JP2000220989A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JP2000220989A JP2000220989A JP11019642A JP1964299A JP2000220989A JP 2000220989 A JP2000220989 A JP 2000220989A JP 11019642 A JP11019642 A JP 11019642A JP 1964299 A JP1964299 A JP 1964299A JP 2000220989 A JP2000220989 A JP 2000220989A
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- JP
- Japan
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- seat plate
- heat exchanger
- flange
- tank
- rising
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0219—Arrangements for sealing end plates into casing or header box; Header box sub-elements
- F28F9/0224—Header boxes formed by sealing end plates into covers
- F28F9/0226—Header boxes formed by sealing end plates into covers with resilient gaskets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2275/00—Fastening; Joining
- F28F2275/12—Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements
- F28F2275/122—Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements by crimping, caulking or clinching
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンク形成時におけるかしめ作業効率を向上
しつつ、座板の端部の歪みを防止し、気密性、耐圧強度
に優れたタンクを有する高品質の熱交換器を提供する。 【解決手段】 熱交換器コア側に設けられる座板、該座
板に対向配置されるタンク部材とからタンクを形成し、
前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に形成された
フランジ部との間にガスケットを介装し、前記座板の端
部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に立ち上げる
第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部をさらに前
記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部と、第２の折
曲部からフランジ部上に延び該フランジ部上にかしめら
れる複数の爪とを有する熱交換器において、座板の前記
立ち上げ部における前記爪間に対応する位置に、立ち上
げ部から前記第１の折曲部を越えて座板本体側に向かっ
て延びるリブを形成したことを特徴とする熱交換器。
しつつ、座板の端部の歪みを防止し、気密性、耐圧強度
に優れたタンクを有する高品質の熱交換器を提供する。 【解決手段】 熱交換器コア側に設けられる座板、該座
板に対向配置されるタンク部材とからタンクを形成し、
前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に形成された
フランジ部との間にガスケットを介装し、前記座板の端
部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に立ち上げる
第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部をさらに前
記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部と、第２の折
曲部からフランジ部上に延び該フランジ部上にかしめら
れる複数の爪とを有する熱交換器において、座板の前記
立ち上げ部における前記爪間に対応する位置に、立ち上
げ部から前記第１の折曲部を越えて座板本体側に向かっ
て延びるリブを形成したことを特徴とする熱交換器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばインター
