JP2000221896A - 電子機器装置 - Google Patents

電子機器装置

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JP2000221896A
JP2000221896A JP11024315A JP2431599A JP2000221896A JP 2000221896 A JP2000221896 A JP 2000221896A JP 11024315 A JP11024315 A JP 11024315A JP 2431599 A JP2431599 A JP 2431599A JP 2000221896 A JP2000221896 A JP 2000221896A
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JP11024315A
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Takao Inoue
隆夫 井上
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示器の視野角調整と電磁シールドとの両立
を図る。 【解決手段】 電磁シールドメッシュ5と導電性の有る
表示ケース6とが接触し、球体9が支柱10を介して弾
性部材13により矢印X1方向に引っ張られ、導電性の
有る表示側遮蔽部材14が球体9と表示ケース5とを介
して取付具12の側に引っ張られ、表示側遮蔽部材14
と導電性の有る筐体側遮蔽部材15とが接触し、電磁シ
ールドが得られる。操作者が例えば表示ケース6におけ
る前面の周縁部を筐体外板2の側に押すと、液晶表示器
4が球体9を中心として回転し、液晶表示器4の視野角
が変えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、視野角が自由に
設定し得る表示器を備えた電子機器装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図17は、例えば、特開平5−3437
18号公報で開示された従来の電子機器装置を示す断面
図である。図17において、101は装置本体、102
は装置本体101に設けられた収納凹部、103,10
4は収納凹部102の両側壁に設けられた奥行方向に長
い長穴、105は収納凹部102に収容された液晶表示
器、106,107は液晶表示器105の両側部に設け
られて長穴103,104のそれぞれに挿入された突
起、108は液晶表示器105の背面中心部に固定され
た半球形部材、109は半球形部材108の中央部に形
成された十字形溝、110は半球形部材108の内部よ
り十字形溝109を経由して収納凹部102に取付けら
れた軸ねじ、111は軸ねじ110の頭部と半球形部材
108との間に介在して半球形部材108を収容凹部1
02の底部側に付勢するスプリングである。
【0003】次に上記従来装置の動作について説明す
る。操作者が液晶表示器105の前面における周縁部を
押すと、長穴103,104と突起106,107との
嵌合、十字形溝109と軸ねじ110との嵌合、スプリ
ング111による弾性力それぞれの協動により、液晶表
示器105が左右方向に回転する。そして、操作者が上
記押圧操作を止めると、スプリング111の弾性力によ
り、液晶表示器105の回転位置が保持され、液晶表示
器105の視野角が前後左右の方向に自由に設定でき
る。
【0004】図18は、例えば、特開平2−25198
7号公報で開示された従来の電子機器装置を示す断面図
である。図18において、121は導電性を有する装置
本体、122は液晶表示器、123は液晶表示器122
を内包した導電性を有する表示ケース、124は表示ケ
ース123を角度調整可能に支持するヒンジ、125,
126は装置本体121と表示ケース123とに装着さ
れて装置本体121と表示ケース123との間の隙間を
遮蔽する導電性の可撓性シートである。
【0005】次に、図18における従来装置の動作につ
いて説明する。液晶表示器122がヒンジ124を中心
として前後方向に回転することにより、液晶表示器12
2の視野角が前後方向に自由に設定される。そして、装
置本体121と表示ケース123との隙間は可撓性シー
ト125,126により密封状態に閉鎖されているの
で、液晶表示器122の視野角が変更されても、電磁シ
ールドを保つことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図17における従来装
置は以上のように構成されているので、液晶表示器10
5の視野角を前後左右方向に変えることはできるが、電
磁シールドを有してない。また、図18における従来装
置は、以上のように構成されているので、液晶表示器1
22の視野角を前後方向に変えることができるととも
に、可撓性シート125,126による電磁シールドを
