部に取り付けデバッグする
か、開発支援装置を使用しないで内部にデバッグ機能を
保有してもI/Oポート24経由で外部から制御する方
法がとられていた。
3に記憶されており、通常は変更することが不可能であ
り、専用の開発支援装置を外部に取り付けデバッグする
か、開発支援装置を使用しないで内部にデバッグ機能を
保有してもI/Oポート24経由で外部から制御する方
法がとられていた。
【0010】図3はROM23のプログラムを専用の開
発支援装置なしにデバッグする場合の本発明による構成
図で、プログラミングコンソール4はメインCPUユニ
ット1のアプリケーションプログラムの開発支援用とし
て使用していたものをハードウェア部分のみを一時的に
利用し、ごく一般的なシリアル通信手段31を実行して
CPUユニット1のシリアル通信ポート15と接続し、
CPU11内のCPU内接続手段32を起動操作してI
/Oユニット2内のDP−RAM27との通信を確保
し、I/Oユニット2内のI/O内接続手段33によっ
てDP−RAM27とMPU21内に内蔵されたMPU
デバッグ手段34とを接続するものである。
発支援装置なしにデバッグする場合の本発明による構成
図で、プログラミングコンソール4はメインCPUユニ
ット1のアプリケーションプログラムの開発支援用とし
て使用していたものをハードウェア部分のみを一時的に
利用し、ごく一般的なシリアル通信手段31を実行して
CPUユニット1のシリアル通信ポート15と接続し、
CPU11内のCPU内接続手段32を起動操作してI
/Oユニット2内のDP−RAM27との通信を確保
し、I/Oユニット2内のI/O内接続手段33によっ
てDP−RAM27とMPU21内に内蔵されたMPU
デバッグ手段34とを接続するものである。
【0011】図4はCPU11とMPU21のメモリマ
ップで、CPU11側のメモリマップ41のほうがMP
U21側のメモリマップ42より大きいのが一般的であ
るが、DP−RAM27の部分はいずれの側から見ても
同一のサイズのメモリ空間として共有することが可能と
なる。DP−RAM27の大部分は本来の目的であるメ
インCPUユニット1からI/Oユニット2へ転送され
る制御データ領域として利用されるが、CPU内接続手
段32用としては一例として2バイト分およびI/O内
接続手段33用としては一例として2バイト分を割当て
本機能を提供することに利用している。
ップで、CPU11側のメモリマップ41のほうがMP
U21側のメモリマップ42より大きいのが一般的であ
るが、DP−RAM27の部分はいずれの側から見ても
同一のサイズのメモリ空間として共有することが可能と
なる。DP−RAM27の大部分は本来の目的であるメ
インCPUユニット1からI/Oユニット2へ転送され
る制御データ領域として利用されるが、CPU内接続手
段32用としては一例として2バイト分およびI/O内
接続手段33用としては一例として2バイト分を割当て
本機能を提供することに利用している。
【0012】ここでCPU11側のX番地メモリはCP
U11からMPU21へのコマンドデータ転送領域でC
PU11がコマンド要求する度に書込み、逆にMPU2
1側はY番地メモリとして読み込み、CPU11からの
コマンド要求として認識することが可能である。一方C
PU11側のX+2番地メモリはMPU21がコマンド
の実行結果を書込むためのMPU21側のY+2番地に
書込んだレスポンスデータをCPU11側で読み込むた
めのものである。シリアル通信手段31はプログラミン
グコンソール4を一時的に一般的なターミナルモードに
するための手順でプログラミングコンソール4のキーボ
ートをキーインした信号がシリアル送信されメインCP
Uユニット1のS−I/O15に伝達され、逆にシリア
ル通信ポート15から送信されたシリアル信号はプログ
ラミングコンソール4の画面に表示されるだけのもので
特別な機能はもっていない。
U11からMPU21へのコマンドデータ転送領域でC
PU11がコマンド要求する度に書込み、逆にMPU2
1側はY番地メモリとして読み込み、CPU11からの
コマンド要求として認識することが可能である。一方C
PU11側のX+2番地メモリはMPU21がコマンド
の実行結果を書込むためのMPU21側のY+2番地に
書込んだレスポンスデータをCPU11側で読み込むた
めのものである。シリアル通信手段31はプログラミン
グコンソール4を一時的に一般的なターミナルモードに
するための手順でプログラミングコンソール4のキーボ
ートをキーインした信号がシリアル送信されメインCP
Uユニット1のS−I/O15に伝達され、逆にシリア
