JP2000219501A - 改質装置 - Google Patents

改質装置

Info

Publication number
JP2000219501A
JP2000219501A JP11023731A JP2373199A JP2000219501A JP 2000219501 A JP2000219501 A JP 2000219501A JP 11023731 A JP11023731 A JP 11023731A JP 2373199 A JP2373199 A JP 2373199A JP 2000219501 A JP2000219501 A JP 2000219501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction section
reforming
reformer
shift
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11023731A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaku Kinukawa
謙作 絹川
Manabu Mizobuchi
学 溝渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11023731A priority Critical patent/JP2000219501A/ja
Publication of JP2000219501A publication Critical patent/JP2000219501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動・停止を繰り返してもシフト触媒の劣化
が起こらず、シフト触媒の長寿命化を図り、ひいては小
型可搬型の燃料電池発電システムの長寿命化を図るのに
有効な改質装置を提供する。 【解決手段】 原燃料と水蒸気とから水蒸気改質反応に
より水素リッチな改質ガスを生成する改質反応部1、改
質反応部1で生成された改質ガス中のCO濃度を水性シ
フト反応によって低減させるシフト反応部3、シフト反
応部3で低減された改質ガス中のCO濃度をCO選択酸
化反応によって更に低減するCO選択酸化反応部4、及
び各反応部1、3、4へ熱エネルギーを供給する燃焼部
2を具備する改質装置Aである。改質装置Aの停止時に
冷却用ガスが供給されて改質反応部1及びCO選択酸化
反応部4を冷却する熱伝通路9を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化水素系の気
体、液体、固体等やメタノール系等のアルコール燃料
を、水蒸気と反応させて水素リッチな改質ガスを生成す
る改質装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭化水素系の気体、液体、固体等やメタ
ノール系等のアルコール燃料を、水蒸気と反応させて水
素リッチな改質ガスを生成する改質装置は、燃料電池発
電システムにおいて燃料水素の供給源として利用されて
いる。
【0003】従来の改質装置は、原燃料と水蒸気とから
水蒸気改質反応により水素リッチな改質ガスを生成する
改質反応部、改質反応部に熱エネルギーを供給する燃焼
部、改質反応部で生成された改質ガス中のCO濃度を水
性シフト反応によって低減させるシフト反応部、及びシ
フト反応部で水性シフト反応された改質ガス中のCO濃
度をCO選択酸化反応によって更に低減するCO選択酸
化反応部を備えるものである。
【0004】上記の改質装置を用いて原燃料を改質する
場合の改質装置の動作を説明する。原燃料としては炭化
水素系の気体または液体の燃料や、アルコール系の燃料
等を用いるものであり、この原燃料と水蒸気は改質反応
部に送られる。また、燃焼部には燃焼用燃料と燃焼用空
気が供給され、燃焼部における燃焼用燃料と燃焼用空気
による燃焼反応によって発生する熱エネルギーが改質反
応部に供給される。この熱エネルギーにより原燃料と水
蒸気は改質反応部中で改質反応を起こして水素リッチな
改質ガスに改質されるものである。この改質ガス中には
水素ガスの他にCO2、CO、CH4等が含まれるもので
あり、COは燃料電池の白金系又は合金系電極触媒を被
毒して電極特性を低下させるものである。そこで改質反
応部で改質され改質ガスはシフト反応部に送られ、改質
ガス中のCOの大部分はシフト反応部中で、化学式CO
+H2O→CO2+H2で示される水性シフト反応により
CO2に変換される。シフト反応部中でCOを低減され
た改質ガスは、その後CO選択酸化反応部に送られ、改
質ガスに未だ残存するCOはCO選択酸化反応部中で、
化学式2CO+O2→2CO2で示されるCO選択酸化反
応によりCO2に酸化され、改質ガス中のCO濃度が更
に低減されるものである。ここでCOの水性シフト反応
は、通常銅−亜鉛系のシフト触媒を用い、CO選択酸化
反応は、白金、ルテニウム等のCO酸化触媒を用いて行
われる。
【0005】このようにして構成される改質装置は、従
来は通常連続運転され、装置のメンテナンス以外には停
止しないシステムとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、改質反応の稼
動を停止して温度が低下したときに、銅−亜鉛系のシフ
ト触媒が水分を吸収すると、改質装置の起動時の温度上