有するが、可撓性シート125,126が弾性力を備え
ておらず、液晶表示器122の回転位置をヒンジ124
でもっぱら保持するために、視野角調整時の操作力が大
きくなる等の問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題を解消する
ためになされたもので、表示器の視野角調整と電磁シー
ルドとが両立できる電子機器装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
子機器装置は、表示器を収納した導電性を有する表示ケ
ースと、導電性を有する筺体と、表示器の視野角が自由
に設定し得るように表示ケースを筐体に回転可能に取付
けた支持部材と、表示ケースと筺体との少なくともいず
れか一方にそれらの隙間を塞ぐように設けられた導電性
を有する遮蔽部材と、筺体と表示ケースとの隙間を塞ぐ
方向に表示ケースを付勢する弾性部材とを備えたことを
特徴とする。
【0009】請求項2の発明に係る電子機器装置は、請
求項1に記載の遮蔽部材が筺体に対する表示ケースの回
転中心を中心とした半球形に形成されたことを特徴とす
る。
【0010】請求項3の発明に係る電子機器装置は、請
求項1に記載の遮蔽部材が表示側遮蔽部材と筐体側遮蔽
部材とに分割構成され、表示側遮蔽部材と筐体側遮蔽部
材とが筺体に対する表示ケースの回転中心を中心とした
半球形に形成され、表示側遮蔽部材と筺体側遮蔽部材と
のいずれか一方の部材の端部が他方の部材の端部を囲む
ように折り返された環状の屈曲部を備えたことを特徴と
する。
【0011】請求項4の発明に係る電子機器装置は、請
求項3に記載の屈曲部が周方向に切り離された板ばねを
有することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明に係る電子機器装置は、請
求項1に記載の遮蔽部材が筺体と表示ケースとに連結さ
れたコイル状の板ばねにより形成されたことを特徴とす
る。
【0013】請求項6の発明に係る電子機器装置は、請
求項1に記載の支持部材が位置決め機構を備えたことを
特徴とする。
【0014】請求項7の発明に係る電子機器装置は、請
求項6に記載の位置決め機構が、筺体の外側から回転操
作可能なウオームギヤと、ウオームギヤに噛合して表示
ケース側に連結されたホイールギヤとにより形成された
ことを特徴とする。
【0015】請求項8の発明に係る電子機器装置は、請
求項6に記載の位置決め機構が摩擦抵抗により任意の角
度で静止可能なフリーストップヒンジにより形成された
ことを特徴とする。
【0016】請求項9の発明に係る電子機器装置は、請
求項1に記載の表示ケースと筺体とにわたり位置決め機
構が設けられたことを特徴とする。
【0017】請求項10の発明に係る電子機器装置は、
請求項9に記載の位置決め機構が摩擦抵抗により任意の
角度で静止可能なストップステーにより形成されたこと
を特徴とする。
【0018】請求項11の発明に係る電子機器装置は、
請求項9に記載の位置決め機構が、筺体に設けられたガ
イドバーと、ガイドバーに対して係合したり解除するよ
うに表示ケースに設けられた操作部材とにより形成され
たことを特徴とする。
【0019】請求項12の発明に係る電子機器装置は、
請求項11に記載の操作部材が、表示ケースに固定され
たねじ部材と、ねじ部材にねじ嵌合されたつまみと、ね
じ部材とつまみとの間に配置されてつまみの回転操作に
より弾性変形してガイドバーに係合したり解除し得る弾
性部材とにより形成されたことを特徴とする。
【0020】請求項13の発明に係る電子機器装置は、
請求項11に記載の操作部材が、表示ケースに固定され
たテーパーねじ付部材と、テーパーねじ付部材にねじ嵌
合されて回転操作により弾性変形してガイドバーに係合
したり解除し得るテーパーねじ付つまみとにより形成さ
れたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す一部破断した側面図である。図1にお
いて1は筐体、2は筺体1の前壁を構成する金属材のよ
うな導電性を有する材料よりなる筐体外板、3は筐体外
板2に形成された円形の開口部、4は筐体外板2より外
側に離れて配置された表示器である液晶表示器、5は液
晶表示器4の表示面を係る表示面に表示された画像が視
認可能なように被覆する光透過性を有する電磁シールド
メッシュ、6は液晶表示器4と電磁シールドメッシュ5
とを重ね合せた状態で収納した金属材のような導電性を
有する材料よりなる表示ケース、7は液晶表示器4の表
示面に表示された画像が電磁シールドメッシュ5を通し
て視認できるように表示ケース6の前面に形成された四
角形の窓、8は窓7の上縁部周りの表示ケース6の前面
に突設された取手、9は表示ケース6の背面中央部に突
設された支持部材の一方を構成している球体、10は球
体9を回転可能に抱持した支持部材の他方を構成してい
る支柱、11は支柱10が軸方向に移動可能に嵌合装着