ル通信ポート15から送信されたシリアル信号はプログ
ラミングコンソール4の画面に表示されるだけのもので
特別な機能はもっていない。
【0013】図6はCPU11に内蔵されるCPU内接
続手段32に関するプログラムのフローチャートでプロ
グラミングコンソール4からのシリアル通信手段31か
らの特別に決めたフォーマットに基づいて起動される。
図5はプログラミングコンソール4の画面上に表れたコ
マンド文字列の一例でプロンプト”>”51はCPU1
1に搭載されたマルチタスクモニタからのコマンド受け
付け準備信号で操作者はこれに基づき以下のコマンド文
字列を入力する。
続手段32に関するプログラムのフローチャートでプロ
グラミングコンソール4からのシリアル通信手段31か
らの特別に決めたフォーマットに基づいて起動される。
図5はプログラミングコンソール4の画面上に表れたコ
マンド文字列の一例でプロンプト”>”51はCPU1
1に搭載されたマルチタスクモニタからのコマンド受け
付け準備信号で操作者はこれに基づき以下のコマンド文
字列を入力する。
【0014】”803FFC”52はCPU11からの
アドレスXの実アドレスを表し、”,”53は区切り記
号を表し、”803FFE”54はCPU11からのア
ドレスX+2の実アドレスを表し、”;”55は区切り
記号を表し、”02N”56は終了文字コードを表
し、”>”57はCPU11に搭載されたマルチタスク
モニタからのコマンド受信終了信号である。前記”80
3FFC,803FFE;02N”コマンド文字列を受
信すると、図6のフローチャートが起動(61)され、
以下フローに添って説明する。
アドレスXの実アドレスを表し、”,”53は区切り記
号を表し、”803FFE”54はCPU11からのア
ドレスX+2の実アドレスを表し、”;”55は区切り
記号を表し、”02N”56は終了文字コードを表
し、”>”57はCPU11に搭載されたマルチタスク
モニタからのコマンド受信終了信号である。前記”80
3FFC,803FFE;02N”コマンド文字列を受
信すると、図6のフローチャートが起動(61)され、
以下フローに添って説明する。
【0015】CPU11はまずシリアル通信ポート15
からのデータが受信されたか確認(62)し、受信して
いなければ66ステップへジャンプするが、受信してい
れば終了コード56かどうか確認する(63)。もし終
了コードと一致していれば終了となり、マルチタスクモ
ニタへ再びもどり終了となる。終了コードでなければ、
CPU11側のDP−RAMアドレス”X”(図5の場
合は803FFC番地)の内容を確認し(64)、X番
地が”0”でなければMPU21が処理中であるので”
0”になるのを待つ。”0”となればシリアル通信ポー
トからの受信データをX番地に書込み(65)、受信側
の処理は終了となる。
からのデータが受信されたか確認(62)し、受信して
いなければ66ステップへジャンプするが、受信してい
れば終了コード56かどうか確認する(63)。もし終
了コードと一致していれば終了となり、マルチタスクモ
ニタへ再びもどり終了となる。終了コードでなければ、
CPU11側のDP−RAMアドレス”X”(図5の場
合は803FFC番地)の内容を確認し(64)、X番
地が”0”でなければMPU21が処理中であるので”
0”になるのを待つ。”0”となればシリアル通信ポー
トからの受信データをX番地に書込み(65)、受信側
の処理は終了となる。
【0016】送信側の処理はまずCPU11側のDP−
RAMアドレス”X+2”(図5の場合は803FFC
番地)の内容を確認(66)することから始る。ここ
で、X+2番地の内容が”0”であればMPU21から
のデータを受信していないので再び62ステップにもど
りループするが、”0”以外であればMPU21からの
データがあるので、これを読取りSーI/O15に送信
可能か確認し(67)、送信可能であればX+2番地の
内容をシリアル通信ポート15に送信する(68)。送
信した後はX+2番地を受信したことを表現するため
に”0”を書込み(69)再び62ステップにもどりル
ープする。
RAMアドレス”X+2”(図5の場合は803FFC
番地)の内容を確認(66)することから始る。ここ
で、X+2番地の内容が”0”であればMPU21から
のデータを受信していないので再び62ステップにもど
りループするが、”0”以外であればMPU21からの
データがあるので、これを読取りSーI/O15に送信
可能か確認し(67)、送信可能であればX+2番地の
内容をシリアル通信ポート15に送信する(68)。送
信した後はX+2番地を受信したことを表現するため
に”0”を書込み(69)再び62ステップにもどりル