昇による水分の蒸発によりシフト触媒が崩壊することが
ある。すなわち、上記のような改質装置を用いて水素を
主成分とする改質ガスを生成させる場合、改質装置の停
止時にシフト反応部内に水蒸気が残留していると、改質
装置内の温度低下によりこの水蒸気が凝結してシフト触
媒が吸水し、起動時にシフト触媒の温度が上昇するとこ
のシフト触媒が吸水した水分が蒸発してシフト触媒が崩
壊するものである。
【0007】ここで従来の大型あるいは中型の燃料電池
発電システムに用いられていた改質装置においては、ほ
とんど起動・停止操作のない連続運転が行われており、
装置のメンテナンス等により稼動を停止する場合には改
質装置内に不活性ガスを供給し、各反応部の反応管内の
ガスや水分等を不活性ガスと置換する方法が用いられて
いた。更に、多少触媒の劣化が起こっても問題とならな
いように、触媒を所定量以上充填することで、このよう
な劣化の問題に対応していた。しかしこのような方法で
は改質装置が大型化するため、小型の燃料電池発電シス
テムには適用できないものであった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、起動・停止を繰り返してもシフト触媒の劣化が起
こらず、シフト触媒の長寿命化を図り、ひいては小型可
搬型の燃料電池発電システムの長寿命化を図るのに有効
な改質装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
改質装置は、原燃料と水蒸気とから水蒸気改質反応によ
り水素リッチな改質ガスを生成する改質反応部1、改質
反応部1で生成された改質ガス中のCO濃度を水性シフ
ト反応によって低減させるシフト反応部3、シフト反応
部3で低減された改質ガス中のCO濃度をCO選択酸化
反応によって更に低減するCO選択酸化反応部4、及び
各反応部1、3、4へ熱エネルギーを供給する燃焼部2
を具備する改質装置Aであって、改質装置Aの停止時に
冷却用ガスが供給されて改質反応部1及びCO選択酸化
反応部4を冷却する熱伝通路9を具備して成ることを特
徴とするものである。
【0010】また本発明の請求項2に係る改質装置は、
請求項1の構成に加えて、改質装置Aの停止時にシフト
反応部3を加熱する加熱手段を具備して成ることを特徴
とするものである。
【0011】また本発明の請求項3に係る改質装置は、
請求項2の構成に加えて、加熱手段としてヒータ10を
具備して成ることを特徴とするものである。
【0012】また本発明の請求項4に係る改質装置は、
請求項1乃至3のいずれかの構成に加えて、内部に改質
反応部1、シフト反応部3及びCO選択酸化反応部4が
配設され、改質装置Aの稼働時に燃焼部2からの熱エネ
ルギーが供給されて改質反応部1、シフト反応部3及び
CO選択酸化反応部4を加熱し、改質装置Aの停止時に
冷却用ガスが供給される熱伝通路9を具備すると共に、
改質装置Aの停止時にシフト反応部3の周囲への冷却用
ガスの流入を遮断する遮断手段を熱伝通路9に具備して
成ることを特徴とするものである。
【0013】また本発明の請求項5に係る改質装置は、
請求項1乃至4のいずれかの構成に加えて、改質装置A
の稼働時に原燃料を改質反応部1へ供給し、改質装置A
の停止時に原燃料をシフト反応部3へ供給する切換手段
を備えて成ることを特徴とするものである。
【0014】また本発明の請求項6に係る改質装置は、
請求項1乃至5のいずれかの構成に加えて、改質反応部
1、シフト反応部3及びCO選択酸化反応部4を螺旋状
の反応管11a、11b、11cとして形成して成るこ
とを特徴とするものである。
【0015】また本発明の請求項7に係る改質装置は、
請求項1乃至6のいずれかの構成に加えて、内部に改質
反応部1、シフト反応部3及びCO選択酸化反応部4が
配設され、改質装置Aの稼働時に燃焼部2からの熱エネ
ルギーが供給されて改質反応部1、シフト反応部3及び
CO選択酸化反応部4を加熱し、改質装置Aの停止時に
冷却用ガスが供給される熱伝通路9を具備すると共に、
改質装置Aの稼働時にシフト反応部3の周囲と改質装置
A外部とを連通し、改質装置Aの停止時にシフト反応部
1の周囲と改質装置A外部とを遮断する遮断手段を熱伝
通路9に具備して成ることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0017】図1は本発明の実施の形態の一例を示す概
略断面図である。ここに示す改質装置Aは、下部に燃焼
部2を、この燃焼部2の上方に、円柱状の改質部22
を、この改質部22の上方に円柱状の接続部24を、こ
の接続部24の上方に円柱状のシフト・酸化部23を設
けている。またこの改質装置Aの内部には、改質部22
内、接続部24内、及びシフト・酸化部23内を連通
し、第一通気路18、第二通気路19、第三通気路2
0、及び接続路21にて構成される熱伝通路9を設け、
この熱伝通路9内に改質反応部1、シフト反応部3、及
びCO選択酸化反応部4を配設している。以下具体的に
説明すると、改質部22の内部は中空の第一通気路18
として形成しており、この第一通気路18内に改質反応
部1を配設している。また接続部24は内部を第一通気
路18に連通する中空な接続路21として形成してお
り、この接続部24の外壁には、冷却用空気路25を、
接続路21内に連通させて接続している。またシフト・
酸化部23内は、その外壁32と同心円状に配置された