された筒体、12は筒体11を開口部3の中心と対応す
るように筐体1の内部に固定した取付具、13は支柱1
0を矢印X1で示すように開口部3側より取付具12側
に付勢する弾性部材、14は表示ケース6の背面に筐体
1との隙間を塞ぐように固定された金属材のような導電
性を有する材料よりなる表示側遮蔽部材、15は筐体外
板2の開口部3に表示ケース6との隙間を塞ぐように固
定された金属材のような導電性を有する材料よりなる筐
体側遮蔽部材である。
【0022】そして、実施の形態1では、表示ケース6
は液晶表示器4の表示面側より見て四角形であって、四
角形の液晶表示器4の全周縁部と四角形の電磁シールド
メッシュ5の全周縁部とを互いにがたつかないように挟
持している。弾性部材13は、コイルスプリングにより
形成されているとともに、筒体11の内部に挿入配置さ
れた一端が筒体11の底部に掛け止められ、他端が筒体
11の内部に挿入配置された支柱10の後端部に掛け止
められている。表示側遮蔽部材14および筐体側遮蔽部
材15は、筐体1に対する表示ケース6の回転中心であ
る球体9を中心とした半球形に形成されているととも
に、中央部に支柱10や筒体11を逃げるための逃げ孔
16,17を有する。18は筐体外板2と地面19とを
接続するアース線である。
【0023】実施の形態1の構造によれば、電磁シール
ドメッシュ5が表示ケース6に収納されたことにより、
電磁シールドメッシュ5と表示ケース6とは接触してい
る。また、球体9が支柱10を介して弾性部材13によ
り矢印X1方向に引っ張られたことにより、表示側遮蔽
部材14が球体9と表示ケース5とを介して取付具12
側に引っ張られ、表示側遮蔽部材14と筐体側遮蔽部材
15とが接触している。これにより、電子機器装置全体
としての電磁シールドが良好となる。
【0024】又、実施の形態1の構造によれば、球体9
が支柱10に回転可能に抱持されたので、操作者が例え
ば表示ケース6における前面の周縁部を筐体外板2の側
に押すことにより、その押圧力の掛かる方向に液晶表示
器4が球体9を中心として回転する。この液晶表示器4
の回転運動は支柱10と直交する平面が球体9を中心と
して360度の全方位の方向に可能である。そして、操
作者が上記押圧操作を止めることにより、弾性部材13
の弾性力作用下における表示側遮蔽部材14と筐体側遮
蔽部材15との接触により、液晶表示器4の回転位置が
保持され、液晶表示器4の視野角が自由に設定できる。
この液晶表示器4の視野角の変更後においても、前記電
磁シールドメッシュ5と表示ケース6との接触、ならび
に、弾性部材13の弾性力作用下による表示側遮蔽部材
14と筐体側遮蔽部材15との接触のそれぞれが維持さ
れるので、電子機器装置全体としての電磁シールドは良
好である。
【0025】実施の形態2.実施の形態1では表示側遮
蔽部材14の逃げ孔16と筐体側遮蔽部材15の逃げ孔
17とが比較的大きな形状であるが、図2に示すよう
に、逃げ孔16に相当する逃げ孔20と逃げ孔17に相
当する逃げ孔21とを小さく形成し、逃げ孔20,21
と支柱10または筒体11との隙間を少なくしたことに
より、電子機器装置全体の電磁シールドをより良好とす
ることができる。また、逃げ孔20,21が小さくなっ
たことにより、表示側遮蔽部材14と筐体側遮蔽部材1
5との接触面積が増加し、係る接触面間における電磁シ
ールドも向上できる。なお、取付具12に相当する取付
具22は材料節約のために筐体外板2より片持ち支持状
態に形成されている。
【0026】実施の形態3.実施の形態2では逃げ孔2
0,21を小さくしたが、図3に示すように、逃げ孔2
1に相当する逃げ孔23の周りにおける筐体側遮蔽部材
15の端部が表示側遮蔽部材14における逃げ孔16周
りの端部を囲むように折り返された環状の屈曲部24を
備えたことにより、電磁波が屈曲しなければ筺体1内に
入ることができないように形成し、電子機器装置全体の
電磁シールドをさらに高めることができる。屈曲部24
は表示側遮蔽部材14における逃げ孔16の端部に筐体
側遮蔽部材15における逃げ孔17周りの端部を囲むよ
うに形成しても同様に適用できる。
【0027】実施の形態4.実施の形態3では屈曲部2
4が表示側遮蔽部材14における逃げ孔16周りの端部
を囲む形態であるが、図4に示すように屈曲部24が周
方向に切り離された複数の板ばね25として形成された
ことにより、図5に示すように筐体側遮蔽部材15にお
ける板ばね25が表示側遮蔽部材14にそれを挟み付け
るような矢印X2方向の力を与え、表示側遮蔽部材14
と筐体側遮蔽部材15とが板ばね25の弾性力と弾性部
材13の弾性力とにより接触することができる。
【0028】実施の形態5.実施の形態1〜4では取付
具12または取付具22が筒体11を筐体に結合した
が、図6に示すように、筐体側遮蔽部材15に相当する
筐体側遮蔽部材26が筒体11を固定したことにより、