ープする。
【0017】図7はI/Oユニット2のI/O内接続手
段33のプログラムのフローチャートでMPUデバッグ
手段34とのインタフェース部分となっている。プログ
ラムの開始(71)は割込み信号を使用しても可能であ
るが、MPUデバッグ手段34がマルチタスクモニタと
なっていれば1つのタスクとして表現することが可能で
あるので以下このフローに基づき説明する。
段33のプログラムのフローチャートでMPUデバッグ
手段34とのインタフェース部分となっている。プログ
ラムの開始(71)は割込み信号を使用しても可能であ
るが、MPUデバッグ手段34がマルチタスクモニタと
なっていれば1つのタスクとして表現することが可能で
あるので以下このフローに基づき説明する。
【0018】まずMPU21側のDP−RAMアドレス
Y番地の内容を確認(72)し、内容が”0”であれば
CPU11からのコマンドが何もないので、処理せず再
び72ステップへジャンプしループするが、”0”以外
であればCPU11からのコマンドがあるので、Y番地
の内容を読み込み(73)、読み込んだ意味を表現する
ためにY番地に”0”を書込む(74)。次にMPUデ
バッグ手段34のコマンドバッファが空であるか確認
(75)し、前回のコマンドが終了するまで待つ。
Y番地の内容を確認(72)し、内容が”0”であれば
CPU11からのコマンドが何もないので、処理せず再
び72ステップへジャンプしループするが、”0”以外
であればCPU11からのコマンドがあるので、Y番地
の内容を読み込み(73)、読み込んだ意味を表現する
ためにY番地に”0”を書込む(74)。次にMPUデ
バッグ手段34のコマンドバッファが空であるか確認
(75)し、前回のコマンドが終了するまで待つ。
【0019】コマンドバッファが空であればコマンドバ
ッファへY番地で読み込んだデータを書込む(76)。
次にコマンドを実行完了したか確認(77)し、完了し
ていればY+2番地の内容が”0”かどうか確認し(7
8)、CPU11が前回の実行結果を読み込んだか確認
する。”0”であれば実行結果をY+2番地に書込(7
9)み、再び72ステップへジャンプしループする。M
PUデバッグ手段34はI/Oポートとしてシリアル通
信を使用した一般的なMPU用のデバッグツールであ
り、シリアル通信部分を本CPU内接続手段33に置き
換えただけである。
ッファへY番地で読み込んだデータを書込む(76)。
次にコマンドを実行完了したか確認(77)し、完了し
ていればY+2番地の内容が”0”かどうか確認し(7
8)、CPU11が前回の実行結果を読み込んだか確認
する。”0”であれば実行結果をY+2番地に書込(7
9)み、再び72ステップへジャンプしループする。M
PUデバッグ手段34はI/Oポートとしてシリアル通
信を使用した一般的なMPU用のデバッグツールであ
り、シリアル通信部分を本CPU内接続手段33に置き
換えただけである。
【0020】図8はMPUデバッグ手段34のフローチ
ャートで、I/O内接続手段33からのコマンドを受信
するごとに実行され、各コマンド毎にその内容を実行す
る。各コマンドは1文字毎に実行内容を割当て、たとえ
ば”0〜9”および”A〜Fは数値データ入力コマンド
を意味し、プログラミングコンソールから”0〜9,A
〜F”を入力することにより数値データ入力手段を提供
し、”/”はメモリデータ読み出しコマンドを意味し、
プログラミングコンソールから”/”を入力することに
より読み出し手段を提供し、”↓”(キャリッジリター
ン)はメモリデータ変更コマンドを意味し、プログラミ
ングコンソールから”↓”(キャリッジリターン)を入
力することにより、メモリ内容変更手段を提供し、”
R”はレジスタ内容表示コマンドを意味し、プログラミ
ングコンソールから”R”を入力することによりレジス
タ内容表示手段を提供し、”ESC ”は実行停止コマンド
を意味し、プログラミングコンソールから”ESC ”を入
力することにより実行停止手段を提供し、”G”は実行
コマンドを意味し、プログラミングコンソールから”
G”を入力することにより実行手段を提供している。
ャートで、I/O内接続手段33からのコマンドを受信
するごとに実行され、各コマンド毎にその内容を実行す
る。各コマンドは1文字毎に実行内容を割当て、たとえ
ば”0〜9”および”A〜Fは数値データ入力コマンド
を意味し、プログラミングコンソールから”0〜9,A
〜F”を入力することにより数値データ入力手段を提供
し、”/”はメモリデータ読み出しコマンドを意味し、
プログラミングコンソールから”/”を入力することに