クーラやラジエータ、オイルクーラ等の車両用熱交換器
に関する。
クーラやラジエータ、オイルクーラ等の車両用熱交換器
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、インタークーラ等の車両用熱
交換器としては、たとえば熱交換器コアと該コアに接続
されたタンクとを有する熱交換器がよく知られている。
このような熱交換器におけるタンクは、たとえば図４に
示すようにして形成されている。図４においては、タン
ク１００は、熱交換器コア側に設けられる座板１０１
と、該座板１０１に対向配置されるタンク部材１０２と
から形成されている。より具体的には、座板１０１の端
部とタンク部材１０２の端部に形成されたフランジ部１
０３の間に、ガスケット１０４が介装されている。そし
て、座板１０１の端部に、該端部をフランジ部１０３の
厚み方向に立ち上げる第１の折曲部１０５と、該立ち上
げられた立ち上げ部１０６をさらにフランジ部１０３上
に折り曲げる第２の折曲部１０７と、該折曲部１０７か
らフランジ部１０３上に延びる複数の爪１０８とを設
け、爪１０８をフランジ部１０３上にかしめることによ
り気密性を確保した、タンク１００が形成されるように
なっている。なお、上記かしめ作業は、通常、両端部側
の爪１０８から中央に向かって行われるようになってい
る。
交換器としては、たとえば熱交換器コアと該コアに接続
されたタンクとを有する熱交換器がよく知られている。
このような熱交換器におけるタンクは、たとえば図４に
示すようにして形成されている。図４においては、タン
ク１００は、熱交換器コア側に設けられる座板１０１
と、該座板１０１に対向配置されるタンク部材１０２と
から形成されている。より具体的には、座板１０１の端
部とタンク部材１０２の端部に形成されたフランジ部１
０３の間に、ガスケット１０４が介装されている。そし
て、座板１０１の端部に、該端部をフランジ部１０３の
厚み方向に立ち上げる第１の折曲部１０５と、該立ち上
げられた立ち上げ部１０６をさらにフランジ部１０３上
に折り曲げる第２の折曲部１０７と、該折曲部１０７か
らフランジ部１０３上に延びる複数の爪１０８とを設
け、爪１０８をフランジ部１０３上にかしめることによ
り気密性を確保した、タンク１００が形成されるように
なっている。なお、上記かしめ作業は、通常、両端部側
の爪１０８から中央に向かって行われるようになってい
る。
【０００３】また、座板１０１の立ち上げ部１０６にお
ける爪１０８間に対応する位置にはリブ１０９が設けら
れている。このため、かしめ時においては爪１０８の根
本部分に加わる応力が低減され周囲の変形が防止される
とともに、座板１０１の端部の爪１０８の折曲方向に対
する剛性を向上することができるので、爪１０８のみを
容易に折り曲げることが可能となり、かしめ作業効率が
向上されるとともにかしめによる座板の端部の歪みが防
止されるようになっている。
ける爪１０８間に対応する位置にはリブ１０９が設けら
れている。このため、かしめ時においては爪１０８の根
本部分に加わる応力が低減され周囲の変形が防止される
とともに、座板１０１の端部の爪１０８の折曲方向に対
する剛性を向上することができるので、爪１０８のみを
容易に折り曲げることが可能となり、かしめ作業効率が
向上されるとともにかしめによる座板の端部の歪みが防
止されるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リブ１
０９は座板１０１の爪１０８の根本から立ち上げ部１０
６の途中までしか設けられていない。このため、立ち上
げ部１０６の剛性が十分に向上されずに爪１０８のかし
め時の応力に抗しきれずに図５に示すように座板１０１
の端部に歪みが発生するおそれがある。該歪みが生じる
とタンク１００の気密性や耐圧強度が損なわれるおそれ
がある。
０９は座板１０１の爪１０８の根本から立ち上げ部１０
６の途中までしか設けられていない。このため、立ち上
げ部１０６の剛性が十分に向上されずに爪１０８のかし
め時の応力に抗しきれずに図５に示すように座板１０１
の端部に歪みが発生するおそれがある。該歪みが生じる
とタンク１００の気密性や耐圧強度が損なわれるおそれ
がある。
【０００５】本発明は、かしめ作業の容易性を向上しつ
つ、かしめ時における座板に端部の歪みの発生を確実に
防止し、気密性および耐圧強度に優れたタンクを有する
高品質の熱交換器を提供することにある。
つ、かしめ時における座板に端部の歪みの発生を確実に
防止し、気密性および耐圧強度に優れたタンクを有する
高品質の熱交換器を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の熱交換器は、熱交換器コア側に設けられる
座板、該座板に対向配置されるタンク部材とからタンク
を形成し、前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に