取付具12,22を省き材料を節約することができる。
この場合、筒体11は前後に開放された形態でも良い
が、筒体11に底部27を設け、底部27により筒体1
1の後端開口を閉鎖すれば、電磁シールドが良くなる。
また、筐体側遮蔽部材26が筒体11の中間部を結合し
たが、筒体11を筐体側遮蔽部材26の中央部前面に突
設すれば、筒体11の後端開口が筐体側遮蔽部材26で
閉鎖できる。
【0029】実施の形態6.実施の形態1〜5における
球体9と支柱10との嵌合部分を合成樹脂成形品等で構
成し、係る嵌合部分における摩擦力が高くなるように合
成樹脂の材料を選定すれば、液晶表示器4の視野角変更
と位置固定とがより良くなる。
【0030】実施の形態7.実施の形態1〜6では液晶
表示器4の視野角は支柱10と直交する平面が球体9を
中心とした360度の方向に可能であるが、図7および
図8に示すように、液晶表示器4の視野角を前後方向に
のみ変えるようにしても良い。図7は本発明の実施の形
態7を示す縦断面図、図8は図7に示す矢印A方向から
の平面図である。
【0031】図7において、30は筐体1の内部に配置
された液晶表示器4の表示面に表示された画像が液晶表
示器4と電磁シールドメッシュ5と表示ケース6の窓7
とを通して視認できるように筐体外板2に形成された四
角形の開口部、31は表示ケース6の下部に固定された
支持部材の一方を構成している横軸、32は横軸31に
固定されたホイールギヤ、33はホイールギヤ32に噛
合されたウオームギヤ、34はウオームギヤ33を固定
した操作軸、35は筐体外板2に回転可能に支持されて
筐体外板2より外側に突出した操作軸34の一端に固定
されたつまみ、36は筐体外板2より筐体1の内部に突
設されて操作軸34の他端を回転可能に支持した軸支持
部材、37は筐体外板2と表示ケース6との間の上側隙
間を遮蔽する金属材のような導電性を有する板材よりな
る上側遮蔽部材、38は筐体外板2と表示ケース6との
間の下側隙間を遮蔽する金属材のような導電性を有する
板材よりなる下側遮蔽部材である。そして、実施の形態
7では、上側遮蔽部材37および下側遮蔽部材38が、
中央部で2つ折りされ、その2つ折りされた前後方向の
部分が互いに重ね合され、折り曲げ部分が中心となるよ
うに巻込まれた、コイル状の板ばねとして形成されてい
る。上側遮蔽部材37および下側遮蔽部材38ぞれぞれ
の一端縁は筐体外板2に固定され、それぞれの他端縁は
表示ケース6に固定されている。この状態において、上
側遮蔽部材37と下側遮蔽部材38とは表示ケース6を
矢印X3で示すように筐体1の内側より外側に付勢す
る。39,40は軸支持部材36からの操作軸34の抜
け止めを図る止輪である。ホイールギヤ32とウオーム
ギヤ33とよりなるウオームホイール機構は筐体1と表
示ケース6との回転可能な取付部分に設けられた位置決
め機構であって、この位置決め機構は液晶表示器4の視
野角を変更した位置を保つための機構を構成する。
【0032】図8において、41は表示ケース6の左側
縁に固定された導電性ゴムまたは導電性合成樹脂のよう
な導電性を有する材料よりなる左側緩衝部材、42は表
示ケース6の右側縁に固定された導電性ゴムまたは導電
性合成樹脂のような導電性を有する材料よりなる右側緩
衝部材、43は筐体外板2と表示ケース6との間の左側
隙間を遮蔽する金属材のような導電性を有する板材より
なる左側遮蔽部材、44は筐体外板2と表示ケース6と
の間の右側隙間を遮蔽する金属材のような導電性を有す
る板材よりなる右側遮蔽部材、45は筐体外板2より筐
体1の内部に突設されて左側遮蔽部材43を支持する左
側支持部材、46は筐体外板2より筐体1の内部に突設
されて右側遮蔽部材44を支持する右側支持部材、47
は左側遮蔽部材43と左側支持部材45との間に挿入装
着されて左側遮蔽部材43を左側緩衝部材41に接触さ
せるように矢印X4方向に付勢する弾性部材、48は右
側遮蔽部材44と右側支持部材46との間に挿入装着さ
れて右側遮蔽部材44を右側緩衝部材42に接触させる
ように矢印X5方向に付勢する弾性部材である。なお、
横軸31は左側支持部材45および右側支持部材46に
回転可能にかつ軸方向に抜け止めされて装着されてい
る。よって、左側支持部材45および右側支持部材46
が支持部材の他方を構成する。
【0033】実施の形態7の構造によれば、筐体外板2
と表示ケース6との隙間が上側遮蔽部材37と下側遮蔽
部材38と左側遮蔽部材43と右側遮蔽部材44とで塞
がれたので、電子機器装置全体としての電磁シールドが
良好となる。
【0034】又、実施の形態7の構造によれば、表示ケ
ース6が横軸31を有し、操作軸34が筐体外板2より
外側につまみ35を有し、横軸31と操作軸34とがウ
オームホイール機構により連結されたので、操作者がつ
まみ35を操作することにより、液晶表示器4と電磁シ
ールドメッシュ5と表示ケース6とよりなる要素が、横
軸31を中心として前後方向に回転し、液晶表示器4の