より読み出し手段を提供し、”↓”(キャリッジリター
ン)はメモリデータ変更コマンドを意味し、プログラミ
ングコンソールから”↓”(キャリッジリターン)を入
力することにより、メモリ内容変更手段を提供し、”
R”はレジスタ内容表示コマンドを意味し、プログラミ
ングコンソールから”R”を入力することによりレジス
タ内容表示手段を提供し、”ESC ”は実行停止コマンド
を意味し、プログラミングコンソールから”ESC ”を入
力することにより実行停止手段を提供し、”G”は実行
コマンドを意味し、プログラミングコンソールから”
G”を入力することにより実行手段を提供している。
【0021】I/O内接続手段33から呼出されると
(81)、まず、数値データ入力コマンドであるか確認
し(82)、数値データ”0〜F”であれば、数値デー
タ入力処理を実行する(83)。数値データ入力コマン
ドでなければ”/”コマンドかどうか確認し(8
4)、”/”コマンドであれば現在入力されている数値
データをアドレスとみなして当該アドレスのメモリデー
タを読み出し出力する(85)。”/”コマンドでなけ
れば”↓”コマンドかどうか確認し(86)、”↓”コ
マンドであれば現在数値データ入力されている値を、読
み出しコマンドを実行したメモリアドレスに変更処理す
る(87)。
(81)、まず、数値データ入力コマンドであるか確認
し(82)、数値データ”0〜F”であれば、数値デー
タ入力処理を実行する(83)。数値データ入力コマン
ドでなければ”/”コマンドかどうか確認し(8
4)、”/”コマンドであれば現在入力されている数値
データをアドレスとみなして当該アドレスのメモリデー
タを読み出し出力する(85)。”/”コマンドでなけ
れば”↓”コマンドかどうか確認し(86)、”↓”コ
マンドであれば現在数値データ入力されている値を、読
み出しコマンドを実行したメモリアドレスに変更処理す
る(87)。
【0022】”↓”コマンドでなければ”R”コマンド
かどうか確認し(88)、”R”コマンドであればMP
Uのレジスタ内容を出力処理する(89)。”R”コマ
ンドでなければ”ESC”コマンドかどうか確認し(9
0)、”ESC”コマンドであればMPUの制御プログラ
ムを停止させ(管理プログラムのみとする。)(9
1)、停止した時の状況を出力処理する(92)。”ES
C ”コマンドでなければ”G”コマンドであるか確認し
(93)、”G”コマンドであればMPUの停止状態か
ら現在の数値データ入力コマンドで入力されているアド
レスを起動開始アドレスとしてセットしMPUを再起動
させる(94)。”G”コマンドでなければ登録外のコ
マンドとしてエラー出力し(95)、終了する(9
6)。
かどうか確認し(88)、”R”コマンドであればMP
Uのレジスタ内容を出力処理する(89)。”R”コマ
ンドでなければ”ESC”コマンドかどうか確認し(9
0)、”ESC”コマンドであればMPUの制御プログラ
ムを停止させ(管理プログラムのみとする。)(9
1)、停止した時の状況を出力処理する(92)。”ES
C ”コマンドでなければ”G”コマンドであるか確認し
(93)、”G”コマンドであればMPUの停止状態か
ら現在の数値データ入力コマンドで入力されているアド
レスを起動開始アドレスとしてセットしMPUを再起動
させる(94)。”G”コマンドでなければ登録外のコ
マンドとしてエラー出力し(95)、終了する(9
6)。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、I/
Oユニット内に特別な開発支援装置やシリアル通信装置
などのハードウェアを使用せずにマイクロプロセッサの
プログラムデバッグが可能であり、複数のI/Oユニッ
トに搭載されたMPUのプログラムを1台のプログラミ
ングコンソールからデバッグ可能であるので、プログラ
ム開発の効率をあげることができる。また不具合が発生
した場合でもプログラムの実行状態でMPU内部の動作
確認が可能であり、高い信頼性の製品を提供することが
可能であり、実用上、極めて有用性の高いものである。
Oユニット内に特別な開発支援装置やシリアル通信装置
などのハードウェアを使用せずにマイクロプロセッサの
プログラムデバッグが可能であり、複数のI/Oユニッ
トに搭載されたMPUのプログラムを1台のプログラミ
ングコンソールからデバッグ可能であるので、プログラ
ム開発の効率をあげることができる。また不具合が発生
した場合でもプログラムの実行状態でMPU内部の動作
確認が可能であり、高い信頼性の製品を提供することが
可能であり、実用上、極めて有用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】適用PLCシステムブロック全体図である。