形成されたフランジ部との間にガスケットを介装し、前
記座板の端部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に
立ち上げる第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部
をさらに前記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部
と、第２の折曲部からフランジ部上に延び該フランジ部
上にかしめられる複数の爪とを有する熱交換器におい
て、座板の前記立ち上げ部における前記爪間に対応する
位置に、立ち上げ部から前記第１の折曲部を越えて座板
本体側に向かって延びるリブを形成したことを特徴とす
るものからなる。
に、本発明の熱交換器は、熱交換器コア側に設けられる
座板、該座板に対向配置されるタンク部材とからタンク
を形成し、前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に
形成されたフランジ部との間にガスケットを介装し、前
記座板の端部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に
立ち上げる第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部
をさらに前記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部
と、第２の折曲部からフランジ部上に延び該フランジ部
上にかしめられる複数の爪とを有する熱交換器におい
て、座板の前記立ち上げ部における前記爪間に対応する
位置に、立ち上げ部から前記第１の折曲部を越えて座板
本体側に向かって延びるリブを形成したことを特徴とす
るものからなる。
【０００７】また、上記課題を解決するために、もう一
つの本発明の熱交換は、熱交換器コア側に設けられる座
板、該座板に対向配置されるタンク部材とからタンクを
形成し、前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に形
成されたフランジ部との間にガスケットを介装し、前記
座板の端部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に立
ち上げる第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部を
さらに前記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部と、
第２の折曲部からフランジ部上に延び該フランジ部上に
かしめられる複数の爪とを有する熱交換器において、座
板の前記立ち上げ部における前記爪間に対応する位置
に、座板本体側に向かって延びるリブを形成するととも
に、隣接するリブ同士を互いに連接したことを特徴とす
るものからなる。
つの本発明の熱交換は、熱交換器コア側に設けられる座
板、該座板に対向配置されるタンク部材とからタンクを
形成し、前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に形
成されたフランジ部との間にガスケットを介装し、前記
座板の端部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に立
ち上げる第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部を
さらに前記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部と、
第２の折曲部からフランジ部上に延び該フランジ部上に
かしめられる複数の爪とを有する熱交換器において、座
板の前記立ち上げ部における前記爪間に対応する位置
に、座板本体側に向かって延びるリブを形成するととも
に、隣接するリブ同士を互いに連接したことを特徴とす
るものからなる。
【０００８】上記連接されたリブは、略Ｕ字状に形成さ
れることが好ましい。ただし、上記連接されたリブの形
状はＵ字状に限定されるものではなく、たとえばＶ字
状、円弧状等に形成してもよい。リブ同士を上記いずれ
かの形状に連接することにより、座板の端部の剛性をよ
り向上することができるので、本発明の目的を効果的に
達成することができる。
れることが好ましい。ただし、上記連接されたリブの形
状はＵ字状に限定されるものではなく、たとえばＶ字
状、円弧状等に形成してもよい。リブ同士を上記いずれ
かの形状に連接することにより、座板の端部の剛性をよ
り向上することができるので、本発明の目的を効果的に
達成することができる。
【０００９】また、上記連接されたリブの一部を、上記
第１の折曲部を越えて座板本体側に向けて延ばせば、さ
らに座板の端部の剛性を向上することができる。
第１の折曲部を越えて座板本体側に向けて延ばせば、さ
らに座板の端部の剛性を向上することができる。