視野角が前後方向に自由に設定できる。よって、取手8
を省略することができる。また、操作者がつまみ35に
対する上記操作を止めることにより、ウオームホイール
機構による回転停止維持機能により、液晶表示器4の回
転位置が保持される。この液晶表示器4の視野角の変更
後においても、前記電磁シールドメッシュ5と表示ケー
ス6との接触、弾性部材47の弾性力作用下による左側
緩衝部材41と左側遮蔽部材43との接触、弾性部材4
8の弾性力作用下による右側緩衝部材42と右側遮蔽部
材44との接触が維持されるので、電子機器装置全体と
しての電磁シールドは良好である。
【0035】実施の形態8.実施の形態7では筐体1と
表示ケース6とを回転可能に取付けた支持部材に設けら
れた位置決め機構としてウオームホイール機構を用いた
が、図9に示すように、軸と2つの可動片との摩擦抵抗
により任意の回転角度位置で静止できるフリーストップ
ヒンジ49を横軸31に代えて用いれば、ホイールギヤ
32とウオームギヤ332と操作軸34とつまみ35と
を省略した簡単な構造にできる。なお、液晶表示装置4
の視野角調整は操作者が取手8を操作することにより行
えるが、液晶表示器4を筐体外板2より離れる方向に傾
斜させて視野角を調整する場合は取手8または表示ケー
ス6を押せば良く、液晶表示器4を筐体外板2に近づく
方向に立上げて視野角を調整する場合は取手8を引けば
良い。この取手8を引く場合、上側遮蔽部材37の弾性
力が補助力として働くので、操作力が小さくなる。
【0036】実施の形態9.実施の形態6および実施の
形態7では位置決め機構を筐体1と表示ケース6とを回
転可能に取付けた支持部材に設けたが、図10に示すよ
うに、筐体1と表示ケース6とにわたり位置決め機構を
設けても良い。つまり、横軸31に相当するヒンジ3
1’とで回転可能に支持した表示ケース6の背面と筐体
1の内部に突設した固定部材50とにストップステー5
1を連結し、ストップステー51の回転停止維持機能が
上側遮蔽部材37と下側遮蔽部材38との矢印X3方向
への弾性力よりも大きく設定されたことにより、液晶表
示器4の視野角を変更した位置を保持することができ
る。ストップステー51は2つのアームの一端が軸で回
転可能に連結された形態であるので、上記ステップステ
ー51の回転停止維持機能は、ストップステー51にお
ける2つのアーム間および2つのアームと軸との間のそ
れぞれに生じる摩擦抵抗である。
【0037】実施の形態10.実施の形態9では筐体1
と表示ケース6とにわたり設けられた位置決め機構とし
てストップステー51を用いたが、図11に示すよう
に、係る位置決め機構を筺体1に設けられたガイドバー
52と、ガイドバー52に対して係合したり解除するよ
うに表示ケース6に設けられた操作部材53とにより形
成しても良い。この場合、ガイドバー52は液晶表示器
4のヒンジ31’(図10参照)を中心とした回転半径
に沿う弧状に形成されている。ガイドバー52の一端は
筐体1の内部に突設した固定部材54に取付けられ、そ
の他端は操作部材53を前後に貫通する。操作部材53
は、表示ケース6より延設されたブラケット部55と、
ブラケット部55に形成された貫通孔56と、貫通孔5
6の周りでブラケット部55の前面に固定されたねじ部
材57と、ねじ部材57にねじ嵌合されたつまみ58
と、ねじ部材57とつまみ58との間に配置されてつま
み58の回転操作により弾性変形してガイドバー52に
係合したり解除し得る弾性部材59とにより形成され
る。
【0038】実施の形態10の場合、ねじ部材57は中
央の傾斜孔60と外周面の雄ねじ部61とを有する。傾
斜孔60は、貫通孔56と同軸状であって、ブラケット
部55側よりつまみ58側に行くに従って直径が徐々に
大きい形態に形成される。つまみ58は、中央の貫通孔
62と、貫通孔62の周りに配置された環状の突起部6
3と、突起部63より周りに離隔配置された内周面の雌
ねじ部64とを有する。弾性部材59は略直角三角形断
面を有するゴムまたは合成樹脂よりなる環状に形成され
る。
【0039】そして、ガイドバー52の他端が貫通孔5
6より傾斜孔60を経由してねじ部材57の前側に突出
し、弾性部材59がその内部空間にガイドバー52を取
込みつつねじ部材57の傾斜孔60に挿入配置される。
また、つまみ58は貫通孔62にガイドバー52を取込
み、雌ねじ部64がねじ部材57の雄ねじ部61にねじ
嵌合される。その状態において、操作者がつまみ58を
一方向に回転操作することにより、雌ねじ部64が雄ね
じ部61に誘導され、つまみ58がブラケット部55に
近づく方向に移動し、突起部63が弾性部材59を押圧
する。すると、弾性部材59が傾斜孔60と突起部63
との間で撓んでガイドバー52に係合する。これによ
り、弾性部材59とガイドバー52との間の摩擦抵抗に
より、液晶表示器4の視野角を変更した位置が適切に保
てる。