円筒形の内壁33にて仕切られており、内壁33の内部
の空間は第二通気路19として形成され、この第二通気
路19内には、シフト反応部3を配置している。またこ
の内壁33と外壁32との間の空間は第三通気路20と
して形成され、この第三通気路20内には、CO選択酸
化反応部4を配置している。ここで第三通気路20は、
下部において、接続路21と連通しており、また上部は
上部開口34を設けて改質装置A外部に連通させてい
る。
【0018】また第二通気路19の上部には通気路上部
蓋30を、下部には通気路切換装置31をそれぞれ設け
ている。この通気路上部蓋30は第二通気路19と改質
装置A外部との間を開閉するものであり、通気路切換装
置31は第二通気路19と接続路21との間を開閉する
ものである。
【0019】通気路上部蓋30及び通気路切換装置31
の構成を例示する。図4に示すように、円盤に一対の扇
形の切り欠きを、円盤の中心に対して対称に設けて、こ
の切り欠き部分を開口部27として形成すると共に、他
の切り残し部分を円盤の中心に対して対称な形状の一対
の開閉翼26として形成し、固定蓋28を形成する。こ
こで開口部27は開閉翼26よりもやや小さい形状に形
成するものである。この固定蓋28を、第二通気路19
の上下開口に、その開口を塞ぐようにそれぞれ設ける。
また可動蓋29を、この固定蓋28と略同一形状に形成
し、各固定蓋28と重ねて配設する。この可動蓋29に
は、可動蓋29を上下方向に移動すると共に、可動蓋2
9の中心を通る鉛直軸を回転軸として回転させる可動手
段12を設けるものである。このようにして固定蓋2
8、可動蓋29、及び可動手段12からなる通気路上部
蓋30及び通気路切換装置31を、第二通気路19の上
下開口にそれぞれ配設する。この通気路上部蓋30又は
通気路切換装置31を開閉させる動作を説明する。まず
図4(a)(b)に示すように、固定蓋28の開閉翼2
6にて可動蓋29の開口部27を塞ぐように固定蓋28
と可動蓋29を密着させて重ねることにより、通気路上
部蓋30又は通気路切換装置31を閉状態とする。この
状態から、図4(c)(d)に示すように、可動蓋29
をソレノイド機構等を備える可動手段12により固定蓋
28から離間させた後、固定蓋28の開閉翼26と可動
蓋29の開閉翼26とが重なるように、可動蓋29をそ
の中心を通る鉛直軸を回転軸として回転させることによ
り、固定蓋28の開口部27と可動蓋29の開口部27
とを連通させて、通気路上部蓋30又は通気路切換装置
31を開状態とするものである。
【0020】上記の通気路切換装置31は、改質ガスの
停止時にシフト反応部3の周囲への冷却用ガスの流入を
遮断する遮断手段として設け、また通気路上部蓋30
は、改質装置Aの稼働時にシフト反応部3の周囲と改質
装置A外部とを連通し、改質装置Aの停止時にシフト反
応部3の周囲と改質装置A外部とを遮断する遮断手段と
して設けるものであり、その開閉動作の制御の詳細は後
述する。
【0021】また改質反応部1、シフト反応部3、及び
CO選択酸化反応部4は、それぞれ螺旋状の改質反応管
11a、シフト反応管11b及びCO酸化反応管11c
として形成することができ、改質反応管11a内にはニ
ッケル系、ルテニウム系、ロジウム系等の改質触媒が、
シフト反応管11b内には銅−亜鉛系のシフト触媒が、
またCO酸化反応管11c内には、白金、ルテニウム等
のCO酸化触媒を充填している。ここで図1に示す例に
おいては、改質反応管11aは改質部22の外壁の内面
に沿って上下方向の螺旋状に形成し、シフト反応管11
bはシフト・酸化部23の内壁33の内面に沿って上下
方向の螺旋状に形成し、またCO酸化反応管11cはシ
フト・酸化部23の外壁32の内面及び内壁33の外面
に沿った上下方向の螺旋状に形成している。
【0022】また改質反応管11aの上流側の端部に
は、原燃料供給管15と水蒸気供給管16を連通接続し
て設けるものであり、この図1に示す実施の形態におい
ては水蒸気供給管16は原燃料供給管15と合流して改
質反応管11aに接続するようにしている。改質反応管
11aの下流側の端部とシフト反応管11bの上流側の
端部は、改質反応部−シフト反応部接続管7で連通接続
しており、またシフト反応管11bの下流側の端部とC
O酸化反応管11cの上流側の端部は、シフト反応部−
CO選択酸化反応部接続管8で連通接続している。また
CO酸化反応管11cの下流側の端部には、改質ガス導
出管17を連通接続して設けている。
【0023】また燃焼部2は、白金、パラジウム、ロジ
ウム、ルテニウム等をペレット状、網状、あるいはハニ
カム状等に形成した燃焼用触媒が充填された触媒燃焼装
置として形成することができ、その外面には燃焼用空気
を燃焼部2に供給する空気供給管13と、燃焼用燃料を
燃焼部2に供給する燃料供給管14を燃焼部2内に接続
して設けている、ここでこの図1に示す実施の形態にお
いては燃料供給管14は空気供給管13と合流して燃焼
部2に接続している。そしてこの燃焼部2にて燃焼反応
により生成されるCO2等の燃焼排ガスは、第一通気路
18に供給されるようにしている。
【0024】上記のようにして構成される改質装置Aを
起動させる際は、まず通気路上部蓋30を閉状態、通気
路切換装置31を開状態となるように制御し、燃料供給
管14からブタン等の燃焼用燃料を、空気供給管13か
ら燃焼用空気を燃焼部2にそれぞれ供給して、燃焼部2