【００１０】本発明の熱交換器においては、リブは、立
ち上げ部における爪間に対応する位置に、立ち上げ部か
ら第１の折曲部を越えて座板本体側に延びるように形成
されている。つまり、上記リブの形成により、座板の端
部における、爪の折り曲げ方向に対する剛性が広範囲に
わたり向上されるとともに、かしめ時においては、爪の
根本部に加わる応力が低減され、爪の根本部の変形を防
止しつつ、爪のみを容易にフランジ部上に折り曲げるこ
とができるので、かしめ作業効率を向上するとともに、
かしめによる座板の端部の歪みの発生を防止することが
できる。
ち上げ部における爪間に対応する位置に、立ち上げ部か
ら第１の折曲部を越えて座板本体側に延びるように形成
されている。つまり、上記リブの形成により、座板の端
部における、爪の折り曲げ方向に対する剛性が広範囲に
わたり向上されるとともに、かしめ時においては、爪の
根本部に加わる応力が低減され、爪の根本部の変形を防
止しつつ、爪のみを容易にフランジ部上に折り曲げるこ
とができるので、かしめ作業効率を向上するとともに、
かしめによる座板の端部の歪みの発生を防止することが
できる。
【００１１】また、もう一つの本発明の熱交換器におい
ては、リブは、立ち上げ部における爪間に対応する位置
に、座板本体側に向かって延びるように形成されるとと
もに、隣接するリブ同士が互いに連接されている。つま
り、上記リブの形成により、座板の端部における、爪の
折り曲げ方向および該方向に直交する方向に対する剛性
が向上されるとともに、かしめ作業時においては爪の根
本部の変形を防止しつつ爪のみを折り曲げることができ
るので、かしめ作業効率を向上するとともに、かしめに
よる座板の端部の歪みの発生をより確実に防止すること
ができる。
ては、リブは、立ち上げ部における爪間に対応する位置
に、座板本体側に向かって延びるように形成されるとと
もに、隣接するリブ同士が互いに連接されている。つま
り、上記リブの形成により、座板の端部における、爪の
折り曲げ方向および該方向に直交する方向に対する剛性
が向上されるとともに、かしめ作業時においては爪の根
本部の変形を防止しつつ爪のみを折り曲げることができ
るので、かしめ作業効率を向上するとともに、かしめに
よる座板の端部の歪みの発生をより確実に防止すること
ができる。
【００１２】さらに、上記連接されたリブの一部を、第
１の折り曲げ部を越えて座板の本体側に向かって延ばせ
ば、座板の端部の剛性をより広範囲にわたり向上するこ
とができるので、本発明の目的をより効率的に達成する
ことができる。
１の折り曲げ部を越えて座板の本体側に向かって延ばせ
ば、座板の端部の剛性をより広範囲にわたり向上するこ
とができるので、本発明の目的をより効率的に達成する
ことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に本発明の熱交換器の望まし
い実施の形態について、図面を参照して説明する。図１
および図２は、本発明の第１実施態様に係る熱交換器の
タンクを示している。タンク１は、熱交換器のコア側に
設けられる座板２と、該座板２に対向配置されるタンク
部材３とから形成されている。そして、座板２の端部
と、タンク部材３の端部に形成されたフランジ部４との
間にガスケット５が介装され気密性が確保されたタンク
１が形成されるようになっている。
い実施の形態について、図面を参照して説明する。図１
および図２は、本発明の第１実施態様に係る熱交換器の
タンクを示している。タンク１は、熱交換器のコア側に
設けられる座板２と、該座板２に対向配置されるタンク
部材３とから形成されている。そして、座板２の端部
と、タンク部材３の端部に形成されたフランジ部４との
間にガスケット５が介装され気密性が確保されたタンク
１が形成されるようになっている。
【００１４】座板２の端部には、該端部をフランジ部４
の厚み方向に立ち上げる第１の折曲部６と、該立ち上げ
られた立ち上げ部７をさらにフランジ部４上に折り曲げ
る第２の折曲部８と、第２の折曲部８からフランジ部４
上に延びる複数の爪９が設けられている。
の厚み方向に立ち上げる第１の折曲部６と、該立ち上げ
られた立ち上げ部７をさらにフランジ部４上に折り曲げ
る第２の折曲部８と、第２の折曲部８からフランジ部４
上に延びる複数の爪９が設けられている。
【００１５】また、座板２の立ち上げ部７における爪９
間に対応する位置には、リブ１０が設けられている。リ
ブ１０は、図１、図２に示すように立ち上げ部７から第
１の折曲部６を越えて座板本体側に向かって延びてい
る。なお、本実施態様においては、第１の折曲部６を越
えて設けられるリブ１０は、座板２の端部に形成された
凹部１１の途中、つまり、凹部１１内に嵌め込まれるガ
スケット５に対応する位置の手前までとされており、リ
ブ１０とガスケット５とは互いに干渉しないようになっ
ている。
間に対応する位置には、リブ１０が設けられている。リ
ブ１０は、図１、図２に示すように立ち上げ部７から第