【0040】また、操作者がつまみ58を上記とは逆方
向に回転操作することにより、雌ねじ部64が雄ねじ部
61に誘導され、つまみ58がブラケット部55より離
れる方向に移動し、突起部63による弾性部材59の押
圧が解かれる。そして、弾性部材59が傾斜孔60と突
起部63との間で復元し、上記弾性部材59のガイドバ
ー52に対する係合が解除される。これにより、液晶表
示器4の視野角を変更できる。
【0041】実施の形態11.実施の形態10ではねじ
部材57が傾斜孔60を有し、弾性部材59が略直角三
角形断面を有したが、図12に示すように、傾斜孔60
に代えてねじ部材57が円形孔65を有し、弾性部材5
9に相当する弾性部材66が円形または四角形断面を有
するゴムまたは合成樹脂よりなる環状に形成されたもの
にしても同様に適用できる。
【0042】実施の形態12.実施の形態10および実
施の形態11では弾性部材59または弾性部材66を用
いたが、図13に示すように、前記つまみ58に相当す
るつまみ67が前記ねじ部材57に相当するねじ部材6
8に回転操作される量によりガイドバー52に係合した
り解除し得るようにすれば、弾性部材59,66を省く
ことができる。この場合、図13に示すように、ねじ部
材68は中央の貫通孔69と前壁の中央に傾斜ねじ孔部
70とを有したテーパー付ねじ部材である。貫通孔69
はブラケット部55の貫通孔56と同軸状に形成された
逃げ孔である。傾斜ねじ孔部70は貫通孔69と同軸状
であって、ブラケット部55側よりつまみ67側に行く
に従って直径が徐々に大きい形態に形成される。つまみ
67は中央の貫通孔71と外周面の傾斜ねじ部72と周
壁を周方向に例えば半割りに形成する複数のスリット7
3とを有したテーパーねじ付つまみである。
【0043】そして、つまみ67の傾斜ねじ部72がね
じ部材68の傾斜ねじ孔部70にねじ嵌合され、つまみ
67が仮想線で示すようにねじ部材68に装着され、操
作者がつまみ67をねじ部材68に進入する方向に回転
操作し、スリット73の幅が狭くなり、つまみ67がガ
イドバー52を挟み付けて係合したことにより、つまみ
67とガイドバー52との間の摩擦抵抗により、液晶表
示器4の視野角を変更した位置が適切に保てる。その状
態において、操作者がつまみ67を上記とは逆方向に回
転操作し、スリット73の幅が広がり、つまみ67とガ
イドバーとの係合が解除される。これにより、液晶表示
器4の視野角を変更できる。
【0044】実施の形態13.実施の形態7では上側遮
蔽部材37および下側遮蔽部材38をコイル状の板ばね
として形成したが、図14に示すように、表示ケース6
の上縁部に収容部74を形成し、収容部74に導電性ゴ
ムまたは導電性樹脂または金属のような導電性を有する
材料よりなる左右方向に長い帯状の上側遮蔽部材75を
収納し、上側遮蔽部材75と収容部74の底部との間に
弾性部材76を挿入し、弾性部材76により上側遮蔽部
材75が筐体外板2に固定された金属のような導電性材
料よりなる板状の張出部材77に接触することにより、
電磁シールドを持たせても良い。張出部材77は筐体1
の上壁であっても同様に適用できる。左右方向は図14
の紙面の表裏方向である。
【0045】実施の形態14.実施の形態13では上側
遮蔽部材75を弾性部材76で張出部材77に接触させ
たが、図15に示すように、上側遮蔽部材75を収容部
74に固定し、筐体外板2に金属板のような導電性を有
する回転板78を張出部材77よりも下位となるように
設け、回転板78と張出部材77との間に弾性部材79
を介在させ、弾性部材79により回転板78が上側遮蔽
部材75に接触するようにしても良い。この場合、上側
遮蔽部材75と回転板78とが筐体外板2と表示ケース
6との上側の隙間に対する電磁シールドを形成するの
で、張出部材77は板状でも棒状でも同様に適用でき
る。
【0046】実施の形態15.実施の形態13,14で
は上側遮蔽部材75を別体の弾性部材76,79で張出
部材77または回転板78に接触させたが、図16に示
すように、上側遮蔽部材80が弾性と導電性とを有する
材料により形成され、上側遮蔽部材80が曲がった状態
で張出部材77と接触したことにより、上側遮蔽部材8
0の曲がりによる復元力を用いて良い。
【0047】実施の形態16.表示器としては、液晶表
示器4に代えて、プラズマディスプレイ、CRTを用い
ても良い。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、表示器を収納した導電性を有する表示ケースと導電
性を有する筺体とが支持部材により、表示器の視野角が
自由に設定し得るように回転可能に取付けられ、表示ケ
ースと筺体との少なくともいずれか一方に設けられた導
電性を有する遮蔽部材が弾性部材により筺体と表示ケー
スとの隙間を塞ぐので、表示器の視野角調整と電磁シー
ルドとが両立できる。
【0049】請求項2の発明によれば、遮蔽部材が筺体