【図2】適用PLCシステムブロック主要構成要素詳細
図である。
図である。
【図3】MPUデバッグ系統図である。
【図4】CPU(11)/MPU(21)間メモリマッ
プである。
プである。
【図5】プログラミングコンソール入力例図である。
【図6】CPUユニット内接続手段フローチャートであ
る。
る。
【図7】I/Oユニット内接続手段フローチャートであ
る。
る。
【図8】MPUデバッグ手段フローチャートである。
1 CPUユニット 2 I/Oユニット 3 制御対象機器 4 プログラミングコンソール 5 ベースユニット 6 電源ユニット 11 CPU 12 アプリケーションプログラムメモリ(RAM) 13 システムデータメモリ(RAM) 14 システムプログラム(ROM) 15 シリアル通信ポート(S−I/O) 16 バスインタフェース(BUS−I/F) 21 マイクロプロセッサ(MPU) 22 随時書込可能メモリ(RAM) 23 読み出し専用メモリ(ROM) 24 I/Oポート 26 BUS−I/F 27 DP−RAM 31 シリアル通信手段 32 CPU内接続手段 33 I/O内接続手段 34 MPUデバッグ手段 41 CPU内メモリマップ 42 MPU内メモリマップ 51 プロンプト 52 X番地アドレス入力文字列 53 区切り記号 54 Y番地アドレス入力文字列 55 区切り記号 56 終了コード入力文字列 57 コマンド受信完了コード 61〜69 CPU内接続手段フローチャート 71〜79 I/O内接続手段フローチャート 81〜96 MPUデバッグ手段フローチャート
Claims (1)
- 【請求項1】 メインCPUユニット(1)と分割され
たI/Oユニット(2)とを接続するためにベースユニ
ット(5)を使用するプログラマブルコントローラにお
いて、メインCPUユニット(1)の内部にCPU(1
1)と、CPU(11)とプログラミングコンソール
(4)を接続するためのシリアル通信ポート(15)
と、CPU(11)とI/Oユニット(2)とを接続す
るためのバスインタフェース(16)とを設け、I/O
ユニット(2)の内部にMPU(21)と、MPU(2
1)とCPU(11)とを接続するためのデュアルポー
トRAM(27)と、バスインタフェース(26)とを
設け、プログラミングコンソール(4)からI/Oユニ
ット(2)内部MPU(21)のプログラムの実行制御
および確認をするためのMPUデバッグ手段(34)
を、前記バスインタフェース(16)、(26)とデュ
アルポートRAM(27)とメインCPUユニット
(1)を経由して提供することを特徴とするプログラマ
ブルコントローラI/Oユニットデバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021049A JP2000222008A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | プログラマブルコントローラi/oユニットデバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021049A JP2000222008A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | プログラマブルコントローラi/oユニットデバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000222008A true JP2000222008A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12044076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11021049A Pending JP2000222008A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | プログラマブルコントローラi/oユニットデバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000222008A (ja) |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021049A patent/JP2000222008A/ja active Pending
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