にて燃焼用燃料を燃焼させる。ここで通気路上部蓋30
を閉状態とするのは、第二通気路19と改質装置A外部
との間を遮断することにより、熱エネルギーの改質装置
A外への放出を抑制して、熱伝通路9内に配置された各
反応部の加熱効率を向上させるためである。燃焼用燃料
の燃焼により得られる熱エネルギーは、燃焼用燃料の燃
焼により発生する燃焼排ガスを媒体として、先ず第一通
気路18を通過し、改質反応部1を、改質反応の反応進
行温度である500〜900℃まで加熱する。この熱エ
ネルギーは、接続路21を通じて第二通気路19へ伝達
され、シフト反応部3をシフト反応の反応開始温度であ
る約200℃の温度、好ましくは220〜280℃の温
度まで加熱する。更にこの熱エネルギーは、主として内
壁33を介して第二通気路19から第三通気路20へ伝
達され、CO選択酸化反応部4を、CO選択酸化反応の
反応開始温度である約100℃の温度、好ましくは12
0〜180℃の温度まで加熱する。ここで燃焼部2にて
発生させた熱エネルギーを、加熱温度の高い反応部から
順に伝達させることにより、各反応部を効率良く加熱す
ることができるものである。上記のように改質反応部1
を構成する改質反応管11a、シフト反応部3を構成す
るシフト反応管11b、及びCO選択酸化反応部4を構
成するCO酸化反応管11cを螺旋状に配置することに
より、各反応管11a、11b、11cの表面積を大き
くして、加熱効率を更に向上させることができるもので
ある。このように各反応部が所望の温度まで加熱された
ら、通気路上部蓋30を開状態となるように制御し、各
反応部が過剰に加熱されることを抑制するものである。
燃焼部2にて発生した燃焼排ガスは、最終的には第二通
気路19の通気路上部蓋30及び第三通気路20の上部
開口34から改質装置A外に排出される。
【0025】このように各反応部を加熱した状態で、原
燃料及び水を改質反応部1へ供給して、原燃料の改質を
行う。原燃料としてはブタンガス等の炭化水素系の気体
または液体の燃料や、アルコール系の燃料等を用いるも
のであり、原燃料は原燃料供給管15から改質反応部1
に送るものである。改質反応に必要な水は水蒸気供給管
16に供給した水を改質反応部1から受ける熱により気
化させたものを原燃料供給管15に送ることによって原
燃料と混合してから改質反応部1に送ることができる。
この改質反応部1中において改質反応により、原燃料を
水素リッチな改質ガスに改質するものである。水素ガス
を充分に含む改質ガスを生成するためには、改質反応は
改質反応部1に充填してあるニッケル系、ルテニウム
系、ロジウム系等の改質触媒の存在下で、500〜90
0℃の温度で進行させるのが好ましいものであり、その
加熱方法は既に述べた通りである。ここで原燃料として
ブタンガスを用いた場合、生成した改質ガス中には約7
0%の水素ガスが含まれる他、CO2、CO、CH4等が
含まれるものである。この改質反応は吸熱反応であっ
て、改質反応を進めるためには改質装置Aの運転中常に
改質反応装置1に熱エネルギーを供給し続けなければな
らない。改質反応部1中で改質された改質ガス中には上
記のように水素ガスの他にCO2、CO、CH4等が含ま
れ、原燃料としてブタンガスを用いた場合COは改質ガ
ス中に約10%含むものである。COは燃料電池の白金
系または合金系電極触媒を被毒して電極特性を低下させ
るものであり、そこで改質反応部1で改質させた改質ガ
スは改質反応部−シフト反応部接続管7を通じてシフト
反応部3に送り、改質ガス中のCOの大部分はシフト反
応部3中で水性シフト反応によりCO2に変換するもの
である。この水性シフト反応は、CO+H2O→CO2
2の反応式で表される発熱反応であって、シフト反応
部3に充填してある銅−亜鉛系のシフト触媒の存在下で
約200℃の温度で開始するものであるが、水性シフト
反応を安定して継続させるにはシフト反応部3を220
〜280℃の温度とするのが好ましく、その加熱方法は
既に述べた通りである。この水性シフト反応に必要な水
は改質反応で用いられなかった改質ガス中の剰余の水蒸
気を利用するものであり、そのために水蒸気供給管16
から予め改質反応に必要な水蒸気だけでなく水性シフト
反応に必要な水蒸気も改質反応部1に送るようにしてお
くものである。シフト反応部3中の水性シフト反応によ
り改質ガス中のCOは約1%まで低減されるものであ
り、このCOを低減された改質ガスはその後シフト反応
部−CO選択酸化反応部接続管8を通じてCO選択酸化
反応部4に送り、改質ガスに未だ残存するCOをCO選
択酸化反応部4中でCO選択酸化反応によりCO2に酸
化し、改質ガス中のCO濃度を約50ppmにまで低減
するものである。このCO選択酸化反応は、2CO+O
2→2CO2と表される発熱反応であって、CO選択酸化
反応部4に充填してある白金、ルテニウム等のCO酸化
触媒の存在下で約100℃の温度で開始するものである
が、CO選択酸化反応を安定して継続させるにはCO選
択酸化反応部4を120〜180℃の温度とするのが好
ましいものである。その加熱方法は既に述べた通りであ
る。
【0026】上記のシフト反応及びCO選択酸化反応は
発熱反応であり、そのため燃焼部2からの熱エネルギー
を供給した状態で反応を継続して進行させると、シフト
反応部3及びCO選択酸化反応部4の温度が高くなりす
ぎて、反応を安定して継続させることが困難となる。そ