に対する表示ケースの回転中心を中心とした半球形に形
成されたことにより、支持部材を1点を回転中心とする
ピボットヒンジに形成すれば、表示器の視野角調整が表
示器を表示面より見て360度の方向に調整可能とな
る。
【0050】請求項3の発明によれば、筺体に対する表
示ケースの回転中心を中心とした半球形に形成された表
示側遮蔽部材と筺体側遮蔽部材とのいずれか一方の部材
の端部が他方の部材の端部を囲むように折り返された環
状の屈曲部を備えたことにより、電磁波が屈曲して筺体
に入らざるを得ない構造であり、電磁シールドをより高
めることができる。
【0051】請求項4の発明によれば、屈曲部が周方向
に切り離された板ばねを有することにより、屈曲部が弾
性部材を補助し、遮蔽部材が筺体と表示ケースとの隙間
をより適切に塞ぎ、電磁シールドがより良くなる。
【0052】請求項5の発明によれば、遮蔽部材が筺体
と表示ケースとに連結されたコイル状の板ばねにより形
成されたことにより、遮蔽部材が弾性部材を兼ねた簡単
な構造とすることができる。
【0053】請求項6の発明によれば、支持部材が位置
決め機構を備えたことにより、表示器の視野角調整位置
が適切に保持できる。
【0054】請求項7の発明によれば、支持部材に設け
られる位置決め機構が、筺体の外側から回転操作可能な
ウオームギヤと、ウオームギヤに噛合して表示ケース側
に連結されたホイールギヤとにより形成されたことによ
り、表示器より取手を省くことできる。
【0055】請求項8の発明によれば、支持部材に設け
られる位置決め機構が摩擦抵抗により任意の角度で静止
可能なフリーストップヒンジにより形成されたことによ
り、位置きめ機構が市販の部材で代替可能となる。
【0056】請求項9の発明によれば、表示ケースと筺
体とにわたり位置決め機構が設けられたことにより、表
示器の視野角調整位置を保持する位置決め機構の設置位
置の選択の幅が広がる。
【0057】請求項10の発明によれば、表示ケースと
筺体とにわたる位置決め機構が摩擦抵抗により任意の角
度で静止可能なストップステーにより形成されたことに
より、位置決め機構の構造が簡単である。
【0058】請求項11の発明によれば、表示ケースと
筺体とにわたる位置決め機構が、筺体に設けられたガイ
ドバーと、ガイドバーに対して係合したり解除するよう
に表示ケースに設けられた操作部材とにより形成された
ので、表示器の視野角調整位置の保持がより確実とな
る。
【0059】請求項12の発明によれば、位置決め機構
の操作部材が、表示ケースに固定されたねじ部材と、ね
じ部材にねじ嵌合されたつまみと、ねじ部材とつまみと
の間に配置されてつまみの回転操作により弾性変形して
ガイドバーに係合したり解除し得る弾性部材とにより形
成されたので、ガイドバーに対する摩擦抵抗が大きな材
料により弾性部材を形成すれば、表示器の視野角調整位
置の保持がより一層高くなる。。
【0060】請求項13の発明によれば、位置決め機構
の操作部材が、表示ケースに固定されたテーパーねじ付
部材と、テーパーねじ付部材にねじ嵌合されて回転操作
により弾性変形してガイドバーに係合したり解除し得る
テーパーねじ付つまみとにより形成されたので、位置決
め機構より弾性部材を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す一部破断した側
面図。
【図2】 本発明の実施の形態2を示す断面図。
【図3】 本発明の実施の形態3を示す断面図。
【図4】 本発明の実施の形態4に係る屈曲部の板ばね
を示す斜視図。
【図5】 本発明の実施の形態4を示す断面図。
【図6】 本発明の実施の形態5を示す断面図。
【図7】 本発明の実施の形態7を示す断面図。
【図8】 図7を矢印A方向より見た平面図。
【図9】 本発明の実施の形態8を示す断面図。
【図10】 本発明の実施の形態9を示す断面図。
【図11】 本発明の実施の形態10を示す断面図。
【図12】 本発明の実施の形態11を示す断面図。
【図13】 本発明の実施の形態12を示す断面図。
【図14】 本発明の実施の形態13を示す断面図。
【図15】 本発明の実施の形態14を示す断面図。
【図16】 本発明の実施の形態15を示す断面図。
【図17】 従来の電子機器装置を示す断面図。
【図18】 異なる従来の電子機器装置を示す断面図。
【符号の説明】
1 筐体、2 筐体外板、4 液晶表示器、6 表示ケ
ース、9 球体、10 支柱、11 筒体、13 弾性
部材、14 表示側遮蔽部材、15 筐体側遮蔽部材、
24 屈曲部、25 板ばね、26 筐体側遮蔽部材、
31 横軸、32 ホイールギヤ、33 ウオームギ
ヤ、34 操作軸、35 つまみ、37 上側遮蔽部
材、38 下側遮蔽部材、41 左側緩衝部材、42
右側緩衝部材、43 左側遮蔽部材、44 右側遮蔽部
材、47 弾性部材、48 弾性部材、49 フリース
トップヒンジ、51 ストップステー、52 ガイドバ
ー、53 操作部材、57 ねじ部材、58 つまみ、