１の折曲部６を越えて座板本体側に向かって延びてい
る。なお、本実施態様においては、第１の折曲部６を越
えて設けられるリブ１０は、座板２の端部に形成された
凹部１１の途中、つまり、凹部１１内に嵌め込まれるガ
スケット５に対応する位置の手前までとされており、リ
ブ１０とガスケット５とは互いに干渉しないようになっ
ている。
【００１６】そして、爪９をフランジ部４上にかしめる
ことにより、気密性を確保したタンク１が形成されるよ
うになっている。
ことにより、気密性を確保したタンク１が形成されるよ
うになっている。
【００１７】ところで、本実施態様においては、立ち上
げ部７における爪９間に対応する位置には、立ち上げ部
７から第１の折曲部６を越えて座板本体側に延びるリブ
１０が形成されているので、座板２の端部における爪９
の折り曲げ方向に対する剛性を広範囲にわたり向上する
ことができるとともに、かしめ時においては、爪９の根
本部の変形を防止しつつ、爪９のみを容易にフランジ部
４上に折り曲げることができる。したがって、かしめ作
業効率を向上するとともに、かしめによる座板２の端部
の歪みの発生を確実に防止することができる。なお、上
記のように、リブ１０とガスケット５は、互いに干渉し
ないようになっているので、リブ１０の形成により、気
密性が低下するような弊害が防止されるようになってい
る。
げ部７における爪９間に対応する位置には、立ち上げ部
７から第１の折曲部６を越えて座板本体側に延びるリブ
１０が形成されているので、座板２の端部における爪９
の折り曲げ方向に対する剛性を広範囲にわたり向上する
ことができるとともに、かしめ時においては、爪９の根
本部の変形を防止しつつ、爪９のみを容易にフランジ部
４上に折り曲げることができる。したがって、かしめ作
業効率を向上するとともに、かしめによる座板２の端部
の歪みの発生を確実に防止することができる。なお、上
記のように、リブ１０とガスケット５は、互いに干渉し
ないようになっているので、リブ１０の形成により、気
密性が低下するような弊害が防止されるようになってい
る。
【００１８】図３は、本発明の第２実施態様に係る熱交
換器のタンクを示している。タンク１２は、熱交換器の
コア側に設けられる座板１３と、該座板１３に対向配置
されるタンク部材１４とから形成されている。座板１３
の端部と、タンク部材１４の端部に形成されたフランジ
部１５との間には、ガスケット１６が介装され、過密性
が確保されたタンク１２が形成されるようになってい
る。
換器のタンクを示している。タンク１２は、熱交換器の
コア側に設けられる座板１３と、該座板１３に対向配置
されるタンク部材１４とから形成されている。座板１３
の端部と、タンク部材１４の端部に形成されたフランジ
部１５との間には、ガスケット１６が介装され、過密性
が確保されたタンク１２が形成されるようになってい
る。
【００１９】座板１３の端部には、上記第１実施態様と
同様に第１の折曲部１７、立ち上げ部１８、第２の折曲
部１９、爪２０が設けられている。
同様に第１の折曲部１７、立ち上げ部１８、第２の折曲
部１９、爪２０が設けられている。
【００２０】また、座板１３の立ち上げ部１８における
爪２０の間に対応する位置には、座板本体側に向かって
延びるリブ２１が形成されており、隣接するリブ２１同
士は略Ｕ字状に連接されている。また、連接されたリブ
２１の一部は、第１の折曲部１６を越えて座板本体側に
向かって延びている。なお、本実施態様においても、座
板１３の凹部２２に嵌め込まれるガスケット１６とリブ
２１とは互いに干渉しないようになっている。
爪２０の間に対応する位置には、座板本体側に向かって
延びるリブ２１が形成されており、隣接するリブ２１同
士は略Ｕ字状に連接されている。また、連接されたリブ
２１の一部は、第１の折曲部１６を越えて座板本体側に
向かって延びている。なお、本実施態様においても、座
板１３の凹部２２に嵌め込まれるガスケット１６とリブ
２１とは互いに干渉しないようになっている。
【００２１】本実施態様においても、リブ２１を形成す
ることにより、かしめ時においては爪２０の根本部を変
成させることなく爪２０のみを容易にフランジ部１５上
に折り曲げることができる。また、本実施態様において
は、隣接するリブ２１が連接されているので、座板１３
の端部の、爪２０の折曲方向に直交する方向に対しても
剛性が向上され座板１３の端部の歪みを一層効果的に防
止することができる。
ることにより、かしめ時においては爪２０の根本部を変
成させることなく爪２０のみを容易にフランジ部１５上
に折り曲げることができる。また、本実施態様において
は、隣接するリブ２１が連接されているので、座板１３
の端部の、爪２０の折曲方向に直交する方向に対しても
剛性が向上され座板１３の端部の歪みを一層効果的に防
止することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱交換器
によるときは、タンク形成時のかしめ作業効率を向上し