のため、冷却用空気路25から冷却用空気を接続路21
へ供給した後、第一通気路18及び第二通気路19へ送
り、シフト反応部3及びCO選択酸化反応部4の温度を
調節するものである。
【0027】上記のように改質反応部1にて生成し、シ
フト反応部3及びCO選択酸化反応部4にてCO濃度を
低減した改質ガスはCO選択酸化反応部4から改質ガス
導出管17を通じて改質装置A外に供給し、燃料電池発
電システムの発電燃料等に利用できるものである。
【0028】改質装置Aの稼働を停止させるにあたって
は、燃焼部2への燃焼用燃料の供給を停止し、また改質
反応部1への原燃料及び水の供給を停止する。このとき
燃焼部2への燃焼用空気の供給は継続して行うものであ
る。また通気路切換装置31及び通気路上部蓋30を共
に閉状態となるように制御する。このとき燃焼用空気
は、改質反応部1及びCO選択酸化反応部4を冷却する
ための冷却用ガスとして作用し、燃焼用空気は第一通気
路18を通過して改質反応部1を冷却し、更に第三通気
路20を通過してCO選択酸化反応部4を冷却する。こ
の燃焼用空気の供給は、改質反応部1及びCO選択酸化
反応部4が常温まで冷却されるまで行うことが好まし
い。ここで、冷却用ガスとして、この燃焼用空気の供給
と加えて、冷却用空気路25からの冷却用空気の供給を
継続して行うことにより、更に冷却効率を向上すること
ができる。ここで第二通気路19は上部において通気路
上部蓋30にて外部から遮断されて、第二通気路19内
の熱が上方へ放熱することが防止されており、また下部
において通気路切換装置31にて接続路21と遮断され
て第二通気路19内に燃焼用空気や冷却用空気が供給さ
れないため、冷却されずに保温されるものである。この
ようにして、改質反応部1及びCO選択酸化反応部4が
冷却されて常温になるまで燃焼用空気や冷却用空気を供
給するものであり、一方シフト反応部3を好ましくは1
00〜200℃の範囲で保温するものである。このとき
改質反応部1を構成する改質反応管11a及びCO選択
酸化反応部4を構成するCO酸化反応管11cを上記の
ように螺旋状に形成することにより、反応管の表面積を
向上して冷却効率を向上し、改質反応部1及びCO選択
酸化反応部4において水蒸気の凝結を速やかに行うこと
ができるものである。冷却用ガスは、最終的には第三通
気路20の上部開口34から改質装置A外に排出され
る。
【0029】このようにすると、保温されているシフト
反応部3内においては水蒸気の凝結は起こらず、一方、
改質反応部1及びCO選択酸化反応部4内は、温度低下
のために減圧され、シフト反応部3内に残存する水蒸気
は、改質反応部1及びCO選択酸化反応部4に流れ込ん
で凝結する。そのため、改質装置Aの停止時にシフト反
応部3内のシフト触媒が吸水することを防ぐことがで
き、次回起動時にシフト触媒の温度が上昇しても、水分
の蒸発によりシフト触媒が崩壊することを防止すること
ができるものである。
【0030】図2は本発明の他の実施の形態を示すもの
であり、第二通気路19内において、シフト反応部3の
内側に、加熱手段として電熱線等のようなヒータ10を
配置し、改質装置Aの停止時にヒータ10にて第二通気
路19を加熱してシフト反応部3を保温するようにした
以外は、上記の図1に示す実施の形態と同様の構成を有
するものである。このようにすると、改質装置Aの停止
時に、第二通気路19内はヒータ10にて加熱され、ま
た第二通気路19は上部において通気路上部蓋30によ
り外部から遮断されて、第二通気路19内の熱が上方へ
放熱することが防止されており、また下部においては通
気路切換装置31により接続路21と遮断されて第二通
気路19内に燃焼用空気や冷却用空気が供給されないた
め、冷却されずに保温されるものであり、更にヒータ1
0にてシフト反応部3の保温を安定して行うことができ
るものであり、シフト反応部3内での水蒸気の凝結を確
実に防止することができるものである。
【0031】図3は本発明の更に他の実施の形態を示す
ものであり、原燃料供給管15から置換ガス供給管6を
分岐させて設け、この置換ガス供給管6を改質反応部−
シフト反応部接続管7に合流させて接続したものであ
る。またこの原燃料供給管15と置換ガス供給管6との
分岐点には、原燃料供給管15の流通を開閉すると共
に、原燃料供給管15の上流側と置換ガス供給管6との
間の流通を開閉して原燃料の流路を切り換えるように制
御される切換弁5を設けたものである。この切換弁5は
改質装置Aの稼働時に原燃料を改質反応部1へ供給し、
改質装置Aの停止時に原燃料をシフト反応部3へ供給す
る切換手段として設けたものである。他の構成は、上記
の図1に示す実施の形態と同様である。
【0032】改質装置Aの起動時は、切替弁5を、原燃
料供給管15の流通が開状態、原燃料供給管15の上流
側と置換ガス供給管6との間の流通が閉状態となるよう
に制御することにより、原燃料を改質反応部1に供給
し、図1に示すものと同様にして原燃料ガスの改質を行
う。そして改質装置Aの停止時には、図1に示す場合と
同様に改質反応部1及びCO選択酸化反応部4の冷却、
及びシフト反応部3の保温を行うと共に、更に切換弁5
を、原燃料供給管15の流通が閉状態、原燃料供給管1
5の上流側と置換ガス供給管6との間の流通が開状態と
なるように制御することにより、原燃料をシフト反応部
3へ送り、シフト反応部3内の気体を原燃料と置換する