59 弾性部材、66 弾性部材、67 つまみ、68
ねじ部材、72 傾斜ねじ部、73 スリット、75
上側遮蔽部材、76 弾性部材、78 回転板79
弾性部材、80 上側遮蔽部材。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器を収納した導電性を有する表示ケ
    ースと、導電性を有する筺体と、表示器の視野角が自由
    に設定し得るように表示ケースを筐体に回転可能に取付
    けた支持部材と、表示ケースと筺体との少なくともいず
    れか一方にそれらの隙間を塞ぐように設けられた導電性
    を有する遮蔽部材と、筺体と表示ケースとの隙間を塞ぐ
    方向に表示ケースを付勢する弾性部材とを備えたことを
    特徴とする電子機器装置。
  2. 【請求項2】 遮蔽部材が筺体に対する表示ケースの回
    転中心を中心とした半球形に形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の電子機器装置。
  3. 【請求項3】 遮蔽部材が表示側遮蔽部材と筐体側遮蔽
    部材とに分割構成され、表示側遮蔽部材と筐体側遮蔽部
    材とが筺体に対する表示ケースの回転中心を中心とした
    半球形に形成され、表示側遮蔽部材と筺体側遮蔽部材と
    のいずれか一方の部材の端部が他方の部材の端部を囲む
    ように折り返された環状の屈曲部を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の電子機器装置。
  4. 【請求項4】 屈曲部が周方向に切り離された板ばねを
    有することを特徴とする請求項3記載の電子機器装置。
  5. 【請求項5】 遮蔽部材が筺体と表示ケースとに連結さ
    れたコイル状の板ばねにより形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の電子機器装置。
  6. 【請求項6】 支持部材が位置決め機構を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の電子機器装置。
  7. 【請求項7】 位置決め機構が、筺体の外側から回転操
    作可能なウオームギヤと、ウオームギヤに噛合して表示
    ケース側に連結されたホイールギヤとにより形成された
    ことを特徴とする請求項6記載の電子機器装置。
  8. 【請求項8】 位置決め機構が摩擦抵抗により任意の角
    度で静止可能なフリーストップヒンジにより形成された
    ことを特徴とする請求項6記載の電子機器装置。
  9. 【請求項9】 表示ケースと筺体とにわたり位置決め機
    構が設けられたことを特徴とする請求項1記載の電子機
    器装置。
  10. 【請求項10】 位置決め機構が摩擦抵抗により任意の
    角度で静止可能なストップステーにより形成されたこと
    を特徴とする請求項9記載の電子機器装置。
  11. 【請求項11】 位置決め機構が、筺体に設けられたガ
    イドバーと、ガイドバーに対して係合したり解除するよ
    うに表示ケースに設けられた操作部材とにより形成され
    たことを特徴とする請求項9記載の電子機器装置。
  12. 【請求項12】 操作部材が、表示ケースに固定された
    ねじ部材と、ねじ部材にねじ嵌合されたつまみと、ねじ
    部材とつまみとの間に配置されてつまみの回転操作によ
    り弾性変形してガイドバーに係合したり解除し得る弾性
    部材とにより形成されたことを特徴とする請求項11記
    載の電子機器装置。
  13. 【請求項13】 操作部材が、表示ケースに固定された
    テーパーねじ付部材と、テーパーねじ付部材にねじ嵌合
    されて回転操作により弾性変形してガイドバーに係合し
    たり解除し得るテーパーねじ付つまみとにより形成され
    たことを特徴とする請求項11記載の電子機器装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021049173A1 (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 Necプラットフォームズ株式会社 角度調整機構、卓上機器及び角度調整機構の組み立て方法

Cited By (2)

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WO2021049173A1 (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 Necプラットフォームズ株式会社 角度調整機構、卓上機器及び角度調整機構の組み立て方法
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