つつ、座板の端部の歪みを防止し、気密性および耐圧強
度に優れたタンクを有する、高品質の熱交換器を実現す
ることができる。
によるときは、タンク形成時のかしめ作業効率を向上し
つつ、座板の端部の歪みを防止し、気密性および耐圧強
度に優れたタンクを有する、高品質の熱交換器を実現す
ることができる。
【図１】本発明の第１実施態様に係る熱交換器のタンク
の部分斜視図である。
の部分斜視図である。
【図２】図１のタンクの部分拡大断面図である。
【図３】本発明の第２実施態様に係る熱交換器のタンク
の部分斜視図である。
の部分斜視図である。
【図４】従来の熱交換器のタンクの部分斜視図である。
【図５】従来の熱交換器の部分平面図である。
１、１２ タンク ２、１３ 座板 ３、１４ タンク部材 ４、１５ フランジ部 ５、１６ ガスケット ６、１７ 第１の折曲部 ７、１８ 立ち上げ部 ８、１９ 第２の折曲部 ９、２０ 爪 １０、２１ リブ １１、２２ 凹部
Claims (4)
- 【請求項１】 熱交換器コア側に設けられる座板、該座
板に対向配置されるタンク部材とからタンクを形成し、
前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に形成された
フランジ部との間にガスケットを介装し、前記座板の端
部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に立ち上げる
第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部をさらに前
記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部と、第２の折
曲部からフランジ部上に延び該フランジ部上にかしめら
れる複数の爪とを有する熱交換器において、座板の前記
立ち上げ部における前記爪間に対応する位置に、立ち上
げ部から前記第１の折曲部を越えて座板本体側に向かっ
て延びるリブを形成したことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項２】 熱交換器コア側に設けられる座板、該座
板に対向配置されるタンク部材とからタンクを形成し、
前記座板の端部と、前記タンク部材の端部に形成された
フランジ部との間にガスケットを介装し、前記座板の端
部に、該端部を前記フランジ部の厚み方向に立ち上げる
第１の折曲部と、立ち上げられた立ち上げ部をさらに前
記フランジ部上に折り曲げる第２の折曲部と、第２の折
曲部からフランジ部上に延び該フランジ部上にかしめら
れる複数の爪とを有する熱交換器において、座板の前記
立ち上げ部における前記爪間に対応する位置に、座板本
体側に向かって延びるリブを形成するとともに、隣接す
るリブ同士を互いに連接したことを特徴とする熱交換
器。 - 【請求項３】 前記連接されたリブが略Ｕ字状に形成さ
れている、請求項２の熱交換器。 - 【請求項４】 前記連接されたリブの一部が、前記第１
の折曲部を越えて座板本体側に向かって延びている、請
求項２または３の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11019642A JP2000220989A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP11019642A JP2000220989A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 熱交換器 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-01-28 JP JP11019642A patent/JP2000220989A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| FR2938632A1 (fr) * | 2008-09-05 | 2010-05-21 | Valeo Systemes Dessuyage | Dispositif de chauffage de liquide pour vehicule automobile |
| KR20170140339A (ko) * | 2015-04-27 | 2017-12-20 | 발레오 시스템므 떼르미끄 | 자동차 열교환기용 환형 시일 |
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| WO2018142067A1 (fr) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | Valeo Systemes Thermiques | Collecteur pour échangeur de chaleur |
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