ことにより、水蒸気をシフト反応部3から除去して、シ
フト反応部3内にて水蒸気が凝結することを確実に防止
することができるものである。シフト反応部3内の気体
が置換されたら、切換弁5を、原燃料供給管15の流通
と、原燃料供給管15の上流側と置換ガス供給管6との
間の流通が共に閉状態となるように制御することによ
り、シフト反応部3への原燃料の供給を停止するもので
ある。
【0033】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る改
質装置は、原燃料と水蒸気とから水蒸気改質反応により
水素リッチな改質ガスを生成する改質反応部、改質反応
部で生成された改質ガス中のCO濃度を水性シフト反応
によって低減させるシフト反応部、シフト反応部で低減
された改質ガス中のCO濃度をCO選択酸化反応によっ
て更に低減するCO選択酸化反応部、及び各反応部へ熱
エネルギーを供給する燃焼部を具備する改質装置であっ
て、改質装置の停止時に冷却用ガスが供給されて改質反
応部及びCO選択酸化反応部を冷却する熱伝通路を具備
するため、改質装置の稼働を停止した際に冷却用ガスに
て改質反応部とCO選択酸化反応部を冷却することによ
り、改質反応部内及びCO選択酸化反応部内を減圧し、
シフト反応部内の水蒸気を改質反応部及びCO選択酸化
反応部内に流入させて改質反応部内及びCO選択酸化反
応部内にて凝結させることができるものであり、シフト
反応部内で水蒸気が凝結してシフト触媒が吸水すること
を防ぐことができ、次回の改質装置起動時にシフト反応
部内のシフト触媒中の水分が蒸発してシフト触媒が崩壊
することを防止し、起動・停止を繰り返してもシフト触
媒の劣化が起こらず、シフト触媒の長寿命化を図ること
ができるものである。従ってこのような改質装置にて、
小型可搬型の燃料電池発電システムの長寿命化を図るこ
とができるものである。
【0034】また本発明の請求項2に係る改質装置は、
請求項1の構成に加えて、改質装置の停止時にシフト反
応部を加熱する加熱手段を具備するため、改質装置の停
止時におけるシフト反応部における水蒸気の凝結を確実
に防止することができるものである。
【0035】また本発明の請求項3に係る改質装置は、
請求項2の構成に加えて、加熱手段としてヒータを具備
するため、改質装置の停止時におけるシフト反応部にお
ける水蒸気の凝結を確実に防止することができるもので
ある。
【0036】また本発明の請求項4に係る改質装置は、
請求項1乃至3のいずれかの構成に加えて、内部に改質
反応部、シフト反応部及びCO選択酸化反応部が配設さ
れ、改質装置の稼働時に燃焼部からの熱エネルギーが供
給されて改質反応部、シフト反応部及びCO選択酸化反
応部を加熱し、改質装置の停止時に冷却用ガスが供給さ
れる熱伝通路を具備すると共に、改質装置の停止時にシ
フト反応部の周囲への冷却用ガスの流入を遮断する遮断
手段を熱伝通路に具備するため、改質装置の停止時にシ
フト反応部が冷却用ガスにて冷却されることを防ぎ、シ
フト反応部における水蒸気の凝結を確実に防止すること
ができるものである。
【0037】また本発明の請求項5に係る改質装置は、
請求項1乃至4のいずれかの構成に加えて、改質装置の
稼働時に原燃料を改質反応部へ供給し、改質装置の停止
時に原燃料をシフト反応部へ供給する切換手段を備える
ため、改質装置の停止時にシフト反応部内の気体を原燃
料にて置換して、シフト反応部内の水蒸気を除去するこ
とができ、シフト反応部における水蒸気の凝結を確実に
防止することができるものである。
【0038】また本発明の請求項6に係る改質装置は、
請求項1乃至5のいずれかの構成に加えて、改質反応
部、シフト反応部及びCO選択酸化反応部を螺旋状の反
応管として形成するため、各反応部の表面積を大きくす
ることができ、各反応部の加熱時における加熱効率を向
上して改質装置の起動性を向上することができ、また改
質装置の停止時における改質反応部及びCO選択酸化反
応部の冷却効率を向上して改質反応部及びCO選択酸化
反応部において水蒸気を速やかに凝結させて、シフト反
応部における水蒸気の凝結を確実に防止することができ
るものである。
【0039】また本発明の請求項7に係る改質装置は、
請求項1乃至6のいずれかの構成に加えて、内部に改質
反応部、シフト反応部及びCO選択酸化反応部が配設さ
れ、改質装置の稼働時に燃焼部からの熱エネルギーが供
給されて改質反応部、シフト反応部及びCO選択酸化反
応部を加熱し、改質装置の停止時に冷却用ガスが供給さ
れる熱伝通路を具備すると共に、改質装置の稼働時にシ
フト反応部の周囲と改質装置外部とを連通し、改質装置
の停止時にシフト反応部の周囲と改質装置外部とを遮断
する遮断手段を熱伝通路に具備するため、改質装置の停
止時に、シフト反応部から熱エネルギーが改質装置外に
放出されることを抑制してシフト反応部の温度低下を抑
制し、シフト反応部における水蒸気の凝結を確実に防止
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す概略断面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の他例を示す概略断面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の更に他例を示す概略断面
図である。
【図4】通気路上部蓋又は通気路切換装置の概略を示す
ものであり、(a)(b)はそれぞれ閉状態を示す底面
図及び正面図、(c)(d)はそれぞれ閉状態から開状
態へ移行する様子を示す底面図及び正面図である。
【符号の説明】
A 改質装置 1 改質反応部 2 燃焼部 3 シフト反応部 4 CO選択酸化反応部 9 熱伝通路 10 ヒータ 11a 改質反応管 11b シフト反応管 11c CO酸化反応管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原燃料と水蒸気とから水蒸気改質反応に
    より水素リッチな改質ガスを生成する改質反応部、改質
    反応部で生成された改質ガス中のCO濃度を水性シフト
    反応によって低減させるシフト反応部、シフト反応部で
    低減された改質ガス中のCO濃度をCO選択酸化反応に
    よって更に低減するCO選択酸化反応部、及び各反応部
    へ熱エネルギーを供給する燃焼部を具備する改質装置で
    あって、改質装置の停止時に冷却用ガスが供給されて改
    質反応部及びCO選択酸化反応部を冷却する熱伝通路を
    具備して成ることを特徴とする改質装置。
  2. 【請求項2】 改質装置の停止時にシフト反応部を加熱
    する加熱手段を具備して成ることを特徴とする請求項1
    に記載の改質装置。
  3. 【請求項3】 加熱手段としてヒータを具備して成るこ
    とを特徴とする請求項2に記載の改質装置。
  4. 【請求項4】 内部に改質反応部、シフト反応部及びC
    O選択酸化反応部が配設され、改質装置の稼働時に燃焼
    部からの熱エネルギーが供給されて改質反応部、シフト
    反応部及びCO選択酸化反応部を加熱し、改質装置の停
    止時に冷却用ガスが供給される熱伝通路を具備すると共
    に、改質装置の停止時にシフト反応部の周囲への冷却用
    ガスの流入を遮断する遮断手段を熱伝通路に具備して成
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    改質装置。
  5. 【請求項5】 改質装置の稼働時に原燃料を改質反応部
    へ供給し、改質装置の停止時に原燃料をシフト反応部へ
    供給する切換手段を備えて成ることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の改質装置。
  6. 【請求項6】 改質反応部、シフト反応部及びCO選択
    酸化反応部を螺旋状の反応管として形成して成ることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の改質装
    置。
  7. 【請求項7】 内部に改質反応部、シフト反応部及びC
    O選択酸化反応部が配設され、改質装置の稼働時に燃焼
    部からの熱エネルギーが供給されて改質反応部、シフト
    反応部及びCO選択酸化反応部を加熱し、改質装置の停
    止時に冷却用ガスが供給される熱伝通路を具備すると共
    に、改質装置の稼働時にシフト反応部の周囲と改質装置
    外部とを連通し、改質装置の停止時にシフト反応部の周
    囲と改質装置外部とを遮断する遮断手段を熱伝通路に具
    備して成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載の改質装置。
JP11023731A 1999-02-01 1999-02-01 改質装置 Pending JP2000219501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11023731A JP2000219501A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 改質装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11023731A JP2000219501A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 改質装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000219501A true JP2000219501A (ja) 2000-08-08

Family

ID=12118469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11023731A Pending JP2000219501A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 改質装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000219501A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054911A (ja) * 2001-08-08 2003-02-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 一酸化炭素除去方法
WO2003078311A1 (fr) * 2002-03-15 2003-09-25 Matsushita Electric Works, Ltd. Dispositif de reformage et son mode de fonctionnement
JP2005206457A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水素生成装置、水素生成装置を用いた燃料電池システム
JP2008174420A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 T Rad Co Ltd 改質器の保温方法
JP2008266118A (ja) * 2007-03-29 2008-11-06 Aisin Seiki Co Ltd 改質装置システム
US20110014528A1 (en) * 2009-01-19 2011-01-20 Yukimune Kani Hydrogen generation apparatus, fuel cell system and method of shutting down hydrogen generation apparatus

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054911A (ja) * 2001-08-08 2003-02-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 一酸化炭素除去方法
WO2003078311A1 (fr) * 2002-03-15 2003-09-25 Matsushita Electric Works, Ltd. Dispositif de reformage et son mode de fonctionnement
CN1304275C (zh) * 2002-03-15 2007-03-14 松下电工株式会社 重整装置
JP2005206457A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水素生成装置、水素生成装置を用いた燃料電池システム
JP2008174420A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 T Rad Co Ltd 改質器の保温方法
JP2008266118A (ja) * 2007-03-29 2008-11-06 Aisin Seiki Co Ltd 改質装置システム
US20110014528A1 (en) * 2009-01-19 2011-01-20 Yukimune Kani Hydrogen generation apparatus, fuel cell system and method of shutting down hydrogen generation apparatus
US8702823B2 (en) * 2009-01-19 2014-04-22 Panasonic Corporation Hydrogen generation apparatus, fuel cell system and method of shutting down hydrogen generation apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2582151C (en) Hydrogen generation and energy production assemblies
CA2594394C (en) Method of starting-up solid oxide fuel cell system
WO1996026892A1 (fr) Generateur d'hydrogene
JPH07315801A (ja) 高純度水素製造システム、高純度水素の製造方法及び燃料電池システム
JPH10330101A (ja) 水素製造装置及び水素製造方法
JP2000095504A (ja) 改質装置
JP2009242171A (ja) 水素製造装置、およびそれを用いた燃料電池システム
JP5103236B2 (ja) 改質装置
JP4215539B2 (ja) 脱硫器及び脱硫方法
JP2000219501A (ja) 改質装置
JP3872491B2 (ja) 燃料電池用の改質器および燃料電池システム
JPH08119602A (ja) 燃料改質装置
JP4464230B2 (ja) 改質装置および方法ならびに燃料電池システム
JP2008303134A (ja) 水素製造装置およびその停止方法
JP5807167B2 (ja) 水素生成装置
JP3405839B2 (ja) 転化器
JP4486832B2 (ja) 水蒸気改質システム
JP2004175582A (ja) 自己酸化内部加熱型水蒸気改質システムとその起動方法
JP2000327304A (ja) 水素発生装置
JP2004323285A (ja) 水素製造システム
JP2000095506A (ja) 燃料改質装置
JP4278393B2 (ja) 水素製造装置および燃料電池システム
JP2005216615A (ja) 燃料処理装置及び燃料電池発電システム
JPH10324501A (ja) 一酸化炭素除去装置及び一酸化炭素除去装置の起動方法
JP3663653B2 (ja) 水素発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205